JP2011055294A - 撮像装置、撮像システム及び撮像方法 - Google Patents

撮像装置、撮像システム及び撮像方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の撮像装置間において時刻の差分がある場合でも、複数の画像データの撮影時刻の時間的前後関係と時間的距離を明確にすることが可能な撮像装置、撮像システム及び撮像方法を提供する。
【解決手段】第一の時刻情報を送信し、第一の時刻情報の送信元を特定する識別子を生成、送信し、被写体の撮影によって第一の画像データを生成し、第一の画像データの撮影時刻に関する第一の撮影時刻情報を識別子と関連付けて記憶する第一の撮像装置と;第一の時刻情報を受信し、識別子を受信し、被写体の撮影によって第二の画像データを生成し、第一の時刻情報と第二の時刻情報との間の差分情報を使用して第二の画像データの撮影時刻に関する第二の撮影時刻情報を識別子と関連付けて記憶する第二の撮像装置と;を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置、撮像システム及び撮像方法に関する。
デジタルスチルカメラやビデオカメラ等の撮像装置は、時計手段を有しており、時計手段に基づいて生成される時刻情報を保持する。しかし、複数台の撮像装置は、それぞれ個別に時刻情報を保持している。また、ユーザーの使用の仕方として、一旦時刻情報が設定されると長期にわたって時刻情報が再設定されない場合が多い。この場合、撮像装置に内蔵された時計手段の精度によって、時刻が徐々に正確な値からずれていくため、複数の撮像装置間では、時刻が一致しているとは限らなかった。
そして、時刻が徐々にずれていき、複数の撮像装置間で時刻が一致していないという状況では、画像データのメタデータ(例えばEXIF等)に記録された時刻情報は、各撮像装置間の時刻差を含むことになる。そのため、別々の撮像装置で撮影された複数の画像データを、時刻情報に基づいて一致させたり、時系列を意識した処理をしたりすることは困難であった。
特許文献1では、各ビデオカメラ間で正確にタイムコードの同期を取り、映像信号と音声信号とに同じタイムコードを付加する技術が開示されている。
特開2007−81686号公報
特許文献1に記載されているように、撮影前に撮像装置間の時刻合わせを行う技術は、従来から存在している。しかし、あくまでもマスター(時刻合わせの基準)となる撮像装置の時刻が正確なものであって、その他の複数の撮像装置の時刻をマスターに合わせることで、撮影された全ての画像データに正確な時刻が記録されることを保証しようとするものであった。
しかし、複数のマスターが存在して、複数の現場毎のマスターとなる撮像装置の時刻がずれていた場合は、現場毎に時刻がずれることになる。そのため、全ての画像データに統一した正確な時刻を記録することができないという結果になる。その上、画像データを参照したところで、時刻情報以外に時刻情報に関するデータがないため、画像データ間で時刻がずれているかどうか、どのくらいずれているかなどを知ることは不可能であった。
ところで、撮影後の複数の画像データの処理において、必ずしも全ての画像データに統一した正確な時刻を記録する必要はない。例えば、撮影時間や撮影場所が近い状況での撮影シーン(以下、「セッション」ともいう。)が、ひとまとまりのデータとして扱うことができれば十分な場合がある。この場合、一つのセッション内で時刻を合わせることができればよい。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、複数の撮像装置間において時刻の差分がある場合でも、複数の画像データの撮影時刻の時間的前後関係と時間的距離を明確にすることが可能な、新規かつ改良された撮像装置、撮像システム及び撮像方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、第一の時刻情報を逐次更新する第一の時計部と;第一の時刻情報を送信する時刻情報送信部と;第一の時刻情報の送信元を特定する識別子を生成する識別子生成部と;識別子を送信する識別子送信部と;被写体の撮影によって第一の画像データを生成する第一の画像データ生成部と;第一の画像データの撮影時刻に関する第一の撮影時刻情報を識別子と関連付けて記憶する第一の記憶部と;第二の時刻情報を逐次更新する第二の時計部と、第一の時刻情報を受信する時刻情報受信部と、識別子を受信する識別子受信部と、被写体の撮影によって第二の画像データを生成する第二の画像データ生成部と、第一の時刻情報と第二の時刻情報との間の差分情報を使用して第二の画像データの撮影時刻に関する第二の撮影時刻情報を識別子と関連付けて記憶する第二の記憶部と、第二の画像データを第二の撮影時刻情報と識別子と共に送信する画像データ送信部とを有する第二の撮像装置から、第二の画像データを第二の撮影時刻情報と識別子と共に受信する画像データ受信部と;を備える撮像装置が提供される。
上記識別子と、第一の撮影時刻情報と、第二の撮影時刻情報に基づいて、第一の画像データと第二の画像データに対して画像処理を施す画像処理部を更に備えてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、第二の時刻情報を逐次更新する第二の時計部と:第一の時刻情報を逐次更新する第一の時計部と、第一の時刻情報を送信する時刻情報送信部と、第一の時刻情報の送信元を特定する識別子を生成する識別子生成部と、識別子を送信する識別子送信部と、被写体の撮影によって第一の画像データを生成する第一の画像データ生成部と、第一の画像データの撮影時刻に関する第一の撮影時刻情報を識別子と関連付けて記憶する第一の記憶部とを有する第一の撮像装置から、第一の時刻情報を受信する時刻情報受信部と;識別子を受信する識別子受信部と;被写体の撮影によって第二の画像データを生成する第二の画像データ生成部と;第一の時刻情報と第二の時刻情報との間の差分情報を使用して第二の画像データの撮影時刻に関する第二の撮影時刻情報を識別子と関連付けて記憶する第二の記憶部と;を備える撮像装置が提供される。
上記第二の画像データを第二の撮影時刻情報と識別子と共に送信する画像データ送信部を更に備えてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、第一の時刻情報を逐次更新する第一の時計部と、第一の時刻情報を送信する時刻情報送信部と、第一の時刻情報の送信元を特定する識別子を生成する識別子生成部と、識別子を送信する識別子送信部と、被写体の撮影によって第一の画像データを生成する第一の画像データ生成部と、第一の画像データの撮影時刻に関する第一の撮影時刻情報を識別子と関連付けて記憶する第一の記憶部とを有する第一の撮像装置と;第二の時刻情報を逐次更新する第二の時計部と、第一の時刻情報を受信する時刻情報受信部と、識別子を受信する識別子受信部と、被写体の撮影によって第二の画像データを生成する第二の画像データ生成部と、第一の時刻情報と第二の時刻情報との間の差分情報を使用して第二の画像データの撮影時刻に関する第二の撮影時刻情報を識別子と関連付けて記憶する第二の記憶部とを有する第二の撮像装置と;を備える撮像システムが提供される。
上記識別子と、第一の撮影時刻情報と、第二の撮影時刻情報に基づいて、第一の画像データと第二の画像データに対して画像処理を施す画像処理装置を更に備えてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、第一の時計部が逐次更新する第一の時刻情報を送信するステップと、第一の時刻情報の送信元を特定する識別子を生成するステップと、識別子を送信するステップと、被写体の撮影によって第一の画像データを生成するステップと、第一の記憶部が第一の画像データの撮影時刻に関する第一の撮影時刻情報を識別子と関連付けて記憶するステップと、第二の時計部が逐次更新する第二の時刻情報を受信するステップと、識別子を受信するステップと、被写体の撮影によって第二の画像データを生成するステップと、第二の記憶部が第一の時刻情報と第二の時刻情報との間の差分情報を使用して第二の画像データの撮影時刻に関する第二の撮影時刻情報を識別子と関連付けて記憶するステップとを備える撮像方法が提供される。
以上説明したように本発明によれば、複数の撮像装置間において時刻の差分がある場合でも、複数の画像データの撮影時刻の時間的前後関係と時間的距離を明確にすることができる。
本発明の一実施形態に係る撮像システムを示す説明図である。 同実施形態に係る撮像装置100を示すブロック図である。 撮像装置100の表示部108に表示される画面10の一例である。 図4(A)は、基準となる基準時刻情報を送信する撮像装置100Aが生成する画像ファイル310を示し、図4(B)は、基準時刻情報を受信する撮像装置100Bが生成する画像ファイル320を示す。 同実施形態に係る撮像システムの時刻合わせ機能の動作を示すフローチャートである。 同実施形態に係る撮像システムの時刻合わせ機能の動作を示すフローチャートである。 撮像装置100A,100Bで撮影された複数の画像の撮影順及び配置順を示す説明図である。 複数のカメラ1〜6で撮影された画像の撮影順を示す説明図である。 同実施形態に係る画像処理装置200の構成を示すブロック図である。 同実施形態の撮像システムを用いたパノラマ合成処理を示す説明図である。 撮像装置100Aと撮像装置100Bを用いた撮影状態を示す説明図である。 撮像装置100Aで撮影された音声と撮像装置100Bで撮影された音声のずれを示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本発明の一実施形態に係る撮像システム
2.本実施形態に係る撮像装置の構成
3.ファイル送受信後の画面の表示例
4.画像ファイルの構成
5.撮像システムの時刻合わせ機能の動作
6.本実施形態に係る画像処理装置の構成及び動作
7.本実施形態による効果
8.時刻合わせ機能におけるセッションについて
9.パノラマ合成処理について
10.映像と音声のタイミング補正について
<1.撮像システム>
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る撮像システムについて説明する。図1は、本実施形態に係る撮像システムを示す説明図である。
本実施形態では、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ等の撮像装置100が複数台存在しており、撮影した結果得られる画像データを相互に送受信する。そして、本実施形態によれば、複数台の撮像装置100間で時刻の調整ができ、撮像装置100の時刻情報を補正するか、又は他の撮像装置100との時間差情報を画像データのメタデータに記録する。その結果、複数台の撮像装置100で撮影された画像データについて、時系列処理や、時系列処理を伴う画像処理を容易に行うことができる。
図1では、撮像装置100A,100Bがデータを送受信する場合について示している。撮像装置100Aは、時刻合わせ機能において基準となる時刻情報を他の撮像装置100に送信する。一方、撮像装置100Bは、時刻合わせ機能において基準となる時刻情報を撮像装置100Aから受信する。本実施形態の撮像システムでは、時刻情報の送受信に合わせて、セッションIDが撮像装置100Aから撮像装置100Bに送信される。セッションIDは、時刻合わせ毎にユニークとなるように、撮像装置100が独自に生成するものである。セッションIDは、識別子の一例であり、基準となる時刻情報を送信する撮像装置100A(送信元)を特定できる。また、セッションIDによれば、時刻合わせ機能の設定処理がどの撮像装置100で行われたかを特定できる。
撮像装置100Aは、セッションIDを内部情報として記憶しておく。時刻情報とセッションIDを受信した撮像装置100Bは、受信した時刻情報に基づいて、撮像装置100Aの時刻情報との差分を算出する。そして、撮像装置100Bは、撮像装置100Aの時刻情報と一致するように撮像装置100Bの時刻情報を補正する。または、撮像装置100Bは、差分の時刻情報とセッションIDを内部情報として記憶する。なお、撮像装置100Bにおける撮像装置100Aの時刻情報の保持の実装方法は他の方法でもよい。
また、撮像装置100A側で撮像装置100Bの時刻合わせが終了したことを認識するために、図1に示すように、Acknowledge(ACK)が撮像装置100Bから撮像装置100Aに送信されてもよい。
<2.撮像装置の構成>
次に、図2を参照して、本実施形態に係る撮像装置100の構成について説明する。図2は、本実施形態に係る撮像装置100を示すブロック図である。
撮像装置100は、例えば、撮像部102と、メモリ104と、記憶部106と、表示部108と、操作部112と、画像処理部114と、圧縮処理部116と、時計部120と、CPU130と、通信制御部140などを有する。
撮像部102は、レンズなどの光学系、CCDイメージセンサー又はCMOSイメージセンサーなどの撮像素子、前処理部などからなる。撮像部102は、被写体からの光情報を電気信号に変換し、画像信号として信号を画像処理部114などに送る。
メモリ104には、CPU130で実行されるプログラムが記録され、CPU130においてプログラムが実行される際に読み出される。また、本実施形態の時刻情報やセッションIDを記憶する。
記憶部106は、例えばHDD、フラッシュメモリなどであり、撮影された画像データを記録したり、記録された画像データが読み出されたりする。記憶部106は、第一の記憶部又は第二の記憶部の一例であり、画像データや、撮影時刻情報、セッションIDを記憶する。画像データと撮影時刻情報とセッションIDは相互に関連付けて記憶される。
表示部108は、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどである。表示部108は、撮影前の被写体を画面に表示したり(ライブビュー表示)、撮影後の画像を画面に表示したりする。また、撮像装置100の各種設定に関するメニューを画面に表示する。
操作部112は、例えば十字キー、決定ボタン、シャッターボタン、撮影ボタンなどである。操作部112は、ユーザーの操作を受け付けて、操作信号を生成し、CPU130などに送る。静止画撮影の場合、シャッターボタンが操作されると、半押し状態でフォーカス制御が行われ、全押し状態でシャッターが切られて撮影が完了する。動画撮影の場合、待機状態で撮影ボタンが押されると動画撮影が開始され、撮影中に撮影ボタンが押されると動画撮影が完了する。
画像処理部114は、撮像部102から受けた画像信号に対して各種画像処理を施す。画像処理がされた画像データは、記憶部106や圧縮処理部116などに送られる。画像処理部114は第一の画像データ生成部又は第二の画像データ生成部の一例である。
圧縮処理部116は、画像処理がされた画像データを例えばJPEG方式などで符号化処理(圧縮処理)する。圧縮処理された画像データは、記憶部106などに送られる。
時計部120は、第一の時計部及び第二の時計部の一例であり、撮像装置100の時刻情報を逐次更新する。時計部120が有する時刻はユーザーの操作によって変更可能である。本実施形態では、時計部120が有する時刻情報は、CPU130の時刻情報処理部134によって読み出されて、画像ファイルに書き込まれたり、時刻情報処理部134によって変更されたりする。時計部120や時刻情報の逐次更新の実装方法は、通常使用される技術を使用でき、本明細書では詳細な説明は省略する。
CPU130(Central Processing Unit)は、演算処理装置、制御装置などであり、メモリ104に記録されたプログラムを実行する。本実施形態のCPU130は、例えばセッションID処理部132、時刻情報処理部134、要求ACK送受信部136、画像ファイル処理部138などを有する。
通信制御部140は、例えば無線通信などでデータ伝送を制御する。本実施形態では、他の撮像装置100に画像データや時刻情報、セッションIDを送信したり、反対に画像データや時刻情報、セッションIDなどを他の撮像装置100から受信したりする。通信制御部140は、画像データ受信部又は画像データ送信部の一例である。
次に、CPU130が有するセッションID処理部132、時刻情報処理部134、要求ACK送受信部136、画像ファイル処理部138について説明する。
セッションID処理部132は、撮像装置100が基準となる時刻情報の送信側となった場合、識別子生成部、識別子送信部の一例であり、セッションIDを生成し、生成したセッションIDを他の撮像装置100に送信する。また、セッションID処理部132は、撮像装置100が基準となる時刻情報の受信側となった場合、識別子受信部の一例であり、セッションIDを他の撮像装置100から受信する。
時刻情報処理部134は、撮像装置100が基準となる時刻情報の送信側となった場合、時刻情報送信部の一例であり、時計部120が有する時刻情報を他の撮像装置100に送信する。また、時刻情報処理部134は、撮像装置100が基準となる時刻情報の受信側となった場合、時刻情報受信部の一例であり、時計部120が有する時刻情報を他の撮像装置100から受信する。
要求ACK送受信部136は、撮像装置100が基準となる時刻情報の受信側となった場合、時刻情報及びセッションIDを時刻情報送信側の撮像装置100に要求する。また、要求ACK送受信部136は、時刻合わせ機能の設定が完了した旨のACK(Acknowledge)を時刻情報送信側の撮像装置100に送信する。
画像ファイル処理部138は、撮像装置100が基準となる時刻情報の送信側となった場合、画像データと画像データの撮影時刻に関する撮影時刻情報とセッションIDが記録された画像ファイルを生成する。また、画像ファイル処理部138は、撮像装置100が基準となる時刻情報の受信側となった場合、画像データと画像データの撮影時刻に関する補正後の撮影時刻情報とセッションIDが記録された画像ファイルを生成する。または、画像ファイル処理部138は、撮像装置100が基準となる時刻情報の受信側となった場合、画像データと画像データの撮影時刻に関する撮影時刻情報、基準となる撮影時刻との差分情報とセッションIDが記録された画像ファイルを生成する。
<3.ファイル送受信後の画面の表示例>
次に、図3を参照して、本実施形態の撮像システムにおいて、複数の撮像装置100間で画像ファイルの送受信が行われた時の画面の表示例について説明する。図3は、撮像装置100の表示部108に表示される画面10の一例である。
画面10には、撮像装置100におけるライブビュー表示又は撮影された画像がフレーム12に表示される。また、フレーム12の下には、複数のサムネイル画像14と、サムネイル画像14に対応する他の撮像装置100の名称16が表示される。
複数のサムネイル画像14は、他の撮像装置100で撮影されて、他の撮像装置100から受信した画像である。本実施形態の撮像システムでは、複数の撮像装置100から画像を受信することができる。従って、どの撮像装置100から受信した画像であるかを特定するため、撮像装置100の名称がサムネイル画像14に対応して表示される。複数のサムネイル画像14は、例えば時間順に配置される。
本実施形態の時刻合わせ機能によれば、同一セッション内の画像は、複数の撮像装置100それぞれが内蔵する時計の時刻情報のずれが解消されている。従って、複数のサムネイル画像14は、実際の出来事に対応した時系列で配置される。一方、本実施形態によらず従来のシステムで複数のサムネイル画像を時間順に配置しようとすると、配列順は、複数の撮像装置100それぞれが内蔵する時計の時刻情報に依存する。そのため、実際の出来事に対応せず、画像が前後して配置される場合がある。
<4.画像ファイルの構成>
次に、図4を参照して、本実施形態の撮像装置100が生成する画像ファイル310,320の構成について説明する。図4(A)は、基準となる基準時刻情報を送信する撮像装置100Aが生成する画像ファイル310を示し、図4(B)は、基準時刻情報を受信する撮像装置100Bが生成する画像ファイル320を示す。
画像ファイル310,320は撮影完了毎に撮像装置100A,100Bで生成される。画像データ314,324は撮像装置100A,100Bが撮影して得られる画像に関するデータである。
画像ファイル310は、例えばメタデータ312と画像データ314などからなる。また、画像ファイル320は、例えばメタデータ322と画像データ324などからなる。メタデータ312,322は、例えばEXIFデータである。
メタデータ312には、撮像装置100Aが被写体を撮影した時刻が記録される。記録される撮影時刻は撮像装置100Aの時計部120が保持する時刻情報である。メタデータ322には、撮像装置100Bが被写体を撮影した時刻が記録される。記録される撮影時刻は、撮像装置100Aから受けた基準時刻情報に基づいて補正され、撮像装置100Bの時計部120が保持する補正後の時刻情報である。または、記録される撮影時刻は撮像装置100Bの時計部120が保持する時刻情報と、撮像装置100Aから受けた基準時刻情報との間の差分時間である。
更に、メタデータ312には、撮像装置100Aが生成したセッションIDが記録される。セッションIDは、本実施形態における複数の撮像装置100間の時刻合わせ機能を開始するたびに新たに生成される識別子である。メタデータ322には、撮像装置100Aから受けたセッションIDが記録される。
時刻合わせ機能を使用した場合、撮像装置100Aと撮像装置100Bは、共通の時刻情報とセッションIDを保持している。そして、撮像装置100Aと撮像装置100Bが撮影を行うと、撮影後に生成される画像ファイル310,320には、共通の撮影時刻情報とセッションIDが記録される。
なお、撮影時刻情報及びセッションIDは、必ずしも画像データ314,324と同一ファイルのメタデータ312,322に記録される必要はない。例えば、撮影時刻情報及びセッションIDが、画像データ314,324と別の領域に保存され、後から特定の画像データに対応した撮影時刻情報及びセッションIDであることが認識できるように保存されていればよい。
<5.撮像システムの時刻合わせ機能の動作>
次に、図5及び図6を参照して、本実施形態に係る撮像システムの時刻合わせ機能の動作について説明する。図5及び図6は、本実施形態に係る撮像システムの時刻合わせ機能の動作を示すフローチャートである。
ここで、撮像装置100Aが基準時刻情報を他の撮像装置100Bに送信する送信側の撮像装置であり、撮像装置100Bが基準時刻情報を撮像装置100Aから受信する受信側の撮像装置である。
まず、撮像装置100Aがセッション時刻合わせ機能をONに設定し、時刻合わせ機能を開始する(ステップS101)。すると、撮像装置100Aの画面に、時刻合わせの対象とする他の撮像装置100Bの時刻合わせ機能をONにするように促す表示がされる(ステップS102)。このとき、撮像装置100Aでは、受信側の他の撮像装置100BがON設定になるのを待つ待機状態になる(ステップS103)。
撮像装置100Bでは、セッション時刻合わせ機能がONに設定され、時刻合わせ機能が開始される(ステップS201)。次に、撮像装置100Bは、撮像装置100Aが有する基準となる基準時刻情報、及びセッションIDの送信を要求する(ステップS202)。撮像装置100Bは、撮像装置100Aへの要求後、撮像装置100Aからの応答を待つ状態となり、時刻情報及びセッションIDの受信待機状態となる(ステップS203)。
撮像装置100Aは、撮像装置100Bから基準時刻情報及びセッションIDの要求が送信されると、撮像装置100Aは受信側のON設定待機状態を終了し、セッションIDを生成、保存する(ステップS104)。生成されたセッションIDは、例えばメモリ104などに内部情報として保持される。なお、ステップS104のセッションIDの生成・保存処理は、次のステップS105の時刻情報及びセッションID送信処理までに終了していればよく、ステップS103の待機状態開始後である必要はない。
続いて、撮像装置100Aは、撮像装置100Bに時刻情報及びセッションIDを送信する(ステップS105)。撮像装置100Aは、送信後に撮像装置100Bの時刻情報の設定完了通知を待つ。一方、撮像装置100Bは、時刻情報及びセッションIDの受信待機状態を終了して、時刻情報及びセッションIDを受信する(ステップS204)。そして、撮像装置100Bは、受信した撮像装置100Aの時刻情報とセッションIDを内部情報として記憶する。そして、受信した時刻情報に基づいて、撮像装置100Bの時刻情報を補正するか、又は受信した時刻情報との差分時刻を差分情報として設定、保持する(ステップS205)。
その後、撮像装置100Bは、時刻情報の設定が完了した旨を伝えるため、設定完了のACKを撮像装置100Aに送信する(ステップS206)。そして、撮像装置100Bは時刻合わせが完了し(ステップS207)、本実施形態の時刻合わせ機能によって時刻が調整された状態で撮影が可能な撮影待機状態となる(ステップS208)。また、撮像装置100Aは、設定完了のACKを受信すると(ステップS106)、時刻合わせが完了する(ステップS107)。そして、本実施形態の時刻合わせ機能が有効な状態で撮影が可能な撮影待機状態となる(ステップS108)。その後、撮像装置100A,100Bで撮影が行われる(ステップS109,S209)。
<6.本実施形態に係る画像処理装置の構成及び動作>
次に、撮影された画像を処理する画像処理装置200の構成及び動作について説明する。図9は、本実施形態に係る画像処理装置200の構成を示すブロック図である。
画像処理装置200は、複数の撮像装置100で撮影され、生成された画像ファイルを受けて、画像ファイルを画像処理する。画像処理装置200は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置などである。本実施形態の画像処理装置200は、図4を用いて説明した画像ファイル310,320を読み取って、セッション毎に複数の画像を実際の出来事に対応した時系列で配置することができる。
画像処理装置200は、例えば、メモリ202と、記憶部204と、通信制御部206と、CPU210と、操作部220と、表示部230などからなる。
メモリ202には、CPU210で実行されるプログラムが記録され、CPU210においてプログラムが実行される際に読み出される。
記憶部204は、例えばHDD、フラッシュメモリなどであり、撮像装置100で撮影された画像データを記録したり、記録された画像データを読み出したりする。
通信制御部206は、例えば有線通信、無線通信又はDVDなどの光ディスクやメモリカードなどの外部記録メディアを経由するなどしてデータ伝送を制御する。本実施形態では、撮像装置100から画像ファイルを受けて、同時に画像ファイルに記録された時刻情報、セッションIDを受ける。
CPU210(Central Processing Unit)は、演算処理装置、制御装置などであり、メモリ202に記録されたプログラムを実行する。本実施形態のCPU210は、セッション決定部212や撮影時刻決定部214などを有する。
セッション決定部212は、画像ファイル310,320に記録されたセッションIDに基づいて、画像データがいずれのセッションに属するかを決定する。また、撮影時刻決定部214は、セッションIDと、画像ファイル310,320に記録された撮影時刻情報に基づいて、画像データの撮影時刻を決定する。これによって、同一セッション内では、異なる複数の撮像装置100で撮影された複数の画像を実際の出来事に対応した時系列で配置できる。
操作部220は、例えばキーボード、マウスなどである。操作部220は、ユーザーの操作を受け付けて、操作信号を生成し、CPU210などに送る。
表示部230は、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどである。表示部230は、撮像装置100で撮影された画像を画面に表示する。また、画像処理設定に関するアプリケーションを画面に表示する。
なお、画像処理装置200が複数の画像を配置する処理は、撮像装置100で実行できるようにしてもよい。このとき、セッション決定部212や撮影時刻決定部214が行う処理は、撮像装置100のCPU130で行われる。
<7.本実施形態による効果>
次に、本実施形態の時刻合わせ機能によって得られる効果について説明する。
本実施形態の時刻合わせ機能によれば、同一セッション内の画像は、複数の撮像装置100それぞれが内蔵する時計の時刻情報のずれが解消される。従って、例えば、複数の画像を実際の出来事に対応した時系列で配置することが容易になる。一方、本実施形態によらず従来のシステムでは、画像が有する時刻情報は、複数の撮像装置100それぞれが内蔵する時計の時刻情報に依存する。そのため、画像が有する時刻情報に基づいて画像を時間順に配置しようとした場合、実際の出来事に対応せず、画像が前後して配置される場合がある。
図7は、撮像装置100A,100Bで撮影された複数の画像の撮影順及び配置順を示す説明図である。図7で示す例では、撮像装置100Aが、画像A−1,A−2,A−3を順次撮影し、撮像装置100Bが、画像B−1,B−2,B−3を順次撮影したとする。このとき、撮像装置100Aと撮像装置100Bでは内蔵する時計の時刻がずれている。図7の例では、撮像装置100Aが10:00である時、撮像装置100Bは10:05であり、5分のずれが生じている。
従来の技術によれば、画像ファイルのメタデータに記録された時刻情報は、画像を撮影した撮像装置100A,100Bが内蔵する時計の時刻情報に基づいている。従って、複数の撮像装置100で撮影された画像を時間順に配置するため、メタデータに記録された時刻情報を参照すると、図7の破線で示した矢印の順に画像が配置される。実際は、画像A−1と画像A−2の間に画像B−1が撮影され、画像A−2と画像A−3の間に画像B−2,B−3が撮影されている。しかし、従来の技術では、画像A−2の後に画像B−1が配置され、画像B−1の後に画像A−3,B−2,B−3が順に配置されてしまう。
一方、本実施形態によれば、セッションIDと、画像ファイル310に記録された撮影時刻情報、画像ファイル320に記録された補正後撮影時刻情報又は撮影時刻情報及び差分時間情報に基づいて、撮像装置100Aと撮像装置100Bの時間差を調整できる。そのため、複数の撮像装置100で撮影された画像を時間順に配置すると、図7の実線で示した矢印の順に画像を配置でき、実際の出来事の時系列と一致させることができる。
<8.時刻合わせ機能におけるセッションについて>
次に、図8を参照して、本実施形態の時刻合わせ機能におけるセッションについて説明する。図8は、複数のカメラ1〜6で撮影された画像の撮影順を示す説明図である。図8では、上から下方向に時間が経過していることを示す。
まず、カメラ2が送信側の撮像装置100Aに相当し、カメラ2はセッションIDを生成し、受信側の撮像装置100BにセッションIDを送信する(ステップS111)。このとき、カメラ1,3,4が受信側の撮像装置100Bに相当し、セッションIDを受信する(ステップS211,S212,S213)。カメラ2が生成するセッションIDは、図8の例ではID01であり、セッションIDの送受信によってカメラ1,2,3,4に共通したセッションIDが保持される。従って、セッションIDが一致する同一のセッションSE01内の複数の画像データは、時刻情報を調整でき、実際の出来事の時系列と一致させることができる。また、図8では、カメラ3が送信側の撮像装置100Aに相当し、カメラ4が受信側の撮像装置100Bに相当する場合も示している(ステップS121,S221)。カメラ3が生成するセッションIDは、図8の例ではID02であって、カメラ1が生成したID01とは別のセッションIDが生成される。
一方、カメラ5も送信側の撮像装置100Aに相当し、カメラ5はセッションIDを生成し、受信側の撮像装置100BにセッションIDを送信する(ステップS131)。このとき、カメラ6が受信側の撮像装置100Bに相当し、セッションIDを受信する(ステップS231)。カメラ2が生成するセッションIDは、図8の例ではID03であり、セッションIDの送受信によってカメラ5,6に共通したセッションIDが保持される。従って、セッションIDが一致する同一のセッションSE03内の複数の画像データは、時刻情報を調整でき、実際の出来事の時系列と一致させることができる。反対に、セッションIDが異なり相違するセッション(例えばSE01とSE03の関係)の画像データを画像処理(合成、編集など)する際には、時刻情報にずれがあることを認識できる。そして、時刻情報にずれがあることを認識できるため、注意して画像処理(合成、編集など)を行うことができる。
従来の技術には、基準となる撮像装置(親撮像装置)があって、親撮像装置の時刻情報に基づいて子撮像装置の時刻情報を調整するものがある。複数の親撮像装置がある場合、親撮像装置間の時刻情報が一致していれば、親撮像装置が異なる子撮像装置間の画像データも同一のグループに属する画像として扱うことができる。しかし、いったん画像が撮影されると、個々の画像データはどの親撮像装置の時刻情報に基づいた時刻情報が記録されているか分からなくなる。そのため、親撮像装置間の時刻情報がずれていた場合、複数の撮像装置で撮影された画像データを混在させてしまうと、合成、編集などの画像処理をする際、不都合が生じる。一方、本実施形態によれば、この不都合を解消できる。
<9.パノラマ合成処理について>
次に、本実施形態の撮像システムを用いてパノラマ合成処理をする場合について説明する。図10は、本実施形態の撮像システムを用いたパノラマ合成処理を示す説明図である。
図10(A)に示すように、被写体の中央の人物が重複するように左側部分を撮像装置100Aが撮影し、右側部分を撮像装置100Bが撮影する場合を想定する。被写体は図10(B)〜図10(E)の順番で動いているとする。即ち、パノラマ画像を得るため、複数のカメラを使用して撮影範囲を広げる撮影を行っている。
撮像装置100Aは、撮像装置100Aの時刻Aと時刻Cで撮影しており、撮像装置100Bは、撮像装置100Bの時刻Aと時刻Dで撮影している。時刻Aは、撮像装置100Aの時刻A、撮像装置100Bの時刻Aと一致し、時刻Cは、撮像装置100Aの時刻Cと一致し、時刻Dは、撮像装置100Bの時刻Dと一致している。
本実施形態によれば、撮像装置100Aの時刻Aと、撮像装置100Bの時刻Aとが一致していることが認識できるため、両者を合成する際、問題なく二つの画像を選択でき容易に合成することができる。
一方、撮影のタイミングが僅かにずれるなどした場合でも、撮像装置100内部の時刻に依存することなく、複数のカメラの時間差を認識できるため、実際の出来事の時系列上で時刻が近い画像を選択でき、ずれの少ない合成画像を生成できる。例えば、被写体の時刻Dの状態のパノラマ画像を得ようとした場合、まず、撮像装置100Bの時刻Dの画像が選択され、次に、撮像装置100Aの画像のうち時刻Dに対して近い時刻Cの画像が選択される。
このように、本実施形態によれば、二つ又はそれ以上の複数の撮像装置100の時刻情報を予め一致させておくか、後から時刻情報を一致させることが可能な情報を記録しておく。その結果、時刻を意識した合成処理が可能となり、結果的により高精度な合成処理をすることができる。
<10.映像と音声のタイミング補正について>
次に、本実施形態の撮像システムを用いて、映像と音声のタイミング補正をする場合について説明する。図11は、撮像装置100Aと撮像装置100Bを用いた撮影状態を示す説明図であり、撮像装置100Aと撮像装置100Bが被写体401,402を撮影している状態を示す。図12は、撮像装置100Aで撮影された音声と撮像装置100Bで撮影された音声のずれを示す説明図である。
図11に示すように、撮像装置100Aが被写体401の近傍にあり、撮像装置100Bが被写体402の近傍にある場合を想定する。そして、被写体401と被写体402は340m程度離れているものとする。この場合、音の伝播速度によって、被写体401の発した音声は、撮像装置100Bの位置では撮像装置100Aの位置で取得される音声に比べて1秒程度の音の遅延が生じる。そのため、図12(A)に示すように、撮像装置100Bの撮影において、被写体401の発した音声は撮像装置100Aに比べて1秒分遅く記録される。反対に、撮像装置100Aの撮影において、被写体402の発した音声は撮像装置100Bに比べて1秒分遅く記録される。
撮像装置100Aを用いて撮影された映像と、撮像装置100Bを用いて撮影された時の音声を使用して、映像データ(映像作品)を作成する場合について説明する。このとき、二つの撮像装置100A,100Bで記録された音声(例えば被写体402が発生した音声「ワー」)を基準に、二つの撮像装置100A,100Bで記録された音声「ワー」が一致するように編集したとする。すると、図12(B)に示すように、作成された映像では撮像装置100Aで撮影された映像と音声が約2秒ずれて全く一致しなくなる。反対に、被写体401が発した音声「ウォー」を基準としても一致することはない。いずれにしても、両者の完全な一致は望めないが、より中庸な時間的補正ができればよい。
従来の技術で、二つの撮像装置100A,100Bが内蔵する時計の時刻情報を基準に映像と音声を一致させようとしても、二つの撮像装置100A,100Bの時刻がそもそもずれていた場合は、図12(C)に示すように、映像と音声を一致させることはできない。一方、本実施形態によれば、撮像装置100Aと撮像装置100Bの時刻情報又は時刻差情報を認識できるため、図12(D)に示すように、音声の時間的なずれを簡単に補正できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
100,100A,100B 撮像装置
102 撮像部
104,202 メモリ
106,204 記憶部
108,230 表示部
112,220 操作部
114 画像処理部
116 圧縮処理部
120 時計部
130,210 CPU
132 セッションID処理部
134 時刻情報処理部
136 要求ACK送受信部
138 画像ファイル処理部
140,206 通信制御部
200 画像処理装置
212 セッション決定部
214 撮影時刻決定部

Claims (7)

  1. 第一の時刻情報を逐次更新する第一の時計部と;
    前記第一の時刻情報を送信する時刻情報送信部と;
    前記第一の時刻情報の送信元を特定する識別子を生成する識別子生成部と;
    前記識別子を送信する識別子送信部と;
    被写体の撮影によって第一の画像データを生成する第一の画像データ生成部と;
    前記第一の画像データの撮影時刻に関する第一の撮影時刻情報を前記識別子と関連付けて記憶する第一の記憶部と;
    第二の時刻情報を逐次更新する第二の時計部と、前記第一の時刻情報を受信する時刻情報受信部と、前記識別子を受信する識別子受信部と、被写体の撮影によって第二の画像データを生成する第二の画像データ生成部と、前記第一の時刻情報と前記第二の時刻情報との間の差分情報を使用して前記第二の画像データの撮影時刻に関する第二の撮影時刻情報を前記識別子と関連付けて記憶する第二の記憶部と、前記第二の画像データを前記第二の撮影時刻情報と前記識別子と共に送信する画像データ送信部とを有する第二の撮像装置から、前記第二の画像データを前記第二の撮影時刻情報と前記識別子と共に受信する画像データ受信部と;
    を備える、撮像装置。
  2. 前記識別子と、前記第一の撮影時刻情報と、前記第二の撮影時刻情報に基づいて、前記第一の画像データと前記第二の画像データに対して画像処理を施す画像処理部を更に備える、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 第二の時刻情報を逐次更新する第二の時計部と:
    第一の時刻情報を逐次更新する第一の時計部と、前記第一の時刻情報を送信する時刻情報送信部と、前記第一の時刻情報の送信元を特定する識別子を生成する識別子生成部と、前記識別子を送信する識別子送信部と、被写体の撮影によって第一の画像データを生成する第一の画像データ生成部と、前記第一の画像データの撮影時刻に関する第一の撮影時刻情報を前記識別子と関連付けて記憶する第一の記憶部とを有する第一の撮像装置から、前記第一の時刻情報を受信する時刻情報受信部と;
    前記識別子を受信する識別子受信部と;
    被写体の撮影によって第二の画像データを生成する第二の画像データ生成部と;
    前記第一の時刻情報と前記第二の時刻情報との間の差分情報を使用して前記第二の画像データの撮影時刻に関する第二の撮影時刻情報を前記識別子と関連付けて記憶する第二の記憶部と;
    を備える、撮像装置。
  4. 前記第二の画像データを前記第二の撮影時刻情報と前記識別子と共に送信する画像データ送信部を更に備える、請求項3に記載の撮像装置。
  5. 第一の時刻情報を逐次更新する第一の時計部と、
    前記第一の時刻情報を送信する時刻情報送信部と、
    前記第一の時刻情報の送信元を特定する識別子を生成する識別子生成部と、
    前記識別子を送信する識別子送信部と、
    被写体の撮影によって第一の画像データを生成する第一の画像データ生成部と、
    前記第一の画像データの撮影時刻に関する第一の撮影時刻情報を前記識別子と関連付けて記憶する第一の記憶部と、
    を有する第一の撮像装置と;
    第二の時刻情報を逐次更新する第二の時計部と、
    前記第一の時刻情報を受信する時刻情報受信部と、
    前記識別子を受信する識別子受信部と、
    被写体の撮影によって第二の画像データを生成する第二の画像データ生成部と、
    前記第一の時刻情報と前記第二の時刻情報との間の差分情報を使用して前記第二の画像データの撮影時刻に関する第二の撮影時刻情報を前記識別子と関連付けて記憶する第二の記憶部と、
    を有する第二の撮像装置と;
    を備える、撮像システム。
  6. 前記識別子と、前記第一の撮影時刻情報と、前記第二の撮影時刻情報に基づいて、前記第一の画像データと前記第二の画像データに対して画像処理を施す画像処理装置を更に備える、請求項5に記載の撮像システム。
  7. 第一の時計部が逐次更新する第一の時刻情報を送信するステップと、
    前記第一の時刻情報の送信元を特定する識別子を生成するステップと、
    前記識別子を送信するステップと、
    被写体の撮影によって第一の画像データを生成するステップと、
    第一の記憶部が前記第一の画像データの撮影時刻に関する第一の撮影時刻情報を前記識別子と関連付けて記憶するステップと、
    第二の時計部が逐次更新する第二の時刻情報を受信するステップと、
    前記識別子を受信するステップと、
    被写体の撮影によって第二の画像データを生成するステップと、
    第二の記憶部が前記第一の時刻情報と前記第二の時刻情報との間の差分情報を使用して前記第二の画像データの撮影時刻に関する第二の撮影時刻情報を前記識別子と関連付けて記憶するステップと、
    を備える、撮像方法。
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