JP6284203B2 - 監視装置 - Google Patents

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Description

本発明は、監視装置に関し、特に車両に設置した監視装置に関するものである。
従来、監視装置を車両に搭載し運用した場合、車両速度とカメラのシャッタースピード(露光時間)に応じて残像が発生する場合がある。高速で動く被写体を撮像する場合、残像を抑制するためシャッタースピードを短くして撮像するのが一般的だが、シャッタースピードが短くなると映像は暗くなる。一方、映像の明るさを補正する機能としては、映像信号の増幅処理と蓄積処理がある。増幅処理は映像信号を増倍することにより映像の明るさを上げる機能で、残像は発生しないが雑音が増加する。蓄積処理は複数の画像を加算或いは露光時間を長くすることにより明るさを上げる機能で、雑音は減少するが残像は発生しやすくなる。残像を抑制したい場合には、シャッタースピードを短くし、蓄積機能は使用しない。高速で移動する車両にカメラを設置し屋外を撮影した場合、残像を抑制するためシャッタースピードを短くする。シャッタースピードが短くなると映像は暗くなるため、増幅機能を使用し映像を明るく補正する。一方、車両が停止或いは低速で移動している際には、走行中に比べて被写体が低速であり残像抑制の必要性が低いため、シャッタースピードを短くする必要がない。
また、他の先行技術としては、例えば、特許文献1に、列車内を監視する複数台のネットワークカメラと、ネットワークカメラからの映像を記録する装置と、映像を表示する表示装置と、車両管理システムとの通信機能を持つ監視システム全体を制御するシステム制御装置と、それらを接続するネットワークで構成されたシステムにおいて、システム制御装置と車両管理システムの2重化を図ることにより、車両管理システム障害時には異なる車両管理システムとの接続を行い復旧させる機能を有する技術が開示されている。
特開2012−85158号公報
本発明は、車両に搭載したカメラと記録装置を備えた監視装置において、カメラの露光時間は車両の移動速度に応じて制御でき、記録装置はカメラの映像データと車両の位置情報を関連付けて記憶でき、記録装置に記憶した映像データは車両の位置情報を基に検索できることを目的とする。
本発明の監視装置は、車両に設置された撮像手段と、該撮像手段の露光時間を制御する露光制御手段と、車両位置検出手段と、該車両位置検出手段で検出した位置情報を基に車両速度を検出する車両速度検出手段を備え、露光制御手段は車両速度検出手段で検出した車両速度に応じて撮像手段の露光時間を制御することを特徴とする。
また、本発明の監視装置は、車両に設置された複数の撮像手段と、表示手段と、該表示手段に表示する信号を制御する表示制御手段と、車両位置検出手段と、該車両位置検出手段で検出した位置情報を基に車両速度を検出する車両速度検出手段を備え、表示制御手段は車両速度検出手段で検出した車両速度に応じて表示する撮像手段出力の選択または複数の撮像手段出力の組合せを制御することを特徴とする。
さらに、本発明の監視装置は、車両に設置された撮像手段と、車両位置検出手段と、記録手段と、該記憶手段の記憶手段を検索する検索手段を備え、撮像手段は撮像手段で撮像した映像データと車両位置検出手段で検出した位置情報を関連付けて映像情報として出力し、記録手段は映像情報を記録し、検索手段は位置情報を基に記憶手段に記憶した映像データを検索することを特徴とする。
本発明によれば、車両に搭載したカメラと記録装置を備えた監視装置において、カメラの露光時間は車両の移動速度に応じて制御でき、記録装置はカメラの映像データと車両の位置情報を関連付けて記憶でき、記録装置に記憶した映像データは車両の位置情報を基に検索できる。
本発明の一実施例である監視装置を説明するためのブロック図である。 本発明の一実施例である監視装置の車両情報データ通信を説明するためのシーケンス図である。 本発明の一実施例である監視装置の車両情報データ構造例を説明するための図である。 本発明の一実施例である監視装置の車両速度情報に応じたカメラのシャッタースピード制御を説明するためのフローチャート図である。 カメラのシャッタースピード制御を説明するための図である。 本発明の一実施例である監視装置の表示切り替えを説明するためのブロック図である。 本発明の一実施例である監視装置のモニタの表示切り替えを説明するための図である。 本発明の一実施例である監視装置の車両速度情報に応じた監視画面切り替え制御を説明するためのフローチャート図である。 本発明の一実施例である監視装置の位置情報から映像データを検出する手順を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施例である監視装置のGPS情報と映像情報中の位置情報が一致しているか否かの判定方法の一例を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の一実施例について図面を用いてで説明する。
図1は本発明の一実施例である監視装置を説明するためのブロック図である。
図1は車両101に設置された監視装置である。監視装置は、ネットワーク103への配信機能を有する撮像手段であるカメラ104,105と、ネットワーク103経由で配信された映像情報をモニタ107に表示できる映像データに復調するWEBデコーダ106と、ネットワーク103経由で配信された映像情報を記憶する映像記録装置109と、ネットワーク103に接続された各装置を制御するコンソロールPC110と、GPS(Global Positioning System)等の位置情報検出装置108と、コントロールユニット102を備えている。なお、図1の監視装置は機能毎に分割してもよく、また複数の機能を一つにまとめてもよい。
コントロールユニット102は、位置情報検出装置108から位置情報を取得し、ネットワーク103経由でカメラ104,105に位置情報をデータ送信部203から送信する。また、コントロールユニット102は、位置情報検出装置108から出力される所定時間内の少なくとも2つの位置情報から車両移動速度の算出を行う。コンソールPC110は、記録装置109に記憶された映像情報を検索または再生する制御を行う。
次に、図2を用いて車両情報の送受信について説明する。
図2は本発明の一実施例である監視装置の車両情報データ通信を説明するためのシーケンス図である。
図2において、コントロールユニット102の部分機能であるデータ送信部203から、Δt間隔で定期的に車両情報205がマルチキャストパケット206〜209としてデータ受信部204に配信されている。データ受信部204はマルチキャストパケット206〜209を受信し、車両情報を取得する。なお、データ受信部204は、カメラ104,105、WEBデコーダ106、映像記録装置109の部分機能である。
次に、図3を用いて車両情報データ構造例を説明する。
図3は本発明の一実施例である監視装置の車両情報データ構造例を説明するための図である。
図3において、車両情報データは、16バイトで構成されており、最初の6バイトがシステム時刻(System Time)301であり、次の4バイトが経度情報(Longitude)302であり、次の4バイトが経緯情報(Latitude)303であり、次の1バイトが車両速度情報(Speed)304である。
なお、車両情報データの送受信が可能であれば、TCP(Transmission Control Protocol)やHTTP(HyperText Transfer Protocol)等の他の通信プロトコルを用いてもよい。
次に、図4を用いてカメラ104の露光時間であるシャッタースピードの制御の動作について説明する。
なお、カメラ104は、先頭車両から進行方向を撮影している実施例である。
図4は本発明の一実施例である監視装置の車両速度情報に応じたカメラのシャッタースピード制御を説明するためのフローチャート図である。
本発明の一実施例のコントロールユニット102は、ネットワーク103上のカメラ104に対し、車両の速度情報を定期的に通知する。
カメラ104は車両速度の閾値を予め設定しておく。高速側の閾値はAとし、低速側の閾値はBとする。なお、閾値Aと閾値Bは、カメラ104のシャッタースピードの制御において、ハンチング現象が発生しないように設定する(例えば、閾値Aと閾値Bの差は所定以上にする)。
図4はカメラ104の処理ステップである。
ステップ401では、コンソロールPC110からシャッタースピードの上限を取得する。
ステップ411では、コントロールユニット102から車両の速度情報を受信する。
ステップ402では、受信した速度情報が所定の閾値(以下、閾値A)を超えたとき(高速になった時)、シャッタースピード上限を短く設定し直す設定(以下、短設定)になっているか否かを判定し、短設定になっている場合(YES)にはステップ403の処理に進み、短設定になっていない場合(NO)にはステップ405の処理に進む。
ステップ403では、受信した速度情報が閾値B以下であるか否かを判定し、速度情報が閾値B以上の場合(NO)にはステップ401の処理に戻り、速度情報が閾値B以下の場合(YES)にはステップ404の処理に進む。
ステップ404では、シャッタースピードの上限を長設定(例えば、露光時間を10%延ばす)に設定変更し、ステップ401の処理に戻る。
ステップ405では、受信した速度情報が閾値A以上であるか否かを判定し、速度情報が閾値A以上の場合(YES)にはステップ406の処理に進み、速度情報が閾値A未満の場合(NO)にはステップ401の処理に戻る。
ステップ406では、シャッタースピードの上限を短設定(例えば、露光時間を10%短縮する)に設定変更し、ステップ401の処理に戻る。
次に、図5を用いてシャッタースピード制御について説明する。
図5はカメラのシャッタースピード制御を説明するための図である。
図5に示すように、シャッタースピードが上限に達した場合、それ以上環境照度が暗くなると、検出光量も低くなる。自動シャッタースピード制御で検出光量が十分に得られず映像が暗い場合、AGC(Automatic Gain Control)制御で映像を明るくする。AGC制御を使用した場合、映像にノイズが発生しやすくなるため、明るさの制御は可能な限りシャッタースピード制御を用いる方がよく、そのためにはシャッタースピードの上限は長い方が望ましい。一方、高速で動く被写体を撮影する場合の残像低減のためには、シャッタースピードの上限は短い方が望ましい。
本発明の一実施例の設定では、残像低減が優先される高速走行時にはシャッタースピードの上限を短くし、残像低減の必要性が低い低速走行時または停車時にはシャッタースピードの上限を長くしてノイズ発生を低減させることが出来る。
図4の閾値は、映像に残像が発生する速度を基準として設定する。厳密には、シャッタースピードを短くした場合にも映像に残像は発生するため、映像を利用する際に残像が無視できるかどうかを基準にして利用者が任意で閾値を設定する。
また、残像の発生度合は、車両速度・シャッタースピード以外にも、被写体の画角、車両進行方向に対するカメラ設置の向きなどによっても変化する。そのため、機器として固定値を使用するのではなく、利用者が任意の値を設定できるようにする。
また、ズーム機能を持ったレンズを使用したカメラの場合、シャッタースピードの上限を変更する基準として、車両速度以外に、ズームによる画角の変化を基準に含めてもよい。
また、図4は閾値を一つに決め、シャッタースピード上限を長設定と短設定の二つのみとしているが、閾値を増やし、より細かく段階的にシャッタースピードを変更してもよい。また、車両速度から必要なシャッタースピードの上限を計算し、閾値を用いず動的にシャッタースピードを変更する方法を用いてもよい。
次に、速度情報の利用例として、速度情報に応じて表示するカメラ出力の切り替えを行う機能について図6を用いて説明する。
図6は本発明の一実施例である監視装置の表示切り替えを説明するためのブロック図である。
設置場所や目的によって車両に複数のカメラが設置される場合、これらのカメラは、走行時や停車時で、その重要度が変わる。
図6は、車両601に複数のカメラを設置した場合の一例である。
車両601の監視装置は、先頭車両601−1の前方を撮影する目的で設置されたネットワーク611への配信機能を有するカメラ602と、最後尾車両601−2の後方を撮影する目的で設置されたネットワーク612への配信機能を有するカメラ603、車両のドア607付近を撮影することを目的としたネットワーク612への配信機能を有するカメラ604、カメラ602,603,604の映像データを受信して復号するWEBデコーダ605、映像データを表示するモニタ606で構成されている。
WEBデコーダ605は車両の速度情報を取得し、その速度情報に応じてモニタ606の表示映像を切り替える。
なお、ネットワーク611とネットワーク612は、1つのネットワークであっても、複数のネットワークを接続する構成であってもよい。
次に、モニタの表示の一例について、図7を用いて説明する。
図7は本発明の一実施例である監視装置のモニタの表示切り替えを説明するための図である。
図7において、モニタ606は、図6のカメラ602から出力される映像を映像Aに表示し、カメラ603から出力される映像を映像Bに表示し、カメラ604から出力される映像を映像Cに表示する。
701表示例1は、走行中のモニタ表示の一例である。走行中は前方を撮影する映像Aを大きく表示し、もう一つの映像Aと映像B並びに映像Cは小さく表示する。702表示例2は、後方へ走行中のモニタ表示の一例であり、映像Bを大きく表示し、もう一つの映像Bと映像A並びに映像Cは小さく表示する。703表示例3は、停車中のモニタ表示の一例であり、映像Cを大きく表示し、もう一つの映像Cと映像A並びに映像Bは小さく表示する。このように、走行速度情報がわかることで、それぞれの時点で有用な映像を拡大表示することが可能となり、映像表示の付加価値を向上させることができる。
なお、小さく表示する映像の位置は任意でよい。
次に、モニタの表示変更方法の一例について、図8を用いて説明する。
図8は本発明の一実施例である監視装置の車両速度情報に応じた監視画面切り替え制御を説明するためのフローチャートである。
図8はWEBデコーダ605の処理ステップである。
ステップ801では、車両速度情報を図示していない車両600の車両監視システムまたはGPSから取得する。
ステップ802では、車両速度が所定値(例えば、5km/h)以下か否かを判定し、所定値以下の場合(YES)にはステップ803の処理に進み、所定値超の場合(NO)にはステップ806の処理に進む。
ステップ803では、車両が停車中と判定し、ステップ804の処理に進む。
ステップ804では、モニタ606の表示が走行状態監視画面か否かを判定し、走行状態監視画面の場合(YES)にはステップ805の処理に進み、停車状態監視画面(NO)の場合にはステップ801の処理に戻る。
ステップ805では、モニタ606の表示を図7の703表示例3に示す停車状態監視画面に変更する。
ステップ806では、車両が走行中と判定し、ステップ807の処理に進む。
ステップ807では、モニタ606の表示が停車状態監視画面か否かを判定し、停車状態監視画面の場合(YES)にはステップ808の処理に進み、停車状態監視画面(NO)の場合にはステップ801の処理に戻る。
ステップ808では、モニタ606の表示を701表示例1に示すような走行状態監視画面に変更する。
なお、車両速度の所定値は、車両監視システムの管理者によって任意に切り替えられることが望ましいため、設定変更を可能とする。
また、カメラが受信した速度情報を映像データ中に付加し、WEBデコーダ605はカメラから受信した映像情報の中から速度情報を取得してもよい。
なお、映像情報とは、映像データと速度情報等を含む情報のことである。
次に、映像記録装置の検索の一例について、図9を用いて説明する。
図9は本発明の一実施例である監視装置の位置情報から映像データを検出する手順を説明するためのフローチャートである。
図9は映像記録装置109の処理ステップである。
ステップ901では、映像を検索したい場所のGPS情報を受信し、検索を開始する。
ステップ902では、記録している映像情報から位置情報を取得し、ステップ903の処理に進む。
ステップ903では、検索対象として指定されたGPS情報と比較して一致するか否かを判定し、位置情報が一致する場合(YES)にはステップ904の処理に進み、一致しない場合(NO)にはステップ905の処理に進む。
ステップ904では、映像情報を検索結果テーブルに追加記憶してステップ905の処理に進む。
ステップ905では、全映像情報の検索が完了したか否かを判定し、完了した場合(YES)にはステップ906の処理に進み、完了していない場合(NO)にはステップ907の処理に進む。
ステップ906では、検索結果テーブルをモニタ107に表示し、処理を終了する。
ステップ907では、次の映像情報を検索し、ステップ902の処理に戻る。
次に、図9のステップ903の処理の詳細について、図10を用いて説明する。
図10は本発明の一実施例である監視装置のGPS情報と映像情報中の位置情報が一致しているか否かの判定方法の一例を説明するためのフローチャートである。
図10は映像記録装置109の処理ステップである。
ステップ1001では、検索対象となっている位置から映像情報中の位置情報が示す位置(映像が撮影された時点での位置)までの距離の二乗を評価値Iとし、Iを(式1)で計算する。
I=(cosθ)×(Δφ)+(Δθ) ・・・・ (式1)
ここで、θは指定GPS情報の緯度、θは指定GPS情報の経度、Δθは映像情報中の位置情報との緯度差分、Δφは映像情報中の位置情報との経度差分である。
ステップ1002では、評価値Iが判定用閾値Lより小さいか否かを判定し、評価値Iが判定用閾値Lより小さい場合(YES)にはステップ1003の処理に進み、評価値Iが判定用閾値L以上の場合(NO)にはステップ1004の処理に進む。
ステップ1003では、位置情報が一致したと判定し、処理を終了する。
ステップ1004では、位置情報が異なると判定し、処理を終了する。
なお、閾値Lを決める要素としては、車両の運行速度、録画フレームレート、GPSの位置分解能などがある。これらの値は運用環境によって変化するため、システム管理者が任意の値に変更できる。
また、距離の検索方法として、区間を切り取っての二分検索もある。検索区間の最初のGPS情報と最後のGPS情報を比較し、その範囲に指定されたGPS情報が入っていた場合、次に区間の中心に当たる位置情報を、指定されたGPS情報と比較する。指定されたGPS情報が、検索区間最初のGPS情報と区間中心のGPS情報との間にあった場合、今度は、検索区間最初と検索区間中心の中央のGPS情報と比較を行う。これを繰り返すことで、検索数を削減し、指定されたGPS情報の該当する映像データの絞り込みを行う。位置の検索方法として、この二分検索方法を使用してもよい。
さらに、図1のコンソールPC110でGPS情報を指定する際には、GUI(Graphical User Interface)を使用してもよい。例えば、車両が移動する区間の地図を表示し、ポインティングデバイスを用いて位置を指定し、その位置のGPS情報を用いて映像検索を行う方法を用いてもよい。また、検索の際に他の情報を併用してもよい。一例として、時刻情報や運行区間情報等を使用することによって、検索する映像データの範囲を絞りこむ。
車両の位置情報を取得する方法として、GPS情報を用いた方法を上述で説明したが、走行距離を利用して位置を特定する方法を用いてもよい。線路上を走る鉄道車両では、基準点からの走行距離を求めることで、車両位置を一意に決めることが出来る。この方法を用いることで、位置が走行距離という変数が一つで定まるため、位置検索の簡易化や計算量の削減ができる。また、GPSを用いることが出来ないトンネル内などでも、位置情報を取得することが出来る。また、経路上の定点で走行距離を補正することで、実際の走行距離と計算上の位置の誤差を低減することも可能である。場合によっては、GPS情報を使用する方法と、走行距離から位置を算出する方法の両者を併用してもよい。
上述の一実施例によれば、車両に搭載したカメラと記録装置を備えた監視装置において、カメラの露光時間は車両の移動速度に応じて制御できる。また、記録装置はカメラの映像データと車両の位置情報を関連付けて記憶できる。さらに、記録装置に記憶した映像データは車両の位置情報を基に検索できる。
以上本発明について詳細に説明したが、本発明は、ここに記載された監視装置に限定されるものではなく、上記以外の監視装置に広く適用することができることは言うまでもない。
この出願は、2013年12月4日に出願された日本出願特願2013−251210を基礎として優先権の利益を主張するものであり、その開示の全てを引用によってここに取り込む。
本発明は、監視装置に係り、例えば高速で移動する車両にカメラを設置する監視装置に適している。
101:車両、102:コントロールユニット、104,105:カメラ、103:ネットワーク、106:WEBデコーダ、107:モニタ、108:位置情報検出装置、109:映像記録装置、110:コンソロールPC、601:車両、601−1:先頭車両、601−2:最後尾車両、602,603,604:カメラ、605:WEBデコーダ、606:モニタ、607〜610:ドア、611,612:ネットワーク。

Claims (2)

  1. 車両に設置された複数の撮像手段と、表示手段と、該表示手段に表示する信号を制御する表示制御手段と、車両位置検出手段と、前記複数の撮像手段として、車両の先頭車両の前方を撮影する目的で設置された第1のカメラと、車両の最後尾車両の後方を撮影する目的で設置された第2のカメラと、車両のドア付近を撮影する目的で設置された第3のカメラとを備え、
    前記表示制御手段は、
    車両が前方へ走行中には、前記第1のカメラで撮影する映像を大きく表示すると共に、前記第1のカメラで撮影する映像と前記第2のカメラで撮影する映像と前記第3のカメラで撮影する映像をそれぞれ小さく表示し、
    車両が後方へ走行中には、前記第2のカメラで撮影する映像を大きく表示すると共に、前記第2のカメラで撮影する映像と前記第1のカメラで撮影する映像と前記第3のカメラで撮影する映像をそれぞれ小さく表示し、
    車両が停車中には、前記第3のカメラで撮影する映像を大きく表示すると共に、前記第3のカメラで撮影する映像と前記第1のカメラで撮影する映像と前記第2のカメラで撮影する映像をそれぞれ小さく表示することを特徴とする監視装置。
  2. 記憶手段と、該記憶手段のデータを検索する検索手段を更に備えた請求項1記載の監視装置であって、
    前記撮像手段は、前記撮像手段で撮像した映像データと前記車両位置検出手段で検出した位置情報を関連付けて映像情報として出力し、
    前記記憶手段は、前記映像情報を記憶し、
    前記検索手段は、車両が移動する区間の地図を表示し、ポインティングデバイスにより位置の指定がなされると、前記位置と前記記憶手段に記憶した前記位置情報を基に前記記憶手段に記憶した映像データを検索することを特徴とする監視装置。
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