JP6275056B2 - 絶縁樹脂組成物、絶縁部材、回転電機及び発電機 - Google Patents
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Description
また、送変電機器は、真空バルブ、高圧導体などを絶縁するために、絶縁部材としての絶縁支持体を有する。この絶縁支持体は、エポキシ樹脂を含む絶縁樹脂組成物を注型して硬化させることによって形成される。
そこで、特許文献1には、絶縁樹脂組成物に無機ナノ粒子を配合することにより、樹脂マトリックスの選択的な劣化を防止し、絶縁部材全体としての耐部分放電性を向上させる方法が提案されている。ここで、「樹脂マトリックス」とは、絶縁樹脂組成物の硬化物のベースとなる樹脂硬化物のことを意味する。
しかしながら、特許文献1の絶縁樹脂組成物から形成される絶縁部材は、耐部分放電性に優れているものの、初期耐電圧が十分でないという問題がある。
また、本発明は、絶縁信頼性が高い絶縁部材、回転電機及び発電機を提供することを目的とする。
また、本発明は、前記絶縁樹脂組成物の硬化物を含むことを特徴とする絶縁部材である。
さらに、本発明は、前記絶縁樹脂組成物の硬化物を絶縁層とした固定子を有することを特徴とする回転電機又は発電機である。
また、本発明によれば、絶縁信頼性が高い絶縁部材、回転電機及び発電機を提供することができる。
本実施の形態の絶縁樹脂組成物は、エポキシ樹脂と、硬化剤と、シリカ凝集粒子と、分散剤とを含む。好ましくは、本実施の形態の絶縁樹脂組成物は、エポキシ樹脂と、シリカ凝集粒子と、硬化剤と、分散剤とから本質的になる。ここで、本明細書において「本質的になる」とは、エポキシ樹脂、シリカ凝集粒子、硬化剤及び分散剤を必須成分として含み、本発明の効果を阻害しない範囲において必須成分以外の任意成分を含むことができることを意味する。
以下、本実施の形態の絶縁樹脂組成物における各成分について説明する。
イミダゾール系硬化剤の例としては、2−メチルイミダゾール、2−ウンデシルイミダゾール、1,2−ジメチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−ヘプタデシルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾール、1−ベンジル−2−メチルイミダゾール、1−ベンジル−2−フェニルイミダゾールなどが挙げられる。
フェノール系硬化剤の例としては、フェノール、o−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、2,3−キシレノール、2,5−キシレノール、2,6−キシレノール、3,4−キシレノール、3,5−キシレノール、m−エチルフェノール、p−エチルフェノール、2,3,5−トリメチルフェノール、2,3,6−トリメチルフェノール、o−イソプロピルフェノール、p−tert−ブチルフェノール、o−sec−ブチルフェノール、p−オクチルフェノール、2,6−ジ−tert−ブチルフェノール、レゾルシノール、1−ナフトール、2−ナフトール、ビスフェノールA、フェノールノボラック、キシリレンノボラック、ビスフェノールAノボラックなどが挙げられる。
イソシアネート系硬化剤の例としては、トルエンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、キシレンジイソシアネートなどのイソシアネート化合物が挙げられる。
硬化剤の配合量が少なすぎると、硬化反応が十分に進まず、絶縁樹脂組成物の硬化が不十分となることがある。一方、硬化剤の含有量が多すぎると、絶縁樹脂組成物の硬化物の耐熱性などの特性が十分に得られないことがある。
シリカ粒子(一次粒子)は円滑な表面を有するのに対し、シリカ凝集粒子はナノサイズの凹凸表面を有する。そのため、シリカ凝集粒子は、シリカ粒子に比べて、硬化物中に生じた絶縁劣化パスが分岐され易くなる。また、絶縁劣化パスは、粒子の表面に沿って進展することがあるため、シリカ凝集粒子は、シリカ粒子に比べて絶縁劣化パスの進展を遅延させることができる。これらの効果により、絶縁劣化パスの先端電界が低下するため、硬化物の初期耐電圧を向上させることができる。
分散剤としては、シリカ凝集粒子に対して親和性が高い官能基を有するものであれば特に限定されない。シリカ凝集粒子に対して親和性が高い官能基としては、特に限定されないが、リン酸基、カルボン酸基、スルホン酸基、リン酸エステル基、カルボン酸エステル基、スルホン酸エステル基及びアミノ基からなる群から選択される少なくとも1種の官能基であることが好ましい。
まず、エポキシ樹脂に分散剤を添加して混合分散させる。分散剤を混合分散させる方法としては、特に限定されず、当該技術分野において公知の方法に準じて行うことができる。例えば、分散剤を添加した後、攪拌機などを用いた混合を行えばよい。
次に、分散剤を分散させたエポキシ樹脂にシリカ粒子を添加して剪断分散処理を行う。シリカ粒子は、通常、添加前に二次粒子又は三次粒子として凝集しているため、剪断分散処理を行うことにより、シリカ粒子の二次粒子又は三次粒子を破砕及び分散させる。このとき、剪断分散条件を調整することにより、シリカ粒子の凝集状態及び分散状態を制御することができる。また、シリカ粒子の添加前に分散剤を予め添加しておくことにより、シリカ凝集粒子(所定の大きさに破砕したシリカ粒子)の表面に分散剤が吸着し、シリカ凝集粒子とエポキシ樹脂との親和性を向上させることができる。また、シリカ凝集粒子の表面に吸着した分散剤の分子鎖間の立体障害又は静電反発により、シリカ凝集粒子の再凝集を抑制しつつ、シリカ凝集粒子をエポキシ樹脂中に均一に分散させることができる。
剪断分散処理は、200MPa以下の圧力条件で行うことが好ましく、より好ましくは50MPa以上170MPa以下の圧力条件で行うことがより好ましい。圧力が高すぎる場合には、分散処理過程でシリカ粒子に高エネルギーが付与されるため、剪断分散処理後にシリカ粒子が再凝集し易くなり、シリカ凝集粒子の粒径が大きくなる傾向がある。一方、剪断分散処理圧力が低すぎる場合には、分散に必要な剪断力が得られず、シリカ粒子の二次粒子又は三次粒子の粉砕を十分に行うことができない場合がある。
なお、本実施の形態の絶縁樹脂組成物に添加し得る各種添加物は、必要に応じて適切な工程(例えば、分散剤又はシリカ粒子を添加する工程)において適宜添加される。
本実施の形態の絶縁部材は、実施の形態1の絶縁樹脂組成物の硬化物を含む。
図1は、実施の形態1の絶縁樹脂組成物から得られる硬化物の部分拡大断面図である。
図1において、絶縁樹脂組成物の硬化物1は、樹脂マトリックス2中に、シリカ凝集粒子3が均一に分散している。シリカ凝集粒子3の表面には分散剤4が吸着しているため、シリカ凝集粒子3同士は、分散剤4の立体障害又は静電反発によって凝集し難くなっている。
また、シリカ凝集粒子3の表面に吸着した分散剤4の存在により、樹脂マトリックス2とシリカ凝集粒子3との密着性を向上させることができるため、耐部分放電性を向上させることができる。
したがって、絶縁樹脂組成物の硬化物1を含む本実施の形態の絶縁部材は、本実施の形態の絶縁部材は、耐部分放電性及び初期耐電圧を同時に向上させることができる。
本実施の形態の回転電機は固定子を有する。固定子は、実施の形態1の絶縁樹脂組成物の硬化物を含む絶縁層を備えている。
以下、本実施の形態の回転電機の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
図4は、本実施の形態の回転電機を説明するための、回転電機の固定子のスロット出口部の斜視図である。
図4に示すように、本実施の形態の回転電機では、固定子12が、固定子鉄心11に設けられたスロット17に収容され、スペーサー16を介して上下2段に配置されると共に、ウェッジ15によってスロット17内に固定される。固定子12は、コイル導体13と、コイル導体13の周囲に形成された絶縁層14とを備える。
まず、絶縁被覆された複数の素線導体を束ねて構成されたコイル導体13の周囲に、マイカテープを一部(例えば、マイカテープの幅の半分の部分)が互いに重なるように複数回巻き付ける。また、コイル導体13を構成する素線としては、導電性であれば特に限定されず、銅、アルミニウム、銀などからなる素線を用いることができる。
なお、金型内で実施の形態1の絶縁樹脂組成物の完全硬化を行ってもよいが、金型を一旦除去した後、硬化炉にて完全硬化させてもよい。
(実施例1)
70質量部のビスフェノールA型エポキシ樹脂(エポキシ当量171〜175)に15質量部の分散剤A(リン酸基を有するブロック共重合体)を15質量部添加し、自転公転式撹拌機を用いて2000rpmで2分間の条件で撹拌した。次に、得られた混合物に、15質量部のシリカ粒子A(親水性フュームドシリカ粒子、一次粒子の平均粒径約40nm、比表面積50m2/g)を添加し、自転公転式撹拌機を用いて2000rpmで2分間の条件で撹拌した。次に、得られた混合物を、湿式高圧剪断分散装置を用いて200MPa以下の条件で剪断分散処理を行った。次に、得られた混合物に、5質量部のイミダゾール系硬化剤を添加して攪拌した後、真空脱気処理することにより、絶縁樹脂組成物を得た。
エポキシ当量が171〜175のビスフェノールA型エポキシ樹脂を、エポキシ当量が184〜194のビスフェノールA型エポキシ樹脂に変えたこと以外は実施例1と同様にして絶縁樹脂組成物を得た。
分散剤Aの代わりに分散剤B(アミノ基を有する分岐型ポリエステル系共重合体)を用いたこと以外は実施例1と同様にして絶縁樹脂組成物を得た。
分散剤Aの代わりに分散剤C(アミノ基を有するブロック共重合体)を用いたこと以外は実施例1と同様にして絶縁樹脂組成物を得た。
ビスフェノールA型エポキシ樹脂の配合量を84.75質量部、分散剤Aの配合量を0.25質量部に変更したこと以外は実施例1と同様にして絶縁樹脂組成物を得た。
ビスフェノールA型エポキシ樹脂の配合量を45質量部、分散剤Aの配合量を40質量部に変更したこと以外は実施例1と同様にして絶縁樹脂組成物を得た。
シリカ粒子Aの代わりにシリカ粒子B(親水性フュームドシリカ粒子、比表面積22m2/g)を用いたこと以外は実施例1と同様にして絶縁樹脂組成物を得た。なお、シリカ凝集粒子の平均粒径は、剪断分散処理時の圧力条件を変えることによって調整した。
シリカ粒子Aの代わりにシリカ粒子C(親水性フュームドシリカ粒子、比表面積295m2/g)を用いたこと以外は実施例1と同様にして絶縁樹脂組成物を得た。なお、シリカ凝集粒子の平均粒径は、剪断分散処理時の圧力条件を変えることによって調整した。
ビスフェノールA型エポキシ樹脂の配合量を85質量部に変えて分散剤Aを配合しなかったこと以外は実施例1と同様にして絶縁樹脂組成物を得た。
ビスフェノールA型エポキシ樹脂の配合量を85質量部に変えて分散剤Aを配合しなかったこと、シリカ粒子Aの代わりにシリカ粒子D(親水性フュームドシリカ粒子、比表面積370m2/g)を用いたこと以外は実施例1と同様にして絶縁樹脂組成物を得た。
ビスフェノールA型エポキシ樹脂の配合量を85質量部に変えて分散剤Aを配合しなかったこと、シリカ粒子Aの代わりにシリカ粒子E(親水性フュームドシリカ粒子、比表面積15m2/g)を用いたこと以外は実施例1と同様にして絶縁樹脂組成物を得た。
シリカ粒子Aの代わりにシリカ粒子F(親水性フュームドシリカ粒子、比表面積18m2/g)を用いたこと以外は実施例1と同様にして絶縁樹脂組成物を得た。なお、シリカ凝集粒子の平均粒径は、剪断分散処理時の圧力条件を変えることによって調整した。
シリカ粒子Aの代わりにシリカ粒子G(親水性フュームドシリカ粒子、比表面積305m2/g)を用いたこと以外は実施例1と同様にして絶縁樹脂組成物を得た。なお、シリカ凝集粒子の平均粒径は、剪断分散処理時の圧力条件を変えることによって調整した。
100質量部のビスフェノールA型エポキシ樹脂に5質量部のイミダゾール系硬化剤を添加して攪拌した後、真空脱気処理することにより、絶縁樹脂組成物を得た。
得られた硬化物について、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて硬化物中のシリカ凝集粒子を観察することにより、シリカ凝集粒子の平均粒径を算出した。平均粒径は、10個のシリカ凝集粒子について粒径を測定し、当該粒径を平均化したものをシリカ凝集粒子の平均粒径とした。
上記の各評価を表1に示す。また、シリカ凝集粒子の平均粒径、シリカ凝集粒子を構成するシリカ粒子(一次粒子)の比表面積、及び使用した分散剤の種類についても表1に示す。
上記の結果について考察すると、比較例1〜3の絶縁樹脂組成物は、分散剤を配合しなかったため、シリカ凝集粒子と樹脂マトリックスとの密着性が高い硬化物が得られなかったと考えられる。その結果、微小な空隙などの発生により、耐部分放電性が低下すると共に、硬化物中に絶縁劣化パスが生じ易くなり、初期耐電圧が低下したと考えられる。
Claims (9)
- エポキシ樹脂と、
前記エポキシ樹脂用の硬化剤と、
一次粒子であるシリカ粒子の比表面積が20m2/g以上300m2/g以下のシリカ凝集粒子と、
リン酸基、カルボン酸基、スルホン酸基、リン酸エステル基、カルボン酸エステル基、スルホン酸エステル基及びアミノ基からなる群から選択される少なくとも1種の官能基を有する分散剤と
を含むことを特徴とする絶縁樹脂組成物。 - 前記エポキシ樹脂が、環状脂肪族エポキシ樹脂、芳香族エポキシ樹脂及び複素環式エポキシ樹脂からなる群から選択される少なくとも1種であることを特徴とする請求項1に記載の絶縁樹脂組成物。
- 前記シリカ凝集粒子の平均粒径が40nm以上300nm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の絶縁樹脂組成物。
- 前記分散剤の配合量が、前記エポキシ樹脂、前記シリカ凝集粒子及び分散剤の合計量を基準として、0.3質量%以上35質量%以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の絶縁樹脂組成物。
- 前記分散剤が共重合体であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の絶縁樹脂組成物。
- 前記シリカ凝集粒子を形成する一次粒子であるシリカ粒子が、親水性フュームドシリカ粒子であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の絶縁樹脂組成物。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載の絶縁樹脂組成物の硬化物を含むことを特徴とする絶縁部材。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載の絶縁樹脂組成物の硬化物を絶縁層とした固定子を有することを特徴とする回転電機。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載の絶縁樹脂組成物の硬化物を絶縁層とした固定子を有することを特徴とする発電機。
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