JP6290581B2 - 自動車用の空気案内装置 - Google Patents

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Description

本発明は、特許請求項1、8、10の前提部による自動車用の空気案内装置に関する。
上記空気案内装置は、(特許文献1)または(特許文献2)、および(特許文献3)または(特許文献4)から公知である。ここで、各空気案内装置は、車両の前部で車両の横方向に延在するスポイラーリップを含む。上記スポイラーリップはエラストマーからなり、空気式駆動装置により、格納された静止位置と展開した最大位置との間で移動可能である。これにより、自動車の出力値を最適化することを目的とする空気力学的効果が得られる。先行技術から公知の空気案内装置の空気式駆動装置は、チャンバを有する空気式アクチュエータを含む。このチャンバは、充填するか空気を排出して空にすることで、スポイラーリップを格納静止位置と展開最大位置との間で移動させることができる。スポイラーリップのエラストマーは、充填動作時に弾性変形して復元力を蓄積する。この復元力により、排出動作時に、スポイラーリップが静止位置に戻る方向に移動する。
米国特許出願公開第2003/0116996A1号明細書 独国特許第101 60 748B4号明細書 米国特許出願公開第2005/0017541A1号明細書 独国特許出願公開第103 25 653A1号明細書
先行技術から公知の空気案内装置の場合、スポイラーリップは、格納静止位置と展開最大位置との間を確実に移動することができるが、先行技術から公知の空気案内装置にはいくつかの欠点がある。例えば、先行技術から公知の空気案内装置は、格納静止位置と展開最大位置との間の中間位置へは限定された範囲でしか移動することができない。
さらに、スポイラーリップが展開した状態において、空気案内装置の全体的な美的印象に悪影響を及ぼすへこみが当該スポイラーリップにできることがある。さらに、先行技術から公知の空気案内装置の場合、当該空気案内装置が動作中に損傷する危険性がある。さらに、スポイラーリップを格納静止位置に確実に固定することはこれまで困難であった。
上記に基づき、本発明の目的は、新規の自動車用空気案内装置を提供することである。
上記目的は、特許請求項1で請求される空気案内装置により、本発明の第1の態様に従って達成される。本発明の第1の態様によれば、空気式アクチュエータが、車両の横方向に複数の領域に分割される。上記空気式アクチュエータは、空気を充填可能な複数のチャンバを各領域に有する。上記チャンバは、各領域で個別に空気を充填することも空気を排出して空にすることもできる。
本発明の第1の態様によれば、空気式アクチュエータは、車両の横方向に複数の領域に分割される。各領域では、アクチュエータのチャンバは、各領域で個別に空気を充填することおよび空気を排出して空にすることができる。これにより、格納静止位置と展開最大位置との間の様々な中間位置へ特定的に移動させることが可能になる。例えば、外側領域においてのみ、空気式アクチュエータのチャンバに空気を充填するが、中央領域またはそれぞれの中央領域においては、空気式アクチュエータのチャンバに圧縮空気を充填しないということが可能である。このようにして、特に有利な方式で、格納静止位置と展開最大位置との間の中間位置に近づけることができる。
本発明の第1の態様の有利な発展形態によれば、空気式アクチュエータの領域は、当該アクチュエータが、スポイラーリップの全幅にわたって連続的に延在するように互いに密接する。空気式アクチュエータが、スポイラーリップの全幅にわたって連続的に延在する場合、第1に、展開したスポイラーリップ全体の視覚的印象を有利なものとすることができ、第2に、スポイラーリップの格納動作および展開動作を改善することができる。
空気式アクチュエータは、車両の横方向に少なくとも2つ、とりわけ、少なくとも3つの領域に分割され、それぞれの領域が少なくとも3つ、とりわけ、それぞれが少なくとも4つのチャンバを有すると好ましい。空気式アクチュエータを、それぞれ5つのチャンバを有する3つの領域に細分するのが特に好ましい。
本発明の第1の態様の有利な発展形態によれば、スポイラーリップは、スポイラーリップの自由端と反対の側にある一端でアダプタ装置に固定される。各領域の近傍領域で、空気式アクチュエータの第1の外側チャンバがアダプタ装置に連結され、空気式アクチュエータの第2の外側チャンバが、スポイラーリップの自由端に連結される。外側チャンバ間に配置された内側チャンバは、それぞれの隣接する外側および/または内側チャンバにのみ支持される。上記のように、空気式アクチュエータの対応する領域にある、空気式アクチュエータのチャンバをスポイラーリップおよびアダプタ装置に連結することで、空気案内装置の展開位置において、確実に、スポイラーリップ全体の視覚的印象が特に有利なものとなる。アクチュエータの第2の外側チャンバに加えて、当該アクチュエータのさらなるチャンバが、展開した状態でスポイラーリップに支持されるようになり、かつそれにより、展開した状態において、目に見える側で上記スポイラーリップがへこむといった恐れは全くなくなる。
本発明の第2の態様によれば、上記の目的は、特許請求項8で請求される空気案内装置によって達成される。本発明の第2の態様によれば、空気式アクチュエータは空気を充填可能なチャンバを有する。上記チャンバは、内側気密層および外側保護層からできている。空気式アクチュエータおよび当該空気式アクチュエータのチャンバが、内側気密層および外側保護層からできている場合、動作中に当該チャンバが損傷する危険性は全くない。外側保護層は、自動車の行程中に、スポイラーリップが展開した状態で、空気式アクチュエータのチャンバを、動作により生じる損傷から保護する。
本発明のさらなる態様によれば、上記の目的は、特許請求項10で請求される空気案内装置によって達成される。本発明のさらなる態様によれば、スポイラーリップと、スポイラーリップの自由端と反対の側にある一端でスポイラーリップが作用を及ぼすアダプタ装置とには、磁気的に作用する保持要素が配置される。スポイラーリップは、格納静止位置において、この保持要素を用いてアダプタ装置に保持される。磁気的に作用する保持要素はプラスチックで覆われる。スポイラーリップは、格納静止位置で、マグネットにより、アダプタ装置に安全かつ確実に保持することができる。マグネットを覆うことは、動作中にマグネットが損傷を受ける危険性が全くなくなることを意味する。
本発明の好ましい発展形態は、従属請求項および下記の説明から明らかになる。本発明の例示的な実施形態は、図面を参照してより詳細に説明されるが、当該実施形態に限定されることはない。
本発明による空気案内装置を有する自動車の前部領域の斜視図を示す。 空気案内装置が第1の状態にある、図1の本発明による空気案内装置近傍領域での図1の断面図を示す。 空気案内装置が第2の状態にある、図2の断面図を示す。 本発明による空気案内装置の上面図を示す。 本発明による空気案内装置のアダプタ装置の斜視図を示す。 アダプタ装置に配置されたマグネットの斜視図を示す。 図6のマグネットの断面図を示す。 本発明による空気案内装置のスポイラーリップの詳細図を示す。
図1は、自動車の前方部分2を示す。前方部分2は、横ウイング4、間に配置されたボンネット6または間に配置されたトランクリッド、ならびにボンネット6およびウイング4の前方に取り付けられた前部8を含む。前部8は、自動車の前方部分2の前端を形成している。
本図ではスポイラーリップ12だけを見ることができる本発明による空気案内装置10は、ここでは前部8の下に配置されている。
本図において、スポイラーリップ12は格納静止位置にある。スポイラーリップ12は、実質的に車両の横方向FQに延び、前部8の側部長手部分18の下側の自由端14、16で終端している。
図2および図3は、本発明による空気案内装置10の近傍領域での図1の自動車の前方部分2の断面を示す。図2および図3の断面は、自動車の長手方向に延びている。図2は、格納された、水平方向の静止位置にある状態の空気案内装置10を示す。図3は、展開した、垂直状態の空気案内装置10を示す。
本発明による空気案内装置10のスポイラーリップ12は、エラストマーから製造されるのが好ましく、図示した静止位置から展開位置へのスポイラーリップの移動時に、車両の横方向FQに長さが変化することがある。
スポイラーリップ12の自由端20に隣接して、スポイラーリップ12はチャネル22を有する。上記チャネル22は、車両の横方向FQに延びており、当該チャネル22には、曲げ弾性を有するロッド部材24が挿入されている。上記曲げ弾性を有するロッド部材24は、案内装置26内を案内されて移動することができる。上記案内装置26は、スポイラーリップの全長にわたって延びる、長手方向に弾性のウエザーストリップからなるのが好ましい。
上記曲げ弾性を有するロッド部材24は、最小限の静止摩擦および滑り摩擦で案内装置26内を案内され得るように、PTFE、ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)で被覆されたPTFE、または異なるプラスチックから製造されるのが好ましい。
格納静止位置と展開位置との間でスポイラーリップ12を移動させるために、空気案内装置10は、空気式駆動装置28を有する。上記空気式駆動装置28は、空気を充填することも空気を排出して空にすることもできる空気式アクチュエータ30を有する。
空気案内装置10はアダプタ装置32を有する。スポイラーリップ12は、自由端20と反対の側にある、加硫処理された端部34でアダプタ装置32に取り付けられている。
スポイラーリップ12の上記加硫処理された端部34およびアダプタ装置32は、クリップ固着によって連結されるのが好ましい。
アダプタ装置32に加えて、空気案内装置10は固定装置36をさらに含む。第1に、アダプタ装置32および固定装置36は互いに連結される。第2に、空気案内装置10は、アダプタ装置32および固定装置36を介して、自動車の前部8のフロントパネル38に連結可能である。
本明細書に示す本発明の第1の態様によれば、空気式駆動装置28の空気式アクチュエータ30は、車両の横方向FQに複数の領域40、42、44に分割される。図4に示す例示的な実施形態では、空気式アクチュエータ30は、3つの領域、すなわち、2つの外側領域40、42と中央領域44とに分割されている。
本明細書に示す本発明の第1の態様によれば、空気式アクチュエータ30は、当該アクチュエータの各領域40、42、44に複数の空気充填可能チャンバ46、48、50を有する。図示した例示的な実施形態では、アクチュエータ30は、各領域40、42、44に5つのチャンバ、すなわち、各領域にそれぞれ2つの外側チャンバ46、48および3つの中央チャンバ50を有する。
空気式アクチュエータ30が3つの領域40、42、44に分割され、3つの領域40、42、44にそれぞれ5つのチャンバ46、48、50を有する本発明の構成は好ましいものであるが、アクチュエータ30を2つだけの領域に細分することも、または4つ以上の領域に細分することもできる。空気式アクチュエータ30が、各領域40、42、44に3つ、4つ、または6つ以上のチャンバを有することも同様に可能である。
さらに、各領域40、42、44で異なる数量のチャンバを使用することもできる。
各領域40、42、44のチャンバ46、48、50は、他の領域40、42、44のチャンバ46、48、50とは無関係に、すなわち、各領域で個別に、空気を充填することも空気を排出して空にすることもできる。このために、各領域40、42、44には、それぞれの領域40、42、44の空気式アクチュエータ30の対応するチャンバ46、48、50に、領域毎に充填または空にするための個別の空気接続器52が配置されている。
図3から最もよく分かるように、空気式アクチュエータ30の第1の外側チャンバ48は、アダプタ装置32に連結され、空気式アクチュエータ30の第2の外側チャンバ46は、ロッド部材24または案内装置26が延びる部分に隣接する、スポイラーリップ12の自由端20の近傍領域で、スポイラーリップ12に連結されている。
ここで、上記2つの外側チャンバ46、48間に配置された内側チャンバ50は、それぞれ隣接するチャンバのみに、すなわち、隣接する外側チャンバ46、48および/またはそれぞれ隣接する内側チャンバ50に支持されている。
スポイラーリップ12の展開位置において、チャンバ50のいずれかが、自由端20と、スポイラーリップをアダプタ装置32に固定するための反対側の端部34との間の領域でスポイラーリップ12に支持されることは決してない。このため、スポイラーリップ12にへこみが付かない。
空気式アクチュエータ30は、スポイラーリップ12の全幅にわたって、車両の横方向FQに連続的に延在するのが好ましい。これにより、確実に、スポイラーリップ12が最良な方式で動作位置に展開し、かつ、スポイラーリップ12が最良な方式で静止位置に格納される。空気式アクチュエータ30を上記のように密接および連続した方式で延在させることにより、汚れが上記アクチュエータのチャンバ間に定着するのを防止することができる。これにより、スポイラーリップを確実に、十分に展開かつ格納することができるようになる。
本明細書に示す本発明の第1の態様によれば、上記を受けて、空気式駆動装置28の空気式アクチュエータ30を車両の横方向FQに複数の領域、好ましくは3つの領域40、42、44に細分するようになっている。この場合、空気式アクチュエータ30は、各領域40、42、44に、空気を充填可能な複数の、好ましくは5つのチャンバ46、48、50を有する。空気式アクチュエータ30のチャンバ46、48、50は、各領域40、42、44において、各領域で個別に空気を充填することも空気を排出して空にすることもでき、各領域40、42、44では、単一のチャンバ46がスポイラーリップ12に連結されている。上記チャンバ46に連結されたチャンバ50、48は、特に、上記チャンバに圧縮空気を領域毎に充填する場合も、当該チャンバから圧縮空気を領域毎に空気を排出して空にする場合も、スポイラーリップ12に支持されるようにはならない。
空気式アクチュエータ30の個々のチャンバ46、48、50は、マットレスの形態で形成される。
本明細書に示す本発明の第1の態様のさらなる利点は、チャンバ46、48、50の体積、ひいては、空気式アクチュエータ30の体積を最小化することができることである。その結果、スポイラーリップ12を展開するのに比較的少ない圧縮空気しか必要とされず、したがって、圧縮空気を供給するために比較的小型のコンプレッサを使用することができる。
本発明の第2の態様によれば、空気式アクチュエータ30のチャンバ46、48、50はそれぞれ、内側気密層および外側保護層で構成されるのが好ましい。内側気密層は、熱可塑性エラストマーからなる層であるのが好ましく、外側保護層は、ナイロン布からなる層である。ナイロン布からなる外側保護層により、空気式アクチュエータ30、具体的には空気式アクチュエータ30のチャンバは、自動車の行程中に、展開位置において損傷を受けることがあり得ないようになる。
個々のチャンバ46、48、50は、各領域40、42、44内で、好ましくは溶着によって相互連結される。個々の領域40、42、44のチャンバも、好ましくは溶着作業によって、同様に相互連結される。それにより、車両の横方向に全幅にわたって延在する空気式アクチュエータ30が形成される。
スポイラーリップを格納位置(図2を参照のこと)に保持および固定するために、本発明の第3の態様によれば、スポイラーリップ12およびアダプタ装置32にはともに、磁気的に作用する保持要素54、56が配置されている。
磁気的に作用する保持要素54、56は、反対の磁極のマグネット対、またはマグネットおよび鋼板で構成された対であるのが好ましい。
磁気的に作用する保持要素54、56は、動作中に当該保持要素を損傷から保護し、腐食から保護するために、いずれもプラスチックで覆われる。
図6および図7は、アダプタ装置32に配置された、磁気的に作用する保持要素54の様々な図を示す。上記保持要素は、プラスチックカバー60で覆われたマグネット58を含む。この場合、プラスチックカバー60は、突出部62および溝64を形成する。磁気的に作用する保持要素54は、上記突出部62および溝64により、アダプタ装置32の対応する凹部66に挿入することができ、アダプタ装置32に個別に連結することができる。
図7によれば、マグネット58のプラスチックカバー60の少なくとも1つの突出部62は、当該プラスチックカバー60をアダプタ装置32の凹部66に挿入するための導入補助具として機能する傾斜部68を有する。
スポイラーリップ12に配置された、磁気的に作用する保持要素56は、共通プラスチックカバー72によって覆われる。共通プラスチックカバー72はまた、カバーをされた、磁気的に作用する保持要素56間に、好ましくは帯状体70の形態で延在する。上記帯状体70は、スポイラーリップ12に一体として取り付けることができる。
帯状体70は、空気式アクチュエータ30をスポイラーリップ12に固定するために使用されるのが好ましい。
磁気式保持要素は、ポリウレタンと共にインサート成型されるのが好ましい。この場合、それぞれのカバー72またはカバー60は、車道の起伏のある路面を走行する場合に、衝撃または擦り傷をつける圧力に対して確実に有効な機械的保護を行うために、比較的軟質であるのが好ましい。
2 前方部分
4 ウイング
6 ボンネット
8 前部
10 空気案内装置
12 スポイラーリップ
14、16、20 自由端
18 側部長手部分
22 チャネル
24 ロッド部材
26 案内装置
28 空気式駆動装置
30 空気式アクチュエータ
32 アダプタ装置
34 端部
36 固定装置
38 フロントパネル
40、42、44 領域
46 第2の外側チャンバ
48 第1の外側チャンバ
50 内側チャンバ
52 空気接続器
54、56 保持要素
58 マグネット
60 プラスチックカバー
62 突出部
64 溝
66 凹部
68 傾斜部
70 帯状体
72 共通プラスチックカバー
FQ 横方向

Claims (12)

  1. 車両の横方向(FQ)に延在するスポイラーリップ(12)と、前記スポイラーリップ(12)用の空気式駆動装置(28)とを有する自動車用の空気案内装置(10)であって、前記スポイラーリップ(12)は、前記空気式駆動装置(28)を用いて、格納静止位置と展開位置との間を移動可能であり、前記空気式駆動装置(28)は、空気を充填することも空気を排出して空にすることもできる空気式アクチュエータ(30)を有する、空気案内装置(10)において、前記空気式アクチュエータ(30)が、前記車両の前記横方向(FQ)に複数の領域(40、42、44)に分割されることと、前記空気式アクチュエータ(30)が、各前記領域(40、42、44)内に、空気を充填可能な複数のチャンバ(46、48、50)を有し、前記チャンバ(46、48、50)は、各領域で独立した方式で、空気を充填することも空気を排出して空にすることもできることとを特徴とする、空気案内装置。
  2. 前記空気式アクチュエータ(30)の前記領域(40、42、44)は、前記アクチュエータが、前記スポイラーリップ(12)の全幅にわたって連続的に延在するように互いに密接することを特徴とする、請求項1に記載の空気案内装置。
  3. 前記空気式アクチュエータ(30)は、前記車両の前記横方向(FQ)に、それぞれが少なくとも3つのチャンバ(46、48、50)を有する少なくとも2つの領域(40、42、44)に分割されることを特徴とする、請求項1または2に記載の空気案内装置。
  4. 前記空気式アクチュエータ(30)は、前記車両の前記横方向(FQ)に、それぞれが少なくとも4つのチャンバ(46、48、50)を有する少なくとも3つの領域(40、42、44)に分割されることを特徴とする、請求項1または2に記載の空気案内装置。
  5. 前記空気式アクチュエータ(30)は、前記車両の前記横方向(FQ)に、それぞれが5つのチャンバ(46、48、50)を有する3つの領域(40、42、44)に分割されることを特徴とする、請求項3または4に記載の空気案内装置。
  6. 前記スポイラーリップ(12)は、スポイラーリップ(12)の自由端(20)と反対の側にある端部(34)でアダプタ装置(32)に固定され、各領域(40、42、44)の近傍領域で、前記空気式アクチュエータ(30)の第1の外側チャンバ(48)が前記アダプタ装置(32)に連結され、前記空気式アクチュエータ(30)の第2の外側チャンバ(46)が、前記スポイラーリップ(12)の前記自由端(20)の近傍領域で連結されることと、前記外側チャンバ(46、48)間に配置された内側チャンバ(50)が、それぞれ隣接する外側および/または内側チャンバにのみ支持されることとを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の空気案内装置。
  7. 車両の横方向(FQ)に延在するスポイラーリップ(12)と、前記スポイラーリップ(12)用の空気式駆動装置(28)とを有する自動車用の空気案内装置(10)であって、前記スポイラーリップ(12)は、前記空気式駆動装置(28)を用いて、格納静止位置と展開位置との間を移動可能であり、前記空気式駆動装置(28)は、空気を充填することも空気を排出して空にすることもできる空気式アクチュエータ(30)を有する、空気案内装置(10)において、前記空気式アクチュエータ(30)の、空気を充填可能なチャンバ(46、48、50)が、内側気密層および外側保護層からできていることを特徴とする、空気案内装置。
  8. 前記気密層は、熱可塑性エラストマーから製造され、前記保護層は、ナイロン布から製造されることを特徴とする、請求項7に記載の空気案内装置。
  9. 車両の横方向(FQ)に延在するスポイラーリップ(12)と、前記スポイラーリップ(12)用の空気式駆動装置(28)とを有する自動車用の空気案内装置(10)であって、前記スポイラーリップ(12)は、前記空気式駆動装置(28)を用いて、格納静止位置と展開位置との間を移動可能であり、前記空気式駆動装置(28)は、空気を充填することも空気を排出して空にすることもできる空気式アクチュエータ(30)を有する、空気案内装置(10)において、前記スポイラーリップ(12)と、前記スポイラーリップの自由端(20)と反対の側にある一端(34)で前記スポイラーリップ(12)が作用を及ぼすアダプタ装置(32)とには、磁気的に作用する保持要素(54、56)が配置され、前記スポイラーリップ(12)は、前記格納静止位置において、前記保持要素(54、56)を用いて前記アダプタ装置(32)に保持され、前記磁気的に作用する保持要素(54、56)はプラスチックで覆われることを特徴とする、空気案内装置。
  10. 前記アダプタ装置(32)に配置された前記磁気的に作用する保持要素(54)は、プラスチックカバー(60)が突出部(62)および溝(64)を形成するような方式でプラスチックによって覆われ、前記保持要素は、前記突出部(62)および前記溝(64)によって前記アダプタ装置(32)の凹部(66)に挿入することができ、前記アダプタ装置(32)に個別に固定することができることを特徴とする、請求項9に記載の空気案内装置。
  11. 前記磁気的に作用する保持要素(56)は、前記保持要素が前記スポイラーリップ(12)に、帯状体(70)の形態で取り付け可能であるような方式で、プラスチックによって覆われることを特徴とする、請求項9または10に記載の空気案内装置。
  12. 請求項7および8のいずれか、または請求項9および10のいずれかで特定される事項をさらに備える、請求項1〜6のいずれか一項に記載の空気案内装置。
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