JP6273145B2 - エリア追跡システムおよび電子デバイスを追跡する方法 - Google Patents

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Description

例示の実施形態は、エリア追跡システム、および電子デバイスを追跡する方法に関し、またより詳細には、複数の短距離センサの分散型ネットワークを含むエリア追跡システム、およびそれらの短距離センサを使用して電子デバイスのロケーションを検出する方法に関する。
電子デバイスの間でデータを交換するための短距離ワイヤレス接続性は、広範囲にわたって使用される。例えば、ブルートゥース無線(Bluetooth(登録商標) radios)は、広範囲の電子デバイスの中に、またほとんどすべてのモバイル電話およびスマートフォンの中に存在している。ブルートゥースは、2402〜2480MHzの範囲の中に79個もの帯域(各々1MHz)の上で、データを分割する周波数−ホッピング・スペクトル拡散(frequency−hopping spread spectrum)を使用して約1mから約100mまでの距離の上で、データを交換するためのオープンなワイヤレス技術規格である。
多数のサービスが、ブルートゥース無線を使用して、ユーザのデバイスにフォーリン電子デバイス(foreign electronic device)を接続して、ユーザに対して提供されることもある。それらのサービスの多くは、プライベート・データを暴露することもあり、あるいはフォーリン・パーティが、ユーザのデバイスを制御することを可能にすることもある。したがって、どのデバイスが、彼らのデバイスに接続することが許可されるかをスクリーニングする(screen)ことをできるようになることが、ユーザの利益のためになる。しかしながら、便宜上は、フォーリン・ブルートゥース・デバイスが、それらが範囲内にやって来るときにユーザの介入なしに接続を自動的に確立することを可能にすることもまた、ユーザの利益のためになる。
両方の利益を受け入れるために、ブルートゥースは、ペアリング(pairing)と呼ばれるプロセスを使用して、電子デバイスの間の接続を確立する。ユーザは、一般に彼らのデバイスのブルートゥース・リンクを他のデバイスに対して暴露することにより、手動によりペアリングを開始する。ペアリング・プロセスは、一般的に、デバイスが、それがまだペアリングされていないデバイスからの接続要求を受信するときに初めて、自動的に起動される。ひとたびペアリングが確立された後に、各デバイスは、ペアリングのレコードを保存し、またデバイスは、その後に、ユーザの介入なしに互いに接続変更することができる。
ブルートゥースは、マスター・スレイブの関係を有するパケット・ベースのプロトコルである。マスター・デバイスは、ブルートゥース・ネットワーク(例えば、「ピコネット」)におけるタイミングおよびアクセス制御の役割を担っており、また7個ものスレイブ・デバイスに接続されることもある。
各ブルートゥース使用可能デバイスは、固有の恒久的な48−ビットのブルートゥース・デバイス・アドレス(BD_ADDR:Bluetooth Device Address)によって識別されるブルートゥース無線を含んでいる。一般に、ブルートゥース無線を含む電子デバイスは、特定のユーザにとってパーソナルなものであり、ほとんどの場合における特定のBD_ADDRの検出は、特定のユーザの検出と同じである。ある種の場合には、例えば、空港におけるセキュリティ監督者と同様に、ユーザは、複数のブルートゥース使用可能デバイスを持ち運び、また複数のデバイスの検出は、ユーザが存在する確率を増大させる。
ブルートゥース・デバイスの検出可能性は、デバイスのモード設定に依存している。発見/問い合わせモードにおいては、発見するデバイスは、発見するデバイスの近くにあるあらゆるデバイスに対して、汎用問い合わせアクセス・コード(GIAC:General Inquiry Access Code)、専用問い合わせアクセス・コード(DIAC:Dedicated Inquiry Access Code)、限定問い合わせアクセス・コード(Limited Inquiry Access Code)などのアクセス・コードを含む識別情報(ID)パケットを送信する。範囲内に存在する、発見可能モードにある任意のデバイスが、発見されたデバイスのBD_ADDRとネイティブ・クロック(CLKN)とを開示する周波数ホップ同期(FHS:Frequency Hop Synchronization)パケットを送信することによってIDパケットに対して応答する。
しかしながら、幅広い使用における多数の電子デバイスは、非発見可能モードにあるように構成されている。例えば、ある種の電話は、セキュリティの心配、およびプライバシーの心配に起因して、一般の発見の問い合わせに対して手当たり次第に応答することはない。手当たり次第の発見を許可することは、ユーザが、彼らが受信することを意図していないメッセージを送信されることをもたらす可能性があり、それによって電話のスパミングを可能にしてしまう。発見可能性についての設定は、一般的に、ユーザに対して暴露されず、また多くの場合に、電子デバイスの製造業者によって固定される。
発見可能モードにはないが、接続可能であるように設定される電子デバイスは、依然として、ページ状態およびページ・スキャン状態において検出される可能性がある。ページングにおいては、マスター・デバイスは、ユーザのBD_ADDRの下位アドレス部分(LAP:Lower Address part)に基づいているデバイス・アクセス・コード(DAC:Device Access Code)を含むIDパケットを送信することになる。ユーザの電子デバイスが、ユーザ・デバイスのDACを含むIDパケットを検出するときに、それは、ユーザ・デバイスのDACを発見するデバイスに対して返信することにより、応答することになる。ページングに対する典型的な応答時間は、1秒以内である。複雑な、かつ/または雑然とした無線環境においては、応答時間は、2〜3秒である可能性がある。
ユーザ・デバイスは、ページ状態およびページ・スキャン状態において発見可能であるが、検出するデバイスは、例えば、ユーザのDACを入手する必要がある。
例示の実施形態は、ネットワークに接続されたサーバと、そのサーバに接続された複数のセンサとを有するエリア追跡システムを含んでいる。それらのセンサは、電子デバイスのアドレスを含む識別情報パケットを使用して、少なくとも1つの電子デバイスをポーリングするように構成されている。
他の例示の実施形態は、サーバに接続された複数のセンサを使用して、複数の電子デバイスを追跡する方法を含んでいる。本方法は、第1の電子デバイスのアドレスを含む識別情報パケットを使用して、センサにより、第1の電子デバイスをポーリングするステップと、第1の電子デバイスが、ある期間内にそのポーリングするステップに応答するか否かに基づいて、第1の電子デバイスが、センサの範囲内にあるかどうかを決定するステップとを含む。サーバは、第1の電子デバイスの位置に関連したデータを送信する。
さらに他の例示の実施形態は、サーバに接続された複数のセンサを使用して、複数の電子デバイスを追跡する方法を含んでいる。本方法は、第1のセンサにより、複数の電子デバイスに対応する複数の電子デバイス・アドレスを含む第1のリストおよび第2のリストを、保持するステップと、第1のセンサにより、複数の電子デバイスを逐次的にポーリングするステップとを含む。逐次的なポーリングするステップは、第1のリストおよび第2のリストの電子デバイス・アドレスを含む識別情報パケットを逐次的に送信すること、および第1のセンサにより、複数の電子デバイスのうちの1つが第1のセンサの範囲の中にあるかどうかを決定することにより、実行される。第1のセンサは、複数の電子デバイスのうちの1つが、複数の電子デバイスのうちの1つに対応する逐次的なポーリングに対する応答が第1の期間内に第1のセンサによって受信されるかどうかに基づいて、第1のセンサの範囲の中にあるかどうかを決定する。サーバは、電子デバイスのうちの1つの位置に関連したデータを送信する。
本発明は、本明細書において以下で与えられる詳細な説明と、添付の図面とから、より十分に理解されるようになることになり、添付図面においては、同様な要素は、同様な参照番号によって表され、これらの参照番号は、例証としてだけ与えられ、またこのようにして本発明を限定してはいない。
例示の一実施形態によるエリア追跡システムを示す図である。 例示の一実施形態によるエリア追跡サーバを示す概略図である。 例示の一実施形態によるキオスクを示す透視図である。 単一リストの例示の実施形態による、短距離スキャナ/センサを使用して電子デバイスを追跡する方法を示す流れ図である。 デュアル・リストのうちの第1のリストの例示の実施形態による、短距離スキャナ/センサを使用して電子デバイスを追跡する方法を示す流れ図である。 デュアル・リストのうちの第2のリストの例示の実施形態による、短距離スキャナ/センサを使用して電子デバイスを追跡する方法を示す流れ図である。 例示の一実施形態による、サーバにおいて電子デバイスの追跡を管理する方法を示す流れ図である。
これらの図面は、ある種の例示の実施形態において利用される方法、構造および/または材料の一般的な特徴を示し、また以下で提供される書面による説明を補足することを意図していることに注意すべきである。しかしながら、これらの図面は、縮尺比に従って拡大縮小したものではなく、与えられた任意の実施形態の正確な構造的特性または性能特性を正確に反映していなくてもよく、また例示の実施形態によって包含される値または特性の範囲を規定するもの、あるいは限定するものとして解釈されるべきではない。例えば、分子、レイヤ、領域および/または構造的要素の相対的な厚みおよび位置は、明確にするために低減されても、または誇張されてもよい。様々な図面の中の類似した参照番号または同一の参照番号の使用は、類似した、または同一の要素または特徴の存在を示すことを意図している。
例示の実施形態は、様々な修正形態および代替的な形態とすることができるが、その実施形態は、図面の中で例として示されており、また本明細書において詳細に説明されるであろう。しかしながら、例示の実施形態を開示される特定の形態だけに限定する意図はなく、逆に、例示の実施形態は、特許請求の範囲の範囲内に含まれるすべての修正形態、均等物、および代替形態を対象として含むべきであることを理解すべきである。同様な番号は、図面の説明全体を通して同様な要素のことを意味している。
例示の実施形態をより詳細に考察する前に、いくつかの例示の実施形態が、フローチャートとして示されるプロセスまたは方法として説明されることに注意すべきである。それらのフローチャートは、逐次的なプロセスとしてオペレーションを説明しているが、オペレーションの多くは、並列に、並行して、または同時に実行されてもよい。さらに、オペレーションの順序は、再配列されてもよい。それらのプロセスは、それらのオペレーションが完了されるときに、終了されてもよいが、追加のステップが、図の中に含まれていないこともある。それらのプロセスは、方法、機能、プロシージャ、サブルーチン、サブプログラムなどに対応することもある。
それらの方法のうちのいくつかが、フローチャートによって示される、以下で考察される方法は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはそれらの任意の組合せによって実装されることもある。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、またはマイクロコードの形で実装されるときに、必要なタスクを実行するプログラム・コードまたはコード・セグメントは、ストレージ媒体など、マシン読取り可能媒体、またはコンピュータ読取り可能媒体に記憶される可能性がある。プロセッサ(単数または複数)は、必要なタスクを実行することができる。
本明細書において開示される特定の構造的な詳細および機能的な詳細は、単に、本発明の例示の実施形態を説明する目的のための代表的なものであるにすぎない。しかしながら、本発明は、多数の代替的な形態で実施されることもあり、また本明細書において説明される実施形態だけに限定されるように解釈されるべきではない。
第1の、第2のなどという用語を本明細書において使用して、様々な要素を説明することができるが、これらの要素は、これらの用語によって限定されるべきではないことが理解されるであろう。これらの用語を使用して、1つの要素を別の要素から区別するだけである。例えば、例示の実施形態の範囲を逸脱することなく、第1の要素は、第2の要素と名付けられる可能性もあり、また同様に、第2の要素は、第1の要素と名付けられる可能性もある。本明細書において使用されるように、用語「および/または(and/or)」は、1つまたは複数の関連するリストアップされた項目のうちの任意のもの、およびすべての組合せを含んでいる。
ある要素が、別の要素に「接続されている(connected)」または「結合されている(coupled)」と称されるときに、その要素は、他の要素に直接に接続され、または結合される可能性もあり、あるいは介在する要素が存在していてもよいことが理解されるであろう。対照的に、ある要素が、別の要素に「直接に(directly)接続されている」、または「直接に結合されている」と称されるときには、介在する要素は存在していない。要素の間の関係を説明するために使用される他の言葉も、同様にして(例えば、「間に(between)」に対して「直接に間に」、「隣接して(adjacent)」に対して「直接に隣接して」など)解釈されるべきである。
本明細書において使用される専門用語は、特定の実施形態だけを説明する目的のためであり、また例示の実施形態を限定することを意図してはいない。本明細書において使用されるように、単数形の形式「1つの(a)」、「1つの(an)」、および「その(the)」は、文脈が、明らかにそうでない場合を示していない限り、同様に複数形の形式を含むことを意図している。用語「備える/含む(comprises)」、「備えている/含んでいる(comprising)」、「含む(includes)」、および/または「含んでいる(including)」は、本明細書において使用されるときに、述べられた機能、整数、ステップ、オペレーション、要素、および/またはコンポーネントの存在を指定するが、1つまたは複数の他の機能、整数、ステップ、オペレーション、要素、コンポーネント、および/またはそれらのグループの存在または追加を除外するものではないことが、さらに理解されるであろう。
いくつかの代替的な実装形態においては、指摘される機能/動作は、図面の中で指摘される順序と異なる順序で起こり得ることにも注意すべきである。例えば、逐次的に示される2つの図面は、関与する機能/動作に応じて、実際には、並行して実行されることもあり、または時として逆の順序で実行されることもある。
別の方法で規定されない限り、本明細書において使用される(技術的用語および科学的用語を含む)すべての用語は、例示の実施形態が属する当業者によって普通に理解されるものと同じ意味を持つ。用語は、例えば、普通に使用される辞書において規定される用語は、関連のある技術の文脈におけるそれらの意味と整合している意味を有するものと解釈されるべきであり、また本明細書において明示的にそのように規定されない限り、理想化された、またはあまりにも形式的な意味では解釈されないことが、さらに理解されるであろう。
例示の実施形態と、対応する詳細な説明との一部分は、ソフトウェアの観点から、またはコンピュータ・メモリの内部のデータ・ビットに対するオペレーションのアルゴリズムおよびシンボリック表現の観点から提示される。これらの説明および表現は、それによって当業者が、他の当業者に対して彼らの仕事の本質を効果的に伝える説明および表現である。用語がここで使用されるように、またその用語が一般に使用されるように、アルゴリズムは、望ましい結果をもたらすステップの自己矛盾のないシーケンスであるように考えられる。それらのステップは、物理量の物理的操作を必要とするこれらのステップである。通常、必ずしもそうであるとは限らないが、これらの量は、記憶され、転送され、結合され、比較され、またそれ以外の方法で操作され得る光学的信号、電気信号、または磁気信号の形態を取る。これらの信号をビット、値、要素、シンボル、キャラクタ、用語、番号などと称することは、時には、主として一般的な使用の理由のために、便利であることが分かっている。
以下の説明においては、例証的な実施形態は、特定のタスクを実行し、または特定の抽象データ型を実装し、また既存のネットワーク要素において、既存のハードウェアを使用して実装され得るルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含むプログラム・モジュールまたは機能プロセスとして実装され得る動作と、オペレーションのシンボリック表現(例えば、フロー・チャートの形式の)とを参照して説明されるであろう。そのような既存のハードウェアは、1つまたは複数の中央演算処理装置(CPUs:Central Processing Units)、デジタル信号プロセッサ(DSPs:digital signal processors)、特定用途向け集積回路、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGAs:field programmable gate arrays)のコンピュータなどを含むことができる。
しかしながら、これらの用語および類似した用語のすべては、適切な物理量に関連づけられるべきであり、また単にこれらの量に適用される便利なラベルであるにすぎないことを心に留めるべきである。具体的に別の方法で述べられていない限り、または考察から明らかであるように、「処理すること」、「計算すること」、「算出すること」、「決定すること」または「表示すること」などの用語は、コンピュータ・システムのレジスタおよびメモリの内部の物理的な、電子的量として表されるデータをコンピュータ・システムのメモリ、レジスタ、あるいは他のそのような情報のストレージ・デバイス、伝送デバイス、またはディスプレイ・デバイスの内部の物理量として同様に表される他のデータへと操作し、また変換するコンピュータ・システム、または類似した電子的コンピューティング・デバイスのアクションおよびプロセスのことを意味している。
例示の実施形態のソフトウェアにより実装された態様は、一般的に、何らかの形態のプログラム・ストレージ媒体の上で符号化され、または何らかのタイプの伝送媒体の上で実装されることにも注意すべきである。プログラム・ストレージ媒体は、磁気的なもの(例えば、フロッピー(登録商標)・ディスクまたはハード・ドライブ)、あるいは光学的なもの(例えば、コンパクト・ディスク・リード・オンリー・メモリ、または「CD ROM」)とすることができ、またリード・オンリーまたはランダム・アクセスとすることができる。同様に、伝送媒体は、ツイスト・ペア線、同軸ケーブル、光ファイバ、または当技術分野に対して知られている何らかの他の適切な伝送媒体とすることができる。例示の実施形態は、与えられた任意の実装形態のこれらの態様によって限定されない。
図1は、例示の一実施形態によるエリア追跡システム100を示す図である。図1を参照すると、エリア追跡システム100は、エリア追跡サーバ(ATS:area tracking server)110と、ロケーション・ベースのサービス(LBS:location−based services)サーバ120と、ネットワーク130と、アクセス・ポイント140と、センサ150とを含むことができる。
ATS110は、センサ150を使用してラップトップ、ネットブックおよび/またはモバイル電話などの電子デバイス160を追跡することができる。センサ150は、ATS110が、電子デバイス160を追跡するために規定されたエリアを通して分散されることもある。例示の一実施形態によれば、センサ150は、空港、ショッピング・モールおよび/または大学のキャンパスなど、大きなインドアおよび/またはアウトドアの施設(図示されず)を通して分散されることもある。例えば、センサは、空港を通して分散されて、各エアラインのゲート、小売店、カフェ、レストラン、駐車場、および廊下において電子デバイスを追跡することができる。
例示の一実施形態によれば、センサ150は、電子デバイスのアドレスを含む識別情報パケットを使用して少なくとも1つの電子デバイスをポーリングするように構成されている。例えば、電子デバイスのアドレスは、ブロードキャストされるときに、電子デバイスに応答させるBT−MAC−IDおよび/または他のアドレスとすることができる。
電子デバイスのアドレスは、センサ150および/またはATS110のうちの少なくとも1つによって使用され得る1つまたは複数のリストの中に含まれることもある。リストは、ATS110において編集され、かつ/またはATS110に対して送信されることもある。それらのリストは、センサ150、ATS110、またはセンサ150とATS110との両方によって保持されることもある。
各センサ150が、電子デバイスのアドレスの1つまたは複数のリストを保持する例示の一実施形態によれば、センサ150は、センサ150の範囲内の電子デバイスをポーリングすることができる。例えば、センサ150は、1つまたは複数のリストのアドレスを逐次的にブロードキャストするように構成されていることもある。センサ150の範囲の中にある電子デバイス160は、電子デバイス160のアドレスを含むパケットを受信するときに応答することになる。応答を受信するセンサ150は、電子デバイス160が、検出されていることをATS110に通知することができる。
センサ150のカバレッジは、オーバーラップしている可能性もあり、またはオーバーラップしていない可能性もある。2つ以上のセンサ150が、カバレッジにおいてオーバーラップする例示の一実施形態によれば、電子デバイスのロケーションは、より高い精度で決定されることもある。例えば、受信された信号強度表示(RSSI:received signal strength indications)を使用することにより、電子デバイス160が、センサ150の一方に近いか、または他方に近いかが、決定される可能性がある。追跡する方法、平均する方法、および他の方法がまた、使用されることもある。
センサ150は、アクセス・ポイント140と、ネットワーク130とを通してATS110に接続されることもある。アクセス・ポイント140は、WiFiアクセス・ポイントとすることができ、またセンサ150は、アクセス・ポイント140にワイヤレスに接続されたブルートゥースの測定センサ/スキャナとすることができる。ネットワーク130は、例えば、インターネット・プロトコル(IP:internet protocol)ローカル・エリア・ネットワーク(LAN:local−are−network)とすることができる。センサ150は、アクセス・ポイント・クライアント・モードで構成されていることもあり、その結果、各センサ150は、クライアントを既存のWiFi/LANインフラストラクチャの中に確立するようになる。センサ150によって収集される測定結果は、アクセス・ポイント140に対するWiFi無線リンクを通してネットワーク130に対してバックホールされることもある。したがって、センサ150は、電源(図示されず)に対する接続を必要とするだけのこともある。ATS110は、ネットワーク130に接続され、またネットワーク130から測定結果を受信することができる。
センサ150は、アクセス・ポイント140を含んでいない有線構成において、ネットワーク130を通してATS110に接続されることもある。センサ150は、例えば、WiFiアクセス・ポイントとしての機能を果たし、また電子デバイス160と、ネットワーク130との間のWiFiベースのネットワーク接続性を提供するように構成されたWiFiサブシステムを含むことができる。ブルートゥースとWiFiとは、2.4GHzにおいて同じライセンスされていない周波数帯域を占有するが、両方のタイプのシステムは、共存し、同時に動作し、またすべてのブルートゥース無線の中に存在する適応周波数ホッピングRF能力に起因して干渉のない同じ電気製品の内部に共存することができる。アクセス・ポイント140を含んでいない例示の一実施形態によれば、センサ150は、電力接続と、有線ネットワーク接続(図示されず)との両方を必要とすることもある。
センサ150は、メッシュ・ネットワーク構成において、かつ/または少なくとも1つのセンサ150がWiFiアクセス・ポイントであり、また少なくとも1つのセンサ150がアクセス・ポイントのクライアントである場合における様々な組合せにおいて、動作するように構成されていることもある。WiFiネットワークの設計および展開についての当業者に知られている多数のそのような例、組合せ、および可能性が存在している。
センサ150は、モバイル端末に接続される基地局の距離よりも短い距離においてデータを送信し、また受信する短距離スキャナ/センサとすることができる。例えば、スキャナ/センサの距離は、約1mから約100mとすることができる。センサ150は、適切に修正された内部ファームウェアを有するWiFiルータに取り付けられたユニバーサル・シリアル・バス(USB:universal serial bus)ブルートゥース・ドングルを含むことができる。
他の例示の実施形態によれば、センサ150は、組み込まれた短距離伝送能力を有するスキャナ/センサとすることができる。例えば、センサ150は、組み込まれたブルートゥース能力を有するスキャナ/センサとすることができ、かつ/または1つまたは複数の有線ポートを有することができる。例示の実施形態は、ブルートゥースおよびWiFiの接続技術に関連して本明細書において説明されているが、例示の実施形態は、そのように限定されず、また他の通信技術が企図されていることに注意すべきである。例えば、センサ150は、WiFi/3G/4Gネットワーク接続規格、および/または他のタイプのネットワーク接続規格に準拠していることもある。
図2は、例示の一実施形態によるエリア追跡サーバ(ATS)110を示す概略図である。図2を参照すると、ATS110は、プロセッサ210と、メモリ220と、マス・ストレージ230と、入出力デバイス240とを接続するバス250を含むことができる。プロセッサ210と、入出力デバイス240と、マス・ストレージ230と、メモリ220とは、バス250を使用することにより、互いのデータ通信を実行することができる。例えば、プロセッサ210のコマンドに従って、メモリ220と、プロセッサ210とは、データを交換することができる。それに応じて、メモリ220は、メモリ220にデータを記憶し、かつ/またはメモリ220からデータを出力することができる。同様に、マス・ストレージ230は、プロセッサ210および/またはメモリ220のメモリ・コントローラとデータを交換することができる。マス・ストレージ230は、マス・ストレージ230にデータを記憶し、かつ/またはマス・ストレージ230からデータを出力することができる。メモリ220および/またはマス・ストレージ230は、プロセッサ210のオペレーションについてのコードおよび/またはプログラムを記憶することができる。
プロセッサ210は、プログラムを実行し、またATS110を制御することができる。入出力デバイス240を使用して、ATS110に対して/からデータを入力する/出力することができる。ATS110は、外部デバイスに接続されることもある。例えば、ATS110は、入出力デバイス240を使用することにより、アクセス・ポイント140、センサ150、および/またはLBS120に接続されることもあり、またセンサ150とコマンドおよび制御の情報を交換することができる。
ATS110は、センサ150を制御する単一の制御サーバとすることができる。ATS110は、センサ150の分散型ネットワークを含むエリアに存在することができ、かつ/またはネットワーク130を通してセンサ150からリモートに位置していることもある。例えば、ATS110は、ホストされたサービス展開の中にあることもある。ATS110は、信頼性の目的のために、高使用可能性および冗長のモードで動作して、単一ポイントの故障を取り除くことができる。
電子デバイス・アドレスは、電子デバイスのエンド・ユーザによる、例えば、加入または登録を通して、ATS110および/またはセンサ150に提供されることもある。例えば、各エンド・ユーザは、加入プロセスの一部分として、一般的にエンド・ユーザのモバイル電話のおおよそメニューの内部で閲覧可能な、BT−MAC−IDを提供することが必要とされる可能性がある。人は、自分のモバイル電話においてBT−MAC−IDを可視的に調べ、また次いで、例えば、用紙に必要事項を書き込み、電子メールを送信し、かつ/またはウェブまたは他のコンピュータ・ベースのインターフェースを使用することにより、このIDをエリア追跡システム100に手書きで入力し、またサブミットする可能性がある。
図3は、例示の一実施形態による登録キオスク300を示す透視図である。図3を参照すると、登録キオスク300は、例えば、ユーザに対してサービスを提供し、かつ/または商品を販売するために使用される独立して立っているセルフ・サービス・デバイスとすることができる。登録キオスク300は、エンクロージャ320の上にマウントされた端末310を含むことができる。ユーザは、端末310を使用して、サービスにアクセスし、商品を購入し、かつ/または電子デバイス・アドレスを登録することができる。キオスク300は、センサ150に対する配信のために、登録された電子デバイス・アドレスをATS110に対して送信し、センサ150に対する後続の配信のために、電子デバイス・アドレス・リストを編集し、かつ/または電子デバイス・アドレスをセンサ150に対して直接に送信することができる。
例示の一実施形態によれば、登録キオスク300を使用して、電子デバイス・アドレスを自動的に測定することができる。例えば、登録キオスク300は、ブルートゥース・ヘッドセットのオペレーションをエミュレートすることができる。電子デバイス160を登録しようとしている登録者は、端末310を使用して、登録者の名前やモバイル電話の電話番号など個人的な情報を入力することができる。登録者には、登録キオスク300の端末310に対して電子デバイス160をどのようにしてペアリングさせるべきかについての取り扱い説明が提供されることもある。
登録キオスク300とのペアリング・プロセス中に、端末310の中の無線(例えば、ブルートゥース無線)は、ペアリング・プロセス中に無線上で完全に暴露される電子デバイス160の電子アドレスを決定することができる。ペアリング・プロセス中に端末によって測定されるアドレスは、ATS110に対して送信されることもある。ATS110は、登録プロセス中に入力される個人的な情報に電子デバイス・アドレスを関連づけることができる。電子デバイス・アドレスは、電子デバイス160が端末300に対するペアリングを完了するかどうか、および/または電子デバイス160が端末310とは異なるデバイスにその後にペアリングされるかどうかにかかわらず、取得されることもある。ATS110は、登録者の個人的な情報に対する関連付けと一緒に電子デバイス・アドレスを保持することができる。
他の例示の実施形態によれば、キオスク300は、既存の接続から電子デバイス160の電子デバイス・アドレスを自動的に盗聴することができる。例えば、別の電子デバイス(例えば、ブルートゥース・ヘッドセット)に対してペアリングされる電子デバイス160を有する登録者は、上記で説明されるように個人的な情報を入力することができ、またペアリングされたデバイスの間の既存の通信リンクは、自動的に盗聴されることもある。
一例として、電子デバイス160は、ヘッドセットに接続されたモバイル電話とすることができる。端末310は、個人的な情報の入力のすぐ後に、電話とヘッドセットとの間で通信が行われるようにするために、既存の接続を盗聴し、かつ/またはモバイル電話に対する電話呼び出しを行うことができる。ひとたび通信が確立された後に、関連する電子デバイス・アドレスが、盗聴される可能性がある。接続の信号レベルと、受信された信号強度表示(RSSI)とは、端末310によって測定されて、盗聴された電子デバイス・アドレスが、特定の登録者に対応しており、また異なる電子デバイスの近隣のユーザには対応していないことを立証することができる。
登録キオスク300は、ユーザに対して、サービスを提供し、かつ/または商品を販売することができる。例えば、登録キオスク300は、空港においてチェックイン・サービスを提供し、一般的な情報を提供し、かつ/または銀行サービスを提供することができる。登録キオスク300は、ユーザに対してサービスを提供せず、かつ/または商品を販売しない専用の登録キオスク300とすることができる。例えば、インセンティブ(例えば、クーポン、リベート、および/またはディスカウント)は、端末310において自発的に電子デバイス160を登録するユーザに対して提供されることもある。
電子デバイス・アドレス・リストの生成は、キオスクを使用した登録および加入に関して説明されるが、例示の実施形態は、そのように限定されるものではない。リストは、様々なソースを使用して生成されることもあり、また先験的情報を含むこともできる。例えば、エリア追跡を雇用主が使用して、従業員に関連する電子デバイスを追跡することができる。電子アドレスのリストは、従業員の作業スケジュールに基づいて編集されることもある。他の例は、顧客の積み荷および/または電子デバイスを追跡することを含むことができる。電子アドレスのリストは、積み荷が、共通のキャリア(例えば、エアライン)によって保持される1つまたは複数の電子デバイスおよび/または乗客リストを含んでいる場合に積み荷目録などの先験的ソースから編集されることもある。
図4は、単一リストの例示の実施形態による、図1のセンサ150を使用して、電子デバイスを追跡する方法を示す流れ図である。図4を参照すると、センサ150は、電子デバイス・アドレスに対応する複数の電子デバイスを逐次的にポーリングして、電子デバイスのうちのどれかがセンサ150の範囲内にあるかどうかを決定することができる。以下では、現在ポーリングされている電子デバイスの電子デバイス・アドレスは、「アクティブな」電子デバイス・アドレスと称される。
ステップS400において、センサ150は、アクティブな電子デバイス・アドレス(例えば、BT−MAC−ID)をブロードキャストすることにより、電子デバイスをポーリングすることができる。ステップS410において、センサ150は、期間T(例えば、5秒間)までの間、または応答が対応する電子デバイスから受信されるまで、応答を待つことができる。応答が、ステップS410において受信される場合、センサ150は、ステップS430においてアクティブな電子デバイス・アドレスをATS110に対して送信することができ、またステップS440において、センサ150は、異なる電子デバイス・アドレスをアクティブな電子デバイス・アドレスとして選択することができる。ステップS400において、センサ150は、アクティブな電子デバイス・アドレスをポーリングすることができる。応答が、ステップS410においてT秒以内に受信されない場合、ステップS440において、センサ150は、異なる電子デバイス・アドレスをアクティブな電子デバイス・アドレスとして選択することができる。ステップS400において、センサ150は、新しいアクティブな電子デバイス・アドレスをポーリングすることができる。
図5および6は、デュアル・リストの例示の実施形態による、図1のセンサ150を使用して電子デバイスを追跡する方法を示す流れ図である。
デュアル・リストの例示の一実施形態によれば、各センサ150は、2つのリストの電子デバイス・アドレスを記憶することができる。センサ150は、異なる頻度において各リストに対応する電子デバイスをポーリングすることができる。例えば、第1のリストは、「低速リスト」とすることができ、また第2のリストは、「高速リスト」とすることができる。低速リストに対応する電子デバイスは、高速リストに対応する電子デバイスよりも低い頻度でポーリングされる可能性がある。
電子デバイスの電子デバイス・アドレスは、1つまたは複数のファクタに基づいて、低速リストまたは高速リスト(あるいは両方)に割り当てられることもある。例えば、電子デバイスが、センサ150の範囲内にあることが知られている場合、電子デバイスは、センサ150の高速リストに追加されて、その範囲内の電子デバイスに関するロケーション・ベースのデータの信頼性を増大させることができる。別の例として、エリア追跡システム100のユーザが、他の電子デバイスよりも高い優先順位を有する特定の電子デバイスのロケーション・ベースのデータを取得したいと望む場合、センサ150は、電子デバイス・アドレスを高速リストへと移動させるように指示されることもある。例えば、ショッピング・モールにおいて、アンバー・アラート(amber alert)中に電子デバイスを所有した行方不明の子供を見つけるために、あらゆるセンサ150は、子供の電子デバイスの電子アドレスをそれらの高速リストに追加するようにATS110によって、指示されることもある。当業者なら、多数の構成が、本開示を考慮して可能であることを理解するであろう。例えば、ATS110は、低速リストと高速リストとを無視し、また単一の電子デバイスを、またはいくつかの複数の電子デバイスを絶えずポーリングするように,センサ150に指示することもある。
図5を参照すると、ステップS500において示されるように、センサ150は、第1のリスト(例えば、低速リスト)からアクティブな電子デバイス・アドレス(例えば、BT−MAC−ID)をブロードキャストすることにより、電子デバイスをポーリングすることができる。センサ150は、期間T1(例えば、5秒間)までの間、または応答が、対応する電子デバイスから受信されるまで、応答を待つことができる。
ステップS510において、応答が、受信される場合、ステップS560において、センサ150は、アクティブな電子デバイス・アドレスをATS110に対して送信し、また第1のリストから第2のリストへとアクティブな電子デバイス・アドレスを移動することができる。例えば、アクティブな電子デバイス・アドレスに対応する電子デバイスが、センサ150の範囲の内側にあることが決定されるので、アクティブな電子デバイス・アドレスは、第2のリスト(例えば、高速リスト)へと移動されることもある。センサは、電子デバイス・アドレスに追加して他のデータをATS110に対して送信することができる。例えば、センサは、アクティブな電子デバイス・アドレスと一緒にセンサ150の識別情報(ID)をATS110に対して送信することができる。
ステップS530において、センサ150は、期間T2が、経過しているかどうかを決定することができる。期間T2が、経過していない場合、ステップS550において、センサ150は、第1のリストからの新しい電子デバイス・アドレスをアクティブな電子デバイス・アドレスとして選択することができる。例えば、センサ150は、第1のリストの上でアクティブな電子デバイス・アドレスを次の電子デバイス・アドレスへと切り替えることができる。ステップS500において、センサ150は、アクティブな電子デバイス・アドレスをポーリングすることができる。
ステップS530において、期間T2が、経過していることを決定される場合、ステップS540において、センサ150は、第2のリストからの電子デバイス・アドレスをアクティブな電子デバイス・アドレスとして選択することができる。例えば、センサ150は、第2のリストの上でアクティブな電子デバイス・アドレスを次の電子デバイス・アドレスへと切り替え、また(図6に関して以下で説明されるように)第2のリストを通して循環を開始することができる。
ステップS510において、応答が、T1秒以内に受信されない場合、センサ150は、期間T2が経過しているかどうかを決定することができる。期間T2が、経過していない場合、ステップS550において、センサ150は、第1のリストからの異なる電子デバイス・アドレスをアクティブな電子デバイス・アドレスとして選択することができる。例えば、センサ150は、アクティブな電子デバイス・アドレスを第1のリストの上の次の電子デバイス・アドレスに切り替えることができる。ステップS600において、センサ150は、アクティブな電子デバイス・アドレスをポーリングすることができる。
ステップS530において、期間T2が、センサ150により、経過していることが決定される場合、ステップS540において、センサ150は、第2のリストからの電子デバイス・アドレスをアクティブな電子デバイス・アドレスとして選択することができる。例えば、センサ150は、アクティブな電子デバイス・アドレスを第2のリストの上の次の電子デバイス・アドレスに切り替え、また(図6に関して以下で説明されるように)第2のリストを通して循環を開始することができる。
図6を参照すると、ステップS600において示されるように、センサ150は、第2のリスト(例えば、高速リスト)からのアクティブな電子デバイス・アドレス(例えば、BT−MAC−ID)をブロードキャストすることにより、電子デバイスをポーリングすることができる。センサ150は、期間T3(例えば、5秒間)までの間、または応答が、対応する電子デバイスから受信されるまで、ポーリングに対する応答を待つことができる。ステップS610において、応答が、受信される場合、S660において、センサ150は、期間T4が、経過しているかどうかを決定することができる。期間T4が、経過していない場合、ステップS670において、センサ150は、第2のリストからの異なる電子デバイス・アドレスをアクティブな電子デバイス・アドレスとして選択することができる。例えば、センサ150は、アクティブな電子デバイス・アドレスを第2のリストの上の次の電子デバイス・アドレスに切り替えることができる。ステップS600において、センサ150は、アクティブな電子デバイス・アドレスをポーリングすることができる。
ステップS660において、期間T4が、センサ150により、経過していることが決定される場合、ステップS650において、センサ150は、第1のリストからの電子デバイス・アドレスをアクティブな電子デバイス・アドレスとして選択することができる。例えば、センサ150は、アクティブな電子デバイス・アドレスを第1のリストの上の次の電子デバイス・アドレスに切り替え、また(図5に関して上記で説明されるように)第1のリストを通して循環を開始することができる。
ステップS610において、応答が、期間T3以内にセンサ150によって受信されない場合、ステップS630において、センサ150は、アクティブな電子デバイス・アドレスをATS110に対して送信し、また第2のリストから第1のリストへとアクティブな電子デバイス・アドレスを移動させることができる。例えば、アクティブな電子デバイス・アドレスに対応する電子デバイスは、センサ150の範囲の外側にあることが決定されるので、アクティブな電子デバイス・アドレスは、第1のリスト(例えば、低速リスト)へと移動させられることもある。センサは、電子デバイス・アドレスに加えて他のデータをATS110に対して送信することができる。例えば、センサは、電子デバイスを検出するセンサ150の識別情報(ID)をATS110に対して送信することができる。
ステップ640において、センサ150は、期間T4が、経過しているかどうかを決定することができる。期間T4が、経過していない場合、ステップS670において、センサ150は、第2のリストからの異なる電子デバイス・アドレスをアクティブな電子デバイス・アドレスとして選択することができる。例えば、センサ150は、アクティブな電子デバイス・アドレスを第2のリストの上の次の電子デバイス・アドレスへと切り替えることができる。ステップS600において、センサ150は、アクティブな電子デバイス・アドレスをポーリングすることができる。
ステップS640において、期間T4が、センサ150により、経過していることが決定される場合、ステップS650において、センサ150は、第1のリストからの電子デバイス・アドレスをアクティブな電子デバイス・アドレスとして選択することができる。例えば、センサ150は、アクティブな電子デバイス・アドレスを第1のリストの上の次の電子デバイス・アドレスに切り替え、また(図5に関して上記で説明されるように)第1のリストを通して循環を開始することができる。
図5および6に関する例示の実施形態は、2つのリストの使用について説明している。しかしながら、電子デバイス・アドレスについての任意の数のリストが、例示の実施形態によって企図されている。例えば、追加のリストを使用して、2つ以上の頻度におけるリストの循環を提供することができる。さらに、異なるリストは、異なる時間帯(例えば、昼間シフト、夜間シフト)、または異なった日にち(交互のシフト)において使用されることもある。例示の実施形態は、説明を簡単にするために図5および6における2つのリストに関して、また本明細書において開示される発明の概念を限定することのないように、説明される。同様に、図5および6に関して説明されるような、正確な決定と、これらの決定の結果は、例示の実施形態の範囲について限定してはいないが、本発明の概念について例証するものにすぎない。
図7は、例示の一実施形態による、図1のATS110における電子デバイスの追跡を管理する方法を示す流れ図である。図7を参照すると、ステップS700において、ATS110は、センサ150からメッセージを受信することができる。例えば、ATS110は、センサ150から電子デバイス・アドレス(例えば、BT−MAC−ID)を受信することができる。例示の一実施形態によれば、ATS110は、電子デバイス・アドレスと、電子デバイス・アドレスを送信するセンサ150のIDとを受信することができる。
ステップS710において、ATS110は、送信するセンサ150についてのATS110において保持される1つまたは複数のリストの現在の状態に基づいて、受信された電子デバイス・アドレスに対応する電子デバイス160が、送信するセンサ150の範囲内または範囲外にあるか否かを決定することができる。他の例示の実施形態によれば、ATS110によって受信されるメッセージは、受信された電子デバイス・アドレスに対応する電子デバイス160が、送信するセンサ150の範囲内または範囲外にあるか否かを示すことができ、また決定は、必要ではない可能性がある。
受信された電子アドレスに対応する電子デバイス160が、送信するセンサ150によって検出される場合、ステップS740において、ATS110は、送信するセンサ150以外のセンサ150の第1および第2のリストから、受信された電子アドレスを取り除き、またアップデートを1つまたは複数のLBSサーバ120に対して送信することができる。ATS110は、ATS110において保持されるセンサ150の第1および第2のリストから、受信された電子アドレスを取り除き、かつ/またはセンサ150において保持される第1および第2のリストから、受信された電子アドレスを取り除く命令をセンサ150に対して送信することができる。
電子デバイス160が、送信するセンサ150によって検出されない場合、ステップS720において、ATS110は、エリア追跡システム100の他の任意のセンサ150が、電子デバイス160を検出するかどうかを決定することができる。例えば、センサ150からの電子デバイス・アドレスの受信は、対応する電子デバイスが、送信するセンサ150のカバレッジ・エリアを最近になって離れたことを示すことができる。次いで、ATS110は、電子デバイス160が、他の任意のセンサ150の範囲の中へと移動しているかどうかを決定することができる。ステップS720において、ATS110が、電子デバイス160が送信するセンサ150とは異なるセンサ150によって検出されることを決定する場合、ステップS740において、ATS110は、検出するセンサ150以外のセンサ150の第1および第2のリストから受信された電子アドレスを取り除き、またアップデートを1つまたは複数のLBSサーバ120に対して送信することができる。
ステップS720において、ATS110が、電子デバイス160が送信するセンサ150とは異なるセンサ150によって検出されないことを決定する場合、ATS110は、送信するセンサ150以外のセンサ150の第1のリストに受信された電子アドレスを追加することができる。示されてはいないが、ATS110は、アップデートを1つまたは複数のLBSサーバ120に対して送信することができる。例示の一実施形態によれば、受信された電子デバイス・アドレスは、送信するセンサ150以外のセンサ150の第1のリストの上に、ポーリングされるべき次のデバイスとして追加されることもあり、その結果、各センサは、次に、電子デバイス160を検出しようと試みるようになる。ATS110は、ATS110において保持されるセンサ150の第1のリストに受信された電子アドレスを追加し、かつ/またはセンサ150において保持される第1のリストに受信された電子アドレスを追加する命令をセンサ150に対して送信することができる。
図7に関して説明される例示の実施形態は、特定のリストに電子デバイス・アドレスを追加すること、または特定のリストから電子デバイス・アドレスを取り除くことを含めて、特定の1組の応答を提供するが、例示の実施形態は、そのように限定されてはいない。電子デバイスが、センサの範囲の中に入ってきており、またはセンサの範囲の外に出ているという情報に対する応答は、エリア追跡システム100の特定の構成と、ユーザの目標とに合うように調整されることもある。例えば、電子デバイス160が、検出するセンサ150の範囲の外に出ていることを決定するとすぐに、ATS110は、検出するセンサ150に対して隣接した、またはオーバーラップしたスキャナ・カバレッジを有するセンサ150の第2のリスト(例えば、高速リスト)に、電子デバイスに対応する電子デバイス・アドレスを追加し、またさらに遠くにあるセンサ150の第1のリスト(例えば、低速リスト)に電子デバイス・アドレスを追加することができる。例示の実施形態の範囲内にある様々な実装形態は、本開示を考慮して当業者によって理解されるであろう。
例示の実施形態が、特に示され、また説明されているが、形態および詳細における変形形態が、特許請求の範囲の精神および範囲を逸脱することなく、その中で行われ得ることが、当業者によって理解されるであろう。

Claims (24)

  1. ネットワーク(130)に接続されたサーバ(110)と、
    前記サーバ(110)に接続された複数のセンサ(150)と
    を備え、前記センサ(150)は、電子デバイスのうちの1つに各々関連づけられる複数のポーリング・メッセージを逐次的にブロードキャストすることにより、複数の前記電子デバイス(160)をポーリングするように構成されており、少なくとも1つの電子デバイスは非発見可能モードにおいて動作し、前記ポーリング・メッセージは、関連する電子デバイスの前記デバイス・アクセス・コードを含んでおり、前記ポーリング・メッセージは、ポーリング・メッセージの受信のすぐ後に肯定応答を送信するように電子デバイスに指示するように構成されており、前記肯定応答は、前記デバイス・アクセス・コードを含み、
    前記センサは第2の複数の電子デバイスよりも高い頻度で第1の複数の電子デバイスをポーリングするように構成される、エリア追跡システム。
  2. 前記センサ(150)は、前記電子デバイス(160)のデバイス・アクセス・コードを含む第1および第2のリストを保持し、また前記第2のリストのデバイス・アクセス・コードに対応する電子デバイスよりも大きな頻度で、前記第1のリストのデバイス・アクセス・コードに対応する電子デバイス(160)をポーリングするように構成されており、
    前記センサ(150)は、前記非発見可能モードにおいて動作する電子デバイスを含む、前記ポーリングに応答する前記センサ(150)の範囲の中にある前記複数の電子デバイス(160)のうちのどれかを検出し、また前記検出、または前記検出における変化を前記サーバ(110)に対して通信するように構成されている、請求項1に記載のエリア追跡システム。
  3. 前記ネットワーク(130)に接続された複数のワイヤレス・アクセス・ポイント(140)をさらに備え、
    少なくとも1つの前記センサ(150)は、少なくとも1つの前記ワイヤレス・アクセス・ポイント(140)を通して前記サーバ(110)に接続されたワイヤレス・センサであり、また
    前記ワイヤレス・センサ(150)は、アクセス・ポイント・クライアント・モードにおいて、クライアントを前記ワイヤレス・アクセス・ポイント(140)の中へと確立するように構成されている、請求項1に記載のエリア追跡システム。
  4. 少なくとも1つのセンサは前記ネットワークに直接に接続されている有線のセンサであり、
    前記有線のセンサがワイヤレス・アクセス・ポイントとして構成される、請求項1に記載のエリア追跡システム。
  5. 前記センサ(150)は、短距離トランスミッタを使用して前記ポーリング・メッセージをブロードキャストして、前記電子デバイス(160)をポーリングし、
    前記デバイス・アクセス・コードは、ブルートゥース媒体アクセス制御(MAC)アドレスである、請求項1に記載のエリア追跡システム。
  6. 短距離トランスミッタは、1〜100メートルの範囲における電子デバイスによって検出可能な信号をブロードキャストする、請求項5に記載のエリア追跡システム。
  7. 前記センサの少なくとも1つのスキャンエリアが他のセンサのスキャンエリアにオーバーラップしないように前記センサが空間的に分散される、請求項6に記載のエリア追跡システム。
  8. 前記ネットワークを介して前記サーバに接続されるロケーション・ベースのサービス(LBS)サーバをさらに含む、請求項3に記載のエリア追跡システム。
  9. 前記サーバ(110)は、前記複数の電子デバイス(160)のうちのどれかについての、検出の前記通信、または前記検出の前記変化に基づいて、前記の第1および第2のリストからデバイス・アクセス・コードを削除すること、または、前記の第1および第2のリストにデバイス・アクセス・コードを追加することを前記センサに指示することにより、前記の第1および第2のリストをアップデートするように構成されている、請求項2に記載のエリア追跡システム。
  10. サーバに接続される複数のセンサを使用して複数の電子デバイスを追跡する方法であって、
    センサが、第1の電子デバイスと関連する1つのポーリング・メッセージをブロードキャストすることにより、前記第1の電子デバイスに対しポーリングを行うステップであって、前記第1の電子デバイスは非発見可能モードにおいて動作し、前記ポーリング・メッセージは前記第1の電子デバイスのデバイス・アクセス・コードを含み、前記ポーリング・メッセージは、ポーリング・メッセージの受信のすぐ後に肯定応答を送信するように前記第1の電子デバイスに指示するように構成されており、前記肯定応答は前記デバイス・アクセス・コードを含むステップと、
    前記肯定応答が前記センサによりある時間期間内に受信されるか否かに基づいて、前記第1の電子デバイスが前記センサの範囲の中にあるかどうかを決定するステップと、
    サーバに対して、前記第1の電子デバイスの位置と関連するデータを送信するステップであって、前記第1の電子デバイスが複数の第1の電子デバイスの内の1つであり、前記センサが、第2の複数の電子デバイスよりも高い頻度で前記複数の第1の電子デバイスをポーリングするように構成される方法。
  11. 前記センサが、前記第1の電子デバイスからの肯定応答および前記期間終了の内の1つを受信したすぐ後に、前記第2の複数の電子デバイスの内の第2の電子デバイスに対してポーリングする、請求項10に記載の方法。
  12. 存在情報をロケーション・ベースのサービス(LBS)サーバに発行するステップをさらに含み、
    前記第1の電子デバイスの前記位置に関連した前記データの前記送信するステップは、前記第1の電子デバイスが前記センサの範囲内であると決定したすぐ後に、前記サーバに、前記第1の電子デバイスのデバイス・アクセス・コードおよびセンサ識別情報を送信するステップを含み、
    前記存在情報が前記第1の電子デバイスの位置に関連するデータに基づいて発行される、請求項10に記載の方法。
  13. サーバに接続された複数のセンサを使用して、複数の電子デバイスを追跡する方法であって、
    第1のセンサ(150)により、少なくとも1つの電子デバイスが非発見可能モードにおいて動作する、複数の前記電子デバイス(160)に対応する複数の電子デバイス・アドレスを含む第1および第2のリストを保持するステップと、
    前記第1のセンサ(150)により、ポーリング・メッセージの各々が、ポーリング・メッセージを受信するとすぐに、デバイス・アクセス・コードを含む肯定応答を送信するように、前記関連する電子デバイスに指示するように構成されている、前記複数の電子デバイスのうちの関連する1つの前記デバイス・アクセス・コードを含む、前記電子デバイスのうちの1つに各々関連づけられるポーリング・メッセージを逐次的にブロードキャストすることにより、前記複数の電子デバイス(160)を逐次的にポーリングするステップ(S500、S600)と、
    前記複数の電子デバイス(160)のうちの1つが、前記肯定応答が前記第1のセンサにより第1の期間以内に受信されるか否かに基づいて、前記第1のセンサ(150)の範囲の中にあるかどうかを決定するステップ(S510、S610)と、
    前記電子デバイス(160)のうちの前記1つの位置に関連したデータをサーバに対して送信するステップ(110、S560、S630)と
    を含み、
    前記複数の電子デバイス(160)を逐次的にポーリングする前記ステップが、前記第1および第2のリストの内の第1の1つに対応する前記電子デバイスに、前記第1および第2のリストの内の第2の1つに対応する前記電子デバイスよりも高い頻度で逐次的にポーリングする方法。
  14. 前記第1のセンサ(150)による前記逐次的なポーリングするステップは、第2の期間が経過する(S530)まで前記第1のリストに対応する電子デバイス(160)を逐次的にポーリングするステップと、次いで、第3の期間が経過する(S660)まで前記第2のリストに対応する電子デバイス(160)を逐次的にポーリングするステップとを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1のリストに対応する前記電子デバイスの前記逐次的なポーリングするステップ(160、S500)中に、前記第1のリストに対応する前記電子デバイス(160)のうちの1つが、範囲の中にある(S510)ことを決定するとすぐに、前記の範囲の中にある電子デバイス(160)のデバイス・アクセス・コードは、前記第2のリストへと移動され(S560)、
    前記電子デバイスのうちの前記1つの前記位置に関連した前記データの前記送信するステップ(160、S630)は、範囲の中にある電子デバイスのセンサ識別情報を送信するステップ(S560)を含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記第1のリストに対応する前記電子デバイスの前記逐次的なポーリングするステップ中に、前記第1のリストに対応する前記電子デバイス(160)のうちの1つが、範囲の外にある(S510)ことを決定するとすぐに、前記第1のリストに対応する前記電子デバイス(160)のうちの次の1つがポーリングされる、請求項14に記載の方法。
  17. 前記第2のリストに対応する前記電子デバイスの前記逐次的なポーリングするステップ(160、S600)中に、前記第2のリストに対応する前記電子デバイス(160)のうちの1つが、範囲の中にある(S610)ことを決定するとすぐに、前記第2のリストに対応する前記電子デバイス(160)のうちの次の1つは、ポーリングされる(S670)、請求項14に記載の方法。
  18. 前記第2のリストに対応する前記電子デバイスの前記逐次的なポーリングするステップ中に、前記第2のリストの前記電子デバイスのうちの1つが、範囲の外にあることを決定するとすぐに、前記の範囲の外の電子デバイスのデバイス・アクセス・コードは、前記第1のリストへと移動され、また前記第2のリストから取り除かれるデバイス・アクセス・コードであり、また、
    前記電子デバイスのうちの前記1つの前記位置に関連した前記データの前記送信するステップは、前記第1のセンサのセンサ識別情報、および前記の範囲の外の電子デバイスのデバイス・アクセス・コードを送信するステップを含む、請求項14に記載の方法。
  19. 前記サーバで、前記第1のセンサの前記センサ識別情報および範囲の中にある前記電子デバイスの前記デバイス・アクセス・コードを受信するステップと、
    前記サーバが、範囲の中にある前記電子デバイスの前記デバイス・アクセス・コードを、第2のセンサによって維持される第1および第2のリストの内の少なくとも1つから取り除くことを指示するステップとをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  20. 前記サーバが、前記デバイス・アクセス・コードに対応する電子デバイスが範囲の中にある前記第1のセンサになることができないとの先験的情報に基づいて、前記第1のセンサの前記第1および第2のリストからデバイス・アクセス・コードを取り除くことを指示するステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  21. 前記電子デバイスのうちの前記1つの前記位置に関連した前記データに基づいて、存在情報をロケーション・ベースのサービス(LBS)サーバに対して発行するステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  22. 加入および登録により、前記の第1および第2のリストを生成するステップをさらに含み、
    加入は、フォーム、電子メール(eメール)、およびウェブ・インターフェース・エントリのうちの少なくとも1つから少なくとも1つのデバイス・アクセス・コードを抽出するステップを含み、また
    登録は、キオスク(300)において前記少なくとも1つのデバイス・アクセス・コードを検出するステップを含む、請求項14に記載の方法。
  23. 前記キオスクにおいて前記少なくとも1つのデバイス・アクセス・コードを検出するステップが、電子デバイスをペアリングする動作をキオスクがエミュレートするステップ、および前記少なくとも1つの電子デバイスと前記キオスクとの間のペアリングプロセス中に前記少なくとも1つのデバイス・アクセス・コードを自動的に検出するステップとを含む、請求項22に記載の方法。
  24. 前記キオスクにおいて前記少なくとも1つのデバイス・アクセス・コードを検出するステップが、前記少なくとも1つの電子デバイスとペアリングされた電子デバイスとの間の通信リンクの存在から前記少なくとも1つのデバイス・アクセス・コードを検出するステップを含む、請求項22に記載の方法。
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