JP2005311863A - トラフィック分散制御方法、制御装置及びネットワークシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】基幹ネットワークの各経路の混雑状況を考慮してトラフィック分散を図る。
【解決手段】ユーザ端末104がサービスサーバ103に接続する際に、サービスサーバのもつ複数のインターフェース1,2を選択するための指標として、ルータ105から送出されるトラフィック情報を集計するトラフィック情報集計サーバ101をネットワーク内に備え、得られた混雑情報をDNSサーバ102等に提供する。この混雑情報に基づき経路を選択することにより、基幹ネットワークの特定経路に対するトラッフィクの集中を回避することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トラフィック分散制御方法、制御装置及びネットワークシステムに係り、特に、基幹ネットワークのトラフィックを分散制御することを可能にしたトラフィック分散制御方法、制御装置及びこれを使用したネットワークシステムに関する。
近年、インターネットに代表されるコンピュータネットワークは、ブロードバンドと呼ばれる広帯域ネットワークの普及などにも見られるように急速に発展している。コンピュータネットワークとして代表的なIPネットワークは、接続機器数の増加により、IPアドレスが枯渇するという問題が発生してきており、これに対応した次世代プロトコルIPV6が登場している。また、ブロードバンドの普及による末端ネットワーク帯域の増大は、映像ストリーミングの配信等、大容量コンテンツを配信するサービスの実現を可能とした。このような新サービスにより、ネットワークでのトラフィックは、今後益々増大すると予想されており、QoS技術やトラフィック分散技術に対する関心が高まっている。
トラフィック分散を行うための従来技術として、例えば、非特許文献1に記載されているようなDNSを用いたDNSラウンドロビンを用いる方法や、非特許文献2に記載されているようなIPソースルーティングを用いる方法等の様々な方法が知られている。DNSラウンドロビンを用いる方法は、DNSサーバに単一のドメイン名に対して複数のIPアドレスを登録しておき、ドメイン名に対応したIPアドレスを要求するDNS問い合わせに対し、問い合わせ毎に複数登録されたIPアドレスの中から順次異なるIPアドレスを返信することによってトラフィックの分散を実現するというものである。この方法は、クライアントからサーバへのコネクションを張るPULL型サービスにおけるトラフィック分散に使用して好適なものである。一方、ソースルーティングを用いる方法は、IPパケットヘッダ中に埋め込むことができるソースルーティングオプションを利用することにより送信元ノードがパケット送出経路を直接指定してトラフィックの分散を実現するというものである。この方法は、サーバからクライアントへコネクションを張るPUSH型サービスにおけるトラフィック分散に使用して好適なものである。
ネットワークのトラフィック分散を図るためにパケット送出経路を選択する基準には、DNSラウンドロビンのように単純に順次異なる経路を選ぶ方法の他に、各経路の中で最もコネクション数の少ない経路を選択する方法や、単位時間当たりに送受信したパケット数(バイト数)、ネットワークの通信速度等の値を基準とする方法や、それらの値を複合して基準値を求める方法等が知られている。これらのアルゴリズムは、様々なトラフィック分散装置で利用されており、例えば、特許文献1に記載された装置は、経路毎の通信速度に応じた重み付けを行っている。また、ソースルーティングの技術は、次世代プロトコルであるIPV6でもサポートされており、今後の機能強化が期待される技術である。
特開2000−22733号公報 Paul Albitz、Cricket Liu著 DNS and BIND Third Edition 1999.6.3 O'REILLY W.Richard Stevens著 TCP/IP Illustrated、Volume1 1994 Addison-Wesley Publishing Company
ブロードバンドの普及とともに映像ストリーミングの配信等の大容量のコンテンツ配信サービスが開始されつつあり、それに伴って、基幹ネットワークへの影響を考慮したトラフィック分散への要求が高まっている。しかし、前述した従来技術は、そのいずれも、サービスを実行するサーバに隣接した経路間でのトラフィック分散を行うことはできるが、より上位の基幹ネットワーク(バックボーン)に複数の経路がある場合に、この上位の経路のトラフィックを適切に分散するような経路選択を行うために必要な機能を持たないものである。
このため、前述した従来技術は、サーバに隣接した経路で均等にトラフィックを分散することができても、最終的により上位のネットワークの特定経路にトラフィックを集中させてしまう場合が生じるという問題点を有している。このような問題は、特に、都市圏のようなネットワークへの加入者数が多く網状にネットワークが施設されている地域において顕著である。
前述したような問題が生じる背景としては、以下に説明するような経緯がある。すなわち、元来、バックボーンと呼ばれる基幹ネットワークは、地理的に遠く離れた複数のネットワークを結ぶことを目的に施設されており、地理的に離れたノード間で通信を行う際の唯一の経路であった。しかし、近年のネットワーク網の発展と共に、バックボーン網と称されるほどにメッシュ状に幾重にも基幹経路が施設されつつある。すでに都市圏では、リング状に都市を囲むように複数の基幹ネットワークが施設されており、さながら環状首都高速と一般道路とのように右回りの経路、左回りの経路など多様な経路が存在する。このように、大容量コンテンツの配信サービスの出現による都市圏でのトラフィック増大とネットワーク網の発達にともなう都市圏での基幹ネットワークの迂回路の出現とが相まって、それら迂回路の有効活用ができないという新たな問題を生んでいる。
本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、基幹ネットワークの混雑状況を考慮した末端装置主導のトラフィック分散を図ることを可能にしたトラフィック分散制御方法、制御装置及びネットワークシステムを提供することにある。
本発明によれば前記目的は、情報の入出力を行うためのI/Oインターフェースを備え、当該I/Oインターフェースを介して、トラフィック分散対象ネットワークのトラフィック情報を取得し、メモリ上に保持されたプログラムをCPUが実行することにより、前記取得したトラフィック情報を加工し、加工した情報を前記I/Oインターフェースを介してネットワーク上の任意の機器に提供することにより達成される。
具体的に言えば、本発明は、サーバ、クライアント間(サービスサーバ、ユーザ端末間)の経路のうち、トラフィックが最も集中すると考えられる基幹ネットワーク上の特定の上位経路(バックボーン)の混雑情報を通知するトラフィック情報集計サーバをネットワーク上に新たに設置する。サーバ又はクライアントが、本発明により提供される混雑情報に基づいて経路選択をすることにより、上位経路の混雑状況を考慮した適切なトラフィック分散が可能となる。混雑情報の提供方法は、サーバからユーザ端末へコネクションを張るPUSH型サービスとユーザ端末からサーバへコネクションを張るPULL型サービスとで異なる。PUSH型サービスでは、サービスを実行するサーバへ混雑情報を提供し、また、PULL型サービスでは、直接ユーザ端末に混雑情報を提供する以外にも、DNSサーバに混雑情報を提供して間接的にユーザ端末のアクセス先を変更するというような方法を実施することができる。
本発明によれば、ネットワーク上の様々な装置に基幹ネットワークの混雑情報を提供することができ、これにより、基幹ネットワークの混雑状況を考慮した末端装置主導のトラフィック分散を図ることができる。
以下、本発明によるトラフィック分散制御方法、制御装置及びネットワークシステムの実施形態を図面により詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施形態によるネットワークシステムの全体の構成を示すブロック図であり、本発明をPULL型サービスに適用した場合の例である。図1において、101はトラフィック情報集計サーバ、102は拡張DNSサーバ、103はサービスサーバ、104はユーザ端末、105はルータ、106はアクセスポイント(AP)、107はネットワークトポロジ情報、108は混雑情報算出モジュール、109はDNSテーブルである。
本発明の第1の実施形態によるネットワークシステムは、図1に示すように、複数のルータ105を相互に網状に接続した基幹ネットワークと、それぞれのノード105にローカルネットワークを介して接続されているAP106と、各AP106に接続されているサービスサーバ103、ユーザ端末104と、基幹ネットワーク、ローカルネットワークの任意の場所に接続されていて、本発明によるトラフィック分散制御を実行するトラフィック情報集計サーバ101と、拡張DNSサーバ102とにより構成されている。トラフィック情報集計サーバ101は、基幹ネットワーク上の複数のルータ105のそれぞれから単位時間当たりに送受信したパケットのバイト数等のトラフィック情報を収集する機能を備え、内部に有する記憶装置内に、ネットワークトポロジ情報107と混雑情報算出モジュール108とを有している。また、拡張DNSサーバ102は、ドメイン名とアドレス情報との対応を管理するDNSテーブルを有している。
図1には、基幹ネットワークが3つのルータ105により構成されているとして示しているが、基幹ネットワークは、さらに多数のルータを備えて構成されていてよい、また、トラフィック情報集計サーバ101、拡張DNSサーバ102、サービスサーバ103も、それぞれ1つずつ示しているが、これらも複数備えられていてよい。
前述したように構成される本発明の第1の実施形態によるネットワークシステムは、PULL型サービスを実施するものとしており、この場合、ユーザ端末104がサービスを提供するサービスサーバ103に接続し、コンテンツのダウンロード等のサービスを享受する。サービスサーバ103は、ローカルネットワークの複数の経路1、2を介してそれぞれ異なるAP106に接続されている。
これら経路間でトラフィックを分散するための既存技術として、DNSラウンドロビン等の方法がある。DNSサーバは、ユーザ端末がサービスサーバにアクセスする最初のステップでサービスサーバのドメイン名に対応するサービスサーバアドレス(アクセス先)をユーザ端末へ提供する役割を担う既存のサーバである。DNSラウンドロビンによる方法は、サービスサーバのドメイン名(単一)に対して複数のサービスサーバアドレス(経路毎に存在)をDNSサーバに登録しておき、ユーザ端末からアドレス問い合わせがある毎に、順次異なるサービスサーバアドレスを提供することによりローカルネットワークの複数の経路におけるトラフィック分散を図る手法である。
本発明の実施形態おいては、トラフィック情報集計サーバ101をネットワークシステム内に設けており、このトラフィック情報集計サーバ101は、基幹ネットワーク上の複数のルータ105のそれぞれから単位時間当たりに送受信したパケットのバイト数等のトラフィック情報を収集し、この収集したトラフィック情報と当該装置の記憶領域に記録されたネットワークトポロジ情報107とに基づいて、混雑情報算出モジュール108を用い混雑情報を算出する。この混雑情報は、拡張DNSサーバ102が利用可能に拡張DNSサーバ102に送られ、拡張DNSサーバ102が、ユーザ端末104からのアドレス問い合わせに対して、基幹ネットワークの混雑度を考慮してサービスサーバアドレスを提供するために使用され、これにより、基幹ネットワークのトラフィック分散を図ることを可能としている。
図2は図1に示す実施形態においてユーザ端末104がサービスサーバ103に接続するまでのシーケンス図であり、次に、これについて説明する。
(1)ユーザ端末104がサービスサーバ103に接続する動作に先だって、まず、拡張DNSサーバ102には、トラフィック情報集計サーバ101から基幹ネットワーク上の各経路の混雑情報が提供され(シーケンス201)、また、サービスサーバ103からドメイン名とサービスサーバアドレスとの登録(DNS登録)が行われる(シーケンス202)。
(2)ユーザ端末104は、サービスサーバ103への接続に際して、まず、拡張DNSサーバ102にサービスサーバ103のドメイン名に対するアドレスを問い合わせる(シーケンス203)。
(3)ユーザ端末104は、シーケンス203での問い合わせに対するDNS応答により、サービスサーバ103のIPアドレスを取得し(シーケンス204)、取得したIPアドレスを使用して、アクセス先であるサービスサーバ103に対して接続を行う(シーケンス205)。
図3はトラフック情報集計サーバ101での処理動作を接続するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)トラフック情報集計サーバ101は、自身が起動されると(ステップ601)、新しいネットワークトポロジ情報が存在するか否かをチェックし(ステップ602)、新しいネットワークトポロジ情報が存在すれば、ネットワークトポロジ情報の更新を行い、更新されたネットワークトポロジ情報を記憶装置内のネットワークトポロジ情報履歴に追記する(ステップ603)。
(2)ステップ602のチェックで、新しいネットワークトポロジ情報が存在しなかった場合、または、ステップ603の処理の後、トラフック情報集計サーバ101は、ルータ105からトラフィック情報を取得しているか否かチェックし(ステップ604)、トラフィック情報を取得していれば、トラフィック情報の更新処理を行う(ステップ605)。
(3)ステップ604のチェックで、新しいトラフィック情報を取得していなかった場合、または、ステップ605の処理の後、トラフック情報集計サーバ101は、混雑情報の算出を行う。この混雑情報の算出アルゴリズムの詳細については後述する(ステップ606)。
(4)ステップ606での混雑度情報の算出後、拡張DNSサーバ102から混雑情報が要求されているか否かをチェックし(ステップ607)、混雑情報が要求されていたならば、算出した混雑情報を拡張DNSサーバ102に提供する(ステップ608)。
(5)ステップ607のチェックで、混雑情報が要求されていなかった場合、または、ステップ608の処理の後、ステップ602からの処理に戻って処理を繰り返す。
図4は図3におけるステップ606での混雑情報算出の処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する
(1)まず、トラフィック情報集計サーバのトラフィック情報収集対象となるネットワークについて、各ネットワーク間に定義できる送信元ネットワーク、宛先ネットワークの全ての組み合わせについて、次の処理を行うように設定する(ステップ902、903)。
(2)送信元ネットワークをs、宛先ネットワークをdとし、s,d間のホップ数をnとし、また、s,d間のiホップ目の混雑度をc[i]として、まず、s,d間のホップ数nを、後に詳細を説明するトポロジ情報から取得する(ステップ904)。
(3)次に、s,d間のiホップ目の混雑度c[i](0<i<n)を、後に詳細を説明する述べるトラフィック情報から取得する(ステップ905)。
(4)そして、s,d間の混雑度C(s,d)を、引数のうち最大の値を返す関数max( )を用いて、C(s,d)=max(c[1],c[2],・・・,c[n−1])と定義して算出する(ステップ906)。
前述した処理により算出された全てのs,dの組みに対する混雑度の表が混雑情報となる。
図5は混雑情報の例を示す図である。この混雑情報の例は、全てのs,dの組について、混雑度を求めた表となっており、ネットワーク1〜4の全ての組について、双方向のそれぞれの混雑度を示している。この表を用いることにより、任意のs,d間の混雑度を容易に知ることができる。
図6はルータ105が提供するトラフィック情報の内容を説明する図である。図6に示すように、トラフィック情報は、ルータが持つの各ポート(インターフェース)の帯域、送信バイト数、受信バイト数、測定時刻により構成される。図6に示す例では、ポートとして、1A、2A、3A、1Bを示しているが、数字がルータを識別する値を示し、A、Bが各ルータでのポートを識別する値を示す。
トラフィック情報集計サーバ101は、定期的に図6に示すようなトラフィック情報を取得することことにより、測定時刻を用いて単位時間当たりの送受信バイト数を求めることができ、また、混雑度(%)=(単位時間当たりの送受信バイト数/帯域)を計算することにより、当該経路の混雑度(%)を求めることができる。これらの図6に示す情報は、既存のSNMPに代表されるプロトコルを用いて取得することもできる。
図7はトラフィック情報集計サーバ101が持つネットワークトポロジ情報の内容について説明する図である。トポロジ情報は、各ルータのルーティングテーブル情報を収集することにより得ることができる。
いま、図7(a)に示すように、識別値1〜3の3つのルータのそれぞれが、ポート識別値A、Bを有して、各ポートにより、ルータ相互間が接続されているものとする。トポロジ情報は、各ルータ間に定義される送信元と宛て先との全ての組について、パケットの送出に使用するポート(インターフェース)を対応付けた図7(b)に示すような表になっており、例えば、ルータ1からルータ2へは1Bのポートからルータ2に対してパケットを送出することがわかる。また、この表をたどることでルータ間のホップ数を求めることができる。
図8はトラフック情報集計サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。図8において、701はCPU、702はI/Oインタフェース、703はメモリ、704は記憶装置、707はトラフィック情報履歴であり、他の符号は図1の場合と同一である。
トラフック情報集計サーバ101は、CPU701、I/Oインターフェース702、メモリ703及び磁気ディスク装置等の記憶装置704から構成されている。記憶装置704内の記憶流体内には、混雑情報算出モジュール108、ネットワークトポロジ情報107及びトラフィック情報履歴707が記録されている。そして、トラフック情報集計サーバ101は、起動すると、記憶領域から混雑情報算出モジュール108をメモリ703上へ読み込んでCPUにより実行される。混雑情報算出モジュール108は、必要に応じてネットワークトポロジ情報107やトラフィック情報履歴707を記憶領域からメモリ703上に読み出して利用する。ルータが送出するトラフィック情報は、I/Oインターフェース702を介してメモリ703上に読み込まれる。メモリ上に読み込まれたトラフィック情報は、記憶領域内のトラフィック情報履歴707にも追加され保存される。また、I/Oインターフェースを介してネットワークトポロジ情報が入力された場合についても、メモリ703上に保持されると共に記憶領域内にも記録される。
図9は本発明の第1の実施形態で使用する拡張DNSサーバの処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)問い合わせに対する応答に先立って、混雑情報が更新されているか否かのチェックを行い(ステップ501、502)、更新されていなければ、最新の混雑情報を取得して更新する(ステップ503)。
(2)ステップ502のチェックで、混雑情報が更新されていた場合、または、ステップ503の処理後、ユーザ端末104からDNS要求されたドメイン名が登録されているか否かをチェックし(ステップ504)、要求されたドメイン名が登録されていなかった場合、上位のDNSサーバへDNS要求を転送する(ステップ506)。
(3)ステップ504のチェックで、要求されたドメイン名が登録されていた場合、混雑度の最も低い基幹ネットワークの経路を通る宛先(IPアドレス)を選択し(ステップ505)、選択した宛先(IPアドレス)を、DNS応答としてユーザ端末に送信する(ステップ507)。
図10は本発明の第2の実施形態によるネットワークシステムの全体の構成を示すブロック図であり、本発明をPUSH型サービスに適用した場合の例である。図10において、203は拡張サービスサーバであり、他の符号は図1の場合と同一である。この本発明の第2の実施形態は、図1に示した本発明の第1の実施形態における拡張DNSサーバ102を無くし、サービスサーバにトラフィック情報集計サーバ101からの混雑情報を受領する機能を設けて、拡張サービスサーバ203としたものである。
本発明の第2の実施形態によるネットワークシステムは、PUSH型サービスを実施するものとしており、この場合、サービスを提供する拡張サービスサーバ203がユーザ端末104に接続し、コンテンツダウンロード等のサービスを提供する。拡張サービスサーバ203は、ローカルネットワークの複数の経路1、2を介してそれぞれ異なるAP106に接続されている。
これら経路間でトラフィックを分散するための既存技術として、単純に順次異なるインターフェースからパケットを送出する方法等が知られている。これにより、サービスサーバに隣接した経路間のトラフィック分散が可能となるが、さらに上位のネットワークでのトラフィック分散を図ることはできない。また、既存の技術は、ソースルーティングの技術を用いることにより、通常、途中経路上のルータが決定するパケット送受信の経路を、送出元のノードが決定することができるが、その経路設定を行うために必要な上位ネットワークの混雑度といった情報を取得するための機能を備えていない。
本発明の実施形態おいては、トラフィック情報集計サーバ101をネットワークシステム内に設けており、このトラフィック情報集計サーバ101は、基幹ネットワーク上の複数のルータ105のそれぞれから単位時間当たりに送受信したパケットのバイト数等のトラフィック情報を収集し、この収集したトラフィック情報と当該装置の記憶領域に記録されたネットワークトポロジ情報107とに基づいて、混雑情報算出モジュール108を用い混雑情報を算出する。この混雑情報は、拡張サービスサーバ203が利用可能に拡張サービスサーバ203に送られ、拡張サービスサーバ203が、この混雑情報を利用して経路の選択を行うようにし、これにより、基幹ネットワークのトラフィック分散を図ることを可能としている。
図11は図10に示す実施形態においてユーザ端末104が拡張サービスサーバ103に接続するまでのシーケンス図であり、次に、これについて説明する。
(1)拡張サービスサーバ203がユーザ端末104に接続する動作に先だって、まず、拡張サービスサーバ203には、トラフィック情報集計サーバ101から基幹ネットワーク上の各経路の混雑情報が提供される(シーケンス401)。
(2)拡張サービスサーバ203は、シーケンス401で取得した混雑情報を参照し、基幹ネットワークの混雑状態にある経路を避けることができる経路を用いてユーザ端末104に接続を行う(シーケンス402)。
前述で本発明をPULL型サービスに適用した本発明の第1の実施形態と、本発明をPUSH型サービスに適用した本発明の第2の実施形態とについて説明したが、本発明は、第1及び第2の実施形態を同一のトラフィック情報収集サーバを共有して混在させて構成することができる。また、本発明は、トラフィック情報収集サーバの混雑情報算出モジュールをルータに実装して、既存ルータと置き換えることにより、トラフィック情報収集サーバを存在させずに構成することもできる。
また、本発明は、トラフィック情報収集サーバの記憶領域にあるトラフィック情報履歴をもちいて、未来を予測して混雑情報を提供することができる。例えば、ある未来の時刻における混雑情報を予報する場合、記憶領域にあるトラフィックデータ履歴中に存在する前日の同時刻のデータを用いて混雑情報を算出し、これを予測した混雑情報として提供することができる。実用的には、土日や休日等の特定の日時によってトラフィックが大きく変化するため、このような方法では予報はうまくいかない。以下にこの問題に対応したアルゴリズムについて説明する。
この方法は、トラフィック情報履歴中に、最近m単位時間に観測されたトラッフィク増減に類似したパターンをもつ記録があれば、その後のトラフィック増減も似たような挙動を示すと仮定し、二乗誤差の総和がある閾値φ以下のものを類似トラフィック情報と定義するものである。このとき、前述の条件は、ある時刻tにおける混雑度をCt と定義すると、現在の時刻をt0、混雑度を予報したい時刻をt1、過去のある時刻をtbとして、図12に記載する数式で表すことができる。すなわち、過去のある時刻tbにおいて、図12に示す数式を満たしたならば、未来の時刻t1におけるトラフィック情報の予測値として、時刻tb+(t1−t0)におけるトラフィック情報を用いることができる。
前述した本発明の実施形態によれば、ネットワーク上の様々な装置に基幹ネットワークの混雑情報を提供することができ、これにより、基幹ネットワークの混雑状況を考慮した末端装置主導のトラフィック分散を図ることができる。また、前述した本発明の実施形態は、PUSH型、PULL型の両サービス形態に対応することができ、さらに、既存技術との組み合わせによりユーザ端末やルータ装置の改変を行うことなく利用することができる。
本発明の第1の実施形態によるネットワークシステムの全体の構成を示すブロック図である。 図1に示す実施形態においてユーザ端末がサービスサーバに接続するまでのシーケンス図である。 トラフック情報集計サーバでの処理動作を接続するフローチャートである。 図3におけるステップでの混雑情報算出の処理動作を説明するフローチャートである。 混雑情報の例を示す図である。 ルータが提供するトラフィック情報の内容を説明する図である。 トラフィック情報集計サーバが持つネットワークトポロジ情報の内容について説明する図である。 トラフック情報集計サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態で使用する拡張DNSサーバの処理動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態によるネットワークシステムの全体の構成を示すブロック図である。 図10に示す実施形態においてユーザ端末が拡張サービスサーバに接続するまでのシーケンス図である。 混雑度の予報に必要な類似トラッフィク情報の定義式である。
符号の説明
101 トラフィック情報集計サーバ
102 拡張DNSサーバ
103 サービスサーバ
104 ユーザ端末
105 ルータ
106 アクセスポイント(AP)
107 ネットワークトポロジ情報
108 混雑情報算出モジュール
109 DNSテーブル
203 拡張サービスサーバ
701 CPU
702 I/Oインタフェース
703 メモリ
704 記憶装置
707 トラフィック情報履歴

Claims (10)

  1. 情報の入出力を行うためのI/Oインターフェースを備え、当該I/Oインターフェースを介して、トラフィック分散対象ネットワークのトラフィック情報を取得し、メモリ上に保持されたプログラムをCPUが実行することにより、前記取得したトラフィック情報を加工し、加工した情報を前記I/Oインターフェースを介してネットワーク上の任意の機器に提供することを特徴とするトラフィック分散制御方法。
  2. 収集したトラフィック情報を記録領域に記録し、記録された過去に収集したトラフィック情報を用いて、ネットワーク混雑度の予測情報を算出し、算出した情報をI/Oインターフェースを介してネットワーク上の任意の機器に提供することを特徴とする請求項1記載のトラフィック分散制御方法。
  3. 前記ネットワーク上の機器は、前記提供された情報を取得し、取得した情報を用いてトラフィック分散の制御処理を行うことを特徴とする請求項1記載のトラフィック分散制御方法。
  4. 前記ネットワーク上の機器は、前記提供された情報を取得し、取得した情報をネットワーク上の他の機器に中継することを特徴とする請求項1記載のトラフィック分散制御方法。
  5. サーバ、クライアント間の経路のうち、基幹ネットワーク上の上位経路の混雑情報を取得し、取得した混雑情報を前記サーバまたはクライアントに通知するトラフィック情報集計サーバがネットワーク上に設置され、前記サーバまたはクライアントは、前記トラフィック情報集計サーバから提供される混雑情報に基づいて経路の選択を行うことを特徴とするトラフィック分散制御方法。
  6. 情報の入出力を行うためのI/Oインターフェースを備え、当該I/Oインターフェースを介して、トラフィック分散対象ネットワークのトラフィック情報を取得する手段と、メモリ上に保持されたプログラムをCPUが実行することにより、前記取得したトラフィック情報を加工する手段と、加工した情報を前記I/Oインターフェースを介してネットワーク上の任意の機器に提供する手段と備えることを特徴とするトラフィック分散制御装置。
  7. 収集したトラフィック情報を記録領域に記録する手段と、記録された過去に収集したトラフィック情報を用いて、ネットワーク混雑度の予測情報を算出する手段と、算出した情報を前記I/Oインターフェースを介してネットワーク上の任意の機器に提供する手段とを備えることを特徴とする請求項6記載のトラフィック分散制御装置。
  8. 請求項6または7記載のトラフィック分散制御装置がネットワーク内に接続されて構成されたことを特徴とするネットワークシステム。
  9. 前記ネットワーク上の機器は、前記提供された情報を取得し、取得した情報を用いてトラフィック分散の制御処理を行う手段を備えることを特徴とする請求項8記載のネットワークシステム。
  10. 前記ネットワーク上の機器は、前記提供された情報を取得し、取得した情報をネットワーク上の他の機器に中継する手段を備えることを特徴とする請求項8記載のネットワークシステム。
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