JP6296612B2 - ネットワークシステム及びそのバージョン変更方法 - Google Patents

ネットワークシステム及びそのバージョン変更方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6296612B2
JP6296612B2 JP2014172775A JP2014172775A JP6296612B2 JP 6296612 B2 JP6296612 B2 JP 6296612B2 JP 2014172775 A JP2014172775 A JP 2014172775A JP 2014172775 A JP2014172775 A JP 2014172775A JP 6296612 B2 JP6296612 B2 JP 6296612B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vna
communication
vsw
user communication
packet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014172775A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016048833A (ja
Inventor
正幸 関口
正幸 関口
泰則 松林
泰則 松林
直樹 高谷
直樹 高谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2014172775A priority Critical patent/JP6296612B2/ja
Publication of JP2016048833A publication Critical patent/JP2016048833A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6296612B2 publication Critical patent/JP6296612B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

本発明は、物理マシン上に構築した仮想ネットワークアプライアンスについて、そのバージョンアップを行う技術に関する。
従来、ファイヤウォールやDPI(Deep Packet Inspection)などのネットワーク機能(サービス機能とも言う)は、ネットワークアプライアンスと呼ばれる専用の物理装置に実装されていた。このネットワークアプライアンスでは、EoL(End of Life)・脆弱性・バグ対応などのためにファームウェアのバージョンアップが必要となる機会がある。
ファームウェアのバージョンアップの形態としては、(a)使用中のネットワークアプライアンスをバージョンアップするパターン、(b)あらかじめ新ファームウェアで設定・設置を完了した別筐体のネットワークアプライアンスを用意して切り替えるパターンなどがある(例えば非特許文献1参照)。しかし、何れの形態においても通信断を伴うことから利用者への通知や借用時間の確保が必要となるという問題がある。
近年は、従来のネットワークアプライアンスで提供されているネットワーク機能を仮想化して汎用サーバ上で動作させ、ネットワークサービスを提供できるようにするNFV(Network Function Virtualisation)が検討されている。このようなNFV技術を用いたものは仮想ネットワークアプライアンス(VNA:Virtual Network Appliance、以下「NVA」と言う。)と呼ばれる。
VNAにおいても、従来のネットワークアプライアンスと同様に、機能追加や脆弱性対応等でアプリケーションのバージョンアップが必要となる機会がある。もっとも、バージョンアップの形態として上記(b)の方法は、仮想環境上での論理的な構築や切り替えのみとなるので物理作業の負荷は軽減されるという利点がある。
しかしながら、VNAが通信管理を行っている場合には、切り替え後のVNAは切り替え前における通信管理情報を有していないため、一部の通信は不正や不明と判断され不通となってしまい、円滑なバージョンアップ作業ができない場合があるという問題がある。ここで通信管理情報としては、例えばVNAがダイナミックフィルタ機能を提供している場合における各通信に係るセッション情報などが挙げられる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、仮想ネットワークアプライアンスのバージョン変更を円滑に行うことができるシステム及び方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、仮想スイッチ(以下「VSW(Virtual Switch)」と言う)及び第1のバージョンに係る第1の仮想ネットワークアプライアンス(以下「VNA(Virtual Network Appliance)」と言う)が構築された物理マシンを有し、ユーザ通信に係るパケットが第1のVNAで処理されるようVSWがパケットの経路処理を行うネットワークシステムにおいて、物理マシン上に第2のバージョンに係る第2のVNAを構築するVNA制御手段と、第1のVNA宛てのパケットを第2のVNAにも転送するとともに第2のVNAで処理されたパケットを破棄するようVSWを制御するVSW制御手段と、ユーザ通信に係るパケットを第2のVNAのみで処理する切替時期を判定する切替時期判定手段とを備え、前記VSW制御手段は切替時期判定手段により判定された切替時期になるとユーザ通信に係るパケットが第2のVNAのみで処理されるようVSWを制御し、前記VNA制御手段はユーザ通信に係るパケットが第2のVNAのみで処理されるようになった後に物理マシン上の第1のVNAを停止させることを特徴とするものを提案する。
本発明によれば、第1のバージョンのVNAから第2のバージョンのVNAへバージョン変更する場合には、まず、第1のVNAと第2のVNAの双方が物理マシン上で動作する。ここで第1のVNA及び第2のVNAには同一内容のパケットが転送され、第1のVNA及び第2のVNAの双方において同一内容のパケットが処理される。これにより、時間の経過とともに各VNAで管理している通信管理情報は徐々に一致していく。そして本発明では、所定の判定アルゴリズムにより、ユーザ通信に係るパケットを第1のVNA及び第2のVNAの双方で処理する状態から第2のVNAのみで処理する状態への切替時期が判定され、該切替時期になるとユーザ通信に係るパケットが第2のVNAのみで処理される。これにより、第1のVNAから第2のVNAへのバージョン変更を円滑に行うことができる。なお、第1のVNAと第2のVNAの双方が物理マシン上で動作している間は、第2のVNAで処理されたパケットはVSWにおいて破棄されるので、ユーザ通信に影響を与えることはない。
本発明の好適な態様の一例としては、第1のVNAで管理しているユーザ通信に係る第1の通信管理情報を第1のVNAから定期的に取得するとともに、第2のVNAで管理しているユーザ通信に係る第2の通信管理情報を第2のVNAから定期的に取得する通信管理情報取得手段を備え、切替時期判定手段は、取得した第1の通信管理情報と第2の通信管理情報との一致率が所定の基準値にまで達すると切替時期であると判定するものが挙げられる。なお、第1の通信管理情報及び第2の通信管理情報の典型的な一例は、ユーザ通信のセッション情報である。
また本発明の好適な態様の他の例としては、所定期間におけるユーザ通信の通信状況情報をVSWから取得する通信状況情報取得手段を備え、切替時期判定手段は、取得した通信管理情報に基づき、第1のVNAで管理しているユーザ通信に係る第1の通信管理情報と第2のVNAで管理しているユーザ通信に係る第2の通信管理情報との一致率を推定し、一致率が所定の基準値にまで達する時期を切替時期であると判定するものが挙げられる。
本発明によれば、第2のVNAによるサービス提供を開始する際に、第2のVNAには一定量の通信管理情報が蓄積されているので、切替時のユーザ通信の通信断数を抑え、VNAのバージョン変更を円滑に行うことができる。なお、切替時期として所定のサービスレベルを満たすような時期を判定・算出することで、実際には断となる通信が存在するもののユーザに対してはサービス提供を継続維持することができる。また、第2のVNAのみでの処理開始の前に第1のVNAと第2のVNAの並行処理期間があるので、該期間において第2のVNAの正常性を確認することができる。
前提となるネットワークシステムの構成図 前提となるネットワークシステムのパケットの経路を説明する図 前提となるネットワークシステムの実装状態を説明する図 OpSのシステム構成図 OpSの動作を説明するフローチャート 切替開始時におけるネットワークシステムの実装状態を説明する図 切替開始時におけるネットワークシステムのパケットの経路を説明する図 一例に係る切替時期判定アルゴリズムを説明する図 切替後におけるネットワークシステムのパケットの経路を説明する図 切替後におけるネットワークシステムの実装状態を説明する図 第2の実施形態に係るOpSの動作を説明するフローチャート 第2の実施形態に係る切替時期判定アルゴリズムを説明する図
(第1の実施の形態)
本発明の一実施の形態に係るネットワークシステムについて図面を参照して説明する。まず本発明に係る仮想ネットワークアプライアンスのバージョン変更の前提となるネットワークシステムについて説明する。図1は前提となるネットワークシステムのパケットの経路を説明する図、図2は前提となるネットワークシステムの実装状態を説明する図、図3はOpSのシステム構成図である。
本発明では、NFV(Network Function Virtualisation)技術を用いて、物理マシン100上に、ユーザパケットの経路処理を行う仮想スイッチ(VSW:Virtual Switch(以下「VSW」と言う))110と、仮想マシン120上に構築され、ファイヤウォールやDPI(Deep Packet Inspection)などのネットワーク機能をユーザに提供する仮想ネットワークアプライアンス(VNA:Virtual Network Appliance(以下「VNA」と言う))130が構築されている。
物理マシン100上には任意の個数の仮想マシン120を構築可能となっている。VSW110には、物理マシン100上に構築された1又は複数の仮想マシン120が仮想的に接続している。図1に示すように、物理マシン100に到達したユーザパケットはVSW110によりVNA130に転送され、VNA130で処理される。VNA130で処理されたユーザパケットはVSW110を介して物理マシン100の外の所定の宛先に転送される。なお、図1は、ユーザパケットの経路・方向を理解しやすくするためにVSW110を2つ記載しているが、実際にはVSW110は1つである点に留意されたい。
物理マシン100には、図2に示すように、VNAプール200が設けられている。該VNAプール200には、バージョンの異なる複数のVNA211〜212が格納されている。物理マシン100に所定の制御指示を行うことで、VNAプール200からプールされているVNAが取り出され、仮想マシン上にVNAが構築される。
VNA130は、ユーザ通信に係るユーザパケットの処理において通信管理情報を所定の記憶手段に記憶し、該通信管理情報に基づき所定のパケット処理が行われる。通信管理情報はVNA130の運用状況とともに変化する。通信管理情報の一例としては、ユーザ通信に係るセッション情報が挙げられる。通信管理情報としてのセッション情報の一例は、図1に示すように、パケットの送信元IPアドレス,送信元ポート番号,宛先IPアドレス,宛先ポート番号の組を含む。このセッション情報は、セッション開始時に所定の記憶手段に記憶され、セッション終了時又は終了時から所定時間経過後或いはセッションに係るユーザ通信が無通信となってから所定時間経過後に記憶手段から削除される。
本発明では、図1に示すように、VNAのバージョン変更をOpS(Operation System)300が制御する。OpS300は、物理マシン100とは異なるハードウェア上に実装してもよいし、物理マシン100上の仮想マシン上に実装してもよい。
OpS300は、図3に示すように、VNA130の構築・動作を制御するVNA制御部310と、VNA130から通信管理情報を取得するデータ収集部320と、VNAバージョン変更時において新たなVNAのみの動作に切り替える時期を判定する切替時期判定部330と、VSW110の動作を制御するVSW制御部340とを備えている。OpS300の各部の機能について図4乃至図11を参照して説明する。
ここでは、OpS300が、図1及び図2を参照して前述したシステム状態を前提として、現状のバージョンに係るVNA130から該VNA130とはバージョンの異なる新たなVNA212へと移行させる処理を制御する場合を例にとって説明する。
まず、VNA制御部310は、物理マシン100においてVNAプール200に格納されているVNA212を取り出し動作開始するよう制御指示を出す(図4のステップS1、図5参照)。これにより物理マシン100では、VNA130と並行してVNA212が動作する。なお、VNA212はVNA130と同様に物理マシン100上の仮想マシン220上に構築される。該仮想マシン220はVSW110と仮想的に接続している。ここで、現行動作しているVNA130には通信管理情報としてセッション情報が蓄積されているが、新たなVNA212には通信管理情報としてのセッション情報が記憶されていない点に留意されたい。
次に、VSW制御部340は、VSW110が所定の動作を行うよう制御する(図4のステップS2)。具体的には、VSW110が、VNA130宛てのユーザパケットをVNA130だけでなくVNA212にも転送し、VNA130で処理されたユーザパケットは該ユーザパケットの宛先に従って転送するが、VNA212で処理されたユーザパケットは破棄するよう指示制御する。これによりVNAにより処理されたユーザパケットが重複することがないので、ユーザ通信に混乱が生じることがない。以上のステップS1及びS2の処理時におけるパケットの処理経路等を図6に示す。
このようにして新旧2つのVNA130,212を並行動作させている状態では、時間の経過とともに、各VNA130,212では通信管理情報としてセッション情報が蓄積していき、両者が徐々に一致していく(図7参照)。
次に、データ収集部320は、新旧2つのVNA130,212を並行動作させている状態から新たなVNA212のみの動作に処理を切り替える切替時期を判定するのに必要なデータを、VNA130,212やVSW110などの装置から収集する(図4のステップS3)。本実施の形態では、VNA130,212からそれぞれで管理している通信管理情報としてのセッション情報を取得する。
次に、切替時期判定部330は、新旧2つのVNA130,212を並行動作させる状態から新たなVNA212のみの動作に処理を切り替える切替時期を判定する(図4のステップS4)。切替時期判定部330における判定アルゴリズムについて説明する。切替判定部330は、切替処理の前後でユーザ通信が切断されない割合を算出し、該割合が所定の基準値にまで達した際に切替時期であると判定する(図8参照)。切替処理の前後でユーザ通信が切断されない割合は、VNA130,212のそれぞれで管理しているセッション情報の一致率(同期状態)により算出する。ここで基準値は、ユーザに提供するサービスレベルに応じて複数設定することが可能である(図8のSL1とSL2参照)。
上述のステップS3及び図4の処理は、新旧2つのVNA130,212の並行動作を開始してからステップS4で算出した切替時期となるまで、所定の時間間隔(例えば1分)で繰り返し行う(図4のステップS5)。
ステップS4で算出した切替時期になると、VSW制御部340は、新たなVNA212のみでユーザパケットが処理されるようにVSW110を制御する(図4のステップS6)。次いで、VNA制御部310は、物理マシン100において旧VNA130の動作を停止させ、VNA130及び該VNA130が動作している仮想マシン120を物理マシン100から削除するよう制御指示を出す(図4のステップS7,図9及び図10参照)。
以上の処理により、現状のバージョンに係るVNA130から、該VNA130とはバージョンの異なる新たなVNA212へとユーザパケットの処理が移行する。そして該移行の際には、旧VNA130と新VNA212は並行して動作する期間があり、当該期間において旧VNA130で管理されている通信管理情報と新VNA212で管理されている通信管理情報が一致していく。これにより旧VNAでの処理を停止させ新VNA212のみでの処理を開始させても、ユーザ通信の通信断を所定の割合以下に抑えることができる。
また本実施の形態では、新VNA212のみでの処理開始の前に新旧VNA130,212の並行処理期間があるので、該期間において新VNA212の正常性を確認することができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係るネットワークシステムについて図面を参照して説明する。本実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、旧VNAから新VNAへの切替時期の判定方法にある。他の点については第1の実施の形態と同様なのでここでは相違点のみを説明する。
上記第1の実施の形態では、旧VNA130から新VNA212への切替時期の判定で用いられるデータとして、各VNA130,212で管理されている通信管理情報としてのセッション情報を用いていた。本実施の形態では、VSW110からユーザ通信の通信状況に係る情報を取得し、該通信状況情報から各VNA130,212で管理されている通信管理情報の一致率の遷移を推定し、推定した一致率の遷移に基づき切替時期を判定する。したがって、本実施の形態では、各VNA130,212から通信管理情報を取得できない場合に特に有用である。以下、旧VNA130から新VNA212への切替時期の判定処理について図11を参照して詳述する。
まず、上記第1の実施の形態と同様に、新たなVNA212の構築(ステップS11)、VSW110の制御(ステップS12)により、新旧2つのVNA130,212の並行動作を開始させる。
次に、データ収集部320は、新旧2つのVNA130,212を並行動作させている状態から新たなVNA212のみの動作に処理を切り替える切替時期を判定するのに必要なデータとして、ユーザ通信の総通信数や単位時間あたりの通信数の増減数などの通信状況情報をVSW110から取得する(ステップS13)。該データ収集処理は、新旧2つのVNA130,212の並行動作を開始してから、所定期間内(例えば10分)に所定間隔(例えば1回/1分)で実施する。
次に、切替時期判定部330は、上記ステップS13で収集した通信状況情報である総通信数や単位時間あたりの通信数の増減数に加えて、通信保持時間等のVNA設定を考慮して、切替処理の前後でユーザ通信が切断されない割合を算出し(ステップS14)、該割合が所定の基準値にまで達した際に切替時期であると判定する(ステップS15)。より具体的には、切替時期判定部330は、通信状況情報やVNA設定等の各種情報に基づき、切替処理の前後でユーザ通信が切断されない割合(VNA130,212のそれぞれで管理しているセッション情報の一致率(同期状態))の時間遷移を示す関数(例えば、一次関数や二次関数)を算出する。次に、切替判定部330は、算出した関数を用いて、切替処理の前後でユーザ通信が切断されない割合が所定の基準値にまで達するまでの時間を算出する。そして、切替時期判定部330は、新旧2つのVNA130,212の並行動作を開始してから前述の算出時間が経過したときに切替時期であると判定する(図12参照)。なお、図12は遷移関数として一次関数を導出した場合の例である。また、本実施の形態においても、基準値はユーザに提供するサービスレベルに応じて複数設定することが可能である(図12のSL1とSL2参照)。
以降の処理(ステップS15〜S17)については第1の実施の形態と同様である。そして、本実施の形態によっても第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
以上本発明の実施の形態について詳述したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば上記各実施の形態では、VNAで管理している通信管理情報としてセッション情報を例示したが、VNAの種類などにより適宜他の情報を用いることもできる。
100…物理マシン、110…VSW(仮想スイッチ)、120…仮想マシン、130,211,212,213…VNA(仮想ネットワークアプライアンス)、300…OpS
下間良樹、他1名、"高信頼通信ノードのファイル更新における引継データ救済方式の検討"、2005年、信学会総合大会、B-6-49

Claims (5)

  1. 仮想スイッチ(以下「VSW(Virtual Switch)」と言う)及び第1のバージョンに係る第1の仮想ネットワークアプライアンス(以下「VNA(Virtual Network Appliance)」と言う)が構築された物理マシンを有し、ユーザ通信に係るパケットが第1のVNAで処理されるようVSWがパケットの経路処理を行うネットワークシステムにおいて、
    物理マシン上に第2のバージョンに係る第2のVNAを構築するVNA制御手段と、
    第1のVNA宛てのパケットを第2のVNAにも転送するとともに第2のVNAで処理されたパケットを破棄するようVSWを制御するVSW制御手段と、
    第1のVNAで管理しているユーザ通信に係る第1の通信管理情報を第1のVNAから定期的に取得するとともに、第2のVNAで管理しているユーザ通信に係る第2の通信管理情報を第2のVNAから定期的に取得する通信管理情報取得手段と、
    ユーザ通信に係るパケットを第2のVNAのみで処理する切替時期を判定する切替時期判定手段とを備え、
    前記切替時期判定手段は、前記通信管理情報取得手段により取得した第1の通信管理情報と第2の通信管理情報との一致率が所定の基準値にまで達すると切替時期であると判定し、
    前記VSW制御手段は切替時期判定手段により判定された切替時期になるとユーザ通信に係るパケットが第2のVNAのみで処理されるようVSWを制御し、前記VNA制御手段はユーザ通信に係るパケットが第2のVNAのみで処理されるようになった後に物理マシン上の第1のVNAを停止させる
    ことを特徴とするネットワークステム。
  2. 第1の通信管理情報及び第2の通信管理情報はユーザ通信のセッション情報を含む
    ことを特徴とする請求項記載のネットワークシステム。
  3. 仮想スイッチ(以下「VSW(Virtual Switch)」と言う)及び第1のバージョンに係る第1の仮想ネットワークアプライアンス(以下「VNA(Virtual Network Appliance)」と言う)が構築された物理マシンを有し、ユーザ通信に係るパケットが第1のVNAで処理されるようVSWがパケットの経路処理を行うネットワークシステムにおいて、
    物理マシン上に第2のバージョンに係る第2のVNAを構築するVNA制御手段と、
    第1のVNA宛てのパケットを第2のVNAにも転送するとともに第2のVNAで処理されたパケットを破棄するようVSWを制御するVSW制御手段と、
    所定期間におけるユーザ通信の通信状況情報をVSWから取得する通信状況情報取得手段と、
    ユーザ通信に係るパケットを第2のVNAのみで処理する切替時期を判定する切替時期判定手段とを備え、
    前記切替時期判定手段は、前記通信状況情報取得手段により取得した通信状況情報に基づき、第1のVNAで管理しているユーザ通信に係る第1の通信管理情報と第2のVNAで管理しているユーザ通信に係る第2の通信管理情報との一致率を推定し、一致率が所定の基準値にまで達する時期を切替時期であると判定し、
    前記VSW制御手段は切替時期判定手段により判定された切替時期になるとユーザ通信に係るパケットが第2のVNAのみで処理されるようVSWを制御し、前記VNA制御手段はユーザ通信に係るパケットが第2のVNAのみで処理されるようになった後に物理マシン上の第1のVNAを停止させる
    ことを特徴とするネットワークステム。
  4. 仮想スイッチ(以下「VSW(Virtual Switch)」と言う)及び第1のバージョンに係る第1の仮想ネットワークアプライアンス(以下「VNA(Virtual Network Appliance)」と言う)が構築された物理マシンを有し、ユーザ通信に係るパケットが第1のVNAで処理されるようVSWがパケットの経路処理を行うネットワークシステムにおいて、
    VNA制御手段が、物理マシン上に第2のバージョンに係る第2のVNAを構築するステップと、
    VSW制御手段が、第1のVNA宛てのパケットを第2のVNAにも転送するとともに第2のVNAで処理されたパケットを破棄するようVSWを制御するステップと、
    通信管理情報取得手段が、第1のVNAで管理しているユーザ通信に係る第1の通信管理情報を第1のVNAから定期的に取得するとともに、第2のVNAで管理しているユーザ通信に係る第2の通信管理情報を第2のVNAから定期的に取得するステップと、
    切替時期判定手段が、ユーザ通信に係るパケットを第2のVNAのみで処理する切替時期を判定するステップと、
    VSW制御手段が、切替時期判定手段により判定された切替時期になるとユーザ通信に係るパケットが第2のVNAのみで処理されるよう仮想スイッチを制御するステップと、
    VNA制御手段が、ユーザ通信に係るパケットが第2のVNAのみで処理されるようになった後に物理マシン上の第1のVNAを停止させるステップとを含み、
    前記切替時期を判定するステップでは、前記通信管理情報取得手段により取得した第1の通信管理情報と第2の通信管理情報との一致率が所定の基準値にまで達すると切替時期であると判定する
    ことを特徴とするネットワークステムのバージョン変更方法。
  5. 仮想スイッチ(以下「VSW(Virtual Switch)」と言う)及び第1のバージョンに係る第1の仮想ネットワークアプライアンス(以下「VNA(Virtual Network Appliance)」と言う)が構築された物理マシンを有し、ユーザ通信に係るパケットが第1のVNAで処理されるようVSWがパケットの経路処理を行うネットワークシステムにおいて、
    VNA制御手段が、物理マシン上に第2のバージョンに係る第2のVNAを構築するステップと、
    VSW制御手段が、第1のVNA宛てのパケットを第2のVNAにも転送するとともに第2のVNAで処理されたパケットを破棄するようVSWを制御するステップと、
    通信状況情報取得手段が、所定期間におけるユーザ通信の通信状況情報をVSWから取得するステップと、
    切替時期判定手段が、ユーザ通信に係るパケットを第2のVNAのみで処理する切替時期を判定するステップと、
    VSW制御手段が、切替時期判定手段により判定された切替時期になるとユーザ通信に係るパケットが第2のVNAのみで処理されるよう仮想スイッチを制御するステップと、
    VNA制御手段が、ユーザ通信に係るパケットが第2のVNAのみで処理されるようになった後に物理マシン上の第1のVNAを停止させるステップとを含み、
    前記切替時期を判定するステップでは、前記通信状況情報取得手段により取得した通信状況情報に基づき、第1のVNAで管理しているユーザ通信に係る第1の通信管理情報と第2のVNAで管理しているユーザ通信に係る第2の通信管理情報との一致率を推定し、一致率が所定の基準値にまで達する時期を切替時期であると判定する
    ことを特徴とするネットワークステムのバージョン変更方法。
JP2014172775A 2014-08-27 2014-08-27 ネットワークシステム及びそのバージョン変更方法 Active JP6296612B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014172775A JP6296612B2 (ja) 2014-08-27 2014-08-27 ネットワークシステム及びそのバージョン変更方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014172775A JP6296612B2 (ja) 2014-08-27 2014-08-27 ネットワークシステム及びそのバージョン変更方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016048833A JP2016048833A (ja) 2016-04-07
JP6296612B2 true JP6296612B2 (ja) 2018-03-20

Family

ID=55649535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014172775A Active JP6296612B2 (ja) 2014-08-27 2014-08-27 ネットワークシステム及びそのバージョン変更方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6296612B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11431569B2 (en) 2016-07-21 2022-08-30 Nec Corporation Communication apparatus, system, rollback method, and non-transitory medium
JP6943125B2 (ja) 2017-10-04 2021-09-29 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP7069672B2 (ja) * 2017-12-05 2022-05-18 コニカミノルタ株式会社 アプリケーションの更新方法およびプログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3003570B2 (ja) * 1996-02-16 2000-01-31 日本電気株式会社 パケット分配ハブ
ITTO20010264A1 (it) * 2001-03-21 2002-09-21 Telecom Italia Lab Spa Procedimento per l'aggiornamento delle condizioni di programmazione di server di rete, relativo sistema e prodotto informatico.
JP2007208502A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Nec Infrontia Corp 通信システム、バックアップルータ、その冗長化処理プログラムおよびその冗長化処理方法
JP2009265894A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Ntt Docomo Inc ノード装置及びプログラム並びに方法
JP5287440B2 (ja) * 2009-04-03 2013-09-11 日本電気株式会社 障害時の無停止通信復旧システム及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016048833A (ja) 2016-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11080144B2 (en) System and method for managing blockchain nodes
US10958519B2 (en) Dynamic, load-based, auto-scaling network security microservices architecture
EP3304855B1 (en) Automatic software upgrade
CN107925588B (zh) 用于平台处理核心配置的方法、设备、装置及介质
US9672502B2 (en) Network-as-a-service product director
CN105099988B (zh) 用于支持灰度发布的方法、访问方法以及装置和系统
US9870580B2 (en) Network-as-a-service architecture
CN108028827B (zh) 网络功能虚拟化架构中证书的管理方法及装置
US20160188378A1 (en) Method of Facilitating Live Migration of Virtual Machines
RU2729406C1 (ru) Способ и устройство для автоматического управления политикой зеркалирования виртуализиванного потока, а также носитель данных
WO2016058412A1 (zh) 一种实现虚拟网络功能部署的方法、装置及存储介质
JP6296612B2 (ja) ネットワークシステム及びそのバージョン変更方法
US9152522B2 (en) Methods for configuration management using a fallback configuration
US20160048407A1 (en) Flow migration between virtual network appliances in a cloud computing network
US20120297091A1 (en) Method and apparatus of server i/o migration management
JP2015171128A (ja) パケットの取得方法、パケット取得装置、及び、パケット取得プログラム
US8060592B1 (en) Selectively updating network devices by a network management application
JP5880315B2 (ja) システム管理装置、システムの管理方法、及びシステムの管理プログラム
JP7243825B2 (ja) 制御装置、制御方法及び制御プログラム
JP2015032301A (ja) 仮想ホストのバージョンアップ方法、および、ネットワーク装置
WO2017071780A1 (en) Methods and systems of mapping virtual machine communication paths
CN114930313A (zh) 用于管理区块链节点的系统和方法
JP6635138B2 (ja) 通信ノード、通信システム、更新方法及び更新プログラム
JP5716107B1 (ja) ノード検出システム及び方法及び仮想ノードの機能制御装置及び方法
JP6153903B2 (ja) サービスチェイニングシステム、サービスチェイニングポリシ制御装置、及びサービスチェイニング方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170816

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6296612

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150