JP6287786B2 - 燃料タンク - Google Patents

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本発明は、燃料タンクに関する。
ロアタンクの底面に略角柱状のタンクリブを形成すると共に、アッパタンクのうち、タンクリブと対向する位置にタンクリブの全周でオーバーラップするこぼれ防止壁を設け、タンクリブとこぼれ防止壁とでサブタンクが構成された燃料タンクがある(たとえば特許文献1参照)。
さらに、上記特許文献1において、タンクリブの開口端部側に破断開始部を構成すると共に、タンクリブの破断開始部と対向する表面に破断ガイド部を形成した構造が開示されている。そして、ロアタンクにアッパタンク方向の外力が作用すると、タンクリブの開口端部側が破断ガイド部に当接して強制的に開かれ、タンクリブの破断が生じるようになっている。これにより、燃料タンクに過大な外力が作用し燃料タンクが変形した場合にも、タンクリブがアッパタンクとロアタンクの変形に干渉することが防止される。
特開2004−90700号公報
ところで、燃料タンク本体の変形を抑制する部材(抑制部材)を、燃料タンク本体内のサブタンクと結合した構造では、抑制部材に荷重が入力されて抑制部材が変位すると、サブタンクも変位してしまうおそれがある。
本願は、燃料タンク本体内のサブタンクと燃料タンク本体の変形を抑制する抑制部材とを結合した構造において、抑制部材の変位時にサブタンクの変位を抑制することを課題とする。
第一の態様では、燃料を収容する燃料タンク本体と、前記燃料タンク本体の内部に備えられ前記燃料を貯留するサブタンクと、前記燃料タンク本体の内部に備えられ前記燃料タンク本体の壁部に接触して前記燃料タンク本体のタンク変形を抑制する抑制部材と、前記サブタンクと前記抑制部材とを結合し、前記サブタンクと前記抑制部材との相対変位を変形により許容する結合部材と、を有する。
この燃料タンクでは、燃料タンク本体の内部に備えられたサブタンクにより燃料を貯留することができる。また、燃料タンク本体のタンク変形時には抑制部材が燃料タンク本体の壁部に接触するので、タンク変形を抑制できる。
サブタンクと抑制部材とは結合部材で結合されているので、結合されていない(別体である)構造と比較して、燃料タンク本体への組み付けが容易である。
結合部材には変形許容部が設けられている。変形許容部は、サブタンクと抑制部材との相対変位を変形(以下「結合部材変形」という)により許容する。
したがって、抑制部材が燃料タンク本体に対し変位した場合でも、サブタンクの燃料タンク本体に対する変位を抑制できる。
第二の態様では、第一の態様において、前記サブタンクと前記抑制部材とが、前記結合部材を介して一体成形されている。
このように、サブタンクと抑制部材とが結合部材を介して一体成形されることで、部品点数の増加を抑制できる。
第三の態様では、第二の態様において、前記サブタンク、前記抑制部材及び前記結合部材が樹脂製である。
サブタンク、抑制部材及び結合部材が樹脂製であるので、たとえば金属製の構成と比較して、サブタンク、抑制部材及び結合部材の軽量化を図ることが可能である。
第四の態様では、第一〜第三のいずれか一つの態様において、前記結合部材が、前記サブタンクとの第一境界部分と前記抑制部材との第二境界部分を結ぶ線分に対し余長となる余長部を有する。
結合部材は、余長部が延びる(余長を解消する)ように変形することで、サブタンクと抑制部材の離間を確実に許容できる。たとえば、抑制部材に、サブタンクから離間する方向の力が作用した場合は、余長部が延びて、抑制部材のサブタンクからの離間が許容される。
第五の態様では、第一〜第四のいずれか一つの態様において、前記結合部材が、垂直方向の断面でU字状又は逆U字状に形成されている部分を含む。
結合部材は、U字状又は逆U字状に形成されている部分を含むので、U字又は逆U字の両側の板状部分がずれるように変形することで、サブタンクと抑制部材との接近を確実に許容できる。たとえば、抑制部材とサブタンクとの上下方向の相対移動を効果的に吸収できる。
なお、U字状又は逆U字状に形成されている部分は、結合部材単独で構成されていてもよいし、結合部材とサブタンクとで形成されていたり、結合部材と抑制部材とで形成されていたりしてもよい。
第六の態様では、第一〜第五のいずれか一つの態様において、前記サブタンクが前記燃料タンク本体の下壁に取り付けられ、前記抑制部材が、前記燃料タンク本体の上壁と前記下壁とに接触して前記タンク変形を抑制する。
サブタンクは、燃料タンク本体の下壁に取り付けられている。すなわち、サブタンクは燃料タンク本体内で下方に位置しているので、たとえば、サブタンクが下壁に取り付けられていない構成と比較して、燃料タンク本体内の燃料のうち、サブタンクに貯留できる燃料量が多い。
燃料タンク本体の上壁と下壁とが接近した場合には、抑制部材が上壁と下壁とに接触することで、上壁と下壁との接近を確実に抑制できる。そして、接触部材が上壁と下壁とに接触して変位した場合でも、サブタンクの燃料タンク本体に対する変位を抑制できる。
本願は上記構成としたので、燃料タンク本体内のサブタンクと燃料タンク本体の変形を抑制する抑制部材とを結合した構造において、抑制部材の変位時にサブタンクの変位を抑制できる。
図1は第一実施形態の燃料タンクをタンク変形していない状態で示す縦断面図である。 図2は第一実施形態の燃料タンクの内部構造をサブタンク及びリインフォースメントの近傍で拡大して示す平面図である。 図3は第一実施形態の燃料タンクの内部に配置されるサブタンク及びリインフォースメントを示す斜視図である。 図4は第一実施形態の燃料タンクの図1におけるA部を部分的に拡大して示す断面図である。 図5は第一実施形態の燃料タンクをタンク変形している状態で図2と同様の断面で示す断面図である。 図6は変形例の燃料タンクを図4と同位置で部分的に拡大して示す断面図である。
本発明の第一実施形態の燃料タンク22について、図面を参照して説明する。
図2に示すように、第一実施形態の燃料タンク22は、樹脂製の燃料タンク本体24を有している。燃料タンク本体24は中空状に形成されており、その内部に燃料を収容可能である。
燃料タンク本体24は、上壁24U及び下壁24Lを有する。上壁24U及び下壁24Lは互いに対向している。
燃料タンク本体24内には、サブタンク28及びリインフォースメント30が配置されている。
図2及び図3に詳細に示すように、サブタンク28は、下壁28L、奥壁28B及び一対の側壁28S、を有している。このサブタンク28では、図3における手前側の面は開放されているが、この手前側の面の位置には、燃料タンク本体24の側壁の一つ(図示省略)が位置している。すなわち、サブタンク28と、燃料タンク本体24の図示しない側壁とによって、燃料を貯留可能な構造である。なお、燃料を貯留可能であればサブタンクの構造は上記に限定されない。たとえば、4つの側壁によって略四角筒状に形成された構造や、円筒状に形成された構造でもよい。
サブタンク28内には、燃料ポンプ(図示省略)が配置されている。そして、サブタンク28内に貯留された燃料を、燃料ポンプの駆動により、燃料タンク22の外部の装置(エンジン等)に送出できる。特に、サブタンク28内に燃料を貯留しているので、たとえば車両旋回時等に、燃料タンク本体24内で燃料が偏在した場合でも、サブタンク28内に燃料を保持でき、燃料ポンプの駆動時に気体を吸引すること(いわゆる燃料切れ)を抑制できる。
リインフォースメント30は、燃料タンク本体24の下壁24L側から上壁24U側に向かう筒部32を有している。筒部32の下部からは、1つ又は複数(図2に示す例では3つ)対向板34が横方向に延出されている。対向板34は、燃料タンク本体24の下壁24Lと対向しており、対向板34と下壁24Lの間に、所定の間隙C1が生じている。
筒部32の上端面32Tは、燃料タンク本体24の上壁24Uと対向しており、上端面32Tと上壁24Uの間に所定の間隙C2が生じている。
たとえば、燃料タンク本体24内が外部(大気圧)よりも低圧(負圧)になった場合等に、図5に実線で示すように、燃料タンク本体24の上壁24Uと下壁24Lとが相対的に接近するように変形することがある。そして、上壁24Uが筒部32の上端面32Tに接触し、下壁24L(突部24D)が対向板34に接触する。これにより、燃料タンク本体24の変形(タンク変形)が所定の範囲となるよう抑制される。
サブタンク28及びリインフォースメント30は樹脂製であり、同じく樹脂製の結合部材36によって結合されている。すなわち、サブタンク28、リインフォースメント30及び結合部材36は、樹脂により一体成形された一つの部品として扱うことが可能である。
結合部材36は、図4にも詳細に示すように、筒部32の下部と、サブタンク28の下部との間で連続する部材である。本実施形態では、結合部材36は、垂直方向の断面で見て(横方向から見て)、中間部分が上方に向けて湾曲する逆U字の部分を含む板状の部材である。
ここで、結合部材36とサブタンク28との境界部分を第一境界部分38Aとする。また、結合部材36と筒部32(リインフォースメント30)との境界部分を第二境界部分38Bとする。
そして、第一境界部分38Aと第二境界部分38Bとを結ぶ線分LS−1を想定する。結合部材36は、上記したように、逆U字状に形成されている部分を含むので、この線分LS−1に対し、上側に湾曲する上湾曲部40を有している。より具体的には、上湾曲部40は、平行な一対の板状部分40P、40Qと、板状部分40Pを上部で連結する半円筒部分40Cを有している。
結合部材36は、このような形状の上湾曲部40を有することで、第一境界部分38Aと第二境界部分38Bとを直線的に繋ぐ形状(線分LS−1の長さ)よりも長くなっている。すなわち、結合部材36には、上湾曲部40によって余長が生じており、上湾曲部40は余長部の一例である。
さらに、結合部材36において、サブタンク28と板状部分40Pの間の部分は下側に湾曲する下湾曲部41である。この下湾曲部41も、結合部材に余長を生じさせる余長部の例である。
サブタンク28とリインフォースメント30とに互いに離間する方向の力が作用すると、上湾曲部40及び下湾曲部41が伸びるよう結合部材36が変形(結合部材変形)し、サブタンク28とリインフォースメント30の離間が許容される。
なお、余長部としては、上記の上湾曲部40や下湾曲部41のような湾曲形状に限定されず、たとえば、屈曲していてもよいし、このような湾曲部や屈曲部を複数有する形状でもよい。
上湾曲部40では、一対の板状部分40Pが平行に対向しており、一対の板状部分40Pの間には、隙間G1が構成されている。この隙間G1は、サブタンク28とリインフォースメント30とに互いに接近する方向の力が作用すると、隙間G1が縮まる(一対の板状部分40Pが接近する)ように形成されている。そして、隙間G1が縮まるように結合部材36が変形(結合部材変形)することで、サブタンク28とリインフォースメント30との接近が許容される。
なお、図4から分かるように、板状部分40Pと、サブタンク28及びリインフォースメント30の間にも、隙間G2、G3がそれぞれ生じている。
図2及び図3に示すように、サブタンク28からは、締結座42が横方向に延出されている。たとえば、この締結座42により、サブタンク28は燃料タンク本体24の下壁24Lに取り付けられる。
また、リインフォースメント30からも連結部48を介して、締結座44が横方向に延出されている。この締結座44により、リインフォースメント30は燃料タンク本体24の下壁24Lに取り付けられる。
連結部48は、図3に示す例では上側に湾曲する逆U字の板状に形成されている。そして、筒部32と締結座44との相対移動が、連結部48の変形により許容される構造である。また、燃料タンク本体24を樹脂製とした場合には、サブタンク28とリインフォースメント30とが結合部材36で一体化された部材を金型内に投入して燃料タンク本体24を成形することがある。燃料タンク本体24の成形時に、下壁24Lが熱収縮することがあるが、この熱収縮を連結部48の変形により吸収する。
なお、図3に示すリインフォースメント30は、筒部32から一対の抵抗板46が延出されている。抵抗板46は、燃料タンク本体24内の燃料が流動した場合に、燃料が当たって摺動の抵抗となる部材である。ただし、この抵抗板46がない構造のリインフォースメントであってもよい。
次に、本実施形態の作用を説明する。
図1に示すように、燃料タンク本体24が変形していない、あるいは変形量が少ない状態では、燃料タンク本体24の上壁24Uは、リインフォースメント30の筒部32の上端面32Tに接触していない。また、燃料タンク本体24の下壁24Lは、リインフォースメント30の対向板34に接触していない。
燃料タンク本体24は、上壁24Uと下壁24Lとが接近するように変形(タンク変形)することがある。このタンク変形の原因は限定されないが、たとえば、燃料タンク本体24内のタンク内圧の減少や、燃料タンク22が搭載された車両の振動、燃料タンク本体24内での燃料揺動等が挙げられる。
そして、図5に実線で示すように、上壁24Uがリインフォースメント30の筒部32の上端面32Tに接触し、下壁24Lがリインフォースメント30の対向板34に接触することで、燃料タンク本体24のタンク変形が抑制される。
このとき、リインフォースメント30には、燃料タンク本体24の上壁24U及び下壁24Lから荷重が作用し、燃料タンク本体24に対する変位(位置や姿勢の変化)が生じることがある。
本実施形態では、リインフォースメント30とサブタンク28とは結合部材36で結合されているが、結合部材36には上湾曲部40が形成され、さらに結合部材36には隙間G1が構成されている。リインフォースメント30に作用した荷重の一部は、結合部材36の変形により吸収され、サブタンク28への荷重の伝達が抑制される。これにより、リインフォースメント30が燃料タンク本体24に対し変位した場合でも、サブタンク28の燃料タンク本体24に対する変位は抑制される。
たとえば、リインフォースメント30に、サブタンク28から離間する方向の成分を有する荷重が作用した場合は、上湾曲部40が伸びるように結合部材36が変形する。そして、結合部材36のこのような変形により、リインフォースメント30はサブタンク28に対し離間する。
これに対し、リインフォースメント30に、サブタンク28に接近する方向の成分を有する荷重が作用した場合は、隙間G1、G2、G3が縮まるように結合部材36が変形する。そして、結合部材36のこのような変形により、リインフォースメント30はサブタンク28に対し接近する。
サブタンク28とリインフォースメント30との相対移動の方向は、上記した離間方向や接近方向に限定されない。たとえば、リインフォースメント30に上下方向の荷重が作用した場合でも、結合部材36の変形によりこの荷重を吸収し、サブタンク28の上下方向の変位を抑制できる。
さらに、図2に矢印F2で示すように、リインフォースメント30に対し横ずれ方向(サブタンク28から見て横にずれる方向)の荷重が作用した場合であってもよい。この場合は、たとえば、結合部材36が変形することでこの荷重を吸収し、サブタンク28の変位を抑制できる。
加えて、リインフォースメント30に回転力(一例として、図3に矢印F3で示す方向の力)が作用した場合でも、結合部材36が変形(たとえば捻り変形)することでこの力を吸収し、サブタンク28の変位を抑制できる。
このように、サブタンク28の変位が抑制されるので、サブタンク28の燃料タンク本体24に対する位置を維持できるので、サブタンク28は、燃料を貯留する作用を高く維持できる。
結合部材の構造は、上記に限定されず、要するに、サブタンク28とリインフォースメント30との相対移動を、変形により許容することで、リインフォースメント30が燃料タンク本体24に対し変位してもサブタンク28の変位を抑制できればよい。たとえば、図6に示す形状の結合部材56でもよい。この結合部材56は、垂直方向の断面で見てクランク状に形成されており、略水平な平板部58を有している。平板部58は、第一境界部分38Aと第二境界部分38Bとを結ぶ線分LS−1よりも長くなっている。他にも、たとえば略L字状、略S字状の結合部材を挙げることができる。
さらに、結合部材の上記した各種形状(逆U字状、U字状、クランク状、S字状)は、結合部材の垂直断面で見て現れる形状だけでなく、たとえば、水平断面で見て現れる形状であってもよい。結合部材36が垂直断面でU字状又は逆U字状の部分を含む形状とすれば、一対の板状部分(図4に示す板状部分40P、40Q参照)が互いに上下方向にずれるように移動できる。このため、たとえば、水平断面で略L字状、略S字状の結合部材等と比較して、サブタンク28とリインフォースメント30との上下方向の相対移動を許容しやすく、燃料タンク本体24への入力による上下振動をより効果的に吸収可能である。特に、逆U字状に形成した部分は、結合部材36が上方に向けて湾曲した部分であると言える。したがって、燃料タンク本体24の下部(底壁24Lの近傍)に結合部材36が位置していても、底壁24Lの影響を受けずに逆U字状の部分を結合部材36に形成できる。
加えて、結合部材の一部に薄肉化された部分を形成し、この薄肉化された部分の変形(伸縮や曲げ)によって、サブタンク28とリインフォースメント30との相対移動を許容する構造でもよい。
上記では、サブタンク28とリインフォースメント30とが結合部材36を介して一体成形されている例を挙げたが、これらが一体成形された構造に限定されない。たとえば、サブタンク28、リインフォースメント30及び結合部材はそれぞれ別体とされ、サブタンク28とリインフォースメント30とが、結合部材36によって結合された構造でもよい。サブタンク28とリインフォースメント30とが結合部材36を介して一体成形されていると、これら3つの部材を1つの部材として扱うことができる。
上記実施形態では、サブタンク28、リインフォースメント30及び結合部材36が樹脂製であるため、これらを金属製とした場合と比較して、軽量化を図ることができる。
サブタンク28は、燃料タンク本体24の下壁24Lに取り付けられており、燃料タンク本体24内で下方に位置していると言える。したがって、たとえば、サブタンクが下壁24Lに取り付けられていない構造と比較すると、燃料タンク本体24の燃料のうち、より多くをサブタンク28に貯留できる。
そして、リインフォースメント30が変位した場合であっても、上記各実施形態では、サブタンク28の燃料タンク本体24に対する変位を確実に抑制できる。
22 燃料タンク
24 燃料タンク本体
24U 上壁
24L 下壁
28 サブタンク
30 リインフォースメント(抑制部材)
36 結合部材
38A 第一境界部分
38B 第二境界部分
40 上湾曲部(余長部)
41 下湾曲部(余長部)
56 結合部材
G1、G2、G3 隙間
LS−1 線分

Claims (5)

  1. 燃料を収容する燃料タンク本体と、
    前記燃料タンク本体の内部で前記燃料タンク本体の下壁に取り付けられ、前記燃料を貯留するサブタンクと、
    前記燃料タンク本体の内部に備えられ前記燃料タンク本体の上壁と前記下壁とに接触して前記燃料タンク本体のタンク変形を抑制する抑制部材と、
    前記サブタンクと前記抑制部材とを結合し、前記サブタンクと前記抑制部材との相対変位を変形により許容する結合部材と、
    を有する燃料タンク。
  2. 前記サブタンクと前記抑制部材とが、前記結合部材を介して一体成形されている請求項1に記載の燃料タンク。
  3. 前記サブタンク、前記抑制部材及び前記結合部材が樹脂製である請求項2に記載の燃料タンク。
  4. 前記結合部材が、前記サブタンクとの第一境界部分と前記抑制部材との第二境界部分を結ぶ線分に対し余長となる余長部を有する請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の燃料タンク。
  5. 前記結合部材が、垂直方向の断面でU字状又は逆U字状に形成されている部分を含む請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の燃料タンク。
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