JP2014119389A - 画像管理装置、画像管理システム、制御方法、およびプログラム - Google Patents

画像管理装置、画像管理システム、制御方法、およびプログラム Download PDF

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剛 島崎
Yoshio Kuroda
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如人 田島
Yukihiro Yaguchi
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Abstract

【課題】画像管理装置に管理されている写真の時刻を、撮影したカメラの時刻修正に対応して修正することが可能な画像管理装置を提供する。
【解決手段】カメラ装置から受け付けた撮影日時付きの画像データを保存する画像データ保存手段と、標準時刻を取得する第1の時刻取得手段と、前記カメラ装置から該カメラ装置に設定された時刻を取得する第2の時刻取得手段と、前記第1の時刻取得手段で取得した標準時刻と、前記第2の時刻取得手段で取得した前記カメラ装置に設定された時刻の差分を算出する差分算出手段と、前記差分算出手段により算出された差分日時を用いて、前記画像データ保存手段に保存された前記カメラ装置から受け付けた画像データの時刻情報を更新する更新手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラからの画像ファイルの取得を行う画像管理装置に関連し、保存された画像ファイルに対して撮影日時データを付加する技術に関する。
近年のカメラ装置には、画像に対して時刻を付与できる機能が備わっている。時刻はカメラ装置本体に設定されたものを利用するので、時刻が正確ではないという問題があった。
これに問題を解決すべく、特許文献1では、外部(NTPサーバー等)から取得してきた時刻データを元に、カメラ本体の日時データを設定し、カメラに含まれる画像に対して、その差分を元に撮影日時の更新を行うシステムが記載されている。
また、特許文献2では、カメラに電波時計の機能を取り付け、電波から取得してきた時間へカメラ本体の日時データを更新し、カメラ内の画像ファイルの時刻を更新するシステムが提案されている。
特開2003−161791号公報 特開2012−117869号公報
特許文献1および特許文献2によれば、どちらもカメラ本体に保存されている画像ファイルに対して撮影日時を変更しているものである。これによれば、例えば、外部の画像管理サーバなどへ画像データを保存した後に、撮影日時を変更することはできない。
また、写真を扱うホームページなどのオンラインアルバム上の写真の時刻を修正することはできるが、この場合、全ての写真の時刻が修正されてしまうか、修正したい写真を選択する必要があった。
そこで、本願発明では、画像管理装置に管理されている写真の時刻を、撮影したカメラの時刻修正に対応して修正することが可能な画像管理装置を提供することを目的とする。
カメラ装置から受け付けた撮影日時付きの画像データを保存する画像データ保存手段と、標準時刻を取得する第1の時刻取得手段と、前記カメラ装置から該カメラ装置に設定された時刻を取得する第2の時刻取得手段と、前記第1の時刻取得手段で取得した標準時刻と、前記第2の時刻取得手段で取得した前記カメラ装置に設定された時刻の差分を算出する差分算出手段と、前記差分算出手段により算出された差分日時を用いて、前記画像データ保存手段に保存された前記カメラ装置から受け付けた画像データの時刻情報を更新する更新手段と、を有する。
本願発明によれば、画像管理装置に管理されている写真の時刻を、撮影したカメラの時刻修正に対応して修正することが可能となる。
本発明の画像管理システムにおけるシステム構成の一例を示すシステム構成図である。 本発明の画像管理装置に適用可能なデータ処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の画像管理システムにおける機能ブロック図である。 本発明の画像管理システムにおける撮影日時更新時のデータの流れの一例を示す図である。 本発明の画像管理システムにおける撮影データ更新メイン処理の流れの一例を示す図である。 本発明の画像管理装置における撮影データ更新メイン処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の画像管理装置における日時更新処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の画像管理装置における画像リスト作成処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の画像管理装置における画像撮影日時更新処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の画像管理装置における画像リストのデータ構造の一例を示す図である。 本発明の画像管理装置におけるExifデータの一例を示す図である。 本発明の画像管理装置における設定画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の画像管理システムにおけるシステム構成の一例を示すシステム構成図である。
カメラ101、画像管理装置102、NTPサーバ103がネットワーク104を介して接続される構成となっている。
カメラ101は、撮影した画像に時刻情報(日付情報)や位置情報(GPS情報)などのExif情報を付加可能なデジタルカメラである。Exif情報を付加可能であれば、カメラ付き携帯電話や動画を撮影するビデオカメラでもよい。
画像管理装置102は、カメラ101からExif情報付きの画像を受け付け、管理するものである。標準時刻を取得可能なNTPサーバ103と通信可能で、NTPサーバから標準時刻を取得し、カメラの時刻と比較することで、誤差が発生していた場合に、そのカメラから受け付けた画像の時刻データを正しいものに変更する。
NTPサーバ103は、正確な協定世界時データを記憶し、画像管理装置102からの時刻取得要求に応じて、時刻応答処理を行う。
図2は、本発明の画像管理装置に適用可能なデータ処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各画像管理装置の実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。なお、図2では、CRT210と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、或いは画像管理装置MCIAカードスロットにアダプターを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したLAN400)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
図3は、本発明の画像管理システムにおける機能ブロック図である。
画像管理装置102は、標準時刻取得部301、カメラ時刻取得部302、差分算出部303、時刻更新部304、および画像データ保存手段の各機能を有する。
標準時刻取得部301は、NTPサーバなどの標準時刻提供サーバから標準時刻を取得する。カメラ時刻取得部302は、接続されたカメラ装置よりカメラ本体の日時データを取得する。
差分算出部303は、標準時刻取得部301で取得した標準時刻と、カメラ時刻取得302で取得したカメラ装置の時刻とを比較する。
時刻更新部304は、差分算出部303で算出した差分に基づいて、画像管理装置の画像データ保存手段305に保存されている画像データの撮影日時を更新する。その際、所定のしきい値よりも差分がある場合に更新を行うようにすることができる。また、画像データに対しては同じカメラ装置から保存された画像データに対して更新処理をするように構成されている。
図4は、本発明の画像管理システムにおける撮影日時更新時のデータの流れの一例を示す図である。図1と同じ装置には同様の符号を利用している。
ユーザが画像管理装置102へカメラ101を接続すると、画像管理装置102の内部ではアプリケーション404が起動する。ユーザは、アプリケーション404にて画像ファイルの取り込み設定を行う。
画像ファイルの取り込み設定画面のイメージは、図12に示す。
図12は、本発明の画像管理装置における設定画面の一例を示す図である。
設定画面1200において、画像ファイルの取り込みに関する設定を行う。NTPサーバ名1201は、NTPサーバ103のNTPサーバドレスを示しており、協定世界時データを取得する処理に利用する。
対象ドライブ1202は、画像の取込み処理を行う際の画像管理装置内部全ての記憶領域に含まれる画像ファイルに対して画像リスト作成処理を行うだけではなく、対象ドライブ1202で指定された記憶領域のみを対象として処理を実行する事も想定している。選択項目としては、全ドライブ・ローカルディスク(D:¥)などから選択することができる。
しきい値1203は、撮影日時変更処理のしきい値であり、図の例では、カメラの時刻が標準時刻と5分以上異なっている場合、画像管理装置に取込まれた画像の撮影日時の書き換え処理が行われる。しきい値は自由に設定することが可能である。図4の説明に戻る。
アプリケーション404は、画像ファイルの取り込み設定に基づき、画像ファイルの取り込みを行う。この時に、アプリケーション404は、カメラ101より「画像ファイル(日時有り)」の取得を行う。
また、アプリケーション404は、カメラ101から「カメラ本体の日時データ」およびカメラ101本体に記録されている個体識別データである「カメラBodyNo」の取得も行う。
また、アプリケーション404は、ネットワークを介して、外部のNTPサーバ103にアクセスし、「協定世界時データ」の取得も行う。
アプリケーション404は、「協定世界時データ」と「カメラ本体の日時データ」をもとに、「差分日時」を生成する。「差分日時」は、「カメラ本体の日時データ」が「協定世界時データ」と比較した際の、時刻差のデータである。この時刻差がしきい値1203で設定した以上離れていた際に、時刻の修正が行われる。
アプリケーション404では、ユーザによる画像ファイルの取り込み設定に基づき、対象となる「取り込み済み画像ファイル(日時有り)」について、時刻差があり補正が必要だと判断された場合に、そのExif情報として記録されている「撮影日時」と、「差分日時」により、正しい「撮影日時」を算出する。
そして、Exif情報に正しい「撮影日時」の記録された「取り込み済み画像ファイル(更新済み日時)」を生成する。「取り込み済み画像ファイル(更新済み日時)」には、時刻差が補正された正しい「撮影日時」が画像管理装置102に記録されることになる。
図5は、本発明の画像管理システムにおける撮影データ更新メイン処理の流れの一例を示す図である。図1および図4と同じ装置には同様の符号を利用している。また(1)から(4)は処理の流れの順番を示している。
(1)にて、ユーザが、カメラ101を画像管理装置102に接続すると、アプリケーション404は、カメラ本体に記録されている「カメラ本体の日時データ」と「カメラBodyNo(ロット番号)」を取得し、(2)の処理に進む。
(2)では、アプリケーション404はネットワークを通じて、NTPサーバ103にアクセスを行い「協定世界時データ」を取得し、(3)の処理に進む。
(3)では、アプリケーション404は「協定世界時データ」と「カメラ本体の日時データ」が異なっているかどうかを判定し、「協定世界時データ」と「カメラ本体の日時データ」が異なっている場合は、アプリケーション404は、「差分日時」を計算する。「差分日時」は「カメラ本体の日時データ」から「協定世界時データ」を引くことで求める。その後、(4)に進む。
(4)では、アプリケーション404は、日時を更新する対象の「画像リスト」を作成する。画像管理装置102からアクセス可能である全ての画像ファイルに対して「撮影日時領域」の確認を行い、「カメラBodyNo」「撮影日時更新フラグ」を取得する。その中で、「カメラBodyNo」が一致していて、「撮影日時領域」があり、「撮影日時更新フラグ」がONではない条件を満たす画像ファイルを、画像リストに追加する。
アプリケーション404は作成した画像リストに追加された画像ファイル内部の撮影日時記憶領域を、(3)にて計算した「差分日時」を使用して補正した「撮影日時」で更新する。アプリケーション404は、「撮影日時」を変更した画像ファイルに対して「撮影日時更新フラグ」をONに変更する。
図6は、本発明の画像管理装置における撮影データ更新メイン処理の一例を示すフローチャートである。
ユーザがカメラ101を画像管理装置102に接続すると処理が開始される。
カメラと画像管理装置を接続すると、ステップS602で、カメラと画像管理装置接続の接続判定を行う。画像管理装置102は、USBケーブルや無線LANなどを介してカメラ101と通信を試みる。接続が成功した場合はステップS603に進み、一方、カメラ101が応答しないなど通信に失敗した場合は処理を終了する。
ステップS603で、画像管理装置102は、カメラ101との通信に成功した場合、カメラ101から、カメラ101内蔵時計の現在時刻である「カメラ本体の日時データ」およびカメラ101本体に記録されている個体識別データである「カメラBodyNo」を取得S603する。
ステップS604で、取得が成功した否かを判定し、通信が途中で切断された場合や、カメラ101が「カメラ本体の日時データ」または「カメラBodyNo」を持っていないなど、「カメラ本体の日時データ」および「カメラBodyNo」の取得に失敗した場合は、処理を終了し、取得が成功した場合は、ステップS605に進む。
ステップS605では、協定世界時データの取得を行う。画像管理装置102は、ネットワークを介して、外部のNTPサーバ103にアクセスし、「協定世界時データ」を要求する。NTPサーバ103は、画像管理装置102に時刻データを返信する。
ステップS606では、協定世界時データ(標準時刻)の取得が成功したか否かの判定を行う。画像管理装置102が外部のNTPサーバ103とアクセスできなかった場合、NTPサーバ103が時刻データを返してこなかったなどのため「協定世界時データ」の取得に失敗した場合は処理を終了し、成功した場合には、ステップS607に進む。なお、取得した協定世界時データ(標準時刻)を用いてカメラ装置の時刻を標準時刻に修正するように構成してもよい。
ステップS607では、画像管理装置102は、「カメラ本体の日時データ」と「協定世界時データ」の差を求め、画像ファイルの撮影日時が実際の日時とどれだけずれているかを取得し、ステップS608に進む。
ステップS608では、ステップS607で取得した値の絶対値と別に用意してあるしきい値を比較する。
「カメラ本体の日時データ」と「協定世界時データ」の差の絶対値がしきい値未満であれば処理を終了する。これは「カメラ本体の日時データ」と「協定世界時データ」が取得するタイミングやネットワークの速度などにより値が前後するため、必ずしも一致しないための措置である。しきい値はアプリケーション図12に示す設定画面のしきい値1203で設定されたものがアプリケーション404に記録されている。
ステップS608で取得した差分がしきい値以上であった場合、ステップS609に進む。
ステップS609で、取得した差分の値に基づいて画像管理装置上の画像ファイルの撮影日時データを更新する。日時更新処理の詳細は、図7を利用して説明する。
図7は、本発明の画像管理装置における日時更新処理の一例を示すフローチャートである。
画像管理装置上の画像ファイルの日時を更新する処理は、まずステップS701で、画像リスト作成処理を行い、次にステップS702で画像撮影日時更新処理を行う。
画像リスト作成処理は図8を、画像撮影日時更新処理は図9を用いて説明する。
図8は、本発明の画像管理装置における画像リスト作成処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS801で、画像管理装置内部にある全ての画像ファイルを検索する。具体的には、画像管理装置102に含まれる画像ファイルを指定したドライブから検索を行い(ドライブの指定は図12の設定画面の対象ドライブ1202で指定したもの)、画像ファイルのファイル判定は拡張子(例えば、jpgもしくはjpeg)で判定する事とする。フォルダが階層化されている場合、サブフォルダも対象とする。
ステップS802で、検索した画像ファイルにカメラ識別番号(カメラBodyNo)があるか否かを判定する。このステップでは、S801で検索した画像ファイルのExifデータから「カメラBodyNo」のデータ領域が存在するか確認する。
「カメラBodyNo」とは、カメラ機体毎のユニークな番号である。カメラ内部で管理しており、カメラBodyNoを持つカメラで撮影した画像ファイルの内部には「カメラBodyNo」の領域が存在する。Exifデータについて、図11を利用して説明する。
図11は、本発明の画像管理装置におけるExifデータの一例を示す図である。
図11ではJPEG画像ファイルに本システムで利用するデータがExifデータ1100の一部として格納されている状態を示している。
Exifとは Exchangeble image file formatの略称であり写真用のメタデータを含む画像ファイルフォーマットである。ExifデータはJPEG画像データ中のヘッダ部分に含まれる「APP1」1101内の「Exif IFD(Exifデータ)」1102として格納されており、カメラでの撮影データが保存される。
本実施形態の画像管理システムでは画像ファイルの撮影日時として、この「Exif IFD」1102中の「撮影日時」1103を参照し、「カメラ本体の日時データ」から「協定世界時データ」を引いた差分から求められた差分日時を「撮影日時」1103に反映する。
具体的には差分日時がプラス1日であり「撮影日時」1103が2012年1月1日0時0分0秒である場合、「撮影日時」1103から1日を差し引いた日時である2011年12月31日0時0分0秒、マイナス1日であれば「撮影日時」1103から1日を足しこんだ日時2012年1月2日0時0分0秒に更新を行う。
また、Exifデータとして保存できる一般的な撮影データはフォーマット上決まっているが、カメラの製造メーカが固有のデータを格納できる領域として「MakerNote」1104が存在する。本実施形態の撮影日時変更管理システムではこの「MakerNote」1104に格納されている「カメラBodyNo」1105と「撮影日時更新フラグ」1106を利用する。
画像管理装置102に接続されたカメラ101のカメラBodyNoと画像の「MakerNote」1104に格納されている「カメラBodyNo」1105が一致した場合、この画像ファイルは接続されたカメラで撮影された画像ファイルと判断でき、日時更新の対象として絞り込むことができる。
例えば、画像管理装置102に接続されたカメラ101の「BodyNo」が“12345”であり、画像管理装置102で保持している画像ファイルAの「MakeNote」1104内の「BodyNo」1105が“12344”である場合、この画像ファイルは接続されたカメラ101で撮影された画像ファイルではないと判断する。
一方、画像ファイルBとして「MakeNote」1104内の「BodyNo」1105が“12345”である場合、この画像ファイルは接続されたカメラ101で撮影された画像ファイルであると判断し日時更新の対象となる画像ファイルと判断する。
また、本実施形態の撮影日時変更管理システムでは「撮影日時」1103を更新した際に、再度、「撮影日時」1103を更新しないように「MakerNote」1104に格納されている「撮影日時更新フラグ」1106を利用する。「撮影日時更新フラグ」1106は初期値としてOFFとなっているが、「撮影日時」1103を更新した際に、ONに更新する。本実施形態の撮影日時変更管理システムで再度画像ファイルの「撮影日時」1103を更新しようとした際にこの「撮影日時更新フラグ」1106がONとなっている場合には既に「撮影日時」1103が更新されているものと判断でき、再度の更新を防ぐことができる。
図8の説明に戻る。ステップS803で、検索した画像ファイルのカメラBodyNoが図6のステップS603で取得したカメラBodyNoと一致するかを判定し、一致しない場合は処理を終了する。BodyNoはユニークな番号である為、カメラから取得してきたBodyNoと画像ファイルの内部に含まれるBodyNoが一致している場合、その画像ファイルは画像管理装置と接続したカメラ[S601]で撮影した画像ファイルだと言えるので、撮影日時の書き換え対象と判定できる。よって一致している場合は、ステップS804に進む。
ステップS804で、検索した画像ファイルに撮影日時領域があるかを判定する。ここでいう撮影日時領域とは図11「Exif IFD」1102構造の撮影日時領域1103を指す。通常カメラで撮影した画像ファイルには、この領域が存在する。撮影日時の書き換えを行う際には、この領域を書き換える
撮影日時がなかった場合は処理を終了し、撮影日時があった場合は、ステップS805に進む。
ステップS805では、撮影日時更新フラグがOFFであるか。つまり過去に更新されたことがないかを判定する。撮影日時更新フラグとは、画像ファイルのメーカ固有情報領域に含まれるもので、図11の撮影日時更新フラグ1106に記憶される。このフラグは、これまでに日時更新の処理を行ったか否かを記録している。
撮影日時更新フラグがOFFの場合は、日時更新の処理を行った事が無いことを意味し、撮影日時更新フラグがONの場合は、日時更新の処理を行った事が有ることを意味する。
カメラで撮影した直後の画像ファイルは撮影日時更新フラグがOFFの状態となっているおり、この場合ステップS806に進む。一歩フラグがONになっている場合は、処理を終了する。撮影日時更新処理を実行するとこのフラグはONとなり日時更新処理を行わないようになっており、このシステムで日時変更を行えるのは1度だけとなる。これは、変更した時点で正しい撮影日時をなるとみなせるからである。フラグを利用して更新対象の判定を行うかどうかは任意に設定が可能な項目である。
ステップS806では、検索した画像ファイルを画像リストに追加する。画像リストについて図10を利用して説明する。
図10は、本発明の画像管理装置における画像リストのデータ構造の一例を示す図である。
ここで述べる画像リスト1001とは画像日時情報として、撮影日時1002、画像のファイルパス1003、および更新フラグ1004の配列を保持しているデータの事を指す。
画像リスト1001は、画像日時情報(1002から1003)の配列と画像ファイル数1005をもつ。
画像日時変更情報は、図8におけるステップS802からステップS805の条件を満たす画像ファイルのファイル数分存在する。この数が画像データ数1005に記憶されている。
撮影日時1002は、ステップS804で取得した撮影日時が記憶される。画像ファイルパス1003には、ステップS801で検索した画像ファイルのファイルパスが記憶される。更新フラグ1004には、ステップS805から取得した撮影日時更新フラグが記憶される。
画像ファイル数1005には、画像日時変更情報の数、つまりステップS802からステップS805の条件を満たす画像ファイルのファイル数が入る。この値は、図9のループ処理数で利用する。
図9は、本発明の画像管理装置における画像撮影日時更新処理の一例を示すフローチャートである。
図8の画像リスト作成処理で作成された画像リストを参照し、画像ファイル数だけ次の処理を繰り返す。
ステップS901では、画像リストの画像日時変更情報に含まれる画像のファイルパス1003から画像ファイルの保存されているファイルパス情報を取得する。
ステップS902では、ステップS901にて取得した情報からファイルオープン処理で画像ファイルを開く。
ステップS903では、撮影日時(図10の1002)と、図6ステップS607で取得した差分日時(カメラ本体と標準時刻との)により、正しい撮影日時を算出する。
ステップS904では、ファイルオープンした画像ファイルの撮影日時の領域(図11の1103)に対し、時刻差が補正された正しい撮影日時を記録する。
ステップS905では、ファイルオープンした画像ファイルに対し、図11のExif IFDデータ構造に記載された、MakerNoteの領域の中を、画像データの更新フラグをONで書き変える。これにより、ここで撮影日時が変更された画像ファイルは、本処理にて再度、撮影日時を変更されないようにすることができる。
ステップS906で、画像ファイルパスに対してファイルクローズ処理で画像ファイルを閉じる。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、本発明に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体はコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 画像管理システム
101 カメラ
102 画像管理装置
103 NTPサーバ
104 ネットワーク

Claims (7)

  1. カメラ装置から受け付けた撮影日時付きの画像データを保存する画像データ保存手段と、
    標準時刻を取得する第1の時刻取得手段と、
    前記カメラ装置から該カメラ装置に設定された時刻を取得する第2の時刻取得手段と、
    前記第1の時刻取得手段で取得した標準時刻と、前記第2の時刻取得手段で取得した前記カメラ装置に設定された時刻の差分を算出する差分算出手段と、
    前記差分算出手段により算出された差分日時を用いて、前記画像データ保存手段に保存された前記カメラ装置から受け付けた画像データの時刻情報を更新する更新手段と、
    を有することを特徴とする画像管理装置。
  2. 前記更新手段は、所定のしきい値を超えて差分を有する場合に更新することを特徴とする請求項1記載の画像管理装置。
  3. 前記更新手段は、前記画像データの時刻情報が更新された場合、更新されたことをわかる情報を残しておき、この情報がある既に更新済みの画像ファイルに対しては更新を行わないことを特徴とする請求項1または2に記載の画像管理装置。
  4. 前記画像データを受け付けたカメラ装置を特定するカメラ装置特定手段を更に有し、
    前記カメラ装置の特定には、カメラ固有の識別番号を利用することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像管理装置。
  5. カメラ装置、標準時刻を提供可能な時刻提供サーバと接続可能な画像管理システムであって、
    前記カメラ装置から受け付けた撮影日時付きの画像データを保存する画像データ保存手段と、
    前記時刻提供サーバから標準時刻を取得する第1の時刻取得手段と、
    前記カメラ装置から該カメラ装置に設定された時刻を取得する第2の時刻取得手段と、
    前記第1の時刻取得手段で取得した標準時刻と、前記第2の時刻取得手段で取得した前記カメラ装置に設定された時刻の差分を算出する差分算出手段と、
    前記差分算出手段により算出された差分日時を用いて、前記画像データ保存手段に保存された前記カメラ装置から受け付けた画像データの時刻情報を更新する更新手段と、
    を有することを特徴とする画像管理システム。
  6. カメラ装置から受け付けた撮影日時付きの画像データを保存する画像データ保存手段を有する画像管理装置の制御方法であって、
    標準時刻を取得する第1の時刻取得ステップと、
    前記カメラ装置から該カメラ装置に設定された時刻を取得する第2の時刻取得ステップと、
    前記第1の時刻取得ステップで取得した標準時刻と、前記第2の時刻取得ステップで取得した前記カメラ装置に設定された時刻の差分を算出する差分算出ステップと、
    前記差分算出ステップにより算出された差分日時を用いて、前記画像データ保存手段に保存された前記カメラ装置から受け付けた画像データの時刻情報を更新する更新ステップと、
    を有することを特徴とする画像管理装置。
  7. カメラ装置から受け付けた撮影日時付きの画像データを保存する画像データ保存手段を有する画像管理装置を、
    標準時刻を取得する第1の時刻取得手段と、
    前記カメラ装置から該カメラ装置に設定された時刻を取得する第2の時刻取得手段と、
    前記第1の時刻取得手段で取得した標準時刻と、前記第2の時刻取得手段で取得した前記カメラ装置に設定された時刻の差分を算出する差分算出手段と、
    前記差分算出手段により算出された差分日時を用いて、前記画像データ保存手段に保存された前記カメラ装置から受け付けた画像データの時刻情報を更新する更新手段と、
    を有することを特徴とする画像管理装置として機能させるためのプログラム。
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