JP6293298B2 - ファンホルダ - Google Patents

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Description

この発明は、モータファンを保持するファンホルダに関するものである。
モータファンは、例えば、電子機器の内部発熱を外部に放熱するために用いられる。
また、モータファンは、羽根を有する回転部と回転部を回転可能に支持するベース部とから主に構成されており、回転部に設けた永久磁石とベース部に設けた電磁石とからなるモータによって回転部が回転駆動する。
さらに、特許文献1には、ベース部であるモータベースに筒部を設け、この筒部の内部に組み付けた軸受に回転部のモータシャフトが軸支されており、モータシャフトの先端部分にC字状のクリップリングを嵌め入れたモータシャフトの取付構造が開示されている。このようにC字状のクリップリングによりモータシャフトの抜けを防止している。
また、上記筒部の下面開口部はキャップで塞がれており、これにより、異物の侵入、軸受油の流失を防いでいる。
特開2000―217303号公報
モータファンには、特許文献1とは異なって、回転部に設けられた永久磁石が持つ磁力で回転部をベース部に支持して構造を簡略化したものがある。このようなモータファンでは、回転部の永久磁石が持つ磁力より大きい外力が加わると、回転部はベース部から脱落する。回転部が脱落した場合、電子機器の放熱ができなくなり、電子機器内の部品が高温破壊する場合があり、電子機器内で回転部が他の部品に衝突して異音が発生する可能性もある。
そこで、電子機器内のシャーシ又は基板を用いて回転部の抜け止め構造を構成することも考えられる。この場合、電子機器内ではシャーシ及び基板を含む様々な部品が組み合わさっていることから、これら様々な部品全体が1つの抜け止め構造を構成していることになる。従って、これら様々な部品全てについて、厳密な公差管理が求められる。これは、公差管理が適切になされていない部品が一部でもあると、組立時にその部品を起点として他の部品が連続的に位置ずれし、回転部の抜けを止めるはずのシャーシ又は基板までもが位置ずれしてしまうからである。当然、回転部の抜けを止めるはずのシャーシ又は基板が位置ずれすると、適切に回転部を抜け止めできなくなる可能性がある。ところが、様々な部品全てについて厳密な公差管理を行うことは、コスト又は作業の手間等を考えると困難である。
また、回転部の回転軸を軸支する軸受には、回転軸と軸受との摩擦を低減するための油が注入されているが、回転部が脱落する度にこの油は漏れてしまう。回転部の脱落と再装着を繰り返すと、回転軸と軸受との摩擦が大きくなり、モータファンの寿命を縮めてしまう。また、回転部が完全に脱落しなくとも中途半端に抜けた状態になった場合は、回転軸と軸受との間に埃等が入り込んで回転軸の抜けが進行する可能性もある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、公差管理が容易な構造によって、モータファンの回転部の抜け止めを行うことを目的とする。
この発明に係るファンホルダは、外周に羽根を有する回転部および回転部が回転可能に支持されるベース部を有したモータファンを保持する枠状のものであって、モータファンの回転部側の開口の縁部から回転部の回転中心に対向する部分へ延びる枝状部から成る抜け止め部を備え、抜け止め部は、開口の複数の縁部から延びて回転部の回転中心に対向する部分で繋がっている複数の枝状部であって、開口の異なる3つの縁部から延びて回転部の回転中心に対向する部分でT字状に繋がっている3つの枝状部から成り、枝状部は、モータファンと反対方向に向けて、開口の縁部と接続している端部よりも凸となった段差を有することを特徴とするものである。
この発明によれば、モータファンを保持するファンホルダの一部を利用した、公差管理が容易な構造によって、モータファンの回転部の抜け止めを行うことができる。
この発明の実施の形態1に係るファンホルダでモータファンを保持したものの取付例を示す斜視図である。 図1に示す構成の分解斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るファンホルダでモータファンを保持したものの正面図及び断面図である。 この発明の実施の形態1に係るファンホルダの変形例を示す正面図及び断面図である。 図4に示すファンホルダでモータファンを保持したものの取付例を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るファンホルダの変形例を示す正面図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るファンホルダ1でモータファン2を保持したものの取付例を示す斜視図である。ファンホルダ1でモータファン2を保持したものが、シャーシ3に取り付けられている。シャーシ3は、電子機器の内部に配置される板金部材であり、モータファン2の働きにより、当該電子機器の内部発熱が外部に放熱される。
図2は、図1に示す構成の分解斜視図である。ファンホルダ1は、一面(背面)の全面が開口し、完全に開口した背面に対向する面(正面)には、略円形の開口11が形成された略直方体の枠状部材である。開口11は、開口11の縁部に両端が接続する略I字状の抜け止め部12によって、ほぼ2分割されている。この抜け止め部12の構成は、2つの枝状部が、開口11の互いに対向する縁部から延びて、後述する回転部4の回転中心に対向する部分で繋がったものに相当する。開口11の外周は、保持壁13となっている。保持壁13の一部は、背面側に折り曲げられて、爪13aとなっている。
ファンホルダ1の側面では、一部が弾性片14となっている。弾性片14は、外力を受けると弾性変形し、当該外力と反対方向の弾性力を生じる。ファンホルダ1の側面からは、ファンホルダ1の側方に向けて爪15が延びている。爪15には、取付孔15aが形成されている。
ファンホルダ1は、例えば板金を打ち抜き加工及び曲げ加工して作られる。
モータファン2は、回転部4とベース部5とから成る。回転部4は、羽根4aを有し、後述する回転軸4bと一体的に羽根4aが回転することで、図2中のF方向へ風を送る。ベース部5は、正面及び背面から見ると略正方形で、中央部が円形にくり抜かれた外枠5aと、外枠5aと接続し、外枠5aの内部に配置されたハウジング5bとを有する。ハウジング5bには、軸受5cが配置される。回転部4の羽根4a、ベース部5の外枠5aとハウジング5bは、例えば樹脂製である。
シャーシ3は、略円形の開口3aが形成された立ち面3bを有する。開口3aは、放射状に仕切られている。立ち面3bからは、取付孔3cが形成された爪3dが立ち上がっている。
図2に示す分解状態から、図1に示す組立状態とするには、まず、回転部4の後述する回転軸4bを、ベース部5の軸受5cに挿入して、モータファン2を組み立てる。次に、モータファン2を、ファンホルダ1の背面からファンホルダ1に嵌め込む。このとき、ベース部5の外枠5aの外周面が、ファンホルダ1の弾性片14に当接して、弾性片14をファンホルダ1の外部方向へ撓ませる。すると、弾性片14は、ファンホルダ1の内部方向へ付勢する弾性力を生じる。また、外枠5aの正面が、ファンホルダ1の爪13aに当接する。弾性片14から弾性力を受けるとともに、爪13aに当接することにより、ベース部5は、ファンホルダ1に保持される。
そして、ファンホルダ1の取付孔15aと、シャーシ3の取付孔3cとの位置を合わせ、ねじ止めする。なお、ベース部5の四隅に設けた孔をねじ止めすることで、モータファン2をシャーシ3に直接取り付けることも可能である。
図3(a)は、ファンホルダ1でモータファン2を保持したものの正面図である。図3(b)は、図3(a)のA―A線に沿って切断した際の断面図である。ベース部5のハウジング5bから立ち上がる筒部5dの内部に、軸受5cが設けられている。軸受5cは、例えば金属製の含油軸受である。筒部5dの外周には、コイル5eが設けられている。
軸受5cによって回転可能に支持される回転部4の回転軸4bには、ロータ4cが取り付けられている。ロータ4cの外周には羽根4aが、ロータ4cの内周には永久磁石4dが取り付けられている。不図示の給電線及び基板によってコイル5eに電流が流れると、羽根4aは、回転軸4bと一体的に回転する。
図3(b)に示すように、回転部4の回転中心となる回転軸4bは、ベース部5の軸受5cに挿入されているだけである。つまり、モータファン2は、従来のようなC字状のクリップリング及びキャップを有しておらず、構造が簡略化されたものである。このため、モータファン2に衝撃等で外力が加わると、軸受5cから回転軸4bが抜ける方向に回転部4が飛び出すことがある。しかしながら、モータファン2は、ファンホルダ1で保持されており、回転部4から見てベース部5と反対側には、ファンホルダ1の開口11を分割する抜け止め部12が存在する。この抜け止め部12によって、回転部4の飛び出し量が規制されるので、軸受5cから回転軸4bが抜けることは無い。
また、抜け止め部12の位置まで回転部4が飛び出しても、回転部4は、回転部4の永久磁石4dの作用によってベース部5の軸受5c側に戻される。従って、回転部4は、安定した状態での回転を維持することができる。
以上の通り、ファンホルダ1に設けた抜け止め部12が、回転部4の抜け止め機能を有している。ファンホルダ1とモータファン2との取付に、他の部品が関わることは無いため、モータファン2に対する抜け止め部12の位置が、他の部品の影響を受けてずれてしまうことは無い。つまり、公差管理の対象はファンホルダ1だけであって、複数の部品を対象にする必要は無いので、公差管理が容易となる。
また、ファンホルダ1では、背面が完全に開口し、正面には大きな開口11が形成されているために、ファンホルダ1の剛性が低くなりやすい。剛性が低いと、ファンホルダ1の搬送時、また、電子機器の組立作業時に、他の部品と接触して変形する恐れがある。しかしながら、開口11の縁部に両端が接続する抜け止め部12を設けることで、ファンホルダ1の剛性を高めることができる。
なお、図4に示すように、略I字状の抜け止め部12とは異なる形状の抜け止め部16によって、回転部4の抜けを防止してもよい。図4(a)は、略I字状の抜け止め部12に替えて略T字状の抜け止め部16を有するファンホルダ10で、モータファン2を保持したものの正面図である。図4(b)は、図4(a)のB―B線に沿って切断した際の断面図である。抜け止め部16以外の各構成は、既に図1〜図3で示したものと同一であるので、同一の符号を付してその説明を省略又は簡略化する。ファンホルダ10は、ファンホルダ1と同様に、例えば板金を打ち抜き加工及び曲げ加工して作られる。
ファンホルダ10が有する抜け止め部16は、接続部16aと、3つの枝状部16bとを有する。3つの枝状部16bは、開口11の異なる3つの縁部から延びて、接続部16aで略T字状に繋がっている。接続部16aは、回転部4の回転中心に対向するように位置している。接続部16aの中心には、モータファン2に向けて凸の突起部16cが形成されている。そして、より正確には、突起部16cが、回転部4の回転中心に対向している。枝状部16bには、モータファン2と反対方向に向けて凸の絞り16dが形成されている。
このように構成されたファンホルダ10でモータファン2を保持すれば、ファンホルダ1の抜け止め部12と同様に、抜け止め部16によって、回転部4の飛び出し量が規制されるので、軸受5cから回転軸4bが抜けることは無く、回転部4の抜けが防止される。
そして、公差管理が容易となるのも、ファンホルダ1の場合と同様である。
ただし、略T字状の抜け止め部16とすることで、略I字状の抜け止め部12の場合よりも更にファンホルダ10の剛性を高めることができる。特に、略I字状の抜け止め部12を設けた場合は、外力が加わると抜け止め部12の長手方向に平行な対称軸(図3(a)のA―A線が相当)回りにファンホルダ1がねじれてしまうことがあるが、略T字状の抜け止め部16であれば、このようなねじれに対しても強い。
また、モータファン2と反対方向に向けて凸の絞り16dを枝状部16bに形成することで、絞り16dの部分では、羽根4aまでの距離が遠くなる。枝状部16bがモータファン2の風路を一部塞ぐことで発生する送風時の騒音は、枝状部16bと羽根4aとの距離が近いほど、大きくなる。このため、このように絞り16dによって枝状部16bと羽根4aとを離すことで、枝状部16bがあることで発生する送風時の騒音を、低減させることができる。
図5は、シャーシ3に取り付けたファンホルダ10の斜視図である。シャーシ3には、さらにシャーシ6が取り付けられており、内部に基板7,8が設けられている。ファンホルダ10をシャーシ3に取り付けると、抜け止め部16のうち、一直線上に並ぶ枝状部16b,16bは、基板8と同一の平面上に位置する。
モータファン2の風の流れを遮るものがあると、風の流れが変わって騒音が発生する。ファンホルダ10は、抜け止め部16によって風の流れが変わるので騒音の発生は否めない。ただし、抜け止め部16が無い場合であっても、基板8によってモータファン2の風の流れが変化して騒音が発生する。
従って、図5に示すように、一直線上に並ぶ枝状部16b,16bが、基板8と同一の平面上になるように位置合わせをすることで、抜け止め部16が無い場合と比較して、それほど騒音は悪化しない。
また、基板8の一部に突起部8aを設けた場合、抜け止め部16が無くとも回転部4の抜け止めをすることはできる。しかしながら、基板8は、シャーシ3,6さらにはそれ以外にも電子機器内に設けられる不図示の様々な部品と組み合わさって位置決めがなされるものである。このため、基板8の突起部8aを、回転部4に対して適切な位置に配置するには、電子機器内に設けられるシャーシ3,6及び不図示の様々な部品の公差管理が必要となり、大変困難である。これに対して、抜け止め部16を、回転部4に対して適切な位置に配置するには、ファンホルダ10の公差管理だけを行えばよいので、公差管理は容易である。
なお、突起部8aを省略すれば、図5に点線で示す部分まで基板8を拡張することができる。これにより、拡張された分だけ電子部品の実装が可能であり、ひいては電子機器の小型化に寄与することができる。
また、抜け止め部16の接続部16aに突起部16cを設けることで、飛び出した回転部4に直接接触するのは、突起部16cとなる。このように回転部4とファンホルダ10との接触面積を小さくすることで、回転部4とファンホルダ10との接触によって発生する音及び回転部4への損傷を低減することができる。
なお、略I字状の抜け止め部12を有するファンホルダ1に対しても、ファンホルダ10の絞り16dと同様に、羽根4aとの距離を遠くするような絞り加工を施してよい。また、抜け止め部12と電子機器の他の構成部品との位置が合うように、ファンホルダ1をシャーシ3に取り付けるようにしてもよい。また、ファンホルダ1に対しても、ファンホルダ10の突起部16cと同様に、回転部4との接触面積を小さくするような突起を設けてよい。
さらに別の変形例として、図6に示すような形状の抜け止め部17によって、回転部4の抜けを防止してもよい。図6は、抜け止め部17を有するファンホルダ100で、モータファン2を保持したものの正面図である。抜け止め部17以外の各構成は、既に図1〜図4で示したものと同一であるので、同一の符号を付してその説明を省略又は簡略化する。ファンホルダ100は、ファンホルダ1,10と同様に、例えば板金を打ち抜き加工及び曲げ加工して作られる。
ファンホルダ100が有する抜け止め部17は、略T字状の抜け止め部16から、一部の枝状部16bを取ったものである。すなわち、抜け止め部17は、接続部16aと、2つの枝状部16bとを有する。2つの枝状部16bは、開口11の異なる2つの縁部から延びて、接続部16aで略直角に繋がっている。
このように構成されたファンホルダ100でモータファン2を保持すれば、ファンホルダ1,10の抜け止め部12,16と同様に、抜け止め部17によって、回転部4の飛び出し量が規制されるので、軸受5cから回転軸4bが抜けることは無く、回転部4の抜けが防止される。
そして、公差管理が容易となるのも、ファンホルダ1,10の場合と同様である。
いずれにせよ、ファンホルダ1,10,100が、開口11の縁部から回転部4の回転中心に対向する部分へ延びる枝状部を有するように構成されていればよい。例えば、抜け止め部12,16,17に替えて、開口11の縁部から回転部4の回転中心に対向する部分へ延びる1つの枝状部で構成した抜け止め部を採用することもできる。
以上のように、この実施の形態1に係るファンホルダ1,10,100によれば、抜け止め部12,16,17を設けることで、回転部4の抜けが防止される。モータファン2に直接取り付けられるファンホルダ1,10,100単体で回転部4の抜けを防止するので、公差管理の対象はファンホルダ1,10,100だけでよく、公差管理が容易となる。
さらに、ファンホルダ1,10,100は、板金を打ち抜いて作られるものであり、抜け止め部12,16,17は、従来であれば金型で打ち抜いて廃棄していた部分の材料を利用して形成される。このため、抜け止め部12,16,17を形成するからといって、材料追加によるコストアップは無い。そしてまた、モータファン2は、構成が簡略化されたぶんコストが安いものである。従って、ファンホルダ1,10,100とモータファン2を総合的に見ると、全体としてコストダウンになる。
また、抜け止め部12は、開口11の互いに対向する縁部から延びて回転部4の回転中心に対向する部分で繋がっている2つの枝状部から成ることとした。従って、剛性の高いファンホルダ1とすることができる。
また、抜け止め部16は、開口11の異なる3つの縁部から延びて回転部4の回転中心に対向する部分でT字状に繋がっている3つの枝状部16bから成ることとした。従って、ファンホルダ1よりも更に剛性の高いファンホルダ10とすることができる。
また、抜け止め部12,16,17は、回転部4の回転中心に対向する部分に回転部4に向けて凸の突起部16cを有することとした。回転部4の飛び出しを突起部16cで押さえることで、音の発生及び回転部4の損傷を低減することができる。
なお、ファンホルダ1,10,100の抜け止め部12,16,17は、板金の打ち抜きではなく、例えば溶接によってファンホルダ1,10,100の側面に接続されたものでもよい。
また、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
以上のように、この発明に係るファンホルダは、モータファンの回転部がベース部から抜けるのを防止できるため、モータファン自体に回転部の抜け止め構造を持たず簡略化された構成のモータファンを保持するのに、適している。
1 ファンホルダ、2 モータファン、3 シャーシ、3a 開口、3b 立ち面、3c 取付孔、3d 爪、4 回転部、4a 羽根、4b 回転軸、4c ロータ、4d 永久磁石、5 ベース部、5a 外枠、5b ハウジング、5c 軸受、5d 筒部、5e コイル、6 シャーシ、7,8 基板、8a 突起部、10 ファンホルダ、11 開口、12 抜け止め部、13 保持壁、13a 爪、14 弾性片、15 爪、15a 取付孔、16 抜け止め部、16a 接続部、16b 枝状部、16c 突起部、16d 絞り、17 抜け止め部、100 ファンホルダ。

Claims (6)

  1. 外周に羽根を有する回転部および前記回転部が回転可能に支持されるベース部を有したモータファンを保持する枠状のファンホルダにおいて、
    前記モータファンの回転部側の開口の縁部から前記回転部の回転中心に対向する部分へ延びる枝状部から成る抜け止め部を備え、
    前記抜け止め部は、前記開口の複数の縁部から延びて前記回転部の回転中心に対向する部分で繋がっている複数の前記枝状部であって、前記開口の異なる3つの縁部から延びて前記回転部の回転中心に対向する部分でT字状に繋がっている3つの前記枝状部から成り、
    前記枝状部は、前記モータファンと反対方向に向けて、前記開口の縁部と接続している端部よりも凸となった段差を有することを特徴とするファンホルダ。
  2. 外周に羽根を有する回転部および前記回転部が回転可能に支持されるベース部を有したモータファンを保持する枠状のファンホルダにおいて、
    前記モータファンの回転部側の開口の縁部から前記回転部の回転中心に対向する部分へ延びる枝状部から成る抜け止め部を備え、
    前記抜け止め部は、前記回転部の回転中心に対向する部分に前記回転部に向けて凸の突起部を有し、
    前記枝状部は、前記モータファンと反対方向に向けて、前記開口の縁部と接続している端部よりも凸となった段差を有することを特徴とするファンホルダ。
  3. 前記抜け止め部は、前記開口の複数の縁部から延びて前記回転部の回転中心に対向する部分で繋がっている複数の前記枝状部から成ることを特徴とする請求項2記載のファンホルダ。
  4. 前記抜け止め部は、前記開口の互いに対向する縁部から延びて前記回転部の回転中心に対向する部分で繋がっている2つの前記枝状部から成ることを特徴とする請求項3記載のファンホルダ。
  5. 前記抜け止め部は、前記開口の異なる3つの縁部から延びて前記回転部の回転中心に対向する部分でT字状に繋がっている3つの前記枝状部から成ることを特徴とする請求項3記載のファンホルダ。
  6. 前記抜け止め部は、前記回転部の回転中心に対向する部分に前記回転部に向けて凸の突起部を有することを特徴とする請求項1記載のファンホルダ。
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