JP6290982B2 - 夜間基礎投薬デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、注入システムの構成部品および要素に関し、より詳細には、別個のチューブセットおよびポンプデバイスの恒久的な装着を必要とすることなく、休息期間中の液状薬剤の基礎送達に使用することができる、注入システムに関する。
関連出願の相互参照
本出願は、米国特許法第119条(e)項の下、米国特許商標局に2011年2月9日付けで出願された米国特許仮出願第61/441,278号明細書、および2011年2月28日付けで出願された同第61/447,636号明細書の利益を主張し、前記両出願の開示は、その全体が参照により本明細書に組み込まれている。
糖尿病を患う多数の人々は、自身の血糖値の厳密な制御を維持するため、何らかの形態の毎日インスリン療法(daily insulin therapy)を使用する。現在、毎日インスリン療法には2つの主要なモードがある。第1のモードは、注射器およびインスリンペンを含む。これらのデバイスは、使用が簡単であり、コストが比較的低いが、注射の度に、通常、1日3回から4回の針刺しを要する。第2のモードは、注入ポンプ療法を含み、それにはインスリンポンプの使用を伴う。ポンプの初期コストは著しい場合があるが、ポンプを使用したことがある患者の圧倒的多数はポンプを使い続けることを好む。これは、注入ポンプが、注射器およびペンよりも複雑であるものの、インスリンの継続的な注入、正確な投薬、およびプログラム可能な送達スケジュールという利点を提供するためである。この結果、血糖の制御がより厳密になり、患者の健康が改善されることになる。
注入ポンプの使用には、通常、注入セット、ラインセット、拡張セット、またはポンプセットと呼ばれる、インスリンをポンプ内のリザーバからユーザの皮膚内へと運搬する使い捨ての構成部品を使用することを要する。注入セットは、通常、ポンプコネクタ、1本の管材料、および注入カニューレ(すなわち、注入針もしくは可撓性のカテーテル)がそこから延びるハブまたはベースから成る。ハブまたはベースは、使用の間、ベースを皮膚表面で保持する接着剤を有し、それは、手作業で、または手動もしくは自動挿入デバイスの助けを得て皮膚に塗布され得る。
しかし、睡眠中におけるかかるデバイスによるインスリンの送達に関連する課題がある。睡眠中、ヒトは動く傾向があり、かかる動きの結果、ラインセットが分離される、注入カニューレが外れる、またはラインセットが引っ張られるという事故が起こる可能性があり、それによって注入部位におけるトンネリング(tunneling)または漏れが起こる可能性がある。多くの構成部品がかかるデバイスのユーザに装着されるので、このことによってさらに、ユーザにとっての不快度が増して、不快感が最小限に抑えられるべき休息期間中のユーザの快適度が低減される。
それに加えて、夜間の睡眠中などの休息期間中、糖尿病患者は、日中などの活動時間中とは異なる状態に晒される。睡眠時間中、患者は摂食しないため、インスリン必要量(基礎用量)はほぼ一定であり、日中の食事時間または活動時間中におけるインスリン必要量(ボーラス用量)に比べて大幅に低減される。
したがって、ユーザにとって不快感の一因となる不要な構成部品を排除することによって、ユーザにとって高い快適度を維持したまま、休息時間中に基礎用量の薬剤を皮下または皮内の皮膚層に送達することができる、デバイスが必要とされている。
本発明の1つの目的は、休息時間中に使用されるとき、または長期間にわたって患者が注入ポンプから分離されているときは、チューブセットもしくはポンプに接続されない、比較的小型の基礎送達システムを提供することである。
本発明の別の目的は、隔壁が開いているときは流体の放出を可能にする隔壁を有する、加圧流体リザーバを提供することである。
本発明の別の目的は、流体リザーバに圧力を加える、バネ式デバイスまたは機械的要素を提供することである。
本発明の別の目的は、加圧流体リザーバを形成する、デバイスのカバーに装着される伸縮性または可撓性の膜を提供することである。
本発明の別の目的は、一体的な隔壁を開くように構成された、注入ハブコネクタまたはアダプタ上に固定されるフローカニューレを提供することである。
これらおよび他の目的は、実質的に、注入ベースに装着するように構成されたベースハブを提供することによって達成される。ベースハブは、カバー、カバー内の流体リザーバ、および流体リザーバに接続される隔壁を含む。隔壁は、注入ベースのフローカニューレによって開かれるように構成され、フローカニューレは、注入ベースの注入カニューレと流体連通している。隔壁は流体リザーバ上に位置付けられ、圧力作動デバイスは流体リザーバに圧力を加えるので、ベースハブの隔壁がフローカニューレによって開かれると、流体リザーバに蓄えられた液体が、流体リザーバからフローカニューレを介して注入ベースの注入カニューレ内へ、かつ注入カニューレ内へと放出される。ベースハブは、注入ポンプに接続されることなくユーザが基礎療法を受けられるようにすることによって、ユーザにとっての高い快適度を維持する。
本発明の例示的な実施形態の様々な目的、利点、および新規な特徴は、以下の詳細な説明を添付図面と併せ読むことによって、より容易に理解されるであろう。
例示的なラインセットが例示的な注入ベースに装着されている、例示的な注入セットの平面図である。 ラインセットが注入ベースから分離され除去された後の、図1のデバイスの平面図である。 図2の注入ベースに装着するために位置合わせされている、本発明の例示的なベースハブの平面図である。 図3の注入ベースに装着された図3のベースハブの平面図である。 図2の注入ベースに装着されて示される、図3のベースハブの平面図および側面図である。 図2の注入ベースに装着された図2のラインセットデバイスの断面図である。 本発明の一実施形態による図3の例示的なベースハブデバイスの断面図である。 図6Aのデバイスの隔壁を貫通するようにフローカニューレが位置合わせされている、図6Aの例示的なデバイスを受け入れるように適合された例示的な注入ベースの断面図である。 本発明の別の実施形態による別の例示的なベースハブデバイスの断面図である。 図7Aのベースハブデバイスの隔壁を貫通するようにフローカニューレが位置合わせされている、図7Aのベースハブデバイスを受け入れるように適合された別の例示的な注入ベースの断面図である。 本発明の別の実施形態による別の例示的なベースハブデバイスの断面図である。 図8Aのベースハブデバイスの隔壁を貫通するようにフローカニューレが位置合わせされている、図8Aのベースハブデバイスを受け入れるように適合された別の例示的な注入ベースの断面図である。 別の例示的な注入ベースの側面図である。 図9Aの注入ベースの断面図である。
以下に説明する本発明の例示的な実施形態は、ユーザが標準的なインスリンポンプまたは他のリザーバに接続されていない状態で、インスリンまたは他の薬剤を皮膚の皮下層または皮内層に基礎送達するための新規な手段を提供する。
本発明の例示的な一実施形態は、ラインセットまたは拡張セットが注入ベースから分離されているとき、注入ベースに一般的に装着されて、糖尿病患者に装着された注入ベースを汚染から保護する、無菌または衛生ハブにサイズおよび形状が類似しているベースハブを含む。
本発明のベースハブは、概して可撓性のリザーバを組み込んでおり、その可撓性のリザーバは、バネもしくは他の機械的要素またはデバイスによって予荷重が付加される。また、注入ベース内に位置するかまたはその上に設けられるフローカニューレと係合するように位置付けられた隔壁がリザーバ内に含まれ、それによって、ベースハブが注入ベースに装着され、フローカニューレが隔壁を穿孔すると、リザーバからのインスリンが注入部位に流れ込む。フローカニューレおよびバネは、糖尿病患者の体重、代謝、および他の要因を反映して、糖尿病患者の夜間基礎必要量に相当する、特定の流量を提供するようにサイズ決めされ構成される。リザーバのサイズは、ベースハブのサイズの範囲内で、カスタマイズされた使用のために変えることができる。
現在市販されている注入セット(図示せず)は、ラインセットまたは拡張セットが分離されている短期間の間、注入ベース上の接続部位を覆う衛生ハブ/保護ハブを含んでもよい。例えば、患者が泳いだりシャワーを浴びたりしようとしているとき、流体界面を汚染から保護するため、ラインセットは好ましくは注入ベースから分離され、保護または衛生ハブはラインセットの代わりに注入ベース上に位置する。
図1〜図4に示されるように、本発明の注入セット20およびベースハブ30はそれぞれ、従来の注入セットおよびその衛生ハブにサイズが類似している。しかし、従来の保護ハブとは異なり、本発明のベースハブ30は、別個のラインセットまたはポンプに接続されることなく、睡眠を含む非活動期間中は事前設定された基礎流量でインスリンを注入することができる、リザーバまたは加圧ブラダー(嚢;bladder)34も組み込んでいる。
睡眠に先立って、拡張セット20が注入ベース10から除去され、糖尿病患者に対してインスリンを分配した後、拡張セット20またはラインセットに類似したやり方で、本発明のベースハブ30は注入ベース10に装着する。対照的に、従来の注入セット(要素20に類似)では、糖尿病患者が眠っている間、患者が夜間基礎用量を受け取るように、チューブセット(要素24に類似)はそのポンプ(図示せず)に接続されたままである。しかし、患者が睡眠中に動くにつれて、ラインセットが引っ張られたり意図せず分離したりする恐れがあるので、ポンプおよびチューブのセットが存在することで、睡眠中に糖尿病患者に対して合併症が引き起こされる。
睡眠中は、糖尿病患者に対して、食事前のボーラス用量とは対照的に基礎用量のみが必要とされるので、ラインセットに類似したやり方で着脱可能な保護ハブまたは衛生ハブにサイズが類似した、小型のハブが設けられ、その小型のハブは、使用中にベースハブ30をチューブセットに接続し、次いでインスリンを収容するポンプに接続する必要なしに、睡眠中に所定の流量で放出される多量のインスリンを収容する、図6Aに示される、予荷重が付加された可撓性のリザーバまたはブラダー34を備えて構成される。外部のチューブセット、およびポンプなどの追加の構成部品が存在しないことで、糖尿病患者がある期間の間、睡眠または休息しているとき、従来の注入セットを上回る明白な利点が提供される。
図1は、(図2に示されるような)注入ベース10に装着されたラインセット20を示す。図5に示されるような注入カニューレ15が、セットベース10に装着される。注入カニューレ15は、使用の間糖尿病患者の皮膚に貫入し、最初の貫入は、当技術分野で知られているような別個の誘導針(図示せず)によって容易にされる。剛性の金属針が注入カニューレ15の代わりに使用されてもよく、その場合、別個の誘導針は不要である。その後、セットベース10に装着された接着パッド18が患者の皮膚に付着して、セットベース10および注入カニューレ15を患者の皮膚上で固定する。拡張セット20のハウジングまたはハブ22はチューブセット24に接続され、それが次に、インスリンまたは他の液状薬剤のリザーバを収容するポンプ(図示せず)に接続される。
図2は、注入ベース10からの拡張セット20の取外しを示す。セットベース10は、その上面にフローカニューレ16を含む。フローカニューレ16および注入カニューレ15は、図5Bおよび図6Bにより詳細に示される。
図3および図4は、拡張セット20を除去した後の、注入ベース10上における本発明のベースハブ30の装着を示す。ベースハブ30は、視覚的識別をより良好にするカラースポットまたは内部構成部品を見るための透明カバーなど、外部マーキング31を有してもよい。図5Aは、注入ベース10に対するベースハブ30の装着をさらに示す。
図5Bは、注入ベース10に装着されたラインセット20の断面図を示す。注入ベース10は、主要ベース部分12、主要ベース部分12を通って延びる注入カニューレ15、およびフローカニューレ16を有する注入ハブコネクタまたはアダプタ14を含む。図5Bに示されるように、フローカニューレ16およびアダプタ14は単一体として作ることができる。フローカニューレ16の開口部162から注入カニューレ15の遠位側開口部151まで、流体経路が形成される。接着パッド18は、主要ベース部分12の外表面に装着され、糖尿病患者の皮膚にも装着される。
ラインセット20は、注入ベース10のフローカニューレ16内にインスリンを供給するように機能する。図5Bに示されるように、ラインセット20は、ハウジングまたはハブ22、ハブポート26でハブ22に装着されるチューブセット24、および隔壁29を含む。チューブセット24は、チューブセット24内にインスリンを供給するポンプ(図示せず)に接続される。流体経路28はチューブセット24と隔壁29との間に存在する。ラインセット20が注入ベース10から取り外されたとき、隔壁29は閉じられる。隔壁29はハブ22上に位置付けられるので、図5Bに示されるように、ラインセット20が注入ベース10に装着されると、注入ベース10のフローカニューレ16が隔壁29を穿孔する。隔壁29がフローカニューレ16によって穿孔された後、インスリンは、ポンプ(図示せず)からチューブセット24に流れ込み、流路28を通り、フローカニューレ16にその開いた先端162を介して流れ込み、注入カニューレ15に流れ込んで、注入カニューレ15の遠位側開口部151を通してインスリンが患者の体内に送達される。これは、日中の食事時間(ボーラス用量を要する)または活動時間中など、糖尿病患者が活動的であって異なるインスリン量を要するときに、インスリンを送達する好ましい手法である。しかし、睡眠時間中は、患者が非活動的であり、いかなる食物も摂取しないので、求められるインスリン量(基礎用量)は、日中または活動時間中のインスリン必要量に比べて大幅に低減される。
図6Aに示されるベースハブ30は、糖尿病患者の睡眠時間の間、ラインセット20と置き換えることができる。ベースハブ30は、ラインセット20とは異なり、チューブセット24および外部ポンプなど、インスリンを受け入れ患者に移送するための外部デバイスに接続されない、内蔵ユニットである。
睡眠の前に、患者はラインセット20を注入ベース10から分離する。ラインセット20が注入ベース10から取り外されると、フローカニューレ16はラインセット20の隔壁29から引き抜かれ、隔壁29はフローカニューレ16によって穿孔された開口部を自動閉鎖して、病原体または異物がラインセット20の流体経路28に入るのを防ぐ。ラインセット20が注入ベース10から除去された後、注入ベース10はベースハブ30を受け入れることができる。
図6Aに示されるように、ベースハブ30は、ベースハブ30内の構造を保護するため、比較的剛性の外カバーまたはハウジング32を含む。ベースハブ30は、シールされた可撓性のリザーバまたはブラダー34を加圧する、予荷重を付加された圧縮バネ36を含む。バネ36は円筒状の支柱56を取り囲み、バネ36は、ハウジング32と支柱56の一部であるプレート58との間で圧縮される。バネ36は、プレート58を押圧し、プレート58と隔壁38およびハウジング32の下側部分39との間に位置付けられたブラダー34を加圧する。隔壁38はブラダー34と一体的に作ることができる。
ベースハブ30が注入ベース10に接続されると、図6Bに示されるように、アダプタ14のフローカニューレ16がベースハブ30の隔壁38を穿孔するが、その際、ブラダー36からのインスリンはフローカニューレ16にその開いた先端162を通って入り、注入カニューレ15の遠位側開口部151を通って出るので、バネ36のバネ力ならびにフローカニューレ16の内径および長さによって注入カニューレ15を通る基礎注入量が決まる。インスリンの注入量およびリザーバの容積の両方、ならびにフローカニューレの直径および長さは、患者の体重、代謝、および他の要因にしたがって、糖尿病患者の特定の要件に合わせて事前設定される。ベースハブ30は、異なるユーザに適合するインスリンの容量および流量の異なる組合せを用いて、様々な異なる構成でインスリンを予め充填することができる。ハウジング32のガイド要素322は、注入ベース10のアダプタ14がガイド要素322の間に位置付けられ、フローカニューレ16が隔壁38を貫通することができるように、ガイドとして作用する。
リザーバ34は、可撓性であってもよいが、シリンダおよびピストンの構成のように非可撓性であることもでき、その場合、バネ36または類似の機械的要素は、ベースハブ30が注入ベース10に装着されたときにフローカニューレ16によって開放または穿孔されている隔壁38を介してインスリンを放出するピストンとして、リザーバに対して作用する。
図6Bに示されるように、フローカニューレ16と注入カニューレ15との間は流体連通している。一旦フローカニューレ16がブラダー34と一体の隔壁38を穿孔すると、ベースハブ30を注入ベース10に装着する際に、リザーバ34からフローカニューレ16を通って注入カニューレ15に至る流路が作られるので、リザーバ内のインスリンが所望の基礎流量で患者に送達される。
図7Aは、本発明の別のベースハブの実施形態を示す。図7Aのベースハブ30’は、より少数の構成部品で図6Aのベースハブ30の意図される機能を提供し、概して、より基本的または堅牢な設計である。図7Aのベースハブ30’は、3つの基本構成部品、つまり実質的に剛性のカバー110、隔壁125を備えた可撓性および弾性の膜120、ならびに保持具または保持リング130を含むように単純化されている。隔壁125は、可撓性および弾性の膜120に成形することができる。図7Aに示されるように、流体リザーバ140は、カバー10と可撓性膜120との間に形成される。可撓性膜120は、カバー110のドーム型表面115の全面に伸張され、保持リング130によって適所で保持され、保持リング130は、図7Aに示されるように、可撓性膜120のビード122を捕捉して、流体リザーバ140を収容する。流体リザーバ140は圧力下でインスリンまたは他の薬剤を充填されるので、可撓性膜140は、図7Aに示されるように、カバーから離れる方向に伸張して、インスリンまたは他の薬剤を受け入れる。インスリンは、インスリンが流体リザーバ140を充填した後は閉じられるカバー110の開口部(図示せず)を通して、流体リザーバ140に充填することができる。図7Aに示されるように、バネ36または類似の機械的要素の代わりに、可撓性膜120の張力によって注入圧力が供給される。保持リング130は、接着剤、超音波溶接、または他の接合方法によって、カバー110に直接装着することができる。図7Aのベースハブ30’は、図6のベースハブ30を図6の注入ベース10上に装着するのと類似のやり方で、図7Bの注入ベース10’に装着することができる。ガイド要素は、ベースハブ30’を注入ベース10’に装着する際に、フローカニューレ16’が隔壁125を貫通し、それによって流体リザーバ140内のインスリンが開いた先端162’を介してフローカニューレ16’に流れ込み、注入カニューレ15に流れ込んで、インスリンを糖尿病患者に投与するように、要素を適切に位置合わせするため、ベースハブ30’および/または注入ベース10’上に設けることができる。流体リザーバ140からのインスリンの流量は、可撓性の膜140の張力、フローカニューレの開いた先端162’の直径、遠位側開口部151の直径、フローカニューレ16’および注入カニューレ15の長さなどを含む、いくつかの要因によって決定することができる。
図7Bの注入ベース10’は、図6Bの注入ベース10に類似しているが、カニューレ16’はアダプタ14’の一部ではない。カニューレ16’は、図7Bに示されるように、カニューレ16’をアダプタ14’上で位置付け定置する、フランジ付きベース163を含む。フローカニューレ16、16’、アダプタ14、14’、注入カニューレ15、および主要ベース部分12を含む注入ベース10、10’の1つもしくは複数の要素は、一体的に(例えば、射出成形によって)作るか、または別個に作って、組み立てて、注入ベース10、10’を形成することができる。
図7Aに示されるように、カバー110のドーム型表面115は、流体リザーバ140が空になっていくにつれて、カニューレ16’が流体リザーバ140から流体を引き出すことを可能にする窪み117を含む。ベースハブ30’を注入ベース10’に装着する際、フローカニューレ16’は窪み117の近くを貫通し、弾性膜120の張力が解放されるにつれて、弾性膜120がカバー10のドーム型表面115に向かって引き寄せられ、流体リザーバ140内の残りの量の流体が窪み117へと方向付けられて、フローカニューレ16’に引き込まれる。図8Aおよび図8Bの実施形態は、窪みの類似の使用を示す。
図8Aは、図7Aのベースハブ30’に類似している別の例示的なベースハブ30’’を示すが、ベースハブ30’’は、その隔壁125に窪み127を含む。図8Aは、フローカニューレ16’が最初に隔壁163を貫通するときの、注入ベース10’に装着されたベースハブ30’’を示す。これは流体リザーバ140’の初期状態である。その後、インスリンが流体リザーバ140’からフローカニューレ16’に流れ込み、注入カニューレ15を通って出るにつれて、流体リザーバ140’は徐々に空になる。
図8Bは、流体リザーバ140’が完全に空であり、残りのインスリンが弾性膜120の隔壁に形成された窪み127の中へと方向付けられているときの状態を示す。窪み127により、流体リザーバ140’内の流体のほとんどを糖尿病患者に投与することができる。
図9Aおよび図9Bは、誘導針をフローカニューレ16’’に挿入することなく、誘導針および注入カニューレ15を患者に挿入できるように、一般的に注入カニューレ15内へと延びる誘導針(図示せず)をより良好に受け入れるように設計された、別の例示的な注入セット10’’を示す。一般的に、誘導針は除去され、隔壁(図示せず)は注入ベース10’’にある誘導針の出口点を閉じる。しかし、図9Aおよび図9Bでは、フローカニューレ16’’が注入ベース10’’に含まれ、誘導針の部位から横方向に離れるように移動されている代替設計が示される。誘導針が注入ベース10’’から除去された後、フローカニューレ16’’の開いた先端162’’から注入カニューレ15の遠位側先端151までの流路が形成される。流路はアダプタ14’’を通って流れる。
ベースハブ30、30’、30’’は、ベースハブ30、30’、30’’が図9Aおよび図9Bの注入ベース10’’上に装着されるとき、フローカニューレ16’’によって開かれるように隔壁38、125を再位置付けすることによって、注入セット10’’とともに使用するように修正することができる。
本発明のベースハブ30、30’、30’’は、図5Bのラインセット20と併せて使用することが意図される。本発明のベースハブ30、30’、30’’は、市販のラインセットとともに使用するように修正するか、または適合させることができる。
ラインセット20およびポンプ(図示せず)は、ベースハブ30、30’、30’’の使用前に分離されるので、このことによって患者のインスリン注入データが失われる可能性がある。現在、インスリン注入ポンプは、概して、丸1日24時間の注入プロファイルを取得し、かかる記録を患者の医療介護提供者が解析するためにダウンロードすることができる。
ユーザが自身の合計夜間基礎必要量を入力または記録できるように、ポンプコントローラを修正することができるが、本発明の別の実施形態は、睡眠中に注入プロファイルを取得するのを可能にする。これには、ベースハブ30、30’、30’’が注入セットの一体部品であることを要する。この実施形態では、睡眠に備えて、患者は、ラインセット20のハブ22を注入ベース10から分離し、注入ポンプコントローラからのコマンドを実行して、デバイスのリザーバ34、140、140’に夜間基礎用量に必要な量のインスリンを充填し、ラインセット20を分離し、ベースハブ30、30’、30’’を注入ベース10、10’、10’’に接続する。このプロセスによって、ポンプコントローラに対するいかなる修正も要することなく、合計夜間インスリン用量は注入ポンプによるボーラス用量として記録される。
フローカニューレ16、16’、16’’が隔壁38、125から引き抜かれた後に隔壁38、125は自動閉鎖するので、リザーバ34、140、140’は、注入ベース10から分離されたときに、その液状内容物の流出を停止するように設計される。ベースハブ30、30’、30’’を注入ベース10、10’、10’’に再接続することによって、充填されたリザーバ34、140、140’に圧力が加えられる。
注入ベース10、10’、10’’およびベースハブ30、30’、30’’は、患者が約8時間の睡眠中に利用するのに十分な、加圧されたインスリンの容積を保持するように設計することができる。注入セット10、10’、10’’の圧力要素(例えば、圧縮バネ36)は、注入ベース10、10’、10’’の逆止め弁(図示せず)と組み合わせて、注入ポンプの圧力を使用して予荷重を付加するかまたは装荷することができる。この場合、ユーザは、インスリンのフローをハブ22内部へと向け直す二位置弁をずらして、夜間用のリザーバを充填できるようにする。一旦弁をずらすと、ユーザは、注入ポンプコントローラからのコマンドを実行して、可撓性リザーバ34、140、140’に夜間基礎送達の合計用量を充填しうる。次に、ユーザは、ラインセット20をハブ22から分離し、二位置弁を再びずらして、フローがフローカニューレ16、16’、16’’を通るように方向を戻す。
可撓性のリザーバまたはブラダー34、ブラダー34に対して力を掛けるように予荷重を付加された圧縮バネ36、ならびに特定の直径および長さのフローカニューレ16を使用することによって、インスリンまたは他の薬剤の所定の流量をベースハブ30から放出することができる。同様に、ベースハブ30’、30’’の場合、可撓性膜120に対する張力によって、流体リザーバ140、140’内の圧力の量を調節することができる。
フローカニューレ16、16’、16’’、ならびに注入カニューレ15は、ポリマーで形成された一個片の射出成形ユニットであることができ、または鋼もしくは他の金属材料で作ることができる。ベースハブ30、30’、30’’を注入ベース10、10’、10’’に接続する際、フローカニューレ16、16’、16’’の端部が、ベースハブ30、30’、30’’の隔壁38、125を貫通する。フローカニューレ16、16’、16’’は鋭いかまたは鈍くてもよい。しかし、それが鈍い場合、隔壁38、125は、かかる鈍いカニューレを受け入れるように予め分裂させるかまたは予め穿孔してある必要があることがある。睡眠から目覚める際、患者は、ベースハブ30、30’、30’’を注入ベース10、10’、10’’から除去し、図5Bに示されるように、ラインセット20を注入ベース10、10’、10’’に接続する。
糖尿病患者に対して基礎注入が提供されないと、注入セットが接続されていない毎分ごとに血糖値が平均で1mg/dl上昇する。睡眠中、例えば、注入ラインもしくはチューブセットが屈曲または狭窄する、あるいはラインセットが注入ベースから分離されるなど、多数の問題が生じることがあり、それらはすべて、患者の血糖値が時間に伴って増加して、場合によっては患者にとって深刻な害を及ぼす結果になることがある。したがって、休息期間中、または患者がインスリンポンプから長期間切り離されているときに、糖尿病患者が基礎注入を確実に受け取ることが必須である。本発明の開示される実施形態はこの必要性を満たす。
本発明のわずかな例示的実施形態についてのみ詳細に上述してきたが、当業者であれば、本発明の新規な教示および利点から事実上逸脱することなく、例示的実施形態の多くの修正形態が可能であることを容易に理解するであろう。したがって、かかる修正形態はすべて、添付の特許請求の範囲およびその等価物において定義されるような本発明の範囲内に含まれるものとする。

Claims (5)

  1. 薬剤を送達するための送達システムであって、
    注入カニューレをユーザに装着するための注入ベースと、
    前記注入ベースに装着し、及び、前記注入ベースから分離される拡張チューブであって、前記拡張チューブが前記注入ベースに装着されたときに、前記拡張チューブが液状薬剤をポンプから前記注入カニューレ内へと送達する、前記拡チューブと、
    前記拡張チューブが前記注入ベースから分離されたときベースハブが前記注入ベースに装着され、前記ベースハブが前記注入ベースに接続されたとき、前記液状薬剤を前記ベースハブの流体リザーバから前記注入カニューレ内へと送達する、前記ベースハブと
    を備えることを特徴とする送達システム。
  2. 前記ベースハブに、前記流体リザーバに圧力を加える圧力作動デバイスをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の送達システム。
  3. 前記注入ベースに装着されたフローカニューレをさらに備え、
    前記ベースハブが前記注入ベースに装着されると、前記フローカニューレは前記流体リザーバを開き、前記流体リザーバに保存された液体は、前記フローカニューレおよび前記注入カニューレを通って流れる
    ことを特徴とする請求項2に記載の送達システム。
  4. 前記拡張チューブは、前記拡張セットハブおよび前記ポンプに接続されて、液状薬剤を前記ポンプから前記拡張セットハブの前記注入カニューレ内へと送達することを特徴とする請求項1に記載の送達システム。
  5. 前記ベースハブは、睡眠期間または非活動期間の間、基礎用量のインスリンを送達するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の送達システム。
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