JP6277775B2 - 無線通信装置および通信制御プログラム - Google Patents

無線通信装置および通信制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信装置および通信制御プログラムに関し、特に、無線信号の伝送速度に関する通信パラメータを変更可能な無線通信装置および通信制御プログラムに関する。
近年、無線LAN端末の増加に伴いネットワークの管理は困難になってきており、人手を介することなく通信状態を測定かつ制御し、ユーザの使用感を向上させることが可能な手法が求められている。
このような技術の一例として、たとえば、特許文献1(特開2004−23145号公報)には、以下のような技術が開示されている。すなわち、送信データに誤り訂正および変調を施して相手局に送信するとともに、前記誤り訂正の符号化率および変調方式を適応的に変化させることが可能な基地局および移動局を備えた移動通信システムにおいて、前記移動局は、受信データから回線品質を推定する回線品質推定部と、前記回線品質に基づいて前記誤り訂正の符号化率および変調方式の変更要求を行なうか否かを決定する適応変調方式管理部と、を備え、前記基地局は、前記移動局から送信された適応変調方式レベル情報に基づいて、前記誤り訂正の符号化率および変調方式を変更するか否かを決定する。
特開2004−23145号公報
このような特許文献1に記載の技術を超えて、適切な通信制御を行ない、良好なデータ伝送を実現する技術が望まれる。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、適切な通信制御を行なうことにより、良好なデータ伝送を実現することが可能な無線通信装置および通信制御プログラムを提供することである。
(1)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる無線通信装置は、他の装置と無線通信を行ない、無線信号の伝送速度に関する通信パラメータを変更可能な通信部と、前記無線通信の品質に関する通信品質情報を取得する品質情報取得部と、前記無線通信装置の通信データの伝送性能に関する伝送性能情報を取得する性能情報取得部と、前記通信品質情報に基づいて前記通信パラメータを変更する第1動作を行っている状態において、前記通信パラメータを変更することにより前記伝送速度を上げる第2動作を行なうか否かを前記伝送性能情報に基づいて判断する通信制御部とを備える。
(6)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる通信制御プログラムは、他の装置と無線通信を行ない、無線信号の伝送速度に関する通信パラメータを変更可能な無線通信装置、において用いられる通信制御プログラムであって、コンピュータに、前記無線通信の品質に関する通信品質情報を取得し、取得した前記通信品質情報に基づいて前記通信パラメータを変更する第1動作、を開始するステップと、前記無線通信装置の通信データの伝送性能に関する伝送性能情報を取得するステップと、前記第1動作を行っている状態において、前記通信パラメータを変更することにより前記伝送速度を上げる第2動作を行なうか否かを前記伝送性能情報に基づいて判断するステップとを実行させるためのプログラムである。
本発明は、このような特徴的な処理部を備える無線通信装置として実現できるだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとする方法として実現することができる。また、本発明は、無線通信装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現したり、無線通信装置を含むシステムとして実現したりすることができる。
本発明によれば、適切な通信制御を行なうことにより、良好なデータ伝送を実現することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムの構成を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるパケット損失の概要を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る無線端末装置の構成を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態に係るアクセスポイントの構成を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る無線通信装置における制御部の構成を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおける無線通信装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態に係る無線通信装置がMCS制御を行なう際の動作手順の一例を定めたフローチャートである。 図8は、本発明の実施の形態に係る無線通信装置がMCS制御を行なう際の動作手順の他の例を定めたフローチャートである。 図9は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムについて行ったシミュレーションの結果を示す図である。
最初に、本発明の実施形態の内容を列記して説明する。
(1)本発明の実施の形態に係る無線通信装置は、他の装置と無線通信を行ない、無線信号の伝送速度に関する通信パラメータを変更可能な通信部と、前記無線通信の品質に関する通信品質情報を取得する品質情報取得部と、前記無線通信装置の通信データの伝送性能に関する伝送性能情報を取得する性能情報取得部と、前記通信品質情報に基づいて前記通信パラメータを変更する第1動作を行っている状態において、前記通信パラメータを変更することにより前記伝送速度を上げる第2動作を行なうか否かを前記伝送性能情報に基づいて判断する通信制御部とを備える。
このような構成により、無線通信の品質に基づいて伝送速度を変更する動作を行っても良好なデータ伝送が実現できていない場合に、無線通信装置の伝送性能に基づいて伝送速度を別途上げることができるため、通信状況が改善される可能性を高めることができる。したがって、適切な通信制御を行なうことにより、良好なデータ伝送を実現することができる。
(2)好ましくは、前記通信制御部は、前記第2動作を行なうと判断した場合、前記第1動作を停止する制御を行なう。
このような構成により、無線通信装置の伝送性能に基づいて伝送速度を上げることによって通信状況が改善されても、無線通信の品質に基づいて伝送速度が再び低下して良好なデータ伝送が実現できなくなることを防ぐことができる。
(3)より好ましくは、前記通信制御部は、前記第1動作を停止している状態において、前記伝送性能情報に基づいて、前記第1動作を再開するか否かを判断する。
このような構成により、無線通信装置の伝送性能に基づいて伝送速度を上げても再送回数が増加する等により通信状況が改善されない場合に、無線通信の品質に基づいて伝送速度を変更する動作、を再開することができるため、より柔軟な通信制御を実現することができる。
(4)好ましくは、前記伝送性能情報は、前記無線通信装置において作成または受信された前記通信データの前記無線通信装置内における損失量の情報を含む。
このような構成により、無線通信の品質からは把握することのできない装置内におけるデータロスを考慮した適切な通信制御を実現することができる。
(5)好ましくは、前記無線通信装置は、さらに、前記無線通信装置において作成または受信された前記通信データを保存するバッファを備え、前記通信部は、前記バッファから前記通信データを取り出して無線信号に含めて送信し、前記損失量は、前記バッファに保存しきれずに廃棄された前記通信データの量を含む。
このような構成により、装置内におけるデータロスとして典型的な事象を考慮した適切な通信制御を実現することができる。
(6)本発明の実施の形態に係る通信制御プログラムは、他の装置と無線通信を行ない、無線信号の伝送速度に関する通信パラメータを変更可能な無線通信装置、において用いられる通信制御プログラムであって、コンピュータに、前記無線通信の品質に関する通信品質情報を取得し、取得した前記通信品質情報に基づいて前記通信パラメータを変更する第1動作、を開始するステップと、前記無線通信装置の通信データの伝送性能に関する伝送性能情報を取得するステップと、前記第1動作を行っている状態において、前記通信パラメータを変更することにより前記伝送速度を上げる第2動作を行なうか否かを前記伝送性能情報に基づいて判断するステップとを実行させるためのプログラムである。
このような構成により、無線通信の品質に基づいて伝送速度を変更する動作を行っても良好なデータ伝送が実現できていない場合に、無線通信装置の伝送性能に基づいて伝送速度を別途上げることができるため、通信状況が改善される可能性を高めることができる。したがって、適切な通信制御を行なうことにより、良好なデータ伝送を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。また、以下に記載する実施の形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
[構成および基本動作]
図1は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムの構成を示す図である。
図1を参照して、無線通信システム401は、たとえばIEEE802.11で規格化された無線LANシステムを含む。無線通信システム401は、管理装置101と、複数のアクセスポイント(無線基地局装置:図1に示す「無線LAN AP」)102と、複数の無線端末装置202とを備える。
なお、図1では、3つのアクセスポイント102と、各アクセスポイント102の配下の2つの無線端末装置202とを代表的に示しているが、無線通信システム401は、少数またはさらに多数のアクセスポイント102または無線端末装置202を備える構成であってもよい。
管理装置101は、アクセスポイント102および無線端末装置202と通信を行ない、アクセスポイント102および無線端末装置202を管理する。
管理装置101およびアクセスポイント102は、有線接続または無線接続され、たとえば、イーサネット(登録商標)規格に従って互いに通信を行なう。
アクセスポイント102および無線端末装置202は、たとえば無線LAN方式に従って互いに通信を行なう。無線端末装置202は、たとえば携帯電話またはPC(Personal Computer)であり、アクセスポイント102を介して管理装置101と通信可能である。また、無線端末装置202は、複数のアクセスポイント102のうちのいずれかを選択して通信可能である。
より詳細には、アクセスポイント102は、たとえばISMバンドである2.4GHz帯の無線信号を送受信することにより、1または複数の無線端末装置202と無線通信を行なう。なお、無線端末装置202およびアクセスポイント102間の無線周波数は、2.4GHz帯以外の周波数であってもよく、たとえば、300MHz帯、400MHz帯、900MHz帯または5GHz帯の周波数とすることも可能である。
無線端末装置202は、たとえばCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)方式を採用し、他の無線端末装置202が無線信号を送信しているか否かを互いに判断し、他の無線端末装置202が無線信号を送信していないと判断した場合に、送信すべき情報を含む無線信号をアクセスポイント102へ送信する。
無線通信システム401では、無線通信の各種指標を自動的に収集し、収集結果に基づいて無線ネットワークを制御することが可能である。
図2は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるパケット損失の概要を示す図である。
図2を参照して、無線通信システム401における無線通信装置である無線端末装置202およびアクセスポイント102は、階層化された複数のレイヤを有するプロトコルに従って動作する。
無線端末装置202のたとえばMAC層において用いられるバッファ61には、アクセスポイント102へ送信すべき各種アプリケーションからのパケットが一時保存される。MAC層では、バッファ61からパケットが取り出され、変調および誤り訂正等の処理が行われた後、物理層へ出力される。物理層では、MAC層から出力されたパケットに無線伝送用の情報が付加され、アンテナを介してアクセスポイント102へ送信される。
MAC層では、たとえば、受信信号強度または再送回数等からMCS(Modulation and Coding Scheme)を自動的に選択するリンクアダプテーション(Link Adaptation)機能が提供される。
このリンクアダプテーションにより、無線通信の品質が劣化すると伝送速度すなわち伝送可能レートを低下させ、通信を安定させることができる。
しかしながら、リンクアダプテーションでは、無線通信における伝送品質のみを観測してMCSの選択、すなわち変調方式および誤り訂正の符号化率に反映している。
ここで、無線通信システム401では、たとえば、送信機である無線端末装置202、および受信機であるアクセスポイント102間の無線伝搬路62において、妨害波および障害物等によるパケット損失が発生する。
そして、これに加えて、アプリケーションから多数のパケットがMAC層へ出力された場合、パケットがバッファ61に保存しきれずに廃棄されるバッファ溢れが生じる可能性がある。
すなわち、無線通信の品質劣化時にリンクアダプテーションによって低速度のMCSが選択されると、さらにバッファ溢れが生じ、かえってユーザの使用感が低下してしまう。
そこで、本発明の実施の形態に係る無線通信システムでは、以下のような構成および動作により、このような課題を解決する。
図3は、本発明の実施の形態に係る無線端末装置の構成を示す図である。
図3を参照して、無線端末装置202は、アンテナ81と、サーキュレータ82と、無線受信部83と、無線送信部84と、信号処理部85と、制御部88と、入出力部89とを備える。信号処理部85は、受信信号処理部86と、送信信号処理部87とを含む。信号処理部85および制御部88は、CPU(Central Processing Unit)またはDSP(Digital Signal Processor)等によって実現される。
サーキュレータ82は、アンテナ81において受信されたアクセスポイント102からの無線信号を無線受信部83へ出力し、また、無線送信部84から受けた無線信号をアンテナ81へ出力する。
無線受信部83は、サーキュレータ82から受けた無線信号をベースバンド信号またはIF(Intermediate Frequency)信号に周波数変換し、この周波数変換した信号をデジタル信号に変換して受信信号処理部86へ出力する。
受信信号処理部86は、無線受信部83から受けたデジタル信号に対して復調および誤り訂正等の所定の信号処理を行ない、この信号処理後のデジタル信号の一部または全部を制御部88へ出力する。また、受信信号処理部86は、たとえば、RSSI(Received Signal Strength Indicator)を制御部88へ出力する。
制御部88は、受信信号処理部86から受けたデジタル信号を、たとえば音声データおよび映像データに変換し、必要に応じてアナログ信号に変換する。そして、制御部88は、スピーカ、マイク、ディスプレイおよびキー入力装置等を含む入出力部89へ出力する。
また、制御部88は、たとえば、音声データ、およびキー入力装置において受け付けた無線端末装置202を制御するための制御信号等を入出力部89から受ける。そして、制御部88は、入出力部89から受けた音声データおよび制御信号に所定の信号処理を行なって通信データを生成し、送信信号処理部87へ出力する。通信データは、たとえばパケットである。
送信信号処理部87は、制御部88から受けた通信データ、または自ら生成した通信データに対して変調および誤り訂正符号化等の所定の信号処理を行ない、この信号処理後のデジタル信号を無線送信部84へ出力する。また、送信信号処理部87は、たとえば、パケットの再送制御を行ない、パケットの再送回数を制御部88に通知する。
無線送信部84は、送信信号処理部87から受けたデジタル信号をアナログ信号に変換し、変換したアナログ信号を無線信号に周波数変換してサーキュレータ82へ出力する。
また、制御部88は、送信信号処理部87へ制御信号を出力することにより、送信信号処理部87における変調方式および符号化率等を設定可能である。
図4は、本発明の実施の形態に係るアクセスポイントの構成を示す図である。
図4を参照して、アクセスポイント102は、アンテナ91と、サーキュレータ92と、無線受信部93と、無線送信部94と、信号処理部95と、制御部98とを備える。信号処理部95は、受信信号処理部96と、送信信号処理部97とを含む。信号処理部95および制御部98は、CPUまたはDSP等によって実現される。
サーキュレータ92は、アンテナ91において受信された無線端末装置202からの無線信号を無線受信部93へ出力し、また、無線送信部94から受けた無線信号をアンテナ91へ出力する。
無線受信部93は、サーキュレータ92から受けた無線信号をベースバンド信号またはIF信号に周波数変換し、この周波数変換した信号をデジタル信号に変換して受信信号処理部96へ出力する。
受信信号処理部96は、無線受信部93から受けたデジタル信号に対して復調および誤り訂正等の所定の信号処理を行ない、この信号処理後のデジタル信号の一部または全部を所定のフレームフォーマットに変換して管理装置101へ送信する。また、受信信号処理部96は、たとえば、RSSIを制御部98へ出力する。
送信信号処理部97は、管理装置101から受信した通信データを所定のフレームフォーマットに変換した通信データまたは自ら生成した通信データに対して変調および誤り訂正符号化等の所定の信号処理を行ない、この信号処理後のデジタル信号を無線送信部94へ出力する。通信データは、たとえばパケットである。また、送信信号処理部97は、たとえば、パケットの再送制御を行ない、パケットの再送回数を制御部98に通知する。
無線送信部94は、送信信号処理部97から受けたデジタル信号をアナログ信号に変換し、変換したアナログ信号を無線信号に周波数変換してサーキュレータ92へ出力する。
また、制御部98は、送信信号処理部97へ制御信号を出力することにより、送信信号処理部97における変調方式および符号化率等を設定可能である。
制御部98は、アクセスポイント102における各ユニットおよび管理装置101との間で各種情報をやり取りする。
図5は、本発明の実施の形態に係る無線通信装置における制御部の構成を示す図である。
図5を参照して、制御部88または制御部98は、通信制御部11と、品質情報取得部12と、性能情報取得部13とを含む。無線端末装置202において、通信部71は、無線受信部83と、無線送信部84と、受信信号処理部86と、送信信号処理部87とに相当する。アクセスポイント102において、通信部71は、無線受信部93と、無線送信部94と、受信信号処理部96と、送信信号処理部97とに相当する。
通信部71は、他の装置と無線通信を行ない、無線信号の伝送速度に関する通信パラメータすなわち設定値を変更可能である。より詳細には、無線信号の伝送速度は、たとえば、無線伝搬路62における通信パケットの伝送速度である。
なお、伝送速度に関する通信パラメータには、パケットの再送間隔等、データ伝送の遅延時間に関する通信パラメータが含まれてもよい。
バッファ61は、無線通信装置において作成または受信された通信パケットを保存する。
通信部71は、バッファ61から通信パケットを取り出して無線信号に含めて送信する。
品質情報取得部12は、通信部71による無線通信の品質に関する通信品質情報を取得する。
性能情報取得部13は、無線通信装置の通信パケットの伝送性能に関する伝送性能情報を取得する。伝送性能情報は、たとえば、無線通信装置において作成または受信された通信パケットの無線通信装置内における損失量の情報を含む。この損失量は、たとえば、バッファ61に保存しきれずに廃棄された通信パケットの量を含む。
通信部71は、品質情報取得部12によって取得された通信品質情報に基づいて通信パラメータを変更する第1動作、たとえばリンクアダプテーションを行なう。
図6は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおける無線通信装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。
図6を参照して、無線端末装置202またはアクセスポイント102は、アプリケーション31と、トランスポート処理部32と、IP処理部33と、無線LAN MAC処理部34と、無線LAN PHY処理部35とを含む。無線端末装置202において、アプリケーション31は、制御部88に相当し、トランスポート処理部32と、IP処理部33と、無線LAN MAC処理部34と、無線LAN PHY処理部35とは、受信信号処理部86と、送信信号処理部87とに相当する。アクセスポイント102において、アプリケーション31は、制御部98に相当し、トランスポート処理部32と、IP処理部33と、無線LAN MAC処理部34と、無線LAN PHY処理部35とは、受信信号処理部96と、送信信号処理部97とに相当する。
無線端末装置202およびアクセスポイント102は、階層化された複数のレイヤを有するプロトコルに従って動作する。
アプリケーション31は、アプリケーションレイヤの処理を行なう。トランスポート処理部32は、アプリケーションレイヤよりも下位のトランスポートレイヤの処理を行なう。IP処理部33は、トランスポートレイヤよりも下位のIPレイヤの処理を行なう。無線LAN MAC処理部34は、IPレイヤよりも下位の無線LAN MACレイヤの処理を行なう。無線LAN PHY処理部35は、MACレイヤよりも下位の無線LAN PHYレイヤの処理を行なう。
アプリケーション31は、たとえば、無線LAN MAC処理部34または無線LAN PHY処理部35からRSSI、ならびに入力パケット数およびパケット損失数等の測定情報を取得する。なお、アプリケーション31は、パケット損失数の代わりに、パケット損失率を取得する構成であってもよい。そして、アプリケーション31は、取得した測定情報に基づいて、無線LAN MAC処理部34または無線LAN PHY処理部35へたとえば新たなMCSを示す設定変更情報を通知する。
[動作]
次に、本発明の実施の形態に係る無線通信装置によるMCSの変更動作について説明する。
無線通信システム401における各装置は、コンピュータを備え、当該コンピュータにおけるCPU等の演算処理部は、以下のフローチャートの各ステップの一部または全部を含むプログラムを図示しないメモリから読み出して実行する。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、外部からインストールすることができる。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、記録媒体に格納された状態で流通する。
図7は、本発明の実施の形態に係る無線通信装置がMCS制御を行なう際の動作手順の一例を定めたフローチャートである。
通信制御部11は、通信品質情報に基づいて通信パラメータを変更する第1動作を通信部71が行っている状態において、通信パラメータを変更することにより無線信号の伝送速度を上げる第2動作を行なうか否かを伝送性能情報に基づいて判断する。
具体的には、図7を参照して、まず、通信部71においてリンクアダプテーション(LA)が実行されている状態である(ステップS1)。
次に、通信制御部11は、直近の期間における、通信部71への入力パケット数すなわち無線LAN MAC処理部34への入力パケット数を取得する(ステップS2)。
次に、通信制御部11は、上記期間における、パケット損失数すなわちバッファ61におけるパケットの廃棄数を取得する(ステップS3)。
次に、通信制御部11は、伝送性能情報としてたとえばユーザの使用感の指標を取得する。具体的には、通信制御部11は、当該指標として以下の式で表される値を算出する(ステップS4)。
(入力パケット数−パケット損失数)/入力パケット数
そして、通信制御部11は、当該指標が所定の閾値以上である場合、すなわちパケットの損失がそれほど大きくない場合には(ステップS4でNO)、次の確認周期まで待機し(ステップS7)、上記期間の次の期間における、通信部71への入力パケット数およびパケット損失数を新たに取得する(ステップS2およびS3)。
一方、通信制御部11は、当該指標が所定の閾値未満である場合、すなわちパケットの損失が大きい場合には(ステップS4でYES)、通信部71におけるリンクアダプテーションを停止し(ステップS5)、通信部71による通信パケットの伝送速度すなわち伝送可能レートが上がるようにMCSを変更する。なお、通信制御部11は、変更後のMCSとして1種類の値を固定的に設定する構成であってもよいし、複数種類の値のうちのいずれかを指標値に応じて設定する構成であってもよい(ステップS6)。
なお、通信制御部11は、通信部71におけるリンクアダプテーションを停止せずに、通信部71による通信パケットの伝送速度すなわち伝送可能レートが上がるようにMCSを変更する(ステップS6)構成であってもよい。
図8は、本発明の実施の形態に係る無線通信装置がMCS制御を行なう際の動作手順の他の例を定めたフローチャートである。
たとえば、通信制御部11は、第2動作を行なうと判断した場合、第1動作を停止する制御を行なう。
また、たとえば、通信制御部11は、第1動作を停止している状態において、伝送性能情報に基づいて、第1動作を再開するか否かを判断する。
具体的には、図8を参照して、まず、通信部71においてリンクアダプテーション(LA)が実行されている状態において(ステップS11)、LA有効フラグをオンに設定する(ステップS12)。
次に、通信制御部11は、直近の期間における、通信部71への入力パケット数すなわち無線LAN MAC処理部34への入力パケット数を取得する(ステップS13)。
次に、通信制御部11は、上記期間における、パケット損失数すなわちバッファ61におけるパケットの廃棄数を取得する(ステップS14)。
次に、通信制御部11は、伝送性能情報としてたとえばユーザの使用感の指標を取得する。具体的には、通信制御部11は、当該指標として以下の式で表される値を算出する(ステップS15)。
(入力パケット数−パケット損失数)/入力パケット数
そして、通信制御部11は、当該指標が所定の閾値以上である場合、すなわちパケットの損失がそれほど大きくない場合には(ステップS15でNO)、次の確認周期まで待機し(ステップS20)、上記期間の次の期間における、通信部71への入力パケット数およびパケット損失数を新たに取得する(ステップS13およびS14)。
一方、通信制御部11は、当該指標が所定の閾値未満である場合、すなわちパケットの損失が大きい場合であって(ステップS15でYES)、LA有効フラグがオンに設定されているときには(ステップS16でYES)、通信部71におけるリンクアダプテーションを停止し(ステップS17)、通信部71による通信パケットの伝送速度すなわち伝送可能レートが上がるようにMCSを変更する。なお、通信制御部11は、変更後のMCSとして1種類の値を固定的に設定する構成であってもよいし、複数種類の値のうちのいずれかを指標値に応じて設定する構成であってもよい(ステップS18)。
次に、通信制御部11は、LA有効フラグをオフに設定し(ステップS19)、次の確認周期まで待機し(ステップS20)、上記期間の次の期間における、通信部71への入力パケット数およびパケット損失数を新たに取得する(ステップS13およびS14)。
また、通信制御部11は、当該指標が所定の閾値未満である場合であって(ステップS15でYES)、LA有効フラグがオフに設定されているときには(ステップS16でNO)、通信部71におけるリンクアダプテーションを再開し(ステップS21)、LA有効フラグをオンに設定し(ステップS22)、次の確認周期まで待機する(ステップS20)。
なお、上記のような処理の頻度が高すぎる場合、通信動作におけるオーバヘッドが増大してしまい、また、上記処理の頻度が低すぎる場合、リンクアダプテーションの再開が遅れてしまうことから、数ミリ秒等、ある程度の長さの確認周期を設定することが好ましい。
このように、無線端末装置202またはアクセスポイント102は、たとえば、アプリケーション層においてユーザの使用感の指標を周期的に取得し、当該指標が所定の閾値を下回ると、パケットのバッファ溢れが生じたと判断し、MCSを変更して伝送可能レートを上げる。これにより、パケットのバッファ溢れを解消する。逆に、伝送可能レートを上げたことでパケット損失が増加する場合には、パケット損失の原因がバッファ溢れではないと判断し、MAC層のリンクアダプテーションによるMCS制御に移行する。
たとえば、無線伝搬路の状態が悪い場合、リンクアダプテーションによって大きい符号化率が設定される。この場合、伝送可能レートが下がることになり、パケットのバッファ溢れが生じやすくなる。このような状態において、ユーザの使用感を考慮して伝送可能レートを上げることにより、良好なデータ伝送を実現することが可能となる。
また、無線伝搬路の状態が悪くない場合でも、伝送可能レートに対してアプリケーションからMAC層へのパケットの入力レートが大きい場合には、バッファ溢れが生じてしまう。このような状態において、ユーザの使用感を考慮して伝送レートを上げることにより、パケットの再送回数が多少増加しても、データ伝送のスループットが結果的に上がれば、ユーザの使用感を向上させることができる。
なお、通信制御部11は、伝送性能情報として「(入力パケット数−パケット損失数)/入力パケット数」を用いる構成に限らず、単に、パケット損失量、データ伝送のスループット、またはパケットの遅延時間等を用いる構成であってもよい。
また、パケット損失量は、バッファ61におけるものに限らず、無線端末装置202またはアクセスポイント102における他の箇所のパケット損失量であるか、または各箇所におけるパケット損失量の合計値であってもよい。
また、「(入力パケット数−パケット損失数)/入力パケット数」には、バッファ溢れによるパケット損失数に加えて、たとえばパケットの再送失敗を観測することにより得られる無線伝搬路におけるパケット損失数が含まれてもよいし、含まれなくてもよい。
図9は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムについて行ったシミュレーションの結果を示す図である。図9において、横軸は経過時間(秒)であり、縦軸はアプリケーションの使用感の指標値である。グラフG1は図7および図8に示す処理を行なわない無線端末装置を用いた場合の使用感を示し、グラフG2は無線端末装置202を用いた場合の使用感を示している。Thは、使用感の指標の閾値である。
このシミュレーションでは、無線端末装置202からアクセスポイント102への9MbpsのCBR(固定ビットレート)トラフィックを30秒間実行するアプリケーションの使用感を評価した。
また、伝送方式はIEEE802.11gを使用し、リンクアダプテーションにおいて伝送可能レート=9MbpsのMCSが選択されるような無線伝搬環境の条件を設定した。
図9を参照して、図7および図8に示す処理を行なわない無線端末装置では、パケットの再送、IFS(Inter Frame Space)および制御ヘッダ等のオーバヘッドの影響により、一定時間当たりで正常に伝送されるパケットの数は、アプリケーションからの入力パケット数より小さくなるため、使用感は0.82程度で推移している(グラフG1)。
一方、無線端末装置202では、閾値Thを0.90に設定し、確認周期を5秒に設定し、アプリケーションを実行すると、使用感が閾値Thを下回ったことを検知し、伝送可能レート=12Mbps(>9Mbps)のMCSを選択する制御が行われる。
これにより、パケットの再送回数は増加するが、一定時間当たりで正常に伝送されるパケットの数は増加し、使用感の指標=0.95程度まで改善できていることが分かる。すなわち、バッファ溢れが発生した場合にMCSを変更することにより、使用感が向上することが確認された。
ところで、特許文献1に記載の技術を超えて、適切な通信制御を行ない、良好なデータ伝送を実現する技術が望まれる。
本発明の実施の形態に係る無線通信装置では、通信部71は、他の装置と無線通信を行ない、無線信号の伝送速度に関する通信パラメータを変更可能である。品質情報取得部12は、通信部71による無線通信の品質に関する通信品質情報を取得する。性能情報取得部13は、無線通信装置の通信データたとえば通信パケットの伝送性能に関する伝送性能情報を取得する。そして、通信制御部11は、品質情報取得部12によって取得された通信品質情報に基づいて通信パラメータを変更する第1動作を行っている状態において、通信パラメータを変更することにより上記伝送速度を上げる第2動作を行なうか否かを伝送性能情報に基づいて判断する。
このような構成により、無線通信の品質に基づいて伝送速度を変更する動作を行っても良好なデータ伝送が実現できていない場合に、無線通信装置の伝送性能に基づいて伝送速度を別途上げることができるため、通信状況が改善される可能性を高めることができる。
したがって、本発明の実施の形態に係る無線通信装置では、適切な通信制御を行なうことにより、良好なデータ伝送を実現することができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信装置では、通信制御部11は、第2動作を行なうと判断した場合、第1動作を停止する制御を行なう。
このような構成により、無線通信装置の伝送性能に基づいて伝送速度を上げることによって通信状況が改善されても、無線通信の品質に基づいて伝送速度が再び低下して良好なデータ伝送が実現できなくなることを防ぐことができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信装置では、通信制御部11は、第1動作を停止している状態において、伝送性能情報に基づいて、第1動作を再開するか否かを判断する。
このような構成により、無線通信装置の伝送性能に基づいて伝送速度を上げても再送回数が増加する等により通信状況が改善されない場合に、無線通信の品質に基づいて伝送速度を変更する動作、を再開することができるため、より柔軟な通信制御を実現することができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信装置では、上記伝送性能情報は、無線通信装置において作成または受信された通信データの無線通信装置内における損失量の情報を含む。
このような構成により、無線通信の品質からは把握することのできない装置内におけるデータロスを考慮した適切な通信制御を実現することができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信装置では、バッファ61は、無線通信装置において作成または受信された通信データを保存する。通信部71は、バッファ61から通信データを取り出して無線信号に含めて送信する。そして、上記損失量は、バッファ61に保存しきれずに廃棄された通信データの量を含む。
このような構成により、装置内におけるデータロスとして典型的な事象を考慮した適切な通信制御を実現することができる。
なお、本発明の実施の形態に係る無線通信システムは、IEEE802.11で規格化された無線LANシステムを含む構成であるとしたが、これに限定するものではない。無線通信システム401は、無線LANシステムの代わりに、LTEに従う移動体通信システム、WiMAX、ZigBee(登録商標)およびBluetooth(登録商標)等、他の無線通信システムを含む構成であってもよい。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信システムでは、無線端末装置202またはアクセスポイント102が、通信相手の装置と双方向の無線通信を行なう構成であるとしたが、これに限定するものではない。通信相手の装置へ通信データを送信するのみの片方向の無線通信を行なう無線通信装置にも、本発明を適用することが可能である。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信システムでは、アクセスポイント102および無線端末装置202の各々のレイヤ構成が同様であるとしたが、これに限定するものではなく、各装置のレイヤ構成が異なっていてもよい。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上の説明は、以下に付記する特徴を含む。
[付記1]
無線通信装置であって、
他の装置と無線通信を行ない、無線信号の伝送速度に関する通信パラメータを変更可能な通信部と、
前記無線通信の品質に関する通信品質情報を取得する品質情報取得部と、
前記無線通信装置の通信データの伝送性能に関する伝送性能情報を取得する性能情報取得部と、
前記通信品質情報に基づいて前記通信パラメータを変更する第1動作を行っている状態において、前記通信パラメータを変更することにより前記伝送速度を上げる第2動作を行なうか否かを前記伝送性能情報に基づいて判断する通信制御部とを備え、
前記第1動作はリンクアダプテーションであり、
前記通信パラメータはMCSである、無線通信装置。
11 通信制御部
12 品質情報取得部
13 性能情報取得部
31 アプリケーション
32 トランスポート処理部
33 IP処理部
34 無線LAN MAC処理部
35 無線LAN PHY処理部
71 通信部
81,91 アンテナ
82,92 サーキュレータ
83,93 無線受信部
84,94 無線送信部
85,95 信号処理部
86,96 受信信号処理部
87,97 送信信号処理部
88,98 制御部
89, 入出力部
101 管理装置
102 アクセスポイント(無線基地局装置)
202 無線端末装置
401 無線通信システム

Claims (5)

  1. 無線通信装置であって、
    他の装置と無線通信を行ない、無線信号の伝送速度に関する通信パラメータを変更可能な通信部と、
    前記無線通信の品質に関する通信品質情報を取得する品質情報取得部と、
    前記無線通信装置の通信データの伝送性能に関する伝送性能情報を取得する性能情報取得部と、
    前記通信品質情報に基づいて前記通信パラメータを変更する第1動作を行っている状態において、前記通信パラメータを変更することにより前記伝送速度を上げる第2動作を行なうか否かを前記伝送性能情報に基づいて判断する通信制御部とを備え、
    前記通信制御部は、前記第2動作を行なうと判断した場合、前記第1動作を停止する制御を行なう、無線通信装置。
  2. 前記通信制御部は、前記第1動作を停止している状態において、前記伝送性能情報に基づいて、前記第1動作を再開するか否かを判断する、請求項に記載の無線通信装置。
  3. 前記伝送性能情報は、前記無線通信装置において作成または受信された前記通信データの前記無線通信装置内における損失量の情報を含む、請求項1または請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記無線通信装置は、さらに、
    前記無線通信装置において作成または受信された前記通信データを保存するバッファを備え、
    前記通信部は、前記バッファから前記通信データを取り出して無線信号に含めて送信し、
    前記損失量は、前記バッファに保存しきれずに廃棄された前記通信データの量を含む、請求項に記載の無線通信装置。
  5. 他の装置と無線通信を行ない、無線信号の伝送速度に関する通信パラメータを変更可能な無線通信装置、において用いられる通信制御プログラムであって、コンピュータに、
    前記無線通信の品質に関する通信品質情報を取得し、取得した前記通信品質情報に基づいて前記通信パラメータを変更する第1動作、を開始するステップと、
    前記無線通信装置の通信データの伝送性能に関する伝送性能情報を取得するステップと、
    前記第1動作を行っている状態において、前記通信パラメータを変更することにより前記伝送速度を上げる第2動作を行なうか否かを前記伝送性能情報に基づいて判断するステップと
    前記第2動作を行なうと判断した場合、前記第1動作を停止するステップとを実行させるための、通信制御プログラム。
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