JP6296736B2 - 経路制御装置 - Google Patents
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Description
なお、本発明に関連性がある先行技術としては、以下に列記する特許文献1〜6があった。
対応するユーザのパケットを転送するためのルーティング情報を格納するルーティングテーブルと、上記ルーティングテーブルを参照して対応するユーザのパケットの転送を制御するルーティング手段とを有する」ことにより、「IP網を利用した仮想私設網のセキュリティを向上させる」点に特徴がある仮想私設網サービスを提供するシステム…特許文献1
前記特定ユーザ毎に予め割り当てられた第1のデータ中継装置を前記バックボーンネットワークに設け、該第1のデータ中継装置内に設けられた経路情報テーブルに予め記憶された経路情報を用いて、該特定ユーザのパケットデータを中継するデータ中継工程を備え、第2のデータ中継装置を介して前記第1のデータ中継装置と前記特定ユーザのネットワーク間でデータ転送経路を確立させる確立工程と、前記確立されたデータ転送経路を介して、前記第1のデータ中継装置と前記特定ユーザのネットワーク間で、該特定ユーザに関わるデータ中継用の経路情報を交換する交換工程と、前記交換された経路情報を前記第1のデータ中継装置内の前記経路情報テーブルに記憶させる記憶工程とをさらに含む」ことによって、「PEルータのルーティング制御にかかる処理負荷を軽減し、データ中継を効率良く行う」点に特徴があるデータ中継方法…特許文献2
Tunneling Protocol)ネットワークを介して通信端末とインターネットとを接続するためのパケット転送装置であって、優先度と経路を選択する方法を関連づける優先ポリシーが設定され、L2TPネットワーク内の複数のルータを用い形成された複数の物理的経路のうちのひとつを選択するためのプロトコル処理部と、受信したパケットを、前記プロトコル処理部に転送すると共に、前記プロトコル処理部から受信したパケットを入出力回線上の通信プロトコルに変換して送出する複数の回線インタフェースと、前記プロトコル処理部から受信したパケットを、所定のアドレスに従い出力ポートが存在する前記回線インタフェースに接続されるプロトコル処理部へ転送するスイッチと、通信端末を使用するユーザのユーザIDに対して、L2TPトンネル及びセッションの接続先となる宛先アドレス、流量閾値、優先度を設定したユーザ情報テーブルと、L2TPトンネル及びセッションの接続先となる宛先アドレス毎に、宛先サブネットに対する全経路について、各経路識別子と、各経路に含まれるルータのルータアドレス、各経路の宛先サブネットに対する近さ又は転送の遅さを表した数値であるメトリック値を記憶した経路管理テーブルとを備え、前記プロトコル処理部は、L2TPのトンネル及びセッションが確立したとき、ユーザを識別するための識別子毎に、前記ユーザ情報テーブルで定義されたユーザに対するL2TPトンネル及びセッションの接続先となる宛先アドレス及び流量閾値及び優先度とを記憶したユーザ管理テーブルを作成し、前記回線インタフェースから受信したパケットに対し、該ユーザを識別するための識別子に基づき、ユーザ毎に、パケット流量を検出し、前記ユーザ管理テーブルを参照して、流量閾値と優先度を得て、流量閾値とパケット流量を比較し、パケット流量が流量閾値を超過している場合に、L2TPトンネル及びセッションの接続先となる宛先アドレスに従い、転送先経路を前記経路管理テーブルを参照し、前記ユーザ管理テーブルから得た優先度に応じて、論理的に同じL2TPトンネル内で且つデフォルトの経路とメトリック値の異なる他の物理的な経路に切替えるという優先ポリシーに従い、転送先経路を選択し、通信端末から受信したデータに、前記経路管理テーブルに含まれる、経由するルータのルータアドレスを指定するためのソースルーティングオプションを付加し、L2TPトンネル内で使用されるヘッダを付加するためのL2TPカプセル化処理を実行し、転送先のルータの指示をする」ことにより、「物理的経路の切替えを実現する」点に特徴があるパケット転送装置…特許文献3
図1は、本発明の第一および第二の実施形態の構成を示す図である。
図において、ノード10-1〜10-9は、同図に示すように地理的に隔たったサイトに設置され、これらのノード10-1〜10-9の間には、ハンチングが施された太線が形成される。
以下では、このような共用の下で、ユーザA、B、C、Dによって並行してあるいは適宜形成されるべき通信経路は、図1に太線と細線とで個別に示すように2つずつであると仮定する。
なお、以下では、通信経路の端または節に介在するノードに共通の事項については、ノード10-1〜10-9の何れにも備えられ、あるいは該当し得ることを意味する添え文字「c」を関連する要素の符号に付加して記述する。
本実施形態では、ノード10-cは、図2(a)に示すように、そのノード10-cが端または節として介在し得る個々の通信経路に対応し、かつ以下のフィールドの組み合わせからなるレコードの列として構成された通信制御レジスタ20-cを有する。
b) 関与すべきノードや伝送区間について、故障の形態や有無または、稼働時間の実績等について満たされるべき条件
d) 確保されるべき伝送量(伝送帯域)
図4は、本実施形態の第一の実施形態における各ノードの連係を示す図である。
以下、図1〜図4を参照して、本実施形態の動作を説明する。
(3-1) 「経路要求パケット」で示される通信経路の末端に、自ノードが該当するか否か判定する(図3ステップS7,図4(7))。
本実施形態では、ノード10-cは、図2(b)に示す既述の付帯条件レジスタ30-cに併せて、図5に示す短期ルーティングテーブル50-cを有する。
図7は、本実施形態の第二の実施形態における各ノードの連係を示す図である。
以下、図1、図2、図5〜図7を参照して、本実施形態の動作を説明する。
ノード10-1は、通信経路12Aが新たに形成されるべききっかけが与えられると、以下の処理を行う。
(3-1) 「経路要求パケット」で示される通信経路の末端に、自ノードが該当するか判定する(図6ステップS7,図7(7))。
(3-2) 該当する場合には、後述する「経路要求応答処理」を行う(図6ステップS8,図7(8))。
(2) ノード10-1〜10-9によって行われる処理の手順やアルゴリズム
(3) このような処理を実現するためにノード10-1〜10-9によって行われる連係(機能分散および負荷分散)の形態
Link State Routing)方式等のようなプロアクティブ型のルーティングプロトコルであっても、各ノードに備えられるルーティングテーブルに、通信経路を示す識別子とユーザ識別子とが含まれることによって、同様に適用可能である。
(2) 通信が行われるべきインターバル(周期)や期間の長さ
(3) ノード10-1〜10-9の負荷や資源
(5) 個々のノードが設置されたサイトにおける地形、地物の分布、電力事情
(6) 通信経路、ノード、物理的な伝送区間の全てまたは一部毎に評価され、あるいは実測された通信時間、伝送品質(回線事情)、電源事情
(1-1) 伝送速度、伝送品質、ホップ数、見通し距離内か否か、
(1-2) 故障中、休止中、動作の正常性、実績稼働時間その他の系構成情報
(2-1) 駆動電力を供給するバッテリの残容量
(2-2) その残容量が枯渇し、もしくは所定の下限値を下回る時刻、またはその時刻までの時間
(2-3) 上記バッテリに対する充電の可否や効率
(3-1) 伝送情報の情報量
(3-2) 伝送情報の転送によって達成される応答性や実時間性の許否
(4-1) 他のユーザによって形成されるべき、あるいは形成されている通信経路に介在(関与)するノードの分布
(4-2) これらの通信経路の形成のために各ノードで適用されている資源の分布や実体
(4-3) ノード10-1〜10-9の間に物理的に形成されている伝送路の余剰の伝送帯域、伝送品質、伝送速度の分布や実体
11 伝送区間
12 通信経路
20 通信制御レジスタ
30 付帯条件レジスタ
50 短期ルーティングテーブル
Claims (3)
- 複数pのユーザの全てもしくは一部に属する通信経路の送信端となり得る通信ノードにおいて、前記通信経路の形成または更新にかかわる処理を行う経路制御装置であって、
送信要求が発生したとき、前記通信ノードを示すノード識別子に併せて、前記複数pのユーザの内、前記送信要求が属する特定のユーザを示すユーザ識別子を含むルートリクエストを近隣のノードに送信するルートリクエスト手段と、
前記ルートリクエストに対して前記ユーザ識別子を含む応答を受信したとき、前記ユーザ識別子で示される特定のユーザに属し、かつ前記送信要求の対象であるデータの送信に供されるべき通信経路を前記応答に含まれるノード識別子の列として識別する経路識別手段と
を備えたことを特徴とする経路制御装置。 - 複数pのユーザの全てもしくは一部に属する通信経路の中継端となり得る通信ノードにおいて、前記通信経路の形成または更新にかかわる処理を前記複数pのユーザ毎に行う経路制御装置であって、
前記複数pのユーザの内、前記通信ノード以外のノードで発生した送信要求が属する特定のユーザを示すユーザ識別子を含んだルートリクエストを受信したとき、前記通信ノードを示すノード識別子を前記ルートリクエストに付加して近隣のノードに送信するフラッティング手段を備えた
ことを特徴とする経路制御装置。 - 複数pのユーザの全てもしくは一部に属する通信経路の宛先となり得る通信ノードにおいて、前記通信経路の形成または更新にかかわる処理を行う経路制御装置であって、
前記通信ノード以外のノードで発生した送信要求が属する特定のユーザを示すユーザ識別子を含んだルートリクエストの宛先に前記通信ノードが該当するとき、前記ルートリクエストに含まれるノード識別子の列で示される経路を介して前記送信要求が発生した送信ノード宛に、前記ルートリクエストに対する応答を送信する応答手段を備えた
ことを特徴とする経路制御装置。
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