JP6298340B2 - 呼吸音解析装置及び呼吸音解析方法、並びにコンピュータプログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Description
本実施形態に係る呼吸音解析装置は、呼吸音から所定の時間間隔で連続性ラ音を含む呼吸音成分を取得する成分取得手段と、前記呼吸音成分に含まれる所定の特徴に対応する周波数を取得する周波数取得手段と、前記所定の時間間隔ごとに、前記所定の特徴に対応する周波数と所定の閾値との関係に基づいて、前記呼吸音成分に含まれる笛声音成分と類鼾音成分とを判定する判定手段と、前記判定手段による過去の判定結果に基づいて、前記所定の閾値を調整する調整手段とを備える。
本実施形態に係る呼吸音解析装置の一態様では、前記所定の特徴は、極大値である。
本実施形態に係る呼吸音解析装置の他の態様では、前記判定手段は、前記呼吸音成分に含まれる前記笛声音成分と前記類鼾音成分との割合を判定する。
本実施形態に係る呼吸音解析装置の他の態様では、前記調整手段は、前記過去の判定結果に近い判定結果となる方向に、前記閾値を調整する。
上述した過去の判定結果に近い判定結果となるように閾値を調整する態様では、前記調整手段は、前記過去の判定結果が前記笛声音成分である場合には、前記所定の閾値が低くなるように調整し、前記過去の判定結果が前記類鼾音成分である場合には、前記所定の閾値が高くなるように調整してもよい。
本実施形態に係る呼吸音解析装置の他の態様では、前記調整手段は、複数回の前記過去の判定結果に基づいて、前記所定の閾値を調整する。
上述した複数回の過去の判定結果に基づいて閾値を調整する態様では、前記調整手段は、複数回の前記過去の判定結果について、過去のものであるほど影響が小さくなるように重み付けを行ってもよい。
本実施形態に係る呼吸音解析装置の他の態様では、前記所定の閾値は、前記所定の特徴に対応する周波数に応じて変動するものである。
本実施形態に係る呼吸音解析方法は、呼吸音から所定の時間間隔で連続性ラ音を含む呼吸音成分を取得する成分取得工程と、前記呼吸音成分に含まれる所定の特徴に対応する周波数を取得する周波数取得工程と、前記所定の特徴に対応する周波数と、所定の閾値との関係に基づいて、前記呼吸音成分に含まれる笛声音成分と類鼾音成分とを判定する判定工程と、前記判定工程による過去の判定結果に基づいて、前記所定の閾値を調整する調整工程とを備える。
本実施形態に係るコンピュータプログラムは、呼吸音から所定の時間間隔で連続性ラ音を含む呼吸音成分を取得する成分取得工程と、前記呼吸音成分に含まれる所定の特徴に対応する周波数を取得する周波数取得工程と、前記所定の特徴に対応する周波数と、所定の閾値との関係に基づいて、前記呼吸音成分に含まれる笛声音成分と類鼾音成分とを判定する判定工程と、前記判定工程による過去の判定結果に基づいて、前記所定の閾値を調整する調整工程とをコンピュータに実行させる。
本実施形態に係る記録媒体は、上述したコンピュータプログラムが記録されている。
第1実施例に係る呼吸音解析装置について、図1から図10を参照して説明する。
先ず、第1実施例に係る呼吸音解析装置の全体構成について、図1を参照して説明する。ここに図1は、第1実施例に係る呼吸音解析装置の全体構成を示すブロック図である。
次に、第1実施例に係る呼吸音解析装置の動作について、図2を参照して説明する。ここに図2は、本実施例に係る呼吸音解析装置の動作を示すフローチャートである。
次に、図9及び図10において解析結果の具体例を挙げて、本実施例の利点について詳細に説明する。ここに図9は、第1実施例及び比較例に係る呼吸音解析装置により笛声音を解析する例を示す概念図である。また図10は、第1実施例及び比較例に係る呼吸音解析装置により類鼾音を解析する例を示す概念図である。なお、以下では、変動する閾値(図5及び図6を参照)を用いる本実施例に係る呼吸音解析装置、と、単一閾値(250Hz)を用いる比較例に係る呼吸音解析装置とで、笛声音及び類鼾音の各々スペクトルを解析する場合を考える。なお、笛声音及び類鼾音の判定は、時刻t1〜t7で行われるものとする。
続いて、第2実施例に係る呼吸音解析装置について、図11及び図12を参照して説明する。ここに図11は、第2実施例に係る閾値の調整方法を示す図である。また図12は、第2実施例に係る閾値の調整後の値を示すグラフである。なお、第2実施例は、上述した第1実施例と比べて一部の動作が異なるのみであり、その構成や他の動作については概ね同様である。このため、以下では既に説明した第1実施例と異なる部分について詳細に説明し、他の重複する部分については適宜説明を省略するものとする。
続いて、第3実施例に係る呼吸音解析装置について、図13を参照して説明する。ここに図13は、第3実施例に係る閾値の初期値を示すグラフである。なお、第3実施例は、上述した第1及び第2実施例と比べて一部の動作が異なるのみであり、その構成や他の動作については概ね同様である。このため、以下では既に説明した第1及び第2実施例と異なる部分について詳細に説明し、他の重複する部分については適宜説明を省略するものとする。
120 信号記憶部
125 信号処理部
130 音声出力部
140 表示部
200 処理部
210 周波数解析部
220 連続性ラ音検出部
230 ピーク周波数検出部
240 笛声音/類鼾音判定部
250 判定結果保持部
260 閾値関数選択部
270 画像生成部
Claims (8)
- 呼吸音から所定の時間間隔で連続性ラ音を含む呼吸音成分を取得する成分取得手段と、
前記呼吸音成分に含まれる所定の特徴に対応する周波数を取得する周波数取得手段と、
前記所定の時間間隔ごとに、前記所定の特徴に対応する周波数と所定の閾値との関係に基づいて、前記呼吸音成分に含まれる笛声音成分と類鼾音成分とを判定する判定手段と、
前記判定手段による過去の判定結果が笛声音成分である場合には、前記閾値が低くなるように調整し、前記判定手段による過去の判定結果が類鼾音成分である場合には、前記閾値が高くなるように調整する調整手段と
を備えることを特徴とする呼吸音解析装置。 - 前記所定の特徴は、極大値であることを特徴とする請求項1に記載の呼吸音解析装置。
- 前記調整手段は、複数回の前記過去の判定結果に基づいて、前記所定の閾値を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の呼吸音解析装置。
- 前記調整手段は、複数回の前記過去の判定結果について、過去のものであるほど影響が小さくなるように重み付けを行うことを特徴とする請求項3に記載の呼吸音解析装置。
- 呼吸音信号を周波数解析して、所定の特徴に対応する周波数を取得する周波数取得手段と、
前記所定の特徴に対応する周波数が所定の閾値よりも高い場合には、前記呼吸音信号に含まれる連続性ラ音の成分が笛声音であると判定し、前記所定の特徴に対応する周波数が前記所定の閾値よりも低い場合には、前記呼吸音信号に含まれる連続性ラ音の成分が類鼾音であると判定する判定手段と、
所定時間前の前記判定手段の判定結果が笛声音であった場合には、前記閾値が低くなるように調整し、前記所定時間前の前記判定手段の判定結果が類鼾音であった場合には、前記閾値が高くなるように調整する調整手段と、
を備えることを特徴とする呼吸音解析装置。 - 呼吸音から所定の時間間隔で連続性ラ音を含む呼吸音成分を取得する成分取得工程と、
前記呼吸音成分に含まれる所定の特徴に対応する周波数を取得する周波数取得工程と、
前記所定の特徴に対応する周波数と、所定の閾値との関係に基づいて、前記呼吸音成分に含まれる笛声音成分と類鼾音成分とを判定する判定工程と、
前記判定工程による過去の判定結果が笛声音成分である場合には、前記閾値が低くなるように調整し、前記判定手段による過去の判定結果が類鼾音成分である場合には、前記閾値が高くなるように調整する調整工程と
を備えることを特徴とする呼吸音解析方法。 - 呼吸音から所定の時間間隔で連続性ラ音を含む呼吸音成分を取得する成分取得工程と、
前記呼吸音成分に含まれる所定の特徴に対応する周波数を取得する周波数取得工程と、
前記所定の特徴に対応する周波数と、所定の閾値との関係に基づいて、前記呼吸音成分に含まれる笛声音成分と類鼾音成分とを判定する判定工程と、
前記判定工程による過去の判定結果が笛声音成分である場合には、前記閾値が低くなるように調整し、前記判定手段による過去の判定結果が類鼾音成分である場合には、前記閾値が高くなるように調整する調整工程と
をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項7に記載のコンピュータプログラムが記録されていることを特徴とする記録媒体。
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