JP6293747B2 - 浮動式クランプ部材を備えたカニューレ - Google Patents

浮動式クランプ部材を備えたカニューレ Download PDF

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Description

本発明は、臓器又は組織を灌流してその生存能力を監視し、処置し、維持し、及び/又は回復するための、或いは臓器又は組織を運搬し、及び/又は保存するためのカニューレ及びクランプ法に関する。
米国特許第7,824,848号明細書(特許文献1)に記載されるような、灌流する臓器の解剖学的組織を灌流機械又は他の機器に結合するさまざまな装置が開発されてきた。このような装置を、一般的に灌流クランプ又は単にカニューレと称する。一般に使用されるカニューレという用語には別の意味もあるが、カニューレという用語は、本明細書を通して、流体流を成立させる接続部を提供するクランプ又は他の装置を指すために包括的に使用される。
Westcott他による米国特許第5,728,115号明細書(特許文献2)に記載される形式のカニューレを、図1〜図3に示す。このクランプ装置(カニューレ)10は、灌流装置を腎大動脈34に結合するために使用するものである。クランプ10は、ピン16を中心に枢動する2つの長手方向部材12及び14を含む。部材12の近位端は一体型ハンドル18を含み、部材14の近位端は一体型ハンドル20を含む。さらに、部材12の遠位端は細長く中空で環状の一体型クランプヘッド24を含み、部材14の遠位端は細長く中空で環状の一体型クランプヘッド26を含む。クランプヘッド26にはニップル28が取り付けられる。ハンドル18及び20を相互に向かって動かして、部材12及び14がピン16を中心に枢動させることにより、部材12及び14のクランプヘッド24及び26を相互に引き離す。ハンドル18及び20を離間するよう付勢するために、ハンドル間にばね22を配置する。これはさらに、クランプヘッド24及び26を押し合わせる傾向がある。したがって、部材12及び14の遠位端のクランプヘッド24及び26は、外的圧縮力がハンドル18及び20に加わらない限りは係合して挟持関係になる。内腔32がニップル28を貫通する。
使用時に、腎臓36の腎大動脈34などのドナー臓器の血管へのクランプ10の取り付けるに際しては、クランプ10を開き、腎大動脈34の遠位端38を環状クランプヘッド24に通し、腎大動脈34の遠位端38を環状クランプヘッド24で保持し、クランプ10のハンドルに対する圧力を解放させてクランプヘッド26を環状クランプヘッド24に腎大動脈34の遠位端38と係合させる。続いて、カテーテル40をニップル28に取り付けて液体を、内腔32を通して腎大動脈34へ灌流可能とする。
米国特許第7,824,848号明細書 米国特許第5,728,115号明細書
上述したカニューレでは、クランプヘッド24及び26の相互に対する向きは固定であるが、これは、クランプヘッド24及び26が部材12及び14にそれぞれ一体形成されているためである。したがって、クランプ処置中に組織に加えられる力が組織の表面に亘って不均一に分布する場合、組織の損傷又は不具合を起こすような不十分な把持をもたらす可能性がある。さらに、図1〜3に示すカニューレは、ばね22によって閉止位置、即ちクランプ位置に付勢されているが、カニューレは、必要のないときにカニューレの開放を防ぐロック機構を備えていない。また、図1〜3に示すカニューレは、可動範囲が制限され、さらにクランプヘッド24及び26が不透明な材料(一般的には金属)から構成されるために、血管系の視認性が悪い。可動範囲の制限により、クランプヘッド24及び26へのアクセスも制限され、使用の困難性が増す。加えて、ニップル28は比較的円滑な構造を有するために漏出を生じやすい場合があり、ばね22ではクランプされた組織に加えられる力を調節することができない。
本発明の例示的な実施形態において、クランプ又はカニューレは、長手方向ベース部材と、該長手方向ベース部材に枢着された長手方向アーム部材とを備える。さらに、クランプは、第1クランプ部材をベース部材の第1端部に備えるとともに、第2クランプ部材をアーム部材の第1端部に配置してアーム部材に枢着し、第1クランプ部材を第2クランプ部材に対向させる。アーム部材のベース部材に対する可動性と対比して、第2クランプ部材をアーム部材に対してより多くの軸線方向及び/又はより多くの回動方向に可動とすることができる。さらに、第2クランプ部材は、アーム部材に対して1以上の運動自由度、例えば、アーム部材に対して回転2自由度を有することができる。
第2クランプ部材をアーム部材に枢動可能に取り付けることにより、クランプ処置中に組織に加えられる力をより均一に分布させ、組織の損傷を低減させることができる。さらに、組織の把持が失敗する可能性を低くすることができる。また、第2クランプ部材をアーム部材に枢動可能に取り付けることにより、アーム部材及びベース部材が互いに適所に支持される際、第1クランプ面は第2クランプ面に対して可変位置を占めることができる。
本発明の例示的な実施形態において、クランプ又はカニューレは、第1クランプ端を有する長手方向ベース部材と、該長手方向ベース部材に枢着された第2クランプ端を有する長手方向アーム部材とを備える。第1クランプ端と第2クランプ端が合わさるとき、クランプは閉止位置を占める。クランプは、アーム部材に配置された第1ロック部材と、ベース部材に配置された第2ロック部材とをさらに備える。第1ロック部材及び第2ロック部材を相互に作用させてクランプを閉止位置に解除可能にロックする。
本発明の例示的な実施形態において、クランプ又はカニューレは、第1クランプ端を有する長手方向ベース部材と、該長手方向ベース部材に枢着された第2クランプ端を有する長手方向アーム部材とを備える。第1クランプ端と第2クランプ端が合わさるとき、クランプは閉止位置を占める。さらに、クランプは、第1クランプ部材をベース部材の第1端部に備えるとともに、第2クランプ部材をアーム部材の第1端部に配置してアーム部材に可動に(例えば枢動可能に)取り付け、アーム部材の第1端部はベース部材の第1端部に対向させる。クランプは、アーム部材に配置された第1ロック部材と、ベース部材に配置された第2ロック部材とをさらに備える。第1ロック部材及び第2ロック部材を相互に作用させてクランプを閉止位置に解除可能にロックする。
本発明の例示的な実施形態において、血管をクランプし、或いは血管にカニューレ挿入する方法は、第1の力を血管に加える第1クランプ面と、第2の力を血管に加える第2クランプ面との間で血管をクランプする工程を含む。第1の力は、第1クランプ面及び第2クランプ面と接する血管の全表面に亘ってほぼ均一に作用する強さに設定する。血管をクランプするか或いは血管にカニューレ挿入することにより、血管と灌流装置との接続を容易にすることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るカニューレの例示的な実施態様を説明する。
従来技術のカニューレを示す。 従来技術のカニューレを示す。 従来技術のカニューレを示す。 閉止位置にある例示的なクランプ装置を示す。 開止位置にある図4の例示的なクランプ装置を示す。 図4及び図5のクランプ装置の例示的なベース部材を示す。 図4及び図5のクランプ装置の例示的な浮動式クランプ部材を示す。 図7Aの浮動式クランプ部材を示す別の視点からの図である。 図4及び図5のクランプ装置の例示的な浮動式クランプ部材台座を示す。 図4及び図5のクランプ装置の例示的なクランプ面を示す。
図4は、例示的な実施例による灌流クランプ装置又はカニューレ100を示す。カニューレ100は、例えば、米国特許第7,824,848号明細書(特許文献1)に記載されるような、灌流機又は灌流システム(図示せず)の配管への接続により、臓器又は組織の1つ又は複数の血管を灌流機又は灌流システムに接続することが可能である。全ての医療用流体接触面は、使用する医療用流体と適合する材料、好ましくは抗血栓性材料で形成又は被覆することが好ましい。便宜上、本明細書で用いる「臓器」という用語は、特に指定する場合を除き、臓器及び/又は組織を意味するものとする。
灌流用の医療用流体は、任意の適当な医療用流体であってもよい。例えば、これは単純な晶質溶液であってもよく、又は適当な酸素キャリアを添加してもよい。酸素キャリアは、例えば、洗浄し安定化した赤血球、架橋ヘモグロビン、ペグ化ヘモグロビン、又はフルオロカーボン系エマルジョンである。医療用流体は、過酸化又はフリーラジカルによる生理環境の損傷を低減することが知られている抗酸化物質、及び組織保護に役立つことが知られている特定の作用物質も含有することができる。さらに、医療用流体は、血液又は血液製剤であってもよく、これを含んでもよい。
カニューレ100は、図4ではクランプ状態、即ち閉止状態で示され、図5では開放状態で示される。カニューレ100は、ベース102、アーム104、任意的なロック機構106及び浮動式クランプ部材108を備えることができる。浮動式クランプ部材108はアーム104に取り付けられた状態で図示されているが、浮動式クランプ部材108は、アーム104ではなくベース102に取り付ける場合も想定される。さらに、ベース102及びアーム104の両者をそれぞれの浮動式クランプ部材108に取り付ける場合も想定される。ベース102及びアーム104は、枢動機構110を介して枢動可能に接続される。図示されるように、枢動機構110は、ベース102及びアーム104の一方又は両方がその周囲を回動可能なピンで構成ことができる。枢動機構110は、カニューレ100の遠位端112とクランプ端114の間の任意の場所に配置することができる。図4から分かるように、カニューレ100が閉止状態にある場合、ベース102及びアーム104は、遠位端112及びクランプ端114で合わさる。また、図5から分かるように、カニューレ100が開放状態にある場合、遠位端112及びクランプ端114において、ベース102及びアーム104は互いから離される。閉止状態から開放状態に回動させる際、アーム104及び/又はベース102を180度以上回動させることができる。
ベース102及びアーム104は、第1方向に延在する、枢動機構110の軸116を中心に枢動可能とすることができ、枢動機構110において第1方向で隣接させることができる。第1方向はカニューレ100の長手方向軸に直角であってもよい。ベース102及びアーム104は、遠位端112で第1方向で隣接させることができるが、クランプ端114で第2方向で隣接させることもできる。第2方向は第1方向とは異なってもよい。第2方向は、第1方向に対してほぼ直角であることが好ましいが、必ずしも直角でなくてもよい。例えば、図4は、ベース102及びアーム104が枢動機構110において並設構成で隣接(即ち、第1方向で隣接)した状態を示している。また、図4は、ベース102及びアーム104がクランプ端114において積み重ね構成で重なった(即ち、第2方向で重なった)状態を示している。ベース102及びアーム104は、軸116のみを中心として相対的に枢動可能であることが好ましい。
図4及び5に図示するように、カニューレ100を閉止位置又は開放位置に向かって付勢するバイアス部材(例えば図1に示すばね22)を備えないことが好ましい。バイアス部材を備えないことは、カニューレ100を開放させ若しくは閉止させ又はその間の任意の位置に調整することができ、ユーザによるさらなる動作を要せずにその位置に留めることができる点で有利である。バイアス部材が設けられる場合には、ユーザにより設定された位置(バイアス部材により決定される位置以外)にカニューレ100が留まる効果を得るために、ブレーキやロック機構などのさらなる構造を備える可能性がある。また、バイアス部材を備えなければ、バイアス部材が設けられる場合よりもカニューレ100を大きく開くことができる。例えば、図1に示すばね22により、カニューレ10を開くために強く握る必要があり、ハンドル18と20の間の運動に限界があるため、クランプヘッド24と26の間の開放空間も制限される。一方、図4及び図5に示すカニューレ100には、そのような制限がない。カニューレ10の強く握ると開く機能と対照的に、カニューレ100は強く握ると閉じる機能を有する。強く握ると閉じる機能を備え、かつバイアス部材を備えないことにより、カニューレ100は、図1のカニューレ10で可能な範囲よりもはるかに大きく開くことができる。また、このような、バイアス部材を備えず、かつ強く握ると閉じる構成により、中間位置、即ち全開位置と全閉位置との間の停止点を許容することが可能になる。任意の所望の停止点には、カニューレ100を中間位置に維持するのに役立つ構造を設けることができる。このような構造は、例えば戻り止め(図示せず)を用いることにより実現できる場合がある。ただし、カニューレ100が、ユーザの要求に応じてカニューレ100を開放方向又は閉止方向に付勢するバイアス部材を備えることができる点に留意されたい。
ベース部材102は、第1把持部118及びクランプ部120を備えることができる。第1把持部118は、カニューレ100の遠位端112からクランプ部材付近、例えば、任意的なロック機構106まで延在してもよく、ユーザの右手及び/又は左手の少なくとも第1の部分を受け止めるよう人間工学的に構成することができる。クランプ部120は、ベース部材102に一体形成してもよく、又は別体として形成した構成要素としてもよい。さらに、クランプ部120は、臓器の大動脈パッチ又は他の種類の血管系が通って送り込まれる開口122を備えることができる。クランプ部120は、浮動式クランプ部材108と協働して臓器の大動脈パッチ又は他の種類の血管系をクランプするよう構成された第1クランプ面124をさらに備えることができる。
アーム部材104は、第2把持部126及び浮動式クランプ部材台座128をさらに備える。第2把持部126は、カニューレ100の遠位端112からクランプ部材付近、例えば、任意的なロック機構106まで延在してもよく、ユーザの右手及び/又は左手の少なくとも第2の部分を受け止めるよう人間工学的に構成することができる。浮動式クランプ部材台座128は、浮動式クランプ部材108を受けて支持するよう構成することができる。
好ましくは、カニューレ100は、ユーザの片手で操作され、開放状態から閉止状態に動かされるか又は閉止状態から開放状態に動かされるよう構成することができる。さらに、カニューレ100は、ユーザの左手又は右手のいずれかで用いられるように人間工学的に構成してもよい。例えば、全図に示すような左手用構成では、クランプ端114がユーザから遠くなるようにカニューレ100を向けた場合、ベース102は、枢動機構110においてアーム104の右側に位置させることができる。反対に、全図に示される構成の鏡像である右手用構成では、クランプ端114がユーザから遠くなるようにカニューレ100を向けた場合、ベース102は、枢動機構110においてアーム104の左側に位置させることができる。
任意的なロック機構106は、カニューレ100を閉止状態でロックすることができる。好適な実施例は、1次ロック部材130、有歯部材132及び任意的な2次ロック部材134を含むことができる。1次ロック部材130は、ベース102に枢動可能に接続することができ、相互作用部136、ロック解除部138及び付勢部140を備えることができる。相互作用部136は、ベース102からアーム104に取り付けられた有歯部材132に向かって延在することができ、ロック位置とロック解除位置との間で枢動することができる。相互作用部136は、有歯部材132の歯間に位置することができるフック状部142を備えてもよい。フック状部142が有歯部材132の歯に掛止される場合、ロック機構106により、アーム104が回動してベース102に対して開くことが阻止される。有歯部材132はアーム104に対して可撓的に又は枢動可能に取り付けることができる。いずれの場合も、必要に応じて有歯部材132を付勢することができる。さらに、一次ロック部材130をアーム104に枢動可能に接続することができ、有歯部材132をベース102に対して可撓的に又は枢動可能に取り付けることができる。
ロック解除部138は枢軸144において相互作用部136に接続させることができ、ロック解除部138が枢軸144を中心に枢動する際、相互作用部も枢軸を中心に枢動する。ロック解除部138は、ベース102がロック解除部138と相互作用部136の間に位置するように配置することが好ましい。したがって、ロック解除部138をベース部材102に向かって押すことにより相互作用部136をロック解除位置に移すことができる。反対に、ロック解除部138をベース部材102から離れるよう枢動させることにより相互作用部136をロック位置に移すことができる。
バイアス部材140は、任意的な構成要素であり、相互作用部136からベース102に向かって延在するばね状素子で構成してもよい。バイアス部材は、相互作用部136をロック位置に向けて付勢する付勢力を加えることができる。
任意的な2次ロック部材134は、第1摺動部材146(図4を参照)及び第2摺動部材148(図6を参照)を備えることができる。第1摺動部材146はベース102の相互作用部136と同じ側に配置することができる。第1摺動部材146をこのように配置することにより、任意的な2次ロック部材134をユーザの親指で作動させることが可能となる。第1摺動部材146は相互作用部136に向かって摺動可能であるとともに相互作用部136から離れるよう摺動可能であってもよい。第2摺動部材148はベース102のロック解除部138と同じ側に配置することができ、ロック解除部138に向かって摺動可能であるとともに、ロック解除部138から離れるよう摺動可能であってもよい。第1摺動部材146及び第2摺動部材148は、互いに接続され、第1摺動部材146が特定の方向に移動される際、第2摺動部材148が同じ方向に移動されるよう構成する。さらに、第2摺動部材148がロック解除部138に接近する方向に移動される際に第2摺動部材148がベース102とロック解除部138を移動するよう、第2摺動部材148を配置する。これにより、ロック解除部138がベース102に向かって押し付けられるのを防ぐ効果が得られる。したがって、第2摺動部材148がロック解除部138とベース102の間にある間、相互作用部136はロック解除位置に移動できず、カニューレ100を閉止状態から開放状態に動かすことができない。これにより、カニューレ挿入された臓器の損失又は損傷を引き起こしかねない、カニューレ100の非意図的な開放の可能性が低くなり有利である。
2次ロック部材134部材では、第1摺動部材146を省略することができる。第1摺動部材146が無い実施例では、ユーザは第2摺動部材148を摺動することにより任意的な2次ロック部材134を操作することができ、この操作はユーザの指1本で行うことができる。
図7A及び7Bに図示されるように、浮動式クランプ部材108は、連結部150、支持部152及びカップ部154を備えることができる。連結部150は管状構造をなしてもよく、カニューレ100を灌流機又は灌流システムに接続する管又は他の流体管(図示せず)への接続(ホースニップル又はルアーロックなど)をもたらすことができる。ホースニップル又はルアーロックを使用すると、このような構造は図1〜3に示すニップル28よりも漏出しにくいため有利である。
特定の実施例において、カニューレ100は、ベース102及びアーム104の移動中以外で第2クランプ面178の第1クランプ面124に対する角度を変更させる要素を備えることができる。相対角度は、1つ以上の軸を中心として変更させることができる。このような角度の変更により、100は単一血管等のさまざまな厚さの組織をクランプ又はこれにカニューレ挿入することができ、両クランプ面間の同様の相対的な角度の変更が不可能なカニューレの困難性が判明する。例えば、両クランプ面間の相対的な角度の変更が不可能なカニューレを用いると、密着が不十分となるために、カニューレ挿入又はクランプされる血管を過剰に押し込む必要がある場合があり、血管を損傷させる可能性がある。或いは、血管の損傷を回避するために、漏出を生じる密着が必要とされる場合もある。
図示される実施例において、支持部152は、浮動式クランプ部材108をアーム104に接続する複数の要素を備えることができる。例えば、支持部は、本体156、上部1次支持部材158、下部1次支持部材160及び2次支持部材162を備えることができる。上部1次支持部材158は本体156からの突起であってもよく、そのそれぞれが略水平底面164を有することができる。下部1次支持部材160は、上部1次支持部材158よりもカップ部154の近くに配置してもよく、これらも本体156からの突起で構成することができる。下部1次支持部材160は、それぞれが略水平上面166を有することができる。2次支持部材162は、下部1次支持部材160よりもカップ部154の近くに配置してもよく、これらも本体156からの突起で構成することができる。或いは、下部1次支持部材160は、2次支持部材162よりもカップ部154の近くに配置してもよい。いずれのオフセット構成も、浮動式クランプ部材台座128上における対応する嵌合構造と相互作用する際に、第3の自由度を妨げつつ回転2自由度を得られる点で有益な場合がある。2次支持部材162は、それぞれ水平上面168を有することができる。上部1次支持部材158は、本体156の両側で互いに対向することが好ましく、下部1次支持部材160は本体156の両側で互いに対向することが好ましく、及び/又は2次支持部材162が本体156の両側で互いに対向することが好ましい。上部1次支持部材158及び下部1次支持部材160は同様の、又は異なる形状及び寸法を有することができる。
図8から分かるように、浮動式クランプ部材台座128は、浮動式クランプ部材108が通って挿入される開口170及び浮動式クランプ部材108を支持することができる、開口170を包囲する支持部172を備えることができる。支持部172は、複数の第1凹部174及び複数の第2凹部176を備えることができる。各第1凹部174は、対応する上部1次支持部材158を収容するよう構成することができる。さらに、各第1凹部174は、対応する上部1次支持部材158に相補的な形状で形成することができる。例えば、第1凹部174のそれぞれは底部が塞がれ、上部が開放されていてもよい。第1凹部174は、対応するそれぞれの上部1次支持部材158よりも大きな容量を有する寸法としてもよく、これにより、上部1次支持部材158は、対応するそれぞれの第1凹部174内で自由に動くことができる。
各第2凹部176は、対応する下部1次支持部材160を収容するよう構成することができる。さらに、各第2凹部176は、対応する下部1次支持部材160に相補的な形状で形成することができる。例えば、第2凹部176のそれぞれは底部が開放され、上部が塞がれていてもよい。第2凹部176は、対応するそれぞれの下部1次支持部材160よりも大きな容量を有する寸法としてもよく、これにより、下部1次支持部材160は、対応するそれぞれの第2凹部176内で自由に動くことができる。
浮動式クランプ部材台座128内の支持部172の構成により、浮動式クランプ部材108が2つ以上の軸の周囲で回動できるようになる。例えば、浮動式クランプ部材108は、上部1次支持部材158の中心を通って延びる軸180の周囲で回動することができる。軸180は、カニューレ100の長手方向軸平面に平行な平面に沿って延びてもよい。浮動式クランプ部材108は、下部1次支持部材160の中心を通って延びる軸182の周囲で回動することもできる。また、軸182は、クランプ装置の長手方向軸平面に平行な平面に沿って延びてもよい。浮動式クランプ部材108とアーム104の間で少なくとも回転2自由度をもたらす他の構造も、本明細書で説明する発明原理により想定される。
浮動式クランプ部材108が2つ以上の異なる軸の周囲を回動することを許容することにより、第2クランプ面178の向きは第1クランプ面124の向きに対して可変とすることができる。したがって、カニューレ100はクランプする組織の厚さの差に対してより高い精度で対応することができ、その結果、クランプ処置中に生じる場合がある組織の損傷を低減し、把持が失敗する可能性を低減することができる。また、このような2つ以上の異なる軸の周囲の回動により、第1クランプ面124及び第2クランプ面178が、平行に、互いに接近及び/又は係合し、即ちクランプされた組織と係合することが可能となる。この方法では、各クランプ面の全体が実用可能な限りほぼ同時に係合するため、クランプされた組織にクランプ力をより均一に加えることができ、損傷(即ち、不均一な損傷)の可能性を低くすることができる。均一に分布するクランプ力を得ることもでき、これにより、このような相対移動を達成することができないクランプ面に対する優れた密着をもたらすことができる。好ましくは、浮動式クランプ部材108の各軸の周囲の可動範囲を約15度(各軸で7.5度の正逆回動)、より好ましくは約12度(各軸で6度の正逆回動)として不必要な動作を回避する。
浮動式クランプ部材108のカップ部154は、ベース102の第1クランプ面124と相互作用して組織をクランプする第2クランプ面178を備えることができる。図9から分かるように、一方のクランプ面(例えば、第2クランプ面178)は、他方のクランプ面(例えば、第1クランプ面124)よりも大きな直径を有することができる。図9は、第1クランプ面124よりも大きな直径を有する第2クランプ面178を示すが、第1クランプ面124のほうが大きな直径を有することも想定される。さらに、クランプされた組織の周囲により緊密に密閉をもたらすために、一方のクランプ面は外周に沿って階段のステップ状の形状を有してもよく、他方のクランプ面は一方のクランプ面のステップ形状と相補の形状を有してもよい。或いは、第1クランプ面124及び第2クランプ面178は同様の断面形状を有してもよい。両クランプ面は、閉止位置では互いに接することができ、又は組織に合わせて適切な間隔(例えば、0.5mm〜4.00mm、より好ましくは1.0mm〜3.0mm)で離間させてもよい。
カニューレ100は、金属又は透明若しくは不透明なプラスチックなど任意の適切な1つ又は複数の材料で形成することができるが、プラスチックには有利な点がある。プラスチックは通常安価であり、そのため使い捨てにすることができる。使い捨て式のカニューレ100には、再滅菌などの再使用にともなう追加コストが生じない。
カニューレ100の一部は、光学的に透明な材料で形成することができる。これは、臨床医が、血管系を配置すること及び気泡又は血管系の内部若しくは内膜を検知することを補助する点で有益である場合がある。
第1クランプ面124及び第2クランプ面178のいずれか一方又は両方がセレーション及び/又はローレットを備えることにより、クランプされた組織の固定を容易にすることができる。セレーション又はローレットがプラスチックで形成される場合、クランプされた組織の損傷を制限又は防止するための特定の材料特性を有するプラスチックを選択することができる。さらに、セレーション又はローレットは、クランプする組織に特別に適合させることができる。第1クランプ面124及び/又は第2クランプ面178は、セレーション及び/又はローレットと協働し、及び/又はこれと置き換えられるエラストマ材料を備えることができる。
上述した実施例に関連して本発明の種々の特徴を記載したが、これらの特徴及び/又は実施例については多様な代替形態、変更形態、変形形態、及び/又は改良形態が可能である。即ち、上述した実施例は単なる例示に過ぎない。基礎となる発明原理の広範な趣旨及び範囲から逸脱することなく、さまざまな変更を加えることができることは、言うまでもない。

Claims (13)

  1. カニューレであって、
    長手方向ベース部材と、
    該長手方向ベース部材に回動可能に取り付けられた、長手方向アーム部材と、
    第1通路を有し、前記ベース部材の第1端部に位置する、第1クランプ部材と、
    前記アーム部材に対して回転2自由度を有するように、前記アーム部材の第1端部で前記アーム部材に回動可能に取り付けられ、第2通路を有し、前記第1クランプ部材に対向する、第2クランプ部材と、
    を備え、
    前記カニューレが閉止位置にあるとき、前記第1通路及び前記第2通路が結合通路を形成する、カニューレ。
  2. 請求項1に記載のカニューレであって、
    前記ベース部材に対する前記アーム部材の可動性と対比して、前記第2クランプ部材が、前記アーム部材に対してより多くの回動方向で移動可能である、カニューレ。
  3. 請求項1に記載のカニューレであって、
    前記アーム部材が前記ベース部材に対して回転1自由度を有する、カニューレ。
  4. 請求項1に記載のカニューレであって、
    前記第1クランプ部材が第1クランプ面を有し、
    前記第2クランプ部材が第2クランプ面を有し、
    前記長手方向ベース部材及び前記長手方向アーム部材が互いに対して相対的に静止している間、前記第1クランプ面に対する前記第2クランプ面の向きが可変である、カニューレ。
  5. 請求項4に記載のカニューレであって、
    前記第1クランプ部材が前記ベース部材に固定して取り付けられている、カニューレ。
  6. 請求項1に記載のカニューレであって、
    前記アーム部材の前記第1端部は、前記カニューレが前記閉止位置に移る際、前記ベース部材の前記第1端部に向かって移動するよう構成され、
    前記アーム部材の前記第1端部は、前記カニューレが開放位置に移る際、前記ベース部材の前記第1端部から離れるよう構成される、カニューレ。
  7. 請求項6に記載のカニューレであって、
    前記アーム部材の第2端部は、前記カニューレが前記閉止位置に移る際、前記ベース部材の第2端部に向かって移動するよう構成され、
    前記アーム部材の前記第2端部は、前記カニューレが前記開放位置に移る際、前記ベース部材の前記第2端部から離れるよう構成される、カニューレ。
  8. 請求項1に記載のカニューレであって、
    前記第1クランプ部材及び前記第2クランプ部材が透明材料で形成される、カニューレ。
  9. 請求項1に記載のカニューレであって、
    前記アーム部材及び前記ベース部材が回動可能に取り付けられる箇所において、前記アーム部材及び前記ベース部材は、第1方向で互いに隣接し、
    前記第1クランプ面及び前記第2クランプ面は、前記閉止位置において、前記第1方向と異なる第2方向で互いに隣接する、カニューレ。
  10. 請求項9に記載のカニューレであって、
    前記第2方向が前記第1方向に対して垂直である、カニューレ。
  11. 請求項1に記載のカニューレであって、
    前記ベース部材と前記アーム部材との間に角度をなすよう前記カニューレが開放可能であり、
    前記カニューレが開放位置にある場合に、前記角度が少なくとも160度である、カニューレ。
  12. 請求項11に記載のカニューレであって、
    前記角度が少なくとも180度である、カニューレ。
  13. 請求項1に記載のカニューレであって、
    選択的に前記カニューレを閉止位置でロックするよう構成されたロック機構であって、前記ベース部材に回動可能に取り付けられた1次ロック部材と、該1次ロック部材に摺動可能に取り付けられた2次ロック部材と、を備えた、当該ロック機構と、
    選択的に前記ロック機構をロック及びロック解除するように維持するよう構成された、第1摺動部材及び第2摺動部材と、
    を備えた、カニューレ。
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