JP6296182B2 - 情報処理装置、情報処理装置における表示方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置における表示方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像時刻データを含む画像ファイルを表示させる情報処理装置、情報処理装置における表示方法及びプログラムに関する。
デジタルカメラに代表される撮像装置は、被写体を撮像した結果として画像データを含む画像ファイルを生成する際に、撮像時の様々な付属データをこの画像ファイル内に保存することが多い。このような付属データを画像ファイル内に保存する規格として、Exif(Exchangeable Image Format)と呼ばれる規格が知られている(非特許文献1参照)Exif規格によれば、撮像装置により画像データを撮像した撮像日時データを含む付属データは、Exifファイルのヘッダ部分に格納される。
撮像装置が画像ファイル内に撮像日時データを保存する場合、この撮像日時データは撮像装置の内部時計に基づいて付与されることが多い。撮像装置がGPS(Global Positioning System)モジュールを搭載している場合、GPSシステムの衛星から供給される時刻情報に基づいて内部時計を修正することはあるものの、GPSモジュールを搭載していない撮像装置の場合、撮像装置の初期設定において内部時計を設定した以降はユーザが積極的に時間合わせをすることは期待できない。一般的な撮像装置の内部時計は月差数十秒程度の誤差を生じ、また、この誤差も撮像装置毎の個体差があるため、複数の撮像装置で同時に被写体を撮像しても、画像ファイルに保存される撮像日時データが全く同一であることは保証しにくい。
複数の撮像装置において内部時計のずれが生じることに基づく現象としては次のようなものが挙げられる。結婚式の披露宴など、複数の撮像装置で同じ被写体を同時に撮像し、後日、これら撮像装置により撮像された画像ファイルを持ち寄ってまとめて視聴することがある。このような視聴の際には、いわゆるスライドショーと呼ばれる、複数の画像ファイルを撮像日時データの順に配列し、各々の画像ファイルを所定時間(例えば数秒)ずつ撮像日時データの順に表示する形態で画像ファイルが表示されることがある。ここで、複数の撮像装置において内部時計のずれが生じている場合、同じイベントをほぼ同時に複数の撮像装置で撮像しているにもかかわらず、実際のイベントの詳細な生起順通りにスライドショーによる画像ファイルの表示がされない可能性が生じる。
かかる現象に鑑みて、複数の撮像装置により撮像された画像ファイルの撮像日時データのずれに対応した画像表示を行える技術が提案されている。一例として、複数の撮像装置により撮像された画像ファイルのうち類似度の高い画像ファイルを抽出し、一方の画像ファイルの撮像日時データを基準として他方の画像ファイルの撮像日時データを補正する技術(特許文献1参照)、複数の撮像装置で撮像された画像ファイルを撮像日時データ順に一覧表示し、撮影順が正しくないと判断できる画像ファイルについて画面上で手作業で移動させて修正する技術(特許文献2参照)、さらに、同一の被写体を撮像した基準撮影画像を抽出し、いずれかの撮像装置により撮像された基準撮影画像の撮像日時データに合わせて他の撮像装置により撮像された基準撮影画像の撮像日時データを修正する技術(特許文献3参照)がある。
特開2011−9976号公報 特開2009−267600号公報 特開2009−88677号公報
「Exif Printとは[Exifとは]」[平成25年2月25日検索]、インターネット<URL: http://www.cipa.jp/exifprint/contents_j/01exif1_j.html>
しかしながら、上述した従来の技術は、いずれも撮像日時データの補正に手間を要し、あるいは、撮像日時データの補正を的確に行えない可能性があった。
例えば、特許文献1及び特許文献3に記載された技術では、画像ファイルの類似度を算出して同一の被写体を撮像したと推測される画像ファイルはほぼ同時に撮像されたものとみなし、撮像日時データを補正していた。しかしながら、複数の撮像装置において同一の被写体を撮像している場合でも、同一の被写体が同時に撮像されるとは限らない。また、特徴的なシーン(例えば披露宴におけるケーキカットの瞬間)のようにほぼ同時に撮像したとみなせる場合もあるが、この場合であっても、複数の撮像装置により似通った構図で撮像されるとも限らない。従って、特許文献1及び特許文献3に記載された技術では、撮像日時データの補正を的確に行えない可能性があった。
また、特許文献2に記載された技術では、画像ファイルを手作業で移動させて撮像日時データを修正していたので、撮像日時データの補正に手間を要していた。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたもので、複数の撮像装置により撮像された画像ファイルの撮像時刻データを簡易にかつ的確に補正することの可能な情報処理装置、情報処理装置における表示方法及びプログラムを提供することを目的の一つとしている。
本発明は、複数の撮像装置により撮像され、画像データ及びこの画像データの撮像時刻データを含む複数の画像ファイルが格納された記憶部を有する情報処理装置に適用される。そして、撮像時刻データに基づいて、所定の時間範囲内に撮像時刻が含まれる画像ファイルの頻度を算出する頻度算出部と、頻度算出部により算出された画像ファイルの頻度を撮像装置毎に比較し、この頻度が合致するように、一の撮像装置により撮像された画像ファイルの撮像時刻データに対する他の撮像装置により撮像された画像ファイルの撮像時刻データの補正値を算出する補正値算出部と、補正値算出部により算出された補正値により撮像時刻データを補正して、複数の画像ファイルを時間の推移に従って表示する表示画面を表示するための画面表示用信号を生成する表示制御部と、画面表示用信号を出力する出力部とを設けることにより、上述した課題の少なくとも一部を解決している。
頻度算出部は、撮像時刻データに基づいて、所定の時間範囲内に撮像時刻が含まれる画像ファイルの頻度を算出し、補正値算出部は、頻度算出部により算出された画像ファイルの頻度を撮像装置毎に比較し、この頻度が合致するように、一の撮像装置により撮像された画像ファイルの撮像時刻データに対する他の撮像装置により撮像された画像ファイルの撮像時刻データの補正値を算出する。従って、表示制御部が、補正値算出部により算出された補正値により撮像時刻データを補正して、複数の画像ファイルを時間の推移に従って表示する表示画面を表示するための画面表示用信号を生成すると、この画面表示用信号に基づいて生成された表示画面においては、撮像装置の内部時計のずれに基づく撮像時刻データのずれが補正された状態で画像ファイルが表示される。
ここで、補正値算出部は、他の撮像装置のうち少なくとも一つの撮像装置により撮像された画像ファイルの撮像時刻データに差分値を加減し、頻度算出部により算出された画像ファイルの頻度を撮像装置毎に比較してこの頻度が一致した差分値を補正値として出力することが好ましい。
また、情報処理装置は、撮像時刻データに基づいて、撮像装置毎に、複数の画像ファイルを時間軸上に配列する配列部を備えることが好ましい。この場合、頻度算出部は、時間軸上にそれぞれ略等しい時間範囲を有する時間区間を設け、配列部により配列された状態で、時間区間毎に撮像時刻が含まれる画像ファイルの頻度を撮像時刻データに基づいて算出することが好ましい。さらに、補正値算出部は、頻度算出部が算出した時間区間毎の画像ファイルの頻度を撮像装置毎に比較し、この頻度が合致するように、一の撮像装置により撮像された画像ファイルの撮像時刻データに対する他の撮像装置により撮像された画像ファイルの撮像時刻データの補正値を算出することが好ましい。
そして、情報処理装置は、補正値算出部により算出された補正値により撮像時刻データを更新して記憶部に格納する撮像時刻更新部を備えることが好ましい。
また、本発明は、複数の撮像装置により撮像され、画像データ及びこの画像データの撮像時刻データを含む複数の画像ファイルが格納された記憶部を有する情報処理装置における表示方法に適用される。そして、撮像時刻データに基づいて、所定の時間範囲内に撮像時刻が含まれる画像ファイルの頻度を算出する工程と、算出された画像ファイルの頻度を撮像装置毎に比較し、この頻度が合致するように、一の撮像装置により撮像された画像ファイルの撮像時刻データに対する他の撮像装置により撮像された画像ファイルの撮像時刻データの補正値を算出する工程と、算出された補正値により撮像時刻データを補正して、複数の画像ファイルを時間の推移に従って表示する表示画面を表示するための画面表示用信号を生成する工程と、この画面表示用信号を出力する工程とを設けることにより、上述した課題の少なくとも一部を解決している。
さらに、本発明は、複数の撮像装置により撮像され、画像データ及びこの画像データの撮像時刻データを含む複数の画像ファイルが格納された記憶部を有するコンピュータにより実行されるプログラムに適用される。そして、このプログラムは、コンピュータにより実行されると、撮像時刻データに基づいて、所定の時間範囲内に撮像時刻が含まれる画像ファイルの頻度を算出する工程と、算出された画像ファイルの頻度を撮像装置毎に比較し、この頻度が合致するように、一の撮像装置により撮像された画像ファイルの撮像時刻データに対する他の撮像装置により撮像された画像ファイルの撮像時刻データの補正値を算出する工程と、算出された補正値により撮像時刻データを補正して、複数の画像ファイルを時間の推移に従って表示する表示画面を表示するための画面表示用信号を生成する工程と、この画面表示用信号を出力する工程とを設けることにより、上述した課題の少なくとも一部を解決している。
本発明によれば、画像ファイルに含まれる被写体や構図によらず、画像ファイルの撮像時刻データを適切に補正することができる。また、操作者が手作業で類似する画像ファイルを選択して修正するような手間を省くことができる。よって、本発明の情報処理装置によれば、複数の撮像装置により撮像された画像ファイルの撮像時刻データを簡易にかつ的確に補正することが可能となる。
本発明の一実施形態である情報処理装置を含む画像表示システムの概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態である情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。 一実施形態の情報処理装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 一実施形態の情報処理装置に適用される画像ファイルのデータ構造を示す図である。 一実施形態の情報処理装置に適用される評価値テーブルのデータ構造を示す図である。 一実施形態の情報処理装置に適用される登録テーブルのデータ構造を示す図である。 一実施形態の情報処理装置における補正値算出手順の一例を説明するための図である。 一実施形態の情報処理装置における補正値算出手順の他の例を説明するための図である。 一実施形態の情報処理装置における補正値算出手順のまた他の例を説明するための図である。 一実施形態の情報処理装置における補正値算出手順のさらに他の例を説明するための図である。 一実施形態の情報処理装置における機器登録または機器追従の手順の一例を説明するための図である。 一実施形態の情報処理装置の動作の一例を説明するためのフローチャートである。 一実施形態の情報処理装置の機器登録動作の一例を説明するためのフローチャートである。 一実施形態の情報処理装置の補正処理動作の一例を説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態である情報処理装置について説明する。
(一実施形態)
図1は、本発明の一実施形態である情報処理装置を含む画像表示システムの概略構成を示す図である。図1において、一実施形態の情報処理装置を含む画像表示システムは、情報処理装置1、第1の撮像装置2、第2の撮像装置3及び画像表示装置4を備える。
情報処理装置1は、少なくとも第2の撮像装置3により撮像された画像ファイルの撮像時刻データに対して補正を行う。情報処理装置1の詳細については後述する。第1の撮像装置2は、被写体を撮像して第1の画像ファイルを生成し、その際、この第1の画像ファイルの一部に撮像時刻データの一例である撮影日時データ及びGPSデータを付与する。特に、本実施形態においては、第1の撮像装置2は、GPSデータ取得の際にGPS衛星から入手した時刻情報に基づいて内部時計を定期的に時刻合わせしており、従って、第1の画像ファイルに付与する撮影日時データは正確なものであると考えることができる。第1の撮像装置2は、例えばスマートフォンやGPS装置が搭載されたデジタルスチルカメラである。第2の撮像装置3は、被写体を撮像して第2の画像ファイルを生成し、その際、この第2の画像ファイルの一部に撮像時刻データの一例である撮影日時データを付与する。第2の撮像装置3は、例えばGPS装置が搭載されていないデジタルスチルカメラである。
第1及び第2の撮像装置2、3によって撮像された第1及び第2の画像ファイルは、一例として、データ転送ケーブルの一例であるUSB(Universal Serial Bus)ケーブル5により情報処理装置1に取り込まれる。あるいは、第1、第2の撮像装置2、3によって撮像された第1及び第2の画像ファイルはメモリーカード6に格納され、このメモリーカード6が情報処理装置1に挿入されることにより情報処理装置1に取り込まれる。
画像表示装置4は、一例として、データ転送ケーブルの一例であるHDMI(High Definition Multimedia Interface)(登録商標)ケーブル7により情報処理装置1に接続されている。情報処理装置1から出力される画像表示用信号はこのHDMIケーブル7を介して画像表示装置4に入力され、画像表示装置4は、入力された画像表示用信号に基づいてその表示画面4aに画像を表示する。あるいは、画像表示装置4は、コンポジット映像信号の送受信が可能なRCA端子を有するケーブル、S端子を有するケーブルにより情報処理装置1に接続されてもよく、さらには、画像表示信号4は、コンポーネント映像信号の送受信が可能なD端子を有するケーブルにより情報処理装置1に接続されてもよい。画像表示装置4は、例えばTVやモニタである。
(一実施形態の情報処理装置の構成)
図2は、本発明の一実施形態である情報処理装置1の概略構成を示すブロック図である。図2において、本実施形態の情報処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)11、RAM(Random Access Memory)12、入出力デバイス13、HDMIインタフェース(I/F)14、ネットワークインタフェース(I/F)15及びHDD(Hard Disk Drive)部16を備えており、これらはバスにより互いに接続されている。
CPU10は、後述するROM11内に格納されたファームウェア等のプログラムが実行されることにより、情報処理装置1全体の制御を行う。また、CPU10は、ROM11内に格納されたプログラムが実行されることにより、図3に示すような各機能部としても動作する。図3に示す各機能部の動作については後述する。ROM11には、上述したファームウェア等のプログラムが格納されている。RAM12は情報処理装置1のワークメモリとして機能し、CPU10を含めた情報処理装置1の動作時に一時的に使用されるプログラム、データ等が格納される。
入出力デバイス13は、入力インタフェース(I/F)13a、入力指示部13b、カードインタフェース(I/F)13c及びUSBインタフェース(I/F)13dを備える。入力インタフェース13aには入力指示部13b及び入力機器20が接続され、ユーザが入力指示部13bまたは入力機器20を操作することにより入力される入力信号を受信する。入力指示部13bとしては、例えば画像取り込み指示ボタン等が挙げられ、また、入力機器20としては、例えばリモコン、キーボード、マウス等が挙げられる。カードインタフェース13cはカードスロット(図略)を備え、このカードスロットに挿入されたメモリーカード6に対してデータの読み出し/書き込みを行う。メモリーカード6の形式に限定はなく、一例としてmini、microを含むSDメモリーカード、メモリースティック(登録商標)が好適に挙げられる。USBインタフェース13dはUSBコネクタ(図略)を備え、このUSBコネクタに直接、あるいはUSBケーブル5を介して接続されたUSB機器21に対してデータの読み出し/書き込みを行う。USB機器21としては、USBフラッシュメモリ、USBコネクタを備えた第1及び第2の撮像装置2、3が挙げられる。
HDMIインタフェース14はHDMIコネクタ(図略)を備え、このHDMIコネクタにHDMIケーブル(図略)を介して接続されたHDMI出力機器22に対してAVストリーム(映像信号及び音声信号)を出力する。HDMI出力機器22としては、例えば画像表示装置4が挙げられる。ネットワークインタフェース15はネットワークコネクタ(図略)を備え、このネットワークコネクタにネットワークケーブル(図略)を介してルータ23が接続され、このルータ16がインターネット等のWAN(Wide Area Network)24に接続されることで、外部ネットワークとの間でデータの送受信がされる。このネットワークインタフェース15は、例えばIEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)802.3規格に基づく有線通信を行うものである。あるいは、ネットワークインタフェース15は、IEEE802.11規格に基づく無線通信を行うものであってもよく、あるいは、有線/無線通信のいずれも行うものであってもよい。
HDD部16は、HDD16aとHDDインタフェース(I/F)16bとを備える。HDD16aは、記録媒体であるディスクと、このディスクの回転を行う回転部と、ディスクに対してデータの読み出し/書き込みを行うヘッド部とを備える(いずれも不図示)。HDDインタフェース16bは、このHDD16aに対するデータの読み出し/書き込み指令があった場合に、HDD16a全体の制御を行うとともに、データの読み出し/書き込み制御を行い、読み出されたデータを出力する。また、このHDD16aには、ユーザにより提供される第1の画像ファイル50、第2の画像ファイル51、補正値52、評価値テーブル53及び登録テーブル54が格納されている。
第1及び第2の画像ファイル50、51をHDD16aに格納する手法は任意であるが、一例として、上述のように第1及び第2の撮像装置2、3が撮像して得られた第1及び第2の画像ファイル50、51をメモリーカード6内に格納し、このメモリーカード6をカードインタフェース13cのカードスロットに挿入して、入力指示部13bが操作されたことによりこのメモリーカード6内に格納された第1及び第2の画像ファイル50、51をHDD16a内に取り込む手法が挙げられる。また、第1及び第2の画像ファイル50、51を撮像した第1及び第2の撮像装置2、3に接続されたUSBケーブル5をUSBインタフェース13dのUSBコネクタに挿入して、入力指示部13bが操作されたことにより第1及び第2の撮像装置2、3内に格納された第1及び第2の画像ファイル50、51をHDD16a内に取り込んでもよい。さらに、WAN24に存在する第1及び第2の画像ファイル50、51をルータ23及びネットワークインタフェース15を介してHDD16a内に取り込んでもよい。第1、第2の画像ファイル50、51、補正値52、評価値テーブル53及び登録テーブル54の詳細な構成については後述する。なお、図2において第1及び第2の画像ファイル50、51はそれぞれ1つずつ図示されているが、本実施例においては第1及び第2の画像ファイル50、51は複数個HDD16a内に格納されていてもよい。
(一実施形態の情報処理装置の機能構成)
図3は、一実施形態の情報処理装置1の機能構成を示す機能ブロック図である。図3において、本実施形態の情報処理装置1は、制御部30、記憶部31、入力部32及び出力部33を備える。
記憶部31には、第1の画像ファイル50、第2の画像ファイル51、補正値52、評価値テーブル53及び登録テーブル54が格納されている。第1の画像ファイル50は、第1の画像データ50a及び撮像時刻データ50bを備える。同様に、第2の画像ファイル51は、第2の画像データ51a及び撮像時刻データ51bを備える。これら第1及び第2の画像ファイル50、51の画像データ50a、51a及び撮像時刻データ50b、51bは、第1及び第2の撮像装置2、3による被写体撮像の際にこれら第1及び第2の撮像装置2、3により生成、あるいは付与される。第1の画像ファイル50、第2の画像ファイル51、補正値52、評価値テーブル53及び登録テーブル54の詳細については後述する。
制御部30は、配列部34、頻度算出部35、補正値算出部36、撮像時刻更新部37及び表示制御部38を備える。
配列部34は、第1及び第2の画像ファイル50、51の撮像時刻データ50b、51bに基づいて、撮像装置2、3毎に複数の画像ファイル50、51を時間軸上に配列する。より詳細には、配列部34は、第1及び第2の画像ファイル50、51がそれぞれ配列される時間軸を撮像装置2、3毎に(本実施形態では2つの時間軸)用意し、第1及び第2の画像ファイル50、51の撮像時刻データ50b、51bを参照して、この撮像時刻データ50b、51bが指し示す時間軸上の位置に第1及び第2の画像ファイル50、51を配列する。すなわち、一方の時間軸には第1の画像ファイル50が時間軸上に配列され、他方の時間軸には第2の画像ファイル51が時間軸上に配列される。
頻度算出部35は、第1及び第2の画像ファイル50、51の撮像時刻データ50b、51bに基づいて、この撮像時刻データ50b、51bが指し示す撮像時刻が所定の時間範囲内に含まれる画像ファイル50、51の頻度を算出する。好ましくは、頻度算出部35は、配列部34が画像ファイル50、51を配列した時間軸上にそれぞれ略等しい時間範囲を有する時間区間を設け、配列部34により画像ファイル50、51を配列した状態で、この時間区間毎に、撮像時刻データ50b、51bが指し示す撮像時刻が時間区間内に含まれる画像ファイル50、51の頻度を撮像時刻データ50b、51bに基づいて算出する。
後述のように、第1及び第2の撮像装置2、3により付与される撮像時刻データ50b、51bは秒単位であることが多いので、頻度算出部35は時間軸上の画像ファイル50、51の頻度を秒単位で算出することが可能である。しかしながら、撮像装置2、3の性能により複数の画像ファイル50、51を連写する機能が異なり、撮像装置2、3の連写機能が高くない場合、秒単位で頻度を算出すると1〜2枚程度の頻度になってしまうこともある。また、撮像装置2、3の操作者(カメラマン)が連写機能を頻繁に使用するとも限らない。従って、頻度算出部35は、後述する補正値算出部36によって適切な補正値が算出できるように、例えば60秒間といった時間区間における画像ファイル50、51の頻度を算出してもよい。
補正値算出部36は、頻度算出部35により算出された画像ファイル50、51の頻度を撮像装置2、3毎に比較し、この頻度が合致するように、一の撮像装置、すなわち第1の撮像装置2または第2の撮像装置3のうちいずれか一方により撮像された画像ファイル50、51の撮像時刻データ50b、51bに対する、他の撮像装置、すなわち第1の撮像装置2または第2の撮像装置3のうち他方により撮像された画像ファイル50、51の撮像時刻データ50b、51bの補正値を算出する。好ましくは、補正値算出部36は、他の撮像装置2、3のうち少なくとも一つの撮像装置2、3により撮像された画像ファイル50、51の撮像時刻データ50b、51bに差分値を加減し、頻度算出部35により算出された画像ファイル50、51の頻度を撮像装置2、3毎に比較してこの頻度が一致した差分値を補正値として出力する。さらに好ましくは、補正値算出部36は、頻度算出部35が算出した時間区間毎の画像ファイル50、51の頻度を撮像装置2、3毎に比較し、この頻度が合致するように、一の撮像装置、すなわち第1の撮像装置2または第2の撮像装置3のうちいずれか一方により撮像された画像ファイル50、51の撮像時刻データ50b、51bに対する、他の撮像装置、すなわち第1の撮像装置2または第2の撮像装置3のうち他方により撮像された画像ファイル50、51の撮像時刻データ50b、51bの補正値を算出する。補正値算出部36により算出された補正値は記憶部31内に格納される(補正値52)。
補正値算出部36は、頻度算出部35により算出された画像ファイル50、51の頻度を完全に合致させた状態で補正値を算出するばかりではなく、完全に合致せずとも頻度の傾向を合致させた状態でも補正値を算出することが好ましい。撮像装置2、3の操作者によって、厳密な意味で被写体を撮像するタイミングは異なるので、同じシーンを撮像していても画像ファイル50、51の撮像時刻データ50b、51bは厳密に一致しない。従って、上述した時間区間の設定と同様に、補正値算出部36によって適切な補正値が算出できるように、頻度の合致状態を判定することが好ましい。一例として、頻度算出部35により算出された画像ファイル50、51の頻度のピーク値(極大値)が一定の閾値を超える撮像時刻データ50b、51bを捉え、第1の撮像装置2または第2の撮像装置3のうち他方の撮像装置により撮像された画像ファイル50、51の撮像時刻データ50b、51bに差分値を加減し、これら撮像時刻データ50b、51bが一致した際の差分値を補正値として算出してもよい。また、上述した時間区間に画像ファイル50、51が配列されていれば値「1」、配列されていなければ値「0」とし、この値を時間軸上に配列して一定のパターンを生成し、このパターンの合致度を評価値として数値化する。そして、第1の撮像装置2または第2の撮像装置3のうち他方の撮像装置により撮像された画像ファイル50、51の撮像時刻データ50b、51bに差分値を加減して都度評価値を算出し、評価値が極大値または極小値を示した際の差分値を補正値として算出してもよい。補正値算出部36により算出された評価値は差分値と組にされて評価値テーブル53として記憶部31に格納される。
撮像時刻更新部37は、補正値算出部36により算出された補正値により画像ファイル50、51の撮像時刻データ50b、51bを更新して記憶部31に格納する。但し、撮像時刻更新部37による撮像時刻データ50b、51bは必須ではなく、記憶部31に補正値52のみを保持し、後述する表示制御部38による画像表示用信号生成時にこの補正値52を参照して画像ファイル50、51の撮像時刻データ50b、51bを補正してもよい。
表示制御部38は、補正値算出部36により算出された補正値52により画像ファイル50、51の撮像時刻データ50b、51bを補正して、複数の画像ファイル50、51を時間の推移に従って表示する表示画面を表示するための画面表示用信号を生成する。このような表示画面としては、いわゆるスライドショー表示と呼ばれる表示画面が好適に挙げられる。
入力部32は、第1、第2の撮像装置2、3を含む外部入力機器から情報処理装置1に入力される各種データの入力を受け付け、入力された各種データを制御部30に入力し、あるいは記憶部31に格納する。出力部33は、画像表示用信号を含む、制御部30または記憶部31内の各種データを、画像表示装置4を含む外部出力機器に出力する。
以上の構成において、制御部30及び制御部30を構成する配列部34、頻度算出部35、補正値算出部36、撮像時刻更新部37及び表示制御部38は主にCPU10により構成され、記憶部31は主にメモリーカード6、ROM11、RAM12及びHDD部16により構成され、入力部32は主に入出力デバイス13及びネットワークインタフェース15により構成され、出力部33は主にHDMIインタフェース14及びネットワークインタフェース15により構成される。図3に示す情報処理装置1の各機能部の動作については後に詳述する。
(画像ファイルのデータ構造)
図4は、本実施形態の情報処理装置1のHDD16a内に格納されている画像ファイルのデータ構造の一例を示す図である。本実施形態において、第1及び第2の画像ファイル50、51のデータ構造は同一であり、格納されているデータが異なるのみである。従って、以下のデータ構造の説明においては、第1の画像ファイル50について代表して説明を行う。本実施形態の第1の画像ファイル50はExif規格で定められるファイルフォーマットを有し、そのヘッダ部分60にタグ情報が格納され、さらにサムネイル画像データが格納されたサムネイル画像領域61、及び画像データ50aが格納された画像データ領域62が設けられている。本実施形態の第1の画像ファイル50では、ヘッダ部分60に格納されたタグ情報は、被写体撮像時に第1の撮像装置2により画像ファイル50のヘッダ部分60の所定領域に記述される。
第1の画像ファイル50のヘッダ部分60には、第1の画像ファイル50を特定するための一意の値が記述されるID領域63、第1の画像データ50aの画素数が記述される画素数領域64、画像ファイル50の撮影日時である撮像時刻データ50bが記述される撮影日時領域65、画像ファイル50の情報処理装置1への取り込み日時が記述される取り込み日時領域66、画像ファイル50が撮像された第1の撮像装置2の機種名が記述される機種名領域67、画像ファイル50の画像データ50aが撮像された際の撮像装置の各種情報、例えば絞り値、焦点距離が記述される撮影情報領域68、画像ファイル50が撮像されたときに撮像装置2が所在する位置をGPSシステムにより得た位置情報(例えば緯度、経度、高度情報)が記述されるGPS情報領域69、及び情報処理装置1のユーザが各種情報を任意に記述するためのユーザ定義領域70が設けられている。当然、これ以外の領域を画像ファイル50のヘッダ部分60に設けることは任意である。
ここで、ヘッダ部分60の各領域に記述される各種情報について一例を挙げて説明する。撮影日時領域65には、第1の撮像装置2の内部時計を参考にして、第1の画像ファイル50の画像データ50aが撮像されたときの日時、つまり撮影日時を示す撮像時刻データ50bが、一例として“2011/12/08 10:15:24”、すなわち年月日及び秒単位までの時間として記述される。取り込み日時領域66には、情報処理装置1の図略の内部時計を参考にして、第1の画像ファイル50の画像データ50aが情報処理装置1に取り込まれたときの日時、つまり取り込み日時が、一例として“2012/03/07 18:00:58”、すなわち年月日及び秒単位までの時間として記述される。機種名領域67には、第1の撮像装置2の機種名が、第1の撮像装置2の製造者が定めたデータで、一例として「XYZ−○」として記述される。撮影情報領域68には、第1の画像ファイル50の画像データ50aが撮像された際の第1の撮像装置2の各種情報が、一例として「絞り値F=8、シャッタースピード1/125」として記述される。GPS情報領域69には、第1の画像ファイル50が生成されたときに第1の撮像装置2が所在する位置をGPSシステムを用いて得た位置情報を示すデータ、より詳細には撮像装置2が所在する位置の緯度情報、経度情報及び高度情報が、一例として“lat=+35.09.36.266, lon=+136.54.21.114,alt=50”として記述される。
(評価値テーブルのデータ構造)
図5は、本実施形態の情報処理装置1のHDD16a内に格納されている評価値テーブル53のデータ構造の一例を示す図である。本実施形態における評価値テーブル53には差分値領域71及び評価値領域72が設けられ、差分値領域71には、上述した補正値算出部36による補正値算出の経過で算出される差分値が格納され、評価値領域72には、この差分値を第1の撮像装置2または第2の撮像装置3のうち他方により撮像された画像ファイル50、51の撮像時刻データ50b、51bに加減した際の評価値が格納されている。
(登録テーブルのデータ構造)
図6は、本実施形態の情報処理装置1のHDD16a内に格納されている登録テーブル54のデータ構造の一例を示す図である。本実施形態における登録テーブル54にはグループ領域73及び機種名領域74が設けられている。機種名領域74には、後述する機器登録処理において、同一のグループに属するものとして登録及び追従がされた機種名が、同一のグループ領域73に属するものとして記述されている。機器登録処理の詳細については後述する。
(一実施形態の情報処理装置の概略動作)
次に、図7〜図9を参照して、本実施形態の情報処理装置1の概略動作について説明する。
図7は、本実施形態の情報処理装置1における補正値算出手順の一例を説明する図であり、第1の撮像装置2及び第2の撮像装置3により撮像され、情報処理装置1に取り込まれた第1及び第2の画像ファイル50、51について、配列部34が撮像時刻データ50b、51bを参照して、撮像装置2、3毎に設けられた時間軸上に配列した状態を示す図である。
この図において、第1の撮像装置2(図中「1」で表示している)により撮像された第1の画像ファイル50を配列するための時間軸80a上には、第1の画像ファイル50が、撮像時刻データ50bが指し示す位置に配列されている。時間軸80aはそれぞれ略等しい時間単位を有する時間区間81に区分されている。図示例では時間区間81は60秒である。そして、配列部34により配列された第1の画像ファイル50の時間軸上の頻度82aが頻度算出部35により算出されている。同様に、第2の撮像装置3(図中「2」で表示している)により撮像された第2の画像ファイル51を配列するための時間軸80b上には、第2の画像ファイル51が、撮像時刻データ51bが指し示す位置に配列されている。そして、配列部34により配列された第2の画像ファイル51の時間軸上の頻度82bが頻度算出部35により算出されている。
頻度算出部35が算出する頻度82a、82bは時間区間81単位であるが、図示例では第1及び第2の画像ファイル50、51の撮像時刻データ50b、51bの集中度を明確に図示するために、この時間区間81よりも短い時間単位(例えば10秒程度)の頻度を図示している。このため、時間区間81内において頻度82a、82bが極大値を示すように図示される。
図7に示すように、時間軸80a、80bの起点(図示例では9:00)を揃えた状態で頻度82a、82bを比較すると、同一の時間区間81における頻度82a、82bは必ずしも合致していない。そこで、補正値算出部36は、第1の撮像装置2により撮像された画像ファイル50の撮像時刻データ50bは正確であるものと仮定し、時間軸80a上の第1の画像ファイル50の撮像時刻データ50bはそのままで、時間軸80b上の第2の画像ファイル51の撮像時刻データ51bに対して差分値Δtを加減し、頻度82a、82bが合致するときの差分値Δtを補正値52として求める。差分値Δtの値の範囲をどの程度の値に設定するかは、補正値算出部36による補正値算出動作の速度、どの程度の数の画像ファイル50、51が補正の対象となっているか等の要因を勘案して決定すればよい。一例として、−300(秒)≦Δt≦300秒とされる。同様に、差分値Δtの変化単位についても、補正値算出部36による補正値算出動作の速度、どの程度の数の画像ファイル50、51が補正の対象となっているか等の要因を勘案して決定すればよい。一例として、差分値Δtは10秒単位で変化させる。
補正値算出部36による差分値Δt加減算の結果、頻度82a、82bが合致した状態を図8に示す。頻度82a、82bの全ての極大値が一致しているわけではないが、頻度82aの極大値が頻度82bの極大値に全て時間軸80a、80b上で合致している。補正値算出部36はこの状態を頻度82a、82bの合致と判定し、その際の差分値Δtを補正値52とする。図示例では、Δt=60秒であった。
頻度82a、82bの合致度を算出する手法の一例を図9を参照して説明する。補正値算出部36は、時間軸80a、80b上における特定の時間区間81において第1または第2の画像ファイル50、51が配列されていれば、この時間区間81に対して値「1」を付与する。一方、補正値算出部36は、時間軸80a、80b上における特定の時間区間81において第1または第2の画像ファイル50、51が配列されていなければ、この時間区間81に対して値「0」を付与する。このようにして補正値算出部36は頻度82a、82bをパターン化する。次に、時間軸80aの値と時間軸80bの値とを同一時間区間81で比較し、値の差(つまり「時間軸80aの値−時間軸80bの値」)を算出する。そして、値の差を全て合算した値を算出し、これを評価値とする。図9に示す例では評価値は「−1」である。図9に示した手順により算出された評価値は、0に近い値を取った場合に頻度82a、82bが合致したと評価できる値である。
但し、頻度82a、82bの時間区間81単位での出現順序、つまり頻度82a、82bのパターンによっては、複数の差分値Δtにおいて評価値が0に近い値を取る可能性がある。図10に示す例では、複数の差分値Δtの区間(Δt=10〜20及びΔt=30〜35)において評価値が0に近い値を取っている。この場合、区間が広い差分値Δt(図10の例ではΔt=10〜20)を採用し、この区間の中間値Δt=15を補正値として採用する。
(一実施形態の情報処理装置の動作)
次に、図12〜図14のフローチャートを参照して、本実施形態の情報処理装置1の動作について説明する。
図12は、本実施形態の情報処理装置1の動作の全体を説明するためのフローチャートである。図12のフローチャートに示すプログラムは、情報処理装置1による第1及び第2の画像ファイル50、51の取り込み時に開始される。
まず、ステップS1では、情報処理装置1の制御部30が第1及び第2の撮像装置2、3から第1及び第2の画像ファイル50、51を取り込み、記憶部31に格納する。次に、ステップS2では、取り込まれた画像ファイル50、51を生成した撮像装置2、3に対して機器登録処理が行われる。機器登録処理の詳細については後述する。ステップS3では、情報処理装置1に取り込まれた第1及び第2の画像ファイル50、51に対してその撮像時刻データ50b、51bの補正値を算出する補正処理が行われる。補正処理の詳細についても後述する。そして、ステップS4では、ステップS3により算出された補正値52により画像ファイル50、51の撮像時刻データ50b、51bを補正して、複数の画像ファイル50、51を時間の推移に従って表示する表示画面を表示するための画面表示用信号を生成する。そして、この画面表示用信号が出力部33を介して外部出力機器に出力され、この外部出力機器において画面表示用信号に基づいて表示画面が生成されることでスライドショー表示が行われる。この後、図12に示すプログラムは終了する。
次に、図13は、本実施形態の情報処理装置1における機器登録動作を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS10では、外部入力機器を介して操作者が入力した選択入力指示に基づいて、第1及び第2の撮像装置2、3のいずれかを、図12のステップS3及び後述する図14の補正処理において基準とする撮像装置とするかを決定する。基準とする撮像装置とは、上述した図6〜図8の説明における第1の撮像装置2のように、撮像装置2、3により撮像された画像ファイル50、51の撮像時刻データ50b、51bが正確なものであると仮定する撮像装置2、3である。特に、本実施形態では、第1の撮像装置2は、上述のようにGPSデータ入手の際にGPS衛星から取得した時刻情報に基づいて内部時計の時刻合わせを定期的に行っているので、第1の撮像装置2を基準とする撮像装置として設定することが好ましい。以降、基準とする撮像装置2、3以外の撮像装置2、3を補正すべき撮像装置2、3と称する。ステップS10により指定された基準とする撮像装置に関する情報、例えば画像ファイル50、51の機種名領域67に記述された、撮像装置2、3の機種名に関する情報は記憶部31に一時的に格納される。なお、操作者による選択入力指示に先立って、表示制御部38が選択入力指示用の表示画面を生成するための画面表示用信号を生成し、この画面表示用信号が出力部33を介して外部出力機器に出力され、この外部出力機器において画面表示用信号に基づいて表示画面が生成されることで選択入力指示用の表示画面が表示されてもよい。
次に、ステップS11では、取り込まれた画像ファイルが、ステップS10で指定された基準とする撮像装置により撮像されたものであるか否かが判定され、基準とする撮像装置により撮像されたものである(ステップS11においてYES)場合は、プログラムはステップS12に移行し、基準とする撮像装置により撮像されたものでない(ステップS11においてNO)場合は、プログラムはステップS13に移行する。ステップS11における判定は、画像ファイル50、51の機種名領域67に記述された、撮像装置2、3の機種名に関する情報や、取り込まれた画像ファイルのGPS情報領域69に位置情報が記述されているか否かにに基づいて行えばよい。
ステップS12では、基準とする撮像装置の機器登録作業が行われる。一方、ステップS13では、補正すべき撮像装置の機器追従作業が行われる。この後、機器登録作業は終了する。
ステップS12及びステップS13において行われる機器登録作業及び機器追従作業の詳細について、図11を参照して説明する。
図11は、本実施形態の情報処理装置1における機器登録または機器追従の手順の一例を説明するための図である。図11に示す機器登録または機器追従作業においては、情報処理装置1の制御部30が、第1及び第2の画像ファイル50、51の機種名領域67に記述された第1及び第2の撮像装置2、3の機種名情報に基づいて機器登録または機器追従作業を行う。一例として、機種名情報「XA」を有する第1の撮像装置2によって生成された第1の画像ファイル50が最初に取り込まれると、この第1の画像ファイル50の機種名領域67に記述された機種名情報「XA」が登録テーブル54の機種名領域74に記述される。次いで、機種名「YA」情報を有する第2の撮像装置3によって生成された第2の画像ファイル51が最初に取り込まれると、情報処理装置1の制御部30が、出力部33を介して、追従作業を行うべき第2の撮像装置3がいずれの第1の撮像装置2に追従すべきかを入力させるための入力画面を表示させるためのデータを画像表示装置4に出力する。そして、情報処理装置1の制御部30は、入力部32を介してユーザが入力を行った選択指示に基づいて、追従作業を行うべき第2の撮像装置3の機種名情報「YA」を、追従先である第1の撮像装置2の機種名情報「XA」が記述された登録テーブル54のグループ領域73に関連付けられた他の機種名領域74に記述する。同様に、機種名「XB」を有する第1の撮像装置2によって生成された第1の画像ファイル50が最初に取り込まれると、第1の画像ファイル50の機種名領域67に記述された機種名情報「XB」が登録テーブル54の機種名領域74に記述される。次いで、機種名「YB」情報を有する第2の撮像装置3によって生成された第2の画像ファイル51が最初に取り込まれると、制御部30が、出力部33を介して、追従作業を行うべき第2の撮像装置3がいずれの第1の撮像装置2に追従すべきかを入力させるための入力画面を表示させるためのデータを画像表示装置4に出力する。そして、制御部30は、入力部32を介してユーザが入力を行った選択指示に基づいて、追従作業を行うべき第2の撮像装置3の機種名情報「YB」を、追従先である第1の撮像装置2の機種名情報「XB」が記述された登録テーブル54のグループ領域73に関連付けられた他の機種名領域74に追記する。
次に、図14は、本実施形態の情報処理装置1における補正処理動作を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS20では、情報処理装置1の制御部30の配列部34が、情報処理装置1に取り込まれた、基準とする撮像装置2、3及び補正すべき撮像装置2、3により撮像された画像ファイル50、51の一群を特定する。ステップS20における画像ファイル50、51の一群は、図13において機器登録及び機器追従作業がされた一組の撮像装置2、3により撮像された画像ファイル50、51の一群である。
次に、ステップS21では、配列部34が、ステップS20において特定された画像ファイル50、51の一群に対して、その撮像時刻データ50b、51bを参照して、撮像装置2、3毎に設けられた時間軸上における撮像時刻データ50b、51bが指し示す位置にこれら画像ファイル50、51を配列する(図6参照)。次いで、ステップS22では、制御部30の頻度算出部35が、各々の時間軸上における時間区間毎の画像ファイル50、51の頻度を算出する(図6参照)。
次に、ステップS23では、制御部30の補正値算出部36が、補正すべき撮像装置2、3により撮像された画像ファイル50、51の撮像時刻データ50b、51bに加減すべき差分値Δtを初期値に設定する。本実施形態において、初期値は−α(αは自然数)とされ、差分値Δtの変動範囲は−α≦Δt≦αとされる。
次いで、ステップS24では、補正値算出部36が、補正すべき撮像装置2、3により撮像された画像ファイル50、51の撮像時刻データ50b、51bに、ステップS23において設定された差分値Δtを加算する。ステップS25では、補正値算出部36が、時間軸に設けられた時間区間毎に画像ファイル50、51が配列されているか否かに基づいて値「1」「0」を割り当て、これを時間軸毎に同一時間区間で比較して得られる値の差から評価値を算出し(図8参照)、差分値Δtとともにこの評価値を評価値テーブル53に格納する。
ステップS26では、現在の差分値Δtが変動範囲の終点に対応する値αであるか否かが補正値算出部36により判定され、現在の差分値Δtが変動範囲の終点に対応する値αである(ステップS26においてYES)場合は、プログラムはステップS28に移行し、現在の差分値Δtが変動範囲の終点に対応する値αでない(ステップS26においてNO)場合は、プログラムはステップS27に移行する。ステップS27では、補正値算出部36が、現在の差分値Δtに対して変動単位である値βを加算する。この後、プログラムはステップS24に戻り、上述の処理を繰り返す。
ステップS28では、補正値算出部36が、評価値テーブル53を参照して評価値の極小値を検出する。そして、ステップS29では、補正値算出部36が、ステップS28で検出した評価値の極小値に対応する差分値Δtを、評価値テーブル53を参照して検出し、この差分値Δtを補正値52として決定して記憶部31に格納する。
以上説明した手順により、第1及び第2の画像ファイル50、51の撮像時刻データ50b、51bの補正値52を得ることができ、この補正値52に基づいて、第1及び第2の撮像装置2、3の内部時計のずれに基づく撮像時刻データ50b、51bのずれを修正した状態で、画像表示装置4にスライドショー表示を行うことができる。ここで、本実施形態の情報処理装置1では、時間軸上の画像ファイル50、51の頻度を頻度算出部35により算出し、この頻度算出部35の算出結果に基づいて、撮像装置2、3単位での画像ファイル50、51の頻度が合致するように補正値52を算出しているので、画像ファイル50、51に含まれる被写体や構図によらず、撮像時刻データ50b、51bを適切に補正することができる。また、操作者が手作業で類似する画像ファイル50、51を選択して修正するような手間を省くことができる。よって、本実施形態の情報処理装置1によれば、複数の撮像装置2、3により撮像された画像ファイル50、51の撮像時刻データ50b、51bを簡易にかつ的確に補正することが可能となる。
特に、本実施形態の情報処理装置1では、時間軸に略等しい時間範囲を有する時間区間を設け、この時間区間単位で頻度の合致度を検出して補正値52を算出しているので、例えば図7に示すように画像ファイル50、51の頻度が全て合致しない状態でも、撮像時刻データ50b、51bを適切に補正することができる。
(変形例)
なお、本発明の情報処理装置は、その細部が上述の一実施形態に限定されず、種々の変形例が可能である。
一例として、上述の一実施形態では、2台の撮像装置、すなわち第1及び第2の撮像装置2、3により撮像された第1及び第2の画像ファイル50、51についてその撮像時刻データ50b、51bの補正を行っていたが、補正を行うべき撮像装置は2台に限定されず、3台以上の撮像装置に対しても適用可能である。
3台以上の撮像装置に対して本発明を適用する場合、例えば1台の撮像装置が、被写体を撮像して画像ファイルを生成する際にこの画像ファイルの一部にGPSデータを付与する機能を有する場合、上述のようにGPSデータ入手の際にGPS衛星から取得した時刻情報に基づいて内部時計の時刻合わせを定期的に行っているので、この撮像装置を基準とする撮像装置として設定することができる。そして、これ以外の撮像装置が、被写体を撮像して画像ファイルを生成する際にこの画像ファイルの一部にGPSデータを付与する機能を有しない場合、上述の一実施形態で説明したように、基準となる撮像装置により撮像された画像ファイルと補正すべき撮像装置のいずれか一つにより撮像された画像ファイルとの間で補正を行い、これを順次繰り返して基準となる撮像装置以外の撮像装置により撮像された画像ファイルに対する補正を行う。あるいは、詳細な説明を省略する優先度付与手順に基づいて最も精度の高い撮像時刻データを付与する撮像装置を決定し、この撮像装置を基準として、基準となる撮像装置により撮像された画像ファイルと補正すべき撮像装置のいずれか一つにより撮像された画像ファイルとの間で補正を行い、これを順次繰り返して基準となる撮像装置以外の撮像装置により撮像された画像ファイルに対する補正を行うことも可能である。
また、複数台の撮像装置が、被写体を撮像して画像ファイルを生成する際にこの画像ファイルの一部にGPSデータを付与する機能を有する場合、これら基準とすることが可能な撮像装置により撮像された画像ファイルの頻度をマージ(合体)させ、マージさせた頻度を基準としてそれ以外の撮像装置により撮像された画像ファイルに対する補正を行ってもよい。
一方、画像ファイルのヘッダ領域に記述された各種情報が撮像装置により記述された後に追加、変更、消去されることがある。一例として、撮像装置が、被写体を撮像して画像ファイルを生成する際にこの画像ファイルの一部にGPSデータを付与する機能を有しない場合であっても、操作者がGPSデータを逐次取得する装置を同時に携帯し、この装置が取得したGPSデータを後日画像ファイルにマッチングさせる装置が発売されている(一例としてソニー株式会社製 GPSユニットキット GPS−CS3K(「GPS-CS3K|GPSユニット|ソニー株式会社」[平成25年3月15日検索]、インターネット<URL: http://www.sony.jp/gps/products/GPS-CS3K/index.html>)。このような装置に基づいて取得されたGPSデータを有する画像ファイルと、被写体を撮像して画像ファイルを生成する際にこの画像ファイルの一部にGPSデータを付与する機能を有する撮像装置により撮像された画像ファイルとがあった場合、GPSデータの精確さを追求する観点からは、被写体を撮像して画像ファイルを生成する際にこの画像ファイルの一部にGPSデータを付与する機能を有する撮像装置により撮像された画像ファイルを優先することが好ましい。このように、ヘッダ領域に記述された各種情報が撮像装置により記述された後に追加、変更、消去されたものと判断される画像ファイルが存在する場合、この画像ファイルを生成した撮像装置は基準としない処理を行うことが好ましい。
撮像動作後に追加されたGPSデータを有する画像ファイルを検出する手法の一例としては、画像ファイルの機種名領域に記載された機種名を情報処理装置が取得し、この情報処理装置がインターネット上に存在するサーバ装置に対して検索を指示し、この検索結果に基づいて、その機種名がGPSデータ付与機能を有しないことが判明したら、この撮像装置により撮像された画像ファイルにかかるGPSデータは撮像動作後に追加されたものであると判断する手法が挙げられる。
また、例えば画像ファイルを自宅等で撮像した場合に、その画像ファイルにかかるGPSデータが露呈してしまうことを防ぐ目的で、撮像動作後に、このGPSデータを削除、あるいは別のGPSデータに置換等することも考えられる。このような場合も、この画像ファイルを生成した撮像装置は基準としない処理を行うことが好ましい。
また、上述の一実施形態では、情報処理装置1に取り込まれた画像ファイル50、51の全てについて補正値算出処理を行っていたが、取り込まれた画像ファイル50、51のうち一部の時間範囲、例えば特定の月に属する画像ファイル50、51についてのみ補正値算出処理を行ってもよい。加えて、時間軸を例えば月単位に区分し、区分された月単位で上述した補正値算出処理を行ってもよい。この場合、区分された月単位毎に補正値52が算出される。
さらに、上述の一実施形態では、図1に示すように情報処理装置1と第1及び第2の撮像装置2、3、さらには画像表示装置4はUSBケーブル5やHDMIケーブル7により接続されていたが、情報処理装置1をネットワーク上に設置し、画像ファイル50、51をネットワーク経由で情報処理装置1に転送し、また、情報処理装置1からの画面表示用信号をネットワーク経由で画像表示装置4が受信してもよい。
そして、上述の一実施形態において、情報処理装置1を動作させるプログラムはROM11、HDD部16等に格納されて提供されていたが、不図示の光学ディスクドライブ、カードインタフェース13c、USBインタフェース13d等を用いて、プログラムが格納されたDVD(Digital Versatile Disc)、USBフラッシュメモリ装置、メモリーカード6等を接続し、このDVD等からプログラムを情報処理装置1に読み込んで動作させてもよい。また、WAN24上の装置内にプログラムを格納しておき、ネットワークインタフェース15を介してこのプログラムを情報処理装置1に読み込んで動作させてもよい。さらに、上述の一実施形態において、情報処理装置1は複数のハードウェア要素により構成されていたが、これらハードウェア要素の一部の動作をCPU10がプログラムの動作により実現することも可能である。
1 情報処理装置
2 第1の撮像装置
3 第2の撮像装置
4 画像表示装置
5 USBケーブル
6 メモリーカード
7 HDMIケーブル
10 CPU
11 ROM
12 RAM
13 入出力デバイス
13a 入力インタフェース
13b 入力指示部
13c カードインタフェース
13d USBインタフェース
14 HDMIインタフェース
15 ネットワークインタフェース
16 HDD部
16a HDD
16b HDDインタフェース
20 入力機器
21 USB機器
22 HDMI出力機器
23 ルータ
24 WAN
30 制御部
31 記憶部
32 入力部
33 出力部
34 配列部
35 頻度算出部
36 補正値算出部
37 撮像時刻更新部
38 表示制御部
50 第1の画像ファイル
50a 第1の画像データ
50b、51b 時刻データ
51 第2の画像ファイル
51a 第2の画像データ
52 補正値
53 評価値テーブル
54 登録テーブル
80a、80b 時間軸
81 時間区間
82a、82b 頻度

Claims (9)

  1. 複数の撮像装置により撮像され、画像データ及びこの画像データの撮像時刻データを含む複数の画像ファイルが格納された記憶部を有する情報処理装置において、
    前記撮像時刻データに基づいて、所定の時間範囲内に撮像時刻が含まれる前記画像ファイルの頻度を算出する頻度算出部と、
    前記頻度算出部により算出された前記画像ファイルの頻度を前記撮像装置毎に比較し、この頻度が合致するように、一の前記撮像装置により撮像された前記画像ファイルの前記撮像時刻データに対する他の前記撮像装置により撮像された前記画像ファイルの前記撮像時刻データの補正値を算出する補正値算出部と、
    前記補正値算出部により算出された前記補正値により前記撮像時刻データを更新して前記記憶部に格納する撮像時刻更新部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記補正値算出部は、前記他の撮像装置のうち少なくとも一つの前記撮像装置により撮像された前記画像ファイルの前記撮像時刻データに差分値を加減し、前記頻度算出部により算出された前記画像ファイルの頻度を前記撮像装置毎に比較してこの頻度が一致した差分値を補正値として出力する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置は、前記撮像時刻データに基づいて、前記撮像装置毎に、複数の前記画像ファイルを時間軸上に配列する配列部を備えることを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
  4. 前記頻度算出部は、前記時間軸上にそれぞれ略等しい時間範囲を有する時間区間を設け、前記配列部により配列された状態で、前記時間区間毎に撮像時刻が含まれる前記画像ファイルの頻度を前記撮像時刻データに基づいて算出することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記補正値算出部は、前記頻度算出部が算出した前記時間区間毎の前記画像ファイルの頻度を前記撮像装置毎に比較し、この頻度が合致するように、前記一の撮像装置により撮像された前記画像ファイルの前記撮像時刻データに対する他の前記撮像装置により撮像された前記画像ファイルの前記撮像時刻データの補正値を算出することを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  6. 前記補正値算出部は、前記頻度算出部が算出した前記時間区間毎の前記画像ファイルの頻度をパターン化し、このパターンの合致度を評価値として、この評価値の極大値または極小値を用いて前記補正値を算出することを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  7. 前記記憶部には、3台以上の前記撮像装置により撮像された前記画像ファイルが格納され、
    これら3台以上の前記撮像装置のうち、前記画像ファイルを生成する際にこの画像ファイルの一部にGPSデータを付与する機能を有する基準撮像装置と、当該基準撮像装置以外の複数の前記撮像装置であって、前記画像ファイルを生成する際にこの画像ファイルの一部にGPSデータを付与する機能を有しない補正対象撮像装置とを含む場合、前記補正値算出部は前記基準撮像装置により撮像された前記画像ファイルと前記補正対象撮像装置により撮像された前記画像ファイルとの間で補正値を算出し、これを順次繰り返して前記基準撮像装置以外の補正対象撮像装置により撮像された画像ファイルに対する補正値を算出することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の情報処理装置。
  8. 複数の撮像装置により撮像され、画像データ及びこの画像データの撮像時刻データを含む複数の画像ファイルが格納された記憶部を有する情報処理装置における表示方法であって、
    前記撮像時刻データに基づいて、所定の時間範囲内に撮像時刻が含まれる前記画像ファイルの頻度を算出する工程と、
    算出された前記画像ファイルの頻度を前記撮像装置毎に比較し、この頻度が合致するように、一の前記撮像装置により撮像された前記画像ファイルの前記撮像時刻データに対する他の前記撮像装置により撮像された前記画像ファイルの前記撮像時刻データの補正値を算出する工程と、
    算出された前記補正値により前記撮像時刻データを更新して前記記憶部に格納する工程と
    を備えることを特徴とする情報処理装置における表示方法。
  9. 複数の撮像装置により撮像され、画像データ及びこの画像データの撮像時刻データを含む複数の画像ファイルが格納された記憶部を有するコンピュータにより実行されるプログラムであって、
    このプログラムは、コンピュータにより実行されると、
    前記撮像時刻データに基づいて、所定の時間範囲内に撮像時刻が含まれる前記画像ファイルの頻度を算出する工程と、
    算出された前記画像ファイルの頻度を前記撮像装置毎に比較し、この頻度が合致するように、一の前記撮像装置により撮像された前記画像ファイルの前記撮像時刻データに対する他の前記撮像装置により撮像された前記画像ファイルの前記撮像時刻データの補正値を算出する工程と、
    算出された前記補正値により前記撮像時刻データを更新して前記記憶部に格納する工程と
    を実行することを特徴とするプログラム。
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