JP6271912B2 - 縦管への装置等取り付け用補助具 - Google Patents

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Description

本発明は、縦管に各種装置を取り付けるのに用いられる補助具に関するものであり、特に、打倒型の地上式消火栓が接続される縦管に各種装置を取り付けるのに用いられる補助具に関するものである。
従来、水道管の維持管理のために、水道管内に伸縮性を有した球状のピグを送り込んで清掃したり、水道管内にカメラを送り込んで調査が行われたりしている。この際、水道管に設けられ、消火栓が接続される補修弁が利用されることがある。
具体的には、図7に示すように、横管により構成される水道管51には、適宜上方へ分岐して縦管53が設けられており、この縦管53の上端部に補修弁55が取り付けられ、この補修弁55に消火栓57が接続されている。図7に示される補修弁55は、ボール式補修弁とされる。図7に示される補修弁55や消火栓57は、地下に形成されたボックスB内に収容されている。
補修弁55は、略円筒状とされ、その上下両端部にそれぞれフランジ58,59が形成されている。補修弁55の下側のフランジ59には、4つの貫通穴60が周方向等間隔に離隔して形成されている。補修弁55は、下側のフランジ59が、水道管51から延出した縦管53のフランジに重ね合わされて、貫通穴60からボルト61が差し込まれ、ボルト61にナット62がねじ込まれて縦管53に固定されている。
消火栓57の下端部には、フランジ63が形成されており、補修弁55の上側のフランジ58に重ね合わされて、補修弁55と消火栓57のフランジ58,63同士が、ボルト65、ナット67により固定されている。具体的には、補修弁55の上側のフランジ58には4つの貫通穴68が周方向等間隔に離隔して形成されており、消火栓57のフランジ63にも4つの貫通穴69が周方向等間隔に離隔して形成されている。そして、これらの貫通穴68,69が同軸線上に配置された状態でボルト65が通されて、ボルト65にナット67がねじ込まれる。
水道管51内をピグにより清掃する場合、まず、消火栓57を補修弁55から一時的に取り外し、図8に示すように、ピグを投入するランチャー71を補修弁55に取り付ける。ランチャー71の下端部には、フランジ73が形成されており、このフランジ73を補修弁55の上側のフランジ58に重ね合わせた状態で、ボルト75、ナット77により補修弁55にランチャー71が固定される。具体的には、ランチャー71のフランジ73には、4つの貫通穴74が周方向等間隔に離隔して形成されており、この貫通穴74が、補修弁55のフランジ58の貫通穴68と同軸上に配置された状態で、ボルト75を差し込み、ボルト75にナット77がねじ込まれて固定される。
また、ランチャー71から離隔した位置において、同様に、消火栓57を補修弁55から一時的に取り外して、ピグを回収するキャッチャー81を補修弁55に取り付ける。
キャッチャー81の下端部には、ネジ棒状の棒材83が下方へ突出して設けられており、この棒材83が補修弁55のフランジ58の貫通穴68に通されて、棒材83にナット85がねじ込まれることで、補修弁55にキャッチャー81が固定される。
補修弁55にランチャー71およびキャッチャー81を取り付けた後、ランチャー内にピグPを投入して、水圧によって水道管51内を走行させる。水道管内を走行したピグPは、キャッチャー81内に進入して回収される。
このように、従来は、消火栓が接続される補修弁にランチャーやキャッチャーが取り付けられていた。また、同様に、カメラを水道管内へ送り込む際にも、補修弁にカメラを挿入する装置が取り付けられていた。
ところで、消火栓は、地上に設置される場合があり、さらに、消火栓に車などが衝突した際に、水の噴出を防止するために、打倒型の地上式消火栓が設けられる場合がある。
具体的には、図9に示すように、水道管51から一旦水平方向に延出した後、さらに上方へ延出する略L字形の分岐管91が、水道管に接続されている。この分岐管の上端部に円筒状の管93が接続され、この管93に補修弁95が接続されている。
そして、補修弁95の上部にさらに縦管97が接続されて、この縦管97の上端部に打倒型の地上式消火栓99が接続されている。
補修弁95は、地下に配置され、補修弁95を開閉するための操作棒(不図示)は、地上へ導出されており、地上で補修弁95の開閉操作を行うことができる。
また、補修弁95の上部に接続される縦管97の上端部は、地上へ突出している。
消火栓99が接続される縦管97の上端部には、径方向外側へ突出して環状の凸部101が形成されている。また、凸部101の下面は、上方へ行くにしたがって径方向外側へ傾斜する傾斜面101aに形成されている。
消火栓99は、円柱状とされ、その下端部には、径方向外側へ突出して鍔部103が形成されている。消火栓99は、縦管97の上端部に載せ置かれて配置され、消火栓99の鍔部103と、縦管97の凸部101とがクリップ部材105により取り付けられている。
クリップ部材105は、略コ字形状とされ、その中央片の中央部105aの厚みが薄く形成されており、所定以上の負荷が加わると破壊される構成とされている。
消火栓99は、その上端部の軸109を回転操作することで、前記縦管97内に設けられた弁体(不図示)が開閉する構成とされている。
縦管97に取り付けられた消火栓99に車などが衝突した場合、クリップ部材105の中央部105aが折れて破壊することで、消火栓99が縦管97から脱落する。
この際、消火栓99の弁体は縦管97内に残るように構成されており、消火栓99が縦管97から離脱しても水が噴出することはない。また、消火栓99が縦管97から離脱することで、水道管51への衝撃はほとんどなく、水道管51の破損が防止され、水の噴出が防止される。
このような構成の打倒型の地上式消火栓99が接続される縦管97の上端部には、ボルトを通す穴が形成されたフランジが設けられておらず、縦管97に各種装置を取り付けることができなかった。つまり、図8に示すような、ランチャーやキャッチャーを縦管に取り付けることができず、水道管内の清掃や調査を行うことができなかった。
本発明が解決しようとする課題は、打倒型の地上式消火栓が接続される縦管のように、ボルトを通す穴が形成されていない縦管部の上部に、各種装置や補修弁を取り付けることを可能とする補助具を提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、縦管の径方向外側への凸部の下方に設けられるか、または、縦管の上端部を締め付けるように設けられる一対の取付材を備え、前記一対の取付材には、前記縦管に取り付けられる装置または補修弁の貫通穴に対応した位置に貫通穴が形成され、前記取付材の内周側上部が傾斜面に形成されることを特徴とする縦管への装置等取り付け用補助具である。
請求項2に記載の発明は、前記取付材は、略半円弧形状とされ、その両端部には下方への突部が形成されており、一対の取付材は、前記縦管を挟み込むように設けられて、前記各突部同士がボルトにより固定されることを特徴とする請求項1に記載の縦管への装置等取り付け用補助具である。
本発明によれば、打倒型の地上式消火栓が接続される縦管のように、ボルトを通す穴が形成されていない縦管部に、各種装置や補修弁を取り付けることを可能とする補助具を提供できる。
本発明の補助具の一実施例を示す斜視図である。 図1の補助具の分解斜視図である。 図1の補助具が取り付けられた縦管に、ランチャーを取り付けようとしている状態を示す図である。 図1の補助具が取り付けられた縦管に、ランチャーおよびキャッチャーを取り付けた状態を示す概略図である。 図1の補助具が取り付けられた縦管に、カメラ挿入装置を取り付けた状態を示す概略図である。 図1の補助具が取り付けられた縦管に補修弁を取り付け、この補修弁にランチャーおよびキャッチャーを取り付けた状態を示す概略図である。 水道管に消火栓が設けられた状態を示す図である。 図7に示す状態から消火栓が取り外され、補修弁にランチャーおよびキャッチャーが取り付けられた状態を示す図である。 打倒型の地上式消火栓の一例を示す図である。
以下、本発明の補助具の一実施例について図面に基づいて具体的に説明する。
図1および図2は、本発明の補助具の一実施例を示す図であり、図1は斜視図、図2は分解斜視図である。
図1に示すように、本実施例の補助具1は、円環状とされる。また、図2に示すように、補助具1は、分割可能な構成とされており、一対の取付材3,3により構成されている。
各取付材3は、略半円弧形の板状とされる。つまり、各取付材3は、円環状の板材を二つ割りした形状とされる。各取付材3には、上下方向に沿う貫通穴7が、周方向に離隔して2つ形成されている。
各取付材3の両端部には、下方へ直角に矩形板状に延出して突部9が形成されている。つまり、取付材3の両端部は、L字形に形成されて突部9が形成されている。この突部9には、板厚方向(図2において左右方向)に沿って、円形の貫通穴11が形成されている。
各取付材3の内周側の上部は、径方向内側へ行くにしたがって下方へ傾斜する傾斜面15に形成されている。
一対の取付材3,3は、その突部9,9同士がつき合わされるように配置されて、一方の取付材3の突部9の穴11から、他方の取付材3の突部9の穴11に向けてボルト17が差し込まれ、ボルト17にナット19がねじ込まれることで互いに固定されて、円環状の補助具1が構成される。環状に構成される補助具1は、平面視において、周方向等間隔に離隔して4つの貫通穴7が配置される。
このような構成の本実施例の補助具1は、水道管の縦管部に、各種装置を接続するのに用いられる。たとえば、水道管内をピグで清掃する際に使用されるランチャーやキャッチャーを、水道管の縦管に接続するのに用いられたり、水道管内へカメラを送り込むのに使用される挿入装置を水道管の縦管に接続したりするのに用いられる。
以下では、本実施例の補助具1を使用して、ランチャーおよびキャッチャーを水道管の縦管部に接続して管内を清掃する場合について説明する。より具体的には、図9に示されるような打倒型の地上式消火栓99が接続される縦管97に、ランチャーおよびキャッチャーを接続する方法について説明する。
図3は、図9に示す状態から消火栓が取り外された縦管に、補助具が取り付けられた状態を示す斜視図である。図4は、補助具が取り付けられた縦管に、ランチャーおよびキャッチャーを取り付けた状態を示す概略図である。
ピグにより水道管内を清掃する際、まず、水道管51に設けられた開閉弁を閉じて、水道管51の一部を断水(区間断水)してピグの走行経路とする。そして、区間断水した一端部において、縦管97から消火栓99を取り外す。つまり、図9に示す状態において、縦管97から消火栓99を取り外す。この際、補修弁95を閉じておく。
縦管97から消火栓99を取り外した後、縦管97の上端部に補助具1を取り付ける。
具体的には、縦管97を挟み込むように、凸部101の下方位置において、一対の取付材3,3を縦管97の外周部に取り付ける。そして、一方の取付材3の突部9の穴11から、他方の取付材3の突部9の穴11に向けてボルト17を差し込み、ボルト17にナット19をねじ込んで、一対の取付材3,3を縦管97の上端部に取り付ける。縦管97に補助具1を取り付けた状態では、各取付材3の傾斜面15が、縦管97の凸部101の傾斜面101aに当接することで、補助具1の上方への抜けが防止される。縦管97に補助具1を取り付けた状態では、補助具1の4つの貫通穴7が縦管97の凸部101より径方向外側へ配置されている。
ランチャー71は、円筒状のランチャー本体21と、このランチャー本体21の上端部を塞ぐ蓋22とを有する。
ランチャー本体21の下端部は、下方へ行くに従って縮径する円錐状に形成されており、下端部に径方向外側へ拡径してフランジ73が形成されている。このフランジ73には、周方向に等間隔に離隔して、4つの貫通穴74が上下方向に沿って形成されている。
蓋22は、ランチャー本体21の上部開口を塞ぐようにランチャー本体21に載せ置かれて、ランチャー本体にボルトで固定される。蓋22には、送水パイプ24の一端部が接続されている。
縦管97の上部に円環状のパッキン(不図示)が載せ置かれた状態で、縦管97にランチャー71が載せ置かれる。この際、補助具1の貫通穴7と、ランチャー71のフランジ73の貫通穴74とが上下方向に沿うように、ランチャー71を縦管97に載せ置く。そして、ボルト25が、ランチャー71のフランジ73の貫通穴74から補助具1の貫通穴7に通され、ボルト25にナット26がねじ込まれることで、ランチャー71が縦管97に固定される。
このように、同軸線上に配置された補助具1の貫通穴7とランチャー71の貫通穴74にボルト25が通されて、ボルト25にナット26がねじ込まれることで、水道管51の縦管部にランチャー71が取り付けられる。
次に、区間断水した他端部において、縦管97から消火栓99を取り外し、縦管97の上端部に補助具1を取り付けて、縦管97にキャッチャー81を取り付ける。
キャッチャー81は、円筒状のキャッチャー本体27と、このキャッチャー本体27の上端部を塞ぐ蓋28とを有する。キャッチャーの蓋28は、キャッチャー本体27の上部開口を塞ぐ円板状とされ、その中央部には、耐圧ガラス29が固定されて窓が形成されている。
図示例では、キャッチャー本体27は、有底の円筒状とされ、その底壁30の中央部には、軸方向に沿って円形の貫通穴が形成されており、この貫通穴と連通するように、パイプ31が底壁30の中央部に立設されている。本実施例では、パイプ31の軸方向の寸法は、キャッチャー本体27の軸方向の寸法の約半分程度とされる。また、本実施例では、パイプ31の内径は、縦管97の内径に対応している。
このパイプ31の上端部には、複数本の線材32によりピグ収容部33が形成されている。本実施例では、パイプ31の上端部に、線材32の下端部がそれぞれ固定され、上方へ放射状に広がって、各線材32の上端部が、キャッチャー本体27の上端部内周面に固定されてピグ収容部33が形成されている。
また、キャッチャー本体27の下端部には、水平に延出して排水管34が接続されている。さらに、キャッチャー本体27の底壁には、下方へ突出して棒材83が設けられている。本実施例では、キャッチャー本体27の底壁の周方向等間隔4か所に、下方へ突出して棒材83が設けられており、各棒材の下端部外周面にはネジが形成されて、棒材83はネジ棒状とされている。
このような構成のキャッチャー81は、縦管97の上端部に円環状のパッキン(不図示)が載置された状態で、そのキャッチャー本体27の棒材83が、補助具1の貫通穴7に差し込まれて、縦管97に載せ置かれ、棒材83の下端部にナット35がねじ込まれて管に固定される。
このように、離隔して配置された縦管97,97に、それぞれランチャー71およびキャッチャー81を取り付けた後、ランチャー本体21内にピグPを収容して蓋22を閉じる。ピグPは、弾性変形可能なウレタン製の略球状とされる。
ランチャー71にピグPを投入して蓋22を閉じた後、補修弁95を開けて、送水パイプ24からランチャー71内へ水を送り込む。この水圧により、ピグPは、水道管内を移動してキャッチャー81内に収容される。ピグPが水道管51内を移動することで、水道管51の内周面がピグPと当接して、錆こぶなどが取れ、キャッチャー81内へ塵が回収される。
このように、本実施例の補助具1を用いることで、縦管の上端部に、ボルトが通される穴が形成されていない場合でも、ランチャーやキャッチャーを縦管に取り付けることができ、水道管内をピグにより清掃することができる。
次に、水道管内にカメラを送り込むのに使用されるカメラ挿入装置を、縦管97に取り付ける場合について説明する。
図5は、縦管に取り付けられたカメラ挿入装置により、カメラを水道管内へ送り込んでいる状態を示す図である。
挿入装置36は、筒状の支持部材37と、この支持部材37に対して、水密状態で進退可能な挿入部材38と、挿入部材38の下端部に揺動可能に設けられる案内部材39とを備えている。
支持部材37の下端部には、径方向外側へ突出してフランジ40が形成されている。このフランジ40には、周方向に等間隔に離隔して、4つの貫通穴41が形成されている。
図9に示す状態において、縦管97から消火栓99が一旦取り外され、縦管97に補助具1が取り付けられた状態で、縦管97の上端部に円環状のパッキン(不図示)が載せ置かれて、さらに支持部材37が縦管97の上端部に載置される。そして、ボルト42が、支持部材37のフランジ40の貫通穴41から補助具1の穴7に通され、ボルト42にナット43がねじ込まれることで、支持部材37が縦管97に固定される。
支持部材37の上端部中央には、パッキン44が設けられており、挿入部材38は、水密状態を維持して支持部材37に対して上下動可能とされる。また、挿入部材38の上端部には、パッキン45が設けられており、カメラケーブルCCは、パッキン45を介して外部へ導出されており、水密性を維持した状態で、挿入部材38に対して進退可能とされる。カメラケーブルCCは、挿入装置36の外部においてドラムに巻かれており、その端部には、カメラCからの映像を映し出すモニターや録画機器が設けられている。
挿入部材38の下端部にカメラCが配置された状態で、挿入部材38が、支持部材37に対して下方へ押し込まれることで、カメラCが水道管内へ送り込まれる。そして、管底において、案内部材39が展開し、カメラケーブルCCを送り込むことで、カメラCが管路に沿って移動し、管内を撮影することができる。
このように、本実施例の補助具1を用いることで、ボルトが通される穴が形成されていない凸部(フランジを含む)を有する管や、凸部を有していない管に、各種装置を接続することができる。
図6は、本実施例の補助具が取り付けられた縦管に補修弁を取り付け、この補修弁にランチャーおよびキャッチャーを取り付けた状態を示す概略図である。
ところで、上記実施例では、補助具1を用いて縦管に各種装置を直接接続したが、補助具1を用いて縦管に補修弁を取り付け、この補修弁に各種装置を接続するようにしてもよい。つまり、縦管に補修弁を介して各種装置を取り付けるようにしてもよい。
具体的には、図6に示すように、補助具1を取り付けた縦管97に、補修弁55を載せ置く。図6における補修弁は、図7や図8と同様、ボール式補修弁とされ、弁箱46内に回転可能に球状の弁体47が収容されている。弁体47には、直径方向に貫通穴47aが形成されており、レバーLの操作により弁体47の貫通穴47aの向きを変更することで、補修弁の開閉が可能とされる。
補修弁55を縦管97に載せ置いた状態で、補修弁55の下側のフランジ59の貫通穴60から補助具1の穴7にボルト49を差し込み、ボルト49にナット50をねじ込んで、補修弁55を縦管97に固定する。
そして、この補修弁55にランチャー71またはキャッチャー81を載せ置いて、ランチャー71のフランジ73と補修弁55の上側のフランジ58とをボルト75とナット77により固定し、キャッチャー81の棒材83を補修弁55の上側のフランジ58の貫通穴68に通してナット85を棒材83にねじ込んで固定する。
このように、縦管97に補修弁55を介してランチャー71またはキャッチャー81を取り付けた状態で、上記と同様にピグにより管内を清掃することができる。
また、縦管に補助具を用いて補修弁を取り付け、この補修弁に上記と同様にカメラ調査装置を取り付けてもよい。
本発明の補助具は、上記実施例の構成に限らず、適宜変更可能である。
たとえば、上記実施例では、補助具1は、分離した一対の取付材3,3により構成とされたが、各取付材3の一端部同士がヒンジ構造などで開閉可能に連結された構成としてもよい。
また、各取付材3に設けられる貫通穴7の個数や位置は適宜変更可能であり、縦管に取り付けられる装置や補修弁に対応させればよい。
また、上記実施例では、補助具1は、縦管97の凸部101の傾斜面101aに当接するようにして上方への抜けを防止したが、縦管97に一対の取付材3,3を取り付けた状態で、取付材3,3同士を締め付けることで、縦管97に対して抜けないようにしてもよい。この際、各取付材3,3の周方向の長さを若干短くしておけばよい。
また、上記実施例では、一対の取付材3,3は、ボルト17とナット19により突部9,9同士を固定して一体化させたが、一対の取付材3,3の内、一方の取付材3の突部9の穴11をネジ穴とし、他方の取付材3の突部9の穴11からボルトをねじ込んで固定するようにしてもよい。さらに、取付材3の貫通穴7をネジ穴として、装置側から差し込まれるボルトを、ねじ込むようにしてもよい。
また、上記実施例では、ピグによる清掃の際に使用されるランチャーやキャッチャー、および管内へカメラを送り込むための装置を縦管に取り付けたが、他の装置を縦管に取り付けるのに補助具1を用いても構わない。たとえば、流量を測定するための流量計を管内へ送り込むための装置や、水質調査をするための装置などを補助具を介して縦管に取り付けるようにしてもよい。すなわち、装置側のフランジを補助具と固定できれば、装置の種類は特に問わない。
また、上記実施例では、水道管の縦管に各種装置を取り付ける場合について説明したが、ガス管などの各種管でも同様に使用可能である。
1 補助具
3 取付材
55 補修弁
97 縦管
99 消火栓

Claims (2)

  1. 縦管の径方向外側への凸部の下方に設けられるか、または、縦管の上端部を締め付けるように設けられる一対の取付材を備え、
    前記一対の取付材には、前記縦管に取り付けられる装置または補修弁の貫通穴に対応した位置に貫通穴が形成され
    前記取付材の内周側上部が傾斜面に形成される
    ことを特徴とする縦管への装置等取り付け用補助具。
  2. 前記取付材は、略半円弧形状とされ、その両端部には下方への突部が形成されており、
    一対の取付材は、前記縦管を挟み込むように設けられて、前記各突部同士がボルトにより固定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の縦管への装置等取り付け用補助具。
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