JP6277113B2 - 燃料電池モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する平板状の固体酸化物形燃料電池を備え、複数の前記固体酸化物形燃料電池が積層された平板積層型燃料電池スタックを備える燃料電池モジュールに関する。
通常、固体酸化物形燃料電池(SOFC)は、固体電解質に酸化物イオン導電体、例えば、安定化ジルコニアを用いている。固体電解質の両側にアノード電極とカソード電極とを配設した電解質・電極接合体(以下、MEAともいう)は、セパレータ(バイポーラ板)によって挟持されている。固体酸化物形燃料電池は、通常、電解質・電極接合体とセパレータとが所定数だけ積層された燃料電池スタックとして使用されている。
固体酸化物形燃料電池では、その作動温度が非常に高温(例えば800℃〜1000℃程度)であることから、発電と同時に高温の熱が排出されている。この高温の排熱を有効利用することにより、エネルギ効率を向上させることを課題として、例えば、特許文献1に開示されている固体酸化物形燃料電池システムが提案されている。
この固体酸化物形燃料電池システムでは、バーナ部、蒸気発生部及び熱発電部を備えている。バーナ部は、固体酸化物形燃料電池から排気通路に排出された排気に燃料を混合して燃焼可能である。蒸気発生部は、排気通路に配置された蒸発管内に液体を供給して蒸気消費部に供給される蒸気を発生させている。熱発電部は、蒸発管の外表面に熱電変換材料を設け、排気と前記蒸発管との温度差を利用して発電を行っている。
従って、熱発電部では、固体酸化物形燃料電池から排出された比較的高温の排気と蒸気発生部に供給される比較的低温の液体との温度差を利用して、熱電変換材料のゼーベック効果により発電を行うことができる。そして、この発電電力を、例えば、固体酸化物形燃料電池の発電電力に加えて電力消費部に供給して利用する、又は、別の用途に利用することができる、としている。
ところで、燃料電池から出力される直流電圧は、例えば、DC/DCコンバータに供給されて昇圧され、又は、パワーコンディショナー(以下、パワコンという)に供給されて交流に変換されている。このため、通常、燃料電池の出力端子にバスバーが電気的に接続されるとともに、前記バスバーは、所望の制御機器に電気的に接続されて電力を送電している。
この種の技術として、例えば、特許文献2に開示されている燃料電池システムの電気接続構造が知られている。この電気接続構造では、燃料電池から延出する出力側端子と、電圧変換装置から延出する入力側端子と、前記出力側端子及び前記入力側端子間を電気接続する編組フレキシブルバスバーとを含んでいる。そして、燃料電池の出力側端子と電圧変換装置の入力側端子とは、互いに離間するが端子延出方向に関してだけ見れば重なる部分が存在する位置関係に配置されている。
従って、編組フレキシブルバスバーは、曲げやねじりに対する柔軟性に優れている。これにより、上記のような位置関係で離間して配置された出力側端子及び入力側端子間に位置誤差が生じた場合でも、その位置誤差を簡単に吸収して両端子間の電気接続作業を容易に行うことができる、としている。
特開2007−042437号公報 特開2010−272458号公報
一般的に、固体酸化物形燃料電池では、チューブ状の燃料電池(以下、チューブFCという)の他、平板状の燃料電池(以下、平板FCという)が採用されている。平板FCは、チューブFCに比べて低電圧高電流の電力が出力されている。このため、出力端子は、燃料電池の熱による影響を受けて高温になり易く、制御機器に至るまでに所望の温度に冷却させる必要がある。このため、出力端子に接続されているバスバーを相当に長尺化させることにより、放熱を促進させる等の対応策が施されている。
しかしながら、上記の特許文献1では、バスバーを良好に冷却する工夫が開示されておらず、前記バスバーが不要に長尺化するという問題がある。さらに、上記の特許文献2では、編組フレキシブルバスバーを採用しているが、この編組フレキシブルバスバーが不要に長尺化してしまう。従って、システム全体のコンパクト化が容易に遂行されないという問題がある。
本発明は、この種の問題を解決するものであり、バスバーが不要に長尺化することがなく、コンパクトな構成で、前記バスバーを良好に冷却することが可能な燃料電池モジュールを提供することを目的とする。
本発明には、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する平板状の固体酸化物形燃料電池を備え、複数の前記固体酸化物形燃料電池が積層された平板積層型の燃料電池スタックを備える燃料電池モジュールに関するものである。
この燃料電池モジュールは、燃料電池スタックにより発電された電力を外部に出力するとともに、前記燃料電池スタックの外部に突出する出力端子とを備えている。出力端子には、燃料電池スタックの外部に延在する放熱機能を有する長方形状バスバーが、電気的に接続されるとともに、前記燃料電池スタックには、前記長方形状バスバーを覆ってカバー部が設けられている。
そして、長方形状バスバーは、長手方向一端が出力端子に電気的に接続される一方、長手方向他端から外部に前記電力を送電している。カバー部の内部には、燃料電池スタックから離間するカバー部表面側の内部最外方位置に、冷却機構が配置されている。
また、冷却機構は、カバー部の内部に配置され、冷却風を重力方向下方から上方に向けて流通させる冷風流路と、前記冷風流路に前記冷却風を送風させる冷却ファンと、を備えることが好ましい。このため、冷却風により長方形状バスバーを良好に冷却することができ、前記長方形状バスバーが不要に長尺化することがなく、該長方形状バスバーの小型化が容易に遂行可能になる。
さらに、冷却機構は、カバー部の内部に配置され、冷却水を重力方向上方から下方に向けて流通させる冷水流路を備えるとともに、前記冷水流路は、循環流路を形成することが好ましい。従って、冷却水により長方形状バスバーを良好に冷却することができ、前記長方形状バスバーの小型化が容易に遂行可能になる。
さらにまた、冷却機構は、カバー部の内部に配置され、冷却風を重力方向下方から上方に向けて流通させる冷風流路と、前記カバー部の内部に配置され、冷却水を重力方向上方から下方に向けて流通させる冷水流路と、を備えることが好ましい。これにより、冷却風及び冷却水により長方形状バスバーを一層良好に冷却することができ、前記長方形状バスバーの小型化が容易に遂行可能になる。
また、この燃料電池モジュールでは、冷却機構と長方形状バスバーとの間には、該冷却機構側と該長方形状バスバー側との温度差により発電する熱電変換素子が配設されることが好ましい。このため、熱電変換素子による長方形状バスバーからの遮熱効果が得られるとともに、前記長方形状バスバーを良好に冷却することができる。従って、長方形状バスバーの小型化が容易に遂行される。
しかも、熱の有効利用が図られるため、燃料電池モジュールとしての発電効率の向上が可能になる一方、冷却機構による温度差の拡大がなされるため、熱電変換素子の発電効率の向上が容易に図られる。
さらに、本発明に係る燃料電池モジュールでは、平板積層型の燃料電池スタックにより発電された電力を外部に出力するとともに、前記燃料電池スタックの外部に突出する出力端子を備えている。出力端子には、バスバーの一端が電気的に接続される一方、前記バスバーの他端から外部に電力が送電されている。
燃料電池スタックには、バスバーを覆ってカバー部が設けられている。そして、カバー部とバスバーとの間には、該カバー部側と該バスバー側との温度差により発電する熱電変換素子が配置されている。
さらにまた、カバー部の内部には、燃料電池モジュールから離間するカバー部表面側の内部最外方位置に、冷却機構が配置されることが好ましい。その際、冷却機構は、カバー部の内部に配置され、冷却風を重力方向下方から上方に向けて流通させる冷風流路と、前記冷風流路に前記冷却風を送風させる冷却ファンと、を備えることが好ましい。これにより、冷却風により長方形状バスバーを良好に冷却することができ、前記長方形状バスバーの小型化が容易に遂行可能になる。
また、この燃料電池モジュールでは、熱電変換素子から発生した電力を、冷却ファンを運転させる電力として使用させる電力線を備えることが好ましい。このため、燃料電池モジュールの運転が停止されている時にも、熱電変換素子から供給される電力により冷却ファンを運転させることができる。従って、電力の消費が良好に削減されるとともに、スイッチ等の削除によるコストダウンが図られる。
さらに、この燃料電池モジュールでは、熱電変換素子とバスバーとの間には、高熱伝導性及び絶縁性を有する基板が配設されることが好ましい。これにより、熱電変換素子とバスバーとが通電することを阻止するとともに、前記熱電変換素子と前記バスバーとを接触配置させることが可能になり、小型化が図られる。しかも、基板は、高熱伝導性を有するため、熱電変換素子の発電効率が有効に向上する。
さらにまた、この燃料電池モジュールでは、基板は、窒化アルミニウムにより形成されることが好ましい。このため、基板の材料として、所望の高熱伝導性及び絶縁性を確実に有することができる。
また、冷却機構は、カバー部の内部に配置され、冷却水を重力方向上方から下方に向けて流通させる冷水流路を備えることが好ましい。従って、冷却風の他に冷却水により長方形状バスバーを良好に冷却することができ、前記長方形状バスバーの小型化が容易に遂行可能になる。
さらに、本発明に係る燃料電池モジュールでは、平板積層型の燃料電池スタックにより発電された電力を外部に出力するとともに、前記燃料電池スタックの外部に突出する出力端子を備えている。出力端子には、燃料電池スタックの外部に延在する放熱機能を有する長方形状バスバーが、電気的に接続されるとともに、前記燃料電池スタックには、前記長方形状バスバーを覆ってカバー部が設けられている。カバー部の内部には、冷却機構が配置されている。
そして、長方形状バスバーの長辺側の側面に対向し且つ該長方形状バスバーから離間して、第1熱電変換素子及び第1基板の順に配置されている。長方形状バスバーの裏面には、燃料電池スタックが配置される一方、前記長方形状バスバーの表面には、該表面に接触して第2基板が配置され、前記第2基板には、第2熱電変換素子及び第3基板の順に積層されている。
さらにまた、この燃料電池モジュールでは、第1基板は、絶縁基板であり、前記第2基板は、高熱伝導性を有する絶縁基板であり、前記第3基板は、絶縁基板であることが好ましい。これにより、良好な絶縁性を確保するとともに、熱電変換素子の発電効率の向上が図られる。
また、この燃料電池モジュールでは、カバー部の内部には、前記カバー部のカバー部表面側の内部最外方位置と第1基板及び第3基板との間に位置して冷却機構が配設されることが好ましい。このため、長方形状バスバーを良好に冷却することができ、前記長方形状バスバーの小型化が容易に遂行可能になる。
本発明によれば、燃料電池スタックの外部に突出する出力端子に、長方形状バスバーが電気的に接続されるとともに、前記長方形状バスバーを覆ってカバー部が設けられている。このため、長方形状バスバーから良好に放熱される一方、カバー部により前記長方形状バスバーの落下を阻止することができる。
しかも、カバー部の内部には、燃料電池スタックから離間するカバー部表面側の内部最外方位置に、冷却機構が配置されている。従って、長方形状バスバーを良好に冷却することができ、前記長方形状バスバーが不要に長尺化されることがなく、該長方形状バスバーの小型化が容易に遂行可能になる。
また、本発明によれば、カバー部とバスバーとの間には、該カバー部側と該バスバー側との温度差により発電する熱電変換素子が配置されている。これにより、熱電変換素子によるバスバーからの遮熱効果が得られるとともに、前記バスバーを有効に冷却することができる。このため、バスバーは、不要に長尺化されることがなく、前記バスバーの小型化が容易に遂行される。
さらに、本発明によれば、長方形状バスバーの長辺側の側面に対向し且つ該長方形状バスバーから離間して、第1熱電変換素子及び第1基板の順に配置されている。従って、長方形状バスバーの側面からの熱を効率的に熱電変換することが可能になるとともに、外部への通電を防止することができる。
しかも、長方形状バスバーの表面には、該表面に接触して第2基板が配置され、前記第2基板には、第2熱電変換素子及び第3基板の順に積層されている。これにより、長方形状バスバーの表面からの熱を効率的に熱電変換することが可能になるとともに、コンパクトな構成で、外部への通電を確実に防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池モジュールの概略斜視説明図である。 前記燃料電池モジュールの要部断面側面図である。 前記燃料電池モジュールの要部分解斜視説明図である。 前記燃料電池モジュールの要部斜視説明図である。 前記燃料電池モジュールを構成する熱電変換素子の原理説明図である。 前記燃料電池モジュールを構成する冷却機構の斜視説明図である。 前記燃料電池モジュールが組み込まれる燃料電池システムの起動時の概略説明図である。 前記燃料電池システムの定格運転時の概略説明図である。 前記燃料電池システムの停止時の概略説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池モジュールの要部斜視説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る燃料電池モジュールの要部斜視説明図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池モジュール10は、定置用や車載用の他、可搬用等の種々の用途に用いられる。
燃料電池モジュール10は、平板積層型の燃料電池スタック12を備える。燃料電池スタック12は、燃料ガス(水素ガスにメタン、一酸化炭素が混合した気体)と酸化剤ガス(空気)との電気化学反応により発電する平板状の複数の固体酸化物形燃料電池14が積層される。固体酸化物形燃料電池14は、例えば、安定化ジルコニア等の酸化物イオン導電体で構成される電解質16の両面に、カソード電極18とアノード電極20とが設けられた電解質・電極接合体(MEA)22を備える。
電解質・電極接合体22の両側には、カソードセパレータ24とアノードセパレータ26とが配設される。カソードセパレータ24には、カソード電極18に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス流路28が形成されるとともに、アノードセパレータ26には、アノード電極20に燃料ガスを供給する燃料ガス流路30が形成される。なお、固体酸化物形燃料電池14としては、従来より使用されている種々の平板状のSOFCを用いることができる。
燃料電池スタック12には、前記燃料電池スタック12の外部に突出する出力端子32a、32bが設けられる。出力端子32a、32bは、平板形状を有し、それぞれの途上で略90゜だけ屈曲された略L字状に形成される。出力端子32aは、例えば、直流プラス端子であり、出力端子32bは、直流マイナス端子であり、積層された固体酸化物形燃料電池14の積層方向両端から延在する。
出力端子32a、32bには、燃料電池スタック12の外部に延在する放熱機能を有する長方形状バスバー34a、34bの長手方向一端が、電気的に接続される。長方形状バスバー34a、34bの長手方向一端と出力端子32a、32bとは、ボルト締めされる。長方形状バスバー34a、34bの長手方向他端には、配線36a、36bの一端がボルト締めされるとともに、前記配線36a、36bの他端は、後述するパワコン74に電気的に接続されて電力を送電する。
図1及び図2に示すように、燃料電池スタック12には、長方形状バスバー34a、34bを覆ってカバー部38が設けられる。カバー部38は、矩形状の筐体で構成され、前記カバー部38の内部には、燃料電池スタック12から離間するカバー部表面38f側の内部最外方位置に冷却機構40が配置される。
図2〜図4に示すように、カバー部38は、燃料電池スタック12に対向する面が開口されるとともに、下部内壁38d及び上部内壁38uにより内側空間42aと外側空間42bとが形成される。図2に示すように、下部内壁38dは、水平方向に延在する底部38dhと、前記底部38dhの内方端部から鉛直上方向に延在する垂直部38dvとを有する。上部内壁38uは、水平方向に延在する天井部38uhと、前記天井部38uhの内方端部から鉛直下方向に延在する垂直部38uvとを有する。垂直部38dvと垂直部38uvとは、互いに離間して終端する。
長方形状バスバー34a、34bの長辺側の側面に対向し(すなわち上下両側に位置し)且つ該長方形状バスバー34a、34bから離間して、それぞれ第1熱電変換素子44a及び第1基板46aの順に配置される。第1熱電変換素子44aは、ゼーベック効果を利用して高温領域と低温領域との温度差から熱エネルギを電気エネルギに直接変換する。図5に示すように、第1熱電変換素子44aは、n型半導体素子48nとp型半導体素子48pとが交互に並列されるとともに、導体50を介して互いに電気的に直列に接続される。
第1基板46aは、絶縁性を有する材料、より好ましくは、高熱伝導性を有する材料(高熱伝導性を有する絶縁基板)、例えば、窒化アルミニウムにより形成される。第1基板46aには、第1熱電変換素子44aが接続される面に導通パターン52aが形成される。下方の第1基板46aの長手方向一端(配線36a、36b側)には、出力コネクタ54aが設けられ、前記出力コネクタ54aには、上下両方の導通パターン52aが接続される。図2に示すように、下方の第1基板46aは、複数本のねじ56を介して下部内壁38dの底部38dhに水平姿勢で固定される。上方の第1基板46aは、複数本のねじ56を介して上部内壁38uの天井部38uhに水平姿勢で固定される。
長方形状バスバー34a、34bの裏面には、燃料電池スタック12が配置される。長方形状バスバー34a、34bの表面には、該表面に接触して第2基板46bが配置され、前記第2基板46bには、第2熱電変換素子44b及び第3基板46cの順に積層される。
第2基板46bは、導通パターンを有さない平板状を有する。第3基板46cは、上記の第1基板46aと同様に構成されており、同一の構成要素には、同一の参照数字にcを付して、その詳細な説明は省略する。第2基板46bは、高熱伝導性を有する絶縁基板であり、第3基板46cは、絶縁基板、より好ましくは、高熱伝導性を有する絶縁基板である。
第2基板46bは、複数本のねじ56を介して第2熱電変換素子44bに固定されるとともに、第3基板46cは、複数本のねじ56を介して下部内壁38dの垂直部38dv及び上部内壁38uの垂直部38uvに鉛直姿勢で固定される。第3基板46cは、内側空間42aと外側空間42bとを仕切るとともに、前記外側空間42bに直接晒されている。
図4に示すように、カバー部38の一方の短辺(側面)には、配線36a、36bを外部に導出させる開口部58a、出力コネクタ54aを外部に導出させる開口部58b、及び出力コネクタ54cを外部に導出させる開口部58cが形成される。
図2及び図6に示すように、冷却機構40は、カバー部38の内部に配置され、冷却風を重力方向下方から上方に向けて流通させる冷風流路60と、前記冷風流路60に前記冷却風を送風させる冷却ファン62(図7参照)とを備える。冷風流路60は、外側空間42bにより形成される。カバー部38の下部には、空気取り入れ口64aが形成されるとともに、前記カバー部38の上部には、空気取り出し口64bが形成される。
冷却機構40は、カバー部38の内部に配置され、冷却水を重力方向上方から下方に向けて流通させる冷水配管(冷水流路)66を備える。冷水配管66は、外側空間42bに配置され、水平方向に折り返す蛇行流路を構成する。冷水配管66の入口66aは、カバー部38の上部に、空気取り出し口64bに近接して設けられる。冷水配管66の出口66bは、カバー部38の下部に、空気取り入れ口64aに近接して設けられる。図6に示すように、冷水流路は、循環流路68を形成する。
図7に示すように、燃料電池モジュール10は、燃料電池システム70に組み込まれる。燃料電池モジュール10は、制御ユニット72により運転制御されるとともに、前記制御ユニット72には、パワコン(パワーコンディショナー)74から電力が供給される。制御ユニット72から循環ポンプ76に電力が供給されることにより、循環流路68に冷却水が循環される。循環流路68には、循環ポンプ76の下流に位置して、熱交換器78及び貯湯タンク79が配設される。パワコン74には、系統電源80から交流電力が供給可能である。
冷却ファン62は、出力コネクタ54cに接続される一方、パワコン用冷却ファン82は、出力コネクタ54aに接続される。配線36a、36bは、パワコン74に接続される。冷却ファン62は、電力線84aを介して第2熱電変換素子44bからの電力により駆動される一方、パワコン用冷却ファン82は、電力線84bを介して第1熱電変換素子44aからの電力により駆動される。
このように構成される燃料電池モジュール10の動作について、燃料電池システム70との関連で、以下に説明する。
燃料電池モジュール10の起動時には、図7に示すように、系統電源80からパワコン74に交流電力が供給され、制御ユニット72及び循環ポンプ76を含む各種機器(補機)に電力が分配される。このため、図1に示すように、酸化剤ガス流路28には、酸化剤ガスである空気が供給される一方、燃料ガス流路30には、例えば、都市ガス(CH4、C26、C38、C410を含む)等の原燃料が改質された改質ガス(燃料ガス)が供給される。
従って、燃料電池スタック12が昇温され、定格発電が開始されると、図8に示すように、系統電源80からの電力供給が停止される。補機電力は、燃料電池スタック12のみから分配供給される。その際、循環ポンプ76の駆動作用下に循環流路68の貯湯タンク79に冷却水が循環されている。冷却水は、図2及び図6に示すように、冷水配管66に沿って水平方向に蛇行しながら重力方向上方から下方に流通し、外側空間42bを冷却する。これにより、第1基板46a及び第3基板46cは、低温側に維持されている。
一方、燃料電池スタック12が昇温されることにより、前記燃料電池スタック12の出力端子32a、32bに接続されている長方形状バスバー34a、34bが高温になっている。このため、第2熱電変換素子44bでは、図5に示すように、相当に大きな温度差が発生し、ゼーベック効果により電気エネルギが得られている。また、第1熱電変換素子44aでは、同様に相当に大きな温度差により、電気エネルギが得られている。
従って、第2熱電変換素子44bに電力線84aを介して電気的に接続されている冷却ファン62と第1熱電変換素子44aに電力線84bを介して電気的に接続されているパワコン用冷却ファン82とには、電力が供給され、それぞれ駆動される。パワコン用冷却ファン82の駆動により、パワコン74が冷却されている。
一方、冷却ファン62の駆動により、冷風流路60に冷却風が強制的に流通する。これにより、外側空間42bが冷却されて低温に維持され、第1熱電変換素子44a及び第2熱電変換素子44bに大きな電力が発生する。
また、燃料電池モジュール10の停止時には、図9に示すように、電力の供給は、燃料電池スタック12から系統電源80に変更される。そして、燃料電池スタック12が冷却されるまでの間、冷却ファン62及びパワコン用冷却ファン82は、第2熱電変換素子44b及び第1熱電変換素子44aから供給される電力により駆動される。
さらにまた、停電時には、系統電源80から燃料電池モジュール10への電力供給が停止される。このため、実質的には、図8に示す定格運転時と同様に、燃料電池スタック12からの電力により運転制御される。
この場合、第1の実施形態では、燃料電池スタック12の外部に突出する出力端子32a、32bに、長方形状バスバー34a、34bが電気的に接続されている。そして、長方形状バスバー34a、34bを覆ってカバー部38が設けられている。従って、長方形状バスバー34a、34bから良好に放熱される一方、カバー部38により前記長方形状バスバー34a、34bの落下を阻止することができる。
しかも、カバー部38の内部には、燃料電池スタック12から離間するカバー部表面38f側の内部最外方位置に、冷却機構40が配置されている。これにより、長方形状バスバー34a、34bを良好に冷却することができ、前記長方形状バスバー34a、34bが不要に長尺化されることがなく、該長方形状バスバー34a、34bの小型化が容易に遂行可能になる。
また、冷却機構40は、カバー部38の内部(外側空間42b)に配置され、冷却風を重力方向下方から上方に向けて流通させる冷風流路60と、前記冷風流路60に前記冷却風を送風させる冷却ファン62とを備えている。このため、冷却風により長方形状バスバー34a、34bを良好に冷却することができ、前記長方形状バスバー34a、34bの小型化が容易に遂行可能になる。
さらに、冷却機構40は、カバー部38の内部に配置され、冷却水を重力方向上方から下方に向けて流通させる冷水配管66を備えるとともに、前記冷水配管66は、循環流路68を形成している。従って、冷却水により長方形状バスバー34a、34bを良好に冷却することができ、前記長方形状バスバー34a、34bの小型化が容易に遂行可能になる。
さらにまた、冷却機構40は、カバー部38の内部に配置される冷風流路60及び冷水配管66を備えている。これにより、冷却風及び冷却水を介して長方形状バスバー34a、34bを一層良好に冷却することができ、前記長方形状バスバー34a、34bの小型化が容易に遂行可能になる。
また、第1の実施形態では、カバー部38と長方形状バスバー34a、34bとの間には、該カバー部38側と該長方形状バスバー34a、34b側との温度差により発電する第1熱電変換素子44a及び第2熱電変換素子44bが配置されている。このため、第1熱電変換素子44a及び第2熱電変換素子44bによる長方形状バスバー34a、34bからの遮熱効果が得られるとともに、前記長方形状バスバー34a、34bを冷却することができる。
従って、長方形状バスバー34a、34bは、不要に長尺化されることがなく、前記長方形状バスバー34a、34bの小型化が容易に遂行される。なお、長方形状バスバー34a、34bに代えて短尺な矩形状バスバー等を用いてもよい。
しかも、熱の有効利用が図られるため、燃料電池モジュール10としての発電効率の向上が可能になる。一方、冷却機構40による温度差の拡大がなされるため、第1熱電変換素子44a及び第2熱電変換素子44bの発電効率の向上が図られる。
さらに、第1の実施形態では、長方形状バスバー34a、34bの長辺側の側面に対向し且つ該長方形状バスバー34a、34bから離間して、第1熱電変換素子44a及び第1基板46aの順に配置されている。これにより、長方形状バスバー34a、34bの側面からの熱を効率的に熱電変換することが可能になるとともに、外部への通電を防止することができる。
しかも、長方形状バスバー34a、34bの表面には、該表面に接触して第2基板46bが配置され、前記第2基板46bには、第2熱電変換素子44b及び第3基板46cの順に積層されている。このため、長方形状バスバー34a、34bの表面からの熱を効率的に熱電変換することが可能になるとともに、コンパクトな構成で、外部への通電を確実に防止することができる。
さらにまた、第1熱電変換素子44a及び第2熱電変換素子44bから発生した電力を、パワコン用冷却ファン82及び冷却ファン62を運転させる電力として使用させる制御ユニット72を備えている。従って、燃料電池モジュール10の運転が停止されている時にも、第1熱電変換素子44a及び第2熱電変換素子44bから供給される電力によりパワコン用冷却ファン82及び冷却ファン62を運転させることができる。これにより、電力の消費が良好に削減されるとともに、スイッチ等の削除によるコストダウンが図られる。
また、図2及び図3に示すように、第2熱電変換素子44bと長方形状バスバー34a、34bとの間には、高熱伝導性及び絶縁性を有する第2基板46bが配設されている。このため、第2熱電変換素子44bと長方形状バスバー34a、34bとが通電することを阻止するとともに、前記第2熱電変換素子44bと前記長方形状バスバー34a、34bとを接触配置させることが可能になり、小型化が図られる。しかも、第2基板46bは、高熱伝導性を有するため、第2熱電変換素子44bの発電効率が有効に向上する。
さらに、第2基板46bは、窒化アルミニウムにより形成されている。従って、第2基板46bの材料として、所望の高熱伝導性及び絶縁性を確実に有することができる。なお、第1基板46a及び第3基板46cは、上記の第2基板46bと同様の効果が得られる。
図10は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池モジュール90の要部斜視説明図である。なお、第1の実施形態に係る燃料電池モジュール10と同一の構成要素には、同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、以下に説明する第3の実施形態においても同様に、その詳細な説明は省略する。
燃料電池モジュール90では、燃料電池スタック12には、長方形状バスバー34a、34bを覆ってカバー部92が設けられる。カバー部92の内部には、冷却機構94が配置される。冷却機構94は、冷却水を重力方向上方から下方に向けて流通させる冷水配管66を備える一方、冷風流路を設けておらず、水冷のみの冷却機能を有する。
図11は、本発明の第3の実施形態に係る燃料電池モジュール100の要部斜視説明図である。
燃料電池モジュール100では、燃料電池スタック12には、長方形状バスバー34a、34bを覆ってカバー部102が設けられる。カバー部102の内部には、冷却機構104が配置される。冷却機構104は、冷却風を重力方向下方から上方に向けて流通させる冷風流路60と、前記冷風流路60に前記冷却風を送風させる冷却ファン(図示せず)とを備える。冷却機構104は、冷却水を重力方向上方から下方に向けて流通させる冷水配管を設けておらず、空冷のみの冷却機能を有する。
このように構成される第2及び第3の実施形態では、水冷のみの冷却機構94及び空冷のみの冷却機構104を備えている他、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
10、90、100…燃料電池モジュール
12…燃料電池スタック 14…固体酸化物形燃料電池
16…電解質 18…カソード電極
20…アノード電極 22…電解質・電極接合体
24…カソードセパレータ 26…アノードセパレータ
28…酸化剤ガス流路 30…燃料ガス流路
32a、32b…出力端子 34a、34b…長方形状バスバー
36a、36b…配線 38、92、102…カバー部
40、94、104…冷却機構 42a…内側空間
42b…外側空間 44a、44b…熱電変換素子
46a〜46c…基板 60…冷風流路
62…冷却ファン 64a…空気取り入れ口
64b…空気取り出し口 66…冷水配管
68…循環流路 70…燃料電池システム
72…制御ユニット 74…パワコン
80…系統電源 82…パワコン用冷却ファン

Claims (13)

  1. 燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する平板状の固体酸化物形燃料電池を備え、複数の前記固体酸化物形燃料電池が積層された平板積層型の燃料電池スタックを備える燃料電池モジュールであって、
    前記燃料電池スタックにより発電された電力を外部に出力するとともに、前記燃料電池スタックの外部に突出する出力端子と、
    前記出力端子に電気的に接続され、前記燃料電池スタックの外部に延在する放熱機能を有する長方形状バスバーと、
    前記長方形状バスバーを覆って前記燃料電池スタックに設けられるカバー部と、
    を備え、
    前記長方形状バスバーは、長手方向一端が前記出力端子に電気的に接続される一方、長手方向他端から外部に前記電力を送電するとともに、
    前記カバー部の内部には、前記燃料電池スタックから離間するカバー部表面側の内部最外方位置に、冷却機構が配置されることを特徴とする燃料電池モジュール。
  2. 請求項1記載の燃料電池モジュールにおいて、前記冷却機構は、前記カバー部の内部に配置され、冷却風を重力方向下方から上方に向けて流通させる冷風流路と、
    前記冷風流路に前記冷却風を送風させる冷却ファンと、
    を備えることを特徴とする燃料電池モジュール。
  3. 請求項1又は2記載の燃料電池モジュールにおいて、前記冷却機構は、前記カバー部の内部に配置され、冷却水を重力方向上方から下方に向けて流通させる冷水流路を備えるとともに、
    前記冷水流路は、循環流路を形成することを特徴とする燃料電池モジュール。
  4. 請求項1記載の燃料電池モジュールにおいて、前記冷却機構は、前記カバー部の内部に配置され、冷却風を重力方向下方から上方に向けて流通させる冷風流路と、
    前記カバー部の内部に配置され、冷却水を重力方向上方から下方に向けて流通させる冷水流路と、
    を備えることを特徴とする燃料電池モジュール。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃料電池モジュールにおいて、前記冷却機構と前記長方形状バスバーとの間には、該冷却機構側と該長方形状バスバー側との温度差により発電する熱電変換素子が配設されることを特徴とする燃料電池モジュール。
  6. 燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する平板状の固体酸化物形燃料電池を備え、複数の前記固体酸化物形燃料電池が積層された平板積層型の燃料電池スタックを備える燃料電池モジュールであって、
    前記燃料電池スタックにより発電された電力を外部に出力するとともに、前記燃料電池スタックの外部に突出する出力端子と、
    一端が前記出力端子に電気的に接続される一方、他端から外部に前記電力を送電するバスバーと、
    前記バスバーを覆って前記燃料電池スタックに設けられるカバー部と、
    前記カバー部と前記バスバーとの間に配置され、該カバー部側と該バスバー側との温度差により発電する熱電変換素子と、
    を備えることを特徴とする燃料電池モジュール。
  7. 請求項6記載の燃料電池モジュールにおいて、前記カバー部の内部には、前記燃料電池モジュールから離間するカバー部表面側の内部最外方位置に、冷却機構が配置されるとともに、
    前記冷却機構は、前記カバー部の内部に配置され、冷却風を重力方向下方から上方に向けて流通させる冷風流路と、
    前記冷風流路に前記冷却風を送風させる冷却ファンと、
    を備えることを特徴とする燃料電池モジュール。
  8. 請求項7記載の燃料電池モジュールにおいて、前記熱電変換素子から発生した電力を、前記冷却ファンを運転させる電力として使用させる電力線を備えることを特徴とする燃料電池モジュール。
  9. 請求項6〜8のいずれか1項に記載の燃料電池モジュールにおいて、前記熱電変換素子と前記バスバーとの間には、高熱伝導性及び絶縁性を有する基板が配設されることを特徴とする燃料電池モジュール。
  10. 請求項9記載の燃料電池モジュールにおいて、前記基板は、窒化アルミニウムにより形成されることを特徴とする燃料電池モジュール。
  11. 請求項7記載の燃料電池モジュールにおいて、前記冷却機構は、前記カバー部の内部に配置され、冷却水を重力方向上方から下方に向けて流通させる冷水流路を備えることを特徴とする燃料電池モジュール。
  12. 燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する平板状の固体酸化物形燃料電池を備え、複数の前記固体酸化物形燃料電池が積層された平板積層型の燃料電池スタックを備える燃料電池モジュールであって、
    前記燃料電池スタックにより発電された電力を外部に出力するとともに、前記燃料電池スタックの外部に突出する出力端子と、
    一端が前記出力端子に電気的に接続される一方、他端から外部に前記電力を送電するとともに、前記燃料電池スタックの外部に延在する放熱機能を有する長方形状バスバーと、
    前記長方形状バスバーを覆って前記燃料電池スタックに設けられるとともに、内部に冷却機構が配置されるカバー部と、
    を備え、
    前記長方形状バスバーの長辺側の側面に対向し且つ該長方形状バスバーから離間して、第1熱電変換素子及び第1基板の順に配置されるとともに、
    前記長方形状バスバーの裏面には、前記燃料電池スタックが配置される一方、
    前記長方形状バスバーの表面には、該表面に接触して第2基板が配置され、前記第2基板には、第2熱電変換素子及び第3基板の順に積層され
    且つ前記第1基板、前記第2基板及び前記第3基板が絶縁基板であることを特徴とする燃料電池モジュール。
  13. 請求項12記載の燃料電池モジュールにおいて、前記カバー部の内部には、前記カバー部のカバー部表面側の内部最外方位置と前記第1基板及び前記第3基板との間に位置して冷却機構が配設されることを特徴とする燃料電池モジュール。
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