JP6282786B2 - タービン翼、タービン翼の製造方法及び軸流タービン - Google Patents

タービン翼、タービン翼の製造方法及び軸流タービン Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、タービン翼、タービン翼の製造方法及び軸流タービンに関する。
従来から、蒸気や燃焼ガスなどが軸方向に流れる軸流タービンが、発電などに利用されている。このような軸流タービンのうち、例えば、ガスタービンでは、タービン効率向上のための主流ガスの高温化に対して、タービン翼(動翼及び静翼)内部の冷却を行うと共に、タービン翼表面へ遮熱コーティングを施すことによって、タービン翼の損傷を防いでいる。
タービン翼の保護のため遮熱コーティングの厚さを厚くしていくと、タービン翼の後縁部の厚さ(幅)が厚くなっていく。しかし、一般にタービン翼の空力性能は、後縁部の厚さが薄いほど良いことが知られている。したがって、遮熱コーティングの厚さを確保した上で後縁部の厚さを薄くするためには、遮熱コーティング施工前の翼素材の後縁部の厚さを薄くする必要がある。しかしながら、タービン翼の一般的な製造方法である精密鋳造の製造性を考慮すると薄肉化に限界がある。
そこで、タービン翼の後縁部の遮熱コーティングの厚さを漸減させて、遮熱コーティング施工後におけるタービン翼の後縁部の厚さを薄くすることが提案されている。また、タービン翼の後縁の圧力側部分を機械加工で除去して厚さを約40パーセント減少させるとともに、内部冷却通路を露出させることが提案されている。
特許第5661060号公報 特開2011−236899号公報
しかしながら、遮熱コーティングの厚さを漸減させると、十分な遮熱効果を得ることができなくなり、耐久性が低下する可能性がある。また、遮熱コーティングの厚さを漸減させるためには、通常のコーティング作業とは異なる特別な施工管理が必要となる。
また、タービン翼の後縁の圧力側部分を機械加工で除去して内部冷却通路を露出させ、翼面から冷媒を放出させると、冷媒の量が増え、プラント効率が低下する。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、耐久性を確保しつつタービン翼の後縁部を薄肉化することができ、空力性能を向上させることのできるタービン翼、タービン翼の製造方法及び軸流タービンを提供することを目的とする。
実施形態のタービン翼は、軸流タービンの環状流路内に列状に配設されるタービン翼であって、凸状に湾曲する背面と、前記背面とは反対側の腹面と、作動流体の流れ方向上流側に配置される前縁と、作動流体の流れ方向下流側に配置される後縁と、前記後縁を含む少なくとも一部の領域に形成され、精密鋳造にて製造したタービン翼素材の前記背面又は前記腹面の少なくとも一方に追加工を施して厚さを減少させた薄肉部と、前記薄肉部の内部に、翼高さ方向に沿って形成された冷却孔と、を具備している。
実施形態のタービン翼の製造方法は、軸流タービンの環状流路内に列状に配設されるタービン翼の製造方法であって、凸状に湾曲する背面と、前記背面とは反対側の腹面と、作動流体の流れ方向上流側に配置される前縁と、作動流体の流れ方向下流側に配置される後縁と、を含むタービン翼素材を精密鋳造にて製造する工程と、前記タービン翼素材の前記後縁を含む少なくとも一部の領域の前記背面又は前記腹面の少なくとも一方に追加工を施し、厚さを減少させた薄肉部を形成する工程と、前記薄肉部の内部に、翼高さ方向に沿って冷却孔を形成する工程と、を具備している。
実施形態の軸流タービンは、環状流路の周方向に列状に配設された静翼と、前記静翼の下流側に配置され、タービンの回転中心軸に対して周方向に列状に配設された動翼とでタービン段落を構成する軸流タービンにおいて、前記静翼及び前記動翼のうち少なくとも1つは、凸状に湾曲する背面と、前記背面とは反対側の腹面と、作動流体の流れ方向上流側に配置される前縁と、作動流体の流れ方向下流側に配置される後縁と、前記後縁を含む少なくとも一部の領域に形成され、精密鋳造にて製造したタービン翼素材の前記背面又は前記腹面の少なくとも一方に追加工を施して厚さを減少させた薄肉部と、前記薄肉部の内部に、翼高さ方向に沿って形成された冷却孔と、を具備している。
実施形態の軸流タービンの縦断面構成を模式的に示す図。 実施形態のタービン翼の翼有効部の構成を模式的に示す図。 図2のタービン翼のA−A断面構成を模式的に示す図。 タービン翼の後縁部の構成を模式的に示す図。 タービン翼の後縁部のB−B断面構成を模式的に示す図。 実施形態のタービン翼の製造方法を説明するための図であり、図6Aは精密鋳造工程を示し、図6Bは追加工工程を示し、図6Cは冷却孔形成工程を示す。 遮熱コーティングを施したタービン翼の後縁部の断面構成を模式的に示す図。 タービン翼の後縁部の薄肉部の他の構成を模式的に示す図。 タービン翼の後縁部の薄肉部の他の構成を模式的に示す図。 他の実施形態のタービン翼の後縁部の断面構成を模式的に示す図。 タービン翼の後縁部のC−C断面構成を模式的に示す図。
以下、実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、実施形態の軸流タービン100の通路部の構造を示している。なお、軸流タービン100は、例えば、現在の発電プラントで使用されている通常のガスタービン、超臨界COサイクル発電に使用する所謂COタービン等に適用することができる。軸流タービン100は、ケーシング101を備え、このケーシング101内には、タービンロータ(タービン回転軸)102が貫設されている。なお、タービンロータ102は、図示しないロータ軸受によって回転可能に支持されている。
ケーシング101には、周方向に沿って配列された複数(図1には1つのみ示す。)のタービン静翼103が取り付けられている。また、タービンロータ102には、周方向に沿って配列された複数(図1には1つのみ示す。)のタービン動翼104が取り付けられている。タービン静翼103とタービン動翼104は、交互に配置されて環状流路を形成している。静翼翼列は、タービンロータ102の軸方向に動翼翼列と交互に複数段備えられている。そして、静翼翼列と、その直下流側に位置する動翼翼列とで一つのタービン段落を構成している。なお、以下ではタービン静翼103及びタービン動翼104を、タービン翼120と総称して説明する。
図2は精密鋳造翼であるタービン翼120の翼有効部105の構成を示しており、図3は、図2のA−A断面構成を示している。図3に示すように、タービン翼120の翼有効部105は、凸状に湾曲する背面106と、凹状に湾曲する、背面106とは反対側の腹面107と、作動流体の流れ方向上流側に配置される前縁108と、作動流体の流れ方向下流側に配置される後縁109とを具備している。なお、図3では図示を省略しているが、後述するように、タービン翼120には、翼高さ方向(図2の上下方向)に沿って冷却孔が形成されている。
図4は、図2に示した翼有効部105の後縁109部分の構成を拡大して示しており、図5は、図4のB−B断面構成を示している。第1実施形態に係るタービン翼120では、腹面107側の後縁109を含む領域に、腹面側薄肉部110が形成されている。この腹面側薄肉部110は、後述するように、精密鋳造によって製造されたタービン翼素材に切削加工による追加工を行うことによって形成されている。そして、タービン翼120の後縁109の厚さWは、腹面側薄肉部110を形成する際に切削した厚さ分、厚さが薄くなっている。なお、図5中点線で切削する前の状態を模式的に示してある。
また、腹面側薄肉部110の内部には、タービン翼120の翼高さ方向(図4の上下方向)に沿って冷却孔111が形成されている。また、第1実施形態では、腹面側薄肉部110以外の部位においても、内部に同様な冷却孔112が複数形成されている。これらの冷却孔111、冷却孔112の内部には、冷媒が通流され、高温の作動流体に晒されるタービン翼120を冷却する。
次に、図6を参照して、上記構成のタービン翼120の製造方法について説明する。本実施形態の製造方法では、まず、図6の上部にその断面形状を示すように、精密鋳造工程によってタービン翼120の概略形状を有するタービン翼素材120aを製造する(図6A)。タービン翼素材120aは、翼有効部105を具備している。また、翼有効部105は、凸状に湾曲する背面106と、凹状に湾曲する腹面107と、作動流体の流れ方向上流側に配置される前縁108と、作動流体の流れ方向下流側に配置される後縁109とを具備している。
次に、図6の中間部にその断面形状を拡大して示すように、タービン翼素材120aの翼有効部105の後縁109側の腹面107の所定領域に対して、切削加工による追加工工程を実施し、表面部分を削り取る。これによって、タービン翼素材120aの厚さを薄くした腹面側薄肉部110を形成する(図6B)。なお、図6B中に点線で切削する前の状態を模式的に示してある。
この切削加工によりタービン翼素材120aの後縁109側を薄肉化する追加工工程では、タービン翼素材120aを厚さ方向において1mm以下程度切削することが好ましく、例えば、0.5mm程度切削する。したがって、腹面側薄肉部110の厚さは、切削加工の前より、例えば0.5mm程度薄くなる。この場合、タービン翼素材120aの厚さが、後縁109側に向けて漸減し、段差が生じないように切削加工を施すことが好ましい。
また、上記切削加工は、タービン翼素材120aの後縁109と、後縁109の近傍の領域に施せばよい。この場合、タービン翼素材120aの腹面107の後縁109から前縁108までの長さを100%とした時、例えば、後縁109から前縁108に向けて5〜20%程度の領域に切削加工を施せばよい。しかし、例えば後縁109から前縁108まで、腹面107の全面(100%)に切削加工を施してもよい。
上記のように、タービン翼素材120aの後縁109側の所定領域に切削加工による追加工を施して腹面側薄肉部110を形成することによって、腹面側薄肉部110の厚さを精度良く調整することができる。すなわち、精密鋳造では、タービン翼素材120aの厚さを、例えば±0.5mm程度の精度でしか制御することができないが、切削加工によれば、例えば、±0.05mm程度の精度以上で制御することができる。したがって、切削加工による追加工を施すことによって、タービン翼素材120aの腹面側薄肉部110の部分の厚さを、所定厚さに精度良く制御することができる。
次に、図6の下部にその断面形状を拡大して示すように、上記した腹面側薄肉部110の内部に位置するように、翼高さ方向に沿った円孔からなる冷却孔111を形成する冷却孔形成工程を行う。この場合、上述したとおり、腹面側薄肉部110の部分の翼の厚さは高精度で所定厚さとされているので、この厚さが一定の面を基準として腹面側薄肉部110の内部に冷却孔111を形成することができる(図6C)。
したがって、厚さの薄い腹面側薄肉部110の内部の所定位置に、位置精度良く冷却孔111を形成することができる。なお、必要に応じて、腹面側薄肉部110以外の部分にも、内部に冷却孔112を形成する。これらの工程によって、タービン翼120を得ることができる。
また、上記工程の後、図7に示すように、必要に応じて、背面106、腹面107、前縁108、後縁109を含むように、タービン翼120の表面に遮熱コーティング113を施す。この遮熱コーティング113は、例えば、全面に均一な所定の厚さで形成することができる。このように、均一な厚さで遮熱コーティング113を形成することによって、十分な遮熱性を確保することができる。また、腹面側薄肉部110を形成しているので、遮熱コーティング113を形成した後におけるタービン翼120の後縁109の厚さを薄くすることができる。
以上のように、本実施形態では、精密鋳造によって製造したタービン翼素材120aに切削加工による追加工を施すことによって、腹面側薄肉部110を形成し、後縁109側の厚さを薄くしたタービン翼120としている。したがって、タービン翼120の空力性能を向上させることができる。
なお、上記実施形態では、タービン翼素材120aの腹面107側に切削加工を施して腹面側薄肉部110を形成した場合について説明した。しかし、例えば図8に示すように、タービン翼素材120aの背面106側に切削加工を施して背面側薄肉部114を形成してもよい。さらに、例えば図9に示すように、タービン翼素材120aの背面106側及び腹面107側の両面に切削加工を施して、背面側薄肉部114及び腹面側薄肉部110の双方を形成してもよい。
次に、図10、図11を参照して、第2実施形態に係るタービン翼130の構成について説明する。図10は、タービン翼130の翼有効部105の後縁109部分の構成を拡大して示しており、図11は、図10のC−C断面構成を示している。
第2実施形態に係るタービン翼130は、翼有効部105の後縁109の翼根元側及び翼先端側の隅R部115を除いた部分に、腹面側薄肉部110が形成されている。このような構成とすることによって、高い応力が発生し易い隅R部115の部分の肉厚を確保することができる。したがって、強度を確保した上で、後縁109の厚さを薄くし、空力性能を向上させることができる。また、隅R部115は、Rがついているため切削加工を施し難い部分である。この隅R部115に切削加工を施さないことによって、全体としての施工性を向上させることができる。
このように、第2実施形態に係るタービン翼130では、翼有効部105の後縁109を薄肉化することによる強度の低下を抑制しつつ、空力性能を向上させることができる。また、切削加工を施し難い隅R部115の加工を排除することにより、施工性の低下も抑制することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100……軸流タービン、101……ケーシング、102……タービンロータ、103……タービン静翼、104……タービン動翼、105……翼有効部、106……背面、107……腹面、108……前縁、109……後縁、110……、111……冷却孔、112……冷却孔、113……遮熱コーティング、114……背面側薄肉部、115……隅R部、120……タービン翼、130……タービン翼。

Claims (8)

  1. 軸流タービンの環状流路内に列状に配設されるタービン翼であって、
    凸状に湾曲する背面と、
    前記背面とは反対側の腹面と、
    作動流体の流れ方向上流側に配置される前縁と、
    作動流体の流れ方向下流側に配置される後縁と、
    前記後縁を含む少なくとも一部の領域に形成され、精密鋳造にて製造したタービン翼素材の前記背面又は前記腹面の少なくとも一方に追加工を施して厚さを減少させた薄肉部と、
    前記薄肉部の内部に、翼高さ方向に沿って形成された冷却孔と、
    を具備したことを特徴するタービン翼。
  2. 請求項1記載のタービン翼であって、
    前記薄肉部を含む前記背面及び前記腹面に形成された遮熱コーティング層を具備したことを特徴するタービン翼。
  3. 請求項1又は2記載のタービン翼であって、
    前記タービン翼素材の後縁側の、隅R部以外の部分に前記薄肉部が形成されていることを特徴するタービン翼。
  4. 請求項1乃至3いずれか1項記載のタービン翼であって、
    前記薄肉部以外の部分の内部に、翼高さ方向に沿って形成された冷却孔を具備したことを特徴するタービン翼。
  5. 軸流タービンの環状流路内に列状に配設されるタービン翼の製造方法であって、
    凸状に湾曲する背面と、前記背面とは反対側の腹面と、作動流体の流れ方向上流側に配置される前縁と、作動流体の流れ方向下流側に配置される後縁と、を含むタービン翼素材を精密鋳造にて製造する工程と、
    前記タービン翼素材の前記後縁を含む少なくとも一部の領域の前記背面又は前記腹面の少なくとも一方に追加工を施し、厚さを減少させた薄肉部を形成する工程と、
    前記薄肉部の内部に、翼高さ方向に沿って冷却孔を形成する工程と、
    を具備したことを特徴するタービン翼の製造方法。
  6. 請求項5記載のタービン翼の製造方法であって、
    前記薄肉部を含む前記背面及び前記腹面に、遮熱コーティング層を形成する工程を具備したことを特徴するタービン翼の製造方法。
  7. 請求項5又は6記載のタービン翼の製造方法であって、
    前記タービン翼素材の後縁側の、隅R部以外の部分に前記薄肉部を形成することを特徴するタービン翼の製造方法。
  8. 環状流路の周方向に列状に配設された静翼と、前記静翼の下流側に配置され、タービンの回転中心軸に対して周方向に列状に配設された動翼とでタービン段落を構成する軸流タービンにおいて、
    前記静翼及び前記動翼のうち少なくとも1つは、
    凸状に湾曲する背面と、
    前記背面とは反対側の腹面と、
    作動流体の流れ方向上流側に配置される前縁と、
    作動流体の流れ方向下流側に配置される後縁と、
    前記後縁を含む少なくとも一部の領域に形成され、精密鋳造にて製造したタービン翼素材の前記背面又は前記腹面の少なくとも一方に追加工を施して厚さを減少させた薄肉部と、
    前記薄肉部の内部に、翼高さ方向に沿って形成された冷却孔と、
    を具備したことを特徴する軸流タービン。
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