JP6286957B2 - 集塵トリッパー及び製鉄原料の装入方法 - Google Patents

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本発明は、製鉄原料をベルトコンベアから原料槽に装入する際に用いるトリッパーと、該トリッパーを用いて、製鉄原料を原料槽に装入する方法に関するものである。
製鉄原料は、屋外貯蔵場から、必要に応じて、ベルトコンベアで原料貯蔵設備へ搬送され、トリッパーを介して原料槽に装入される。この時、粉塵が発生するので、原料貯蔵設備内に配設した集塵装置で集塵しながら、製鉄原料を原料槽に装入する。粉塵の集塵は効率よく継続的に行う必要があり、これまで、集塵方法又は集塵装置がいくつか提案されている(特許文献1〜4、参照)。
図1に、従来の原料貯蔵設備の一態様を示す。原料貯蔵設備5内に配置された原料槽7の上部に、トリッパー1の走行軌道(図示なし)が平行に3列配置されている。ベルトコンベア(図示なし)で搬送されてきた製鉄原料は、トリッパー1から、シュート2を経て原料槽7内に装入される。なお、ベルトコンベアは、製鉄原料をトリッパー1に供給した後、ベルトコンベア6となって循環する。
製鉄原料を、トリッパー1からシュート2を経て原料槽7内に装入する際、粉塵が発生する。発生した粉塵を集塵するために、トリッパー1の上部に集塵ダクト4aが設けられている。集塵ダクト4aは、原料貯蔵設備5の上部空間に、トリッパー1の走行軌道に沿って配置された集塵本管4の上を走行する移動式ダクト接続管3に接続されている。
即ち、集塵ダクト4aで集塵した粉塵は、トリッパー1の走行に連動して集塵本管4の上を走行する移動式ダクト接続管3を経て、集塵本管4に流入する。
特開昭56−070891号公報 特開平11−334887号公報 特開2001−002246号公報 特開2006−241536号公報
従来の原料貯蔵設備(図1、参照)においては、集塵本管の上部(移動式ダクト接続管走行面)を摺動するゴムシート移動式ダクト接続管に取り付けて封止して、集塵本管と移動式ダクト接続管の間の気密を維持している。また、製鉄原料を原料槽に装入するシュートと原料槽の間の気密は、原料槽上部を摺動するゴムシールをシュートに取り付けて維持している。
しかし、ゴムシートやゴムシールは、摺動とともに磨耗するし、また、摺動安定性に欠けるので、ゴムシートやゴムシールの摺動を、常時、円滑に行うことは困難である。ゴムシートやゴムシールの摺動の不安定は、集塵効率の低下や、トリッパーの走行不能の原因となる。
そして、ゴムシートやゴムシールの摺動の不安定は、トリッパーの走行距離が長くなるほど顕著になるので、原料貯蔵設備を拡張するような場合、既存の集塵設備の延長増設では対応し得ないのが実情である。
そこで、本発明は、トリッパーの走行を阻害しない新規な集塵手段を提供するとともに、該集塵手段を用いて効率よく集塵し、製鉄原料を原料槽へ装入する方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、トリッパーの走行を阻害せず、かつ、製鉄原料の原料槽への装入時、高効率で集塵できる集塵手段について鋭意検討した。その結果、トリッパーと集塵手段を一体化すると、トリッパーを迅速に製鉄原料の装入位置に移動させることができ、かつ、高効率で集塵しつつ、製鉄原料を原料槽に装入できることを見いだした。
本発明は、上記知見に基づいてなされたもので、その要旨は以下のとおりである。
(1)製鉄原料をベルトコンベアから原料槽へ装入する時に用いるトリッパーに、集塵で堆積した集塵堆積物を原料槽に排出する排出口を備える集塵機を、トリッパーに連結した、該トリッパーと同じ軌道上を走行する台車に搭載して一体的に設けたことを特徴とする集塵トリッパー。
)製鉄原料をベルトコンベアから原料槽へ装入する方法において、前記(1)に記載の集塵トリッパーを用い、集塵しつつ製鉄原料を原料槽へ装入するとともに、集塵で堆積した集塵堆積物を原料槽に排出することを特徴とする製鉄原料の装入方法。
本発明によれば、トリッパーと集塵手段が一体となっているので、原料貯蔵設備内に、大規模・大容量の集塵装置を設ける必要がない。また、本発明によれば、トリッパーと集塵手段が一体となって、製鉄原料の装入位置に迅速に移動し、かつ、高効率で集塵しつつ、製鉄原料を原料槽に安定的に装入することができるので、作業効率が格段に向上する。
さらに、集塵機に堆積した集塵堆積物は、原料槽内に、直接排出して、製鉄原料として回収することができる。
従来の原料貯蔵設備の一態様を示す図である。 集塵機を連結したトリッパー(本発明)の一態様を示す図である。(a)は、集塵機を連結したトリッパーの側面態様を示し、(b)は、集塵機の正面態様を示す。
図面に基づいて、本発明の集塵トリッパーについて説明する。図2に、集塵機を連結した集塵トリッパーの態様を示す。図2(a)に、集塵機を連結したトリッパーの側面態様を示し、図2(b)に、集塵機の正面態様を示す。
走行台車10aで移動するトリッパー1が、製鉄原料装入位置に静止し、ベルトコンベア6の先端が、トリッパー1の上部に位置している。ベルトコンベア6は、軌道11上を走行する走行台車10cで移動可能なコンベアフード6aで覆われている。
ベルトコンベア6の先端から落下する製鉄原料(図示なし)は、トリッパー1から、シュート2を経て、原料槽(図示なし)に堆積する。トリッパー1の上部には、集塵フードaが配置されていて、集塵フードaは、集塵配管8で、軌道11上を走行する走行台車10bに載置されている集塵機9に接続されている。
即ち、製鉄原料装入時に発生する粉塵を効率よく集塵するため、トリッパー1に、トリッパー1と一体になって走行する集塵機9が連結されている。この点が、本発明の特徴である。
粉塵は、集塵機9のホッパー9a内に堆積する。ホッパー9a内に堆積した集塵堆積物は、適宜、排出口9bから、直下の原料槽へ排出する。即ち、集塵堆積物を、製鉄原料として回収する。
トリッパーと集塵機の接続形態は、図2に示す接続態様に限られない。金属製の集塵配管を用いれば、集塵配管8のみで、トリッパーと集塵機を一体化できるが、走行台車同士を連結器で接続してもよい。
本発明においては、トリッパーと集塵機が一体化しているので、原料貯蔵設備内に、大規模・大容量で、非効率な集塵装置を設ける必要がない。また、本発明においては、トリッパーと集塵機が一体化しているので、トリッパーと集塵機を、製鉄原料の装入位置に迅速に移動させ、集塵機で効率的に集塵しつつ、製鉄原料を原料槽に安定的に装入することができる。その結果、原料貯蔵における作業能率が格段に向上する。
次に、本発明の実施例について説明するが、実施例での条件は、本発明の実施可能性及び効果を確認するために採用した一条件例であり、本発明は、この一条件例に限定されるものではない。本発明は、本発明の要旨を逸脱せず、本発明の目的を達成する限りにおいて、種々の条件を採用し得るものである。
(実施例)
表1に示す3基のトリッパー(表中、A−Tr、B−Tr、C−Tr)を原料貯蔵設備内に配置し、製鉄原料(焼結粉及び鉱石粉)を原料槽に装入した。装入は、本発明の集塵方式と、従来の集塵方式で行った。結果を表2に示す。表2から、本発明の集塵方式が優れていることが解る。
Figure 0006286957
Figure 0006286957
前述したように、本発明によれば、トリッパーと集塵手段が一体となっているので、原料貯蔵設備内に、大規模・大容量の集塵装置を設ける必要がない。また、本発明によれば、トリッパーと集塵手段が一体となって、製鉄原料の装入位置に迅速に移動し、かつ、高効率で集塵しつつ、製鉄原料を原料槽に安定的に装入することができるので、作業効率が格段に向上する。
さらに、集塵機に堆積した集塵堆積物は、原料槽内に、直接排出して、製鉄原料として回収することができる。よって、本発明は、鉄鋼産業において利用可能性が高いものである。
1 トリッパー
2 シュート
3 移動式ダクト接続管
4 集塵本管
4a 集塵ダクト
5 原料貯蔵設備
6 ベルトコンベア
6a コンベアフード
7 原料槽
8 集塵配管
8a 集塵フード
9 集塵機
9a ホッパー
9b 排出口
10a、10b、10c 走行台車
11 軌道

Claims (2)

  1. 製鉄原料をベルトコンベアから原料槽へ装入する時に用いるトリッパーに、集塵で堆積した集塵堆積物を原料槽に排出する排出口を備える集塵機を、トリッパーに連結した、該トリッパーと同じ軌道上を走行する台車に搭載して一体的に設けたことを特徴とする集塵トリッパー。
  2. 製鉄原料をベルトコンベアから原料槽へ装入する方法において、請求項1に記載の集塵トリッパーを用い、集塵しつつ製鉄原料を原料槽へ装入するとともに、集塵で堆積した集塵堆積物を原料槽に排出することを特徴とする製鉄原料の装入方法。
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