JP6279163B1 - タイヤ製造プロセスでタイヤの欠陥を検出する方法および装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、製造プロセス時にタイヤの面に発生することがある、例えば、切れ目、または薄い突起などのタイヤの実質的に線状の欠陥を検出する方法および装置に関する。
タイヤ製造プロセスの領域において、欠陥タイヤが市場に出るのを防止するために、使用する機械を徐々に調整して、製造プロセスで行われる作業を最適に実施する態様で、タイヤ自体の品質管理を行う必要性は認識されている。
タイヤ検査の領域において、本出願人は、タイヤの面の存在し得る線状欠陥をデジタル画像の光学的取得と、それに続く処理とを用いて検出するという課題に取り組んだ。本出願人は、タイヤを製造するプラント内で、検査を「直列方式(in line)」で採用するために、検査自体は正確であるが、同時に、限定された時間、および限定されたコストで行われることが必要であると気付いた。そのような背景において、処理アルゴリズムの所要計算量は重要な役割を果たし、その理由は、この所要計算量が過多な場合に、検査時間が許容できないほど長くなり、かつ/または計算能力のために、検査が実行不可能になる。
−トレッドの成形型の隣接するセクタ間の継ぎ目によって生じる不連続部。
−使用中に汚れとなり、もはや許容できない次元に達した場合に洗浄しなければならない、成形型によって生じる面の不完全部。
−型成形時に空気の流出を可能にする(しかし、化合物のゴムを流出させない)という目的を有する空気排出口が存在することで生じる円状(または円弧状)の形態の浮き出し部。
−完成タイヤになる前に、トレッドバンドに成形され、タイヤが完成したときに、それでも見て分かる、タイヤのサイドウオール上の文字などの、様々な領域にある色付き文字および線。
−トレッドの溝内の寿命末期インジケータ(TWI= Tread Wear Indicator(トレッド摩耗インジケータ))。
−冬用タイヤの摩耗インジケータ(SWI= Snow Wear Indicator(雪摩耗インジケータ)として知られている)。
a)実質的に欠陥のない基準タイヤの面部分の基準画像を受け取ることと、
b)解析されるサンプルタイヤを用意することと、
c)サンプルタイヤの面部分を周方向レーキング光源で照明することと、
d)サンプルタイヤの照明された面部分のサンプル画像を取得することと、
e)基準画像およびサンプル画像からエッジを抽出し、基準画像に含まれるエッジを含むエッジ基準画像と、サンプル画像に含まれるエッジを含むエッジサンプル画像とをそれぞれ生成することと、
f)エッジ基準画像のエッジの拡張を行い、それをもとに、拡張エッジ基準画像を生成することと、
g)エッジサンプル画像を、拡張エッジ基準画像と比較し、エッジサンプル画像に含まれ、拡張エッジ基準画像に含まれないエッジを含む見込み欠陥のエッジ画像を生成することと、
h)見込み欠陥のエッジ画像に含まれるエッジを見込み欠陥として特定することと、
を含む。
i)見込み欠陥のエッジ画像から第1のエッジを選択し、エッジサンプル画像内で、選択した第1のエッジに対応する第1のエッジを特定し、エッジサンプル画像内で第2のエッジのすくなくとも一部分の存在を検証し、第2のエッジの一部分は、対応する第1のエッジのすくなくとも一部分に近接することと、
j)見込み欠陥のエッジ画像のエッジを含み、特定した第2のエッジを含む、復元した見込み欠陥のエッジ画像を生成することと、
k)見込み欠陥のエッジ画像のさらなる第1のエッジに対して、前出のステップi)〜j)を繰り返すことと、
l)復元した見込み欠陥のエッジ画像に含まれるエッジを欠陥として特定することと、
をさらに含む。
−サンプルタイヤを支持し、サンプルタイヤをその回転軸のまわりに回転させるように構成された支持体を有する支持および動作部材と、
−サンプルタイヤの回転中に、サンプルタイヤの面の一部分をレーキング照明するために、光放射を放出するように構成された光源と、
−サンプルタイヤの回転中に、サンプルタイヤの照明された面部分のサンプル画像を取得するように構成された少なくとも1つのカメラと、
−実質的に欠陥のない基準タイヤの面部分の基準画像を格納するように構成されたメモリと、
−処理ユニットと、
を含み、処理ユニットは、
・サンプルタイヤの照明された面部分のサンプル画像を受け取り、
・基準画像およびサンプル画像からエッジを抽出し、基準画像に含まれるエッジを含むエッジ基準画像と、サンプル画像に含まれるエッジを含むエッジサンプル画像とをそれぞれ生成し、
・エッジ基準画像のエッジの拡張を行い、それをもとに、拡張エッジ基準画像を生成し、
・エッジサンプル画像を拡張エッジ基準画像と比較し、エッジサンプル画像に含まれ、拡張エッジ基準画像に含まれないエッジを含む見込み欠陥のエッジ画像を生成し、
・見込み欠陥のエッジ画像に含まれるエッジを見込み欠陥として特定する、
ように構成される。
・見込み欠陥のエッジ画像から第1のエッジを選択し、エッジサンプル画像内で、選択した第1のエッジに対応する第1のエッジを特定し、エッジサンプル画像内で、第2のエッジのすくなくとも一部分の存在を検証し、第2のエッジの一部分は、対応する第1のエッジのすくなくとも一部分に近接し、
・見込み欠陥のエッジ画像のエッジを含み、前記さらなるエッジを含む、復元した見込み欠陥のエッジ画像を生成し、
・第1のエッジの前記選択、前記特定、前記検証と、見込み欠陥のエッジ画像のさらなる第1のエッジに対する前記生成とを繰り返し、
・復元した見込み欠陥のエッジ画像に含まれるエッジを欠陥として特定する、
ようにさらに構成される。
i1)エッジサンプル画像欠陥の各対応する第1のエッジと、対象となるエッジの平均的な方向にほぼ垂直な方向と定義される向きとを対応付けることと、
i2)エッジサンプル画像の各第2のエッジと、対象となるエッジの平均的な方向にほぼ垂直な方向と定義される向きとを対応付けることと、
i3)対応する第1のエッジの向きが、選択された第2のエッジの向きに実質的に平行かどうかを検証することと、
を含み、
ステップi3)での検証が肯定である場合に、ステップj)での前記生成が行われる。
−復元した見込み欠陥のエッジ画像を受け取るステップと、
−復元した見込み欠陥のエッジ画像内の非欠陥要素の存在を特定するステップと、
−特定した非欠陥要素を削除するステップと、
をさらに含む。
l1)復元した見込み欠陥のエッジ画像からエッジを選択し、選択したエッジに属する複数の異なる点をそれぞれ中心とする複数のエッジ測定プロファイルを生成し、複数のエッジ測定プロファイルは、前記複数の点をそれぞれ中心とするサンプル画像のそれぞれの部分の光強度値の関数として計算されたそれぞれの複数の値に対応することと、
l2)複数のエッジ測定プロファイルからエッジ測定プロファイルを選択し、選択したエッジ測定プロファイルの傾向に応じて、見込み欠陥点を特定することと、
l3)選択したエッジのさらなるエッジ測定プロファイルに対してステップl2)を繰り返すことと、
l4)エッジサンプル画像のさらなるエッジに対してステップl1)〜l3)を繰り返すことと、
l5)復元した見込み欠陥のエッジ画像からエッジを選択し、選択したエッジに属する、見込み欠陥点の個数を計算することと、
l6)見込み欠陥点の前記個数が、欠陥閾値を超える場合に、選択したエッジを欠陥としてマーキングすることと、
l7)復元した見込み欠陥のエッジ画像から選択したさらなるエッジに対してステップl5)〜l6)を繰り返すことと、
l8)欠陥としてマーキングしたエッジを含む、評価済みのエッジ画像を生成することと、
l9)評価済みのエッジ画像に含まれるエッジを欠陥として特定することと、
を含む。
l2.1)選択したエッジ測定プロファイルの中央部分の値の最小値を計算し、ピクセルのそれぞれの位置を格納することと、
2.2)選択したエッジ測定プロファイルの中央部分の値の最大値を計算し、ピクセルのそれぞれの位置を格納することと、
l2.3)最大値に対応するピクセルの位置が、最小値に対応するピクセルの位置の後に続く場合に、選択したエッジ測定プロファイルが中心とする点を見込み欠陥点として特定することと、
l2.4)最大値に対応するピクセルの位置が、最小値に対応するピクセルの位置に先行する場合に、選択したエッジ測定プロファイルが中心とする点を非欠陥点として特定することと、
をさらに含む。
l2.1)選択したエッジ測定プロファイルの中央部分の値の最小値を計算することと、
l2.2)選択したエッジ測定プロファイルの中央部分の値の最大値を計算することと、
l2.3)選択したエッジ測定プロファイルの側部部分の値を表す第1の値および第2の値を計算することと、
l2.4.1)最小値が第1の値と第1の側部閾値との合計よりも大きく、第2の値と第2の側部閾値との合計よりも大きい場合に、選択したエッジ測定プロファイルが中心とする点を非欠陥点として特定することと、
l2.4.2)最小値が第1の値と第1の側部閾値との合計よりも小さく、第2の値と第2の側部閾値との合計よりも小さい場合に、選択したエッジ測定プロファイルが中心とする点を欠陥点として特定することと、
l2.5.1)最大値が第1の値と第3の側部閾値との合計よりも小さく、第2の値と第4の側部閾値との合計よりも小さい場合に、選択したエッジ測定プロファイルが中心とする点を非欠陥点として特定することと、
l2.5.2)最大値が第1の値と第3の側部閾値との合計よりも大きく、第2の値と第4の側部閾値との合計よりも大きい場合に、選択したエッジ測定プロファイルが中心とする点を欠陥点(Ppd−j)として特定することと、
をさらに含む。
l2.1)選択したエッジ測定プロファイルの側部部分の値を表す第1の値および第2の値を計算することと、
l2.2)第1の値と第1の厚さ閾値との合計よりも小さい値を有し、第2の値と第1の厚さ閾値との合計よりも小さい値を有する、選択したエッジ測定プロファイルのピクセル数を計算することと、
l2.3)第1の値と第2の厚さ閾値との合計よりも大きい値を有し、第2の値と第2の厚さ閾値との合計よりも大きい値を有する、選択したエッジ測定プロファイルのピクセル数を計算することと、
l2.4.1)ステップl2.2)、l2.3)で計算したピクセル数の合計が、第3の厚さ閾値よりも小さい場合に、選択した測定プロファイルが中心とする点を非欠陥点として特定することと、
l2.4.2)ステップl2.2)、l2.3)で計算したピクセル数の合計が、第3の厚さ閾値以上の場合に、選択した測定プロファイルが中心とする点を欠陥点として特定することと、
をさらに含む。
・復元した見込み欠陥のエッジ画像からエッジを選択し、選択したエッジに属する複数の異なる点をそれぞれ中心とする複数のエッジ測定プロファイルを生成し、複数のエッジ測定プロファイルは、前記複数の点をそれぞれ中心とするサンプル画像のそれぞれの部分の光強度値の関数として計算されたそれぞれの複数の値に対応し、
・複数のエッジ測定プロファイルからエッジ測定プロファイルを選択し、選択したエッジ測定プロファイルの傾向に応じて見込み欠陥点を特定し、
・選択したエッジのさらなるエッジ測定プロファイルに対して、見込み欠陥点の特定を繰り返し、
・復元した見込み欠陥のエッジ画像のさらなるエッジに対して、見込み欠陥点の特定を繰り返し、
・復元した見込み欠陥のエッジサンプル画像からエッジを選択し、選択したエッジに属する見込み欠陥点の個数を計算し、
・見込み欠陥点の前記個数が、欠陥閾値を超える場合に、選択したエッジを欠陥としてマーキングし、
・復元した見込み欠陥のエッジ画像から選択したさらなるエッジに対して、見込み欠陥点の個数の計算と、選択したエッジのマーキングとを繰り返し、
・欠陥としてマーキングしたエッジを含む、評価済みのエッジ画像を生成する、
ように構成される。
−未硬化タイヤを構築し、
−未硬化タイヤを成形および加硫処理し、
−本発明の第1の態様の方法に従って、未硬化タイヤおよび/または加硫済みタイヤを検査する、
といった作業を含む。
−加工ステーションと、
−成形および硬化ステーションと、
−前記加工ステーションから、および/または成形および硬化ステーションから出てきたタイヤの欠陥を検出する、本発明の第2の態様による装置を含む検査ステーションと、
を含む。
本発明のさらなる特徴および利点が、同封の図面に関連した例として提示される好ましい実施形態およびその変形版についての以下の説明から明らかになるであろう。
本明細書において、同一の、または類似のブロック、構成要素、またはモジュールは、同じ参照番号で図に示されるものとする。
−「good」、これは、このサンプル完成タイヤには実質的に線状の欠陥がなく、したがって、このタイヤは市場に出すことができることを意味する。
−「re-working」、これは、サンプル完成タイヤが、サイズが小さい実質的に線状の欠陥を有し、さらなる処理によって矯正することができ、その後、市場に出すことができることを意味する。
−「defective」、これは、サンプル完成タイヤが、サイズが大きい実質的に線状の欠陥を有し、したがって、廃棄されなければならず、市場に出すことができないことを意味する。
−good、これは、このサンプル完成タイヤには実質的に線状の欠陥がなく、したがって、このタイヤは市場に出すことができることを意味する。
−re-working、これは、サンプル完成タイヤが、サイズが小さい実質的に線状の欠陥を有し、さらなる処理によって矯正することができ、その後、市場に出すことができることを意味する。
−defective、これは、サンプル完成タイヤが、サイズが大きい実質的に線状の欠陥を有し、したがって、廃棄されなければならず、市場に出すことができないことを意味する。
−対応する第1のエッジに属する各ピクセルと、第2のエッジに属する各ピクセルとの間の距離を測定することで複数の距離を測定し、
−複数の測定した距離の中で最短距離を特定し、
−最短距離が、距離閾値以下であることを検証する。
D(p、q)=[(xp−xq)2+(yp−yq)2]1/2
を用いて、座標(xp、yp)を有する、対応する第1のエッジのピクセルpと、座標(xq、yq)を有する第2のエッジのピクセルqとの間の距離D(p、q)を計算する。
D(p、q)=|xp−xq|+|yp−yq|
を用いて、ピクセルp、q間の距離D(p、q)を計算することができ、
ここで、||は絶対値関数を表す。
−肯定の(すなわち、第2のエッジの少なくとも一部分が特定された)場合に、ステップ211に進み、
−否定の(すなわち、第2のエッジの少なくとも一部分が特定されなかった)場合に、ステップ210−2に進む。
−肯定の(すなわち、エッジサンプル画像Icmp_edgの第2のエッジのすべてが解析された)場合に、ステップ211に進み、
−否定の(すなわち、エッジサンプル画像Icmp_edgの第2のエッジのすべてが解析されたわけではない)場合に、ステップ210−3に進む。
−サイクルが最初の場合で終了すると、それは、切れ目を表すエッジが(エッジサンプル画像Icmp_edgで)発見され、前記発見されたエッジは、拡張および比較処理によって部分的に削除され、したがって、その全長で復元されなければならないことを意味する(次のステップ211を参照のこと)。
−サイクルが第2の場合で終わると、それは、(エッジサンプル画像Icmp_edg内で)復元されなければならないエッジが発見されず、したがって、見込み欠陥のエッジ画像Iedg_pdからの第1のエッジは、欠陥(例えば、切り目)の全長を表す。
−否定の場合に、ステップ213に進み、
−肯定の場合に、ステップ214に進む。
−位置合わせモジュール151と、
−エッジ抽出モジュール152と、
−エッジ拡張モジュール153と、
−比較モジュール154と、
−復元モジュール155と、
−欠陥検出モジュール156と、
を含む。
−サンプル画像Icmpを基準画像Irefに空間的に位置合わせするような態様で、基準画像Irefは、固定した状態に維持され、サンプル画像Icmpは移動し、この場合に、基準画像Irefは、変わらないままであり(すなわち、位置合わせした基準画像Iref_alは、基準画像Irefと同じであり)、前記移動によってサンプル画像Icmpから得られる、位置合わせしたサンプル画像Icmp_alが生成される。
−基準画像Irefをサンプル画像Icmpに空間的に位置合わせするような態様で、サンプル画像Icmpは、固定した状態に維持され、基準画像Irefは移動し、この場合に、サンプル画像Icmpは、変わらないままであり(すなわち、位置合わせしたサンプル画像Icmp_alは、サンプル画像Icmpと同じであり)、前記移動によって基準画像Irefから得られる、位置合わせした基準画像Iref_alが生成される。
−互いに位置合わせする態様で、基準画像Irefおよびサンプル画像Icmpの両方が移動し、この場合に、基準画像Irefの第1の移動によって、基準画像Irefから得られる、位置合わせした基準画像Iref_alが生成され、サンプル画像Icmpの第2の移動によって、サンプル画像Icmpから得られる、位置合わせしたサンプル画像Icmp_alが生成される。
−湾曲部分で構成された線の形態のエッジCD1(連続する円状の線を参照のこと)。エッジCD1は、位置合わせしたサンプル画像Icmp_alからのエッジ抽出処理によって、第1の切れ目D1から得られた。
−湾曲部分で構成された線の形態のエッジCD2。エッジCD2は、位置合わせしたサンプル画像Icmp_alからのエッジ抽出処理によって、第2の切れ目D2から得られた。
−位置合わせしたサンプル画像Icmp_alからのエッジ抽出処理によって、円状の形態を有する非欠陥要素E1から得られた、円状の形態を有するエッジCE1。
−位置合わせしたサンプル画像Icmp_alからのエッジ抽出処理によって、円状の形態を有する非欠陥要素E2から得られた、円状の形態を有するエッジCE2。
−円状の形態の非欠陥要素E1、E2、E3の円状の形態のエッジCE1、CE2、CE3はもはや存在しないことと、
−切れ目D2のエッジCD2はもはや存在しないことと、
−切れ目D1のエッジCD1の一部C’D1はまだ存在することと、
を示している。
−肯定の場合にステップ212−7に進み、
−否定の場合にステップ212−6に進む。
−肯定の場合にステップ212−9に進み、
−否定の場合にステップ212−8に進む。
−肯定の場合にステップ212−14に進み、
−否定の場合にステップ212−13に進む。
−j番目の選択されたエッジ測定プロファイルSpmc−jの中央部分SCpmc−jの値の最小値Smin−jおよび最大値Smax−jを計算し(図5A〜5Bを参照のこと)、
−最小値Smin−jと最大値Smax−jとの比較に応じて、見込み欠陥点Ppd−jを特定し、
−さらなるエッジ測定プロファイルSpmc−jに対して、最小値Smin−jおよび最大値Smax−jの計算と、見込み欠陥点の特定とを繰り返す、
ように構成される。
−j番目のエッジ測定プロファイルSpmc−jの側部部分SLSpmc−j、SLDpmc−jの値の平均値、
−j番目のエッジ測定プロファイルSpmc−jの側部部分SLSpmc−j、SLDpmc−jの値の中間値、
−j番目のエッジ測定プロファイルSpmc−jの側部部分SLSpmc−j、SLDpmc−jの値の最頻値、
の中からの1つを用いて計算される。
−i番目のエッジCiのj番目の点Pjを中心とするj番目のエッジ測定プロファイルSpmc−jの中央部分SCpmc−jの値の最小値Smin−jを計算し、ピクセルのそれぞれの位置を格納し、
−j番目のエッジ測定プロファイルSpmc−jの中央部分SCpmc−jの値の最大値Smax−jを計算し、対応するピクセルの位置を格納し、
−最大値Smax−jに対応するピクセルの位置が、最小値Smin−jに対応するピクセルの位置に先行するかどうかを検証し、
・最大値Smax−jに対応するピクセルの位置が、最小値Smin−jに対応するピクセルの位置の後に続く場合に、エッジCiの点Pjは、見込み欠陥点Ppd−jとして特定され、図5Aを参照して、下記にさらに詳細に説明するように、この状態は、最初に、かなり低い光強度の存在を明らかにし、次いで、十分に高い光強度の存在を明らかにする切れ目が存在する場合に実際に生じ、
・最大値Smax−jに対応するピクセルの位置が、最小値Smin−jに対応するピクセルの位置に先行する場合に、エッジCiの点Pjは、見込み欠陥点Ppd−jとして特定されず、図5Bを参照して、下記にさらに詳細に説明するように、この状態は、最初に、十分に高い光強度の存在を明らかに、次いで、十分に低い光強度の存在を明らかにする非欠陥要素が存在する場合に実際に生じる。
−i番目のエッジCiのj番目の点Pjを中心とするj番目のエッジ測定プロファイルSpmc−jの中央部分SCpmc−jの値の最小値Smin−jを計算し、
−j番目のエッジ測定プロファイルSpmc−jの中央部分SCpmc−jの値の最大値Smax−jを計算し、
−j番目のエッジ測定プロファイルSpmc−jの側部部分SLSpmc−j、SLDpmc−jの値を表す第1の値S1avg−jおよび第2の値S2avg−jを計算し(例えば、平均値)、
−最小値Smin−jが第1の値S1avg−jと第1の側部閾値との合計よりも大きく、第2の値S2avg−jと第2の側部閾値との合計よりも大きいかどうかを検証し、
・肯定の場合に、中央領域の最大値が、側部領域の値に対して十分に低くはないので、エッジCiの点Pjは、見込み欠陥点として特定されず、
・否定の場合に、中央領域の最大値が、側部領域の値に対して十分に低いので、エッジCiの点Pjは、見込み欠陥点Ppd−jとして特定され、
−最大値Smax−jが第1の値S1avg−jと第3の側部閾値との合計よりも小さく、第2の値S2avg−jと第4の側部閾値との合計よりも小さいかどうかを検証し、
・肯定の場合に、中央領域の最大値が、側部領域の値に対して十分に高くはないので、エッジCiの点Pjは、見込み欠陥点Ppd−jとして特定されず、
・否定の場合に、中央領域の最大値が、側部領域の値に対して十分に高いので、エッジCiの点Pjは、見込み欠陥点Ppd−jとして特定される。
−(j番目の点Pjを中心とする)j番目のエッジ測定プロファイルSpmc−jの中の、第1の値S1avg−j(例えば、平均値)と第1の厚さの閾値との合計よりも小さい値を有し、第2の値S2avg−j(例では平均値)と第1の厚さの閾値との合計よりも小さい値を有するピクセルの個数を計算し、
−j番目のエッジ測定プロファイルSpmc−jの中の、第1の値S1avg−jと第2の厚さの閾値との合計よりも大きい値を有し、第2の値S2avg−jと第2の厚さの閾値との合計よりも大きい値を有するピクセルの個数を計算し、
−2つの先行ステップで計算されたピクセルの合計が、第3の厚さ閾値未満の場合、エッジCiの点Pjは、見込み欠陥点と特定されず、
−2つの先行ステップで計算されたピクセルの合計が、第3の厚さ閾値以上の場合、エッジCiの点Pjは、見込み欠陥点と特定される。
−第1のピクセル部分に含まれる光強度値は、ゼロよりも十分に大きい値(図5Aでは140〜160)を有する。
−第2のピクセル部分に含まれる光強度値は、最小値Smin−j(図5Aでは50未満)が得られるまで、高い勾配で小さくなる傾向がある。
−最小値Smin−jの後に続く、第3のピクセル部分を含む光強度値は、高い勾配で高くなる傾向がある(図5Aでは、値Smin−jから、255に近い値Smax−jまで高くなっている)。
−第4のピクセル部分に含まれる光強度値は、ゼロよりも十分に大きい値(図5Aでは約160〜220)を有する。
−第1の部分に含まれる光強度値は、ゼロよりも十分に大きい(図5Bでは170〜255)。
−第2の部分に含まれる光強度値は、かなり小さい値を有し、特に、この光強度は、副部分できわめて小さい((図5Bでは、値は約120である)。
−例えば、ガウス型のフィルタリング演算を行うように構成された第1のサブモジュール。
−色付き文字または線をより均一にするために、例えば、メディアンタイプのフィルタ処理を行うように構成された第2のサブモジュール。
−色空間、例えば、タイプRGBからタイプHSVへの変換を行うように構成された第3のサブモジュール。
−3つのそれぞれの閾値に対してHSV空間の3つの成分を比較する第4のサブモジュール。
−第4のサブモジュールから出た画像に対して収縮処理を行うように構成された第5のサブモジュール。
−第5のサブモジュールから出た画像に対して拡張処理を行うように構成された第6のサブモジュール。
−第6のサブモジュールから出た画像の部分をマーキングするように構成された第7のサブモジュール。
−排気口が存在することで生じる円状の(または円弧状の)形態の浮き出し、
−成形型を洗浄することで生じ、きわめて小さいエッジを形成する面不完全部、
などの欠陥として分類できないサンプルタイヤのいくつかの要素を表すエッジサンプル画像Icmp_edgのエッジを特定して削除する機能を有する。
−例えば、トレンドの面部分の場合に、この面部分は実質的に平坦であり、そのため、光源131によって放出された光放射の強度は、トレッドの面部分全体にわたってほぼ一定であり、したがって、位置合わせしたサンプル画像Icmp_alのピクセルの光強度に関して、すべてのピクセルに対して等しい一定値で乗算を行うことができ、
−一方、ショルダ部の面部分の場合に、この面部分は湾曲し、そのため、光源131によって放出された光放射の強度は、面のカメラ141からの距離に反比例する傾向があり、したがって、位置合わせしたサンプル画像Icmp_alのピクセルの光強度に関して、2つの値の間で補間式、例えば、指数関数を用いて乗算を行うことができる。
Claims (16)
- タイヤ製造プロセスで、タイヤの欠陥を検出する方法(200)であって、
a)実質的に欠陥のない基準タイヤの面部分の基準画像(Iref)を受け取ることと(202)、
b)解析されるサンプルタイヤを用意することと(203)、
c)前記サンプルタイヤの面部分をレーキング光源で照明することと(204)、
d)前記サンプルタイヤの前記照明された面部分のサンプル画像(Icmp)を取得し、前記基準画像(I ref )と前記サンプル画像(I cmp )とを空間的に互いに位置合わせし、それをもとに、位置合わせした基準画像(I ref_al )および位置合わせしたサンプル画像(I cmp_al )を生成することと(205)、
e)前記位置合わせした基準画像(I ref_al )および前記位置合わせしたサンプル画像(I cmp_al )からエッジを抽出し(207)、前記位置合わせした基準画像に含まれる前記エッジを含むエッジ基準画像(Iref_edg)と、前記位置合わせしたサンプル画像に含まれる前記エッジを含むエッジサンプル画像(Icmp_edg)とをそれぞれ生成することと、
f)前記エッジ基準画像(Iref_edg)の前記エッジの拡張を行い(208)、それをもとに、拡張エッジ基準画像(Iref_edg_dl)を生成することと、
g)前記エッジサンプル画像(Icmp_edg)を前記拡張エッジ基準画像(Iref_edg_dl)と比較し(209)、前記エッジサンプル画像に含まれ、前記拡張エッジ基準画像に含まれない前記エッジを含む見込み欠陥のエッジ画像(Iedg_pd)を生成することと、
h)前記見込み欠陥のエッジ画像に含まれる前記エッジを見込み欠陥として特定することと、
を含む方法。 - i)前記見込み欠陥のエッジ画像(Iedg_pd)から第1のエッジ(C’D1)を選択し(210)、前記エッジサンプル画像(Icmp_edg)内で、前記選択した第1のエッジに対応する第1のエッジを特定し、前記エッジサンプル画像(Icmp_edg)内で第2のエッジのすくなくとも一部分の存在を検証し、前記第2のエッジの一部分は、前記対応する第1のエッジのすくなくとも一部分に近接することと、
j)前記見込み欠陥のエッジ画像の前記エッジを含み、前記特定した第2のエッジを含む、復元した見込み欠陥のエッジ画像(Iedg_pd−r)を生成することと(211)、
k)前記見込み欠陥のエッジ画像のさらなる第1のエッジに対して、前出のステップi)〜j)を繰り返すことと(213)、
l)前記復元した見込み欠陥のエッジ画像に含まれる前記エッジを欠陥として特定することと(214)、
をさらに含む、請求項1に記載の方法。 - ステップi)で、前記対応する第1のエッジと前記第2のエッジとの間の近接度の計算には、
−前記対応する第1のエッジに属する点と、前記第2のエッジに属する点との間の距離を測定することで、複数の距離を測定することと、
−前記複数の測定した距離の中で最短距離を特定することと、
が含まれ、
ステップi)で、前記最短距離が距離閾値以下の場合に、前記第2のエッジの存在についての前記検証を行う、請求項2に記載の方法。 - ステップi)には、
i1)前記エッジサンプル画像の各対応する第1のエッジと、前記対象となるエッジの平均的な方向に実質的に垂直な方向と定義される向きとを対応付けることと、
i2)前記エッジサンプル画像の各第2のエッジと、前記対象となるエッジの平均的な
方向に実質的に垂直な方向と定義される向きとを対応付けることと、
i3)前記対応する第1のエッジの前記向きが、前記選択された第2のエッジの前記向きに実質的に平行かどうかを検証することと、
が含まれ、
ステップi3)での前記検証が肯定である場合に、ステップj)での前記生成が行われる、請求項3に記載の方法。 - ステップk)の後、以下のステップ、すなわち、
−前記復元した見込み欠陥のエッジ画像を受け取るステップと、
−前記復元した見込み欠陥のエッジ画像内の非欠陥要素の存在を特定するステップと、
−前記特定した非欠陥要素を削除するステップと、
をさらに含む、請求項2〜4のいずれか1項に記載の方法。 - ステップl)には、
l1)前記復元した見込み欠陥のエッジ画像からエッジを選択し(212−1)、前記選択したエッジに属する複数の異なる点をそれぞれ中心とする複数のエッジ測定プロファイルを生成し(212−2)、前記複数のエッジ測定プロファイルは、前記複数の点をそれぞれ中心とする前記サンプル画像(Icmp)のそれぞれの部分の光強度値の関数として計算されたそれぞれの複数の値に対応し、
l2)前記複数のエッジ測定プロファイルからエッジ測定プロファイルを選択し(212−3)、前記選択したエッジ測定プロファイルの傾向に応じて、見込み欠陥点を特定することと(212−4)、
l3)前記選択したエッジのさらなるエッジ測定プロファイルに対して前記ステップl2)を繰り返すことと(212−5、212−6)、
l4)前記復元した見込み欠陥のエッジ画像のさらなるエッジに対して、前記ステップl1)〜l3)を繰り返すことと(212−7、212−8)、
l5)前記復元した見込み欠陥のエッジ画像(Iedg_pd−r)からエッジを選択し(212−9)、前記選択したエッジに属する前記見込み欠陥点の個数を計算することと(212−10)、
l6)前記見込み欠陥点の前記個数が、欠陥閾値を超える場合に、前記選択したエッジを欠陥としてマーキングすることと(212−11)、
l7)前記復元した見込み欠陥のエッジ画像(Iedg_pd−r)から選択したさらなるエッジに対してステップl5)〜l6)を繰り返すことと(212−12、212−13)、
l8)欠陥としてマーキングした前記エッジを含む、評価済みのエッジ画像(Ims_edg)を生成することと(212−14)、
l9)前記評価済みのエッジ画像に含まれる前記エッジを欠陥として特定することと(212−15)、
が含まれる、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。 - 前記位置合わせしたサンプル画像の中の前記サンプルタイヤのトレッドにある溝を表す部分を埋めることで得られる、埋めたサンプル画像(Icmp_rp)を生成し(206−1)、前記位置合わせした基準画像の中の前記基準タイヤの前記トレッドにある溝を表す部分を埋めることで得られる、埋めた基準画像(Iref_rp)を生成するステップd1)をステップd)とステップe)との間に含み、
前記ステップe)は、前記埋めた基準画像および前記埋めたサンプル画像からの前記エッジの抽出を行い、前記埋めた基準画像に含まれる前記エッジを含むエッジ基準画像と、前記埋めたサンプル画像に含まれる前記エッジを含むエッジサンプル画像とをそれぞれ生成し、前記ステップl1)は、前記選択したエッジに属する複数の異なる点をそれぞれ中心とする複数のエッジ測定プロファイルを生成することを含み、前記複数のエッジ測定プ
ロファイルは、前記複数の点をそれぞれ中心とする前記埋めたサンプル画像のそれぞれの部分の前記光強度値の関数として計算されたそれぞれの複数の値に対応する、請求項6に記載の方法。 - ステップl1)で、それぞれの複数の計算した値に対応する前記複数のエッジ測定プロファイルは、前記複数の点をそれぞれ中心とする、前記埋めたサンプル画像(Icmp_rp)のそれぞれの部分の光強度値の関数として計算される(212−2.1)、請求項7に記載の方法。
- 前記欠陥閾値は、前記復元した見込み欠陥のエッジ画像から選択した前記エッジの長さに対する比率と等しい、請求項6〜8のいずれか1項に記載の方法。
- 前記欠陥は、実質的に線状の切れ目であり、
前記基準タイヤおよび前記サンプルタイヤの前記面部分は、以下のもの、すなわち、
−トレッド、
−外側ショルダ、
の1つの中から選択される、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。 - タイヤ製造ラインでタイヤの欠陥を検出する装置(100)であって、
−サンプルタイヤを支持し、前記サンプルタイヤをその回転軸のまわりに回転させるように構成された支持体を有する支持および動作部材(101)と、
−前記サンプルタイヤの回転中に、前記サンプルタイヤの面の一部分をレーキング照明するために、光放射(Rd)を放出するように構成された光源(131)と、
−前記サンプルタイヤの回転中に、前記サンプルタイヤの前記照明された面部分のサンプル画像(Icmp)を取得するように構成された少なくとも1つのカメラ(141)と、
−実質的に欠陥のない基準タイヤの面部分の基準画像(Iref)を格納するように構成されたメモリ(140)と、
−処理ユニット(150)と、
を含み、前記処理ユニット(150)は、
・前記サンプルタイヤの前記照明された面部分の前記サンプル画像(Icmp)と、前記基準画像(I ref )とを受け取り、
・前記基準画像(I ref )と前記サンプル画像(I cmp )とを空間的に互いに位置合わせし、それをもとに、位置合わせした基準画像(I ref_al )および位置合わせしたサンプル画像(I cmp_al )を生成し、
・前記位置合わせした基準画像(I ref_al )および前記位置合わせしたサンプル画像(I cmp_al )からエッジを抽出し(152)、前記位置合わせした基準画像に含まれる前記エッジを含むエッジ基準画像(Iref_edg)と、前記位置合わせしたサンプル画像に含まれる前記エッジを含むエッジサンプル画像(Icmp_edg)とをそれぞれ生成し、
・前記エッジ基準画像(Iref_edg)の前記エッジの拡張を行い(153)、それをもとに、拡張エッジ基準画像(Iref_edg_dl)を生成し、
・前記エッジサンプル画像(Icmp_edg)を前記拡張エッジ基準画像(Iref_edg_dl)と比較し(154)、前記エッジサンプル画像に含まれ、前記拡張エッジ基準画像に含まれない前記エッジを含む見込み欠陥のエッジ画像(Iedg_pd)を生成し、
・前記見込み欠陥のエッジ画像に含まれる前記エッジを見込み欠陥として特定する、
ように構成される、装置。 - 前記処理ユニット(150)は、
・前記見込み欠陥のエッジ画像(Iedg_pd)から第1のエッジ(C’D1)を選択し(155)、前記エッジサンプル画像(Icmp_edg)内で、前記選択した第1のエッジに対応する第1のエッジを特定し、前記エッジサンプル画像(Icmp_edg)内で第2のエッジ(CD1)のすくなくとも一部分の存在を検証し、前記第2のエッジ
の一部分は、前記対応する第1のエッジのすくなくとも一部分に近接し、
・前記見込み欠陥のエッジ画像の前記エッジを含み、前記特定した第2のエッジを含む、復元した見込み欠陥のエッジ画像(Iedg_pd−r)を生成し(155)、
・前記見込み欠陥のエッジ画像のさらなる第1のエッジに対して、前記第1のエッジの前記選択、前記特定、前記検証、および前記生成を繰り返し(155)、
・前記復元した見込み欠陥のエッジ画像に含まれる前記エッジを欠陥として特定する(156)、
ようにさらに構成される、請求項11に記載の装置。 - 前記処理ユニットは、
・前記復元した見込み欠陥のエッジ画像からエッジを選択し(155−1)、前記選択したエッジに属する複数の異なる点をそれぞれ中心とする複数のエッジ測定プロファイルを生成し、前記複数のエッジ測定プロファイルは、前記複数の点をそれぞれ中心とする前記サンプル画像(Icmp_al)のそれぞれの部分の光強度値の関数として計算されたそれぞれの複数の値に対応し、
・前記複数のエッジ測定プロファイルからエッジ測定プロファイルを選択し(155−1)、前記選択したエッジ測定プロファイルの傾向に応じて、見込み欠陥点を特定し、
・前記選択したエッジのさらなるエッジ測定プロファイルに対して、前記見込み欠陥点の前記特定を繰り返し(155−1)、
・前記復元した見込み欠陥のエッジ画像のさらなるエッジに対して、前記見込み欠陥点の前記特定を繰り返し(155−1)、
・前記復元した見込み欠陥のエッジサンプル画像からエッジを選択し(155−1)、前記選択したエッジに属する見込み欠陥点の個数を計算し、
・前記見込み欠陥点の前記個数が、欠陥閾値を超える場合に、前記選択したエッジを欠陥としてマーキングし(155−1)、
・前記復元した見込み欠陥のエッジ画像から選択したさらなるエッジに対して、前記見込み欠陥点の個数の計算と、前記選択したエッジのマーキングとを繰り返し(155−1)、
・欠陥としてマーキングした前記エッジを含む、評価済みのエッジ画像(Ims_edg)を生成する(155−1)、
ようにさらに構成され、
前記装置は、欠陥としてマーキングした前記エッジの画像を表示するように構成されたスクリーンを含む、請求項12に記載の装置。 - 少なくとも1つのコンピュータで実行される場合に、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法の少なくとも前記ステップe)〜l)を実施するように適合されたソフトウェアコード部分を含むコンピュータプログラム。
- タイヤを製造するプロセスであって、
−未硬化タイヤを構築することと、
−前記未硬化タイヤを成形および加硫処理することと、
−請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法に従って、前記未硬化および/または加硫済みタイヤを検査することと、
を含むプロセス。 - タイヤ製造ライン(1)であって、
−加工ステーション(10)と、
−成形および硬化ステーション(20)と、
請求項11、請求項12、または請求項13によるタイヤの欠陥を検出する装置(100)を含む検査ステーション(30)と、
を含むタイヤ製造ライン。
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