JP5567951B2 - タイヤのマスター画像生成方法及びマスター画像生成装置 - Google Patents

タイヤのマスター画像生成方法及びマスター画像生成装置 Download PDF

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Description

本発明は、タイヤのマスター画像生成方法及びマスター画像生成装置に関し、特に、タイヤトレッド等の外観を検査する際に用いるマスター画像のマスター画像生成方法及びマスター画像生成装置に関する。
従来、タイヤトレッドの外観を検査する方法の一つとして、トレッド表面の凹凸を光切断法により撮像し、撮像した画像に基づきタイヤの成型不良を検査している。即ち、タイヤを周方向に回転可能に保持する保持手段によりタイヤを回転させつつ、タイヤの左右一対のショルダー部とクラウン部とに複数の照射手段からそれぞれタイヤの幅方向にスリット光を照射し、スリット光の照射部を照射手段に対応して配置された複数の撮像手段によりタイヤの部位毎の撮像画像を取得し、各撮像画像を画像処理手段により合成してトレッドの検査画像を生成する。検査画像は、あらかじめ画像処理手段に記憶された検査用のマスター画像とパターンマッチングすることでトレッドの外観における良否を判定している。
しかしながら、上記外観検査方法によれば、検査画像と比較するために、タイヤのサイズやタイヤのモデル毎に異なるトレッドパターンのマスターデータを用意する必要があり、用意するための多大な手間と、膨大なマスターデータを管理する手間を要していた。また、常に同サイズ、同モデルのタイヤを検査するのではないため、異なるサイズや異なるモデルの都度、マスターデータを読み出してからパターンマッチングにより検査する必要があり、全てのマスターデータを画像処理手段に記憶させなければならないため膨大な記憶容量を必要としていた。
特開2009−250740号公報
本発明は、上記課題を解決するため、タイヤの外観検査において被検体となるタイヤ全てのマスター画像を画像処理手段に記憶させることがないように、外観検査毎に被検査対象となるタイヤからマスター画像を作成するタイヤのマスター画像生成方法及びマスター画像生成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための方法として、タイヤ表面を撮像した撮像画像の中からモデル画像を設定するモデル画像設定ステップと、モデル画像を撮像画像に対してパターンマッチングし、所定のマッチング率以上の領域をマッチング画像として抽出するマッチング画像抽出ステップと、モデル画像の画素幅と、マッチング画像の画素幅とを同一方向、かつ、同一幅で漸増させて、当該モデル画像と当該マッチング画像とをパターンマッチングし、モデル画像とマッチング画像とのマッチング率の変化を探索するマッチング率探索ステップと、マッチング率探索ステップでマッチング率が所定の閾値以下に変化したときのモデル画像の画素幅にモデル画像の大きさを変更するモデル画像変更ステップとを含むようにした。
本方法によれば、撮像したタイヤ表面の撮像画像からモデル画像を設定し、撮像画像とパターンマッチングすることによりモデル画像と同一の画像領域をマッチング画像として抽出し、モデル画像の画素幅と抽出されたマッチング画像の画素幅とを漸増するとともにパターンマッチングを繰り返し行って、モデル画像の画素幅とマッチング画像の画素幅とを漸増させたときのマッチング率の変化を調べ、マッチング率が閾値以下に変化したときの直前の画素幅でマッチング画像を抽出することにより、最初に設定されたモデル画像によって抽出されたマッチング画像よりも大きな領域のマッチング画像を取得することができるので、効率よく撮像画像をパターンマッチングすることができる。最初に設定されたモデル画像の画素幅が狭くても、効率よくパターンマッチングすることができる。
また、他の方法として、モデル画像変更ステップにより変更されたモデル画像を撮像画像に対してパターンマッチングし、所定のマッチング率以上の領域をマスター候補画像として抽出するマスター候補画像抽出ステップをさらに含むようにした。
本方法によれば、大きさが変更されたモデル画像によって、再度、撮像画像をパターンマッチングすることにより、撮像画像に対して広い範囲でパターンマッチングすることができるので、撮像画像の領域に対して効率よくパターンマッチングすることができるとともに、精度良くマスター候補画像を取得することができる。
また、他の方法として、マスター候補画像を加算して記憶するマスター候補画像記憶ステップと、マスター候補画像の加算により重複する領域の加算回数を記憶する加算回数記憶ステップとをさらに含み、マスター候補画像の重複する領域を加算回数で除してマスター候補画像を平均化するようにした。
本方法によれば、マスター候補画像を加算して記憶することにより、撮像画像全体がパターンマッチングされたかどうかを確認することができ、加算して記憶されたマスター候補画像を加算回数で除することによりマスター候補画像を平均化することによりマスター画像を構成することができる。よって、検査対象たるタイヤのマスター画像を予め作成する必要がなくなる。
前記課題を解決するための第1の構成として、タイヤ表面を撮像した撮像画像の中からモデル画像を設定するモデル画像設定手段と、モデル画像を撮像画像に対してパターンマッチングし、所定のマッチング率以上の領域をマッチング画像として抽出するマッチング画像抽出手段と、モデル画像の画素幅とマッチング画像の画素幅とを同一方向、かつ、同一幅で漸増させて、当該モデル画像と当該マッチング画像とをパターンマッチングし、モデル画像とマッチング画像とのマッチング率の変化を探索するマッチング率探索手段と、マッチング率探索手段でマッチング率が所定の閾値以下に変化するときのモデル画像の画素幅にモデル画像の大きさを変更するモデル画像変更手段とを備える構成とした。
本構成によれば、撮像したタイヤ表面の撮像画像からモデル画像を設定し、撮像画像とパターンマッチングすることによりモデル画像と同一の画像領域をマッチング画像として抽出し、モデル画像の画素幅と抽出されたマッチング画像の画素幅とを漸増するとともにパターンマッチングを繰り返し行って、モデル画像の画素幅とマッチング画像の画素幅とを漸増させたときのマッチング率の変化を調べ、マッチング率が閾値以下に変化したときの直前の画素幅でマッチング画像を抽出することにより、最初に設定されたモデル画像によって抽出されたマッチング画像よりも大きな領域のマッチング画像を取得することができるので、効率よく撮像画像をパターンマッチングすることができる。最初に設定されたモデル画像の画素幅が狭くても、効率よくパターンマッチングすることができる。
また、他の構成として、モデル画像変更手段により変更されたモデル画像を撮像画像に対してパターンマッチングし、所定のマッチング率以上の領域をマスター候補画像として抽出するマスター候補画像抽出手段を備える構成とした。
本構成によれば、大きさが変更されたモデル画像によって、再度、撮像画像をパターンマッチングすることにより、撮像画像に対して広い範囲でパターンマッチングすることができるので、撮像画像の領域に対して効率よくパターンマッチングすることができるとともに、精度良くマスター候補画像を取得することができる。
また、他の構成として、マスター候補画像を加算して記憶するマスター候補画像記憶手段と、マスター候補画像の加算により重複する領域の加算回数を記憶する加算回数記憶手段とをさらに備え、マスター候補画像の重複する領域を加算回数で除してマスター候補画像を平均化するように構成した。
本構成によれば、マスター候補画像を加算して記憶することにより、撮像画像全体がパターンマッチングされたかどうかを確認することができ、加算して記憶されたマスター候補画像を加算回数で除することによりマスター候補画像を平均化することによりマスター画像を構成することができる。よって、検査対象たるタイヤのマスター画像を予め作成する必要を無くすことができる。
本発明に係るタイヤの外観検査装置の概略構成図。 本発明に係る撮像画像の画像処理を示す図。 本発明に係るパターンマッチングにおける画素幅増加数に対するマッチング率の変化を示すグラフ。 本発明に係る撮像画像の画像処理を示す図。 本発明に係る画像処理装置による画像処理のフローチャート。
以下、発明の実施形態を通じて本発明を詳説するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明される特徴の組合せのすべてが発明の解決手段に必須であるとは限らず、選択的に採用される構成を含むものである。
以下、タイヤの外観検査をするときに被検体となるタイヤのマスター画像を生成するマスター画像生成装置について説明する。
図1は、本発明に係るマスター画像生成装置を含む一例としてのタイヤの外観検査装置1の概略構成図を示す。
タイヤの外観検査装置1は、タイヤTを回転させるタイヤ回転装置2と、タイヤ回転装置2により回転されるタイヤTの表面の外観を撮像する撮像装置3と、撮像装置3により撮像された撮像画像Pを画像処理してタイヤTの良否を判定する画像処理装置100とにより構成される。
タイヤ回転装置2は、成型後のタイヤTの内径部を縦向きに保持し、図外のモータによりタイヤTを周方向に回転させ、後述の画像処理装置100の出力する回転信号に基づき回転の開始及び停止が制御される。
撮像装置3は、例えば、タイヤTのトレッド面Tsの上側に配置され、トレッド面Tsにスリット光を照射する照射手段5a〜5cと、スリット光の照射部4を撮像する撮像手段6a〜6cとにより構成される。
照射手段5a〜5cは、トレッド面Tsの幅方向に配置され、スリット状の赤色レーザ光をトレッド面Tsの表面に照射する。各照射手段5a〜5cの照射するスリット光は、スリット光の幅がタイヤ幅方向に一直線に延長するようにトレッド面Tsに照射する。
撮像手段6a〜6cは、CCDエリアカメラ(以下カメラ)により構成され、トレッド面Tsの照射部4で反射する反射光を受光し、トレッド面Tsの凹凸形状(トレッドパターン)に基づく高さ情報と、例えば256階調(グレースケール)の色調情報とを帯状の画像として取得し、画像処理装置100に出力する。具体的には、帯状の画像を構成する各画素にトレッド面Tsの凹凸の高さと色調を示す輝度とが記録される。撮像装置3は、いわゆる光切断法の手法によりトレッド面Tsの画像を取得する。
トレッド面Tsの画像は、トレッド面Tsを周方向に沿う矩形の帯状の画像に取得され、後述の画像処理装置100の画像入力部20において一枚の撮像画像Pとして合成される。
なお、照射手段5a〜5cは、赤色のレーザー光に限らず、白色のレーザー光、その他単色のレーザー光であっても良いが、タイヤTは、基本色が黒色であるので赤色レーザーであることが好ましい。また、タイヤTの表面の色調情報を詳細に取得する場合には、白色レーザー光を用い、さらにCCDエリアカメラをカラーCCDカメラにより構成すれば良い。また、カメラは、CCDカメラに限らずCMOSカメラを用いても良い。
以下、撮像画像Pを画像処理してトレッド面Tsの欠陥を検出するための画像処理装置100について説明する。
画像処理装置100は、撮像手段6a〜6cにより撮像された帯状の画像が一つの画像に合成して入力される画像入力部20と、被検体であるタイヤの撮像画像Pからタイヤ表面の欠陥を検出するためのマスター画像を生成するためのマスター画像生成装置101と、マスター画像Sと撮像画像Pとを比較し、撮像されたタイヤ表面の欠陥の有無を検査する検査装置102とを備える。画像処理装置100は、演算手段としてのCPU,記憶手段としてのROM,RAM及び通信手段としてのインターフェイス等を含むいわゆるコンピュータであって、ROM内に格納されたプログラムに基づいて動作する。
画像入力部20は、複数の撮像手段6a〜6cにより撮像された帯状の画像を一つの画像に合成して、撮像画像Pを出力する。撮像画像Pは、タイヤの周方向に例えば10000画素の長さで取得される。
マスター画像生成装置101は、撮像画像Pの中からモデル画像Mを設定するモデル画像設定手段21と、撮像画像Pとモデル画像Mとをパターンマッチングするマッチング画像抽出手段22と、マッチング画像Qの画素幅とモデル画像Mの画素幅とを漸増し、パターンマッチングをすることによりモデル画像Mとマッチング画像Qとのマッチング率の変化を探索するマッチング率探索手段23と、マッチング率探索手段でマッチング率が所定の閾値以下に変化したときの画素幅のモデル画像Mの大きさに変更するモデル画像変更手段24と、大きさの変更されたモデル画像Mと撮像画像Pとによりパターンマッチングを行いマスター候補画像Rを抽出するマスター候補画像抽出手段25と、抽出されたマスター候補画像Rを加算して記憶するマスター候補画像記憶手段26と、マスター候補画像Rの加算により重複する領域の加算回数Kを記憶する加算回数記憶手段27と、撮像画像Pの新たな位置からモデル画像Mを切り出し、抽出してモデル画像Mを更新するモデル画像更新手段28と、マスター候補画像記憶手段26のマスター候補画像Rを加算回数Kで除して平均化し、マスター画像Sを生成するマスター候補画像平均化手段29とを備える。
モデル画像設定手段21は、図2(a)に示すような、撮像画像Pから所定の切り出し幅Aでモデル画像Mを設定する。切り出し幅Aは、例えば、タイヤの外周面に形成されたトレッドパターンのピッチバリエーションのうち最も幅の狭い間隔となるようにモデル画像Mとして設定される。具体的には、モデル画像設定手段21は、撮像画像Pからトレッドの幅方向端部側に形成される横方向溝(横溝E)の間隔を測定することにより被検査対象となったタイヤのピッチバリエーションを検出し、ピッチバリエーションのうち最も幅の狭い間隔を切り出し幅Aとして選択する。なお、ピッチバリエーションとは、タイヤの幅方向に延長する横溝の周方向の間隔を変化させたものであって、ピッチバリエーションのうち、横溝Eと横溝Eとの間隔が最も狭いピッチの画素数をモデル画像Mの切り出し幅Aとして設定する。
なお、切り出し幅Aは、ピッチバリエーションのうち最も幅の狭い間隔よりも狭い幅に設定されても良い。
モデル画像Mの切り出し位置Bは、同図における左端側が最初に設定され、左端から切り出し幅Aの大きさでモデル画像Mが設定される。
マッチング画像抽出手段22は、モデル画像設定手段21で設定されたモデル画像Mを撮像画像Pに対して周方向全領域に亘りパターンマッチングしてマッチング率が高い領域をマッチング画像Qとして撮像画像Pから抽出する。パターンマッチングは、撮像画像Pの高さ情報及び色調情報、又はそのいずれか一方に基づいて行われる。パターンマッチングのマッチング率は、例えば60%以上の場合にマッチングありとしてマッチング画像Qを撮像画像Pから抽出する。また、パターンマッチングは、撮像画像Pに対して周方向に例えば1画素ずつ移動させて行われる。なお、マッチング率は、60%以上に限らず適宜設定すれば良い。
例えば、図2(a)に示すように、モデル画像Mを撮像画像Pから切り出し、撮像画像Pに対してパターンマッチングすることで、マッチング画像Q11,Q12,Q13のように抽出される。
マッチング率探索手段23は、図2(b)に示すように、撮像画像Pから切り出されたモデル画像Mの位置と、マッチング画像抽出手段22で抽出されたマッチング画像Q11,Q12,Q13の位置において、同一方向、かつ、同一の画素数でモデル画像Mとマッチング画像Q11,Q12,Q13との画素幅を漸増させたときに、拡張されたモデル画像Mに対して拡張されたマッチング画像Q11,Q12,Q13がどの範囲までマッチングしているかを探索する。
具体的には、モデル画像Mを周方向に1画素増加させた画像と、マッチング画像Q11,Q12,Q13をモデル画像Mの画素幅の増加方向と同一方向に1画素増加させた画像とでパターンマッチングを行い、マッチング率が閾値よりも大きければ、モデル画像Mの画素幅とマッチング画像Q11,Q12,Q13の画素幅とをさらに1画素増加させてパターンマッチングを行うことを繰り返し行い、マッチング画像Q11,Q12,Q13のうちいずれかのマッチング画像Qのマッチング率が例えば、80%以下となるまで探索を実行する。
マッチング率探索手段23によってモデル画像Mとマッチング画像Q11,Q12,Q13とを漸増しつつパターンマッチングを繰り返すことにより、図3に示すような、画素幅の増加数とパターンマッチングにおけるマッチング率の変化が得られる。タイヤのトレッドパターンは、周期的、又は、非周期的なピッチバリエーションの中で、同一ピッチのパターンが複数回現れるように設計されていることがほとんどであるため、本実施形態のようにモデル画像Mをピッチバリエーションのうち、最小ピッチの間隔でパターンマッチングを開始することにより、モデル画像Mの画素幅と抽出されたマッチング画像Q11,Q12,Q13の画素幅とを周方向に漸増させてパターンマッチングを行っても、ある画素幅まではマッチング率に変化が現れることがない。よって、マッチング率に変化が生じるまでの画素幅を探索することにより撮像画像Pに対して効率良くパターンマッチングを行い、モデル画像Mとマッチングする領域を抽出することができる。
モデル画像変更手段24は、図4(a)に示すように、マッチング画像Qが閾値以下となるときの直前の画素幅のモデル画像Mをモデル画像M′として設定する。
マスター候補画像抽出手段25は、図4(b)に示すように、モデル画像変更手段24により変更されたモデル画像M′を撮像画像Pに対してパターンマッチングを行い、マッチング率が高い領域をマスター候補画像R11,R12,R13として抽出する。具体的には、撮像画像Pに対するモデル画像M′のマッチング率が例えば90%以上の領域をマスター候補画像R11,R12,R13として抽出する。
マスター候補画像記憶手段26は、マスター候補画像抽出手段25によって抽出されたマスター候補画像R11,R12,R13が撮像画像Pから切り出された位置情報とともにマスター候補画像R11,R12,R13を記憶する。なお、位置情報は、図2(a),(b)及び図4(a)〜(g)の左端に位置する画素を1として右方向に画素数により設定される画素座標によって記憶し、マスター候補画像Rの各座標位置に対応する高さ情報を記憶する。また、マスター候補画像記憶手段26が記憶するマスター候補画像Rの画素座標と撮像画像Pの画素座標とは1対1に対応する。
加算回数記憶手段27は、図4(c),(f)に示すように、マスター候補画像Rに重なりが生じた位置の加算回数Kを記憶する。具体的には、加算回数記憶手段27は、画素位置において最初にマスター候補画像Rが抽出された位置を1として加算回数をカウントし、マスター候補画像Rに重なりが生じた位置の加算回数Kを画素位置毎に記憶する。
モデル画像更新手段28は、図4(d)に示すように、モデル画像設定手段21により最初に設定されたモデル画像Mによってマスター候補画像R11,R12,R13が決定した後に、最初に設定されたモデル画像Mとは異なる領域を撮像画像Pからモデル画像Mとして切り出し、新たなモデル画像Mとして更新する。具体的には、最初に設定されたモデル画像Mが撮像画像Pから切り出された位置に隣接する位置からモデル画像設定手段21で設定された切り出し幅Aでモデル画像Mを切り出し、新たなモデル画像Mとして設定する。モデル画像更新手段28によるモデル画像Mの更新は、撮像画像Pの全ての領域がモデル画像Mとして採用されるまで行われる。
マスター画像平均化手段29は、図4(g)に示すように、モデル画像更新手段28によるモデル画像Mの更新が撮像画像Pの全域に対して行われた後に、加算回数記憶手段27が周方向の画素列毎に記憶する加算回数でマスター候補画像記憶手段26に記憶された画像を周方向の画素列毎に除することによりマスター候補画像Rを平均化してマスター画像Sとして出力する。つまり、マスター候補画像記憶手段26に記憶される画像の高さ情報を周方向の画素列毎に記憶される加算回数Kで除することにより、マスター候補画像Rがマスター画像Sとして出力される。
図5は、マスター画像生成装置101によるタイヤのマスター画像Sの生成方法のフローチャートを示す。以下、マスター画像Sの生成方法について説明する。
まず、モデル画像設定手段21によりタイヤのトレッド表面の画像として取得された撮像画像Pからトレッドのピッチバリエーションのうち最も幅の狭いピッチ部分を検出して、モデル画像Mの切り出し幅Aを設定し、撮像画像Pの左端から切り出し幅A分の画像をモデル画像Mとして設定する(S101)。
次に、マッチング画像抽出手段22によりS101で設定されたモデル画像Mを撮像画像Pに対して周方向にパターンマッチングを行う(S102)。
そして、S102においてマッチング率が例えば、60%以上のときはS104にマッチング画像Qを出力し、マッチング率が60%未満のときはS102に戻りパターンマッチングを継続する(S103)。
次に、マッチング率探索手段23によりS103においてマッチング率が60%以上のときのマッチング画像Qとモデル画像Mとの画素幅を漸増させる(S104)。詳細には、モデル画像Mとマッチング画像Qとの画素幅を1画素増加させる。
そして、S104において画素幅が増加したモデル画像Mとマッチング画像Qとのパターンマッチングを行う(S105)。
また、S105においてマッチング率が例えば80%よりも大きいときはS104に戻り、マッチング率が80%以下のときは、モデル画像変更手段24によりマッチング率が80%以下となる一つ前の画素幅が増加したモデル画像M′を出力する(S106)。
次に、マスター候補画像抽出手段25によりS106において画素幅が増加したモデル画像M′を撮像画像Pに対して周方向に再びパターンマッチングを行う(S107)。
そして、S107においてマッチング率が例えば、90%以上のときはS109にマッチングした画像をマスター候補画像Rとして出力し、マッチング率が90%未満のときはS107に戻りパターンマッチングを継続する(S108)。
次に、S108から出力されたマスター候補画像Rと、撮像画像Pにおけるマスター候補画像Rの位置とをマスター候補画像記憶手段26に記憶し、S108から出力されるマスター候補画像Rと、記憶されたマスター候補画像Rとの位置に重なりが生じたときは、先に記憶したマスター候補画像Rの高さ情報に対して、次に出力されたマスター候補画像Rの高さ情報を加算して記憶し、画像が加算して記憶された画素位置の加算回数Kも合わせて加算回数記憶手段27により記憶してS110に進む(S109)(図4(e),(f)参照)。
次に、モデル画像更新手段28によりS103においてパターンマッチングしたモデル画像Mが撮像画像Pの端部位置Cを含むかどうかを判定する(S110)。
次に、S110においてモデル画像Mが撮像画像Pの端部位置Cを含まないときは、S103においてパターンマッチングしたモデル画像Mと隣接する領域をS102で設定された画素幅で切り出して新しいモデル画像Mとして更新してS102に戻り(S111)、端部位置Cを含むときは、記憶したマスター候補画像Rを出力する(S112)。
次に、S112では、マスター候補画像平均化手段29によりマスター候補画像Rを加算回数Kによって除して、マスター候補画像Rを平均化することにより得られた画像をマスター画像Sとして後段の検査装置102に出力して終了する。
検査装置102では、マスター画像生成装置101から出力されたマスター画像Sと、撮像画像Pとをパターンマッチングして比較することによりマッチング率を調べ、マッチング率が所定値以上のときはキズなしと判定し、マッチング率が所定値以下のときはキズありとして判定し、タイヤ表面における欠陥としてのキズの有無が検出され、検出された結果がモニタ9に表示される。
以上説明したように、本発明によれば、被検体となるタイヤ表面の撮像画像Pから所定の大きさのモデル画像Mを設定し、撮像画像Pのすべての領域がモデル画像Mとなるようにモデル画像Mを抽出し、モデル画像Mを抽出した撮像画像Pに対してパターンマッチングすることにより、撮像画像Pから被検査対象のタイヤのマスター画像Sを生成することができる。詳細には、被検査対象のトレッド表面を撮像した撮像画像Pからトレッド表面に形成されるトレッドパターンのピッチバリエーションの中から最も狭いピッチ幅を検出し、当該ピッチ幅によってモデル画像Mを撮像画像Pから抽出し、撮像画像Pに対してパターンマッチングすることにより、モデル画像Mと近似した領域をマッチング画像Qとして撮像画像Pから検出することができる。
さらに、モデル画像Mの画素幅とマッチング画像Qの画素幅とを漸増させてパターンマッチングを繰り返し、モデル画像Mとマッチング画像Qとの画素幅を変化させたときのマッチング率の変化を探索することにより、モデル画像Mとマッチング画像Qとがどの画素幅まで一致しているかを知ることができ、マッチング率が閾値以下になる直前のモデル画像Mの画素幅で、撮像画像Pを再びパターンマッチングすることにより、高精度かつ効率良くマスター候補画像Rを抽出することができる。
また、撮像画像Pのすべての領域がモデル画像Mとして撮像画像Pに対してパターンマッチングして抽出されたマスター候補画像Rを加算して記憶し、平均化することにより、被検査対象のタイヤ表面のキズが撮像画像Pに撮像されていても、平均化によってキズが滑らかになる。よって、マスター候補画像Rを平均化して生成されたマスター画像Sは、被検査対象となるタイヤの設計時の図面と遜色ない精度で構成される。
即ち、タイヤの外観検査において被検査対象となるタイヤ毎にマスター画像Sを作成することができるので、被検査対象となるタイヤのすべてのマスター画像を画像処理手段に記憶させる必要がなくなり、かつ、マスター画像Sを人手によって作成する手間が省かれ、タイヤの外観検査を省力化することができる。
なお、モデル画像設定手段21においてモデル画像Mの切り出し位置Bを図2(a)の撮像画像Pの左端側から開始するとして説明したが、撮像画像Pにおける周方向の任意の位置から開始しても良い。この場合、モデル画像更新手段28によって、モデル画像Mの更新を終了するときの終了判定は、モデル画像設定手段21によって切り出されたモデル画像Mの切り出し位置Bを含むときに終了するように設定すれば良い。
また、マッチング画像抽出手段22,マッチング率探索手段23,マスター候補画像抽出手段25によるパターンマッチングにおけるマッチング率の閾値の設定値は上記に限らず、適宜設定すれば良い。
なお、上記実施形態において、タイヤの外周面であるトレッド面を検査するとして説明したが、タイヤ内周面のように検査する検査表面が周期的なパターンにより構成されているものであればタイヤ内周面のマスター画像を生成することができる。また、タイヤのマスター画像生成装置101として説明したが、タイヤ以外のものであって、周期的なパターンが延長する物品に対しても検査に用いるマスター画像を生成することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能である。
1 タイヤ外観検査装置、2 タイヤ回転装置、3 撮像装置、4 照射部、
5a〜5c 照射手段、6a〜6c 撮像手段、9 モニタ、20 画像入力部、
21 モデル画像設定手段、22 マッチング画像抽出手段、
23 マッチング率探索手段、24 モデル画像変更手段、
25 マスター候補画像抽出手段、26 マスター候補画像記憶手段、
27 加算回数記憶手段、28 モデル画像更新手段、
29 マスター候補画像平均化手段、100 画像処理装置、
101 マスター画像生成装置、102 検査装置、K 加算回数、
M;M′ モデル画像、P 撮像画像、Q マッチング画像、R マスター候補画像、
S マスター画像、T タイヤ、Ts トレッド面。

Claims (6)

  1. タイヤ表面を撮像した撮像画像の中からモデル画像を設定するモデル画像設定ステップと、
    前記モデル画像を前記撮像画像に対してパターンマッチングし、所定のマッチング率以上の領域をマッチング画像として抽出するマッチング画像抽出ステップと、
    前記モデル画像の画素幅と、前記マッチング画像の画素幅とを同一方向、かつ、同一幅で漸増させて、当該モデル画像と当該マッチング画像とをパターンマッチングし、モデル画像とマッチング画像とのマッチング率の変化を探索するマッチング率探索ステップと、
    前記マッチング率探索ステップでマッチング率が所定の閾値以下に変化したときのモデル画像の画素幅にモデル画像の大きさを変更するモデル画像変更ステップとを含むことを特徴とするタイヤのマスター画像生成方法。
  2. 前記モデル画像変更ステップにより変更されたモデル画像を前記撮像画像に対してパターンマッチングし、所定のマッチング率以上の領域をマスター候補画像として抽出するマスター候補画像抽出ステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のタイヤのマスター画像生成方法。
  3. 前記マスター候補画像を加算して記憶するマスター候補画像記憶ステップと、
    前記マスター候補画像の加算により重複する領域の加算回数を記憶する加算回数記憶ステップとをさらに含み、前記マスター候補画像の重複する領域を前記加算回数で除してマスター候補画像を平均化することを特徴とする請求項2に記載のタイヤのマスター画像生成方法。
  4. タイヤ表面を撮像した撮像画像の中からモデル画像を設定するモデル画像設定手段と、
    前記モデル画像を前記撮像画像に対してパターンマッチングし、所定のマッチング率以上の領域をマッチング画像として抽出するマッチング画像抽出手段と、
    前記モデル画像の画素幅と、前記マッチング画像の画素幅とを同一方向、かつ、同一幅で漸増させて、当該モデル画像と当該マッチング画像とをパターンマッチングし、モデル画像とマッチング画像とのマッチング率の変化を探索するマッチング率探索手段と、
    前記マッチング率探索手段でマッチング率が所定の閾値以下に変化したときのモデル画像の画素幅にモデル画像の大きさを変更するモデル画像変更手段とを備えることを特徴とするタイヤのマスター画像生成装置。
  5. 前記モデル画像変更手段により変更されたモデル画像を前記撮像画像に対してパターンマッチングし、所定のマッチング率以上の領域をマスター候補画像として抽出するマスター候補画像抽出手段を備えることを特徴とする請求項4に記載のタイヤのマスター画像生成装置。
  6. 前記マスター候補画像を加算して記憶するマスター候補画像記憶手段と、
    前記マスター候補画像の加算により重複する領域の加算回数を記憶する加算回数記憶手段とをさらに備え、前記マスター候補画像の重複する領域を前記加算回数で除してマスター候補画像を平均化することを特徴とする請求項5に記載のタイヤのマスター画像生成装置。
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