JP6281512B2 - 画像読取装置及び結露除去方法 - Google Patents

画像読取装置及び結露除去方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6281512B2
JP6281512B2 JP2015062758A JP2015062758A JP6281512B2 JP 6281512 B2 JP6281512 B2 JP 6281512B2 JP 2015062758 A JP2015062758 A JP 2015062758A JP 2015062758 A JP2015062758 A JP 2015062758A JP 6281512 B2 JP6281512 B2 JP 6281512B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
condensation
condensation removal
removal
unit
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015062758A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016184784A (ja
Inventor
剛志 寺田
剛志 寺田
麻里 古々本
麻里 古々本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2015062758A priority Critical patent/JP6281512B2/ja
Priority to US15/080,608 priority patent/US9661174B2/en
Publication of JP2016184784A publication Critical patent/JP2016184784A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6281512B2 publication Critical patent/JP6281512B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00976Arrangements for regulating environment, e.g. removing static electricity
    • H04N1/00992Humidity control, e.g. removing condensation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00912Arrangements for controlling a still picture apparatus or components thereof not otherwise provided for
    • H04N1/00954Scheduling operations or managing resources
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0077Types of the still picture apparatus
    • H04N2201/0094Multifunctional device, i.e. a device capable of all of reading, reproducing, copying, facsimile transception, file transception

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、画像読取装置及び結露除去方法に関する。
従来、複写機、複合機等の画像読取装置では、原稿読取部の内部における結露の状態を解消するために、専用ヒーターを用いた技術が存在する。
例えば、特開2002−281201号公報(特許文献1)には、光電変換手段からアナログ信号のゲイン調整した調整データを出力するゲイン調整手段と、該ゲイン調整手段で調整した出力を読取手段、及び読み取った調整出力値の径時的な変動から、結露しているか否かを判断し、その判断にもとづいて結露防止ヒーターを制御する手段を設ける画像形成装置の原稿読取装置が開示されている。これにより、結露状態を、特別な手段を用いずに正確に検知し、装置コストを低減し、結露防止に要するエネルギーを削減するとしている。
特開2002−281201号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、結露防止ヒーター(専用ヒーター)を設ける必要があり、このヒーター分の装置コストが掛かるという課題がある。
そこで、本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、装置コストを掛けること無く、効率的な結露除去を可能となる画像読取装置及び結露除去方法を提供することを目的とする。
本発明の一の局面に係る画像読取装置は、結露判定部と、結露除去部と、時間計測部と、結露除去時間テーブルと、最短決定部と、を備える。結露判定部は、画像読取部の光源部からの光を反射するミラー部と、当該光をデータに変換する変換部とを含む複数の結露発生対象部位に結露が生じているか否かを判定する。結露除去部は、前記結露が生じている場合に、前記複数の結露発生対象部位のそれぞれに対応して熱を与える複数の結露除去パターンのうち、特定の結露除去パターンで結露除去を実行する。時間計測部は、前記特定の結露除去パターンの結露除去の実行に要した結露除去時間を計測する。結露除去時間テーブルは、前記複数の結露除去パターンとそれぞれの前記時間計測部が計測した結露除去時間を関連付けて記憶する。最短決定部は、前記複数の結露除去パターンのうち、前記結露除去時間が最短の結露除去時間を有する結露除去パターンを最短パターンとして決定する。更に、前記結露除去部が、前記結露除去時間テーブルに結露除去時間が記憶されていない結露除去パターンについて結露除去を、結露が発生する度に順次実行し、前記最短決定部は、前記結露除去時間テーブルに各複数の結露除去パターンに対応する結露除去時間が全て記憶されたのち、前記最短決定パターンを決定し、次に結露が生じていると判定された場合に、前記結露除去部に前記最短パターンで結露除去を実行させるとともに、このときの結露除去時間で結露除去テーブルを更新し最短パターンを再決定する。
又、前記結露発生対象部位は、前記画像読取部の走行体内のミラー部と、前記画像読取部の走行体外のミラー部と、前記画像読取部の走行体外の変換部とを含む。
又、前記走行体内の第一のミラー部に熱を与える第一の結露除去パターンは、前記走行体内のミラー部が定着部の上方の位置に来るように当該走行体を移動させて、前記定着部を加熱させるとともに、前記走行体内の光源部を点灯するパターンである。前記走行体外の第二のミラー部に熱を与える第二の結露除去パターンは、前記光源部が前記第二のミラー部に近接するように前記走行体を移動させて、前記光源部を点灯するパターンである。前記走行体外の変換部に熱を与える第三の結露除去パターンは、前記光源部が前記変換部の上方に位置するように前記走行体を移動させて、前記光源部を点灯するパターンである。
本発明の一の局面に係る結露除去方法は、結露判定ステップと、結露除去ステップと、時間計測ステップと、結露除去時間テーブルに記憶するステップと、最短決定ステップと、を備える。結露判定ステップは、画像読取部の光源部からの光を反射するミラー部と、当該光をデータに変換する変換部とを含む複数の結露発生対象部位に結露が生じているか否かを判定する。結露除去ステップは、前記結露が生じている場合に、前記複数の結露発生対象部位のそれぞれに対応して熱を与える複数の結露除去パターンのうち、特定の結露除去パターンで結露除去を実行する。時間計測ステップは、前記特定の結露除去パターンの結露除去の実行に要した結露除去時間を計測する。結露除去時間テーブルに記憶するステップは、前記複数の結露除去パターンとそれぞれの前記時間計測ステップで計測した結露除去時間を関連付けて記憶する。最短決定ステップは、前記複数の結露除去パターンのうち、前記結露除去時間が最短の結露除去時間を有する結露除去パターンを最短パターンとして決定する。更に、前記結露除去ステップで、前記結露除去時間テーブルに結露除去時間が記憶されていない結露除去パターンについて結露除去を、結露が発生する度に順次実行し、前記最短決定ステップは、前記結露除去時間テーブルに各複数の結露除去パターンに対応する結露除去時間が全て記憶されたのち、前記最短決定パターンを決定し、次に結露が生じていると判定された場合に、前記結露除去ステップで、前記最短パターンで結露除去を実行させるとともに、このときの結露除去時間で結露除去テーブルを更新し最短パターンを再決定する。
本発明の画像読取装置及び結露除去方法によれば、装置コストを掛けること無く、結露除去を可能となる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の内部の全体構成を示す概念図である。 本発明の実施形態における画像形成装置の機能ブロック図である。 本発明の実施形態の実行手順を示すためのフローチャートである。 本発明の実施形態における結露除去中画面の一例を示す図(図4A)と、本発明の実施形態における第一の結露除去パターンの一例を示す図(図4B)とである。 本発明の実施形態における第二及び第三の結露除去パターンの一例を示す図(図5A)と、本発明の実施形態における結露除去時間テーブルの一例を示す図(図5B)と、である。
以下に、添付図面を参照して、本発明の画像読取装置及び結露除去方法の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。又、フローチャートにおける数字の前に付されたアルファベットSはステップを意味する。
以下に、本発明の実施形態の一例として、通常の画像読取装置を搭載した画像形成装置について説明する。尚、本発明の画像形成装置は、例えば、コピー、ファクシミリ、スキャナ、プリンター等の機能を備えた複合機(MFP:Multi Function Peripheral)が該当する。
画像形成装置100は、図1に示すように、操作部101を介してユーザーから特定のジョブの設定条件を受け付けると、各部(画像読取部102、画像形成部103、用紙搬送部104、定着部105等)を駆動し、当該ジョブを提供する。前記ジョブは、コピージョブ、ファクシミリ送信ジョブ、スキャンジョブ、プリンタージョブ等を挙げることが出来る。
画像読取部102は、原稿台の下面に配置された走行体106(キャリッジ)を備え、当該走行体106の内部には、原稿台に載置された原稿へ光を照射する光源部107と、当該原稿から反射された光を走行体106の外部に反射する第一のミラー部108とを備えている。第一のミラー部108で反射された光は、前記走行体106の外部の第二のミラー部109、第三のミラー部110を介して変換部111(例えば、CCD)に導かれる。変換部111は、前記走行体106の外部に存在し、前記光を原稿の画像データに変換する。画像読取部102は、走行体106を原稿台の下面において一方の端部から他方の端部まで走行させることで、原稿の全部の画像データを読み取る。
又、画像形成部103は、前記読み取られた画像データに基づいてトナー像を形成し、用紙搬送部104から搬送された用紙に当該トナー像を転写させる。又、定着部105は、常温から所定の定着温度まで加熱され、当該定着温度で、前記用紙に転写されたトナー像を定着させて、当該用紙を印刷物とする。この印刷物は、排紙トレイに排出される。尚、定着部105は、画像読取部102の走行体106が走行可能な位置の一部の下方に設けられている。
尚、画像形成装置100の制御回路は、図示しないが、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、各駆動部に対応するドライバを内部バスによって接続している。
画像形成装置100のCPUは、例えば、RAMを作業領域として利用し、ROM、HDD、SSD等に記憶されているプログラムを実行し、当該実行結果に基づいてドライバからのデータ、指示、信号、命令等を授受し、印刷ジョブの実行に関する各駆動部の動作を制御する。又、駆動部以外の後述する各部(図2に示す)についても、CPUが、各プログラムを実行することで当該各部を実現する。ROM、RAM、HDD、SSD等には、以下に説明する各部を実現するプログラムやデータが記憶されている。
次に、図2、図3を参照しながら、本発明の実施形態に係る構成及び実行手順について説明する。先ず、ユーザーが画像形成装置100の電源を投入すると、当該画像形成装置100の表示受付部201が起動して、ユーザーからジョブの設定条件を受け付ける。
ここで、画像形成装置100の電源が投入されると、画像読取制御部202が、画像読取のためのキャリブレーション処理を実行する。前記キャリブレーション処理には、例えば、シェーディング補正の処理が含まれる。画像読取制御部202は、画像読取部102の走行体106の光源部107を、予め設定された白色板(図示せず)の位置へ移動し、当該光源部107から光を白色板へ照射して、当該白色板107から反射した光を、第一のミラー部108、第二のミラー部109、第三のミラー部110を介して、変換部111へ導入し、当該白色板の反射光に対応する画像データを得る。前記変換部111は、例えば、一次元のイメージセンサであるCCDであり、主走査方向のライン状に配列された複数の受光素子からなる受光面を有し、当該受光面に集光された原稿の主走査方向1ライン分の反射光を当該複数の受光素子で光電変換することにより、主走査方向1ライン分の画像データを出力する。この画像データは、当該複数の受光素子のそれぞれに対応する反射光の明るさを示す値(画素値)によって構成されている。画像読取制御部202は、前記白色板の反射光に対応する画像データを用いてシェーディング補正の処理を実行する。
ここで、画像読取制御部202がシェーディング補正の処理を実行すると、その旨を結露判定部203に通知し、当該通知を受けた結露判定部203は、複数の結露発生対象部位に結露が生じているか否かを判定する(図3:S101)。
ここで、前記結露発生対象部位は、環境温度、環境湿度の変化に応じて結露が生じ得る部位であり、例えば、本発明の実施形態の結露発生対象部位は、ミラー部108、第二のミラー部109、第三のミラー部110、変換部111となる。これらのいずれかに結露が発生する。
又、結露が生じているか否かの判定方法は公知の方法を採用することが出来る。例えば、結露判定部203は、前記白色板の反射光に対応する画像データを用いる。前記第一のミラー部108、第二のミラー部109、第三のミラー部110、変換部111のいずれかの表面に結露が生じている場合、結露が生じている部分で光の乱反射が生じて、変換部111に入射する光量が高くなり、得られる画像データは、結露が発生していない場合の画像データよりも明るくなる。そのため、結露検知部203は、前記白色板の反射光に対応する画像データの画素値が、結露判定用の基準画素値を超過したか否かを判定する。前記画像データの画素値は、例えば、主走査方向1ライン分の画像データの画素値の平均値でも、特定の位置における画素値でも良い。前記白色板の反射光に対応する画像データの画素値が前記基準画素値を超過した場合、結露判定部203は、結露が生じていると判定し、前記白色板の反射光に対応する画像データの画素値が前記基準画素値以下の場合、結露判定部203は、結露が生じていないと判定する。
前記判定の結果、前記結露が生じていない場合(図3:S101NO)、結露判定部203は、処理を完了する。この場合は、画像読取制御部202が、前記原稿の画像を読み取っても正常に読み取れるため、前記キャリブレーション処理を完了するとともに、表示受付部201は、ジョブの設定条件を受け付ける。
一方、前記判定の結果、前記結露が生じている場合(図3:S101YES)、結露判定部203は、その旨を表示受付部201と結露除去部204とに通知する。当該通知を受けた表示受付部201は、操作部101のタッチパネルに、結露除去中画面400を表示させる(図3:S102)。
前記結露除去中画面400には、図4Aに示すように、結露が発生した旨を示すメッセージ401と、結露除去中を示すメッセージ402と、OKキー403とが表示される。これにより、ユーザーは、結露が生じていることを認識することが可能となる。
又、前記通知を受けた結露除去部204は、前記第一のミラー部108、第二のミラー部109、第三のミラー部110、変換部111のいずれかに熱を与える複数の結露除去パターンのうち、特定の結露除去パターンで結露除去を実行する。
ここで、図1に示すように、走行体106の内部に第一のミラー部108が設けられ、前記走行体106が収容される筐体の内部の側面に第二のミラー部109と、第三のミラー部110とが設けられ、前記筐体の内部の底面に変換部111が設けられている場合、結露が発生している箇所は、前記走行体106の内部の第一のミラー部108、前記走行体106の外部の第二のミラー部109、第三のミラー部110、前記変換部111のいずれかに該当する可能性が高い。ここで、結露発生は、上述のように変換部111に入光する光量で判定されるため、光路上に存在する第一のミラー部108、第二のミラー部109、第三のミラー部110、変換部111のいずれに結露が発生しているかを特定することは困難である。
そこで、本発明の実施形態では、第一のミラー部108、第二のミラー部109、第三のミラー部110、変換部111の複数の結露発生対象部位の配置形態に応じて、複数の結露除去パターンが定義される。
前記走行体106内の第一のミラー部108に熱を与える第一の結露除去パターンは、図4Bに示すように、前記走行体106の内部の第一のミラー部108が定着部105の上方の位置に来るように、当該走行体106を、主走査方向と直交する方向(副走査方向)へ移動させて、前記定着部105を加熱させるとともに、当該走行体106の光源部107を点灯させるパターンである。前記定着部105の定着温度は、高温(例えば、180度)まで昇温され、その熱が上方へ移動するため、第一の結露除去パターンでは、前記定着部105の熱を第一のミラー部108に与える。又、前記光源部107は点灯により、周囲が高温(例えば、30度)になり、当該光源部107は、熱を放射状に発生させるため、第一の結露除去パターンでは、前記光源部107の熱を第一のミラー部108に与える。
又、前記走行体106外の第二のミラー部109及び第三のミラー部110に熱を与える第二の結露除去パターンは、図5Aに示すように、前記走行体106の内部の光源部107が前記第二のミラー部109及び第三のミラー部110に近接するように、当該走行体106を移動させて、当該走行体106の光源部107を点灯させるパターンである。第二の結露除去パターンでは、前記光源部107の放射状の熱の移動により、前記光源部107の熱を第二のミラー部109及び第三のミラー部110に与える。
又、前記走行体106外の変換部111に熱を与える第三の結露除去パターンは、図5Aに示すように、前記走行体106の内部の光源部107が前記変換部111の上方に位置するように、当該走行体106を移動させて、当該走行体106の光源部107を点灯させるパターンである。第三の結露除去パターンでは、前記光源部107の放射状の熱の移動により、前記光源部107の熱を変換部111に与える。
上述の3つの結露除去パターンは、例えば、特定のメモリーの結露除去時間テーブル500で識別される。前記結露除去時間テーブル500には、図5Bに示すように、前記複数(3つ)の結露除去パターン501と、当該結露除去パターンの実行で計測された結露除去時間502とが関連付けて記憶される。3つの結露除去パターンは、例えば、最上段から、第一の結露除去パターン、第二の結露除去パターン、第三の結露除去パターンの順番で記憶されている。現時点では、未だ結露除去パターンでの結露除去が実行されていないため、全ての結露除去時間502には、何の時間も記憶されていない状態である。
結露除去部204は、前記結露除去時間テーブル500を参照し、結露除去に要する時間が最短になる最短パターンが決定されているか否かを判定する(図3:S103)。
前記判定の結果、前記最短パターンが決定されていない場合(図3:S103NO)、結露除去部204は、前記3つの結露除去パターンのうち、一つの結露除去パターンを選択する(図3:S104)。
結露除去部204は、前記結露除去時間テーブル500の3つの結露除去パターンのうち、前記結露除去時間502が記憶されていない結露除去パターン、例えば、最上段に記憶された第一の結露除去パターンを選択し、当該第一の結露除去パターンに基づいて、結露除去を開始する(図3:S105)。
結露除去部204が前記結露除去を開始すると、その旨を時間計測部205に通知し、当該通知を受けた時間計測部205は、前記第一の結露除去パターンの結露除去の実行に要した結露除去時間を計測する(図3:S106)。
例えば、時間計測部205は、前記第一の結露除去パターンの結露除去の開始に対応して、予め設けられた特定のタイマーを起動させて、前記結露除去の開始時点からの経過時間を計時する。
一方、結露除去部204が結露除去を開始すると、その旨を結露判定部203に通知し、当該通知を受けた結露判定部203は、定期的に、画像読取制御部202を通じて、前記白色板の反射光に対応する画像データを取得し、当該白色板の反射光に対応する画像データを用いて、前記発生した結露が除去されたか否かを判定する(図3:S107)。
ここで、前記白色板の反射光に対応する画像データの画素値が前記基準画素値を超過した場合、結露判定部203は、前記発生した結露が除去されていないと判定し、前記白色板の反射光に対応する画像データの画素値が前記基準画素値以下の場合、結露判定部203は、前記発生した結露が除去されたと判定する。
前記判定の結果、前記発生した結露が除去されていない場合(図3:S107NO)、結露判定部203は、結露除去部204による結露除去を継続して実行させるとともに、再度、前記白色板の反射光に対応する画像データを取得し、前記発生した結露が除去されたか否かを判定する(図3:S107)。
一方、前記判定の結果、前記発生した結露が除去された場合(図3:S107YES)、結露判定部203は、その旨を結露除去部204と表示受付部201に通知し、当該通知を受けた結露除去部204は、結露除去を停止する(図3:S108)。又、前記通知を受けた表示受付部201は、前記結露除去中画面400をタッチパネルから消去する。
又、結露除去部204が結露除去を停止すると、その旨を時間計測部205に通知し、当該通知を受けた時間計測部205は、前記タイマーを停止させて、当該タイマーが計時した経過時間を、前記第一の結露除去パターンの結露除去の実行に要した結露除去時間として、特定のメモリーに記憶させる(図3:S109)。
例えば、図5Bに示すように、時間計測部205は、前記結露除去時間テーブル500の結露除去パターン501のうち、前記第一の結露除去パターンに対応する結露除去時間502に、前記計測された結露除去時間(例えば、40分)を記憶させる。
時間計測部205が前記結露除去時間の記憶を完了すると、その旨を最短決定部206に通知し、当該通知を受けた最短決定部206は、前記3つの結露除去パターン501のうち、前記最短パターンを決定する。
例えば、最短決定部206は、前記結露除去時間テーブル500を参照し、当該結露除去時間テーブル500の全ての結露除去パターン501に、それぞれ結露除去時間502が記憶されているか否かを判定する(図3:S110)。
前記判定の結果、全ての結露除去時間502が記憶されていない場合(図3:S110NO)、最短決定部206は、前記最短パターンを決定することが出来ないため、処理を終了する。
この場合、S101において、再度、結露が生じていると判定された場合(図3:S101YES)、前記最短パターンが決定されていないため(図3:S103NO)、結露除去部204は、前記結露除去時間502が記憶されていない結露除去パターン、例えば、第二の結露除去パターンを選択し(図3:S104)、当該第二の結露除去パターンに基づいて、結露除去を開始する(図3:S105)。このように、結露が発生すると、前記結露除去時間502が記憶されていない結露除去パターンが順次実行されるため、全ての結露除去時間502が記憶される状態になる。
そして、S110において、全ての結露除去時間502が記憶されている場合(図3:S110YES)、最短決定部206は、全ての結露除去時間502のうち、前記結露除去時間が最短の結露除去時間を有する結露除去パターンを最短パターンとして決定する(図3:S111)。例えば、図5Bに示すように、第一の結露除去パターンの結露除去時間が40分、第二の結露除去パターンの結露除去時間が50分、第三の結露除去パターンの結露除去時間が60分と記憶されている場合は、前記第一の結露除去パターンが最短パターンとして決定される。
そして、最短決定部206は、次に結露除去が実行される際に、前記結露除去部204に前記最短パターンの結露除去を実行させる。つまり、S101において、再度、結露が生じていると判定された場合(図3:S101YES)、前記最短パターンが決定されているため(図3:S103YES)、結露除去部204は、前記決定された最短パターン(例えば、第一の結露除去パターン)を選択し(図3:S112)、当該最短パターンに基づいて、結露除去を開始する(図3:S105)。
これにより、最短パターンが、結露除去に最も効果があるとみなして、前記最短パターンが決定された後は、当該最短パターンで結露除去を実行させることで、ユーザーの待ち時間の短縮を図り、結露除去の効率を向上させることが出来る。又、上述のように、定着部105や光源部107の熱を利用するものの、最短パターンでの結露除去の実行により、消費エネルギーを低減し、コストパフォーマンスを高めることが出来る。
ところで、本発明の実施形態では、最短パターンに基づいて、結露除去が開始された後でも、時間計測部205は、前記最短パターンの結露除去の実行に要した結露除去時間を計測し(図3:S106)、図5Bに示すように、前記計測した結露除去時間(例えば、55分)を、前記結露除去時間テーブル500の最短パターン(第一の結露除去パターン)に対応する結露除去時間502に再記憶(更新)させる(図3:S109)。そして、最短決定部206は、前記最短パターンの結露除去時間が更新された後に、前記3つの結露除去パターンのうち、前記結露除去時間が最短の結露除去時間を有する結露除去パターンを最短パターンとして再決定する(図3:S111)。このように、例えば、前記最短パターン(第一の結露除去パターン)の結露除去時間が、次に短い結露除去時間(例えば、第二の結露除去パターンの結露除去時間)よりも長くなった場合は、前記最短パターンを見直すことで、常に、効率の良い結露除去の実行を実現することが出来る。
特に、画像形成装置100の設置地域(例えば、亜熱帯地域や寒冷地域)の種類により、結露が発生する箇所や時期(例えば、夏、冬等)が大きく変動することから、前記最短パターンを常時見直すことで、結露除去の効率を維持することが出来る。
ここで、前記最短パターンの再決定に特に限定は無く、例えば、時間計測部205が、前記最短パターンの結露除去時間を更新させた際に、最短決定部206は、前記更新後の最短パターンの結露除去時間が、前記最短パターン以外の他の結露除去パターンの結露除去時間のうち、次に短い結露除去時間よりも長いか否かを判定する。そして、前記判定の結果、前記最短パターンの結露除去時間が前記次に短い結露除去時間よりも短い場合は、最短決定部206は、前記最短パターンをそのまま決定し、前記最短パターンの結露除去時間が前記次に短い結露除去時間よりも長い場合は、最短決定部206は、前記結露除去部204に、前記他の結露除去パターンの結露除去を実行させて、再度、当該他の結露除去パターンの結露除去時間を計測させる。そして、前記他の結露除去パターンの結露除去時間が全て計測された場合に、最短決定部206が、前記他の結露除去パターンの結露除去時間のうち、最短の結露除去時間を有する結露除去パターンを最短パターンとして再決定する(図3:S111)。この場合、前記最短パターンの結露除去時間は既に更新された後であることから、先に決定された最短パターンを除外することで、効率の良い最短パターンの再決定をすることが出来る。
尚、本発明の実施形態では、画像読取制御部202がシェーディング補正の処理を実行した際に、結露判定部203が結露の発生を判定したが、他の構成でも良い。例えば、前記シェーディング補正の処理は、起動時に実行されるため、結露判定部203が、ユーザーの指示を受けた時点、周期的な特定の時点等起動時以外の時点で、結露判定部203が結露の発生を判定してもよい。その場合は、結露判定部203が、例えば、前記画像読取制御部202を介して、前記白色板の反射光に対応する画像データを取得する。
又、本発明の実施形態では、前記結露の発生の判定のために、前記白色板の反射光に対応する画像データを用いたが、他の構成でも良い。例えば、通常の原稿の画像データのうち、特定の位置における主走査方向1ライン分の画像データを用いても構わない。その場合は、前記結露判定用の基準画素値は、適宜変更される。
又、本発明の実施形態では、画像形成装置100の起動後に結露除去が実行されたが、他の構成でも良い。例えば、ジョブが実行されて、画像読取制御部202が原稿の画像を読み取った際に、当該画像に基づいて結露が発生したと判定された場合、結露除去部204が結露除去を実行し、結露が除去された後に、再度、画像読取制御部202が前記原稿の画像を読み取っても良い。
又、本発明の実施形態では、結露除去パターンの数を3つとしたが、結露発生対象部位の数や種類に応じて、結露除去パターンの構成は適宜変更され、当該結露除去パターンの数は適宜増減される。
又、本発明の実施形態では、画像形成装置100が各部を備えるよう構成したが、当該各部を実現するプログラムを記憶媒体に記憶させ、当該記憶媒体を提供するよう構成しても構わない。当該構成では、前記プログラムを装置に読み出させ、当該装置が前記各部を実現する。その場合、前記記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の作用効果を奏する。さらに、各部が実行するステップをハードディスクに記憶させる方法として提供することも可能である。
以上のように、本発明に係る画像読取装置及び結露除去方法は、複合機はもちろん、複写機、プリンター等に有用であり、装置コストを掛けること無く、効率的な結露除去を可能となる画像読取装置及び結露除去方法として有効である。
100 画像形成装置
102 画像読取部
105 定着部
107 光源部
108 第一のミラー部
109 第二のミラー部
110 第三のミラー部
111 変換部
201 表示受付部
202 画像読取制御部
203 結露判定部
204 結露除去部
205 時間計測部
206 最短決定部

Claims (4)

  1. 画像読取部の光源部からの光を反射するミラー部と、当該光をデータに変換する変換部とを含む複数の結露発生対象部位に結露が生じているか否かを判定する結露判定部と、
    前記結露が生じている場合に、前記複数の結露発生対象部位のそれぞれに対応して熱を与える複数の結露除去パターンのうち、特定の結露除去パターンで結露除去を実行する結露除去部と、
    前記特定の結露除去パターンの結露除去の実行に要した結露除去時間を計測する時間計測部と、
    前記複数の結露除去パターンとそれぞれの前記時間計測部が計測した結露除去時間を関連付けて記憶する結露除去時間テーブルと、
    前記複数の結露除去パターンのうち、前記結露除去時間が最短の結露時間を有する結露除去パターンを最短パターンとして決定する最短決定部と、
    を備え、
    前記結露除去部が、前記結露除去時間テーブルに結露除去時間が記憶されていない結露除去パターンについて結露除去を、結露が発生する度に順次実行し前記最短決定部は、前記結露除去時間テーブルに各複数の結露除去パターンに対応する結露除去時間が全て記憶されたのち、前記最短パターンを決定し、次に結露が生じていると判定された場合に、前記結露除去部に前記最短パターンで結露除去を実行させるとともに、このときの結露除去時間で結露除去時間テーブルを更新し最短パターンを再決定する
    ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記結露発生対象部位は、前記画像読取部の走行体内のミラー部と、前記画像読取部の走行体外のミラー部と、前記画像読取部の走行体外の変換部とを含む
    請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記走行体内の第一のミラー部に熱を与える第一の結露除去パターンは、前記走行体内のミラー部が定着部の上方の位置に来るように当該走行体を移動させて、前記定着部を加熱させるとともに、前記走行体内の光源部を点灯するパターンであり、
    前記走行体外の第二のミラー部に熱を与える第二の結露除去パターンは、前記光源部が前記第二のミラー部に近接するように前記走行体を移動させて、前記光源部を点灯するパターンであり、
    前記走行体外の変換部に熱を与える第三の結露除去パターンは、前記光源部が前記変換部の上方に位置するように前記走行体を移動させて、前記光源部を点灯するパターンである
    請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 画像読取部の光源部からの光を反射するミラー部と、当該光をデータに変換する変換部とを含む複数の結露発生対象部位に結露が生じているか否かを判定する結露判定ステップと、
    前記結露が生じている場合に、前記複数の結露発生対象部位のそれぞれに対して熱を与える複数の結露除去パターンのうち、特定の結露除去パターンで結露除去を実行する結露除去ステップと、
    前記特定の結露除去パターンの結露除去の実行に要した結露除去時間を計測する時間計測ステップと、
    前記複数の結露除去パターンとそれぞれの前記時間計測部が計測した結露除去時間を関連付けて結露除去時間テーブルに記憶するステップと、
    前記複数の結露除去パターンのうち、前記結露除去時間が最短の結露除去時間を有する結露除去パターンを最短パターンとして決定する最短決定ステップと、
    を備え
    前記結露除去ステップで、前記結露除去時間テーブルに結露除去時間が記憶されていない結露除去パターンについて結露除去を、結露が発生する度に実行し、前記最短決定ステップは、前記結露除去時間テーブルに各複数の結露除去パターンに対応する結露除去時間が全て記憶されたのち、前記最短パターンを決定し、次に結露が生じていると判定された場合に、前記結露除去ステップで、前記最短パターンで結露除去を実行するとともに、このときの結露除去時間で結露除去時間テーブルを更新し最短パターンを再決定する
    ことを特徴とする結露除去方法。
JP2015062758A 2015-03-25 2015-03-25 画像読取装置及び結露除去方法 Expired - Fee Related JP6281512B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015062758A JP6281512B2 (ja) 2015-03-25 2015-03-25 画像読取装置及び結露除去方法
US15/080,608 US9661174B2 (en) 2015-03-25 2016-03-25 Image reading apparatus that ensures condensation removal at low cost, condensation removal method, and recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015062758A JP6281512B2 (ja) 2015-03-25 2015-03-25 画像読取装置及び結露除去方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016184784A JP2016184784A (ja) 2016-10-20
JP6281512B2 true JP6281512B2 (ja) 2018-02-21

Family

ID=56976469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015062758A Expired - Fee Related JP6281512B2 (ja) 2015-03-25 2015-03-25 画像読取装置及び結露除去方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9661174B2 (ja)
JP (1) JP6281512B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6439741B2 (ja) * 2016-04-27 2018-12-19 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP7058975B2 (ja) * 2017-10-26 2022-04-25 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及び、プログラム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0659548A (ja) * 1992-08-12 1994-03-04 Sharp Corp 複写機における除湿制御装置
JP2002281201A (ja) 2001-03-22 2002-09-27 Ricoh Co Ltd 画像読取装置
JP2011029806A (ja) * 2009-07-23 2011-02-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像読取装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US9661174B2 (en) 2017-05-23
JP2016184784A (ja) 2016-10-20
US20160286067A1 (en) 2016-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5866078B2 (ja) 画像形成装置、原稿サイズ検出方法
JP6281519B2 (ja) 紙種検出装置及び紙種検出方法
JP2016114865A (ja) 画像形成装置
JP6281512B2 (ja) 画像読取装置及び結露除去方法
JP2010204428A (ja) 画像形成装置
US20200021708A1 (en) Image forming apparatus
JP2016011997A (ja) 紙種検出装置及び紙種検出方法
JP6269455B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP5968353B2 (ja) シート検出装置の検査方法、シート検出装置、画像処理装置、検査装置
JP5651566B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP2017013268A (ja) 光走査装置、画像形成装置、光走査方法
JP2010074304A (ja) 画像形成装置及び起動制御方法
JP5919350B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP6439741B2 (ja) 画像形成装置
JP4796485B2 (ja) 画像読取装置、画像形成装置
JP2009180974A (ja) 定着装置、画像形成装置、定着装置の制御方法、および定着装置の制御プログラム
JP6287694B2 (ja) 画像読取装置及び画像読取方法
JP4338474B2 (ja) 定着装置,画像形成装置,定着装置の制御方法
JP6058511B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2010224268A (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP5984856B2 (ja) 画像読取装置、画像形成装置
JP6537888B2 (ja) 画像処理装置
JP6204433B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP6327203B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP6245153B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171013

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171024

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180108

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6281512

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees