JP6285360B2 - クラウドセルにおける論理アドレス割当 - Google Patents

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Description

本発明は多数の基地局が単一の移動局にサービスを提供する移動広帯域システムの技術分野に関し、より詳しくは、クラウドセル(cloud cell)における移動局に論理アドレス(logical address)を割り当てる方法及びシステムに関する。
ミリメートル波移動広帯域(millimetre-wave mobile broadband)(MMB)システムは30ギガヘルツ(GHz)乃至300GHzの無線周波数範囲で動作するミリメートル波基盤システムである。1ミリメートル(mm)乃至10mmの範囲の波長を有する無線周波数を使用するMMBシステムは、ミリメートル波帯域で利用可能なスペクトルの相当の量による次世代移動通信技術の候補のうちの1つである。
一般に、MMBシステムにおいて、MMB基地局は良好なネットワークカバレッジを確保するためにマクロセルラー基地局より高密度で配置される。それが可能な理由は、信号の送受信が、隣接MMB基地からの干渉を抑制し、MMBリンクの範囲を延長させる狭いビーム(marrow beam)を基盤としているためである。
典型的に、MMBネットワークにおいて、多数の基地局は移動局が通信できる多数のノードを有する格子(grid)を形成し、それによって、移動局の位置に関わらず、高品質のEGOS(equal grade of service)を保証する。移動局にサービスを提供する多数の基地局を有する格子は、通例的に仮想セル(virtual cell)またはクラウドセル(cloud cell)と称される。クラウドセルにおいて、移動局と通信する多数の基地局はダウンリンク転送ビームフォーミング(beam forming)を遂行することが必要な一方、基地局と通信する移動局はダウンリンク制御情報とデータパケットを受信するためのダウンリンク受信ビームフォーミングを遂行することが必要である。同様に、クラウドセルで基地局と通信する移動局はアップリンク転送ビームフォーミングを遂行することが必要でありうる一方、基地局はアップリンクデータを受信するためのアップリンク受信ビームフォーミングを遂行することが必要である。
また、クラウドセルにおいて、基地局のうちの1つは移動局に対するマスタ(master)基地局としての役割をし、残りの基地局は移動局に対するスレーブ(slave)基地局としての役割をする。クラウドセルで移動局にサービスを提供する基地局は、移動局の移動に基づいて続けて動的に変更される。したがって、クラウドセルはユーザ中心の仮想セルである。重なる(overlapping)クラウドセルシナリオにおいて、基地局は1つより多いクラウドセルの一部でありうる。基地局は、1つのクラウドセルでは1つの移動局に対するマスタ基地局としての役割をし、他のクラウドセルでは他の移動局に対するスレーブ基地局としての役割をするか、または他の移動局に対するマスタ基地局としての役割をすることができる。
一般に、従来のセルラーシステムにおいて、移動局は単一の基地局と通信し、その基地局により固有(unique)論理アドレスの割当を受ける。基地局により割り当てられる論理アドレスは、論理アドレスを割り当てた基地局の領域で1つの移動局を他の移動局と区別する。典型的には、移動局に割り当てられる論理アドレスは基地局が各々の移動局に資源割当情報をシグナリングすることに使われる。資源割当シグナリングでの論理アドレスは、移動局が基地局から受信された資源割当シグナリングが自身を対象にしたものであるか、またはある他の移動局を対象にしたものであるかを決定できるようにする。また、論理アドレスは、移動局が基地局に転送する帯域幅要請シグナリングで使われる。帯域幅要請シグナリングでの論理アドレスは、基地局が帯域幅要請が受信された移動局を固有に識別できるようにする。したがって、基地局はその論理アドレスと関連した移動局に資源を割り当てることができる。また、移動局に割り当てられる論理アドレスは物理階層プロトコルデータユニットをスクランブル(scramble)することにも使われる。
クラウドセル環境で、移動局は多数の基地局と通信し、多数の基地局からデータと制御情報を受信する。多数の基地局と通信するために、各々の基地局には、自身の領域にある移動局の全体で個々の固有論理アドレスを割り当てる。移動局は、多数の論理アドレスを維持することが必要であり、自身が通信する基地局に特定の論理アドレスを使用しなければならない。移動局はクラウドセルでマスタ基地局により指示された通り、1つ以上の基地局から/基地局に、動的にデータと制御パケットを送信/受信することができる。それは、移動局での複雑度を増加させる結果をもたらすが、なぜならば、移動局が自身が通信しなければならない基地局を続けて決定し、次に、決定された基地局に対して送受信処理のための論理アドレスを設定しなければならないためである。
移動局の媒体アクセス制御(MAC)階層もまた、適切な論理アドレスを移送する制御メッセージ(例えば、帯域幅要請のための)とデータパケット(保安アルゴリズムはデータパケットを保護するために論理アドレスを使用する)を準備するために、移動局が通信している基地局を知る必要がある。それは、移動局でMAC階層がデータパケットと制御パケットを構成することを遅延させる結果をもたらす。高速ネットワークにおいて、データパケットのそのような遅延された構成は高速処理に好ましくない。
本発明の実施形態の目的は、クラウドセルで移動局に論理アドレスを割り当てる方法及びシステムを提供することにある。
本発明の一態様によって、少なくとも1つの移動局と多数の基地局を含み、上記多数の基地局が1つ以上のスレーブ(slave)基地局と1つのマスタ(master)基地局を含むクラウドセルで固有論理アドレス(unique logical address)を割り当てる方法が提供される。本方法は、上記マスタ基地局が上記クラウドセルの上記多数の基地局と関連した各々のアドレス空間から1つ以上の未割当(unassigned)論理アドレスを決定するステップ、上記多数の基地局と関連した上記各々のアドレス空間から決定された上記1つ以上の未割当論理アドレスから固有論理アドレスを選択するステップ、及び上記選択された固有論理アドレスを上記クラウドセルの上記移動局に割り当てて上記移動局と上記多数の基地局の各々の基地局が上記クラウドセルで上記割り当てられた固有論理アドレスを使用して通信するようにするステップを含む。
本発明の他の態様によって、基地局が提供される。本基地局はプロセッサ、及び上記プロセッサとカップリングされたメモリを含み、上記メモリはクラウドセルの多数の基地局と関連した各々のアドレス空間から1つ以上の未割当論理アドレスを決定し、上記多数の基地局と関連した上記各々のアドレス空間から決定された上記1つ以上の未割当論理アドレスから固有論理アドレスを選択し、上記選択された固有論理アドレスを上記クラウドセルの移動局に割り当てて、上記移動局と上記多数の基地局の各々の基地局が上記クラウドセルで上記割り当てられた固有論理アドレスを使用して通信するように構成されたアドレス割当モジュールを含む。
本発明の更に他の態様によって、システムが提供される。本システムは少なくとも1つのクラウドセルを含み、上記クラウドセルは多数の基地局であって、上記多数の基地局のうちの1つがマスタ基地局であり、上記多数の基地局の残りの基地局がスレーブ基地局である多数の基地局、及び移動局を含み、上記マスタ基地局は上記多数の基地局と関連した各々のアドレス空間から1つ以上の未割当論理アドレスを決定するように構成され、上記多数の基地局と関連した上記各々のアドレス空間から決定された上記1つ以上の未割当論理アドレスから固有論理アドレスを選択するように構成され、上記選択された固有論理アドレスを上記クラウドセルの上記移動局に割り当てて上記移動局と上記多数の基地局の各々の基地局が上記クラウドセルで上記割り当てられた固有論理アドレスを使用して通信するように構成される。
本発明の実施形態の一態様は、クラウドセルで移動局に論理アドレスを割り当てる方法及びシステムを提供する。
一実施形態に従うクラウドセル環境を概略的に示す図である。 一実施形態に従うクラウドセルの形成中に移動局に固有論理アドレスを割り当てる方法を示すプロセス流れ図である。 一実施形態に従うクラウドセルの形成時に多数の移動局に固有論理アドレスを割り当てる代案的な方法を示すプロセス流れ図である。 一実施形態に従うクラウドセルの形成時に多数の移動局に固有論理アドレスを割り当てる他の代案的な方法を示すプロセス流れ図である。 一実施形態に従うクラウドセルの形成時に多数の移動局に固有論理アドレスを割り当てる他の代案的な方法を示すプロセス流れ図である。 他の実施形態に従うクラウドセルの形成時に移動局に固有論理アドレスを割り当てる方法を示すプロセス流れ図である。 更に他の実施形態に従うクラウドセルの形成時に移動局に固有論理アドレスを割り当てる方法を示すプロセス流れ図である。 更に他の実施形態に従うクラウドセルの形成時に移動局に固有論理アドレスを割り当てる方法を示すプロセス流れ図である。 一実施形態に従うクラウドセルの更新時に移動局に固有論理アドレスを割り当てる方法を示すプロセス流れ図である。 他の実施形態に従うクラウドセルの更新時に移動局に固有論理アドレスを割り当てる方法を示すプロセス流れ図である。 更に他の実施形態に従うクラウドセルの更新時に移動局に固有論理アドレスを割り当てる方法を示すプロセス流れ図である。 更に他の実施形態に従うクラウドセルの更新時に移動局に固有論理アドレスを割り当てる方法を示すプロセス流れ図である。 一実施形態に従うスレーブBSが未割当論理アドレスの差分リスト(difference list)を生成する方法を示すプロセス流れ図である。 本発明の主題の実施形態を具現する多数の構成要素を示す、図1に図示したようなBSのブロック図である。
本明細書で説明される図面は、単に例示のためのものであり、本開示の範囲を限定しようとするものではない。
本発明は、クラウドセル(cloud cell)で移動局に固有論理アドレス(unique logical address)を割り当てる方法及びシステムを提供する。以後の本発明の実施形態の詳細な説明では、その一部をなして、本発明が実施できる特定実施形態が例示的に図示された添付図面を参照することにする。そのような実施形態は当業者が本発明を実施できるように十分に詳細に説明され、本発明の範囲を逸脱することなく他の実施形態が使われることもでき、変更されることもできるということを知ることが必要である。したがって、以後の詳細な説明は限定的な意味として受け入れられてはならず、本発明の範囲はただ特許請求範囲のみにより定まる。
図1は、一実施形態に従うクラウドセル環境100を概略的に示す図である。クラウドセル環境100は、多数のクラウドセル110A−Nを含む。クラウドセルは移動局にサービスを提供する多数の基地局からなるユーザ中心の仮想セルである。移動局にサービスを提供するクラウドセルは、他の移動局にサービスを提供する他のクラウドセルの基地局と同一な基地局を有することができる。また、移動局にサービスを提供するクラウドセルは、他の移動局にサービスを提供する他のクラウドセルの基地局と一部同一な基地局を有することもできる。一方、移動局にサービスを提供するクラウドセルは、他の移動局にサービスを提供する他のクラウドセルの基地局と全く別の基地局を有することもできる。
例示の目的に、2つのクラウドセル、即ちクラウドセル110Aとクラウドセル110Bが図1に図示されている。クラウドセル110Aは移動局(MS)104にサービスを提供する多数の基地局(BS)102A乃至102Cを含む。クラウドセル110Aにおいて、BS 102Aはマスタ(master)の役割を与えられ、残りのBS 102B、102Cはスレーブ(slave)BSとしての役割をする。同様に、クラウドセル110Bは移動局106にサービスを提供する多数のBS 102D乃至102Gを含む。クラウドセル110Bにおいて、BS 102Eは、マスタBSである一方、残りのBS 102D、102F、102GはスレーブBSの役割をする。クラウドセル110A−Nの各々のクラウドセルにおいて、マスタBSはデータゲートウェイ108と直接データパケットを通信することができる一方、スレーブBSはマスタBSを通じてデータゲートウェイと通信する。データゲートウェイ108は、インターネットプロトコル(IP)ネットワーク112と直接連結されるか、または他のネットワークノードを通じて連結できる。
移動局が無線ネットワークに進入する場合、2つ以上のBSからなるクラウドセルが形成されるということが分かる。クラウドセルのBSは勿論、マスタBSも移動局の移動に基づいて続けて変更される。BSがクラウドセルに入るか、またはクラウドセロから出る場合、そのクラウドセルが更新される。
本発明によれば、クラウドセルの移動局はクラウドセルの多数のBSと通信するために単一のユニキャスト論理アドレス(unicast ogical address)の割当を受ける。ユニキャスト論理アドレスはクラウドセルのBSの全体で移動局を固有に識別することに使われる。そのような論理アドレスは、クラウドセルのBSのアドレス空間から決定されるが、各々のBSは他の全てのBSと同一なアドレスの集合を有する独自のアドレス空間を維持する。
クラウドセル110A及び110Bの各々のBSのうちの1つは、各々のクラウドセル110A、110Bが形成または更新される時に、移動局104、106に固有論理アドレスを割り当てるように構成される。例えば、クラウドセル110Aが形成または更新される時に、マスタBS 102AはBS 102A乃至102Cと関連した独自のアドレス空間内の共通の未割当論理アドレス(unassigned logical address)を決定する。未割当論理アドレスという用語は、無線ネットワーク環境で特定の基地局がまだどの移動局にも割り当てらないアドレス空間内の論理アドレスを称する。マスタBS 102A、BS 102A乃至102Cのアドレス空間から識別された共通の未割当論理アドレスから固有論理アドレスを選択し、選択された固有論理アドレスを移動局104に割り当てる。追加で、マスタBS 102Aは移動局104に固有論理アドレスを割り当てたことに関してBS 102B、102Cに通知して、BS 102A乃至102Cと移動局104がクラウドセル110Aで固有論理アドレスを使用して通信するようになる。
図2aは、一実施形態に従うクラウドセルの形成時に移動局に固有論理アドレスを割り当てる方法を示すプロセス流れ図200である。クラウドセル110Aが新しく形成され、基地局102A乃至102Cと移動局104からなることにする。また、基地局102Aがマスタ基地局(BS)であり、基地局102B、102CがスレーブBSということにする。基地局102A乃至102Cは、各々個々のアドレス空間(例えば、4096論理アドレスを含む)を維持する。
ステップ202で、マスタBS 102AがスレーブBS 102B、102Cにそれら各々のアドレス空間内の未割当論理アドレスを転送することを要請する。ステップ204で、スレーブBS 102Bが自身のアドレス空間で未割当論理アドレスを識別する。同様に、ステップ206で、スレーブBS 102Cが自身のアドレス空間で未割当論理アドレスを識別する。ステップ208で、スレーブBS 102Bが自身のアドレス空間で識別された未割当論理アドレスをマスタBS 102Aに転送する。同様に、ステップ210で、スレーブBS 102Cが自身のアドレス空間で識別された未割当論理アドレスをマスタBS 102Aに転送する。
ステップ212で、マスタBS 102Aが自身のアドレス空間で未割当論理アドレスを識別する。ステップ214で、マスタBS 102AがマスタBS 102Aと関連したアドレス空間で識別された未割当論理アドレス及びスレーブBS 102B、102Cから受信された未割当論理アドレスを使用して1つ以上の同一な未割当論理アドレスを決定する。ステップ216で、マスタBS 102Aが1つ以上の同一な未割当論理アドレスから固有論理アドレスを選択する。ステップ218で、マスタBS 102Aが、選択された固有論理アドレスを移動局104に割り当てる。
ステップ220で、マスタBS 102Aが移動局104に固有論理アドレスを割り当てたことをスレーブBS 102B、102Cに通知し、それによって、BS 102A乃至102Cと移動局104がクラウドセルで固有論理アドレスを使用して通信するようになる。一部の実施形態では、マスタBS 102Aが移動局104に割り当てられた固有論理アドレス及びクラウドセル110Aと関連した識別子をスレーブBS 102B、102Cに通知する。例えば、クラウドセル環境のスレーブBSが多数のクラウドセルの一員でありうる。そのスレーブBSを一員とする複数のクラウドセルに対するマスタBSが同一でありうる。したがって、クラウドセルの移動局に固有論理アドレスを割り当てたことに関し、スレーブBSに通知しながらクラウドセルの識別子をスレーブBSに指示することが好ましい。一実施形態では、マスタBS 102Aが移動局104に固有論理アドレスを割り当てたことを指示する、スレーブBS 102B、102Cに転送される通知にクラウドセル110Aの永久識別子(例えば、媒体アクセス制御(MAC)アドレス、国際移動体加入者識別番号(IMSI)など)を含める。代案的な一実施形態では、第1のBSがマスタBSであり、第2のBSがスレーブBSである一対の基地局が同一な役割で多数のクラウドセルの一部であれば、タプル(tuple)<第1基地局(マスタ)、第2基地局(スレーブ)、クラウドセルによりサービスの提供を受ける移動局>が識別子の割当を受ける。マスタBSとしての役割をする第1のBSが移動局に固有論理アドレスを割り当てたことを指示する、スレーブBSとしての役割をする第2のBSに転送される通知にその識別子を含める。例えば、2つのBS、即ち2つのクラウドセルA及びBの一員であるBS1とBS2があり、クラウドセルAが移動局1にサービスを提供し、クラウドセルBが移動局2にサービスを提供することにする。クラウドセルAとクラウドセルBで全て、BS1がマスタBSであり、BS2がスレーブBSである。タプル<BS1、BS2、MS1>がID1の割当を受ける一方、タプル<BS1、BS2、MS2>がID2の割当を受けることにする。そのような場合、マスタBS BS1はスレーブ基地局BS2と通信しながらID1とID2とを使用して移動局1と移動局2とを各々区別する

図2bは、一実施形態に従うクラウドセルの形成時に多数の移動局に固有論理アドレスを割り当てる代案的な方法を示すプロセス流れ図(250)である。クラウドセル110Aが新しく形成され、基地局102A乃至102Cと2つの移動局104、106からなることにする。また、基地局102Aがマスタ基地局(BS)であり、基地局102B、102CをスレーブBSとする。本方法(250)で、ステップ222乃至ステップ242は、移動局104、106に固有論理アドレスを割り当てるプロセスを示す。図2bの方法(250)は、ステップ236乃至ステップ242を除いては図2aの方法200と類似している。
ステップ236で、マスタBS 102Aが同一な未割当論理アドレスから移動局104、106に割り当てる2つの固有論理アドレスを選択する。ステップ238で、マスタBS 102Aが選択された固有論理アドレスを移動局104に割り当てる。ステップ240で、マスタBS 102Aが選択された固有論理アドレスを移動局106に割り当てる。ステップ242で、マスタBS 102Aが移動局104、106に固有論理アドレスを割り当てたことをスレーブBS 102B、102Cに通知する。したがって、BS 102A乃至102Cと移動局104、106がクラウドセル110Aで各々の固有論理アドレスを使用して通信するようになる。
図2c及び図2dは、一実施形態に従うクラウドセルの形成時に多数の移動局に固有論理アドレスを割り当てる他の代案的な方法を示すプロセス流れ図(275)である。クラウドセル110Aが新しく形成され、基地局102A乃至102Cと2つの移動局104、106からなることにする。また、移動局104に対して、基地局102Aがマスタ基地局(BS)であり、基地局102B、102CがスレーブBSとすることにする。同様に、移動局106に対し、基地局102Bがマスタ基地局(BS)であり、基地局102A、102CがスレーブBSである。本方法(275)で、ステップ252乃至ステップ272は、マスタBS 102Aが移動局104に固有論理アドレスを割り当てるプロセスを示す。図2bのステップ252乃至ステップ272は、図2aのステップ202乃至ステップ220と類似している。同様に、本方法(275)で、ステップ274乃至ステップ292は、マスタBS 102Bが移動局106に固有論理アドレスを割り当てるプロセスを示す。図2bのステップ274乃至ステップ292は、図2aのステップ202乃至ステップ220と類似することが分かる。
BSが1つのMSに対するアドレス割当に既に関与していれば、そのBSは第1のMSに対するアドレス割当が完了するまで他のMSに対するアドレス割当を持ち越すことが分かる。例えば、図2bで、マスタ基地局102Bは移動局104に対するアドレス割当が完了するまで移動局106に対するアドレス割当を持ち越す。
図3は、他の実施形態に従うクラウドセル110Aの形成時に移動局104に固有論理アドレスを割り当てる方法を示すプロセス流れ図(300)である。ステップ302で、マスタBS 102Aが自身のアドレス空間で未割当論理アドレスを識別する。ステップ304で、マスタBS 102Aが識別された未割当論理アドレスと共に、スレーブBS 102B、102Cの各々のアドレス空間内の未割当論理アドレスに対する要請をスレーブBS 102B、102Cに送る。ステップ306で、スレーブBS 102Bが、マスタBS 102Aから受信した、識別された未割当論理アドレスを使用して、スレーブBS 102BとマスタBS 102Aのアドレス空間内の同一な未割当論理アドレスを識別する。同様に、ステップ308で、スレーブBS 102Cが、マスタBS 102Aから受信した、識別された未割当論理アドレスを使用して、スレーブBS 102CとマスタBS 102Aのアドレス空間内の同一な未割当論理アドレスを識別する。ステップ310で、スレーブBS 102Bが同一な未割当論理アドレスのリストをマスタBS 102Aに転送する。同様に、ステップ312で、スレーブBS 102Cが同一な未割当論理アドレスのリストをマスタBS 102Aに転送する。
ステップ314で、マスタBS 102AがスレーブBS 102Bから受信した同一な未割当論理アドレスのリストとスレーブBS 102Cから受信した同一な未割当論理アドレスのリストを使用して、1つ以上の同一な未割当論理アドレスを決定する。ステップ316で、マスタBS 102Aが1つ以上の未割当論理アドレスから固有論理アドレスを選択する。ステップ318で、マスタBS 102Aが選択された固有論理アドレスを移動局104に割り当てる。ステップ320で、マスタBS 102Aが移動局104に固有論理アドレスを割り当てたことをスレーブBS 102B、102Cに通知する。したがって、BS 102A乃至102Cと移動局104がクラウドセル110Aで固有論理アドレスを使用して通信するようになる。
図4は、更に他の実施形態に従うクラウドセル110Aの形成時に移動局104に固有論理アドレスを割り当てる方法を示すプロセス流れ図(400)である。ステップ402で、マスタBS 102Aが自身のアドレス空間で未割当論理アドレスを識別する。ステップ404で、マスタBS 102AがマスタBS 102Aと関連した識別された未割当論理アドレスを含む未割当論理アドレスの第1リストと共に、スレーブBS 102Bのアドレス空間内の未割当論理アドレスを送れとの第1要請をスレーブBS 102Bに転送する。ステップ406で、スレーブBS 102BがマスタBS 102Aから受信した、識別された未割当論理アドレスの第1リストを使用して、スレーブBS 102BとマスタBS 102Aのアドレス空間内の同一な未割当論理アドレスを識別する。ステップ408で、スレーブBS 102Bが同一な未割当論理アドレスの第2リストをマスタBS 102Aに転送する。
ステップ410で、マスタBS 102Aが同一な未割当論理アドレスの第2リストと共に、スレーブBS 102Cのアドレス空間内の未割当論理アドレスを送れとの第2要請をスレーブBS 102Cに転送する。ステップ412で、スレーブBS 102CがスレーブBS 102Cのアドレス空間とマスタBS 102Aから受信した同一な未割当論理アドレスの第2リストの間の同一な未割当論理アドレスを識別する。ステップ414で、スレーブBS 102Cが同一な未割当論理アドレスの第3リストをマスタBS 102Aに転送する。一部の実施形態では、マスタBS 102Aがクラウドセル110Aに1つでも残ったスレーブBSがあるか否かを判断することができる。クラウドセル110Aの内に1つ以上のスレーブBSが残ったと判断されれば、マスタBS 102Aが最後のスレーブBSから同一な未割当論理アドレスのリストを受けるまでステップ410乃至ステップ414が繰り返される。
本場合には、スレーブBS 102Cがクラウドセル110A内の最後の基地局であるので、マスタBS 102Aが直ちにステップ416を遂行する。ステップ416で、マスタBS 102AがスレーブBS 102Cから受信した同一な未割当論理アドレスの第3リストの1つ以上の同一な未割当論理アドレスから固有論理アドレスを選択する。ステップ418で、マスタBS 102Aが選択された固有論理アドレスを移動局104に割り当てる。ステップ420で、マスタBS 102Aが移動局104に固有論理アドレスを割り当てたことをスレーブBS 102B、102Cに通知する。したがって、BS 102A乃至102Cと移動局104がクラウドセル110Aで固有論理アドレスを使用して通信するようになる。
図5は、更に他の実施形態に従うクラウドセル110Aの形成時に移動局104に固有論理アドレスを割り当てる方法を示すプロセス流れ図(500)である。ステップ502で、マスタBS 102Aが自身のアドレス空間で未割当論理アドレスを識別する。ステップ504で、マスタBS 102Aが識別された未割当論理アドレスの第1リスト及び待機中のスレーブBSのリスト(即ち、スレーブBS 102Cを含む)と共に、スレーブBS 102Bのアドレス空間内の未割当論理アドレスを送れとの第1要請をスレーブBS 102Bに転送する。ステップ506で、スレーブBS 102Bが、マスタBS 102Aから受信した、識別された未割当論理アドレスの第1リストを使用して、スレーブBS 102BとマスタBS 102Aのアドレス空間内の同一な未割当論理アドレスを識別する。ステップ508で、スレーブBS 102Bが同一な未割当論理アドレスの第2リスト及び待機中のBSの空のリスト(例えば、リストからスレーブBS 102Cを除去した後の)と共に、スレーブBS 102Cのアドレス空間内の未割当論理アドレスを送れとの第2要請をスレーブBS 102Cに転送する。一部の実施形態では、スレーブBS 102Bが待機中のBSのリストで提供されたスレーブBS 102Cと通信できないか、またはマスタBS 102Aから受信した待機中のBSのリストが空いていれば、スレーブBS 102Bが同一な未割当論理アドレスの第2リスト及び待機中のBSの空のリストをマスタBS 102Aに転送する。スレーブBS 102BがスレーブBS 102Cと通信できなければ、マスタBS 102Aが同一な未割当論理アドレスの第2リスト及び待機中のBSの空のリスト(例えば、リストからスレーブBS 102Cを除去した後の)と共に、スレーブBS 102Cのアドレス空間内の未割当論理アドレスを送れとの第2要請をスレーブBS 102Cに転送する。
ステップ510で、スレーブBS 102CがスレーブBS 102Cのアドレス空間とマスタBS 102Aから受信した同一な未割当論理アドレスの第2リストの間の同一な未割当論理アドレスを識別する。ステップ512で、スレーブBS 102Cが同一な未割当論理アドレスの第3リスト及び待機中のBSの空のリストをマスタBS 102Aに転送する。一部の実施形態では、スレーブBS 102CがスレーブBS 102Bから受信した待機中のBSのリストを使用してクラウドセル110Aに1つでも残ったスレーブBSがあるか否かを判断することができる。クラウドセル110A内に1つ以上のスレーブBSが残ったと判断されれば、マスタBS 102Aが最後のスレーブBSから同一な未割当論理アドレスのリストを受けるまでステップ508乃至ステップ512が繰り返される。
本場合には、待機中のBSのリストが空いているので、マスタBS 102Aが直ちにステップ514を遂行する。ステップ514で、マスタBS 102AがスレーブBS 102Cから受信した同一な未割当論理アドレスの第3リストの1つ以上の同一な未割当論理アドレスから固有論理アドレスを選択する。ステップ516で、マスタBS 102Aが選択された固有論理アドレスを移動局104に割り当てる。ステップ518で、マスタBS 102Aが移動局104に固有論理アドレスを割り当てたことをスレーブBS 102B、102Cに通知する。したがって、BS 102A乃至102Cと移動局104がクラウドセル110Aで固有論理アドレスを使用して通信するようになる。
図6は、一実施形態に従うクラウドセル110Aの更新時に移動局104に固有論理アドレスを割り当てる方法を示すプロセス流れ図(600)である。クラウドセル110Aが基地局102A乃至102Cと移動局104からなることにする。また、基地局102Aがマスタ基地局(BS)であり、基地局102B、102CがスレーブBSとすることにする。ここに、新たなスレーブBS 102Dがクラウドセル110Aに追加されることにする。そのような場合、ステップ602で、マスタBS 102Aがクラウドセル119Aの移動局104に現在割り当てられた固有論理アドレスを指示する要請を新しく追加されるスレーブ基地局104Dに転送する。ステップ604で、新しく追加されるスレーブBS 102Dが移動局104に現在割り当てられた固有論理アドレスが自身のアドレス空間で使われているか否かを判断する。スレーブBS 102Dが移動局104に現在割り当てられた固有論理アドレスが自身のアドレス空間で使われていないと判断することにする。したがって、ステップ606で、新しく追加されるスレーブBS 102Dが移動局104に現在割り当てられた固有論理アドレスが自身のアドレス空間で使われていないことを指示する応答をマスタBS 102Aに転送する。固有論理アドレスがBS 102A乃至102Dのアドレス空間の間に割り当てられているものではないので、移動局104とBS 102A−Dがクラウドセル110Aで続けて現在割り当てられた固有論理アドレスを使用して通信するようになる。
図7は、他の実施形態に従うクラウドセル110Aの更新時に移動局104に固有論理アドレスを割り当てる方法を示すプロセス流れ図(700)である。新たなスレーブBS 102Dがクラウドセル110Aに追加される場合、ステップ702で、マスタBS 102Aがクラウドセル110Aの移動局104に現在割り当てられた固有論理アドレスを指示する要請を新しく追加されるスレーブ基地局102Dに転送する。ステップ704で、新しく追加されるスレーブBS 102Dが移動局104に現在割り当てられた固有論理アドレスが自身のアドレス空間で使われているか否かを判断する。今回は、スレーブBS 102Dが移動局104に現在割り当てられた固有論理アドレスが自身のアドレス空間で既に使われていると判断することにする。したがって、ステップ706で、新しく追加されるスレーブBS 102Dが自身のアドレス空間内の未使用論理アドレスのリストと共に、移動局104に現在割り当てられた固有論理アドレスが自身のアドレス空間で使われていることを指示する応答をマスタBS 102Aに転送する。
ステップ708で、マスタBS 102Aが未割当論理アドレスの更新されたリストを送れとの要請をスレーブBS 102B、102Cに転送する。ステップ710で、スレーブBS 102Bが自身のアドレス空間で未割当論理アドレスを識別する。ステップ712で、スレーブBS 102Bが識別された未割当論理アドレスに基づいて未割当論理アドレスの更新されたリストをマスタBS 102Aに転送する。同様に、ステップ714で、スレーブBS 102Cが自身のアドレス空間で未割当論理アドレスを識別する。ステップ716で、スレーブBS 102Cが識別された未割当論理アドレスに基づいて未割当論理アドレスの更新されたリストをマスタBS 102Aに転送する。
未割当論理アドレスの最新リストがマスタBS 102Aに入手されていれば、ステップ708乃至ステップ716が遂行されないことが分かる。その場合には、スレーブBS 102B、102Cが周期的に、でなければ以前に転送した未割当論理アドレスのリストに変更がある度にそれらのアドレス空間内の未割当論理アドレスの更新されたリストを転送する。一部の実施形態では、未割当論理アドレスの更新されたリストがマスタBS 102Aに入手されていなければ、マスタBS 102Aが未割当論理アドレスの更新されたリストに対する要請を転送する。そのような実施形態では、スレーブBS 102B、102Cが未割当論理アドレスの現在リストと、先に転送した未割当論理アドレスの以前リストに基づいて未割当論理アドレスの差分リスト(difference list)をマスタBS 102Aに転送する。未割当論理アドレスの差分リストを生成する方法は図10に図示されている。
ステップ718で、マスタBS 102AがマスタBS 102Aと関連した未割当論理アドレス、スレーブBS 102B、102Cから受信した更新されたリストの未割当論理アドレス、及び新しく追加されるスレーブBS 102Dと関連した未割当論理アドレスを使用して1つ以上の同一な未割当論理アドレスを決定する。ステップ720で、マスタBS 102Aが1つ以上の同一な未割当論理アドレスから固有論理アドレスを選択する。ステップ722で、マスタBS 102Aが、選択された固有論理アドレスを移動局104に割り当てる。ステップ724で、マスタBS 102Aが移動局104に固有論理アドレスを割り当てたことをスレーブBS102B乃至102Dに通知する。したがって、BS102A乃至102Dと移動局104がクラウドセル110Aで固有論理アドレスを使用して通信するようになる。
図8は、更に他の実施形態に従うクラウドセル110Aの更新時に移動局104に固有論理アドレスを割り当てる方法を示すプロセス流れ図(800)である。新たなスレーブBS 102Dがクラウドセル110Aに追加される場合、ステップ802で、マスタBS 102AがスレーブBS 102DがマスタBS 102Aにより直ちに使われないことを指示する遅延指示子(delay indicator)と共に、クラウドセル110Aの移動局104に現在割り当てられた固有論理アドレスを指示する要請を新しく追加されるスレーブ基地局102Dに転送する。
ステップ804で、新しく追加されるスレーブBS 102Dが移動局104に現在割り当てられた固有論理アドレスが自身のアドレス空間で使われているか否かを判断する。今回は、スレーブBS 102Dが移動局104に現在割り当てられた固有論理アドレスが自身のアドレス空間で既に使われていると判断することにする。したがって、ステップ806で、新しく追加されるスレーブBS 102Dが自身のアドレス空間内の未使用論理アドレスのリストと共に、移動局104に現在割り当てられた固有論理アドレスが自身のアドレス空間で使われていることを指示する応答をマスタBS 102Aに転送する。その応答を受信したマスタBS 102Aが上記要請で指示された通り、移動局104に対する固有論理アドレスの選択を遅らせる。
選択を遅らせる間、ステップ808で、新しく追加されるスレーブBS 102Dが自身のアドレス空間で移動局104に現在割り当てられた固有論理アドレスの状態を周期的に判断する。ステップ810で、新しく追加されるスレーブBS 102Dが、移動局104に現在割り当てられた固有論理アドレスが自身のアドレス空間で使用可能であるという指示をマスタBS 102Aに転送する。固有論理アドレスがBS 102A乃至102Dのアドレス空間の間に割り当てられているものでないので、移動局104とBS 102A−Dがクラウドセル110Aで続けて現在割り当てられた固有論理アドレスを使用して通信するようになる。ステップ812で、新しく追加されるスレーブBSが移動局104に現在割り当てられた固有論理アドレスを自身のアドレス空間で使われることとマーキングする。
図9は、更に他の実施形態に従うクラウドセル110Aの更新時に移動局104に固有論理アドレスを割り当てる方法を示すプロセス流れ図(900)である。新たなスレーブBS 102Dがクラウドセル110Aに追加される場合、ステップ902で、マスタBS 102Aが所定時間区間の間、スレーブBS 102DがマスタBS 102Aにより使われないことを指示する遅延指示子と共に、クラウドセル110Aの移動局104に現在割り当てられた固有論理アドレスを指示する要請を新しく追加されるスレーブ基地局102Dに転送する。
ステップ904で、新しく追加されるスレーブBS 102Dが移動局104に現在割り当てられた固有論理アドレスが自身のアドレス空間で使われているか否かを判断する。今回は、スレーブBS 102Dが移動局104に現在割り当てられた固有論理アドレスが自身のアドレス空間で既に使われているものと判断することにする。したがって、ステップ906で、新しく追加されるスレーブBS 102Dが自身のアドレス空間内の未使用論理アドレスのリストと共に、移動局104に現在割り当てられた固有論理アドレスが自身のアドレス空間で使われていることを指示する応答をマスタBS 102Aに転送する。その応答を受信したマスタBS 102Aが上記要請で指示されたような所定の時間区間の満了時まで移動局104に対する固有論理アドレスの選択を遅らせる。
選択を遅らせる間、ステップ907で、新しく追加されるスレーブBS 102Dが自身のアドレス空間で移動局104に現在割り当てられた固有論理アドレスの状態を周期的に判断する。移動局104に現在割り当てられた固有論理アドレスが所定の時間区間の満了時までスレーブBS 104Dのアドレス空間で使われていれば、マスタBS 102Aがステップ908を遂行する。ステップ908で、マスタBS 102AがマスタBS 102Aと関連した未割当論理アドレス、スレーブBS 102B、102Cから受信した更新されたリストの未割当論理アドレス、及び新しく追加されるスレーブBS 102Dと関連した未割当論理アドレスを使用して1つ以上の同一な未割当論理アドレスを決定する。ステップ910で、マスタBS 102Aが1つ以上の同一な未割当論理アドレスから固有論理アドレスを選択する。ステップ912で、マスタBS 102Aが選択された固有論理アドレスを移動局104に割り当てる。ステップ914で、マスタBS 102Aが移動局104に固有論理アドレスを割り当てたことをスレーブBS 102B乃至102Dに通知する。したがって、BS 102A乃至102Dと移動局104がクラウドセル110Aで新しく割り当てられた固有論理アドレスを使用して通信するようになる。
図10は、一実施形態に従うスレーブBSが未割当論理アドレスの差分リストを生成する方法を示すプロセス流れ図(1000)である。一部の実施形態では、スレーブBS 102B、102Cが周期的に、でなければ以前に転送した未割当論理アドレスのリストに変更がある度にそれらのアドレス空間内の未割当論理アドレスの更新されたリストを転送する。他の実施形態では、スレーブBS 102B、102Cがそれらのアドレス空間内の未割当論理アドレスの更新されたリストに対する要請をマスタBS 102Aから受信する場合に、その更新されたリストを転送する。新たなBSがクラウドセル110Aに入るか、またはクラウドセル110Aから出る場合に、マスタBS 102Aがそのような要請を転送することもできる。未割当論理アドレスの差分リストを生成するに当たって、以下のステップはスレーブBS(例えば、スレーブBS 102B)により遂行される。
ステップ1002で、スレーブBS 102Aが以前に転送した未割当論理アドレスのリストに存在する未割当論理アドレスの数を決定する。ステップ1004で、以前に転送した未割当論理アドレスのリストに存在しない未割当論理アドレスの数を決定する。以前に転送したリストに存在しない未割当論理アドレスは、以前に転送したリストの転送後に新しく解除された(released)論理アドレスであることが分かる。ステップ1006で、以前に転送したリストに未割当論理アドレスとして存在していた現在には割り当てられた論理アドレスの数を決定する。
ステップ1008で、以前に転送したリストに存在する未割当論理アドレスの数が現在割り当てられた論理アドレスの数より大きいか否かを判断する。未割当論理アドレスの数が現在割り当てられた論理アドレスの数より大きければ、ステップ1010で、現在割り当てられた論理アドレス(以前に転送したリストで未割当論理アドレスであった)、及び新しく解除された論理アドレスを指示する差分リストを生成してマスタBS 102Aに転送する。未割当論理アドレスの数が現在割り当てられた論理アドレスの数より小さければ、ステップ1012で、以前に転送したリストに存在する未割当論理アドレス及び新しく解除された論理アドレスを指示する差分リストを生成してマスタBS 102Aに転送する。
一実施形態では、送信者(例えば、マスタBSまたはスレーブBS)が割り当てられたアドレスまたは未割当アドレスをビットマップにより指示することができるが、ここで各々のビットはアドレス空間内の論理アドレスに該当し、ビットマップのサイズ(例えば、ビットマップのビットの数)はアドレス空間内のアドレスの数と同一である。ビットはアドレス空間内の該当論理アドレスが割り当てられたものか否かを指示する。
代案的な実施形態では、アドレス空間内の論理アドレスの集合がサブグループにグループ化できる。送信者が割り当てられたアドレスまたは未割当アドレスをサブグループ識別子、サブグループビットマップにより指示することができるが、ここで、サブグループビットマップの各々のビットはサブグループ内のアドレスに該当する。送信者は、サブグループ個数フィールドとサブグループ識別子フィールドとを使用してサブグループの数とサブグループ識別子を指示することができる。代案的に、送信者がサブグループビットマップを使用してサブグループの数とサブグループ識別子を指示することができるが、ここで各々のビットはサブグループ識別子に該当する。
前述した説明によれば、送信者が割り当てられた論理アドレスのリストを通じて未割当アドレス情報を指示することができることが分かる。それは、特に割り当てられた論理アドレスの数が未割当論理アドレスの数より小さい場合に、シグナリングオーバーヘッドを減少させることの助けになる。アドレス空間内の全体の論理アドレスが受信者(例えば、スレーブBSまたはマスタBS)に知られるので、受信者が送信者から受信した、割り当てられたアドレスのリストから、未割当アドレスのリストを決定できるようになる。
図11は本発明の主題の実施形態を具現する多数の構成要素を示した、図1に図示したようなBS 102のブロック図を図示している。図11で、BS 102はプロセッサ1102、メモリ1104、ROM(read only memory)1106、送受信機1108、通信インターフェース1110、及びバス1112を含む。
本明細書で使われるプロセッサ1102は、それに限定されるものではないが、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、CISC(complex instruction set computing)マイクロプロセッサ、RISC(reduced instruction set computing)マイクロプロセッサ、VLIW(very long instruction word)マイクロプロセッサ、EPIC(explicitly parallel instruction computing)マイクロプロセッサ、グラフィックプロセッサ(graphics processor)、ディジタル信号プロセッサのような任意のタイプの計算回路、または任意の他のタイプの処理回路を意味する。プロセッサ1102は、GLD(generic logic device)、GLA(generic logic array)、PLD(programmable logic device)、PLA(programmable logic array)、ASIC(application specific integrated circuit)、単一チップコンピュータ(single-chip computer)、スマートカードなどのようなエンベデッドコントローラ(embedded controller)も含むことができる。
メモリ1104は、揮発性メモリと不揮発性メモリでありうる。メモリ1104は、図1乃至図10に図示された実施形態に従うクラウドセル110AにおけるBS 102A−Dのアドレス空間内の未使用中の固有論理アドレスを移動局104に割り当てるためのアドレス割当モジュール1114を含むことができる。多様なコンピュータ読取可能格納媒体がメモリ要素に格納されてメモリ要素からアクセスできる。メモリ要素は、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)、EPROM(erasable programmable read only memory)、EEPROM(electrically erasable programmable read only memory)のような、データ及び機械読取可能命令語を格納する任意の適切なメモリ素子、ハードドライブ、メモリカード、メモリスティック(Memory Stick)TMなどの取扱のための削除可能媒体ドライブを含むことができる。
本発明の主題の実施形態はタスクを遂行し、抽象データタイプまたは下位レベルハードウェアコンテクストを定義するファンクション、プロシージャ、データ構造、及び応用プログラムを含むモジュールと連係して具現できる。アドレス割当モジュール1114は、前述した格納媒体のうちの任意の媒体に機械読取可能命令語の形態に格納されてプロセッサ1102により実行できる。例えば、コンピュータプログラムが本発明の主題の思想及び本明細書に説明されたその実施形態に従うクラウドセル110AにおけるBS 102A−Dのアドレス空間内の未使用固有論理アドレスを移動局104に割り当てることができる機械読取可能命令語を含むことができる。そのようなコンピュータプログラムは非一時的コンピュータ読取可能格納媒体に格納されて、その格納媒体から不揮発性メモリのハードドライブにローディングできる。
ROM1106、送受信機1108、通信インターフェース1110、及びバス1112のような構成要素は当業者に十分公知されたものであるので、その説明を省略する。
本発明の実施形態を特定の実施形態を参照して説明したが、多様な実施形態の幅広い思想及び範囲を逸脱することなく、その実施形態に対して各種の修正及び変更がなされることができることが明白である。また、本明細書に説明された多様な装置、モジュールなどは、ハードウェア回路、例えばCMOS(complementary metal oxide semiconductor)基盤論理回路、ファームウエア、ソフトウェア、及び/又は機械読取可能媒体に具現されたハードウェア、ファームウエア、及び/又はソフトウェアの任意の組合を使用してイネーブルされ、動作できる。例えば、トランジスタ、論理ゲート、及びASIC(application specific integrated circuit)のような電気回路を使用して多様な電気構造及び方法が具現できる。
100 クラウドセル環境
102A、102B、102C、102D、102E、102F、102G 基地局(BS)
104、106 移動局(MS)
108 データゲートウェイ
110A、110B、119A クラウドセル
112 インターネットプロトコル(IP)ネットワーク
1102 プロセッサ
1104 メモリ
1106 ROM
1108 送受信機
1110 通信インターフェース
1112 バス
1114 アドレス割当モジュール

Claims (28)

  1. 移動局にサービスを提供するためのセルを形成する多数の基地局のうちの第1の基地局が固有論理アドレス(unique logical address)を割り当てる方法であって、
    前記第1の基地局が前記多数の基地局に関連した各々のアドレス集合から1つ以上の未割当(unassigned)論理アドレスを決定するステップと、
    前記第1の基地局が前記各々のアドレス集合から決定された前記1つ以上の未割当論理アドレスから固有論理アドレスを選択するステップと、
    前記第1の基地局が前記選択された固有論理アドレスを前記移動局に割り当てて、前記割り当てられた固有論理アドレスに対する情報を前記多数の基地局のうちの前記第1の基地局を除外した少なくとも一つの第2の基地局に送信するステップと、を含み
    記割り当てられた固有論理アドレスは、前記多数の基地局が前記セルで前記移動局を識別して前記移動局と通信を遂行するために使用される
    ことを特徴とする、方法。
  2. 前記多数の基地局に関連した前記各々のアドレス集合は同一な論理アドレスの集合を含み、
    前記一つ以上の未割当論理アドレスは、前記第1の基地局のアドレス集合から識別された少なくとも一つの未割当論理アドレスと前記少なくとも一つの第2の基地局から受信された少なくとも一つの未割当論理アドレスに基づいて決定される
    ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の基地局が記割り当てられた固有論理アドレス及び前記セルに関連した識別子を含むメッセージを前記少なくとも一つの第2基地局に送信するステップをさらに含む
    ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 記少なくとも一つの第2の基地局に関連したアドレス集合は、前記第1の基地局の要請によって前記少なくとも一つの第2の基地局から受信された情報に基づいて決定され、前記要請は、前記第1の基地局に関連した一つ以上の未割当論理アドレスを含む
    ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 前記要請は、前記少なくとも一つの第2の基地局と前記移動局との間の通信が遅延される時区間に対する情報を含み、前記固有論理アドレスは前記時区間が満了すると選択される
    ことを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1の基地局が記セルに少なくとも一つの第3の基地局が追加された場合、前記割り当てられた固有論理アドレスに対する情報を前記少なくとも一つの第3の基地局に送信するステップと、
    前記第1の基地局が前記割り当てられた固有論理アドレスが前記少なくとも一つの第3の基地局により使用されるか否かを指示する情報を前記少なくとも一つの第3の基地局から受信するステップと、
    前記第1の基地局が前記受信された情報に基づいて、前記セルで前記移動局と通信するために前記割り当てられた固有論理アドレスを使用するか否かを決定するステップと、をさらに含む
    ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  7. 移動局にサービスを提供するためのセルを形成する多数の基地局のうちの第1の基地局であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサとカップリングされたメモリを含み、前記メモリは、前記プロセッサの制御により、
    前記多数の基地局に関連した各々のアドレス集合から1つ以上の未割当論理アドレスを決定し、
    前記多数の基地局に関連した前記各々のアドレス集合から決定された前記1つ以上の未割当論理アドレスから固有論理アドレスを選択し、
    前記選択された固有論理アドレスを前記移動局に割り当てて、前記割り当てられた固有論理アドレスに対する情報を前記多数の基地局のうちの前記第1の基地局を除外した少なくとも一つの第2の基地局に送信するように構成されたアドレス割当モジュールを含み
    記当てられた固有論理アドレスは、前記多数の基地局が前記セルで前記移動局を識別して前記移動局と通信を遂行するために使用される
    ことを特徴とする、第1の基地局。
  8. 前記多数の基地局に関連した前記各々のアドレス集合は同一な論理アドレスの集合を含み、
    前記一つ以上の未割当論理アドレスは、前記第1の基地局のアドレス集合から識別された少なくとも一つの未割当論理アドレスと前記少なくとも一つの第2の基地局から受信された少なくとも一つの未割当論理アドレスに基づいて決定される
    ことを特徴とする、請求項7に記載の第1の基地局。
  9. 前記アドレス割当モジュールは、
    前記移動局に割り当てられた前記固有論理アドレス及び前記セルに関連した識別子を含むメッセージを前記少なくとも一つの第2の基地局に送信するように構成される
    ことを特徴とする、請求項7に記載の第1の基地局。
  10. 前記少なくとも一つの第2の基地局に関連したアドレス集合は、前記第1の基地局の要請によって前記少なくとも一つの第2の基地局から受信された情報に基づいて決定され、前記要請は、前記第1の基地局に関連した一つ以上の未割当論理アドレスを含む
    ことを特徴とする、請求項7に記載の第1の基地局。
  11. 前記要請は、前記少なくとも一つの第2の基地局と前記移動局との間の通信が遅延される時区間に対する情報を含み、前記固有論理アドレスは前記時区間が満了すると選択される
    ことを特徴とする請求項10に記載の第1の基地局。
  12. 前記アドレス割当モジュールは、
    記セルに少なくとも一つの第3の基地局が追加された場合、前記割り当てられた固有論理アドレスに対する情報を前記少なくとも一つの第3の基地局に送信し、
    前記割り当てられた固有論理アドレスが前記少なくとも一つの第3の基地局により使用されるか否かを指示する情報を前記少なくとも一つの第3の基地局から受信し、
    前記受信された情報に基づいて、前記セルで前記移動局と通信するために前記割り当てられた固有論理アドレスを使用するか否かを決定するように構成される
    ことを特徴とする、請求項7に記載の第1の基地局。
  13. 移動局にサービスを提供するためのセルを形成する多数の基地局のうちの第2の基地局が通信を遂行する方法であって、
    前記第2の基地局が記セルで前記多数の基地局のうちの第1の基地局から前記移動局に割り当てられた固有論理アドレスに関する情報を受信するステップと、
    前記第2の基地局が前記受信された情報に基づいて前記セルで前記固有論理アドレスを使用して前記移動局と通信を遂行するステップと、を含み、
    前記固有論理アドレスは、前記セルで前記多数の基地局に関連した各々のアドレス集合から決定された一つ以上の未割当論理アドレスに基づいて選択されたものであり、前記固有論理アドレスは、前記多数の基地局が前記セルで前記移動局を識別するために使用され
    ことを特徴とする方法。
  14. 前記多数の基地局に関連した前記各々のアドレス集合は同一の論理アドレスの集合を含み、
    前記一つ以上の未割当論理アドレスは、前記第1の基地局のアドレス集合から識別された少なくとも一つの未割当論理アドレスと前記第2の基地局が前記第1の基地局に送信した少なくとも一つの未割当論理アドレスに基づいて前記第1の基地局で決定される
    ことを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. 前記固有論理アドレスに関する情報を受信するステップは
    前記第2の基地局が前記第1の基地局の要請に基づいて前記第2の基地局に関連したアドレス集合を前記第1の基地局に送信するステップと、
    前記第2の基地局が前記移動局に割り当てられた前記固有論理アドレスに関する情報及び前記セルに関連した識別子を含むメッセージを前記第1の基地局から受信するステップと、を含み、
    前記要請は、前記第1の基地局に関連した一つ以上の未割当論理アドレスを含む
    ことを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  16. 前記要請は、前記第2の基地局と前記移動局との間の通信が遅延される時区間に対する情報を含み、前記固有論理アドレスは、前記時区間が満了すると決定される
    ことを特徴とする、請求項15に記載の方法。
  17. 前記第2の基地局が記セルに少なくとも一つの第3の基地局が追加された場合、前記固有論理アドレスが前記少なくとも一つの第3の基地局により使用されるか否かに基づいて更新された固有論理アドレスに関する情報を前記第1の基地局から受信するステップをさらに含む
    ことを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  18. 移動局にサービスを提供するためのセルを形成する多数の基地局のうちの第2の基地局であって、
    記セルで前記多数の基地局のうちの第1の基地局から前記移動局に割り当てられた固有論理アドレスに関する情報を受信する送受信部と、
    前記受信された情報に基づいて前記セルで前記固有論理アドレスを使用して前記移動局と通信を遂行する制御部と、を含み、
    前記固有論理アドレスは、前記セルで前記多数の基地局に関連した各々のアドレス集合から決定された一つ以上の未割当論理アドレスに基づいて選択されたものであり、前記固有論理アドレスは、前記多数の基地局が前記セルで前記移動局を識別するために使用され
    ことを特徴とする、第2の基地局。
  19. 前記多数の基地局に関連した前記各々のアドレス集合は同一の論理アドレスの集合を含み、
    前記一つ以上の未割当論理アドレスは、前記第1の基地局のアドレス集合から識別された少なくとも一つの未割当論理アドレスと前記第2の基地局が前記第1の基地局に送信した少なくとも一つの未割当論理アドレスに基づいて前記第1の基地局で決定される
    ことを特徴とする、請求項18に記載の第2の基地局。
  20. 前記送受信部は、前記第1の基地局の要請に基づいて前記第2の基地局に関連したアドレス集合を前記第1の基地局に送信し、前記移動局に割り当てられた前記固有論理アドレスに関する情報及び前記セルに関連した識別子を含むメッセージを前記第1の基地局から受信し、
    前記要請は、前記第1の基地局に関連した一つ以上の未割当論理アドレスを含む
    ことを特徴とする、請求項18に記載の第2の基地局。
  21. 前記要請は、前記第2の基地局と前記移動局との間の通信が遅延される時区間に対する情報を含み、前記固有論理アドレスは前記時区間が満了すると決定される
    ことを特徴とする、請求項20に記載の第2の基地局。
  22. 前記送受信部は、前記セルに少なくとも一つの第3の基地局が追加された場合、前記固有論理アドレスが前記少なくとも一つの第3の基地局により使用されるか否かに基づいて更新された固有論理アドレスに関する情報を前記第1の基地局から受信する
    ことを特徴とする、請求項18に記載の第2の基地局。
  23. 動局が通信を遂行する方法であって、
    前記移動局が前記移動局にサービスを提供するためのセルを形成する多数の基地局のうちの第1の基地局から前記セルで前記移動局に割り当てられた固有論理アドレスに関する情報を受信するステップと、
    前記移動局が前記受信された情報に基づいて前記セルで前記固有論理アドレスを使用して前記多数の基地局のうちの少なくとも一つの第2の基地局と通信を遂行するステップと、を含み、
    前記固有論理アドレスは、前記セルで前記多数の基地局に関連した各々のアドレス集合から決定された一つ以上の未割当論理アドレスに基づいて選択されたものであり、前記固有論理アドレスは、前記多数の基地局が前記セルで前記移動局を識別するために使用され
    ことを特徴とする、方法。
  24. 前記多数の基地局に関連した前記各々のアドレス集合は同一の論理アドレスの集合を含み、
    前記一つ以上の未割当論理アドレスは、前記第1の基地局のアドレス集合から識別された少なくとも一つの未割当論理アドレスと前記少なくとも一つの第2の基地局が前記第1の基地局に送信した少なくとも一つの未割当論理アドレスに基づいて前記第1の基地局で決定される
    ことを特徴とする、請求項23に記載の方法。
  25. 前記移動局が記セルに少なくとも一つの第3の基地局が追加された場合、前記固有論理アドレスが前記少なくとも一つの第3の基地局により使用されるか否かに基づいて更新された固有論理アドレスに関する情報を前記第1の基地局から受信するステップをさらに含む
    ことを特徴とする、請求項23に記載の方法。
  26. 動局であって、
    前記移動局にサービスを提供するためのセルを形成する多数の基地局のうちの第1の基地局から前記セルで前記移動局に割り当てられた固有論理アドレスに関する情報を受信する受信部と、
    前記受信された情報に基づいて、前記セルで前記固有論理アドレスを使用して前記多数の基地局のうちの少なくとも一つの第2の基地局と通信を遂行する制御部と、を含み、
    前記固有論理アドレスは、前記セルで前記多数の基地局に関連した各々のアドレス集合から決定された一つ以上の未割当論理アドレスに基づいて選択されたものであり、前記固有論理アドレスは、前記多数の基地局が前記セルで前記移動局を識別するために使用され
    ことを特徴とする、移動局。
  27. 前記多数の基地局に関連した前記各々のアドレス集合は同一の論理アドレスの集合を含み、
    前記一つ以上の未割当論理アドレスは、前記第1の基地局のアドレス集合から識別された少なくとも一つの未割当論理アドレスと前記少なくとも一つの第2の基地局が前記第1の基地局に送信した少なくとも一つの未割当論理アドレスに基づいて前記第1の基地局で決定される
    ことを特徴とする、請求項26に記載の移動局。
  28. 前記受信部は、前記セルに少なくとも一つの第3の基地局が追加された場合、前記固有論理アドレスが前記少なくとも一つの第3の基地局により使用されるか否かに基づいて更新された固有論理アドレスに関する情報を前記第1の基地局から受信する
    ことを特徴とする、請求項26に記載の移動局。
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