JP6291837B2 - 分析システム、搬送ユニットおよび分析装置 - Google Patents

分析システム、搬送ユニットおよび分析装置 Download PDF

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Description

本開示は、複数の分析装置間で検体を搬送する分析システムに関する。
複数の分析装置を利用して検体を分析する分析システムの一例として、尿検体を分析する分析システムがある。尿検体の分析には、測定原理の異なる複数の方法を用いるのが一般的である。典型的には、検体の色や濁りを見たり、検体中に糖やタンパクなどの成分の有無を調べたりする尿定性分析と、尿に含まれる赤血球などの固形成分(尿沈さ)を顕微鏡で観察する尿沈さ分析とを用いる。一般的には、2つの方法は、互いに異なる分析装置で実現される。
また、上記のような分析システムには、当該複数の分析装置のうち一の分析装置から他の分析装置へと検体を搬送する機構を備えるものがある。このような分析システムとしては、例えば、特開2009−229232号公報(特許文献1)には、2台の分析装置と、それぞれの分析装置の手前に配置された2台の搬送機構と、2台の搬送機構を接続する接続部材と、を備えた分析システムが開示されている。この分析システムにおいては、2台の搬送機構の接続部材側に、検体ラックを滞留させるための領域が設けられている。また、特開平9−329597号公報(特許文献2)には、半定量分析装置と、尿沈さ分析装置と、定量分析装置と、これらの各分析装置に尿検体を搬送する搬送ラインとを備えた尿検査システムが開示されている。これらの分析装置のそれぞれには、搬送ラインから検体ラックを受け取り、受け取った検体ラックをサンプリング位置を経由して再び搬送ラインへ戻す、専用の搬送機構が設けられている。各搬送機構は、各分析装置のサンプリング位置まで検体ラックを搬送するための供給側の経路と、サンプリング位置から装置外へと検体ラックを搬送するための搬出側の経路とを含む。また、各搬送機構には、供給側および搬出側のそれぞれに、検体ラックを滞留させるための領域が設けられている。
特開2009−229232号公報 特開平9−329597号公報
特許文献1に記載の分析システムには、段落0041に記載されるように、各分析装置に、各装置の本体に連結されたサンプラが備えられている。そして、複数の分析装置は、当該複数の分析装置の間に設けられた接続部材によって連結される。つまり、分析システムでは、各分析装置の搬送路と上記接続部材とによって、搬送機構が構成されている。この搬送機構は、複数の分析装置を単に直列に並べて繋げただけである。各分析装置には、それぞれの滞留領域が設けられている。
特許文献2に記載の分析システムには、段落0027,0028に記載されるように、各分析装置は、試料容器を供給する箇所および回収する箇所を有し、さらに両箇所をつなぐ搬送ラインを有している。上記供給箇所、回収箇所および搬送ラインによって、システム全体の搬送機構が構成されている。この搬送機構は、複数の分析装置に対応する供給・回収機構を単に直列に並べて繋げただけであり、分析装置ごとに、滞留領域を備える。
したがって、これらの分析システムを尿分析に適用しようとすると、滞留領域の設定が尿定性分析から尿沈さ分析のコンビネーションに適した設定になっていない場合がある。また、無駄なスペースが発生し装置が大型化する場合がある。
さらに、検査室において複数の分析装置を接続したシステムを構築する際、尿定性分析装置と尿沈さ分析装置のいずれも設置されていない状態をその起点とする場合のみではないと考えられる。すなわち、検査室には、システムの構成要素の中のいずれかの分析装置がすでに設置されており、そこに、システムの構成要素の中の別の分析装置を接続する場合が少なくないと思われる。その際に、すでに設置されている分析装置の搬送ライン等と別に新たに搬送機構を設置すると、スペースの無駄が発生し装置が大型化することになる。
本開示は、これらの課題に鑑みてなされたものであり、従来よりも省スペースで効率的かつ確実な尿検体の分析ができる分析システムを提供することを目的とする。
ある局面に従った分析システムは、第1の分析装置と、第1の分析装置に対して第1の方向に隣接して設置された第2の分析装置と、第1の分析装置から第2の分析装置に、検体を収容する検体容器を搬送するための搬送装置とを備え、搬送装置は、検体容器のための搬送経路を含み、第1の分析装置および第2の分析装置の少なくとも一方は、検体容器から検体を採取するための採取手段を備え、搬送経路は、採取手段によるサンプリング位置に検体容器を搬送するために、第1の方向と交わる第2の方向の一方側に延びる第1の経路と、サンプリング位置から検体容器を搬出するために、第2の方向の他方側に延びる第2の経路とを備え、第1の経路と第2の経路との第1の方向についての間隔は、検体容器の第1の方向についての寸法より狭く設定されている。
好ましくは、搬送経路は、サンプルラックに保持された検体容器が搬送されるように構成されており、検体容器の第1の方向についての寸法は、搬送経路上を搬送されるサンプルラックの第1の方向についての寸法である。
好ましくは、第1の分析装置が尿定性分析装置であり、第2の分析装置が尿沈さ分析装置である。
好ましくは、尿沈さ分析装置は、検体中の固形成分の形態を直接光学的に撮像するための手段と、撮像された画像を処理して各種成分に識別するための手段とを含む。
他の局面に従った搬送ユニットは、第1の分析装置から、第1の分析装置に対して第1の方向に隣接して設置された第2の分析装置に、検体を収容する検体容器を搬送するための搬送ユニットであって、検体容器のための搬送経路を備え、搬送経路は、第1の分析装置または第2の分析装置の少なくとも一方のサンプリング位置に検体容器を搬送するために、第1の方向と交わる第2の方向の一方側に延びる第1の経路と、サンプリング位置から検体容器を搬出するために、第2の方向の他方側に延びる第2の経路とを備え、第1の経路と第2の経路との第1の方向についての間隔は、検体容器の第1の方向についての寸法より狭く設定されている。
好ましくは、搬送経路は、サンプルラックに保持された検体容器が搬送されるように構成されており、検体容器の第1の方向についての寸法は、搬送経路上を搬送されるサンプルラックの第1の方向についての寸法である。
さらに他の局面に従った分析装置は、他の分析機器に対して第1の方向に隣接して設置された分析装置であって、検体容器に収容された検体を採取するための採取手段と、他の分析機器との間で検体容器を搬送するための搬送装置を備え、搬送装置は、検体容器のための搬送経路を含み、搬送経路は、採取手段によるサンプリング位置に検体容器を搬送するために、第1の方向と交わる第2の方向の一方側に延びる第1の経路と、サンプリング位置から検体容器を搬出するために、第2の方向の他方側に延びる第2の経路と、他の分析機器に接続するための第3の経路とを備え、第1の経路と第2の経路との第1の方向についての間隔は、検体容器の第1の方向についての寸法より狭く設定されている。
好ましくは、搬送経路は、サンプルラックに保持された検体容器が搬送されるように構成されており、検体容器の第1の方向についての寸法は、搬送経路上を搬送されるサンプルラックの第1の方向についての寸法である。
好ましくは、搬送装置は、第3の経路の他の分析機器との接続部分を、他の分析機器における検体容器の搬送経路に適合させるために調整するための調整手段をさらに含む。
好ましくは、分析装置は、尿定性分析装置および尿沈さ分析装置のいずれか一方であり、他の分析機器は、尿定性分析装置および尿沈さ分析装置のいずれか他方である。
好ましくは、尿沈さ分析装置は、検体中の固形成分の形態を直接光学的に撮像するための手段と、撮像された画像を処理して各種成分に識別するための手段とを含む。
本開示によれば、第1の分析装置と第2の分析装置が隣接する方向について、第1の経路と第2の経路との間隔を、検体の寸法よりも短くするいことができる。これにより、当該第1の方向についての分析システムの寸法を小さくできる。これにより、分析システムの省スペース化を図ることができる。
尿検体の分析システムの第1の実施の形態の全体構成を示す図である。 サンプルラックの構成を説明するための図である。 第1の実施の形態の搬送路の構成を説明するための図である。 第1の実施の形態の尿検体分析システムの各装置のハードウェア構成を示す図である。 分析システムの第2の実施の形態である尿検体分析システムの全体構成を示す図である。 第2の実施の形態の尿検体分析システムのハードウェア構成を示す図である。 分析システムの第3の実施の形態である尿検体分析システムの全体構成を示す図である。 第3の実施の形態の尿検体分析システムのハードウェア構成を示す図である。 分析システムの第4の実施の形態である尿検体分析システムの全体構成を示す図である。 第4の実施の形態の尿検体分析システムのハードウェア構成を示す図である。 第5の実施の形態の尿検体分析システムの搬送装置に形成される搬送路の構成を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、分析システムの実施の形態として、尿検体の分析システムについて説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[第1の実施の形態]
(システムの構成)
図1は、尿検体の分析システムの第1の実施の形態の全体構成を示す図である。図1を参照して、尿検体の分析システムの第1の実施の形態の全体構成の一例を説明する。第1の実施の形態に係る尿検体分析システム1は、尿定性分析装置10と、尿沈さ分析装置20と、搬送装置30と、制御装置40とを含む。図1において、矢印D1は、尿定性分析装置10と尿沈さ分析装置20が隣接する方向を示す。矢印D2は、矢印D1に交わる方向の一例を示す。なお、第1の実施の形態では、尿定性分析装置10と尿沈さ分析装置20と搬送装置30とが、分析ユニット1Aとして、ユニット化されている。
尿定性分析装置10は、尿検体中の、尿蛋白、尿糖等の分析を行なう。本明細書では、当該分析を「尿定性の分析」とも言う。
尿沈さ分析装置20は、尿検体中に含まれる赤血球、白血球、上皮細胞等の分析を行なう。本明細書では、当該分析を「尿沈さの分析」とも言う。
尿検体分析システム1では、尿沈さ分析装置20における尿沈さの分析は、尿定性分析のあと行われることが多い。その際、尿定性分析装置10における尿定性の分析が行なわれた結果、さらに尿沈さの分析が必要であると判断された検体について行なわれることもあり得る。
尿検体分析システム1では、検体は、検体容器(検体容器の形態は特に限定されない。たとえば、スピッツ)に収容される。1台のサンプルラックに、複数の検体容器(以下、単に「容器」とも言う)がセットされる。検体は、サンプルラックごとに尿定性分析装置10に導入される。尿定性分析装置10は、サンプルラックを導入されると、当該サンプルラックにセットされたそれぞれの検体について、尿定性の分析を行なう。なお、サンプルラックには、1個の容器のみがセットされる場合もあり得る。
図2は、サンプルラックの構成を説明するための図である。図2を参照して、サンプルラックの構成について説明する。
図2に示されるように、サンプルラック2は、直方体状の形状をしている。サンプルラック2の上面には、複数の穴3が列状に形成されている。それぞれの穴3に、試料を入れた容器4を挿入することによって、当該サンプルラックは、試料を保持することができる。図2に示された例では、サンプルラック2には、10本の容器4を挿入することができる。ただし、1つのサンプルラック2が保持する容器4の数は、これに限定されない。
また、サンプルラック2の長尺方向の側面には、貫通孔5が形成されている。また、貫通孔5は、穴3とつながっており、サンプルラック2に保持されている容器4の側面を、貫通孔5を通して、見ることができる。つまり、貫通孔5から、試料に光を照射し、透過させることが可能となる。したがって、このような構成とすることにより、貫通孔5を通過するように測定光を試料に対して照射することにより、容器4内の試料に対する光学的測定が可能である。
なお、サンプルラック2の形態は、図2に示されるものに限定されない。具体的には、容器4を保持できるものであれば、あらゆる形態のサンプルラックを用いることができる。特に、複数の容器を並列保持することが可能なラックであることが好ましい。
また、図2に示されるサンプルラック2は、その底面部に1つの凹部を備えているが、この凹部の数は1つに限られず、複数の凹部を備えていてもよい。また、底面部に凹部を全く備えないサンプルラックであってもよい。さらに、貫通孔5を備えないサンプルラックであってもよい。また、貫通孔5の形状も図2に限定されるものではなく、貫通孔5の利用形態に応じて、適宜変更することが可能である。また、穴3の形状についても、図2では、円筒状の穴であるが、容器4の形状に応じて、適宜変更することが可能である。
さらに、容器4の形態や材質についても、特に限定されるものではなく、ガラス製容器、各種樹脂製容器、石英製容器、および金属製容器等、あらゆる材質の容器を用いることができる。これら容器の中から、収容するサンプルの種類および/ラックの種類に応じて適宜選択され得る。
図1に戻って、尿検体分析システム1では、各容器4には、容器4内の検体を識別するためのバーコードが貼付されている。尿定性分析装置10は、バーコードリーダ(後述するバーコードリーダ116)を含む。尿定性分析装置10では、バーコードリーダ116で各容器4に貼付されたバーコードを読み取ることにより、各容器4内の検体と、当該検体についての分析結果とを関連付ける。
尿検体分析システム1において、搬送装置30は、サンプルラック2を尿定性分析装置10から尿沈さ分析装置20へ搬送するための搬送路300を有する。図3を参照して、搬送路300の構成を説明する。図3は、搬送路300の構成を説明するための図である。
図3では、搬送路300上のサンプルラック2についての7つの位置2A〜2Gが示されている。サンプルラック2は、位置2Aにセットされる。その後、位置2Dまで、送られる。位置2Dは、尿定性分析装置10におけるサンプリング位置である。サンプリング位置とは、容器4に収容された検体を採取する位置である。尿定性分析装置10は、位置2Dにあるサンプルラック2上のそれぞれの容器4から、検体を採取する。サンプルラック2は、位置2Aから、位置2B、位置2Cを経て、矢印A1に沿って、位置2Dへと搬送される。
位置2Dのサンプルラック2は、矢印A2に沿って、位置2Eへと送られる。その後、サンプルラック2は、矢印A3に沿って、位置2Fへと送られる。位置2Fは、尿沈さ分析装置20におけるサプリング位置である。その後、サンプルラック2は、矢印A4に沿って、位置2Gへと送られる。位置2Gは、尿沈さ分析装置20におけるサンプルラック2の排出部である。排出部に搬出されたサンプルラック2は、そこで作業員によって尿沈さ分析装置20から取り去られても良いし、さらに他の分析装置へと送られても良い。
搬送装置30におけるサンプルラック2の搬送の制御は、尿定性分析装置10および尿沈さ分析装置20における検体の分析の制御と連動して行なわれるものである。搬送の制御ための機構およびシーケンスは、たとえば特許第4797842号公報に記載されたものなどの、公知の技術を採用することができる。したがって、ここでは詳細な説明は繰り返さない。
図3では、搬送路300において、第1の経路311、第2の経路312、第3の経路313、第4の経路314、第5の経路315、第6の経路316、および、第7の経路317が示されている。第1の経路311〜第3の経路313は、尿定性分析装置10側の経路である。第5の経路315〜第7の経路317は、尿沈さ分析装置20側の経路である。第4の経路314は、尿定性分析装置10と尿沈さ分析装置20とを接続するための経路である。図3中の矢印D1および矢印D2は、それぞれ、図1における図3中の矢印D1および矢印D2と同様の方向を示す。つまり、矢印D1は、尿定性分析装置10と尿沈さ分析装置20が並ぶ方向を示す。矢印D2は、矢印D1と交わる方向の一例を示す。
第1の経路311は、サンプルラック2を尿定性装置10のサンプリング位置まで、矢印D2の一方側の向きに、搬送するための経路である。第3の経路313は、サンプルラック2をサンプリング位置から、矢印D2の他方側の向きに、搬出するための経路である。第2の経路312は、第1の経路311と第3の経路313とを接続するための経路である。図3では、矢印D1で示される方向についての、搬送路300上のサンプルラック2の寸法が、幅W1で示されている。また、矢印D1で示される方向についての、第1の経路311と第3の経路313との間隔が幅W2で示されている。搬送路300は、幅W2が幅W1より狭くなるように、構成されている。
第5の経路315は、サンプルラック2を尿沈さ装置20のサンプリング位置まで、矢印D2の一方側の向きに、搬送するための経路である。第7の経路317は、サンプルラック2をサンプリング位置から、矢印D2の他方側の向きに、搬出するための経路である。第6の経路316は、第5の経路315と第7の経路317とを接続するための経路である。図3では、矢印D1で示される方向についての、第5の経路315と第7の経路317との間隔が幅W3で示されている。搬送路300は、幅W3が幅W1より狭くなるように、構成されている。
なお、第1の経路311、第3の経路313、第5の経路315、第7の経路317の矢印D2方向の長さは、図3に示されたものに限定されない。各経路の長さは、同じであっても異なっていてもよい。このような経路の長さについての要件は、後述する図11に示されたものについても同様である。
(ハードウェア構成)
図4は、尿検体分析システム1の各装置のハードウェア構成を示す図である。図4を参照して、尿検体分析システム1の各装置のハードウェア構成を説明する。
尿定性分析装置10は、制御部111と、通信部112と、吸引部113と、試験紙供給部114と、検出部115と、バーコードリーダ116とを含む。制御部111は、CPU(Central Processing Unit)111Aと記憶部111Bとを有する。CPU111Aは、記憶部111Bに記憶されているコンピュータプログラムを実行すると共に、尿定性分析装置10の各部を制御する。また、CPU111Aは、通信部112を介して、搬送装置30の各部を制御する。記憶部111Bは、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスク等の記憶装置を備える。
通信部112は、制御部111からの信号を処理して、尿沈さ分析装置20、搬送装置30、および、制御装置40に対して出力すると共に、尿沈さ分析装置20、搬送装置30、および、制御装置40からの信号を受信し、そして、受信した信号を処理して制御部111に出力する。通信部112は、たとえばネットワークインタフェースカードによって実現される。吸引部113は、尿定性分析装置10のサンプリング位置に位置付けられている容器4内の検体を、尿定性分析装置10が備えるノズルを介して吸引する。試験紙供給部114は、測定に必要な試験紙を収容する試験紙フィーダを含み、当該試験紙フィーダから試験紙を取り出し、取り出した試験紙に吸引部113により吸引された検体を点着させる。検出部115は、検体が点着された試験紙を測定する。かかる測定により得られた測定結果は、制御部111に出力される。制御部111は、当該測定結果を所定の態様に従って解析することのより、検体ごとに、尿定性の分析の結果を導出する。
バーコードリーダ116は、容器4に貼付されたバーコードラベルからバーコード情報を読み出し、制御部111に出力する。制御部111は、バーコード情報に基づいて、尿定性分析装置10における分析対象の検体を特定する。制御部111は、バーコード情報に基づいて特定された検体ごとに、尿定性の分析の結果を導出する。そして、制御部111は、バーコード情報に基づいた検体ごとの尿定性の分析の結果を、制御装置40に出力する。
尿沈さ分析装置20は、制御部221と、通信部222と、吸引部223と、試料調製部224と、検出部225とを含む。制御部221は、CPU221Aと記憶部221Bとを有する。CPU221Aは、記憶部221Bに記憶されているコンピュータプログラムを実行すると共に、尿沈さ分析装置20の各部を制御する。記憶部221Bは、ROM、RAM、ハードディスク等の記憶装置を備える。
通信部222は、制御部221からの信号を処理して、尿定性分析装置10と制御装置40に出力すると共に、尿定性分析装置10と制御装置40からの信号を処理して制御部111に出力する。通信部222は、たとえばネットワークインタフェースカードによって実現される。吸引部223は、尿沈さ分析装置20のサンプリング位置に位置付けられている容器4内の検体を、尿沈さ分析装置20が備えるノズルを介して吸引する。試料調製部224は、吸引部223により吸引された検体と、測定に必要な試薬とを混合攪拌し、検出部225による測定用の試料を調製する。検出部225は、試料調製部224により調製された試料を測定する。かかる測定により得られた測定結果は、制御部221に出力される。
搬送装置30は、通信部301と、搬送駆動部302と、センサ部303とを含む。通信部301は、尿定性分析装置10からの信号を処理して、搬送装置30の各部に出力すると共に、搬送装置30の各部からの信号を処理し、そして、処理後の信号を尿定性分析装置10に出力する。
搬送駆動部302は、搬送路300内でサンプルラック2を搬送するために必要な部材を駆動する。搬送駆動部302は、尿定性分析装置10のCPU111Aにより制御される。センサ部303は、各種センサからの出力信号を、通信部301を介して尿定性分析装置10に出力する。通信部301は、たとえばネットワークインタフェースカードからなる。
制御装置40は、制御部401と、通信部402とを含む。制御部401は、たとえば汎用のコンピュータによって実現され、CPU401Aと、記憶部401Bと、キーボード401Cと、マウス401Dと、モニタ401Eとを有する。CPU401Aは、通信部402を介して、尿定性分析装置10、尿沈さ分析装置20、搬送装置30、および外部の機器と通信する。通信部402は、たとえばネットワークインタフェースカードからなる。
CPU401Aは、記憶部401Bに記憶されているコンピュータプログラムを実行する。また、CPU401Aは、外部のコンピュータからオーダの問い合わせがあると、記憶部401Bに記憶しているオーダを返す。また、CPU401Aは、尿定性分析装置10から受信した分析結果と、記憶部401Bに記憶している測定要否の基準とに基づいて、尿沈さ分析装置20のオーダを決定する。記憶部401Bは、ROM、RAM、ハードディスク等の記憶装置を備える。
キーボード401Cおよびマウス401Dは、外部からの操作に応じた情報をCPU401Aに入力するための入力手段が構成される。モニタ401Eは、たとえば液晶表示装置等の表示装置によって実現される。
尿検体分析システム1における装置間の通信は、有線であっても良いし、無線であっても良い。
[第2の実施の形態]
図5は、分析システムの第2の実施の形態である尿検体分析システム1の全体構成を示す図である。図6は、尿検体分析システム1のハードウェア構成を示す図である。第2の実施の形態では、第1の実施の形態の搬送装置30の代わりに、搬送装置30Aが設けられる。以下、図5および図6を参照して、尿検体分析システム1の第2の実施の形態の構成の一例について説明する。
第2の実施の形態の尿検体分析システム1は、尿定性分析装置10と、尿沈さ分析装置20と、搬送装置30Aと、制御装置40とを含む。搬送装置30Aのハードウェア構成は、図6に示されるように、第1の実施の形態の搬送装置30のハードウェア構成(図4参照)と同様とすることができる。
尿定性分析装置10と尿沈さ分析装置20と搬送装置30とが分析ユニット1Aとしてユニット化されていた第1の実施の形態と異なり、第2の実施の形態では、尿定性分析装置10と尿沈さ分析装置20と搬送装置30Aとが、それぞれ個々のユニットとして構成される。第2の実施の形態の搬送装置30Aの搬送路300は、図3を参照して説明された、第1の実施の形態の搬送路300と同様の形態を有することができる。
第2の実施の形態では、尿定性分析装置10と尿沈さ分析装置20とは、サンプルラック2の搬送経路を備えていない。第2の実施の形態の尿検体分析システム1では、搬送経路を有しない尿定性分析装置10および尿沈さ分析装置20に搬送装置30Aを適用することにより、尿定性分析装置10から尿沈さ分析装置20へと、自動的に、サンプルラック2を搬送することができる。
[第3の実施の形態]
図7は、分析システムの第3の実施の形態である尿検体分析システム1の全体構成を示す図である。図8は、尿検体分析システム1のハードウェア構成を示す図である。第3の実施の形態では、第1の実施の形態の搬送装置30の代わりに、搬送装置30Bが設けられる。以下、図7および図8を参照して、尿検体分析システム1の第3の実施の形態の構成の一例について説明する。
第3の実施の形態の尿検体分析システム1は、尿定性分析装置10と、尿沈さ分析装置20と、搬送装置30Bと、制御装置40とを含む。搬送装置30Bのハードウェア構成は、図8に示されるように、第1の実施の形態の搬送装置30のハードウェア構成(図4参照)と同様とすることができる。
尿定性分析装置10と尿沈さ分析装置20と搬送装置30とがユニット化されていた第1の実施の形態と異なり、第3の実施の形態では、尿定性分析装置10と尿沈さ分析装置20と搬送装置30Bとが、それぞれ個々のユニットとして構成される。
図7に示されるように、第3の実施の形態では、尿沈さ分析装置20は、搬送部20Aを含む。搬送部20Aは、サンプルラック2を搬送するための搬送路200を含む。搬送路200は、第1の経路214と、第2の経路215と、第3の経路216と、第4の経路217とを含む。第1の経路214は、図3の第4の経路314に相当する。第2の経路215は、図3の第5の経路315に相当する。第3の経路216は、図3の第6の経路316に相当する。第4の経路217は、図3の第7の経路317に相当する。搬送路200上には、尿沈さ分析装置20についてのサンプリング位置が存在する。
また、図8に示されるように、第3の実施の形態では、尿沈さ分析装置20は、搬送部20Aにおいてサンプルラック2を搬送するためのモータ等を含む駆動部226を備える。
図7に示されるように、第3の実施の形態の搬送装置30Bの搬送路300Bは、図3を参照して説明された搬送路300の第1の経路311〜第7の経路317のうち、第1の経路311〜第4の経路314を備える。
第3の実施の形態では、尿沈さ分析装置20の搬送部20Aと、当該搬送部20Aに接続された搬送装置30Bとによって、尿検体分析システム1におけるサンプルラック2の全体的な搬送経路が構成される。「搬送装置30Bが搬送部20Aに接続される」とは、互いに密着するように接続される場合だけでなく、搬送装置30Bから搬送部20Aへとサンプルラック2が搬送可能な範囲で離間されて接続される場合も含む。第3の実施の形態では、搬送装置30Bの第4の経路314および搬送部20Aの第1の経路214によって、第1の実施の形態の第4の経路314と同様の機能が実現される。
搬送装置30Bは、その底部に、搬送路300Bの高さおよび/または向きを調整するための調整部材390を備える。これにより、作業者は、搬送路300Bの高さおよび/または向きを、搬送路200に適合するように調整することができる。当該調整は、手動で行なわれても良いし、自動で行われても良い。自動で行われる場合、搬送装置30Bは、当該調整部材390を駆動するためのモータ等のハードウェア資源をさらに備える。
[第4の実施の形態]
図9は、分析システムの第4の実施の形態である尿検体分析システム1の全体構成を示す図である。図10は、第4の実施の形態の尿検体分析システム1のハードウェア構成を示す図である。第4の実施の形態では、第1の実施の形態の搬送装置30の代わりに、搬送装置30Cが設けられる。以下、図9および図10を参照して、尿検体分析システム1の第4の実施の形態の構成の一例について説明する。
第4の実施の形態の尿検体分析システム1は、尿定性分析装置10と、尿沈さ分析装置20と、搬送装置30Cと、制御装置40とを含む。搬送装置30Cのハードウェア構成は、図10に示されるように、第1の実施の形態の搬送装置30のハードウェア構成(図4参照)と同様とすることができる。
尿定性分析装置10と尿沈さ分析装置20と搬送装置30とがユニット化されていた第1の実施の形態と異なり、第4の実施の形態では、尿定性分析装置10と尿沈さ分析装置20と搬送装置30Cとが、それぞれ個々のユニットとして構成される。
図9に示されるように、第4の実施の形態では、尿定性分析装置10は、搬送部10Aを含む。搬送部10Aは、サンプルラック2を搬送するための搬送路100を含む。搬送路100は、第1の経路131と、第2の経路132と、第3の経路133と、第4の経路134とを含む。第1の経路131は、図3の第1の経路311に相当する。第2の経路132は、図3の第2の経路312に相当する。第3の経路133は、図3の第3の経路313に相当する。第4の経路134は、図3の第4の経路314に相当する。搬送路100上には、尿定性分析装置10についてのサンプリング位置が存在する。
また、図10に示されるように、第4の実施の形態では、尿定性分析装置10は、搬送部10Aにおいてサンプルラック2を搬送するためのモータ等を含む駆動部117を備える。
図9に示されるように、第4の実施の形態の搬送装置30Cの搬送路300Cは、図3を参照して説明された搬送路300の第1の経路311〜第7の経路317のうち、第4の経路314〜第7の経路317を備える。
第4の実施の形態では、尿定性分析装置10の搬送部10Aと、当該搬送部10Aに接続された搬送装置30Cとによって、尿検体分析システム1におけるサンプルラック2の全体的な搬送経路が構成される。「搬送装置30Cが搬送部10Aに接続される」とは、互いに密着するように接続される場合だけでなく、搬送装置30Cから搬送部10Aへとサンプルラック2が搬送可能な範囲で離間されて接続される場合も含む。第4の実施の形態では、搬送装置30Cの第4の経路314および搬送部10Aの第4の経路134によって、第1の実施の形態の第4の経路314と同様の機能が実現される。
搬送装置30Cは、その底部に、搬送路300Cの高さおよび/または向きを調整するための調整部材390を備える。これにより、作業者は、搬送路300Cの高さおよび/または向きを、搬送路100に適合するように調整することができる。当該調整は、手動で行なわれても良いし、自動で行われても良い。自動で行われる場合、搬送装置30Cは、当該調整部材390を駆動するためのモータ等のハードウェア資源をさらに備える。
[第5の実施の形態]
第5の実施の形態では、搬送路300等の搬送経路において、矢印D2で示される方向の一方側にサンプルラック2を搬送する経路(たとえば、図3の第1の経路311)と、矢印D2で示される方向の他方側にサンプルラック2を搬送する経路(たとえば、図3の第3の経路313)とが、矢印D1で示される方向にほぼ隙間が無いように、配置される。図11は、第5の実施の形態の尿検体分析システム1の搬送装置に形成される搬送路300Xの構成を示す図である。図11を参照して、尿検体分析システム1の第5の実施の形態における搬送路の構成の一例を説明する。
図11に示された搬送路300Xは、図3に示された搬送路300と比較すると、第2の経路312を備えていない。つまり、第1の経路311と第3の経路313とが直接連結されている。また、搬送路300Xは、第6の経路316を備えていない。つまり、第5の経路315と第7の経路317とが直接連結されている。
矢印D1で示される方向について、搬送路300Cの寸法は、搬送路300の寸法よりも短い。したがって、第5の実施の形態の尿検体分析システム1は、第1の実施の形態の尿検体分析システム1と比較して、矢印D1で示される方向について、よりコンパクト化を図ることができる。なお、第5の実施の形態で示された思想は、第2〜第4の実施の形態においても採用され得る。
今回開示された各実施の形態およびその変形例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本開示の各実施の形態では、第1の分析装置の一例として尿定性分析装置が採用され、また、第2の分析装置の一例として尿沈さ分析装置が採用された。ただし、これらの装置は、第1の分析装置および第2の分析装置の単なる一例である。本開示に示された技術的思想は、いかなる分析装置の組み合わせにも適用され得る。また、組み合わされる2つの分析装置は、必ずしも異なる種類の装置でなくても良い。本開示は、同種の2つの分析装置の組み合わせにも適用され得る。
典型的には、第1および第2の実施の形態において、前記第1の分析装置が尿定性分析装置であり、前記第2の分析装置が尿沈さ分析装置である。また、典型的には、第3および第4の実施の形態において、前記「分析装置」と「他の分析装置」との組合せが、尿定性分析装置と尿沈さ分析装置との組合せまたは尿沈さ分析装置と尿定性分析装置との組合せである。
また、本明細書の各実施の形態の尿沈さ分析装置は、例えば、以下の(1)および(2)に記載の手段を有する分析装置である。
(1)検体中の固形成分の形態を直接光学的に撮像する手段
(2)撮像された画像を処理して各種成分に識別する手段
このような尿沈さ分析装置として、特許第3924870号公報には尿中に含まれる血球類などの固形成分を、画像解析技術を用いて自動分析するための装置及び方法が開示されている。当該装置及び方法に用いる光学的撮像手段は、たとえば顕微鏡である。当該顕微鏡は、固形成分の標本像の焦点を自動で合わせる機能を持っていてもよい。また、当該装置及び方法は、少なくとも、検体容器中の被検液を攪拌する手段、攪拌した被検液を分注する手段、被検液と混合するための染色液を添加する手段、被検液と染色液の混合液をプレパラート等に分注する手段、または、プレパラート上の被検液を撮像するための撮像ステージのいずれかを用いてもよい。
1 尿検体分析システム、1A 分析ユニット、2 サンプルラック、4 容器、10 尿定性分析装置、20 尿沈さ分析装置、30,30A,30B,30C 搬送装置、40 制御装置、300,300A,300B,300C,300X 搬送路。

Claims (10)

  1. 他の分析機器に対して第1の方向に隣接して設置された分析装置であって、
    検体容器に収容された検体を採取するための採取手段と、
    前記他の分析機器との間で検体容器を搬送するための搬送装置を備え、
    前記搬送装置は、検体容器のための搬送経路を含み、
    前記搬送経路は、
    前記採取手段によるサンプリング位置に検体容器を搬送するために、前記第1の方向と交わる第2の方向の一方側に延びる第1の経路と、
    前記サンプリング位置から前記検体容器を搬出するために、前記第2の方向の他方側に延びる第2の経路と、
    前記他の分析機器に接続するための第3の経路とを備え、
    前記第1の経路と前記第2の経路との前記第1の方向についての間隔は、前記検体容器の前記第1の方向についての寸法より狭く設定されており、
    前記搬送装置は、前記第3の経路の前記他の分析機器との接続部分を、前記他の分析機器における検体容器の搬送経路に適合させるために調整するための調整手段をさらに含む、分析装置。
  2. 前記搬送経路は、サンプルラックに保持された検体容器が搬送されるように構成されており、
    前記検体容器の前記第1の方向についての寸法は、前記搬送経路上を搬送される前記サンプルラックの前記第1の方向についての寸法である、請求項に記載の分析装置。
  3. 前記分析装置は、尿定性分析装置および尿沈さ分析装置のいずれか一方であり、
    前記他の分析機器は、尿定性分析装置および尿沈さ分析装置のいずれか他方である、
    請求項1または請求項に記載の分析装置。
  4. 前記尿沈さ分析装置は、検体中の固形成分の形態を直接光学的に撮像するための手段と、撮像された画像を処理して各種成分に識別するための手段とを含む、請求項に記載の分析装置。
  5. 第1の分析装置と、
    前記第1の分析装置に対して第1の方向に隣接して設置された第2の分析装置と、
    前記第1の分析装置から前記第2の分析装置に、検体を収容する検体容器を搬送するための搬送装置とを備え、
    前記搬送装置は、検体容器のための搬送経路を含み、
    前記第1の分析装置および前記第2の分析装置の少なくとも一方は、検体容器から検体を採取するための採取手段を備え、
    前記搬送経路は、
    前記採取手段によるサンプリング位置に検体容器を搬送するために、前記第1の方向と交わる第2の方向の一方側に延びる第1の経路と、
    前記サンプリング位置から前記検体容器を搬出するために、前記第2の方向の他方側に延びる第2の経路とを備え、
    前記第1の経路と前記第2の経路との前記第1の方向についての間隔は、前記検体容器の前記第1の方向についての寸法より狭く設定されており、
    前記搬送経路は、
    前記第1の分析装置と前記第2の分析装置とを接続するための第3の経路と、
    前記第3の経路の前記第1の分析装置と前記第2の分析装置との接続部分を、前記第1の分析装置または前記第2の分析装置における検体容器の搬送経路に適合させるために調整するための調整手段をさらに含む、分析システム。
  6. 前記搬送経路は、サンプルラックに保持された検体容器が搬送されるように構成されており、
    前記検体容器の前記第1の方向についての寸法は、前記搬送経路上を搬送される前記サンプルラックの前記第1の方向についての寸法である、請求項に記載の分析システム。
  7. 前記第1の分析装置が尿定性分析装置であり、前記第2の分析装置が尿沈さ分析装置である、請求項または請求項に記載の分析システム。
  8. 前記尿沈さ分析装置は、検体中の固形成分の形態を直接光学的に撮像するための手段と、撮像された画像を処理して各種成分に識別するための手段とを含む、請求項に記載の分析システム。
  9. 第1の分析装置から、前記第1の分析装置に対して第1の方向に隣接して設置された第2の分析装置に、検体を収容する検体容器を搬送するための搬送ユニットであって、
    検体容器のための搬送経路を備え、
    前記搬送経路は、
    前記第1の分析装置または前記第2の分析装置の少なくとも一方のサンプリング位置に検体容器を搬送するために、前記第1の方向と交わる第2の方向の一方側に延びる第1の経路と、
    前記サンプリング位置から前記検体容器を搬出するために、前記第2の方向の他方側に延びる第2の経路とを含み
    前記第1の経路と前記第2の経路との前記第1の方向についての間隔は、前記検体容器の前記第1の方向についての寸法より狭く設定されており
    前記搬送経路は、
    前記第1の分析装置と前記第2の分析装置とを接続するための第3の経路と、
    前記第3の経路の前記第1の分析装置と前記第2の分析装置との接続部分を、前記第1の分析装置または前記第2の分析装置における検体容器の搬送経路に適合させるために調整するための調整手段をさらに含む、搬送ユニット。
  10. 前記搬送経路は、サンプルラックに保持された検体容器が搬送されるように構成されており、
    前記検体容器の前記第1の方向についての寸法は、前記搬送経路上を搬送される前記サンプルラックの前記第1の方向についての寸法である、請求項に記載の搬送ユニット。
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