JP6871770B2 - タービン動翼、及びガスタービン - Google Patents
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ガスタービンでは、複数の静翼及び動翼に作用する燃焼ガスの温度が1500℃の高温に達する。このため、静翼及び動翼は、内部に冷却媒体が流れる冷却通路及び冷却孔を備える。静翼及び動翼は、冷却媒体により翼壁を冷却するとともに、翼壁に設けた冷却穴から吐出された冷却媒体を燃焼ガス側へ流出させることで翼面の冷却を行う。
また、上記隙間が狭すぎると、動翼の翼体と分割環とが接触して、翼体が損傷する可能性がある。
特許文献1の動翼では、負圧面側翼壁に沿って前縁端から後縁領域の始端まで延在するようにチップシニングを設けていた。このため、動翼のチップにおいて熱負荷を受ける部分が多いという問題があった。
また、本発明の一態様に係るタービン動翼によれば、タービンロータの径方向に延出するとともに、前縁及び後縁で互いに接続される圧力面側翼壁及び負圧面側翼壁、前記圧力面側翼壁及び負圧面側翼壁の端部のうち、前記タービンロータの径方向の外側に配置された先端部に設けられた天板、前縁側に配置された前縁側領域、及び後縁側に配置された後縁側領域、を含む翼体と、前記天板の前記後縁側領域のみに設けられ、隙間を介在させた状態でケーシングの内面と対向するように前記タービンロータの径方向の外側に突出し、かつ前縁側から後縁側に延在するチップシニングと、を備え、前記翼体は、前記タービンロータの周方向に複数配置されており、前記タービンロータの周方向で隣り合う位置に配置された前記翼体の間には、スロート部が形成されており、前記負圧面側翼壁の負圧面は、前記スロート部に対応するスロート位置を含み、前記前縁側領域は、前記タービンロータの軸線方向において、前記スロート位置から前記前縁側に前記翼体の全長の50%以下となる長さ分移動した位置と前記翼体の前記前縁との間の領域である。
また、本発明の一態様に係るタービン動翼によれば、タービンロータの径方向に延出するとともに、前縁及び後縁で互いに接続される圧力面側翼壁及び負圧面側翼壁、前記圧力面側翼壁及び負圧面側翼壁の端部のうち、前記タービンロータの径方向の外側に配置された先端部に設けられた天板、前縁側に配置された前縁側領域、及び後縁側に配置された後縁側領域、を含む翼体と、前記天板の前記後縁側領域のみに設けられ、隙間を介在させた状態でケーシングの内面と対向するように前記タービンロータの径方向の外側に突出し、かつ前縁側から後縁側に延在するチップシニングと、を備え、前記翼体は、前記タービンロータの周方向に複数配置されており、前記翼体は、キャンバーラインを含み、前記前縁側領域は、前記キャンバーラインのうち、最も前記タービンロータの回転方向に配置された位置と前記翼体の前記前縁との間の領域である。
また、本発明の一態様に係るタービン動翼によれば、タービンロータの径方向に延出するとともに、前縁及び後縁で互いに接続される圧力面側翼壁及び負圧面側翼壁、前記圧力面側翼壁及び負圧面側翼壁の端部のうち、前記タービンロータの径方向の外側に配置された先端部に設けられた天板、前縁側に配置された前縁側領域、及び後縁側に配置された後縁側領域、を含む翼体と、前記天板の前記後縁側領域のみに設けられ、隙間を介在させた状態でケーシングの内面と対向するように前記タービンロータの径方向の外側に突出し、かつ前縁側から後縁側に延在するチップシニングと、を備え、前記前縁側領域は、前記負圧面側翼壁の負圧面のうち、最も前記タービンロータの回転方向に配置された位置と前記翼体の前記前縁との間の領域である。
したがって、翼体の前縁側領域にチップシニングを設けていなくてもタービン動翼のチップリークが増加する可能性は低い。
これにより、チップリークの増大を抑制した上で、チップシニングの熱負荷を抑制することができる。
また、翼体の前縁からタービンロータの軸線方向での翼体の全長の10%以上の長さの範囲内は、チップシニングの効果が小さい。よって、この範囲内の領域を、チップシニングを形成しない前縁側領域とすることができる。
また、例えば、スロート位置から前縁側に翼体の全長の50%よりも長い長さ分移動した位置と翼体の前縁との間を前縁側領域とすると、チップシニングが形成される後縁側領域が大きくなるため、チップの熱負荷を十分に抑制することが困難な可能性がある。
そこで、スロート位置から前縁側に翼体の全長の50%以下の長さ分移動した位置と翼体の前縁との間を前縁側領域とすることで、チップの熱負荷を十分に抑制することができる。
また、例えば、キャンバーラインのうち、最もロータの回転方向に配置された位置よりも前縁側の位置から前縁までの領域を前縁側領域とすると、チップシニングが形成されない領域が少なくなるため、チップの熱負荷を抑制することが困難となる可能性がある。一方、キャンバーラインのうち、最もロータの回転方向に配置された位置よりも後縁側の位置から前縁までの領域を前縁側領域とすると、チップシニングが形成される領域が少なくなるため、チップリークが増加する可能性がある。したがって、キャンバーラインのうち、最もロータの回転方向に配置された位置と翼体の前縁との間の領域を前縁側領域とすることで、チップの熱負荷を抑制した上で、チップリークの増加を抑制することができる。
また、例えば、負圧面側翼壁の負圧面のうち、最もタービンロータの回転方向に配置された位置よりも前縁側の位置から前縁までの領域を前縁側領域とすると、チップシニングが形成されない領域が少なくなるため、チップの熱負荷を抑制することが困難となる可能性がある。一方、負圧面側翼壁の負圧面のうち、最もタービンロータの回転方向に配置された位置よりも後縁側の位置から前縁までの領域を前縁側領域とすると、チップシニングが形成される領域が少なくなるため、チップリークが増加する可能性がある。したがって、負圧面側翼壁の負圧面のうち、最もタービンロータの回転方向に配置された位置と翼体の前縁との間の領域を前縁側領域とすることで、チップの熱負荷を抑制した上で、チップリークの増加を抑制することができる。
したがって、翼体の後縁からロータの軸線方向での翼体の全長の10%の長さまでの範囲内となる領域にチップシニングを設けなくてもチップリークの増加を抑制することができる。
図1を参照して、本発明の第1の実施形態に係るガスタービン10について説明する。図1では、説明の便宜上、ガスタービン10の構成要素ではない発電機15も図示する。図1において、O1はロータ30の軸線(以下、「軸線O1」という)を示している。ロータ30の軸線O1は、タービンロータ31の軸線でもある。以下の説明において、「タービンロータ31の軸線O1」という場合がある。また、図1に示す圧縮機11に記載された矢印は、圧縮空気の流れ方向を示している。
圧縮機11は、圧縮機ロータ21と、複数の圧縮機動翼段23と、圧縮機ケーシング24と、複数の圧縮機静翼段25と、を有する。
圧縮機ケーシング24は、軸線O1を中心軸とする筒状の部材である。圧縮機ケーシング24は、内周面24aを有する。
圧縮機静翼段25は、圧縮機ケーシング24の内周面24aの周方向に間隔を空けて配列された複数の圧縮機静翼28を有する。
上記構成とされた圧縮機11は、燃焼用空気を吸入して圧縮空気を生成する。圧縮機11により生成された圧縮空気は、燃焼器12内に流れ込む。
タービンケーシング34は、軸線O1を中心軸とする筒状の部材である。タービンケーシング34は、内周面34aを有する。
タービンケーシング34は、隙間を介在させた状態で、複数のタービン動翼37の先端部と対向する分割環41を有する。
タービン静翼段35は、タービンケーシング34の内周面34aの周方向に間隔を空けて配列された複数のタービン静翼38を有する。
L2は、翼体43の前縁側領域C1に対応する部分の軸線O1方向の長さ(以下、「長さL2」という)を示している。
また、L3は、翼体43の後縁側領域C2のうち、圧力面46aと負圧面47aとの圧力差が小さい領域C3に対応する翼体43の長さ(以下、「長さL3」という)を示している。翼体43の長さL3は、翼体43の後縁43Bを基準としたときの長さである。
図5において、P1は前縁側領域C1での圧力面46aと負圧面47aとの圧力差(以下、「圧力差P1」という)、P2は後縁側領域C2での圧力面46aと負圧面47aとの圧力差(以下、「圧力差P2」という)、P3は領域C3での圧力面46aと負圧面47aとの圧力差(以下、「圧力差P3」という)をそれぞれ示している。また、図5に示す符号L1〜L3は、図2に示す符号L1〜L3と同一のものを示している。
翼体43は、前縁43Aと、後縁43Bと、圧力面側翼壁46と、負圧面側翼壁47と、天板49と、冷却流路52と、前縁側領域C1と、後縁側領域C2と、冷却孔53と、を有する。
遮熱コーティング層58は、翼体43を構成する金属製基材56の外面56aを被覆している。遮熱コーティング層58は、高温の燃焼ガスから金属製基材56を保護する機能を有する。
一般的に翼体43の前縁43Aからタービンロータ31の軸線O1方向での翼体43の全長の10%以上の長さの範囲内は、チップシニング45の効果が小さい。よって、この範囲内の領域を、チップシニング45を形成しない前縁側領域C1とすることができる。
チップシニング45は、天板49の後縁側領域C2のみに設けられている。チップシニング45は、後縁側領域C2の一方の端(後縁43B)から他方の端(前縁側領域C1と対向する端)まで延在している。チップシニング45は、天板49のうち、負圧面側翼壁47側に位置する外周部に配置されている。
これにより、チップリークの増大を抑制した上で、3面加熱されるチップシニング45が溶融すること(減肉すること)を抑制するための冷却空気を削減することができる。
例えば、同一の孔径とされた冷却孔を、翼体43の前縁側領域C1及び後縁側領域C2にそれぞれ複数設け、前縁側領域C1に設けられた冷却孔の密度を、後縁側領域C2に設けられた冷却孔の密度よりも低くてもよい。
図6を参照して、第2の実施形態のガスタービン65について説明する。図6では、図1〜図5に示す構造体と同一構成部分には同一符号を付す。図6において、L4はスロート位置69Aから前縁43A側に翼体43の全長の50%以下の長さ分移動した位置から前縁43Aまでの長さ(以下、「長さL4」という)を示している。また、図6において、図1〜図5に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
ここでのスロート部69とは、タービンロータ31の周方向で隣り合う位置に配置された2つの翼体43間に形成される流路が、一方の翼体43の負圧面47aと他方の翼体43の圧力面46aとに接触する仮想内接円を描いたときに内接円直径で示される幅の流路のことをいう。図6では、説明の便宜上、スロート部69を直線で図示している。
後縁側領域F2は、位置69Bから後縁43Bまでの間に配置された領域である。後縁側領域F2は、領域C3を含む。チップシニング45は、後縁側領域F2に設けられている。
前縁側領域F1の圧力面46aと負圧面47aとの圧力差P1は、後縁側領域F2の圧力面46aと負圧面47aとの圧力差P2よりも小さい。
また、第2の実施形態のタービン動翼67では、後縁側領域F2を構成する領域C3にもチップシニング45を設けた場合を例に挙げて説明したが、領域C3には、チップシニング45を設けなくてもよい。
図7を参照して、第4の実施形態のガスタービン80について説明する。図7において、図1〜図4に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
ガスタービン80は、タービン動翼37に替えて、タービン動翼81を有すること以外は、第1の実施形態のガスタービン10と同様に構成されている。
後縁側領域G2は、翼体43のうち、位置83Aから後縁43Bまでの領域である。後縁側領域G2は、領域C3を含む。チップシニング45は、後縁側領域G2に設けられている。
図8を参照して、第4の実施形態のガスタービン90について説明する。図8において、図1〜図5に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
ガスタービン90は、タービン動翼37に替えて、タービン動翼91を有すること以外は、第1の実施形態のガスタービン10と同様に構成されている。
前縁側領域I1は、翼体43のうち、位置91Aと翼体43の前縁43Aとの間の領域とされている。後縁側領域I2は、翼体43のうち、位置91Aと後縁43Bとの間に配置された領域である。後縁側領域I2は、領域C3を含む。
チップシニング45は、後縁側領域I2に設けられている。
Claims (11)
- タービンロータの径方向に延出するとともに、前縁及び後縁で互いに接続される圧力面側翼壁及び負圧面側翼壁、前記圧力面側翼壁及び負圧面側翼壁の端部のうち、前記タービンロータの径方向の外側に配置された先端部に設けられた天板、前縁側に配置された前縁側領域、及び後縁側に配置された後縁側領域、を含む翼体と、
前記天板の前記後縁側領域のみに設けられ、隙間を介在させた状態でケーシングの内面と対向するように前記タービンロータの径方向の外側に突出し、かつ前縁側から後縁側に延在するチップシニングと、
を備え、
前記前縁側領域は、前記翼体の前記前縁から前記タービンロータの軸線方向での前記翼体の全長の10%以上の長さの範囲内の領域であるタービン動翼。 - タービンロータの径方向に延出するとともに、前縁及び後縁で互いに接続される圧力面側翼壁及び負圧面側翼壁、前記圧力面側翼壁及び負圧面側翼壁の端部のうち、前記タービンロータの径方向の外側に配置された先端部に設けられた天板、前縁側に配置された前縁側領域、及び後縁側に配置された後縁側領域、を含む翼体と、
前記天板の前記後縁側領域のみに設けられ、隙間を介在させた状態でケーシングの内面と対向するように前記タービンロータの径方向の外側に突出し、かつ前縁側から後縁側に延在するチップシニングと、
を備え、
前記翼体は、前記タービンロータの周方向に複数配置されており、
前記タービンロータの周方向で隣り合う位置に配置された前記翼体の間には、スロート部が形成されており、
前記負圧面側翼壁の負圧面は、前記スロート部に対応するスロート位置を含み、
前記前縁側領域は、前記タービンロータの軸線方向において、前記スロート位置から前記前縁側に前記翼体の全長の50%以下となる長さ分移動した位置と前記翼体の前記前縁との間の領域であるタービン動翼。 - タービンロータの径方向に延出するとともに、前縁及び後縁で互いに接続される圧力面側翼壁及び負圧面側翼壁、前記圧力面側翼壁及び負圧面側翼壁の端部のうち、前記タービンロータの径方向の外側に配置された先端部に設けられた天板、前縁側に配置された前縁側領域、及び後縁側に配置された後縁側領域、を含む翼体と、
前記天板の前記後縁側領域のみに設けられ、隙間を介在させた状態でケーシングの内面と対向するように前記タービンロータの径方向の外側に突出し、かつ前縁側から後縁側に延在するチップシニングと、
を備え、
前記翼体は、前記タービンロータの周方向に複数配置されており、
前記翼体は、キャンバーラインを含み、
前記前縁側領域は、前記キャンバーラインのうち、最も前記タービンロータの回転方向に配置された位置と前記翼体の前記前縁との間の領域であるタービン動翼。 - タービンロータの径方向に延出するとともに、前縁及び後縁で互いに接続される圧力面側翼壁及び負圧面側翼壁、前記圧力面側翼壁及び負圧面側翼壁の端部のうち、前記タービンロータの径方向の外側に配置された先端部に設けられた天板、前縁側に配置された前縁側領域、及び後縁側に配置された後縁側領域、を含む翼体と、
前記天板の前記後縁側領域のみに設けられ、隙間を介在させた状態でケーシングの内面と対向するように前記タービンロータの径方向の外側に突出し、かつ前縁側から後縁側に延在するチップシニングと、
を備え、
前記前縁側領域は、前記負圧面側翼壁の負圧面のうち、最も前記タービンロータの回転方向に配置された位置と前記翼体の前記前縁との間の領域であるタービン動翼。 - 前記チップシニングは、前記天板のうち、前記負圧面側翼壁側に位置する外周部に配置させる請求項1から4のいずれか一項に記載のタービン動翼。
- 前記翼体は、該翼体の内側に設けられ、冷却媒体が流れる冷却流路と、前記冷却媒体を該翼体の外側に吐出させる複数の冷却孔と、を備えており、
前記複数の冷却孔は、前記翼体の前記後縁側領域のみに設ける請求項1から5のいずれか一項に記載のタービン動翼。 - 前記翼体は、該翼体の内側に設けられ、冷却媒体が流れる冷却流路と、前記冷却媒体を該翼体の外側に吐出させる冷却孔と、を備えており、
前記冷却孔は、前記翼体の前記前縁側領域及び前記後縁側領域にそれぞれ複数設けられており、
前記前縁側領域に設けられた冷却孔の密度は、前記後縁側領域に設けられた冷却孔の密度よりも低い請求項1から5のいずれか一項に記載のタービン動翼。 - 前記翼体は、該翼体の内側に設けられ、冷却媒体が流れる冷却流路と、前記冷却媒体を前記翼体の外側に吐出させる冷却孔と、を備えており、
前記冷却孔は、前記翼体の前記前縁側領域及び前記後縁側領域にそれぞれ設けられており、
前記前縁側領域に設けられた冷却孔の径は、前記後縁側領域に設けられた冷却孔の径よりも小さい請求項1から5のいずれか一項に記載のタービン動翼。 - 前記後縁側領域のうち、前記翼体の前記後縁から前記タービンロータの軸線方向での前記翼体の全長の10%の長さとなる位置と前記後縁との間に配置された領域には、前記チップシニングを配置しない請求項1から3のいずれか一項記載のタービン動翼。
- 前記チップシニング及び前記翼体は、金属製基材を加工することで一体形成されており、
前記翼体を構成する前記金属製基材の外面のみを覆う遮熱コーティング層を有する請求項1から9のいずれか1項記載のタービン動翼。 - 燃焼用空気を吸入して圧縮空気を生成する圧縮機と、
前記圧縮空気に燃料を噴射して燃焼させ、燃焼ガスを生成する燃焼器と、
前記燃焼ガスにより駆動されるタービンと、
を備え、
前記タービンは、所定方向に延在する前記タービンロータと、
前記タービンロータの周方向及び軸線方向に複数配置された請求項1から10のいずれか一項記載のタービン動翼と、
隙間を介在させた状態で前記チップシニングと対向する分割環を含み、かつ前記タービンロータ及び複数の前記タービン動翼を収容するケーシングと、
を含むガスタービン。
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