JP2021009564A - 情報処理システム、撮像装置、情報処理装置および制御方法 - Google Patents

情報処理システム、撮像装置、情報処理装置および制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画像ファイルが大量にある場合においても所望の画像ファイルを簡便に選択できるようにする。【解決手段】ネットワークを介して撮像装置(200)と情報処理装置(300)とが接続される情報処理システム(100)であって、前記撮像装置は、画像データとメタデータとを有する画像ファイルを生成する撮像手段と、前記画像ファイルの撮影時刻を記録した第1のリストを生成する第1の生成手段と、第1の画像ファイルを特定するための情報を含む入力情報と前記第1のリストとを前記情報処理装置に送信し、前記入力情報に対する応答として前記情報処理装置から送信される前記第1の画像ファイルの特定情報を受信する第1の通信手段と、前記特定情報および前記メタデータに基づいて、前記第1の画像ファイルを選択する選択手段とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、撮像装置、情報処理装置および制御方法に関する。
特許文献1には、音声によって画像ファイルを選択し、選択した画像ファイルを送信する方法が記載されている。
特開2002−247251号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている方法では、ユーザが所望の画像ファイルを選択するためには、事前に画像ファイルの内容を確認する必要がある。そのため、画像ファイルが大量に存在する場合には、所望の画像ファイルの選択が非常に煩雑になる可能性がある。
そこで、本発明は、画像ファイルが大量にある場合においても所望の画像ファイルを簡便に選択できるようにすることを目的とする。
本発明に係る情報処理システムは、ネットワークを介して撮像装置と情報処理装置とが接続される情報処理システムであって、前記撮像装置は、画像データとメタデータとを有する画像ファイルを生成する撮像手段と、前記画像ファイルの撮影時刻を記録した第1のリストを生成する第1の生成手段と、第1の画像ファイルを特定するための情報を含む入力情報と前記第1のリストとを前記情報処理装置に送信し、前記入力情報に対する応答として前記情報処理装置から送信される前記第1の画像ファイルの特定情報を受信する第1の通信手段と、前記特定情報および前記メタデータに基づいて、前記第1の画像ファイルを選択する選択手段とを有し、前記情報処理装置は、前記撮像装置から送信される前記入力情報と前記第1のリストとを受信し、前記特定情報を前記撮像装置に送信する第2の通信手段と、発生したイベントと発生時刻とを関連付けた第2のリストを用いて、前記入力情報と前記第1のリストに基づいて前記特定情報を生成する第2の生成手段とを有する。
本発明によれば、画像ファイルが大量にある場合においても所望の画像ファイルを簡便に選択することができる。
実施形態1における情報処理システム100の構成要素を説明するための図である。 撮像装置200の構成要素を説明するための図である。 外部装置300の構成要素を説明するための図である。 情報処理システム100の適用例を説明するための図である。 情報処理システム100の処理を説明するための図である。 撮像装置200の動作例を説明するためのフローチャートである。 撮像装置200の撮影処理の例を説明するためのフローチャートである。 画像ファイルのデータ構成の一例を説明するための図である。 撮影時刻リストの一例を説明するための図である。 イベントリストの一例を説明するための図である。 外部装置300の動作例を説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
[実施形態1]
図1は、実施形態1における情報処理システム100の構成要素を説明するための図である。情報処理システム100は、撮像装置200と、情報処理装置として動作可能な外部装置300とを有する。撮像装置200と外部装置300とは、有線または無線のネットワークで通信可能に接続され、それぞれの通信部212、304を介して情報を送受信する。
図2は、撮像装置200の構成要素を説明するためのブロック図である。以下では、撮像装置200がデジタルカメラとして動作可能な場合を例として説明するが、これに限定されるものではない。撮像装置200は、例えば、スマートフォンまたはタブレット端末として動作する装置であってもよい。
撮像装置200は、CPU(central processing unit)201、フラッシュメモリ202、メモリ203、撮像部204、RTC(real−time clock)205、表示制御部206およびディスプレイ207を有する。また、撮像装置200は、音声情報取得部208、入力部209、メディアスロット210、通信部212および内部バス213を有する。
内部バス213に対して、CPU201、フラッシュメモリ202、メモリ203、撮像部204、RTC205、表示制御部206、音声情報取得部208、入力部209、メディアスロット210および通信部212が接続される。内部バス213に接続される構成要素は、内部バス213を介して互いにデータの入出力ができるように構成されている。
CPU201は、撮像装置200の構成要素を制御する。フラッシュメモリ202は、画像データやその他のデータ、CPU201が動作するためのプログラムなどが格納される。メモリ203は、例えばRAM(random access memory)であり、CPU201の主記憶装置として使用される。CPU201は、フラッシュメモリ202に格納されているプログラムを実行することにより、撮像装置200の構成要素を制御することができる。
撮像部204は、被写体像を撮像して画像データを出力する。撮像部204は、レンズ、絞り、シャッター、撮像素子、画像信号処理部などを有する。例えば、CPU201がプログラムに従って生成した撮像制御信号が、撮像部204に対して供給される。撮像部204は、この撮像制御信号に基づいて、外部の被写体像を取り込み、デジタルの画像データに変換する。RTC205は、現在の時刻を保持し、時刻情報を供給する。RTC205は、内部に電源部を有し、常に計時機能を維持している。
表示制御部206は、ディスプレイ207に画像および各種情報の少なくとも一つを表示させるための表示信号を出力する。例えば、CPU201がプログラムに従って生成した表示制御信号が、表示制御部206に対して供給される。表示制御部206は、この表示制御信号に基づいて表示信号を生成しディスプレイ207に出力する。例えば表示制御部206は、CPU201が生成する表示制御信号に基づいて、グラフィカルユーザインターフェース(GUI)をディスプレイ207に表示させたり、フラッシュメモリ202から読み出した画像データをディスプレイ207に表示させたりする。音声情報取得部208は、マイクロフォン、アナログ−デジタル変換器などを有する。音声情報取得部208は、音声によるデータの入力を音声情報に変換してフラッシュメモリ202に保存する。
入力部209は、ユーザ操作を受け付け、操作に応じた制御信号を生成してCPU201に供給する。例えば、入力部209は、キーボード、ポインティングデバイス、電子ダイヤル、タッチパネルなどの少なくとも一つを有する。CPU201は、ユーザ操作に応じて入力部209で生成され供給される制御信号に基づき、撮像装置200の構成要素を制御することができる。これにより、撮像装置200に対し、ユーザ操作に応じた動作を行わせることができる。
メディアスロット210は、メモリカードなどの外部記憶媒体211が装着可能とされ、CPU201の制御に基づいて、装着された外部記憶媒体211からのデータの読み出しや、外部記憶媒体211に対するデータの書き込みを行う。なお、外部記憶媒体211は、メモリカードに限らず、例えばCDやDVDといったディスク記録媒体でもよい。通信部212は、撮像装置200をネットワークに接続し、CPU201の制御に基づき、ネットワークを介した外部装置300との情報通信を制御する。
図3は、外部装置300の構成要素を説明するためのブロック図である。外部装置300は、CPU(central processing unit)301、メモリ302、記憶部303、通信部304およびデータベース305を有する。CPU301、メモリ302、記憶部303、通信部304およびデータベース305は、内部バス306を介して通信可能に接続される。
CPU301は、外部装置300の構成要素を制御する。メモリ302は、例えばRAMであり、CPU301の主記憶装置として使用される。記憶部303は、CPU301が動作するためのプログラムなどが格納される。CPU301は、記憶部303に格納されているプログラムを実行することにより、外部装置300の構成要素を制御することができる。
通信部304は、外部装置300をネットワークに接続し、CPU301の制御に基づき、ネットワークを介した撮像装置200との情報通信を制御する。データベース305には、イベントとそのイベントの発生時刻とを関連付けたイベントリストが格納される。
次に、情報処理システム100の適用例について説明する。図4に、情報処理システム100を適用可能なケース例のタイミングチャート400を示す。図4に示すタイミングチャート400は、あるサッカーの試合において、発生したイベントのタイミングとユーザの撮影タイミングとを時系列に表現したものである。
情報処理システム100は、例えばユーザであるカメラマンがサッカーの試合において撮影した画像の中の任意の1枚を音声による指示で選択し、その画像ファイルにタグ付けを行うケースなどで利用される。図4は、そのサッカーの試合におけるイベント401と、イベントが起こった時刻402と、ユーザが画像を撮影した撮影時刻403とを示している。イベント401には、“キックオフ”、“選手Aシュート”などがある。
例えば、撮影時刻404は、選手Aがシュートする直前に、ユーザであるカメラマンによって画像が撮影された時刻を示している。実施形態1では、例えばユーザであるカメラマンが“選手Aがシュートする直前の写真をあとで見る”と音声によって指示することで、この時刻404に撮影された画像の画像ファイルに“あとで見る”ということを示すタグを付加する。
次に、図5を参照して、情報処理システム100で行われる処理の概要を説明する。撮像装置200は、ステップS501で示すように、ユーザの操作に応じて撮影処理を行い、例えばサッカーの試合における画像を撮影する。なお、撮影する画像は1枚であってもよいし、複数枚でもよい。また、外部装置300は、ステップS502で示すように、その試合、あるいはそれ以前に発生したイベントとそのイベントの発生時刻とを関連付けるイベントリストを生成する。このイベントリストは、随時更新される。
ステップS503において、ユーザにより音声指示の入力が行われ、撮像装置200は、音声情報取得部208により情報を取得して、取得した情報を音声入力時刻とともに音声情報として保存する。この音声情報は、入力情報の一例である。音声指示は、タグを付ける画像ファイルを選択するためのものであり、“選手Aがシュートする”といった試合で発生したイベントを表す言葉を含む。
ステップS504において、撮像装置200は、音声情報および撮影時刻リストを外部装置300に送信する。撮影時刻リストは、撮像装置200が有する画像の撮影を行った時刻を示すリストである。撮影時刻リストは、撮像装置200が撮影処理を行う毎に、画像の撮影時刻が記録されて更新される。
ステップS505において、外部装置300は、撮像装置200から受信した音声情報を解析し、ユーザが入力した音声指示を認識する。次に、ステップS506において、外部装置300は、ステップS502において生成されたイベントリストの内から、ステップS504において受信した音声情報に対応するイベントの時刻を保持するイベントリストを選択する。そして、外部装置300は、選択したイベントリストを用いて、ユーザが意図するイベントの発生時刻を検索する。
続いて、ステップS507において、外部装置300は、ステップS506において検索したイベントの発生時刻を用いて、撮影時刻リストに含まれる撮影時刻の内からイベントの発生時刻に近い撮影時刻を絞り込み、画像の撮影時刻を取得する。ステップS508において、外部装置300は、撮像装置200から受信した音声情報に対する応答として、ステップS507において取得した撮影時刻を画像ファイルの選択に係る特定情報として撮像装置200に送信する。
ステップS509において、撮像装置200は、ステップS508において外部装置300が送信した撮影時刻をメタデータとして持つ画像ファイルを選択し、選択した画像ファイルに音声指示に応じたタグを付加する。このようにして、情報処理システム100によれば、例えばユーザがサッカーの試合において撮影した画像の中の任意の1枚に対して、ユーザが音声指示を入力することにより、タグ付けを行うことができる。
以下、ユーザが撮像装置200を用いて撮影を行い、のちにユーザが撮像装置200に音声を入力し、撮像装置200のCPU201によって撮影した画像ファイルにタグを付ける処理について説明する。また、以下では、一例として、音声指示として“選手Aがシュートする直前の画像をあとで見る”との音声が入力され、選手Aがシュートする直前の画像の画像ファイルに“あとで見る”ということを示すタグを付ける例を適宜用いて説明する。
図6は、撮像装置200の動作例を示すフローチャートである。
ステップS601において、CPU201は、撮影を行うか否かを判定する。CPU201が撮影を行うと判定した場合にはステップS602に進み、CPU201が撮影を行わないと判定した場合にはステップS603に進む。
ステップS602において、撮像部204は、図7に示す撮影処理を行う。ステップS602での撮影処理を行った後、CPU201はステップS601に進む。
図7は、撮像装置200の撮影処理の一例を説明するためのフローチャートである。ステップS701において、撮像部204が画像データを生成する。ステップS701の処理は、CPU201が撮像部204に対して撮影指示を出すことで開始される。撮像部204は、被写体像を取り込み、デジタルデータに変換する。また、撮像部204は、デジタルデータに対して、現像、ホワイトバランス、JPEG圧縮などの処理を行う。
ステップS702において、CPU201が、画像ファイルを作成するために必要な撮影時のメタデータを生成する。メタデータは、画像データ以外の撮影時に関する値であり、例えば、画像サイズ、撮影日時などがある。例えば、画像サイズはステップS701において生成した画像データから取得し、撮影日時はRTC205から取得する。
ステップS703において、CPU201が、画像データにメタデータを付加して画像ファイルを生成する。CPU201は、ステップS701において画像処理を行った画像データに、ステップS702において生成した撮影時のメタデータを付加し、画像ファイルのフォーマットに沿って整形する。画像ファイルフォーマットには、例えば図8に示すようなExif(exchangeable image file format)が利用できる。
次に、図8を参照して、Exif規格について説明する。図8は、ステップS703でCPU201が作成するExif形式の画像ファイルのデータ構造の一例を説明するための図である。画像ファイル800は、先頭に画像ファイルの開始を示すマーカ(SOI)801を有し、その後にヘッダ部に相当するアプリケーションマーカ(APP1)802を有する。
アプリケーションマーカ(APP1)802は、下記の要素で構成される。
・サイズ(APP1 length)803
・アプリケーションマーカの識別コード(APP1 identifier code)804
・画像データの作成日時(date time)805
・画像の撮影日時(date time original)806
・その他の撮影情報807
・サムネイル画像(thumbnail data)808
また、画像ファイル800に記録される画像データは、下記の要素で構成される。
・量子化テーブル(DQT)809
・ハフマンテーブル(DHT)810
・フレーム開始マーカ(SOF)811
・スキャン開始マーカ(SOS)812
・圧縮データ813
そして、画像ファイル800は、画像ファイルの最後を示すマーカ(EOI)814で終端される。例えば、ステップS702においてRTC205から取得した画像の撮影日時は、ステップS703において画像の撮影日時806のフィールドのフォーマットに変換され記録される。
ステップS704において、CPU201が、ステップS703において作成した画像ファイルを外部記憶媒体211に書き込み記録する。
ステップS705において、CPU201が、図9に一例を示すような画像の撮影時刻を一覧にした撮影時刻リストを作成する。図9は、撮影時刻リストの一例を説明するための図である。撮影時刻リスト900は、例えば外部記憶媒体211にファイル形式で保存される。ここで述べられる時刻は、時、分、秒の情報だけでなく、年、月、日の日付の情報も含む。撮影時刻リストは、初期状態では一つの時刻情報も記録されていない空のファイルである。ステップS705において、CPU201は、ステップS702においてRTC205から取得した撮影時刻を、撮影時刻リストの末尾に追加して、外部記憶媒体211の撮影時刻リストを更新する。以上により、撮影処理を終了し、図6に示すステップS601に戻る。
図6に戻り、ステップS601において撮影を行わないとCPU201が判定した場合に進むステップS603において、CPU201は、音声入力があるか否かを判定する。CPU201が音声入力があると判定した場合にはステップS604に進み、CPU201が音声入力がないと判定した場合にはステップS607に進む。
ステップS604において、CPU201は、音声入力の時刻をフラッシュメモリ202に保存する。
ステップS605において、音声情報取得部208が、複数の画像ファイルの内から画像ファイルを特定するための情報を取得し、ステップS604において保存した音声入力の時刻とともにフラッシュメモリ202に音声情報として保存する。この情報には、ユーザが特定したい画像ファイルの情報が含まれている。例えば、ユーザの“選手Aがシュートする直前の写真をあとで見る”という音声が入力されると、音声情報取得部208は、入力された音声を変換し、音声入力の時刻とともにフラッシュメモリ202に音声情報として保存する。
ステップS606において、CPU201は、音声情報およびステップS602での撮影処理で作成された撮影時刻リストを、通信部212によって外部装置300に送信する。その後、CPU201は、ステップS601に進む。
ステップS603において音声入力がないとCPU201が判定した場合に進むステップS607において、CPU201は、外部装置300からデータの受信があるか否かを判定する。CPU201がデータの受信があると判定した場合にはステップS608に進み、CPU201がデータの受信がないと判定した場合にはステップS601に進む。
ステップS608において、通信部212によってタグ情報とそのタグ情報を付加する画像ファイルの撮影時刻を外部装置300から受信する。この例においては、タグ情報とは、ユーザが画像ファイルに付加することを意図する“あとで見る”タグであり、それを付加する画像ファイルの撮影時刻は“19:20:16”である。このタグ情報およびそれを付加する画像ファイルの撮影時刻を決定する外部装置201における処理についての説明は後述する。
ステップS609において、CPU201は、外部装置300から受信した画像ファイルの撮影時刻を用いて、撮影した画像ファイルの内から対応する画像ファイルを選択する。この例では、CPU201は、外部記憶媒体211に保存されている画像ファイルを1つずつ読み出し、Exif情報の画像の撮影日時(date time original)に格納されている値を用いて“19:20:16”と比較する。CPU201は、比較の結果、同じ時刻である場合には、その画像ファイルをタグ情報を付加する画像ファイルとして選択して、比較を終了する。
ステップS610において、CPU201は、ステップS609において選択された画像ファイルに対し、ステップS608において受信したタグ情報を付加する。その後、ステップS601に進む。
なお、実施形態1では、ステップS608において受信する画像ファイルの撮影時刻は、ある一時刻を示すものとしているが、実施形態1はこれに限定されるものではない。例えば、ユーザの入力音声が該当する場面が複数存在し、複数の時刻が受信された場合が考えられる。この場合、ステップS609において、CPU201は、外部記憶媒体211に保存されている画像ファイルをすべて読み出し、受信した画像ファイルの撮影時刻と画像の撮影時刻が同じ時刻である画像ファイルすべてを選択し、タグ情報を付加するとしてもよい。
また、実施形態1では、ステップS610において画像ファイルに対し、タグ情報を付加しているが、実施形態1はこれに限定されるものではない。例えば、外部装置300から画像ファイルに対する動作情報を送信し、外部装置300から受信した動作情報に応じた動作を画像ファイルに行うようにしてもよい。動作の例として、“削除”という動作情報であれば、選択された画像ファイルを削除するなどの操作が考えられる。その他の例として、選択された画像ファイルに対し行う処理を、入力部209などを用いて事前に設定しておき、その設定に基づいて処理を行う例も考えられる。
外部装置300における、音声情報からの画像ファイルの撮影時刻の検索について、図10および図11を用いて説明する。外部装置300は、データベース305としてイベントとそのイベントの発生時刻とを関連付けるイベントリストを保持しており、イベントをキーとして時刻を検索できるようになっている。
図10は、イベントリストの一例を説明するための図である。この例では、イベントリスト1000は、あるサッカーの試合に対し、各時刻についてそれぞれの選手が行っている動作を時刻と関連付けた情報である。このイベントリスト1000には、“選手A”のような動作主体1001と、“19:20:09”のような時刻1002と、“ドリブル“、“シュート”のような動作A1003と、“前”、“中”、“後”のような動作B1004が関連付けて記録されている。
この動作B1004は、ある動作A1003の中のより詳細な動作を示している。例えば、サッカーにおけるシュートシーンにおいては、シュートモーションに入った時点からインパクトまでが“前”、インパクトの瞬間が“中”、インパクト後、振りぬき動作を完了するまでが“後”である。このイベントリストは、例えば試合を撮影している映像から機械学習などによって自動で生成される。あるいは、試合を記録する記録者が手動で作成することも可能である。また、新しいイベントが発生すると随時更新される。
図11は、外部装置300が撮像装置200から音声情報および撮影時刻リストを受信し、音声情報が示す画像が撮影された時刻を撮像装置200に送信する処理の例を説明するためのフローチャートである。
ステップS1101において、外部装置300は、前述したステップS605で取得された音声情報および前述したステップS705で作成された撮影時刻リストを、撮像装置200から受信する。
ステップS1102において、CPU301は、受信した音声情報を、場面を表す情報と音声入力時刻とから成る場面を特定するための情報と、それ以外の情報に分割する。
ステップS1103において、CPU301は、場面を特定するための情報を用いて、対応する場面がイベントリストにあるか否かを判定する。対応する場面がイベントリストに存在するとCPU301が判定した場合には、CPU301は、当てはまる場面の時刻を取得して、ステップS1104に進む。一方、対応する場面がイベントリストに存在しないとCPU301が判定した場合にはステップS1106に進む。
ステップS1104において、CPU301は、ステップS1103において取得した場面の時刻が、受信した撮影時刻リストに存在するか否かを判定する。CPU301が場面の時刻が撮影時刻リストに存在すると判定した場合にはステップS1105に進み、CPU301が場面の時刻が撮影時刻リストに存在しないと判定した場合にはステップS1106に進む。
ステップS1105において、CPU301は、存在した場面の時刻を音声情報に対応する画像ファイルの撮影時刻とし、ステップS1102において分割された場面を特定するための情報以外の情報とともに撮像装置200に送信し処理を終了する。
ステップS1106において、CPU301は、該当するファイルが存在しなかったことを、場面を特定するための情報以外の情報とともに撮像装置200に送信し処理を終了する。
“選手Aがシュートする直前の写真をあとで見る”という音声情報と、音声入力時刻である“19:20:20”という音声情報と、撮影時刻リスト900とを撮像装置200から受信し、図10に示したイベントリスト1000から検索する例を考える。
まず、外部装置300は、“選手Aがシュートする直前の写真をあとで見る”という音声情報と、音声入力時刻である“19:20:20”という音声情報と、撮影時刻リスト900とを撮像装置200から受信する(ステップS1101)。音声認識によって、“選手Aがシュートする直前の写真をあとで見る”という音声情報は、“選手A”、“シュート”、“前”といった場面を特定するための場面情報と、それ以外の情報とに分割される。ここでは、それ以外の情報とは“あとで見る”といったタグ情報である(ステップS1102)。
なお、音声認識の際、場面情報に分割できない音声情報の場合には、外部装置300は、該当なしとして撮像装置200に通知するようにしてもよい。分割された情報の内、音声入力時刻“19:20:20”により、探索範囲は19:20:20以前に限定される。また、“選手A”という情報により、イベントリスト1000のうち、探索されるイベントリストは選手Aのものに限定される。その後、“シュート”、“前”という場面情報によって、時刻は“19:20:10”と“19:20:16”との2つに限定される(ステップS1103)。
最後に、外部装置300は、図9に示した撮影時刻リスト900にある時刻によってマッチングを行い、撮影時刻を絞り込む(ステップS1104)。撮影時刻リスト900に時刻“19:20:10”は存在せず、時刻“19:20:16”は存在するため、撮影時刻として時刻“19:20:16”が絞り込まれる。以上によって、“選手Aがシュートする直前”という音声情報が示す画像が撮影された時刻が“19:20:16”であると特定できる。外部装置300は、この画像ファイルの撮影時刻“19:20:16”を“あとで見る”というタグ情報とともに撮像装置200に送信する(ステップS1105)。
なお、実施形態1では、イベントリスト1000は選手それぞれに対して存在するとしているが、これに限定されるものではない。例えば、選手以外にも監督、審判、観客、ボール、試合進行など、その他の項目に対して存在してもよい。これによって、“キックオフ直後の写真”や“ボールがゴールラインを割った瞬間”などの音声情報に対しても、外部装置300は、音声情報に対応する画像ファイルの撮影時刻を特定し、撮像装置200に送信することができる。
以上説明したように、実施形態1によれば、撮像装置200は、画像ファイルを特定するための情報を含む音声情報と撮影時刻リストを外部装置300に送信する。そして、撮像装置200は、音声情報に対する応答として外部装置300から特定情報として送信される、対応する画像ファイルの撮影時刻を受信することで、画像ファイルを選択することができる。これによって、操作対象となる画像ファイルの候補が大量にある場合においても、音声入力によって簡便に、任意の画像ファイルを選択することができる。また、実施形態1によれば、画像ファイルは時刻によって選択される。これにより、例えば“選手Aがシュートした時の選手Bの写真”といった、画像ファイルの被写体ではない動作主体を用いて、画像ファイルを選択することも可能になる。
[実施形態2]
実施形態1で説明した様々な機能、処理または方法は、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPU(central processing unit)、マイクロプロセッサなどがプログラムを用いて実現することもできる。以下、実施形態2では、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPU(central processing unit)、マイクロプロセッサなどを「コンピュータX」と呼ぶ。また、実施形態2では、コンピュータXを制御するためのプログラムであって、実施形態1で説明した様々な機能、処理または方法を実現するためのプログラムを「プログラムY」と呼ぶ。
実施形態1で説明した様々な機能、処理または方法は、コンピュータXがプログラムYを実行することによって実現される。この場合において、プログラムYは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してコンピュータXに供給される。実施形態2におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ハードディスク装置、磁気記憶装置、光記憶装置、光磁気記憶装置、メモリカード、揮発性メモリ、不揮発性メモリなどの少なくとも一つを含む。実施形態2におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、non−transitoryな記憶媒体である。
100:情報処理システム
200:撮像装置
300:外部装置

Claims (8)

  1. ネットワークを介して撮像装置と情報処理装置とが接続される情報処理システムであって、
    前記撮像装置は、
    画像データとメタデータとを有する画像ファイルを生成する撮像手段と、
    前記画像ファイルの撮影時刻を記録した第1のリストを生成する第1の生成手段と、
    第1の画像ファイルを特定するための情報を含む入力情報と前記第1のリストとを前記情報処理装置に送信し、前記入力情報に対する応答として前記情報処理装置から送信される前記第1の画像ファイルの特定情報を受信する第1の通信手段と、
    前記特定情報および前記メタデータに基づいて、前記第1の画像ファイルを選択する選択手段と
    を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記撮像装置から送信される前記入力情報と前記第1のリストとを受信し、前記特定情報を前記撮像装置に送信する第2の通信手段と、
    発生したイベントと発生時刻とを関連付けた第2のリストを用いて、前記入力情報と前記第1のリストに基づいて前記特定情報を生成する第2の生成手段と
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記特定情報は、画像ファイルの撮影時刻であることを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記入力情報は、前記第1の画像ファイルを特定するための情報と、前記第1の画像ファイルに付加する情報とを含む音声情報であることを特徴とする請求項1または2記載の情報処理システム。
  4. 前記撮像装置は、
    前記第1の通信手段により、前記入力情報に基づいて前記情報処理装置で生成されたタグ情報を前記特定情報とともに受信し、
    前記選択手段により選択された前記第1の画像ファイルに、受信した前記タグ情報を付加することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記撮像装置は、
    前記第1の通信手段により、前記入力情報に基づいて前記情報処理装置で生成された動作情報を前記特定情報とともに受信し、
    前記選択手段により選択された前記第1の画像ファイルに、受信した前記動作情報に応じた動作を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. ネットワークを介して情報処理装置と接続される撮像装置であって、
    画像データとメタデータとを有する画像ファイルを生成する撮像手段と、
    前記画像ファイルの撮影時刻を記録した第1のリストを生成する生成手段と、
    第1の画像ファイルを特定するための情報を含む入力情報と前記第1のリストとを前記情報処理装置に送信し、前記入力情報に対する応答として前記情報処理装置から送信される前記第1の画像ファイルの特定情報を受信する通信手段と、
    前記特定情報および前記メタデータに基づいて、前記第1の画像ファイルを選択する選択手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  7. ネットワークを介して撮像装置と接続される情報処理装置であって、
    前記撮像装置から送信される、第1の画像ファイルを特定するための情報を含む入力情報と前記撮像装置での画像ファイルの撮影時刻を記録した第1のリストとを受信し、前記第1の画像ファイルの特定情報を前記撮像装置に送信する通信手段と、
    発生したイベントと発生時刻とを関連付けた第2のリストを用いて、前記入力情報と前記第1のリストに基づいて前記特定情報を生成する生成手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  8. ネットワークを介して撮像装置と情報処理装置とが接続される情報処理システムの制御方法であって、
    画像データとメタデータとを有する画像ファイルを生成するステップと、
    前記画像ファイルの撮影時刻を記録した第1のリストを生成するステップと、
    第1の画像ファイルを特定するための情報を含む入力情報と前記第1のリストとを前記情報処理装置に送信するステップと、
    前記撮像装置から送信される前記入力情報と前記第1のリストとを受信し、発生したイベントと発生時刻とを関連付けた第2のリストを用いて、前記入力情報と前記第1のリストとに基づいて前記第1の画像ファイルの特定情報を生成するステップと、
    前記特定情報を前記撮像装置に送信するステップと、
    前記情報処理装置から送信される前記特定情報を受信し、前記特定情報および前記メタデータに基づいて、前記第1の画像ファイルを選択するステップと
    を有することを特徴とする制御方法。
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