JP6276466B2 - キャニスタおよびキャニスタモジュール - Google Patents

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Description

本発明は、気球およびラジオゾンデを収容するキャニスタと、複数のキャニスタを備えたキャニスタモジュールに関する。
特許文献1に記載の放球装置は、水平面内で回転するターンテーブルを有する。ターンテーブルには、ターンテーブルの周方向に並べられた複数のトレーが配置されており、各トレーには、気球と、気球に繋がれたラジオゾンデとが設置される。ターンテーブルを回転させることにより、各トレーに設置された気球およびラジオゾンデを順に放出させることができる。
特開2006−38725号公報
本発明は、特許文献1に記載の放球装置とは異なる構造を有し、ラジオゾンデおよび気球を収容するキャニスタを提供するものである。また、本発明は、複数のキャニスタによって構成されたキャニスタモジュールを提供するものである。
本発明は、大気中に放出される気球およびラジオゾンデを収容するキャニスタであって、ケースと、気球切り離し機構と、ガス通路とを有する。ケースは、水平方向に並ぶ第1収容室、第2収容室および第3収容室を備えており、第1収容室、第2収容室および第3収容室は、ケースの上部でつながれている。気球切り離し機構は、気球に接続されており、放出時に気球を切り離す。ガス通路は、気球にガスを導いて気球を膨らませる。
気球切り離し機構およびガス通路は、第2収容室に収容されている。第2収容室は、第1収容室および第3収容室の間に配置されている。第1収容室は、ロープを介して気球につながれたラジオゾンデを収容する。第3収容室は、気球切り離し機構に接続された気球の一部を収容する。
本発明によれば、キャニスタを設置するだけで、気球およびラジオゾンデを大気中に放出することができる。このため、特許文献1に記載のターンテーブルを設置する必要も無い。
また、本発明では、第1収容室および第2収容室が隣り合っているため、第1収容室に収容されたラジオゾンデが、第2収容室に収容された気球切り離し機構およびガス通路と隣り合う位置に配置される。このため、気球切り離し機構から気球を切り離して気球を上昇させるとき、ラジオゾンデに近づいた位置で気球を上昇させることができる。これにより、気球の上昇時において、ラジオゾンデを第1収容室の上方に向かってスムーズに移動させることができる。
気球を上昇させる位置がラジオゾンデから離れているときには、気球の上昇時に、ラジオゾンデが上方とは異なる方向(すなわち、気球が位置する方向)に引っ張られてしまい、ラジオゾンデを上方に向かってスムーズに移動させにくくなる。本発明によれば、気球の上昇時に発生する力(上方に向かう力)をラジオゾンデに伝達しやすくなり、ラジオゾンデを上方に向かってスムーズに移動させることができる。
さらに、本発明では、第2収容室と区分けされた第3収容室に気球を収容しているため、気球を膨らませるときに、気球が、第2収容室に収容された気球切り離し機構およびガス通路と干渉することを防止できる。
気球の一部は、第3収容室の上部から下部に向かって収容される。ここで、第3収容室に収容される気球の一部は、鉛直方向で折り畳むことができる。ガス通路からのガスを気球に充填すると、気球が膨らんで上昇する。ここで、第3収容室の上部から下部に向かって、気球が折り畳まれた状態で収容されているため、第3収容室の上部に位置する部分から気球を膨らませることができ、気球をスムーズに上昇させることができる。
第3収容室の下部に位置する部分から気球が膨らんでしまうと、膨らんだ部分が第3収容室に密接してしまい、気球を上昇させることができなくなってしまうことがある。本発明のように、第3収容室の上部に位置する部分から気球を膨らませれば、膨らんだ部分が第3収容室に密接することを防止でき、気球をスムーズに上昇させることができる。
ガス通路には、カプラが含まれる。カプラは、気球の口に設けられた口金に接続可能であり、可動部材を有する。可動部材は、口金をカプラに接続させる接続位置と、口金およびカプラの接続を解除する解除位置との間で移動する。気球切り離し機構は、カプラの可動部材に接続されたリンク部材を有しており、リンク部材は、可動部材を接続位置および解除位置の間で移動させる。リンク部材を駆動することにより、気球切り離し機構から気球を切り離すことができる。
ケースは、ケース本体および蓋によって構成することができる。ケース本体は、第1収容室、第2収容室および第3収容室を形成する。蓋は、ケース本体の上部に形成された開口部を開閉する。気球およびラジオゾンデを大気中に放出しないときには、蓋を閉じておくことにより、ケース本体の内部に異物等が侵入することを防止できる。
第2収容室には、蓋を開閉する蓋開閉機構を収容することができる。蓋開閉機構は、蓋に接続されるロッドと、ロッドを鉛直方向に移動させるアクチュエータとによって構成することができる。アクチュエータを駆動してロッドを上方に移動させれば、蓋を開くことができる。また、アクチュエータを駆動してロッドを下方に移動させれば、蓋を閉じることができる。
第1収容室の内壁面には、鉛直方向に延びてラジオゾンデの上昇をガイドするガイド部を設けることができる。これにより、ラジオゾンデをガイド部に沿って移動させることができ、ラジオゾンデをスムーズに上昇させることができる。また、ラジオゾンデを第1収容室に収容したとき、ガイド部をラジオゾンデに接触させることにより、第1収容室内において、ラジオゾンデを位置決めすることができる。
本発明のキャニスタを複数用意することにより、キャニスタモジュールを構成することができる。ここで、複数のキャニスタは、水平面内で配列することができる。本発明のキャニスタモジュールでは、複数のキャニスタをまとめて配置することができ、特許文献1に記載されたターンテーブルに比べて、デッドスペースが発生することを抑制できる。
キャニスタの内部構造の斜視図である。 キャニスタの上面図である。 キャニスタの正面図である。 キャニスタの背面図である。 ラジオゾンデの回路構成を示す図である。 第1収容室の側面図である。 第2収容室の側面図であり、蓋を閉じた状態を示す図である。 第2収容室の側面図であり、蓋を開いた状態を示す図である。 気球切り離し機構の構造を示す図である。 気球を収容した状態を示す図である。 気球が膨らみ始めた状態を示す図である。 比較例において、気球の上昇に伴うラジオゾンデの移動を説明する図である。 本実施形態において、気球の上昇に伴うラジオゾンデの移動を説明する図である。 キャニスタモジュールの斜視図である。 キャニスタモジュールの側面図である。
本発明の実施形態について説明する。本実施形態のキャニスタは、気球と、気球に取り付けられたゾンデとを収容する。
図1は、キャニスタの内部構造を示す斜視図である。図1において、X軸、Y軸およびZ軸は、互いに直交する軸である。本実施形態において、Z軸は、鉛直方向に延びる軸である。そして、X−Y平面は、水平面に相当する。X軸、Y軸およびZ軸の関係は、他の図面においても同様である。
図2は、図1に示す矢印Z1の方向からキャニスタを見たときの図(上面図)である。図3は、図1に示す矢印X1の方向からキャニスタを見たときの図(正面図)である。図4は、図1に示す矢印X2の方向からキャニスタを見たときの図(背面図)である。
キャニスタ1は、ケース10を有する。ケース10は、ケース本体11および蓋12を有する。図2に示すように、ケース本体11の上面には開口部11aが形成されており、蓋12は、開口部11aを開閉する。軸部材11bは、開口部11aの1つの辺(Y方向に延びる辺)に沿って配置されており、ケース本体11に固定されている。蓋12は、軸部材11bに対して回転可能に取り付けられており、軸部材11bを中心に回転する。
なお、本実施形態では、蓋12を設けているが、蓋12を省略することもできる。ただし、本実施形態のように蓋12を設けておけば、ケース本体11の内部に異物等が侵入することを防止できる。
ケース本体11の内部には、第1仕切り板13および第2仕切り板14が配置されている。第1仕切り板13および第2仕切り板14は、X−Z平面に沿って配置されており、Y方向に並べられている。第1仕切り板13および第2仕切り板14によって、ケース本体11の内部に形成された収容室Stが3つの収容室(第1収容室S1,第2収容室S2および第3収容室S3)に分けられる。
第1収容室S1は、ケース本体11および第1仕切り板13によって囲まれたスペースである。第2収容室S2は、ケース本体11、第1仕切り板13および第2仕切り板14によって囲まれたスペースであり、第1仕切り板13および第2仕切り板14の間に形成される。第3収容室S3は、ケース本体11および第2仕切り板14によって囲まれたスペースである。本実施形態では、Y方向において、第1収容室S1、第2収容室S2および第3収容室S3が並んでおり、第2収容室S2は、第1収容室S1および第3収容室S3の間にある。
第1仕切り板13の上端部13a(図3,4等参照)は、蓋12から離れている。上端部13aを除いた第1仕切り板13の外縁は、ケース本体11の内壁面と接触している。第2仕切り板14の上端部14a(図3,4等参照)は、蓋12から離れている。上端部14aを除いた第2仕切り板14の外縁は、ケース本体11の内壁面と接触している。上端部13a,14aが蓋12から離れているため、ケース本体11の上部では、第1収容室S1、第2収容室S2および第3収容室S3がつながっている。
ケース本体11、第1仕切り板13および第2仕切り板14は、別々の部材で構成することができ、第1仕切り板13および第2仕切り板14をケース本体11に固定することができる。一方、第1仕切り板13および第2仕切り板14の少なくとも一方をケース本体11と一体的に形成することができる。
次に、第1収容室S1の内部における構造について説明する。第1収容室S1には、ラジオゾンデ20、起動基板30および巻下器40が収容されている。まず、ラジオゾンデ20の構成について説明する。
図5に示すように、ラジオゾンデ20は、アンテナ21と、送受信回路22と、センサ23と、制御回路24と、電源25とを有する。アンテナ21は、地上に設置された送信機からの無線信号を受信したり、地上に設置された受信機に対して無線信号を送信したりする。送受信回路22は、アンテナ21を介した無線信号の送受信を制御する。
センサ23は、大気中の情報を検出する。大気中の情報としては、例えば、気圧、気温、湿度、風向、風速、放射線、オゾン濃度、塵などのエアロゾル、大気中の電位差がある。センサ23は、検出対象に応じて選択される。制御回路24は、送受信回路22の動作を制御する。例えば、制御回路24は、送受信回路22を制御することにより、センサ23によって検出された情報をアンテナ21から送信させることができる。電源25は、送受信回路22、センサ23および制御回路24に電力を供給する。
図2等に示すように、ラジオゾンデ20は、ゾンデ本体20aと、センサホルダ20bとを有する。ゾンデ本体20aの内部には、図5に示す送受信回路22、制御回路24および電源25が収容されている。ラジオゾンデ20の軽量化を図るために、ゾンデ本体20aは、例えば、発泡スチロールやプラスチックで形成することができる。図5に示すアンテナ21は、ゾンデ本体20aの外部に突出している。
センサホルダ20bは、ゾンデ本体20aの外部に突出しており、センサホルダ20bには、図5に示すセンサ23が取り付けられる。なお、センサ23の種類によっては、ゾンデ本体20aにセンサ23が取り付けられることもある。センサホルダ20bは、長尺状の部材であり、容易に撓むことができる。
起動基板30は、第1収容室S1(すなわち、ケース本体11および第1仕切り板13)に固定されている。起動基板30は、配線(不図示)を介して、キャニスタ1の外部に設置された制御装置(不図示)と接続されており、制御装置からの制御信号を受けてラジオゾンデ20を起動させる。起動基板30およびラジオゾンデ20を、有線又は無線で接続することにより、起動基板30から出力された起動信号によって、ラジオゾンデ20を起動させることができる。ラジオゾンデ20が起動すると、図5に示すように、電源25の電力が制御回路24等に供給される。
ゾンデ本体20aの底部には、Z方向に延びる切り欠き部(不図示)が形成されており、この切り欠き部に起動基板30が挿入されている。起動基板30の一部が、ゾンデ本体20aの切り欠き部に挿入されることにより、起動基板30は、ゾンデ本体20a内の制御回路24と通信することができる。起動基板30は、ゾンデ本体20aに対して摺動可能に取り付けられている。このため、後述するように、ラジオゾンデ20を大気中に放出するとき、ゾンデ本体20aは、起動基板30に対して摺動しながら上昇する。
第1収容室S1の内壁面には、第1収容室S1の内側に突出するガイドリブ51,52が設けられている。ガイドリブ51は、第1仕切り板13に形成されており、Z方向に延びている。ガイドリブ52は、第1仕切り板13とY方向で対向するケース本体11の側面に形成されており、Z方向に延びている。ガイドリブ51,52の先端は、ゾンデ本体20aの外面に接触しているため、ラジオゾンデ20は、Y方向で位置決めされる。
第1収容室S1には、一対のガイドプレート53が配置されている。ガイドプレート53は、X−Z平面に沿って配置されており、一対のガイドプレート53は、Y方向に並んでいる。図6に示すように、ガイドプレート53は、切り欠き部53aを有する。図6は、第1収容室S1をY方向から見たときの図(側面図)である。言い換えれば、図6は、ケース本体11から第1仕切り板13に向かって第1収容室S1を見たときの図である。
図6に示すように、切り欠き部53aの一部は、ゾンデ本体20aの外面に沿って形成されており、ゾンデ本体20aに接触している。切り欠き部53aは、X方向において、ゾンデ本体20aを挟んでいるため、ラジオゾンデ20は、X方向で位置決めされる。ラジオゾンデ20を大気中に放出するとき、ゾンデ本体20aは、切り欠き部53aに沿って上昇する。
図2等に示すように、一対のガイドプレート53の間には、センサホルダ20bが配置されている。このため、ラジオゾンデ20を大気中に放出するとき、センサホルダ20bは、一対のガイドプレート53の間を移動し、ガイドプレート53と干渉することはない。一対のガイドプレート53を設けることにより、ゾンデ本体20aを安定して支持することができる。なお、ガイドプレート53の数は、適宜決めることができ、例えば、1つのガイドプレート53を設けるだけでもよい。
本実施形態では、ガイドリブ51,52およびガイドプレート53の切り欠き部53aをゾンデ本体20aに接触させることにより、X−Y平面内においてゾンデ本体20aを位置決めすることができる。また、ゾンデ本体20aをガイドリブ51,52および切り欠き部53aに沿って移動させることができ、ラジオゾンデ20を大気中に放出するときに、ゾンデ本体20aをスムーズに上昇させることができる。
次に、巻下器40の構造について説明する。
巻下器40には、気球からラジオゾンデ20を吊り下げるためのロープ(不図示)が巻かれている。ロープの一端は、気球に固定され、ロープの他端は、ラジオゾンデ20に固定される。巻下器40の一端には、ロープを留めるための留め部41が設けられている。留め部41から延びたロープの一端が気球に固定される。また、留め部41から延びるロープの他端側は、巻下器40の外周面に沿って巻かれており、ロープの他端がラジオゾンデ20に固定される。例えば、ロープの他端側をラジオゾンデ20に巻き付けて固定することができる。
巻下器40の他端には、遅動部42が設けられており、遅動部42にもロープが巻かれている。気球を上昇させたとき、巻下器40に巻かれたロープが解かれるが、遅動部42は、ロープの解ける速度を遅らせる。遅動部42は、例えば、ゴムチューブによって構成することができ、遅動部42およびロープの間の摩擦抵抗によって、ロープの解ける速度を遅らせることができる。
巻下器40を用いることにより、放球後において、気球およびラジオゾンデ20の間隔を変更することができる。すなわち、気球の高度(地上から気球までの距離)が所定高度よりも低いときには、ロープが巻下器40に巻かれたままとなり、気球およびラジオゾンデ20の間隔を所定間隔とすることができる。一方、気球の高度が所定高度以上であるとき、ロープが巻下器40から解かれることにより、気球およびラジオゾンデ20の間隔を所定間隔以上とすることができる。
次に、第2収容室S2の内部における構造について説明する。第2収容室S2には、蓋開閉機構60および気球切り離し機構70が収容されている。まず、蓋開閉機構60の構造について説明する。蓋開閉機構60は、ケース本体11の開口部11aに対して蓋12を開閉させる。
なお、上述したように、蓋12を省略した場合には、蓋開閉機構60を設ける必要は無い。また、本実施形態では、蓋開閉機構60が蓋12を開閉させているが、作業者が手動によって蓋12を開閉させることもできる。この場合にも、蓋開閉機構60を省略することができる。
蓋開閉機構60は、アクチュエータ61およびロッド62を有する。アクチュエータ61は、ロッド62をZ方向に移動させる。アクチュエータ61としては、エアシリンダや油圧シリンダを用いることができる。アクチュエータ61は、Z方向に延びており、第2収容室S2(ケース本体11)の底面を貫通している。
キャニスタ1の外部には、アクチュエータ61に流体(空気や油)を供給するための供給機が配置されており、この供給機は、第2収容室S2(ケース本体11)の底面を貫通したアクチュエータ61の端部に接続されている。供給機からアクチュエータ61に流体を供給することにより、アクチュエータ61を駆動して、ロッド62をZ方向(上方又は下方)に移動させることができる。アクチュエータ61としてエアシリンダを用いた場合には、流体として空気が用いられる。アクチュエータ61として油圧シリンダを用いた場合には、流体として油が用いられる。
ロッド62は、アクチュエータ61から上方(Z方向)に延びている。ロッド62の先端には、軸部材63aを介してリンク部材64の一端部が接続されている。リンク部材64は、ロッド62の先端に対して、軸部材63aを中心に回転可能である。リンク部材64の他端部は、軸部材63bを介して、蓋12に設けられた支持部12aに接続されている。リンク部材64は、支持部12aに対して、軸部材63bを中心に回転可能である。支持部12aは、蓋12から突出しており、蓋12が開口部11aを閉じた状態では、下方に突出している。
図7は、蓋12が開口部11aを閉じた状態を示す。図7は、第2収容室S2をY方向から見たときの図(側面図)である。言い換えれば、図7は、第2仕切り板14から第1仕切り板13に向かって第2収容室S2を見たときの図である。
図7に示す状態において、アクチュエータ61を駆動してロッド62を上方に移動させると、リンク部材64および支持部12aを介して、蓋12が上方に移動する。これにより、蓋12が軸部材11bを中心に回転して開口部11aを開くことができ、図8に示す状態となる。本実施形態では、リンク部材64を設けているため、図8に示すように、ラジオゾンデ20や後述する気球と干渉しない位置まで、蓋12を回転させることができる。
一方、図8に示す状態において、アクチュエータ61を駆動してロッド62を下方に移動させると、リンク部材64および支持部12aを介して、蓋12が下方に移動する。これにより、蓋12が軸部材11bを中心に回転して開口部11aを閉じることができ、図7に示す状態となる。上述したように、蓋12は、図7に示す状態と、図8に示す状態との間で切り替わることができる。
本実施形態では、アクチュエータ61として、エアシリンダや油圧シリンダを用いているが、これに限るものではない。すなわち、アクチュエータ61は、ロッド62を上方に移動させたり、下方に移動させたりすることができればよい。例えば、アクチュエータ61として、モータを用いることもできる。この場合には、ラックピニオン機構を用いることにより、モータの回転運動を、Z方向におけるロッド62の直進運動に変換することができる。
次に、気球切り離し機構70の構造について、主に図9を用いて説明する。図9は、図7に対応する図であり、気球切り離し機構70の断面を示す。気球切り離し機構70は、大気中に気球を放出するときに、気球をキャニスタ1から切り離す。
固定部材71は、第2収容室S2(ケース本体11)の底面に固定されている。固定部材71は、軸部材71aを介して可動部材72に接続されている。可動部材72は、軸部材71aを中心に回転する。
第2収容室S2(ケース本体11)の底面には、開口部11cが形成されており、開口部11cは、可動部材72の下方に位置している。開口部11cの内側には、駆動ピン81が配置されており、駆動ピン81は、Z方向(上方又は下方)に移動することができる。駆動ピン81には、アクチュエータ(不図示)が接続されており、駆動ピン81は、アクチュエータからの動力を受けてZ方向に移動する。
可動部材72は、軸部材72aを介して一対のリンク部材73に接続されている。具体的には、図3,4に示すように、一対のリンク部材73の下端部が、軸部材72aを介して、Y方向における可動部材72の両端にそれぞれ接続されている。
各リンク部材73は、Z方向に延びており、リンク部材73の上端部は、固定ピン73aを介してホルダ74に固定されている。ホルダ74は、一対のサブホルダ74a,74bによって構成されており、一対のサブホルダ74a,74bは、互いに固定されている。また、一対のサブホルダ74a,74bは、カプラ75の可動部75aと係合している。具体的には、一対のサブホルダ74a,74bは、可動部75aの外周に沿って配置されているとともに、Z方向において、可動部75aを挟んでいる。カプラ75の可動部75aは、カプラ本体75bに対してZ方向に移動可能である。
カプラ本体75bの下端には、オス接続部75cが設けられており、カプラ本体75bの上端には、メス接続部75dが設けられている。オス接続部75cは、ホース82の一端部に挿入されてホース82に接続される。ホース82の他端部は、後述するガスノズル83に接続される。メス接続部75dには、口金91に形成されたオス接続部91aが挿入される。
カプラ75の可動部75aが接続位置(図9に示す位置)にあるとき、口金91のオス接続部91aは、カプラ75のメス接続部75dに接続される。一方、可動部75aは、接続位置から下方に移動することができ、接続位置よりも下方に位置する解除位置まで可動部75aを移動させると、口金91のオス接続部91aをカプラ75のメス接続部75dから取り外すことができる。口金91の固定部91bには、気球の口が固定される。
カプラ本体75bは、可動部75aよりも下方に位置する部分において、支持部材76に固定されている。支持部材76は、固定部76aおよびフレーム部76bを有する。固定部76aは、カプラ本体75bに固定されている。フレーム部76bは、固定部76aを支持するとともに、フレーム部76bの一部が第2収容室S2(ケース本体11)の側面に固定されている。支持部材76を設けることにより、カプラ75を安定して支持することができる。
口金91には、留め部91cが設けられている。留め部91cには、巻下器40の留め部41から延びたロープの一端が固定される。
次に、気球切り離し機構70の動作について説明する。
気球を放出させる前において、口金91のオス接続部91aは、カプラ75のメス接続部75dに接続されている。また、駆動ピン81は、可動部材72の作動部72bから離れている。
駆動ピン81を上方に移動させると、駆動ピン81の先端が可動部材72の作動部72bを上方(図9に示す矢印D11の方向)に押すことにより、可動部材72が軸部材71aを中心に回転する。可動部材72が回転したとき、軸部材72aが下方(図9に示す矢印D12の方向)に移動するとともに、リンク部材73が下方に移動する。リンク部材73は、ホルダ74に固定されているため、リンク部材73が下方に移動することにより、ホルダ74も下方に移動する。
ホルダ74が下方に移動すると、ホルダ74は、カプラ75の可動部75aを下方に移動させる。これにより、可動部75aは、接続位置から解除位置に移動し、口金91のオス接続部91aをカプラ75のメス接続部75dから取り外すことができる。後述するように、口金91に固定された気球にガスを充填して気球を膨らませると、気球が上昇するにつれて、口金91が上方(図9に示す矢印D13の方向)に移動してカプラ75から離れる。これにより、気球がキャニスタ1から切り離される。
ガスノズル83は、第2収容室S2(ケース本体11)の底面に固定されている。ガスノズル83は、第2収容室S2(ケース本体11)の底面を貫通しており、ガスノズル83の上端部83aは、第2収容室S2に配置され、ガスノズル83の下端部83bは、ケース本体11の外部に配置されている。
ガスノズル83の上端部83aは、ホース82の他端部に接続される。これにより、ガスノズル83は、ホース82を介して、カプラ75のオス接続部75cと接続される。ガスノズル83の下端部83bは、ガス供給管(不図示)を介して、ガスボンベ(不図示)に接続されている。ガスボンベは、気球を膨らませるためのガスを収容している。
ガスボンベに収容されたガスは、ガス供給管を移動した後、ガスノズル83およびホース82の内部に形成されたガス通路を移動して、カプラ75に導かれる。そして、ガスは、カプラ75の内部に形成されたガス通路と、口金91の内部に形成されたガス通路とを移動して、気球の内部に移動する。これにより、気球を膨らませることができる。気球に充填されるガスは、空気よりも比重の小さいガスであり、このガスとしては、例えば、水素ガスやヘリウムガスが用いられる。気球は、伸縮可能な材料で形成することができる。
次に、第3収容室S3の内部における構造について説明する。図10に示すように、第3収容室S3には、気球92の一部が収容される。
気球92の口92aは、口金91の固定部91bに固定される。気球92は、第2仕切り板14の上方を通過して、第3収容室S3に導かれている。第3収容室S3では、気球92が折り畳まれており、気球92の先端部92bが第3収容室S3の最も下方に位置している。
図10に示すように、第3収容室S3に気球92を収容することにより、気球92の内部にガスを充填したときに、気球92を膨らませやすくなる。この点について、以下に説明する。
口金91から気球92の内部にガスを充填したとき、ガスは、空気よりも比重が小さいため、上方に移動する。このため、気球92のうち、口金91と隣り合う部分が、ガスの充填によって膨らむことになる。ガスが充填され続けると、図11に示すように、口金91よりも上方において、気球92が膨らみ続ける。気球92が膨らむことにより、第3収容室S3に収容された気球92の一部(膨らんでいない部分)は、上方に引き上げられる。これにより、気球92の膨らんでいない部分を、第3収容室S3の外部にスムーズに移動させることができる。
第3収容室S3の下部に位置する部分から気球92が膨らんでしまうと、膨らんだ部分が第3収容室S3の内壁面に密接してしまう。この場合には、気球92の膨らんだ部分と第3収容室S3との間の摩擦抵抗によって、気球92を上昇させることができなくなってしまう。また、気球92および第3収容室S3の間の摩擦によって、気球92が破損してしまうこともある。本実施形態のように、第3収容室S3の上部に位置する部分から気球92を膨らませれば、膨らんだ部分が第3収容室S3の内壁面に密接することを防止でき、気球92をスムーズに上昇させることができる。
一方、本実施形態では、第2収容室S2および第3収容室S3が分けられているため、気球92を膨らませるときに、気球92が、第2収容室S2に配置された部材(蓋開閉機構60や気球切り離し機構70等)と干渉することを防止できる。
本実施形態では、第2収容室S2に気球切り離し機構70を配置することにより、図11に示すように、第2収容室S2の上方において、気球92を膨らませることができる。また、第2収容室S2と隣り合う第1収容室S1に、ラジオゾンデ20を収容することにより、ラジオゾンデ20を気球92に近づけた状態において、ラジオゾンデ20および気球92をスムーズに上昇させることができる。この点について、以下に、具体的に説明する。
気球切り離し機構70が第3収容室S3に配置され、気球92を第2収容室S2に収容した場合を考える。この場合には、第3収容室S3の上方において、気球92が膨らみ、第3収容室S3の真上に向かって、気球92が移動する。ラジオゾンデ20は、ロープ93によって気球92に繋がれている。図12に示すように、気球92が矢印D21の方向に上昇したとき、第1収容室S1に収容されたラジオゾンデ20は、矢印D22に示すように第3収容室S3の側に引っ張られ、上方に移動しにくくなる。したがって、ラジオゾンデ20をスムーズに上昇させることができない。
また、図12に示す構成では、第1収容室S1の外部にラジオゾンデ20が移動する直前まで、ラジオゾンデ20は矢印D22の方向に引っ張られることがある。この場合には、ラジオゾンデ20が第1収容室S1の外部に移動した後において、ラジオゾンデ20が矢印D22の方向に作用する力を受けて揺れてしまう。ラジオゾンデ20が揺れると、気球92も揺れてしまい、気球92およびラジオゾンデ20を安定した状態で上昇させることができなくなる。
本実施形態では、第2収容室S2の上方において、気球92が膨らみ、第2収容室S2の真上に向かって、気球92が移動する。ラジオゾンデ20は、第2収容室S2と隣り合う第1収容室S1に収容されているため、図13に示すように、気球92が矢印D31の方向に上昇したとき、ラジオゾンデ20は、矢印D32に示すように上方に引っ張られやすくなる。したがって、ラジオゾンデ20をスムーズに上昇させることができる。
また、ラジオゾンデ20をスムーズに上昇させることにより、図12に示す構成のように、第1収容室S1の外部に移動したラジオゾンデ20が揺れてしまうことを防止できる。これにより、気球92およびラジオゾンデ20を安定した状態で上昇させやすくなる。
気球92を放出させる放球装置は、1つ又は複数のキャニスタ1によって構成することができる。複数のキャニスタ1を用いる場合には、図14および図15に示すように、キャニスタモジュール100を構成することができる。図14は、キャニスタモジュール100の斜視図であり、図15は、キャニスタモジュール100の側面図である。
キャニスタモジュール100では、複数のキャニスタ1が水平面内においてマトリクス状に配置されている。ここで、キャニスタ1の数は、適宜選択することができる。図14に示すキャニスタモジュール100では、複数のキャニスタ1をマトリクス状に配置しているが、これに限るものではない。すなわち、水平面内において、複数のキャニスタ1を並べて配置すればよく、複数のキャニスタ1の配列は、適宜決めることができる。
キャニスタモジュール100は、複数のキャニスタ1を保持するキャニスタホルダ200を有する。キャニスタホルダ200は、キャニスタ1が固定される固定板210と、固定板210の下方に配置されるフレーム220と、基台230とを有する。
固定板210には、キャニスタ1が貫通する開口部211が形成されている。本実施形態では、キャニスタ1の数だけ、開口部211が形成されている。なお、1つの開口部211の内側に、複数のキャニスタ1が配置されていてもよい。
フレーム220は、固定板210および基台230の間に設けられている。そして、キャニスタ1は、基台230から上方に離れた位置に配置されている。基台230には、ガス供給弁300および供給管400が配置されている。ガス供給弁300の上端面には、ガスノズル310が設けられており、ガスノズル310およびキャニスタ1のガスノズル83には、ホース(不図示)が接続される。ガス供給弁300は、キャニスタ1のガスノズル83に供給されるガスの量を調節する。供給管400は、各キャニスタ1のアクチュエータ61に流体(空気や油)を供給するために用いられる。供給管400は、キャニスタ1の61に接続されている。
キャニスタモジュール100を用いることにより、複数のキャニスタ1から複数の気球92を放出させることができる。また、キャニスタモジュール100では、複数のキャニスタ1をまとめて配置することができるため、従来(特許文献1)のように、円環状のターンテーブルに複数の気球を配置する場合に比べて、放球装置のサイズを小型化することができる。円環状のターンテーブルでは、ターンテーブルの中心部がデッドスペースとなるが、キャニスタモジュール100では、複数のキャニスタ1を隣接して配置することができ、デッドスペースが発生し難い。このため、本実施形態では、キャニスタモジュール100を小型化することができる。
1:キャニスタ、10:ケース、20:ラジオゾンデ、
70:気球切り離し機構、83:ガスノズル、92:気球、
S1:第1収容室、S2:第2収容室、S3:第3収容室

Claims (7)

  1. 大気中に放出される気球およびラジオゾンデを収容するキャニスタであって、
    水平方向に並ぶ第1収容室、第2収容室および第3収容室を備え、前記第1収容室、前記第2収容室および前記第3収容室が上部でつながれたケースと、
    前記第2収容室に設けられており、前記気球に接続され、前記放出時に前記気球を切り離す気球切り離し機構と、
    前記第2収容室に設けられ、前記気球にガスを導くガス通路と、を有し、
    前記第2収容室は、前記第1収容室および前記第3収容室の間に配置され、
    前記第1収容室は、ロープを介して前記気球につながれた前記ラジオゾンデを収容し、
    前記第3収容室は、前記気球切り離し機構に接続された前記気球の一部を収容する、
    ことを特徴とするキャニスタ。
  2. 前記気球の一部は、鉛直方向で折り畳まれた状態において、前記第3収容室の上部から下部に向かって収容されることを特徴とする請求項1に記載のキャニスタ。
  3. 前記ガス通路は、前記気球の口に設けられた口金に接続可能なカプラであって、前記口金を接続させる接続位置と、前記口金との接続を解除する解除位置との間で移動する可動部材を備えたカプラを有しており、
    前記気球切り離し機構は、前記可動部材に接続されており、前記可動部材を前記接続位置および前記解除位置の間で移動させるリンク部材を有する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のキャニスタ。
  4. 前記ケースは、
    前記第1収容室、前記第2収容室および前記第3収容室を形成するケース本体と、
    前記ケース本体の上部に形成された開口部を開閉する蓋と、
    を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のキャニスタ。
  5. 前記第2収容室に収容され、前記蓋を開閉する蓋開閉機構を有し、
    前記蓋開閉機構は、
    前記蓋に接続されるロッドと、
    前記ロッドを鉛直方向に移動させるアクチュエータと、
    を有することを特徴とする請求項4に記載のキャニスタ。
  6. 前記ケースは、前記第1収容室の内壁面において、鉛直方向に延びて前記ラジオゾンデの上昇をガイドするガイド部を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載のキャニスタ。
  7. 請求項1から6のいずれか1つに記載のキャニスタを有し、
    複数の前記キャニスタが水平面内で配列されていることを特徴とするキャニスタモジュール。
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