JP6294777B2 - 集砂装置 - Google Patents

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本発明は、集砂装置に関し、詳しくは、沈砂池、沈殿池の池底に堆積した沈砂を沈砂ピットに向けて移送する集砂装置に関する。
浄水場や下水処理場の流入部に設けられた沈砂池(沈殿池)の池底には、池底に堆積した沈砂を沈砂ピットに向けて移送するための集砂装置が設けられている。この集砂装置として、沈砂ピット方向に沈砂を移送するための複数の噴気流発生ノズルを配置するとともに、池底を覆う大きさの仕切板を昇降可能に設け、噴気流発生ノズルを作動させて沈砂を沈砂ピットに向けて移送する集砂操作を行うときには、仕切板を下降させて池底近傍に設置し、噴気流発生ノズルを作動させないときには、仕切板を沈砂池の水面より上方に上昇させることにより、噴気流発生ノズルを作動させたときに沈砂が舞い上がるのを防止するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3689162号公報
しかし、特許文献1に記載された集砂装置は、池底を覆う大きさの仕切板を沈砂池の水中を昇降させなければならないため、水の抵抗が仕切板に大きく作用するため、設備が大掛かりになるなどの問題があった。
そこで本発明は、集砂操作を行う際の沈砂の舞い上がりを、簡単な構成の設備で防止することができる集砂装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の集砂装置は、沈砂池の池底に堆積した沈砂を沈砂ピットに向けて移送する集砂装置において、前記沈砂池の池底に、沈砂ピット方向に向かう直線状の仕切部を突設して該仕切部の両側に集砂溝をそれぞれ形成し、前記仕切部の上端に設けた仕切部長手方向のヒンジ部を介して前記集砂溝の全長にわたる長さの蓋部材を回動可能に設け、該蓋部材を、仕切部の一側方に水平方向に向けて回動し、該仕切部の一側方に位置する前記集砂溝を覆う第1集砂位置と、仕切部の他側方に水平方向に向けて回動し、該仕切部の他側方に位置する前記集砂溝を覆う第2集砂位置とに回動させる蓋部材回動手段を設けるとともに、前記蓋部材に覆われた集砂溝内に集砂水を噴出する集砂水噴出ノズルを設けたことを特徴としている。
さらに、本発明の集砂装置は、前記蓋部材が前記仕切部の上方に鉛直方向に向けて立ち上がった沈砂位置を有していること、前記蓋部材が、前記第1集砂位置又は前記第2集砂位置において、仕切部の一側方又は他側方に併設された複数の集砂溝を覆う幅寸法を有していることを特徴としている。また、前記集砂水噴出ノズルが、前記集砂溝の底部、あるいは、前記蓋部材の両面に設けられていることを特徴としている。
本発明の集砂装置によれば、沈砂を沈砂ピットに向けて移送する集砂操作を行う際に、蓋部材を鉛直方向から水平方向に回動させ、集砂溝を蓋部材で覆った状態にしてから集砂水を噴出することにより、沈砂を舞上げずに沈砂ピットに移送することができる。したがって、池底の面積に比べて蓋部材の合計面積を約半分にできるとともに、蓋部材の回動も容易に行えるので、簡単な構成の設備で集砂操作を行う際の沈砂の舞い上がりを防止できる。
本発明の集砂装置の第1形態例を示す断面側面図である。 同じく断面正面図である。 本発明の集砂装置の第2形態例を示す断面正面図である。 本発明の集砂装置の第3形態例を示す断面側面図である。
図1及び図2は、本発明の集砂装置の第1形態例を示している。集砂装置11は、沈砂池12の池底に堆積した沈砂を、沈砂池12の一側に設けられた沈砂ピット13に向けて移送するもので、沈砂ピット13に集められた沈砂は、揚砂管14によって沈砂池12の外部に取り出される。
本形態例に示す集砂装置11は、図2に示すように、前記沈砂池12の池底に、沈砂ピット13方向に向かう直線状の仕切部15を突設し、該仕切部15の両側の沈砂池側壁との間に、上部が開口した集砂溝16a,16bをそれぞれ形成するとともに、該集砂溝16a,16bの底面に、沈砂ピット13の方向に向けて集砂水を噴出する複数の集砂水噴出ノズル17a,17bをそれぞれ設けている。
前記仕切部15の上端には、前記集砂溝16a,16bの全長にわたる長さ寸法を有するとともに、集砂溝16a,16bの上部開口を覆うことが可能な幅寸法を有する長尺板状材からなる蓋部材18が設けられている。この蓋部材18は、前記仕切部15の上端に設けた仕切部長手方向のヒンジ部19を介して、図2に実線で示すように、仕切部15の上方に鉛直方向に立ち上がった沈砂位置Aと、該沈砂位置Aから図2において時計回りに90度回動して仕切部15の一側方(右側)に位置する集砂溝16aの上部開口を覆う状態になる第1集砂位置Bと、前記沈砂位置Aから図2において反時計回りに90度回動して仕切部15の他側方(左側)に位置する集砂溝16bの上部開口を覆う状態になる第2集砂位置Cとに回動可能に設けられている。
前記ヒンジ部19の一端にはギアボックス20が接続され、該ギアボックス20には沈砂池12の上部に設けられた蓋部材回動手段21が接続されており、蓋部材回動手段21を作動させることにより、蓋部材18を、前記沈砂位置A,第1集砂位置B及び第2集砂位置Cに任意に回動できるように形成されている。
この集砂装置11における集砂操作は、仕切部15の右側に位置する集砂溝16aの集砂操作と、仕切部15の左側に位置する集砂溝16bの集砂操作とを別個に行う。例えば、蓋部材18を前記第1集砂位置Bに回動させて一側方の集砂溝16aを覆った状態としてから、該集砂溝16aに設けられた集砂水噴出ノズル17aから集砂水を噴出させることにより、集砂溝16a内に堆積した沈砂を沈砂ピット13に移送する。
集砂溝16a内の沈砂を沈砂ピット13に移送した後、蓋部材18を前記第2集砂位置Cに回動させて他側方の集砂溝16bを覆った状態としてから、該集砂溝16bに設けられた集砂水噴出ノズル17bから集砂水を噴出させ、集砂溝16b内に堆積した沈砂を沈砂ピット13に移送する。
両集砂溝16a,16bの集砂操作を終えた後、蓋部材18を前記沈砂位置Aに戻して待機状態とする。また、蓋部材18を沈砂位置Aで止めることなく、第1集砂位置Bと第2集砂位置Cとに交互に回動させて各集砂溝16a,16bの集砂操作を交互に連続的に行うことも可能である。
このように、蓋部材18を回動させて一側方の集砂溝16aの集砂と他側方の集砂溝16bの集砂とを順次行うことにより、蓋部材18の幅寸法を、集砂溝16a,16bの開口幅に対応した寸法にすることができるので、池底全体を覆う仕切板に比べて蓋部材18を小さくすることができる。さらに、蓋部材18の回動操作も、仕切板の昇降に比べて容易であり、回動や昇降に係わる設備費の低減を図ることができる。また、池底全体に蓋部材に対応するような部材を設置する場合に比べて、蓋部材の面積は、池底の面積の約半分でよいことから、材料費や工事費の低減も図ることができる。
図3は、本発明の集砂装置の第2形態例を示している。なお、以下の説明において、前記第1形態例に示した集砂装置の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
本形態例に示す集砂装置31は、蓋部材32の幅寸法を集砂溝33の2本分としている。すなわち、沈砂池12の池底に前記仕切部15を3列設け、仕切部15同士の間及び仕切部15と沈砂池側壁との間に4本の集砂溝33を形成し、蓋部材32を第1集砂位置Bに回動させたとき及び蓋部材32を第2集砂位置Cに回動させたときに2本の集砂溝33の上部開口を同時に覆うことができるようにしている。
このように、2本以上の複数の集砂溝33の上部開口を覆うことができる幅寸法の蓋部材32を使用することにより、蓋部材32やギアボックス、蓋部材回動手段の設置数を少なくして設備費の低減を図ることができる。
さらに、本形態例では、蓋部材32の両面に集砂水噴出ノズル34をそれぞれ設け、集砂溝33を覆った状態で蓋部材32の下面に位置する集砂水噴出ノズル34から集砂水を噴出するようにしている。このように、蓋部材32に集砂水噴出ノズル34を設けることにより、集砂水噴出ノズル34への配管や保守を容易に行うことができる。
図4は、本発明の集砂装置の第3形態例を示している。本形態例に示す集砂装置41は、蓋部材42の長さを、沈砂ピット13の上方を覆うことができる長さに形成し、揚砂管14と干渉する部分を除いて沈砂ピット13の上方を覆うことにより、沈砂ピット13からの沈砂の舞い上がりも防止するようにしている。
また、本形態例では、沈砂ピット13から揚砂管14に吸い上げた沈砂混合水を沈砂分離機43に導入し、該沈砂分離機43で分離した水を集砂水として使用するようにしている。これにより、揚砂水を集砂水として循環利用することができる。
なお、蓋部材は、長さ方向に2分割して各蓋部材の端部に回動手段をそれぞれ設けるようにすることもでき、集砂溝の両側の仕切部に幅寸法が集砂溝の半分の蓋部材をそれぞれ設けるようにしてもよい。また、蓋部材回動手段は、減速機付モータなどを適宜使用することができる。
11…集砂装置、12…沈砂池、13…沈砂ピット、14…揚砂管、15…仕切部、16a,16b…集砂溝、17a,17b…集砂水噴出ノズル、18…蓋部材、19…ヒンジ部、20…ギアボックス、21…蓋部材回動手段、31…集砂装置、32…蓋部材、33…集砂溝、34…集砂水噴出ノズル、41…集砂装置、42…蓋部材、43…沈砂分離機、A…沈砂位置、B…第1集砂位置、C…第2集砂位置、

Claims (5)

  1. 沈砂池の池底に堆積した沈砂を沈砂ピットに向けて移送する集砂装置において、前記沈砂池の池底に、沈砂ピット方向に向かう直線状の仕切部を突設して該仕切部の両側に集砂溝をそれぞれ形成し、前記仕切部の上端に設けた仕切部長手方向のヒンジ部を介して前記集砂溝の全長にわたる長さの蓋部材を回動可能に設け、該蓋部材を、仕切部の一側方に水平方向に向けて回動し、該仕切部の一側方に位置する前記集砂溝を覆う第1集砂位置と、仕切部の他側方に水平方向に向けて回動し、該仕切部の他側方に位置する前記集砂溝を覆う第2集砂位置とに回動させる蓋部材回動手段を設けるとともに、前記蓋部材に覆われた集砂溝内に集砂水を噴出する集砂水噴出ノズルを設けたことを特徴とする集砂装置。
  2. 前記蓋部材は、前記仕切部の上方に鉛直方向に向けて立ち上がった沈砂位置を有していることを特徴とする請求項1記載の集砂装置。
  3. 前記蓋部材は、前記第1集砂位置又は前記第2集砂位置において、仕切部の一側方又は他側方に併設された複数の集砂溝を覆う幅寸法を有していることを特徴とする請求項1又は2記載の集砂装置。
  4. 前記集砂水噴出ノズルは、前記集砂溝の底部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の集砂装置。
  5. 前記集砂水噴出ノズルは、前記蓋部材の両面に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の集砂装置。
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