JP6285258B2 - インクジェットヘッド - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、インクジェットヘッドに関する。
液体インクを紙などの記録媒体に吹き付けることにより印刷を行うインクジェットプリンタでは、印刷が行われない待機時間が長期化すると、ノズル内のインクが乾燥し、ノズルの目詰まりが発生する。そこで、インクジェットヘッドのノズル内で、インクの乾燥を防止するための技術が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されるインクジェットヘッドは、シェアモードシェアードウォール型のインクジェットヘッドである。このインクジェットヘッドは、インクの循環経路に設けられた圧力室を変形させることにより、インクを記録媒体に吐出する。
一般に、圧力室を形成する圧電材料は、脆く欠けやすい。このため、ベース基材に接着された圧電材料を研磨して整形するときに、圧電材料が欠損してしまうことがある。この圧電材料の欠損が、ベース基板と圧電材料の境界部で生じると、電極パターンを形成するためのフォトリソグラフィにおける露光が不十分となる。この場合には、圧電材料が欠損した箇所に導体が残ってしまい、各圧電材料に接続される電極パターン同士がショートしてしまうことがある。
特開2011−37057号公報
本発明は、上述の事情の下になされたもので、電気的な信頼性の高いインクジェットヘッドを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本実施形態に係るインクジェットヘッドは、基板と、基板表面に配列され、圧電素子を有する複数のアクチュエータと、圧電素子より脆性が低い材料からなり、基板に対して、アクチュエータを支持するベース材と、アクチュエータに接続され、ベース材と基板にわたって形成される電極パターンと、を備える。
本実施形態に係るインクジェットヘッドを示す斜視図である。 インクジェットヘッドの展開斜視図である。 駆動ユニットの一部を拡大して示す図である。 電極パターンを示す図である。 アクチュエータの動作を説明するための図である。 アクチュエータの動作を説明するための図である。 ベース基板に接着されたフレームを示す図である。 インクジェットヘッドの断面図である。 インクジェットヘッドの製造工程を説明するための図である。 インクジェットヘッドの製造工程を説明するための図である。 インクジェットヘッドの製造工程を説明するための図である。 インクジェットヘッドの製造工程を説明するための図である。 インクジェットヘッドの製造工程を説明するための図である。 インクジェットヘッドの製造工程を説明するための図である。 インクジェットヘッドの製造工程を説明するための図である。 インクジェットヘッドの製造工程を説明するための図である。 インクジェットヘッドの製造工程を説明するための図である。
以下、本実施形態を、図面を用いて説明する。説明には、相互に直交するX軸、Y軸、Z軸からなる直交座標系を用いる。
図1は、本実施形態に係るインクジェットヘッド10を示す斜視図である。インクジェットヘッド10は、シェアモードシェアードウォール型のインクジェットヘッドである。このインクジェットヘッド10は、ベース基板20、フレーム30、オリフィスプレート40を有している。
図2は、図1に示されるインクジェットヘッド10の展開斜視図である。図2に示されるように、ベース基板20は、長手方向をX軸方向とする長方形板状の部材である。ベース基板20は、例えばアルミナからなり、Y軸方向中央部には、X軸に沿って4つの開口21が形成されている。また、開口21の−Y側には、X軸に沿って4つの開口22が形成され、開口21の+Y側には、X軸に沿って4つの開口22が形成されている。本実施形態に係るインクジェットヘッド10では、開口21の内径の方が、開口22の内径よりもやや大きい。
ベース基板20の上面には、2つの駆動ユニット50,50が配置されている。図2に示されるように、駆動ユニット50は、開口21と開口22の間に配置され、駆動ユニット50は、開口21と開口22の間に設けられている。
図3は、駆動ユニット50の一部を拡大して示す図である。図3に示されるように、駆動ユニット50は、ベース基板20の上面に接着されるベース材51、ベース材51に支持される複数のアクチュエータ50aからなる。
ベース材51は、ZY断面が台形で、長手方向をX軸方向とする部材である。ベース材51は、ベース基板20と同様に、アルミナからなる。このベース材51の上面には、上方(+Z方向)に突出する突出部51aが、X軸に沿って等間隔に形成されている。また、ベース材51の下面は、接着層54を介して、ベース基板20の上面に接着されている。
アクチュエータ50aは、2つの圧電素子52,53を有している。圧電素子52は、接着層55を介してベース材51の突出部51aに接着されている。また、圧電素子53は、圧電素子52の上面に、接着層56を介して接着されている。このように、駆動ユニット50は、ベース材51と、2つの圧電素子52,53からなる三層構造の部材となっている。
圧電素子52,53は、チタン酸ジルコン酸鉛を主成分とするピエゾ素子である。圧電素子52,53それぞれの分極方向はZ軸に平行であり、圧電素子52の極性と、圧電素子53の極性は逆になっている。圧電素子52,53それぞれの+Y側の側面は、ベース材51の+Y側の面と連続する平面となり、圧電素子52,53それぞれの−Y側の側面は、ベース材51の−Y側の面と連続する平面となるように、圧電素子52,53それぞれが整形されている。
駆動ユニット50では、隣接する1組のアクチュエータ50aと、これらを支持する1組の突出部51aの間が、圧力室Sとなっている。また、本実施形態では、図2に示されるように、駆動ユニット50のアクチュエータ50aの配列ピッチと、駆動ユニット50のアクチュエータ50aの配列ピッチは等しいが、駆動ユニット50のアクチュエータ50aの位置が、−X方向へオフセットしている。このため、駆動ユニット50の圧力室Sに対して、駆動ユニット50の圧力室Sは、アクチュエータ50aの配列ピッチPの1/2だけ、−X方向にオフセットしている。
また、図1乃至3で図示が省略されているが、図4示さるように、各圧力室Sの内壁面から、ベース基板20の上面にかけて、電極パターン60が形成されている。この電極パターン60は、例えば、ニッケル膜からなるパターンであり、アクチュエータ50aに電圧を印加するための電極として機能する。
各電極パターン60に選択的に電圧を印加することで、図5に示されるように、直線的になっているアクチュエータ50aを、図6に示されるように、屈曲させることができる。アクチュエータ50aが屈曲すると、圧力室Sの体積が小さくなり、オリフィスプレート40の開口41からインクが吐出する。
なお、図5に示される圧電素子52,53の厚さd2,d3は、35μm程度であり、ベース材51の厚さd1は、100μm程度である。
図2に戻り、フレーム30は、長手方向をX軸方向とする部材である。フレーム30は、例えば、セラミックやアルミナ、又は、表面が絶縁材料によって被覆されたアルミニウム或いはステンレスなどの金属からなる。また、フレーム30は、ベース基板20よりも一回り小さい。
フレーム30の中央には、開口31が形成されている。開口31の内壁面には、外側に向かって窪む8つの凹部32が形成されている。フレーム30は、図7に示されるように、ベース基板20に接着される。この状態のときには、フレーム30の内壁面に形成された凹部32に、ベース基板20に形成された開口22が位置した状態になる。
図2に戻り、オリフィスプレート40は、ポリイミド等を素材とし、長手方向をX軸方向とする長方形のシートである。オリフィスプレート40のX軸方向の大きさは、フレーム30のX軸方向の大きさに等しい。また、オリフィスプレート40のY軸方向の大きさは、フレーム30のY軸方向の大きさに等しい。
このオリフィスプレート40には、X軸に沿って等間隔に円形の開口41が形成されている。また、開口41の+Y側には、Y軸に沿って等間隔に円形の開口41が形成されている。開口41は、インクジェットヘッド10を循環するインクを、紙などの記録媒体に吐出するためのノズルとして機能する。これらの開口41の配列ピッチは、図2に示されるアクチュエータ50aのX軸方向の配列ピッチに等しい。
オリフィスプレート40は、図1に示されるように、フレーム30の上面に接着される。図5を参照するとわかるように、この状態のときには、オリフィスプレート40に設けられた開口41が、アクチュエータ50aによって規定される圧力室Sそれぞれの上方に位置する。
上述のように構成されるベース基板20、フレーム30、オリフィスプレート40は、ベース基板20の上面にフレーム30が接着され、フレーム30の上面にオリフィスプレート40が接着されることで一体化される。図8は、図1に示されるインクジェットヘッド10のAA断面を示す図である。図8に示されるように、ベース基板20、フレーム30、オリフィスプレート40が一体されたときには、圧力室Sの上方がオリフィスプレート40によって塞がれた状態になる。
これにより、ベース基板20に形成される開口21,22と、駆動ユニット50の圧力室Sとの間をインクが循環するための流路が形成される。図8の実線で示されるように、インクジェットヘッド10では、ベース基板20の開口21から流入したインクは、駆動ユニット50の圧力室Sを通過して、ベース基板20の開口22から流出する。
また、インクが、図8の実線で示されるように循環しているときに、図4に示される電極パターン60に選択的に電圧を印加すると、アクチュエータ50aが、図5に示される状態から、図6に示される状態に変形する。これにより、圧力室Sが収縮して、図8の白抜き矢印に示されるように、オリフィスプレート40に形成された開口41からインクが吐出する。
次に、上述のように構成されたインクジェットヘッド10の製造方法について説明する。まず、ベース基板20と同じ素材からなる基板200を準備する。そして、図9に示されるように、この基板200に、機械加工を施して、開口21,22を形成する。
次に、図10に示されるように、ベース材51と同じアルミナからなる厚さ100μm程度のシート510と、圧電素子52と同じチタン酸ジルコン酸鉛を主成分とする厚さ35μm程度のシート520と、圧電素子53と同じチタン酸ジルコン酸鉛を主成分とする厚さ35μm程度のシート530をそれぞれ張り合わせて、3層構造の多層フィルム600を形成する。シート510,520,530の接着には、例えば、熱硬化性を有する接着材或いは紫外線硬化性を有する接着材を用いることができる。また、シート同士を接着する工程では、各シートの間に気泡が入らないように、真空雰囲気下で、それぞれのシートを加圧圧着するのが好ましい。
多層フィルム600を構成するシート520,530の分極方向はシート520,530の法線に平行な方向(Z軸方向)であり、本実施形態では、シート520の極性が+Z方向となり、シート530の極性が−Z方向となっている。
次に、多層フィルム600を、図10の点線で示される位置で切断する。これにより、図11に示されるように、3枚のシート510,520,530からなり、長手方向をX軸方向とするシートブロック500が形成される。
次に、2つのシートブロック500,500を、例えば、熱硬化性を有する接着剤或いは紫外線硬化性を有する接着材を用いて、ベース基板20の上面に接着する。これにより、図12に示されるように、シートブロック500,500は、開口21と開口22の間に固定される。
次に、図13に示されるように、ダイシングソー110を用いて、シートブロック500,500それぞれの+Y側の側面及び−Y側の側面が斜めになるように、破線で示される部分を削りとる。これにより、図14に示されるように、シートブロック500,500それぞれは、YZ断面が台形の角柱状に整形される。
次に、図15に示されるように、ダイヤモンドソー120を用いて、シートブロック500,500それぞれに、上面からシート510に達し、Y軸に平行な溝500aを複数形成する。図16に示されるように、シートブロック500,500それぞれを構成するシート520,530は、溝500aが形成されることにより、小片に分割される。シート520が分割されることにより形成される小片は、図3に示される圧電素子52となる。また、シート530が分割されることにより形成される小片は、圧電素子53となる。これにより、アクチュエータ50aが形成される。
次に、隣接するアクチュエータ50aの間から基板200の上面に、図4に示される電極パターン60を形成する。具体的には、まず、シートブロック500及び基板200の表面全体にレジスト層を形成する。そして、このレジスト層を露光して、レジスト層にパターンを焼き付けた後、レジスト層を現像する。これにより、レジスト層のうちの露光されていない部分が溶解し、レジスト層に、電極パターン60が形成される部分が露出する開口部が形成される。
次に、レジスト層に形成された開口部から露出するシートブロック及び基板200に例えばニッケルからなる金属層を形成する。そして、レジスト層を除去する。これにより、図4に示されるように、各圧力室Sの内壁面から、ベース基板20の上面にわたって、電極パターン60が形成される。以上の工程を経て、図2に示されるベース基板20が完成する。
完成したベース基板20については、電極パターン60の断線箇所や、短絡箇所の有無を確認するための検査が実施される。電極パターン60の断線や短絡は、アクチュエータ50aを構成する圧電素子52,53が欠けることによって欠損が生じた箇所に生じることが多い。そのため、ベース基板20を検査する際には、圧電素子52,53の欠損状況についても確認が行われる。
次に、図17に示されるように、ベース基板20の上面に、フレーム30を接着するとともに、フレーム30の上面に、オリフィスプレート40となるシート400を接着する。これにより、図5に示されるように、アクチュエータ50aとシート400によって囲まれる部分に圧力室Sが形成される。
次に、シート400の上面にレーザ光を照射して、シート400の上方から圧力室Sに通じる開口41を形成する。これにより、開口41が形成されたシート400は、図8に示されるように、開口41がノズルとなったオリフィスプレート40となる。
インクジェットヘッド10は、以上の工程を経て、製造される。このインクジェットヘッド10は、電極パターン60に、ドライバICが接続され、ベース基板20の開口21,22に、インク循環系が接続される。
以上説明したように、本実施形態では、図3を参照するとわかるように、アクチュエータ50aを構成する2つの圧電素子52,53が、アルミナからなるベース材51によって支持される。このため、圧電素子52,53に欠損を生じさせることなく精度よく、これらの圧電素子52,53を整形することができる。その結果、圧電素子52,53に接続される電極パターン60を精度よく形成することが可能となる。以下、具体的に説明する。
一般に、圧電材料は脆性が高く、脆く欠けやすい性質を有している。このため、圧電素子52,53を研磨して整形する際に、図13に示されるダイシングソー110の下端の角が、圧電素子52、53を構成するシート520,530に接触すると、接触した部分でシート520,530の欠損が生じることがある。
しかしながら、本実施形態では、圧電素子52,53を構成するシート520,530が、脆性の低いアルミナからなるベース材51によって、ベース基板20の上面に支持されている。このため、ダイシングソー110の下端が、脆く欠けやすいシート520,530に接触することによって、圧電材料が欠損することがない。また、ダイシングソー110の下端が接触するベース基板20及びベース材51は、脆性が比較的低く欠けにくいアルミナから構成されている。したがって、インクジェットヘッド10の製造工程で、材料の欠損が発生を抑制することができる。
上述したように、圧電素子52,53などに代表される材料が欠損する頻度が低下すると、電極パターン60の断線やショートを未然に防止することができ、結果的に、電気的に信頼性の高いインクジェットヘッド10を提供することが可能となる。
特に、電極パターン60を、リソグラフィを用いて形成する場合には、材料が欠損した箇所での露光が不十分になりやすい。本実施形態では、圧電素子52,53などに代表される材料が欠損する頻度が低下するため、露光が不十分になる箇所の発生頻度が低下し、電気的な信頼性の高い電極パターンを形成することが可能となる。
また、本実施形態では、ベース基板20とベース材51の双方が、アルミナから構成されている。このため、インクジェットヘッド10の製造工程において、ベース基板20とベース材51に作用する熱応力の差に起因するベース基板20の変形を抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態によって限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、ベース材51が、アルミナからなることとした。ベース材51の材料はこれに限られるものではなく、例えば、ベース材51は、ガラスエポキシ樹脂、或いはポリイミドなどから構成されていてもよい。要するに、ベース材51は、アクチュエータ50aに用いられる圧電材料よりも脆性の低い材料から構成されていればよい。
上記実施形態では、アクチュエータ50aを構成する圧電素子52,53の厚さが相互に等しい場合について説明した。これに限らず、圧電素子52,53の厚さは、圧電素子52,53相互間で異なっていてもよい。インクジェットヘッド10の用途、解像度に応じて、圧電素子52,53の大きさや形状を決定することができる。
上記実施形態では、レジスト層を露光することにより露出した部分に電極パターン60を形成した。これに限らず、スパッタ法を用いて形成した金属層をパターニングすることにより、電極パターン60を形成することとしてもよい。
上記実施形態では、ベース基板20やフレーム30が、セラミックやアルミナ等から形成されている場合について説明した。ベース基板20及びフレーム30の素材は、上記材料に限定されるものではなく、例えば樹脂等であってもよい。
上記実施形態では、オリフィスプレート40が、ポリイミド等からなる場合について説明した。これに限らず、オリフィスプレート40は、ポリイミド以外の金属や樹脂から構成されていてもよい。
上記実施形態では、フレーム30とオリフィスプレート40とを接着してから、オリフィスプレート40に開口41を形成することとした。これに限らず、プレス加工や電鋳により、あらかじめ開口41が形成されたオリフィスプレート40を、フレーム30に張り付けることとしてもよい。
上記実施形態に係るインクジェットヘッド10は一例であり、ベース基板20に形成される開口21,22の数や、アクチュエータ50aの数は、インクジェットヘッド10の用途や解像度に応じて、適宜変更することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施しうるものであり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 インクジェットヘッド
20 ベース基板
21,22 開口
30 フレーム
31 開口
32 凹部
40 オリフィスプレート
41 開口
50 駆動ユニット
50a アクチュエータ
51 ベース材
51a 突出部
52,53 圧電素子
54〜56 接着層
60 電極パターン
110 ダイシングソー
120 ダイヤモンドソー
200 基板
221,222 開口
400 シート
411,412 開口
500 シートブロック
500a 溝
510,520,530 シート
600 多層フィルム
S 圧力室

Claims (5)

  1. 基板と、
    前記基板表面に配列され、圧電素子を有する複数のアクチュエータと、
    前記圧電素子より脆性が低い材料からなり、前記基板に対して、前記アクチュエータを支持するベース材と、
    前記圧電素子に接続され、前記ベース材と前記基板にわたって形成される電極パターンと、
    を備えるインクジェットヘッド。
  2. 前記ベース材は、セラミックからなる請求項1に記載のインクジェットヘッド。
  3. 前記ベース材は、前記基板の素材と同じ素材から構成される請求項1又は2に記載のインクジェットヘッド。
  4. 前記アクチュエータは、前記基板に直交する方向に配列される2つの圧電素子を有する請求項1乃至3のいずれか一項に記載のインクジェットヘッド。
  5. 前記電極パターンは、フォトリソグラフィを用いて形成される請求項1乃至4のいずれか一項に記載のインクジェットヘッド。
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