JP5001966B2 - 経路情報管理方法およびその管理システム - Google Patents
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Description
例えば、図12に示すように、AS1a内に、複数のルータR1a,R2a,R3a,・・,Rnaが配置され、ルータR1a〜Rnaが相互に接続されているものとする。いま、プレフィックス情報P1aを含む経路情報がAS2aからAS1a内のルータR1aにeBGPを用いて広告されたとき、ルータR1aは、iBGPを用いて、AS1a内の他のルータR2a〜Rnaに、「ルータR1aにデータを送れば、プレフィックスP1に届けられる旨」の経路情報を広告する。ただし、iBGPを用いてルータR1a〜Rna間で広告する場合には、IGPによってルータR1a〜Rna間が通信可能に接続されている必要がある。このようにして、各ルータR1a〜Rnaは、広告された経路情報を記憶して、その記憶した経路情報に基づいて、データの転送経路を決めている。ただし、iBGPでは、一般的にAS1a内のルータR1a〜Rna間をフルメッシュにピアを結んで運用される。そのため、ルータ数が増加傾向にあるASにおいては、ルータ記憶容量を大きなものに更改したり、経路計算のために演算速度の早い高性能なものに更改したり、また、回線を通信帯域の広いものに更改したり、つまり設備の更改を行う必要が発生するという問題がある。
初めに、本実施形態の概要について、図1を用いて説明する。
図1に示すように、経路情報管理システム30は、AS1内に、経路情報の収集およびルーティングの管理を行う複数のルートサーバ(経路管理装置)10D,10Eおよび複数のルータ20(20H,20I,20J,20K,20L等)を備えている。そして、各ルートサーバ10D,10Eは、ルータ20と通信可能に接続される。また、各ルータ20間は、実線(直線)で示されるように通信可能に接続されている。なお、図1は一例であり、ルートサーバ10D,10Eの台数、ルータ20の台数はこれに限られない。また、ルータ20間の接続は、図1に示した状態に限られない。
例えば、図1に示すように、ルータ20LにプレフィックスP1を宛先とするパケットが到着した(図1の(1)参照)とき、ルータ20Lは、後記するルートサーバ決定方法に基づいて、プレフィックスP1に係る経路情報を取得しているルートサーバ10Dへ、問い合せを行う(図1の(2)参照)。そして、ルートサーバ10Dは、後記する経路決定手順に基づいて、ルータ20Lのネクストホップがルータ20Hであるとする転送経路を決定し、その決定した結果(経路決定情報)を返信する(図1の(3)参照)。そして、ルータ20Lは、受信した経路決定情報に基づいて、パケットをルーティングする。このようにして、プレフィックスP1については、ルートサーバ10Dが転送経路を決定し、問い合わせてきたルータ20にその転送経路に係る経路情報(経路決定情報)を返信することによって、AS1内の経路情報を統一することができる。
次に、本実施形態における経路情報管理システムの構成例を、図2を用いて説明する。図2に示すように、AS1内の経路情報管理システム30は、3つのルートサーバ10(10A,10B,10C)と7つのルータ20(20A,20B,20C,20D,20E,20F,20G)とを含んで構成される。なお、図2に示したルータ20は、他のASから経路情報をeBGPで受信する境界ルータのみであって、AS1内の他のルータの記載を省略している。また、図2では、実線矢印や破線矢印によって、情報の流れを示している。したがって、図2では、ルートサーバ10とルータ20との接続表記を省略しているが、実線矢印で示した箇所はiBGPによる通信を可能とし、破線矢印で示した箇所はeBGPによる通信を可能とする。なお、ルータ20は、他のASのルータと直結されている。
ここで、ルータ20におけるルートサーバ決定方法について、図3を用いて説明する。
図3は、○印で示すノードとそれをカバーするハッシュ空間を表している。図3中の○印の中の数字は、ID番号(経路管理装置ID)を示している。したがって、図2に示すルートサーバ10A(ID=5),10B(ID=10),10C(ID=15)はそれぞれ、図3の5,10,15にマッピングされる。
ここで、kは、プレフィックスPの値をハッシュ関数に代入して算出されたハッシュ値である。ただし、図3では、0<k≦15とする。
図4に示すように、ID=8のルートサーバ10Fが新たに追加設定される場合について説明する。まず、ID=8のルートサーバ10Fは、next(k=8)として、時計回り(つまりIDを大きくする方向)で次のノードのID(図4ではルートサーバ10B(ID=10))に自分の存在をIGPを用いて広告する。そして、ルートサーバ10Fは、ルートサーバ10Bの分担範囲であった5<k≦10の中から、5<k≦8の経路情報を分けてもらう。また、ルートサーバ10Bは、分担範囲を8<k≦10に変更する。なお、本実施形態では、各ルートサーバ10は、AS1内のルータ20に対して、IGPを用いて、自身がルートサーバ10であることおよび自身のIDを広告する。
次に、本実施形態の経路情報管理システムに用いられるルートサーバ10の機能について、図5を用いて説明する。図5は、図2のルートサーバ10の機能ブロック図である。なお、図5は、本実施形態において特徴となる、ルートサーバ10の主要な機能のみを示し、iBGPやIGP等に係る機能については記載を省略している。
入出力部11は、ルータ20等とのデータ入出力を行う入出力インタフェースである。入出力部11におけるデータ入出力は、処理部12からの指示に基づいて行われる。
経路情報収集部121は、ルータ20から自身のルートサーバ10に広告されてくる経路情報を受信する。なお、ルータ20から広告されてくる経路情報は、予め、ルータ20によって広告先のルートサーバ10を選択されたものとなっている。そして、経路情報収集部121は、受信した経路情報を記憶部13の経路表131に記憶する。
経路決定部122は、ルータ20から、転送経路の問い合わせを受けたときに、記憶部13から経路表131に記憶されている経路情報とトポロジ情報132とを読み出して、予め決めておいた所定の経路決定手順に基づいて、問い合わせをしてきたルータ20を起点とする最適経路情報および次善の経路情報(経路決定情報)を生成する。そして、生成した経路決定情報を、問い合わせをしてきたルータ20に返信する。
AS-pathは、経由してきたASを記録しておくためのものであり、ASを経由するごとにAS番号が追加される。そして、AS-pathに記録されたAS番号の数が少ない方の経路が優先して用いられる。
MEDは、接続相手のASとの間に複数のピアが存在するときに、どのピアを使うかを相手のASが指定するときに使われる。ルータ20は、eBGPによって同じ宛先の経路情報を複数受信すると、MED値が小さい方の経路が優先される。
図6に示す「ネクストホップに至る経路に割り当てられたコスト」は、ネクストホップに至る経路について、経路を構成するリンクごとに割り当てられたコストを合計した値である。コストの合計が小さい経路が優先される。
次に、本実施形態における経路情報管理システムに用いられるルータ20(境界ルータおよびAS内に配置されるルータ)の機能について、図7を用いて説明する。図7は、図2のルータ20の機能ブロック図である。なお、図7は、本実施形態において特徴となる、ルータ20の主要な機能のみを示し、他のルータ20との間のデータ送受信やiBGPやIGP等に係る機能については記載を省略している。
入出力部21は、ルートサーバ10とのデータ入出力を行う入出力インタフェースである。入出力部21におけるデータ入出力は、処理部22からの指示に基づいて行われる。
経路情報収集部221は、他のASのルータ20からeBGPによって広告されてくる経路情報を受信する。そして、経路情報収集部221は、他のASから受信した経路情報を記憶部23に記憶する。
ルートサーバ選択部222は、経路情報収集部221が他のASのルータ20からeBGPによって広告されてくる経路情報を受信したときに、前記したルートサーバ決定方法に基づいて、この経路情報を広告すべきルートサーバ10を選択する。そして、ルートサーバ選択部222は、他のASから受信した経路情報を、選択したルートサーバ10へ広告する。
次に、ルートサーバ10が、ルータ20から経路情報を収集する手順について、図8を用いて説明する。
図8に示すように、まず、ルータ20(境界ルータ)が、他のASから経路情報を取得する(ステップS701)。次に、該ルータ20は、取得した経路情報に含まれるプレフィックスPを抽出して、前記したルートサーバ決定方法に基づいて、広告すべきルートサーバ10を選択する(ステップS702)。そして、該ルータ20は、選択したルートサーバ10に経路情報を広告する(ステップS703)。ルートサーバ10は、広告された経路情報を受信し、経路表131(図5参照)に記憶する(ステップS704)。
次に、ルータ20が、ルートサーバ10から経路決定情報を取得する手順について、図9を用いて説明する。
図9に示すように、まず、ルータ20がパケットを受信する(ステップS801)。次に、該ルータ20は、受信したパケットに含まれる宛先のプレフィックスPを抽出し、その抽出したプレフィックスPを用いて、前記したルートサーバ決定方法に基づいて、広告すべきルートサーバ10を選択する(ステップS802)。そして、選択したルートサーバ10に転送すべき経路を問い合わせ情報を送信する(ステップS803)。
該ルータ20は、経路決定情報を受信する(ステップS806)。そして、受信した経路決定情報に基づいて、パケットを転送する(ステップS807)。
次に、ルートサーバ10における経路決定手順処理の詳細について、図10を用いて説明する(適宜図2,図5,図6参照)。なお、経路決定手順処理は、図9のステップS804における処理のことである。
まず、ルートサーバ10は、宛先へ向かう経路が一つか否かを判定する(ステップS901)。宛先へ向かう経路が1つでない場合(ステップS901でNo)、ルートサーバ10は、Local_Prefの値が最も大きい経路を選択する(ステップS902)。次に、ルートサーバ10は、ステップS902において選択した経路が一つか否かを判定する(ステップS903)。選択した経路が1つでない場合(ステップS903でNo)、ルートサーバ10は、AS-pathの値が最も短い経路を選択する(ステップS904)。
そして、ルートサーバ10は、決定した経路情報を含む経路決定情報をルータ20に送信する(ステップS913)。なお、ステップS913の処理は、図9に示すステップS805の処理と同じである。
図10に示す経路決定手順処理の具体例について、図10および図11を用いて説明する。
まず、図11に示すように、経路情報管理システム30は、AS1内に、経路情報の収集およびルーティングの管理を行うルートサーバ10Dおよび複数のルータ20を備えている。そして、ルートサーバ10Dは、ルータ20と通信可能に接続される。また、各ルータ20間は、実線(直線)で示されるように通信可能に接続されている。そして、実線(直線)の近傍に記されている数値(1,10,100)は、その経路のコストを表している。なお、図11は一例であり、ルートサーバ10D以外のルートサーバの記載を省略している。
いま、ルータ20Lに宛先がプレフィックスP1のパケットが到着したとき、ルータ20Lは、プレフィックスP1に係る経路情報を有しているルートサーバ10Dへ、問い合せを行う。
まず、ステップS901では、プレフィックスP1を宛先とする経路情報は、4つ(ルータ20H,20I,20M,20Nが受信したもの)ある。したがって、ステップS902へ進む。ステップS902では、Local_prefの値は4つとも同じであるので、全て選択され、ステップS904へ進む。ステップS904では、AS-pathが4つとも同じであるので、全て選択され、ステップS906へ進む。ステップS906では、4つともMEDが設定されていないので、全て選択され、ステップS908へ進む。
ステップS908では、ルータ20Lの識別情報を含む経路情報は存在しない(ルータ20Lは、プレフィックスP1の経路情報を受信していない)ので、4つとも選択され、ステップS910に進む。
例えば、本実施形態では、ルートサーバ10の識別番号(ID)は、AS1のネットワークを管理しているオペレータによって付与されるものとしたが、各ルートサーバ間で、分担範囲がほぼ均等あるいは既に付与されているIDの中央となるIDを割り振るというように、IDの決め方を予め定めたルールに基づいて特定のルートサーバが自動的に割り振るようにしても構わない。
10 ルートサーバ(経路管理装置)
12 処理部
13 記憶部
20 ルータ(境界ルータ、中継ルータ)
22 処理部
23 記憶部
30 経路情報管理システム
121 経路情報収集部
122 経路決定部
131 経路表
132 トポロジ情報
221 経路情報収集部
222 ルートサーバ選択部
223 経路問い合わせ部
224 経路決定情報受信部
231 経路表
232 ルートサーバID表
Claims (10)
- IP(Internet Protocol)ネットワークを構成するAS(Autonomous System)内で、他のASから該他のASのアドレスの集合であるプレフィックスを含む経路情報を収集しルーティングを行う経路情報管理システムにおいて用いられる経路情報管理方法であって、
前記経路情報管理システムは、前記他のASのルータに直結する複数の境界ルータと、前記境界ルータによって取得された前記他のASの経路情報を収集して、その収集した前記経路情報に基づいてデータの転送経路を決定する複数の経路管理装置とを備え、
前記境界ルータは、取得した前記経路情報に含まれる前記プレフィックスを用いて所定の演算を行い、その演算結果に基づいて該プレフィックスに対応付けられた経路管理装置に前記経路情報を送信し、
前記経路管理装置は、受信した該経路情報を記憶し、前記境界ルータから前記データの転送経路を問い合わせる問い合わせ情報を受けたときに、前記記憶した経路情報に基づいて転送経路を決定し、その決定した転送経路を含む経路決定情報を返信し、
前記問い合わせをした境界ルータは、該経路決定情報に基づいて前記データのルーティングを行う
ことを特徴とする経路情報管理方法。 - 前記経路情報管理システムは、さらに、自AS内に前記境界ルータとは別に中継ルータを備え、
前記境界ルータまたは中継ルータは、データを受信したとき、そのデータに含まれるプレフィックスを抽出し該プレフィックスを用いた前記所定の演算を行い、そのプレフィックスに対応付けられた経路管理装置に前記データの転送経路を問い合わせる問い合わせ情報を送信し、前記問い合わせ情報に対する応答として前記経路管理装置から送信される前記経路決定情報を受信して、その受信した前記経路決定情報に基づいて前記データのルーティングを行う
ことを特徴とする請求項1に記載の経路情報管理方法。 - 前記境界ルータおよび中継ルータは、処理部と前記経路管理装置を識別する経路管理装置IDを記憶する記憶部とを備え、
前記処理部が、前記プレフィックスの値を所定のハッシュ関数に適用してハッシュ値kを算出し、前記ハッシュ値kと記憶部に記憶してある前記経路管理装置IDとを比較して、前記ハッシュ値k以上の範囲において最小の値となる前記経路管理装置IDを算出することによって、前記プレフィックスを用いた前記所定の演算を実行する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の経路情報管理方法。 - 前記経路管理装置は、処理部と記憶部とを備え、
前記記憶部に記憶される前記経路情報には該経路情報を受信した境界ルータの識別情報およびその受信に使用されたプロトコル種別と、前記境界ルータおよびルータ間の経路に付与されたコスト情報とを含み、さらに、前記記憶部にAS内のトポロジ情報を記憶し、
前記処理部が、
前記問い合わせ情報を受け付けて前記データの転送経路を決定するとき、
(1)前記問い合わせ情報の送信元が境界ルータの場合には、
(1−1)当該境界ルータがeBGPで受信した経路情報を検索し、この検索した経路情報を用いて転送経路を選択する手順を実行し、
当該手順によって複数の転送経路が選択された場合には、
(1−2)さらに、前記トポロジ情報を参照して、該問い合わせ情報の送信元の境界ルータのトポロジ上の位置を特定し、前記転送経路の候補となる経路に付与されるコストの最も小さい経路を転送経路として選択する手順を実行して、転送経路を決定し、
(2)前記問い合わせ情報の送信元が中継ルータの場合には、前記トポロジ情報を参照して、該問い合わせ情報の送信元の境界ルータのトポロジ上の位置を特定し、前記転送経路の候補となる経路に付与されるコストの最も小さい経路を転送経路として選択する手順を実行して、転送経路を決定する
ことを特徴とする請求項2に記載の経路情報管理方法。 - 前記経路管理装置は、少なくとも2つの転送経路を含む経路決定情報を前記境界ルータまたは前記中継ルータに送信し、
該経路決定情報を受信した前記境界ルータまたは前記中継ルータは、ネクストホップとの通信が切断したときに、送信されてきた該経路決定情報に含まれる別の転送経路に切り替える
ことを特徴とする請求項4に記載の経路情報管理方法。 - IP(Internet Protocol)ネットワークを構成するAS(Autonomous System)内で、他のASから該他のASのアドレスの集合であるプレフィックスを含む経路情報を収集しルーティングを行う経路情報管理システムであって、
前記経路情報管理システムは、前記他のASのルータに直結する複数の境界ルータと、前記境界ルータによって取得された前記他のASの経路情報を収集して、その収集した前記経路情報に基づいてデータの転送経路を決定する複数の経路管理装置とを備え、
前記境界ルータは、取得した前記経路情報に含まれる前記プレフィックスを用いて所定の演算を行い、その演算結果に基づいて該プレフィックスに対応付けられた経路管理装置に前記経路情報を送信し、
前記経路管理装置は、受信した該経路情報を記憶し、前記境界ルータから前記データの転送経路を問い合わせる問い合わせ情報を受けたときに、前記記憶した経路情報に基づいて転送経路を決定し、その決定した転送経路を含む経路決定情報を返信し、
前記問い合わせをした境界ルータは、該経路決定情報に基づいて前記データのルーティングを行う
ことを特徴とする経路情報管理システム。 - 前記経路情報管理システムは、さらに、自AS内に前記境界ルータとは別に中継ルータを備え、
前記境界ルータまたは中継ルータは、データを受信したとき、そのデータに含まれるプレフィックスを抽出し該プレフィックスを用いた前記所定の演算を行い、そのプレフィックスに対応付けられた経路管理装置に前記データの転送経路を問い合わせる問い合わせ情報を送信し、前記問い合わせ情報に対する応答として前記経路管理装置から送信される前記経路決定情報を受信して、その受信した前記経路決定情報に基づいて前記データのルーティングを行う
ことを特徴とする請求項6に記載の経路情報管理システム。 - 前記境界ルータおよび中継ルータは、処理部と前記経路管理装置を識別する経路管理装置IDを記憶する記憶部とを備え、
前記処理部が、前記プレフィックスの値を所定のハッシュ関数に適用してハッシュ値kを算出し、前記ハッシュ値kと記憶部に記憶してある前記経路管理装置IDとを比較して、前記ハッシュ値k以上の範囲において最小の値となる前記経路管理装置IDを算出することによって、前記プレフィックスを用いた前記所定の演算を実行する
ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の経路情報管理システム。 - 前記経路管理装置は、処理部と記憶部とを備え、
前記記憶部に記憶される前記経路情報には該経路情報を受信した境界ルータの識別情報およびその受信に使用されたプロトコル種別と、前記境界ルータおよびルータ間の経路に付与されたコスト情報とを含み、さらに、前記記憶部にAS内のトポロジ情報を記憶し、
前記処理部が、
前記問い合わせ情報を受け付けて前記データの転送経路を決定するとき、
(1)前記問い合わせ情報の送信元が境界ルータの場合には、
(1−1)当該境界ルータがeBGPで受信した経路情報を検索し、この検索した経路情報を用いて転送経路を選択する手順を実行し、
当該手順によって複数の転送経路が選択された場合には、
(1−2)さらに、前記トポロジ情報を参照して、該問い合わせ情報の送信元の境界ルータのトポロジ上の位置を特定し、前記転送経路の候補となる経路に付与されるコストの最も小さい経路を転送経路として選択する手順を実行して、転送経路を決定し、
(2)前記問い合わせ情報の送信元が中継ルータの場合には、前記トポロジ情報を参照して、該問い合わせ情報の送信元の境界ルータのトポロジ上の位置を特定し、前記転送経路の候補となる経路に付与されるコストの最も小さい経路を転送経路として選択する手順を実行して、転送経路を決定する
ことを特徴とする請求項7に記載の経路情報管理システム。 - 前記経路管理装置は、少なくとも2つの転送経路を含む経路決定情報を前記境界ルータまたは前記中継ルータに送信し、
該経路決定情報を受信した前記境界ルータまたは前記中継ルータは、ネクストホップとの通信が切断したときに、送信されてきた該経路決定情報に含まれる別の転送経路に切り替える
ことを特徴とする請求項9に記載の経路情報管理システム。
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