JP6271570B2 - モバイルデバイスに代わって特定の環境に関する環境および基準データ報告を生成するための技法 - Google Patents

モバイルデバイスに代わって特定の環境に関する環境および基準データ報告を生成するための技法 Download PDF

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Description

関連出願
本願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれている、2012年11月12日に出願した、「METHOD AND/OR SYSTEM FOR ASSISTED ALTITUDE DETERMINATION」に関する米国仮出願第61/725,423号、および2013年3月12日に出願した、「TECHNIQUES FOR GENERATING ENVIRONMEWNT AND REFERENCE DATA REPORTS FOR PARTICULAR ENVIRONMENTS ON BEHLF OF MOBILE DEVICES」に関する米国特許出願第13/797,837号に対する優先権を主張するPCT出願である。
[0001]本明細書で開示される主題は、固定およびモバイル電子デバイスに関し、より詳細には、基準データ報告を生成するための1つもしくは複数の固定電子デバイスおよび/または特定の環境に対応する環境報告を生成するための1つもしくは複数のモバイル電子デバイスによって使用するための方法、装置、ならびに製造物品に関する。
[0002]モバイルデバイスによるそれの現在の海抜高度または何らかの他の知られている基準を超えるか、もしくはそれに満たない高度(絶対高度)の正確かつ信頼性が高い判断は、時として、ある種のサービスおよびアプリケーションにとって有用であり得るか、または必要ですらあり得る。たとえば、その情報は、今しがた緊急呼び出しをかけたユーザがその階を知らないか、あるいは(たとえば、言語、もしくは言語障害、または不良な呼接続により)この情報を緊急サービス応答者に伝えることができないかのいずれかであるとき、そのユーザが高層ビルのどの階にいるかを判断するために使用され得る。いくつかの例を挙げれば、アシスト型全地球航法衛星システム(A−GNSS:Assisted-Global Satellite Navigation System)、観測到着時間差(OTDOA:Observed Time Difference of Arrival)、アドバンストフォワードリンク三辺測量(AFLT:Advanced Forward Link Trilateration)、拡張セルID(E−CID:Enhanced Cell ID)などの既存の標準測位方法を使用するモバイルワイヤレスデバイスに関する正確な絶対高度の判断は、これらの測位技術の固有の限界と、関連無線信号の受信および正確な測定に対する障害とにより、常に可能であるとは限らない可能性がある。たとえば、空の衛星の位置(position)と、近くの建造物、木々および丘などからのスカイカバー(sky cover)の量とに応じて、アシスト型GNSSに関する高度分解能(altitude resolution)は、屋外環境で数百フィートの範囲内だけで可能であり得、建造物の内部ではまったく不可能であり得る。地形図または(任意の知られている水平ロケーションに関して知られている地表レベルを提供し得る)等高線図(contour map)と組み合わされたOTDOA、AFLT、E−CIDなど、他の方法は、建造物内の知られていない高さにより、信頼できない場合がある。
[0003]モバイルデバイス内の気圧センサーは、これらの欠点を克服するために使用され得る。モバイルデバイス内の気圧センサーは、モバイルデバイスのロケーション(location)における大気圧を測定する。これらの圧力測定は、次いで、(i)海水位(もしくは、何らかの他の明確に定義された基準レベル)での現在の大気圧の知識を前提とした、モバイルデバイスの絶対高度、または(ii)モバイルデバイスの、局所地表レベルを超える相対高度(もしくは、局所地表レベルに満たない深度)のいずれかを計算するために、(アシスト型GNSSなど、他の測位技術と組み合わせて、もしくは単独でのいずれかで)モバイルデバイスによって使用され得る。温度計、光センサー、または湿度計など、モバイルデバイス内の他のセンサーは、局所環境に関する他のデータを取得して、モバイルデバイスが屋外にあるか、または屋内にあるかを判断するため、あるいはその判断を支援するために使用され得、それはモバイルデバイスの絶対高度もしくは相対高度の計算をさらに支援し得る。
[0004]いくつかの態様によれば、モバイルデバイスにおいて実装され得る、モバイルデバイスの高度を判断するための方法が提供される。方法は、モバイルデバイスに供給された環境センサーを介して取得された第1の測定値とモバイルデバイスのロケーションとを示す環境報告(an environment report)を生成することと、遠隔デバイスに環境報告を送信することと、異なる時点で、遠隔デバイスから基準データ報告(a reference data report)を受信することと、環境センサーを使用して、第2の測定値を取得することと、基準データ報告と第2の測定値とに少なくとも一部基づいて、モバイルデバイスに関する高度および/またはモバイルデバイスに関する較正パラメータ(a calibration parameter)のうちの少なくとも1つを判断することとを備え得る。
[0005]いくつかの態様によれば、モバイルデバイスの高度を判断するための装置は、モバイルデバイスに供給された環境センサーを介して取得された第1の測定値とモバイルデバイスのロケーションとを示す環境報告を生成するための手段と、遠隔デバイスに環境報告を送信するための手段と、異なる時点で、遠隔デバイスから基準データ報告を受信するための手段と、環境センサーを使用して、第2の測定値を取得するための手段と、基準データ報告と第2の測定値とに少なくとも一部基づいて、モバイルデバイスに関する高度および/またはモバイルデバイスに関する較正パラメータのうちの少なくとも1つを判断するための手段とを備え得る。
[0006]いくつかの態様によれば、モバイルデバイスは、環境センサーと、ネットワークインターフェースユニットと、環境センサーを介して取得された第1の測定値とモバイルデバイスのロケーションとを示す環境報告を生成して、ネットワークインターフェースユニットを介して遠隔デバイスに対する環境報告の送信を開始し、異なる時点で、ネットワークインターフェースユニットを介して遠隔デバイスから基準データ報告を受信し、環境センサーを介して第2の測定値を取得し、基準データ報告と第2の測定値とに少なくとも一部基づいて、モバイルデバイスに関する高度および/またはモバイルデバイスに関する較正パラメータのうちの少なくとも1つを判断するための処理ユニットとを備え得る。
[0007]いくつかの態様によれば、モバイルデバイスに供給された環境センサーを介して取得された第1の測定値とモバイルデバイスのロケーションとを示す環境報告を生成し、遠隔デバイスに対する環境報告の送信を開始し、異なる時点で、遠隔デバイスから基準データ報告を受信し、環境センサーを使用して、第2の測定値を取得し、基準データ報告と第2の測定値とに少なくとも一部基づいて、モバイルデバイスに関する高度および/またはモバイルデバイスに関する較正パラメータのうちの1つを判断するために、モバイルデバイスの処理ユニットによって実行可能なコンピュータ実装可能命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体を備える製造物品が提供され得る。
[0008]いくつかの態様によれば、電子デバイスにおいて実装するための方法が提供され得る。方法は、モバイルデバイスから環境報告を受信することと、環境報告は、モバイルデバイスに供給された環境センサーを介して取得された測定値とモバイルデバイスのロケーションとを示し、環境報告に少なくとも一部基づいて、基準データ報告を生成することと、基準データ報告は、モバイルデバイスのロケーションに対応する特定の環境の基準高度(a reference altitude)に対応する基準大気圧(a reference atmospheric pressure)を示し、モバイルデバイスに基準データ報告を送信することとを備え得る。
[0009]いくつかの態様によれば、装置は、モバイルデバイスから環境報告を受信するための手段と、環境報告は、モバイルデバイスに供給された環境センサーを介して取得された測定値とモバイルデバイスのロケーションとを示し、環境報告に少なくとも一部基づいて、基準データ報告を生成するための手段と、基準データ報告は、モバイルデバイスのロケーションに対応する特定の環境の基準高度に対応する基準大気圧を示し、モバイルデバイスに基準データ報告を送信するための手段とを備え得る。
[0010]いくつかの態様によれば、デバイスは、ネットワークインターフェースユニットと、ネットワークインターフェースユニットを介してモバイルデバイスから環境報告を受信することと、環境報告は、モバイルデバイスに供給された環境センサーを介して取得された測定値とモバイルデバイスのロケーションとを示し、環境報告に少なくとも一部基づいて、基準データ報告を生成することと、基準データ報告は、モバイルデバイスのロケーションに対応する特定の環境の基準高度に対応する基準大気圧を示し、ネットワークインターフェースユニットを介したモバイルデバイスに対する基準データ報告の送信を開始することとを行うための処理ユニットとを備え得る。
[0011]いくつかの態様によれば、製造物品は、モバイルデバイスから環境報告を受信することと、環境報告は、モバイルデバイスに供給された環境センサーを介して取得された測定値とモバイルデバイスのロケーションとを示し、環境報告に少なくとも一部基づいて、基準データ報告を生成することと、基準データ報告は、モバイルデバイスのロケーションに対応する特定の環境の基準高度に対応する基準大気圧を示し、モバイルデバイスに対する基準データ報告の送信を開始することとを行うための、電子デバイスの処理ユニットによって実行可能なコンピュータ実装可能命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体を備え得る。
[0012]別段の規定がない限り、様々な図の全体を通して、同様の参照番号は同様の部分を指す以下の図を参照しながら非限定的で非網羅的な態様について説明する。
[0013]例示的な実装形態による、基準データ報告を生成するための電子デバイスを含む固定およびモバイル電子デバイスと、特定の環境に対応する環境報告を生成するためのモバイルデバイスとを表す構成(an arrangement)を示す概略ブロック図。 [0014]例示的な実装形態による、電子デバイスによって生成された基準データ報告を取得して、特定の環境に対応する環境報告を生成するために、モバイルデバイス内で実装され得るある例示的なプロセスを示すフロー図。 例示的な実装形態による、電子デバイスによって生成された基準データ報告を取得して、特定の環境に対応する環境報告を生成するために、モバイルデバイス内で実装され得るある例示的なプロセスを示すフロー図。 例示的な実装形態による、電子デバイスによって生成された基準データ報告を取得して、特定の環境に対応する環境報告を生成するために、モバイルデバイス内で実装され得るある例示的なプロセスを示すフロー図。 [0015]例示的な実装形態による、基準データ報告を生成して、1つまたは複数のモバイルデバイスから特定の環境に対応する環境報告を取得するために、電子デバイス内で実装され得るある例示的なプロセスを示すフロー図。 例示的な実装形態による、基準データ報告を生成して、1つまたは複数のモバイルデバイスから特定の環境に対応する環境報告を取得するために、電子デバイス内で実装され得るある例示的なプロセスを示すフロー図。 例示的な実装形態による、電子デバイスによって生成された基準データ報告を取得して、特定の環境に対応する環境報告を生成するために、モバイルデバイス内で実装され得るある例示的なプロセスを示すフロー図。 例示的な実装形態による、基準データ報告を生成して、1つまたは複数のモバイルデバイスから特定の環境に対応する環境報告を取得するために、電子デバイス内で実装され得るある例示的なプロセスを示すフロー図。 [0016]例示的な実装形態による、基準データ報告を生成して、1つまたは複数のモバイルデバイスから特定の環境に対応する環境報告を取得するための例示的な電子デバイスのいくつかの特徴を示す概略図。 [0017]例示的な実装形態による、電子デバイスによって生成された基準データ報告を取得して、特定の環境に対応する環境報告を生成するための例示的なモバイルデバイスのいくつかの特徴を示す概略図。
[0018]以下の説明は、基準データ報告の受信および使用、ならびにモバイルデバイスによる環境報告の生成に言及するが、固定電子デバイスおよびノマディック電子デバイス(nomadic electronic devices)(たとえば、WiFi(登録商標)アクセスポイント、基地局、パーソナルコンピュータ)は、これらの報告を、モバイルデバイスに関して本明細書で説明されるのと類似のまたは同じ方法で、同じくらい容易に受信および生成することができることを諒解されたい。
[0019]電子デバイス、遠隔電子デバイス、遠隔デバイス、およびサーバという用語は、本明細書で交換可能に使用され、概して、固定デバイスまたはコンピューティングプラットフォームおよび/もしくは通信プラットフォームなどのエンティティを指す。モバイルデバイスおよびモバイルワイヤレスデバイスという用語は、本明細書で交換可能に使用され、概して、ワイヤレス通信に関与することができ、かつ異なるロケーション間を移動することができる端末または他のデバイスを指す。ロケーション、ロケーション推定、位置、および位置推定という用語は、本明細書で交換可能に使用され、概して、(i)座標(たとえば、緯度および経度、ならびに、場合によっては、高度)によって表されることが可能な、地球の表面上またはそれより上もしくは下の点または(住所もしくはよく知られている名前など)都市の記述名、あるいは(ii)何らかの、知られているか、または仮定された確率で関心のエンティティ(an entity of interest)(たとえば、モバイルデバイス)が配置された、地球の表面上またはそれより上もしくは下の小さな領域または量(volume)のいずれかであり得る地理的ロケーションを指す。本明細書では、環境報告および環境報告という用語は互換的に使用される。
[0020]A−GNSS、OTDOA、AFLT、およびE−CIDなど、モバイルワイヤレスデバイスに関する既存の標準測位方法は、概して、ロケーションサーバをそれのロケーションが必要とされるモバイルデバイスに結合することによって動作する。ロケーションサーバは、その場合、GNSS衛星(たとえば、米国のGlobal Positioning System(GPS)、欧州のGalileoシステム、もしくはロシアのGLONASSシステム用の衛星)および/またはネットワーク基地局、ならびにアクセスポイントなどのソースからの無線信号の適切な測定を行うようにモバイルデバイスに指示し、かつモバイルデバイスがそれを行うことを可能にするために支援データをモバイルデバイスに提供することができる。モバイルデバイスは、その後、ロケーション推定の算出のために、それらの測定値をロケーションサーバに戻すことができるか、またはモバイルデバイスは、場合によっては、ロケーションサーバからのそれ以上の支援データの助けにより、独自でロケーション推定を算出することができる。ロケーションサーバは、一般に、モバイルデバイス用の何らかのサービングワイヤレスネットワークもしくはホームワイヤレスネットワークの一部であるか、またはそれらのネットワークから到達可能である。ロケーションサーバの一例は、オープンモバイルアライアンス(OMA:Open Mobile Alliance)によってセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL:Secure User Plane Location)ロケーション解決策に関して定義されているSUPLロケーションプラットフォーム(SLP:Location Platform)である。別の例は、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)無線技術を使用してネットワークにアクセスしているモバイルデバイスの位置を特定すること(locating)に関する第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)として知られている組織によって定義されている拡張サービングモバイルロケーションセンタ(E−SMLC:Enhanced Serving Mobile Location Center)である。これらのロケーションサーバおよび他のサーバの場合、モバイルデバイスの測位は、まず、ロケーションサーバとモバイルデバイスとの間の測位セッションを確立して、ロケーションサーバからモバイルデバイスに支援データを伝えて、モバイルデバイスからロケーションサーバに測定値またはロケーション推定を伝えるために、測位プロトコルを使用することによって、行われ得る。LTE無線アクセスに適用可能な測位プロトコルの例は、3GPPによって公に利用可能な文書で定義されたLTE測位プロトコル(LPP:LTE Positioning Protocol)である。LTE技術と他の無線技術の両方に適用可能な測位プロトコルの例は、OMAからの公に利用可能な文書で定義されたLPP拡張(LPPe:LPP Extension)プロトコルである。LPPeは、LPPeメッセージが、通常、LPP/LPPeメッセージと呼ばれる、組み合わされたメッセージと、LPP/LPPeと呼ばれる、組み合わされたプロトコルとを用いて、LPPメッセージ内に通常埋め込まれるように、LPPと連携して動作すると定義される。
[0021]ある程度まで、既存の標準測位プロトコルは、モバイルデバイスの高度の判断を支援するのを助けるために使用され得る、ロケーションサーバからモバイルデバイスへの大気圧支援データの伝達を可能にする。具体的には、LPPeは、A−GNSSプロセスの一環として、モバイルデバイスに送信された支援データ内で大気圧データを提供することが可能であり、A−GNSSは、モバイルデバイスのための意図された位置方法(position method)である。LLPeの場合、そのようなA−GNSS大気圧データは、概して、たとえば、GNSS衛星信号によって遭遇される対流圏遅延(a tropospheric delay)を計算するために、大気(たとえば、対流圏)遅延モデルに関する入力として使用される。
[0022]よく知られているように、ある種の大気圧データはまた、たとえば、基準高度に対応する基準大気圧をモバイルデバイスに供給された気圧センサーによって取得された局所大気圧(a local atmospheric pressure)と比較することによって、高度判断のために使用されることも可能である。
[0023]上記で説明されたように、そのようなA−GNSS大気圧を取得するために、モバイルデバイスは、A−GNSSプロセスに参加するか、またはA−GNSSプロセスに参加するように少なくとも構成される必要があり得る。残念ながら、一部のモバイルデバイスには、任意の衛星測位システム(SPS)能力が供給されていない場合があり、かつ/またはそのようなA−GNSSプロセスに参加することができるとは限らない場合がある。たとえば、いくつかのモバイルデバイスは、たとえば、いくつかの例を挙げれば、専用位置ビーコン送信デバイス(dedicated position Beacon transmitting devices)、セルラー基地局、(たとえば、WLANアクセスポイントなど)ワイヤレスネットワークサービスアクセスデバイスなど、地上ベースの送信デバイスから取得されたワイヤレス信号に基づくOTDOA位置方法、AFLT位置方法、およびE−CID位置方法に関して定義されるもののような、ある種の測位機能を実行するように構成され得る。別の例として、いくつかのモバイルデバイスは、ロケーションサーバからの支援なしに独立モードで、たとえば、GPS衛星、Galileo衛星、Glonass衛星など、宇宙船(SV)から取得されたSPS信号に基づいて、測位機能を実行するように構成され得る。したがって、一部のモバイルデバイスは、そのようなA−GNSS関係の大気圧データを取得することができない場合がある。
[0024]いくつかの事例では、(たとえば、LPPeを使用して)A−GNSSプロセスに参加して、そのようなA−GNSS大気圧データを取得することができるモバイルデバイスは、たとえば、基準高度を参照して(with reference to)、それの高度を成功裏に判断するために、比較的短い時間内にそのようなA−GNSS大気圧データを使用することができる場合がある。残念ながら、大部分のロケーションにおいて大気圧は経時的に変化する傾向があるため、その間に、そのような取得されたA−GNSS大気圧データがモバイルデバイスに有用であると判明しうる、時間の限定されたウィンドウが存在する可能性があることになる。したがって、モバイルデバイスは、更新されたA−GNSS大気圧データをロケーションサーバ(たとえば、SLPまたはE−SMLC)から時々、かつ/または、場合によっては、かなり定期的に取得することが必要な場合がある。残念ながら、そのようなデータダウンロード活動は、多くの場合、限定された処理リソース、メモリリソース、通信リソース、および/または利用可能な電力リソースに影響を及ぼす可能性がある。
[0025]本明細書のいくつかの態様によれば、モバイルデバイスがロケーションサーバなどの(遠隔)電子デバイスから特定の環境に対応する基準データ報告を取得するのを可能にするための様々な方法、装置、および/または製造物品で実装され得る様々な技法が提供される。本明細書で極めて詳細に説明するように、いくつかの事例では、そのような基準データ報告は、そのような基準データ報告の要求に応答して、電子デバイス(たとえば、ロケーションサーバ)によってモバイルデバイスに提供され得る。いくつかの事例では、そのような基準データ報告は、1つまたは複数のクラウドソーシング機能(crowd-sourcing function)の結果として、1つまたは複数の電子デバイスによって1つまたは複数のモバイルデバイスに提供され得る。したがって、ある例示的な実装形態では、基準データ報告は、モバイルデバイスがA−GNSSプロセスに参加することが可能であるか否か、またはSPS測位機能をサポートすることが可能であるか否かにかかわらず、モバイルデバイスに提供され得る。
[0026]さらに、いくつかの例示的な実装形態では、そのような基準データ報告は、(たとえば、屋内環境または屋外環境であり得る)特定の環境に対応する基準大気圧と、場合によっては、その特定の環境に関して、かつ/または、場合によっては、局所的な大気圧の潜在的な変化を配慮すらして、拡張された時間期間に関して、そのような基準大気圧をより良好に適用するためにモバイルデバイスによって考慮され得る追加の情報と、を備え得る。たとえば、本明細書で極めて詳細に説明されるように、いくつかの実装形態では、基準データ報告は、特定の環境に対応する基準高度に関する基準大気圧に対応する、圧力有効領域(a pressure validity area)(たとえば、空間の有界領域(a bounded region of space)、特定の屋内環境)、圧力有効期間(a pressure validity period)(たとえば、時間期間)、基準圧力比(a reference pressure rate)(たとえば、予想される経時変化率(an expected rate of change over time))、方向性圧力勾配(a directional pressure gradient)(たとえば、北向き勾配(a northward gradient)、東向き勾配(an eastward gradient))など、またはそれらの何らかの組合せを示すことができる。いくつかの例示的な実装形態では、たとえば、前述のように、A−GNSSプロセスをサポートするためにすでに使用されている可能性があるような、1つまたは複数の測位プロトコルは、少なくとも一部、本明細書の例の多くで提示されるような基準データ報告に対応する(accommodate)ように、かつ/あるいはそのような基準データ報告をサポートするようにさらに適合され得る。
[0027]さらに依然として、本明細書のさらに他の態様によれば、基準データ報告によって示される情報のすべてまたは一部は、(特定の環境または環境の特定のセットに対応する)1つもしくは複数の環境報告および/あるいは1つもしくは複数のモバイルデバイスから取得された気象関連報告に少なくとも一部基づき得る。いくつかの例示的な実装形態では、基準データ報告によって示される情報のすべてまたは一部は、特定の環境に対応する、1つまたは複数のモデルから少なくとも一部取得され得る。たとえば、いくつかの実装形態では、基準データ報告によって示されるいくつかの情報は、1つもしくは複数の大気圧モデル、たとえば、(たとえば、気圧(barometric pressure)、温度、湿度、他の気象現象に関する)屋外環境関連の天候予測/報告モデルから、および/または、場合によっては、(たとえば、黒点の監視/予測、磁場変動に関する)他の環境現象関連モデルから、少なくとも一部、取得され得る。たとえば、いくつかの実装形態では、基準データ報告によって示されるいくつかの情報は、1つもしくは複数の屋内環境に対応し得る、たとえば、場合によっては、何らかの、知られているか、もしくは予想される構造、対象物、ならびに/あるいはモバイルデバイスに利用可能な環境センサーによって検出および/または測定され得る1つもしくは複数の環境現象に時々影響を及ぼし得る他の類似の特徴、に対応する、1つもしくは複数の他のタイプのモデルなどから、少なくとも一部、取得され得る。
[0028]さらに、本明細書のいくつかの例で示されるように、いくつかの事例では、基準データ報告によって示される情報は、たとえば、1つもしくは複数のモバイルデバイスによって生成されるような、特定の環境に対応する、1つもしくは複数の環境関連または気象関連の報告に少なくとも一部基づいている可能性がある。本明細書でより詳細に説明されるように、いくつかの事例では、複数の環境報告は、クラウドソーシング機能の一部として請求および/または取得されることが可能であり、基準データ報告を生成するために少なくとも一部使用され得る、1つもしくは複数のモデルは、環境報告のうちの1つもしく複数から取得または導出される情報に少なくとも一部基づいて影響を受ける可能性がある。したがって、いくつかの事例では、そのような環境報告は、1つまたは複数のモバイルデバイスによって経験されるような、特定の環境に関するフィードバックの可能性をもたらし、そのようなフィードバックは、後続の基準データ報告を生成するときに考慮され得る。したがって、いくつかの事例では、基準データ報告内に示される基準大気圧および/または他の類似の情報は、1つもしくは複数の環境報告を介して取得された情報に少なくとも一部基づき得る。
[0029]たとえば、特定の屋内領域(たとえば、多層建造物)に関する基準大気圧は、1つもしくは複数のモバイルデバイスから受信された1つもしくは複数の環境報告によって示されるような、1つもしくは複数の局所大気圧および/または局所大気圧履歴に少なくとも一部基づいて判断され得る。実際、いくつかの事例では、屋外気圧と屋内気圧との間に若干の差が存在する場合があり、したがって、屋内環境に関して適切な基準大気圧を取得すること、および/あるいは、たとえば、特に、建造物内でそれの高度および垂直位置を推定するとき、そのような差を配慮することができることは、モバイルデバイスにとって有益であり得る。したがって、いくつかの例示的な実装形態では、モバイルデバイスの現在の高度を判断し、したがって、場合によっては、モバイルデバイスが現在配置されている可能性がある多層建造物の特定の階を識別するために、屋内領域内で使用するのに適した基準大気圧および基準高度を(たとえば、モバイルデバイス内の測位機能によって)示すことが可能な基準データ報告が(屋内領域に入る可能性があるか、および/またはそのような屋内領域にあり得る)モバイルデバイスに提供されることが可能であり得る。
[0030]したがって、いくつかの例示的な実装形態では、モバイルデバイスからの環境報告は、特定の環境内の種々の異なる検出可能な、測定可能な、および/あるいは、場合によっては、観測可能な現象を示すことが可能である。実際、本明細書でより詳細に説明されるように、環境センサーベースの測定などに加えて、いくつかの例示的な実装形態では、モバイルデバイスからの環境報告は、さらに、かつ/または代替で、1つもしくは複数のユーザ供給観測(user-supplied observations)に少なくとも一部基づく情報を示すことが可能である。たとえば、いくつかの事例では、(場合によっては、クラウドソーシング機能の一部として)、1人もしくは複数のユーザは、いくつかの例を挙げれば、それらの特定の環境が屋内環境であるか、もしくは屋外環境であるか、それらのユーザが現在どの階/レベルにいる可能性があるか、どの程度の雪が降ったか、もしくはどの程度の大きさの雹に見舞われているかを推定するために、道路が氷で覆われているように見えるか否かまたは乾燥しているように見えるか否か、あるいは、場合によっては、何らかの竜巻もしくは漏斗雲が存在するかどうか、を示すように催促され得る。
[0031]したがって、いくつかの実装形態では、クラウドソーシング機能などは、基準データ報告内の情報を精緻化すること、および/あるいは、特定の環境に対応しその基準データ報告に関する1つまたは複数のモデルに影響を及ぼすこと、を支援することができる。同様に、いくつかの実装形態では、クラウドソーシング機能などは、特定の環境に対応する様々な形の情報を、モバイルデバイスを介して収集するのを支援することができる。いくつかの例示的な実装形態では、クラウドソーシング機能などは、複数のモバイルデバイスが、特定の環境内のある種の現象について報告する気象報告局などの分散された/選択可能なセットとして少なくとも一部サービスするのを可能にし得る。
[0032]この序論を念頭に置いて、次に、特定の環境108の少なくとも一部に対応する環境報告106を生成することができる装置104を有する、少なくとも1つのモバイルデバイス102を備える例示的な構成100を示す概略ブロック図である図1に注目する。本明細書でより詳細に説明されるように、構成100は、その各々が特定の環境108の少なくとも一部に対応する環境報告を生成するための能力を有し得る複数のモバイルデバイス103を備えることが可能である。いくつかの実装形態では、モバイルデバイス103のうちのいくつかは、モバイルデバイス102が環境108内に存在するのと同時に、他の環境に存在し得る(たとえば、モバイルデバイス102のロケーション以外のロケーションに存在し得る)。いくつかの実装形態では、モバイルデバイス102は、一時的な時間期間(たとえば、数秒、数分、または数時間)の間、環境108に存在する場合があり、他の時点で、他の環境に移動し得る(たとえば、他のロケーションに移動し得る)。いくつかの実装形態では、モバイルデバイス102は、(たとえば、モバイルデバイス102が周期的にまたは断続的に特定のロケーションに戻る場合)周期的にまたは断続的に環境108に存在し得る。
[0033]本明細書で提示される、特定の環境108は、たとえば、屋内環境の少なくとも一部および/または屋外環境の少なくとも一部を表し得る。本明細書で使用される、屋内環境は、特に、屋外環境と比較して、ある種のワイヤレス信号の見通し線受信および/または送信(line-of-sight reception and/or transmission)を時々妨げる可能性がある、1つもしくは複数の人工構造物ならびに/あるいは自然発生的な対象物によって少なくとも一部本質的に境界された(bounded)、空間の限定領域を備え得る。いくつかの事例では、たとえば、屋内環境のすべてまたは一部は、1人もしくは複数の人物を自然発生的な気象現象、たとえば、風、雨、雪、日光などから時々少なくとも一部保護し得る、空間の領域を形成する1つもしくは複数の人工構造物および/または自然発生的な対象物の固定された構成を備え得る。したがって、いくつかの事例では、屋内環境は、いくつかの例を挙げれば、たとえば、1つもしくは複数の建造物、完全にもしくは一部覆われた駐車場、完全にもしくは一部覆われたスタジアム、完全にもしくは一部覆われた歩道、樹木園、温室、トンネル、洞窟、ある種の自然発生的な渓谷または人工的な「都市の谷間」など、あるいはそれらの何らかの組合せなど、1つもしくは複数の構造物のすべてまたは一部を備え得る。いくつかの実装形態では、環境108は、それを通して条件(たとえば、温度、照明、湿度、気圧)が制約されるか、またはほぼ制約される、空間の領域に限定され得る。そのような環境の例としては、建造物内の部屋、建造物の階、建造物内の階段の吹き抜けの一部、建造物内の廊下もしくは廊下の一部、閉鎖型競技場(an enclosed amphitheater)もしくは閉鎖型競技場の一部、空港ターミナルのゲート領域または一部、列車サブシステムのプラットフォームなどがある。
[0034]反対に、本明細書で使用される、屋外環境は、屋内環境と見なされ得ない、空間の任意の領域を備え得る。したがって、屋外環境は、ある種のワイヤレス信号の見通し線受信および/もしく送信を実質的に妨げる可能性がある、近接する人工構造物ならびに/または自然発生的な対象物を、あるとしてもごく少数、有してよく、あるいは有さなくてもよい。したがって、いくつかの事例では、屋外環境は、いくつかの例を挙げれば、1つもしくは複数の建造物、駐車場、屋外の公園もしくフィールド、ある種の通りもしくは自動車道路など、あるいは、それらの何らかの組合せに隣接する、空間の領域のすべてまたは一部を備え得る。
[0035]特定の環境108が屋内環境および/または屋外環境を備えるかどうかにかかわらず、モバイルデバイス102は、特定の環境108の少なくとも一部の中で移動すること、ならびに/あるいはナビゲートすること、ならびに/あるいは移動されていることが可能な人物(および/または、何らかの対象物に取り付けられた機械)によって携行され得る任意の電子デバイスを表すことが意図される。したがって、例として、モバイルデバイス102は、たとえば、セルラー電話、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ナビゲーションデバイスおよび/もしくは追跡デバイス、着用可能コンピュータ、取り付けられた追跡デバイスなど、またはそれらの何らかの組合せなど、携帯用の通信デバイスならびに/あるいはコンピューティングデバイスを表す場合がある。
[0036]本明細書でより詳細に説明されるように、装置104は、モバイルデバイス102に供給された、1つまたは複数の環境センサー(図示せず)からの1つもしくは複数の測定値に少なくとも一部基づいて、環境報告106を生成することができる。たとえば、いくつかの事例では、環境報告106は、気圧計、温度計、湿度計、磁力計、放射計、粒子検出器、光検出器などから取得される特定の環境108に対応する現在のおよび/または記憶された履歴測定値に少なくとも一部基づき得る。いくつかの事例では、環境報告106は、特定の環境108に対応する、1つまたは複数のユーザ供給観測値に少なくとも一部基づき得る。実際には、いくつかの事例では、環境報告は、ある種の基準データ報告内で示されることが可能な(たとえば、例示的な基準大気圧以外の)1つまたは複数の基準現象値に少なくとも一部基づき得る。
[0037]いくつかの例示的な実装形態では、環境報告106は、局所大気圧および/または大気圧履歴(たとえば、ヘクトパスカル(hPa)で測定された気圧など)、局所大気温度および/または大気温度履歴(たとえば、摂氏で測定された周囲温度(ambient temperature)など)、局所大気湿度および/または湿度履歴を示すことが可能である。
[0038]いくつかの例示的な実装形態では、環境報告106は、モバイルデバイス102の現在の水平位置ならびに/または水平位置履歴(たとえば、緯度座標および経度座標など)、モバイルデバイス102の移動ならびに/または移動履歴(たとえば、測位機能および/もしくは他の類似の能力に対応する、水平位置、速さ、速度、軌道、方向などの相対的変化)、ならびに/またはモバイルデバイス102の高度ならびに/または高度履歴(たとえば、海水位などの基準点からの垂直距離など)を示すことが可能である。
[0039]いくつかの例示的な実装形態では、環境報告106は、環境報告106を生成するために使用される、1つもしくは複数のセンサーベースの測定に適用されている可能性があるか、または適用可能であり得る、1つもしくは複数の較正パラメータを示すことが可能である。ここで、そのような較正パラメータのうちの1つまたは複数は、電子デバイス110から取得された基準データ報告114内の情報に少なくとも一部基づいて判断され得る。
[0040]いくつかの例示的な実装形態では、環境報告106は、モバイルデバイス102が屋内環境内もしくは屋外環境内に配置される可能性が高いかまたは高かったかを示すことが可能であり、ここにおいて、あるセンサーベースの測定値および/または屋内ユーザ供給観測値が取得された。たとえば、モバイルデバイス102が(断続的にまたは連続して)移動しており、異なる時点で、かつ異なるロケーションに関して行われたセンサー測定の履歴を環境報告106内に記憶する場合、屋外から屋内環境への移動は、(i)圧力の突然の変化(たとえば、建造物内の強制換気に基づく空調または暖房装置の使用による、建造物に入るときの圧力の増大)、(ii)温度の突然の変化(たとえば、寒い屋外環境から暖かい屋内環境に移動するときの温度の上昇、または暑い屋外環境から温暖な屋内環境に移動するときの温度の低下)、および/あるいは(iii)照明の突然の変化(たとえば、太陽に照らされた屋外環境から人工的に光が照らされた屋内環境に移動するときの照明の低下、または夜間の屋外環境から光に照らされた屋内環境に移動するときの照明の増加)のうちの1つもしくは複数から推論され得る。(i)、(ii)、および(iii)に例示された変化の逆は、屋内から屋外環境への移動を推論するために使用され得る。他のタイプのセンサー測定値およびセンサー測定値の変化は、屋内に対する屋外環境のロケーション、またはあるそのような環境から別の環境への移動、たとえば、音響(音声、交通量、エコー)、紫外線放射、(たとえば、車両からの)振動を推論するために使用されることが可能であり、(建造物、もしくは地下鉄網、または地下駐車場の中、あるいは車両の中にいることなど)異なるタイプの屋内環境間および(露地(an open field)、通り、森林、山など)異なるタイプの屋外環境間をさらに区別するために使用され得る。
[0041]モバイルデバイス102が屋内にあるかまたは屋外にあるかの知識は、いくつかの実装形態では、任意のロケーションにおける地表レベル高度を提供する地形図または等高線図に基づいてモバイルデバイス102に関する高度を推論するために使用され得る。何らかのサーバ(たとえば、電子デバイス110)によって、または製造会社においてモバイルデバイス102に供給される場合、そのような地形図または等高線図がモバイルデバイス102に利用可能であり得る。この場合、モバイルデバイス102は、それが屋外または建造物内の一階のいずれかにあり、かつ(たとえば、A−GNSS、OTDOA、AFLT、またはE−CIDを使用して)それの水平ロケーションを判断することができることを推論し得るとき、その高度を判断することができる。あるいは、そのような地形図または等高線図は電子デバイス110に利用可能であり得、その場合、電子デバイス110は、それの関連するセンサー測定値が、モバイルデバイス102が屋外または建造物の一階のいずれかにあることを示す、モバイルデバイス102によって提供される水平ロケーションに関してモバイルデバイス102の高度を判断するために、モバイルデバイス102によって提供された環境報告106を使用することができる。モバイルデバイス102が、建造物内であるが、一階にあるという判断は、モバイルデバイス102が屋外から屋内環境に移動したことをまず推論し、次いで、モバイルデバイス102がまだ建造物内で階上または階下に移動していないことを(たとえば、加速度計など、慣性センサーを使用することによって)推論することによって可能であり得る。モバイルデバイス102からの気圧測定値または(たとえば、加速度計、ジャイロスコープ、磁力計などからの)他のセンサー測定値が、地表レベルを超えるかもしくはそれに満たないモバイルデバイス102に関する相対高度を提供する場合、そのような地形図または等高線図は、(モバイルデバイス102または電子デバイス110のいずれかによって)モバイルデバイス102の高度を判断するためにさらに使用され得る。この場合、地形図または等高線図は、モバイルデバイスが地表レベルにないときですら、建造物内のモバイルデバイス102の高度を判断するために有用であり得る。
[0042]いくつかの実装形態では、装置104は、少なくとも1つの(遠隔)電子デバイス110内に供給された装置112によって少なくとも一部生成され得る基準データ報告114内の、かつ/またはそれから導出された、情報に少なくとも一部基づいて、環境報告106を生成することができる。例として、電子デバイス110は、1つもしくは複数のサーバ(たとえば、SUPL SLPなどのロケーションサーバ)の一部として供給される1つもしくは複数のコンピューティングプラットフォーム、および/または他の類似の電子デバイスを表すことができる。
[0043]本明細書でより詳細に説明されるように、いくつかの事例では、装置112は、1つまたは複数のモバイルデバイスから取得された、1つまたは複数の環境報告106からの情報に少なくとも一部基づいて、基準データ報告114を生成することができる。たとえば、いくつかの事例では、装置112は、複数のモバイルデバイス103からの環境報告を介して現在の情報および/または履歴情報を収集する、1つもしくは複数のクラウドソーシング機能を実行ならびに/あるいはサポートすることができる。いくつかの事例では、クラウドソーシング機能は、特定の環境に対応するモデル(たとえば、環境モデル)が、その特定の環境内に現在配置され得る(または、その特定の環境内にすでに配置されている可能性がある)モバイルデバイスからの1つもしくは複数の環境報告から取得ならびに/または導出された情報に少なくとも一部基づいて、何らかの方法で影響を受けるのを可能にし得る。いくつかの事例では、基準データ報告は、全国もしくは地域の気象サービスまたは気象局、ネットワーク基地局およびアクセスポイントに取り付けられた環境センサー、車両、列車、船、および飛行機などに取り付けられたワイヤレス環境センサーなど、モバイルデバイス以外のソースから取得されたデータに少なくとも一部基づき得る。
[0044]したがって、いくつかの例示的な実装形態では、構成100は、複数のモバイルデバイスが、たとえば、クラウドソーシング機能の一部として、特定の環境108内の現象に関するある種のデータを収集するように勧誘され得る監視能力を提供し得る。例として、構成100は、気象監視能力を提供し得、ここにおいて、複数のモバイルデバイス103は、センサー測定値など、および/または特定環境108に関するユーザ供給入力を収集して、対応する環境報告を生成して、電子デバイス110にそのような環境報告を送信することができる。別の例では、構成100は、放射監視能力を提供し得、ここにおいて、複数のモバイルデバイス103は、センサー測定値など、および/または特定環境108内の適用可能な現象に関するユーザ供給入力を収集して、対応する環境報告を生成して、電子デバイス110にそのような環境報告を送信することができる。
[0045] そのような測定可能なおよび/または観測可能な現象を監視、予測、モデル形成、テストすることなどに関する種々の異なる能力は、本明細書で提供される例示的な技法によって少なくとも一部サポートされ得ることを当業者は認識されよう。したがって、別段に明記されていない限り、特許請求される主題は、本明細書で説明される例のうちのいずれかによって限定されるとは限らないことが意図される。
[0046]図1に例示されるように、モバイルデバイス102および電子デバイス110は、本明細書に例示されるように、それぞれ、例示的な直接通信リンク116によって、ならびに通信リンク118、ネットワーク120、および通信リンク122の組合せによって、直接的に、あるいは1つもしくは複数のワイヤードおよび/またはワイヤレス通信リンクを介して間接的に通信することができる。ネットワーク120は、ワイヤードおよび/またはワイヤレス電子通信をサポートすることが可能な、1つもしくは複数の他の電子デバイスならびに/あるいは通信設備/リソースのすべてまたは一部を表すことが意図される。したがって、たとえば、ネットワーク120は、電話網、セルラー電話網、ワイヤレス通信ネットワーク、イントラネット、インターネットなど、またはそれらの何らかの組合せのすべてもしくは一部を備え得る。
[0047]通信リンク118は、ここでは、「ワイヤード」通信リンクを表すとして示されるが、いくつかの事例では、通信リンク118は、1つもしくは複数のワイヤードおよび/またはワイヤレス通信リンクを表す場合があることを理解されたい。さらに、「ワイヤード」通信リンクは、導電性ワイヤー、ケーブルなど、および/あるいは、たとえば、光ファイバーケーブルもしくは導波管など、類似の光または他の波長の伝導性部材を備え得ることを理解されたい。
[0048]さらに示されるように、いくつかの実装形態では、構成100は、時々、モバイルデバイス102によって獲得されて、測位機能をサポートするために少なくとも一部使用され得る適用可能ワイヤレス信号を送信することができる、1つもしくは複数の空間測位システム(space positioning systems)(SPS)130および/または地上測位システム(terrestrial positioning systems)140を備え得る。ここでは、たとえば、SPS130は、その各々が1つまたは複数のSPS信号134を送信することができる複数の宇宙船(SV)132を備え得る。さらに、たとえば、地上測位システム140は、1つもしくは複数の測位信号144または測位のために使用され得る他の信号144を送信することができる、複数の基地局、アクセスポイント(AP)142などを備え得る。
[0049]モバイルデバイス102は屋外環境内に配置されるが、モバイルデバイス102は、少なくともモバイルデバイス102の水平位置の、および/または他の位置/移動パラメータの、すべてもしくは一部を判断する際に支援するために少なくとも一部、次には使用され得る、ある種のSPS信号134を獲得することが可能であり得る。実際、いくつかの事例では、モバイルデバイス102は、それの高度を判断するために十分なSPS信号134を獲得することができる。
[0050]残念ながら、言及されたように、モバイルデバイス102はある種の屋内環境またはそれの一部の中に配置されるが、モバイルデバイス102は、十分な数のSPS信号134を(あるいは、1つのSPS信号134でさえ)獲得することができない可能性がある。それでも、いつかの事例では、ある種の屋内環境内に配置されているとはいえ、モバイルデバイス102は、少なくともモバイルデバイス102の水平位置の、および/あるいは他の位置/移動パラメータの、すべてまたは一部を判断するために少なくとも一部使用され得る、1つもしくは複数の測位信号144を1つもしくは複数のAP142から獲得することができる。
[0051]残念ながら、いくつかの事例では、モバイルデバイスが屋内環境にあるか、または屋外環境にあるかにかかわらず、モバイルデバイス102は、測位機能がモバイルデバイス102の高度(すなわち、正確な高度)を判断するのを可能にするために十分な数のSPS信号134および/または測位信号144を簡単に獲得することができない。同様に、場合によっては、ある種の測位信号144は、モバイルデバイス102の高度(すなわち、正確な高度)を判断する際に有用であるとは限らない可能性がある。たとえば、AP142から獲得された測位信号144は、APの水平位置が知られているか、または判断可能である場合だけ、水平位置を判断する際に有用であるにすぎない。
[0052]本明細書で前に言及したように、地形図もしくは等高線図がモバイルデバイス102またはモバイルデバイス102と通信中の何らかのサーバ(たとえば、電子デバイス110)に利用可能である場合、(たとえば、SPS信号134および/または測位信号144から)モバイルデバイス102に関する水平位置が取得され得るとき、モバイルデバイス102に関する高度を判断することが可能であり得る。しかし、いくつかの事例では、モバイルデバイスに関する正確なもしくは信頼性が高い水平位置を取得することは可能でない場合があるか、あるいはモバイルデバイス102のロケーションに関する地形図もしくは等高線図は利用可能でない場合があるか、またはモバイルデバイス102は、そのモバイルデバイス102が地表レベルより高い、知られてない高さ、もしくはそれよりも低い、知られてない深さにおける、ある建造物内にあり得ると推論することができる。これらの状況で、前述の手段を使用して、モバイルデバイス102に関する高度を取得することは可能でない場合がある。
[0053]本明細書で提供される、いくつかの例示的な実装形態によれば、モバイルデバイス102は、基準データ報告114と、環境報告106を生成するために収集されてよく、または収集されなくてもよいセンサー測定値とに少なくとも一部基づいて、それの高度を判断することが可能であり得る。例として、基準データ報告114は、特定の環境108に関する、(海水位、または海水位より高い何らかの知られている高さ、あるいは地球の表面を正確に表す基準楕円体もしくは他の基準形状より高い何らかの知られている高さまたはそれより低い何らかの知られている深さなど、基準高度に対応する)少なくとも基準大気圧を示すことができる。モバイルデバイス102は、次いで、たとえば、搭載された気圧計(an onboard barometer)を使用して、局所大気圧を判断して、たとえば、知られている高度測定技法を使用して、基準大気圧に基づいて、モバイルデバイス102の高度を判断することができる。いくつかの実装形態では、基準データ報告114は、モバイルデバイス102が、モバイルデバイス102の現在の水平ロケーションおよび現在の時間点に関して、基準大気圧が有効であるか否かを判断するのを可能にする、定義された有効領域(a defined validity area)ならびに/または有効時間期間(validity time period)を含み得る。いくつかの実装形態で、基準データ報告114は、基準大気圧に関する空間的および/または時間的勾配(a spatial and/or temporal gradient)、あるいはモバイルデバイス102が任意の所与の有効領域内のまたは有効時間期間内の、および/もしくはその外の基準大気圧を判断するのを可能にする他の情報を提供し得る。
[0054]次に、基準データ報告114を受信および処理するために、モバイルデバイス102内で少なくとも一部実装され得る例示的なプロセス200を示すフロー図である図2に注目する。
[0055]例示的なブロック202で、モバイルデバイス102は、特定の環境108の基準高度に対応する、少なくとも基準大気圧と、オプションで、その基準大気圧に対応する圧力有効領域、および/または基準大気圧に対応する圧力有効期間のうちの少なくとも1つと、を示す基準データ報告114を取得することができる。例示的なブロック204として、いくつかの事例では、モバイルデバイス102は、基準データ報告114に関する要求を(たとえば、1つもしくは複数のSUPLメッセージおよび/または1つもしくは複数のLPP/LPPe測位プロトコルメッセージなど、1つもしくは複数のメッセージの形で)遠隔デバイス110に送信することができる。ここでは、たとえば、そのような要求は、基準データ報告114の少なくとも一部を使用して、モバイルデバイス102によって少なくとも一部実行される(たとえば、現在実行されているか、または実行されることが予想される)測位機能に対応し得る。いくつかの他の事例では、モバイルデバイス102からの任意の要求が存在しない場合、たとえば、何らかの事前の構成によって、または遠隔デバイス110が、基準データ報告114を利用するためのモバイルデバイス102の能力について知っている場合、基準データ報告114は、(たとえば、遠隔デバイス110によって)モバイルデバイス102に提供され得る。基準データ報告114は、1つもしくは複数のSUPLメッセージおよび/または1つもしくは複数のLPP/LPPe測位プロトコルメッセージなど、1つもしくは複数のメッセージの形で(たとえば、遠隔デバイス110によって)モバイルデバイス102に提供され得る。いくつかの実装形態では、遠隔デバイス110は、図3のプロセス300および/または図4のプロセス400に従って、以前の時間にもしくは以前の複数の時間に、モバイルデバイス102から、かつ/または以前の時間にもしくは以前の複数の時間に、他のモバイルデイバス103から、受信された環境の報告106を少なくとも一部使用して、基準データ報告114を判断することができる。遠隔デバイス110は、次いで、ブロック202で、判断された基準データ報告114をモバイルデバイス102に送ることができる。
[0056]例示的なブロック206で、モバイルデバイス102は、それの高度を判断することが必要であるかどうかを判断することができるが、基準データ報告114を使用せずにそれを行うことはできない。この判断の出力が「はい」である場合、その後、ブロック208で、モバイルデバイス102は、モバイルデバイス102に供給された1つの環境センサー(または、2つ以上の環境センサー)を使用して、局所大気圧の測定値を取得することができる。前述のように、例として、いくつかの事例では、環境センサーは、気圧計、温度計、湿度計などを備え得る。モバイルデバイス102は、次いで、(たとえば、概算ロケーションの場合、それのサービングセルに関するロケーションに基づいて)正確にまたは概算的に、のいずれかでそれの水平ロケーションを判断して、このロケーションが基準データ報告114に関する任意の圧力有効領域内にあるかどうかを判断することも可能である。モバイルデバイスは、(たとえば、モバイルデバイス102に知られている、またはサービングネットワークもしくはSPS信号から取得された)現在の時間が基準データ報告114に関する任意の圧力有効期間内であるかどうかをさらに判断することができる。これらの条件が満たされたとき、または(たとえば、基準データ報告114を組み立てる(assembling)とき、遠隔デバイス110はモバイルデバイス102のロケーションと現在の時間とを考慮に入れるため)基準データ報告114が、あるいは、モバイルデバイス102によって無条件で信頼性が高いと見なされる場合、次には、例示的なブロック210で、モバイルデバイス102は、測定された局所大気圧と、基準データ報告114を介して取得された基準大気圧とに少なくとも一部基づいて、それの高度を判断するために、基準データ報告114を使用することができる。モバイルデバイス102は、たとえば、何らかの後の時点で、それの高度を判断する目的で、後で使用するために基準データ報告114を記憶することもできる。
[0057]ブロック206における判断の出力が「いいえ」である場合、次には、例示的なブロック212で、モバイルデバイス102は、局所大気圧を測定または使用することに関連する1つの環境センサー(もしくは、2つ以上の環境センサー)を較正あるいは再較正することが必要であるかどうかを判断し、局所大気圧を測定する以外の手段を使用して(たとえば、SPS信号134および/または測位信号144ならびに/あるいは地形図もしくは等高線図を使用して)それの高度を判断することができる。例示的なブロック212におけるこの判断の出力が「はい」である場合、ブロック214で、モバイルデバイス102は、1つの環境センサー(または、2つ以上の環境センサー)を使用して、局所大気圧を測定して、例示的なブロック216に進むことができる。ブロック216で、モバイルデバイス102は、測定された大気圧と、基準データ報告114と、局所大気圧を測定する以外の手段によって取得された、モバイルデバイス102に関する高度とを使用して、ブロック214で局所大気圧を測定するために使用されたその1つの環境センサー(または2つ以上の環境センサー)を較正することができる。ブロック216に関する例として、モバイルデバイス102は、基準データ報告114と局所大気圧測定値とに少なくとも一部基づいて較正パラメータを判断することができる。たとえば、いくつかの事例では、気圧計ならびに/またはサポートされる高度計能力(および/もしくは対応する測定値)は、調整され得るか、あるいは較正パラメータに基づいて、何らかの方法で影響され得る。較正パラメータは、モバイルデバイス102の判断された水平ロケーションおよび高度における、かつ基準データ報告114内の基準大気圧および任意の空間的または時間的な圧力勾配情報に基づく現在の時間における、計算された大気圧であり得る。モバイルデバイス102は、次いで、モバイルデバイス102による大気圧の内部判断を計算された大気圧と整合させる(align)ために必要とされるそれのセンサー(たとえば、気圧センサー、湿度計、温度計)のうちの1つまたは複数に対する調整値を計算することができる。いくつかの実装形態では、(たとえば、2つ以上の環境センサーが較正されることが必要であるとき)、モバイルデバイス102は、1つまたは複数の環境センサーを正確に調整するための十分な較正パラメータを取得するために、異なるロケーションおよび時間において(かつ、場合によっては、ブロック216の各反復に関して、異なる基準データ報告114を使用して)ブロック216を複数回繰り返すことができる。モバイルデバイス102は、基準データ報告114を記憶すること、ならびに/あるいは、例示的なブロック216において、より高い較正精度および信頼性を達成するために、かつモバイルデバイス102内のセンサー変更が何らかの前の較正をもはや正確性または信頼性のないものにするとき、再較正を実現するために、(たとえば、プロセス200のさらなる反復、もしくは単にブロック214および216のさらなる反復によって)他の時点およびロケーションにおいて較正プロセスを繰り返すこと、も可能である。
[0058]ブロック212における判断の出力が「いいえ」である場合、次には、ブロック218で、モバイルデバイス102は、後で使用するために、ブロック202で取得された基準データ報告114を記憶することができる。たとえば、モバイルデバイス102がその高度を取得する必要がある場合、あるいは、記憶された基準データ報告114に関して規定された任意の有効期間および/または有効領域内にそれぞれ依然としてある、後の時点でかつ/もしくは異なるロケーションで、環境センサーを較正する必要がある場合、モバイルデバイス102は、記憶された基準データ報告114を使用して、後の時点で、ブロック206および/またはブロック212に加えて、これらの各々の後続のブロックを実行することができる。
[0059]次に、環境報告106を生成するために、モバイルデバイス102内で少なくとも一部実装され得る例示的なプロセス300を示すフロー図である図3に注目する。例示的なブロック302で、モバイルデバイス102は、環境センサーを使用して、測定値を取得することができる。異なる環境センサーに関する測定の例は、気圧計の場合、局所大気圧、温度計の場合、温度、湿度計の場合、湿度、光もしくはUVセンサーの場合、光またはUVレベル、オーディオセンサーの場合、オーディオレベルもしくはオーディオ周波数、磁力計もしくはジャイロスコープの場合、方向、を含む。いくつかの実装形態では、モバイルデバイス102は、ブロック302で、他の環境センサーを使用して、追加の測定値を取得することができ、局所関連測定値からモバイルデバイス102の水平ロケーション、ならびに、いくつかの事例では、高度が取得され得るその局所関連測定値を(たとえば、SPS信号134および/または測位信号144の測定から)取得することができる。例示的なブロック304で、モバイルデバイス102は、ブロック302において少なくとも1つの環境センサーによって取得された1つまたは複数の測定に少なくとも一部基づいて、環境報告106を生成することができる。たとえば、いくつかの事例では、環境報告106は、ブロック302で行われた、いくつかのSPS信号134および/もしくは測位信号144の測定に少なくとも一部基づいて判断され得る、モバイルデバイス102の現在の水平ロケーションならびに/または現在の高度を含み得る。そのような測定は、環境報告106内に含まれることが可能であるか、または環境報告106に関連し得、その場合、遠隔デバイス(たとえば、遠隔デバイス110)は、モバイルデバイス102の水平ロケーションおよび高度を計算することができ、または、そのような測定は、次いで、環境の報告106内に含まれることが可能であるか、もしくは環境の報告106に関連し得るそれの水平ロケーションおよび高度を算出するためにモバイルデバイス102によって使用され得る。いくつかの実装形態では、SPS信号134および/もしくは測位信号144の測定、ならびに/または水平ロケーションおよび高度の計算は、(たとえば、SUPLおよび/またはLPP/LPPeメッセージを使用して提供される)モバイルデバイス102に対する支援データの供給によって、モバイルデバイス(たとえば、遠隔デバイス110)を通して支援され得る。いくつかの実装形態では、モバイルデバイス102または遠隔デバイス(たとえば、遠隔デバイス110)は、本明細書で前に説明されたように、モバイルデバイス102の高度を判断するために、または判断するのを助けるために、地形図もしくは等高線図を使用することができる。環境報告106は、モバイルデバイス102の搭載された気圧計によって取得された、測定された局所大気圧、および湿度、温度、照明、サウンドレベル、サウンドのタイプなど、他の環境条件の測定値をさらに備えることが可能である。同様に、いくつかの事例では、環境報告106は、過去に異なるロケーションにおいて、かつ/もしくは異なる時間においてモバイルデバイス102によって行われたロケーションならびに環境測定値の履歴を示すことが可能であり、その中で、特定のロケーションおよび時間において行われたロケーションならびに環境測定値は、(i)水平ロケーションおよび/または高度、(ii)SPS信号134および/または測位信号144の測定値、ならびに(iii)気圧、湿度、および温度など、1つもしくは複数のセンサー測定値のうちの1つもしくは複数を備える。いくつかの例示的な実装形態では、環境報告106は、現在の局所大気圧、局所大気圧履歴、現在の水平位置、水平位置履歴(a horizontal position history)、現在の移動、移動履歴、現在の大気温度、大気温度履歴、現在の大気湿度、大気湿度履歴、較正パラメータなど、またはそれらの何らかの組合せを示すことが可能である。いくつかの例示的な実装形態では、環境報告106は、たとえば、場合によっては、測位機能、1つもしくは複数の獲得された信号(たとえば、SPS信号134、測位信号144)、および/またはその欠如によって判断され得るように、モバイルデバイス102が屋内環境内にある可能性が高いか、あるいは屋外環境内にある可能性が高いかを示すことが可能である。環境報告106は、環境測定値の任意の特定のセット、ならびに任意の関連する水平ロケーションおよび高度(または、ロケーション測定値)がモバイルデバイス102によって取得された日付および時間を(たとえば、タイムスタンプの形で)さらに含み得る。
[0060]いくつかの実装形態では、環境報告106は、モバイルデバイス102の水平ロケーション(たとえば、緯度座標および経度座標)を備え得るが、高度を備えない場合がある。水平ロケーションは、A−GNSS、OTDOA、AFLT、およびE−CIDのような方法を使用して判断され得る。いくつかの実装形態では、環境報告106は、モバイルデバイス102の相対高度(たとえば、地表レベルを超えるか、またはそれに満たない相対高度)を備えることが可能であり、慣性センサー(たとえば、加速度計、ジャイロスコープ、磁力計、気圧計、および/もしくはコンパス)を使用して、モバイルデバイス102によって取得され得る。いくつかの実装形態では、環境報告106は、モバイルデバイスがある環境(たとえば、屋内または屋外)内にあるかどうかを示すか、または示すのを助ける、測定値を備え得る。いくつかの実装形態では、モバイルデバイス102が屋内にある場合、環境報告106は、屋内環境と屋外環境との間の空気圧差(an air pressure difference)および/または温度差を含み得る。
[0061]いくつかの例示的な実装形態では、例示的なブロック304で、モバイルデバイス102は、特定の環境に対応するユーザ供給観測にさらに少なくとも一部基づいて、環境報告106を生成することができる。ここでは、たとえば、モバイルデバイス102の装置104および/または測位機能などは、プロセスによって、(たとえば、ディスプレイデバイス、スピーカなど)1つもしくは複数の出力ユニットを介して、(たとえば、タッチスクリーンデバイス、キーボード、マイクロフォンなど)1つもしくは複数の入力ユニットを介して特定の環境108に関する情報を入力するようにユーザ(たとえば、人間)が催促され得るそのプロセスを開始することができる。したがって、たとえば、いくつかの事例では、ユーザは、屋内環境または屋外環境であるなど、特定の環境108を識別するように催促され得る。別の例では、場合によっては、ユーザは、ある気象関係の(および/もしくは他の)現象が、特定の環境108内のそれの現在のロケーションでまたはその付近で発生しているとして、あるいは最近発生したとして、観測され得るかどうかを識別するように催促され得る。ここでは、たとえば、ユーザは、たとえば、晴天、曇り空、雷、竜巻、雨、雹、雪、道路状態、洪水、落雷など、ある観測可能な条件の存在または不在を識別するように催促され得る。
[0062]ブロック304における環境の報告106の編集に続いて、モバイルデバイス102は、例示的なブロック306で、遠隔デバイス110が(たとえば、直接的にまたはネットワーク120を介して)通信のためにアクセス可能であり、現在の時間において環境の報告を受信することを要求したか、あるいは受信する必要があるかどうかを判断することができる。環境の報告の要求は、何らかの前の時間に、もしくは現在の時間に、遠隔デバイス110からモバイルデバイス102によって受信されている可能性があり、モバイルデバイス102が遠隔デバイス110に環境の報告106を送信すべき1つもしくは複数の時間、または、モバイルデバイス102が遠隔デバイス110に環境の報告106を送信すべきであるときの、他の複数の条件を指定している可能性がある。環境の報告106を送信するための条件は、(i)特定の環境条件または条件のセット(たとえば、ある範囲の温度もしくは大気圧)の発生あるいは持続性(persistence)、(ii)環境条件に対するある種の変化(たとえば、温度または大気圧の何らかの上昇もしくは低下)、(iii)環境のタイプの変化(たとえば、屋外から屋内環境へのモバイルデバイス102の移動、またはその逆)、(iv)モバイルデバイス102に関する特定のロケーションの発生または持続性、(v)モバイルデバイス102のロケーションのある種の変化(たとえば、前の環境の報告106がモバイルデバイス102によって遠隔デバイス110に送信されたロケーションからのある距離のモバイルデバイスの移動)、(vi)前の環境の報告106がモバイルデバイス102によって遠隔デバイス110に送信された時間に続くある時間期間の発生、あるいは(vii)他の条件を含み得る。いくつかの他の実装形態では、モバイルデバイス102は、環境の報告106を送信するための要求を遠隔デバイス110から受信していない可能性があるが、ある時間に、またはある条件下で、遠隔デバイス110に環境の報告106を送信するように他の手段によって(たとえば、製造会社において、または遠隔デバイス110以外の何らかのデバイスによって)設定されている可能性がある。
[0063]ブロック306における判断の出力が「はい」である場合、例示的なブロック308で、モバイルデバイス102は、電子デバイス110(たとえば、遠隔デバイス)に環境報告106を直接的にまたは間接的に送信することができる。この送信は、1つもしくは複数のSUPLメッセージおよび/または1つもしくは複数のLPP/LPPe測位メッセージなど、環境の報告106を備える1つもしくは複数のメッセージをモバイルデバイス102から遠隔デバイス110に送ることを含み得る。ブロック308に続いて、遠隔デバイス110がモバイルデバイス102からさらなる環境の報告106を必要とし得る場合、モバイルデバイス102は、しばらく後に、ブロック302を繰り返すことができる。
[0064]ブロック306における判断の出力が「いいえ」である場合、次には、例示的なブロック310で、モバイルデバイス102は、現在の日付、および遠隔デバイス110に後に送信するための時間とともに、環境の報告106を記憶することができ、遠隔デバイス110がモバイルデバイス102からさらなる環境の報告106を必要とし得る場合、しばらく後にブロック302に戻ることができる。(プロセス300に示さない)いくつかの実装形態では、遠隔デバイス110によってさらなる環境の報告106が必要とされない可能性があるが、しかし、モバイルデバイス102が、しばらく後に、たとえば、当初アクセス可能でなかった遠隔デバイス110が後の時間に通信のためにアクセス可能になるときに、記憶された環境の報告を遠隔デバイス110に送信する必要があり得る場合、モバイルデバイス102は、何らかの後の時点で、ブロック310からブロック306に進むことができる。
[0065]次に、この例では、たとえば、電子デバイス110(たとえば、遠隔デバイス)によって少なくとも一部実行される、1つまたは複数のクラウドソーシング機能によって考慮するためであり得る環境報告106を生成するために、モバイルデバイス102内で少なくとも一部実装され得る例示的なプロセス400を示すフロー図である図4に注目する。
[0066]例示的なブロック402で、モバイルデバイス102は、複数のモバイルデバイス103から受信された、特定の環境108に対応するか、あるいは環境108が一例である複数の環境に対応する複数の環境報告を使用して、電子デバイス110によって少なくとも一部実行され得るクラウドソーシング機能に参加するための勧誘を電子デバイス110から(たとえば、1つもしくは複数のSUPLメッセージおよび/または1つもしくは複数のLPP/LPPeメッセージを介して)受信することができる。ここでは、たとえば、そのような勧誘は、モバイルデバイス102からの環境報告106に関する要求を示すことが可能である。
[0067]例示的なブロック406で、モバイルデバイス102は、環境センサーを介して取得された測定値に少なくとも一部基づいて、環境報告106を生成することができる。例として、いくつかの事例では、例示的なブロック406は、図3の例示的なブロック302、304、306および/もしくは310と同じでまたは類似であり得る。
[0068]例示的なブロック410で、いくつかの事例では、モバイルデバイス102は、特定の環境108に対応するユーザ供給観測にさらに少なくとも一部基づいて、環境報告106を生成することができる。例示的なブロック412で、モバイルデバイス102は、電子デバイス110に環境報告106を送信することができる。例として、いくつかの事例では、例示的なブロック412は、図3の例示的なブロック308と同じまたは類似であり得る。
[0069]次に、基準データ報告114をモバイルデバイス102に提供するために、電子デバイス110内で少なくとも一部実装され得る例示的なプロセス500を示すフロー図である図5を参照する。
[0070]例示的なブロック502で、電子デバイス110は、特定の環境108の基準高度に対応する基準大気圧を少なくとも示す基準データ報告114を生成することができる。前述のように、場合によっては、基準データ報告114は、たとえば、その基準大気圧に対応する圧力有効領域、その基準大気圧に対応する圧力有効期間など、そのような基準大気圧に関するある種の条件付きの様相(conditional aspects)をさらに示すことができる。例として、いくつかの実装形態では、電子デバイス110は、特定の環境108または環境108の特定のセットに対応する、かつ/あるいは特定の環境108または環境108の特定のセットに関して使用するように適合された(たとえば、大気モデル、気象予想/予測モデルなど)1つもしくは複数のコンピュータベースのモデルに少なくとも一部基づいて、基準大気圧を判断することができる。したがって、いくつかの例示的な実装形態では、電子デバイス110は、たとえば、場合によっては、1つもしくは複数の専用デバイス/センサー、1つもしくは複数の他の電子デバイス、1つもしくは複数の移動局、1つもしくは複数の環境報告、全国もしくは地域の気象サービスまたは気象庁から取得された、1つもしくは複数の予想/予測された気圧推定値、および/または、場合によっては、1つもしくは複数の最近のおよび/または現在の気圧測定値に少なくとも一部基づいて、基準大気圧を判断することができる。いくつかの事例では、基準大気圧は、特定の単位(たとえば、hPa)で測定されることが可能であり、たとえば、世界測地系1984(WGS84:World Geodetic System 1984)基準または他の類似のジオイド(geoid)でゼロレベルなど、基準高度に対応し得る。
[0071]例示的なブロック504で、いくつかの事例では、電子デバイス110は、モバイルデバイス102から基準データ報告114に対する要求を受信することができる。ここでは、たとえば、そのような要求は、環境センサーと、基準データ報告114の少なくとも一部とを使用して、モバイルデバイスによって少なくとも一部実行される測位機能に対応し得る。いくつかの他の実装形態では、電子デバイス110は、(たとえば、基準データ報告114に関連する環境センサーの所有による)基準データ報告114を使用するための能力を示す、何らかの他の表示(indication)(たとえば、測位能力のセット)をモバイルデバイス102から受信することができる。いくつかの実装形態では、基準データ報告114、または基準データ報告114が使用され得る表示、に対する要求は、SUPLメッセージ内および/またはLPP/LPPe測位メッセージ内で電子デバイス110によって受信され得る。
[0072]特許請求される主題は、本明細書で提示される例示的なフロー図において例示され得る任意の特定の時間的もしくは他の類似の順序または構造によって限定されることが意図されるとは限らないことに留意されたい。実際、種々の異なるプロセスフローが実装されることが可能であり、異なる順序が生じ、ある種の動作が同時に発生してよく、ある種の動作が省略されてよく、ある種の動作が反復的に実行されてよい、等々である。したがって、例として、プロセス500で、場合によっては(それの点線によって、この例においてさえオプションであり得ることを示す)例示的なブロック504は、例示的なブロック502に先立って発生し得る。同様に、場合によっては、例示的なブロック508および/または510は、例示的なブロック502の通り、現在のまたは後の動作に影響を及ぼす可能性のある何らかの方法で実装され得る。ここでは、たとえば、例示的なブロック502で、基準データ報告を生成する際に、電子デバイス110は、例示的なブロック508に類似した、1つもしくは複数のモバイルデバイスから受信された利用可能な環境報告および/または例示的なブロック510に類似した利用可能な環境報告によって影響を受けるモデルを利用することができる。
[0073]例示的なブロック506で、電子デバイス110は、(たとえば、1つもしくは複数のSUPLメッセージおよび/または1つもしくは複数のLPP/LPPe測位プロトコルメッセージなど、1つもしくは複数のメッセージを介して)1つもしくは複数のモバイルデバイスに基準データ報告114のすべてもしくは一部を直接的にかつ/または間接的に送信することができる。いくつかの例示的な実装形態では、基準データ報告114のすべてまたは一部は、いくつかの例を挙げれば、(例示的なブロック504にあるように)モバイルデバイスからの基準データ報告114に対する特定の要求に応答して、かつ/あるいは、場合によっては、モバイルデバイス内の測位機能などに対して少なくとも一部使用され得る他の形の支援データと関係なく、またはそのような支援データとともに、クラウドソーシング機能に参加するための勧誘の一部として提供され得る。
[0074]例示的なブロック508で、電子デバイス110は、少なくとも1つのモバイルデバイス102から環境報告106を受信することができる。ここでは、たとえば、そのような環境報告106は、モバイルデバイスに供給された環境センサー(たとえば、ブロック504で言及された環境センサーまたは何らかの他の環境センサー)を介して取得された測定値に少なくとも一部基づき得る。そのような環境の報告は、プロセス300のブロック308またはプロセス400のブロック412でモバイルデバイス102によって遠隔デバイス110に送信される環境の報告に対応し得、たとえば、複数の現在の環境測定値、複数の履歴環境測定値および関連するタイムスタンプ、モバイルデバイス102に関する水平ロケーションおよび高度、ならびに/またはそのような水平ロケーションおよび高度が導出され得る局所的測定値を備え得る。
[0075]例示的なブロック510で、電子デバイス110は、たとえば、少なくとも1つのモバイルデバイス102から取得された、少なくとも1つの環境報告106の少なくとも一部に少なくとも一部基づいて、特定の環境108または環境108の特定のセットの少なくとも一部に対応するモデルに影響を及ぼし得る。環境の報告106がモバイルデバイス102からの少なくとも現在の局所大気圧測定値を含むとき、電子デバイス110は、モバイルデバイス102から受信された環境の報告106を参照して、例示的なブロック510で、以下の動作のうちの1つまたは複数を実行することができる。
A.環境の報告106が、モバイルデバイス102が屋内にあることを示さず、モバイルデバイス102に関する水平ロケーションと高度とが含まれている場合、モバイルデバイス102のそのロケーションおよび高度における現在の局所大気圧として、含まれた圧力測定値を使用して、これをモバイルデバイス102における、またはその近くの、ロケーションに関する(たとえば、他のモバイルデバイスから受信された)他のそのような情報と組み合わせる。
B.環境の報告106が、モバイルデバイス102が屋内にあることを示さず、モバイルデバイス102の水平ロケーションは含まれるが、高度は含まれない場合、その水平ロケーションおよび地形図または等高線図を使用して、モバイルデバイスの高度を判断する。次いで、モバイルデバイス102のロケーションおよび高度における現在の局所大気圧として、含まれた圧力測定値を使用して、これをモバイルデバイス102における、またはその近くの、ロケーションに関する(たとえば、他のモバイルデバイスから受信された)他のそのような情報と組み合わせる。
C.環境の報告106が、モバイルデバイス102が屋内にあり得ることを示し、モバイルデバイス102に関する水平ロケーションと地表レベルに対する相対高度とが含まれる場合(この場合、モバイルデバイス102が地表レベルにある場合、相対高度はゼロであり得る)、その水平ロケーションと、地形図または等高線図と、その相対高度とを使用して、モバイルデバイスの高度を判断する。次いで、モバイルデバイス102のロケーションおよび高度における現在の局所大気圧として、含まれた圧力測定値を使用して、これをモバイルデバイス102における、またはその近くの、ロケーションに関する(たとえば、他のモバイルデバイスから受信された)他のそのような情報と組み合わせる。環境の報告106がモバイルデバイス102の屋内環境と屋外環境との間の圧力差をさらに含む場合、これを他の情報と組み合わせる前に、環境の報告106内の局所大気圧を(同じロケーションに関する)屋外環境内で有効な大気圧に対して調整するために、この圧力差をさらに使用する、
D.環境の報告106が、モバイルデバイス102が屋内にあり得ることを示し、モバイルデバイス102に関する水平ロケーションと高度とが含まれている場合、モバイルデバイス102のそのロケーションおよび高度における現在の局所大気圧として、含まれた圧力値を使用して、これをモバイルデバイス102における、またはモバイルデバイス102の近くの、ロケーションに関する(たとえば、他のモバイルデバイスから受信された)他のそのような情報と組み合わせる。環境の報告106がモバイルデバイス102の屋内環境と屋外環境との間の圧力差をさらに含む場合、これを他の情報と組み合わせる前に、環境報告106内の局所大気圧を(同じロケーションに関する)屋外環境内で有効な大気圧に対して調整するために、この圧力差をさらに使用する。
[0076]動作A、B、C、および/またはDは、基準データ報告114の一部(たとえば、環境の報告106内で参照される、モバイルデバイス102のロケーションにおけるもしくはその近くのロケーションに対応する部分)を作成するために、または既存の基準データ報告114の一部を調整する(たとえば、その精度および有効性を改善する)ために、電子デバイス110によって用いられることが可能である。作成または更新された基準データ報告114は、ブロック508および510のさらなる反復によって、さらに受信された環境の報告106に従ってさらに更新されることが可能であり、ブロック506のさらなる反復によって、さらなるモバイルデバイスに送信されることも可能である。
[0077]次に、電子デバイス110内で少なくとも一部実装され得る例示的なプロセス600を示すフロー図である図6に注目する。ここでは、たとえば、電子デバイス110は、モバイルデバイスから環境報告を収集することができる、1つもしくは複数のクラウドソーシング機能の少なくとも一部を実行、あるいはサポートするように構成され得る。
[0078]例示的なブロック602で、電子デバイス110は、たとえば、特定の環境108の基準高度に対応する基準大気圧を示しているとして前に説明した、基準データ報告114を生成することができる。いくつかの例示的な実装形態では、そのような基準データ報告114は、その基準大気圧に対応する圧力有効領域、その基準大気圧に対応する圧力有効期間、その圧力有効領域の内部および/または外部の空間的圧力勾配(a spatial pressure gradient)、その圧力有効期間の内部および/または外部の時間的勾配(a temporal gradient)などをさらに示すことが可能である。
[0079]例示的なブロック604で、電子デバイス110は、1つもしくは複数の勧誘(invitations)を1つもしくは複数のモバイルデバイス102に直接的および/または間接的に送信することができる。そのような勧誘は、たとえば、クラウドソーシング機能に対応する、1つまたは複数の適用可能な環境報告106を要求することができる。例として、いくつかの事例では、勧誘は、環境報告106がモバイルデバイスによって収集された現在の情報および/または履歴情報を含むべきであることを示すことが可能である。いくつかの事例では、例示的なブロック606で、勧誘と関係なく、かつ/または勧誘とともに、電子デバイス110は、少なくとも1つのモバイルデバイス102に基準データ報告114を送信することができる。
[0080]例示的なブロック608で、電子デバイス110は、少なくとも1つのモバイルデバイス102から環境報告106を受信することができる。例示的なブロック608は、たとえば、図5の例示的なブロック508と同じまたは類似であり得る。例示的なブロック610で、電子デバイス110は、たとえば、少なくとも1つのモバイルデバイスから取得された少なくとも1つの環境報告の少なくとも一部に少なくとも一部基づいて、特定の環境108または環境108の特定のセットの少なくとも一部に対応するモデルに影響を及ぼし得る。例示的なブロック610は、たとえば、図5の例示的なブロック510と同じまたは類似であり得る。
[0081]図2〜図8で示された例示的なプロセスは、図1のモバイルデバイス102およびモバイルデバイス103など、モバイルデバイスによって、またはその代わりに、(相対的もしくは絶対的な)高度の正確なかつ信頼性が高い判断を可能にし得る。図2のプロセス200は、モバイルデバイス102が遠隔デバイス110からの基準データ報告114の受信に少なくとも一部基づいて、それの高度を判断するのを可能にし得る。あるいは、プロセス200に示されるように、モバイルデバイス102が他の手段(たとえば、A−GNSS、地形図もしくは等高線図の使用)によってそれの高度を判断することが可能である場合、モバイルデバイス102は、次いで、環境報告106の今後の生成の際に、および/もしくは今後の高度の判断の際に使用する目的で、より正確なかつ信頼性が高い測定値を取得するために後で使用され得る環境センサーを較正または再較正するために基準データ報告114を使用することができる。図3のプロセス300および図4のプロセス400は、モバイルデバイス102が局所的な環境108に関する、1つまたは複数のセンサー測定値を備える環境報告106を生成して、遠隔デバイス114に送るのを可能にし得る。図5のプロセス500および図6のプロセス600は、遠隔デバイス110が、モバイルデバイス102から、かつ/またはモバイルデバイス103から前に受信された環境報告106内で遠隔デバイス110によって受信されたデータに少なくとも一部基づき得る基準データ報告114を生成するのを可能にし得る。基準データ報告114は、次いで、それの高度を判断するか、またはセンサーを較正するためにモバイルデバイス102によって使用され得る。プロセス200、300、400、500、600、700、および800の組合せは、他の既存の方法が使用可能でないか、または失敗したとき、モバイルデバイスの高度を取得するための手段を提供し得ることを諒解されよう。プロセス200、300、400、500、600、700、および800の組合せはまた、全国もしくは地域の気象サービスまたは気象局など、環境データの他のソースにほとんどあるいはまったく依存せずに持続可能であり得る。実際、モバイルワイヤレスオペレータは、全国および地域の気象サービス局によって提供されるような、環境データの外部ソースに加入する必要なしに、それの加入者、および、場合によっては、他のネットワークに対する加入者のためにロケーションサービスを拡張する目的で、これらの例示的なプロセスのうちのいくつかまたはすべてを使用することができる。
[0082]次に、モバイルデバイス102内で少なくとも一部実装され得る例示的なプロセス700を示すフロー図である図7に注目する。いくつかの例示的な実装形態では、プロセス700は、モバイルデバイスの高度を判断するために実装され得る。
[0083]例示的なブロック702で、モバイルデバイスに供給された環境センサーを介して取得された第1の測定値とモバイルデバイスのロケーションとを示すことが可能な環境報告が生成され得る。例として、いくつかの事例では、環境センサーは気圧計を備え得る。したがって、たとえば、いくつかの事例では、第1の測定は、局所大気圧に少なくとも一部基づき得る。
[0084]いくつかの例示的な実装形態では、モバイルデバイスに関するロケーションは、アシスト型全地球航法衛星システム(A−GNSS)、観測到着時間差(OTDOA)、アドバンストフォワードリンク三辺測量(AFLT)、拡張セルID(E−CID)、慣性センサーなどのうちの少なくとも1つ、またはそれらの何らかの組合せを使用して少なくとも一部判断され得る。いくつかの例示的な実装形態では、モバイルデバイスのロケーションは、高度成分、相対的な高度成分など、またはそれらの何らかの組合せを備え得る。いくつかの例示的な実装形態では、高度成分は、アシスト型全地球航法衛星(A−GNSS)、観測到着時間差(OTDOA)、アドバンストフォワードリンク三辺測量(AFLT)、拡張セルID(E−CID)、慣性センサー、地形図または等高線図など使用して少なくとも一部判断され得る。
[0085]例示的なブロック704で、例として、遠隔デバイス、たとえば、電子デバイス110に環境報告が送信され得る。
[0086]いくつかの実装形態では、環境報告は、モバイルデバイスの水平位置、モバイルデバイスに関する水平位置履歴、モバイルデバイスの移動、モバイルデバイスに関する移動履歴、モバイルデバイスの高度、モバイルデバイスに関する高度履歴、モバイルデバイスの相対高度、モバイルデバイスに関する相対高度履歴、局所大気圧、大気圧履歴、局所大気温度、大気温度履歴、局所大気湿度、大気湿度履歴など、またはそれらの何らかの組合せを示すことが可能である。いくつかの実装形態では、環境報告は、屋内環境の表示、屋外環境の表示、屋内と屋外環境との間の大気圧差など、またはそれらの何らかの組合せを備え得る。
[0087]例示的なブロック706で、異なる時点で(たとえば、後で)、遠隔デバイスから基準データ報告が受信され得る。場合によっては、基準データ報告は、たとえば、ブロック704で送信された環境報告に少なくも一部基づき得る。
[0088]例示的なブロック708で、環境センサーを使用して、第2の測定値が取得され得、例示的なブロック710で、基準データ報告と第2の測定値とに少なくとも一部基づいて、モバイルデバイスに関する高度および/またはモバイルデバイスに関する較正パラメータのうちの少なくとも1つが判断され得る。
[0089]次に、電子デバイス110内で少なくとも一部実装され得、かつモバイルデバイス102内で実装され得るプロセス700に対応し得る、例示的なプロセス800を示すフロー図である図8に注目する。
[0090]例示的なブロック802において、モバイルデバイス102から環境報告が受信され得る。ここでは、たとえば、環境報告は、モバイルデバイスに供給された環境センサーを介して取得された測定値とモバイルデバイスのロケーションとを示すことが可能である。例示的なブロック804で、基準データ報告は、環境報告に少なくも一部基づいて生成され得る。ここでは、たとえば、基準データ報告は、モバイルデバイスのロケーションに対応する特定の環境の基準高度に対応する基準大気圧を示すことが可能である。例示的なブロック806で、モバイルデバイスに基準データ報告が送信され得る。
[0091]次に、電子デバイス110、および/またはそれの内に供給された装置112の一部として提供され得る例示的な専用コンピューティングプラットフォーム900のある種の特徴を示す概略ブロック図である図9に注目する。
[0092]図示されるように、専用コンピューティングプラットローム900として、1つまたは複数の接続906(たとえば、1つまたは複数の電気導体、1つまたは複数の導電性経路、1つまたは複数のバス、1つまたは複数の光ファイバ経路、1つまたは複数の回路、1つまたは複数のバッファ、1つまたは複数の送信機、1つまたは複数の受信機など)を介してメモリ904に結合された1つまたは複数の処理ユニット902(たとえば、本明細書で提供される技法に従ってデータ処理を実行するための、装置112)を備え得る。処理ユニット902は、たとえば、ハードウェアで、またはハードウェアとソフトウェアとの組合せで実装され得る。処理ユニット902は、データコンピューティング手順またはプロセスの少なくとも一部分を実行するように構成可能な1つもしくは複数の回路を表し得る。限定ではなく、例として、処理ユニットは、1つもしくは複数のプロセッサ、コントローラ、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路、デジタル信号プロセッサ、プログラマブル論理デバイス、フィールドプログラマブルゲートアレイなど、またはそれらの任意の組合せを含み得る。
[0093]メモリ904は任意のデータ記憶機構を表し得る。たとえば、メモリ904は、1次メモリ904−1および/または2次メモリ904−2を含み得る。たとえば、1次メモリ904−1は、ランダムアクセスメモリ、読取り専用メモリなどを備え得る。この例では処理ユニットとは別個のものとして示されているが、1次メモリの全部または一部は、処理ユニット902または電子デバイス110内の他の同様の回路内に設けられるか、あるいはさもなければそのような回路と共設/結合され得ることを理解されたい。2次メモリ904−2は、たとえば、1次メモリと同じもしくは同様のタイプのメモリ、および/または、たとえば、ディスクドライブ、光ディスクドライブ、テープドライブ、固体運動状態メモリドライブ(a solid motion state memory drive)など、1つもしくは複数のデータ記憶デバイスまたはシステムを備え得る。
[0094]いくつかの実装形態では、2次メモリは、非ブレンド型(non-blended)コンピュータ可読媒体920を動作可能に受容するか、あるいはそれに結合するように構成され得る。メモリ904および/または非ブレンド型コンピュータ可読媒体920は、たとえば、本明細書で提供されるような適用可能技法に従って、データ処理を実行する際に使用するための命令922を備え得る。
[0095]専用コンピューティングプラットフォーム900は、たとえば、1つまたは複数のネットワークインターフェースユニット908をさらに備え得る。ネットワークインターフェースユニット908は、たとえば、1つもしくは複数の受信機910と1つもしくは複数の送信機912とによって表される、1つもしくは複数のワイヤードおよび/またはワイヤレス通信インターフェースを備え得る。いくつかの実装形態では、通信インターフェース908は、1つまたは複数のトランシーバなどを備え得ることを理解されたい。さらに、図示されないが、通信インターフェース908は、通信インターフェース機能/能力を前提として、適用可能であり得るような、1つもしくは複数のアンテナおよび/または他の回路を備え得ることを理解されたい。
[0096]いくつかの例示的な実装形態によれば、たとえば、ネットワークインターフェースユニット908は、たとえば、電話システム、ローカルエリアネットワーク、広域ネットワーク、パーソナルエリアネットワーク、イントラネット、インターネットなど、様々なワイヤード通信ネットワークとともに使用するために可能にされ得る。
[0097]いくつかの例示的な実装形態によれば、ネットワークインターフェースユニット908および/または908(図9参照)は、たとえば、ワイヤレス広域ネットワーク(WWAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)などの様々なワイヤレス通信ネットワークとともに使用するために可能にされ得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。WWANは、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)ネットワークなどであり得る。CDMAネットワークは、いくつかの無線技術を挙げると、cdma2000、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))、時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)など、1つまたは複数の無線アクセス技術(RAT)を実装し得る。ここで、cdma2000は、IS−95規格、IS−2000規格、およびIS−856規格に従って実装される技術を含み得る。TDMAネットワークは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)、デジタルアドバンストモバイルフォンシステム(D−AMBS:Digital Advanced Mobile Phone System能力)、または何らかの他のRATを実装し得る。GSMおよびWCDMAは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。Cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。3GPPおよび3GPP2の文書は公開されている。たとえば、WLANは、IEEE802.11xネットワークを含み得、WPANは、Bluetooth(登録商標)ネットワーク、IEEE802.15xを含み得る。ワイヤレス通信ネットワークは、たとえば、ロングタームエボリューション(LTE)、LTEアドバンスト、WiMAX(登録商標)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB:Ultra Mobile Broadband)など、いわゆる次世代技術(たとえば、「4G」)を含み得る。さらに、通信インターフェース908は、1つまたは複数の他のデバイスとの赤外線ベース通信をさらに提供し得る。WLANは、たとえば、IEEE802.11xネットワークを備え得、WPANは、たとえば、Bluetoothネットワーク、IEEE802.15xを備え得る。本明細書で説明されたワイヤレス通信実装形態はまた、WWAN、WLANまたはWPANの任意の組合せとともに使用され得る。
[0098]電子デバイス110は、たとえば、1つまたは複数の入出力ユニット914をさらに備え得る。入出力ユニット914は、1つもしくは複数の他のデバイスおよび/またはユーザから入力を取得し、かつ/あるいは1つもしくは複数の他のデバイスおよび/またはユーザに出力を与えるために使用され得る、1つもしくは複数のデバイスまたは他の同様の機構を表し得る。したがって、たとえば、入出力ユニット914は、1つまたは複数のユーザ入力を受信するために使用され得る、様々なボタン、スイッチ、タッチパッド、トラックボール、ジョイスティック、タッチスクリーン、キーボードなどを備え得る。いくつかの事例では、入出力ユニット914は、ユーザのための視覚出力(a visual output)、可聴出力(an audible output)、および/または触覚出力(a tactile output)を生成する際に使用され得る様々なデバイスを備え得る。たとえば、入出力ユニット914は、ディスプレイ機構上で、ビデオディスプレイ、グラフィカルユーザインターフェースなどを提示するために使用され得る。
[0099]次に、モバイルデバイス102の一部および/または複数のモバイルデバイス103のうちのいくつかもしくはすべて、ならびに/あるいはその内に供給された装置104、として提供され得る例示的な専用コンピューティングプラットフォーム1000のある種の特徴を示す概略ブロック図である図10に注目する。
[00100]図示されるように、専用コンピューティングプラットローム1000は、1つまたは複数の接続1006(たとえば、1つまたは複数の電気導体、1つまたは複数の導電性経路、1つまたは複数のバス、1つまたは複数の光ファイバ経路、1つまたは複数の回路、1つまたは複数のバッファ、1つまたは複数の送信機、1つまたは複数の受信機など)を介してメモリ1004に結合された1つまたは複数の処理ユニット1002(たとえば、本明細書で提供される技法に従ってデータ処理を実行するための、装置104)を備え得る。処理ユニット1002は、たとえば、ハードウェアで、またはハードウェアとソフトウェアとの組合せで実装され得る。処理ユニット1002は、データコンピューティング手順またはプロセスの少なくとも一部分を実行するように構成可能な1つまたは複数の回路を表し得る。限定ではなく、例として、処理ユニットは、1つもしくは複数のプロセッサ、コントローラ、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路、デジタル信号プロセッサ、プログラマブル論理デバイス、フィールドプログラマブルゲートアレイなど、またはそれらの任意の組合せを含み得る。
[00101]メモリ1004は任意のデータ記憶機構を表し得る。たとえば、メモリ1004は、1次メモリ1004−1および/または2次メモリ1004−2を含み得る。たとえば、1次メモリ1004−1は、ランダムアクセスメモリ、読取り専用メモリなどを備え得る。この例では処理ユニットとは別個なものとして示されるが、1次メモリのすべてまたは一部は、処理ユニット1002またはモバイルデバイス102内の他の同様の回路内に設けられてよく、または場合によっては、それらと共設/結合されてよいことを理解されたい。2次メモリ1004−2は、たとえば、1次メモリと同じもしくは同様のタイプのメモリ、および/または、たとえば、ディスクドライブ、光ディスクドライブ、テープドライブ、固体運動状態メモリドライブなど、1つもしくは複数のデータ記憶デバイスまたはシステムを備え得る。
[00102]いくつかの実装形態では、2次メモリは、非ブレンド型コンピュータ可読媒体1020を動作可能に受容するか、あるいはそれに結合するように構成され得る。メモリ1004および/または非ブレンド型コンピュータ可読媒体1020は、たとえば、本明細書で提供されるような適用可能技法に従って、データ処理を実行する際に使用するための命令1022を備え得る。
[00103]専用コンピューティングプラットフォーム1000は、たとえば、1つまたは複数のネットワークインターフェースユニット1008をさらに備え得る。ネットワークインターフェースユニット1008は、たとえば、1つもしくは複数の受信機1010と1つもしくは複数の送信機1012とによって表される、1つもしくは複数のワイヤードおよび/またはワイヤレス通信インターフェースを備え得る。いくつかの実装形態では、ネットワークインターフェースユニット1008は、1つまたは複数のトランシーバなどを備え得ることを理解されたい。さらに、図示されないが、ネットワークインターフェースユニット1008は、通信インターフェース機能/能力を前提として適用可能であるような、1つもしくは複数のアンテナおよび/または他の回路を備え得ることを理解されたい。
[00104]いくつかの例示的な実装形態によれば、たとえば、ネットワークインターフェースユニット1008は、たとえば、電話システム、ローカルエリアネットワーク、広域ネットワーク、パーソナルエリアネットワーク、イントラネット、インターネットなど、様々なワイヤード通信ネットワークとともに使用するために可能にされ得る。
[00105]モバイルデバイス102および/またはモバイルデバイス103は、たとえば、1つまたは複数の入出力ユニット1014をさらに備え得る。入出力ユニット1014は、1つもしくは複数の他のデバイスおよび/またはユーザから入力を取得し、かつ/あるいは1つもしくは複数の他のデバイスおよび/またはユーザに出力を与えるために使用され得る、1つもしくは複数のデバイスまたは他の同様の機構を表し得る。したがって、たとえば、入出力ユニット1014は、1つまたは複数のユーザ入力を受信するために使用され得る様々なボタン、スイッチ、タッチパッド、トラックボール、ジョイスティック、タッチスクリーン、キーボード、マイクロフォン、カメラなどを備え得る。いくつかの事例では、入出力ユニット1014は、ユーザのための視覚出力、可聴出力、および/または触覚出力を生成する際に使用され得る様々なデバイスを備え得る。たとえば、入出力ユニット1014は、ディスプレイ機構および/もしくはオーディオ機構を介して、ビデオディスプレイ、グラフィカルユーザインターフェース、測位ならびに/またはナビゲーション関係の情報、電子地図の視覚的表現、ルーティング方向などを提示するために使用され得る。
[00106]モバイルデバイス102、および/またはモバイルデバイス103は、たとえば、1つまたは複数のセンサー1016を備え得る。たとえば、センサー1016は、特定の環境108で発生し得る、ある種の大気現象または他の類似の現象を測定する際に有用であり得る、1つもしくは複数の環境センサーを表し得る。たとえば、センサー1016は、特定の環境108および/またはモバイルデバイス102のそこでの移動のある種の様相(aspect)を検出する際に有用であり得る、1つもしくは複数の慣性センサーあるいは環境センサーを表すことが可能である。したがって、たとえば、センサー1016は、1つもしくは複数の加速度計、1つもしくは複数のジャイロスコープまたはジャイロメータ、1つもしくは複数の磁力計など、1つもしくは複数の気圧計、1つもしくは複数の温度計、1つもしくは複数の粒子検出器、1つもしくは複数の湿度計、1つもしくは複数の光センサーなどを備え得る。さらに、いくつかの事例では、センサー1016は、マイクロフォン、カメラなど、1つまたは複数の入力デバイスを備えることが可能であり、かつ/またはそれらの形をとり得る。
[00107]SPS受信機1018は、1つまたは複数のアンテナ(図示せず)を介してワイヤレス信号134を獲得および獲得することが可能であり得る。SPS受信機1018はまた、モバイルデバイス102の位置および/または動きを推定するために獲得されたワイヤレス信号134を全体的にもしくは部分的に処理し得る。いくつかの事例では、SPS受信機1018は、獲得されたSPS信号を全体的にもしくは部分的に処理するために、および/またはモバイルデバイス102の推定されたロケーションを計算するために利用されることも可能な、1つもしくは複数の処理ユニット(図示せず)、たとえば、1つもしくは複数の汎用プロセッサ、1つもしくは複数のデジタル信号プロセッサDSP、1つもしくは複数の専用プロセッサを備え得る。いくつかの実装形態では、獲得されたSPS信号のそのような処理のすべてまたは一部は、SPS受信機1018と連携して、たとえば、処理ユニット1002、メモリ1004など、モバイルデバイス102内の他の処理能力によって実行され得る。SPSまたは測位動作を実行する際に使用するための他の信号の記憶(storage)は、メモリ1004またはレジスタ(図示せず)内で実行され得る。
[00108]いくつかの事例では、センサー1016は、メモリ1004中に記憶され、1つもしくは複数の測位機能に少なくとも一部基づいて、たとえば、測位またはナビゲーション動作を対象とするアプリケーションなどの1つもしくは複数のアプリケーションをサポートするDPS(図示せず)または処理ユニット1002によって処理され得るアナログあるいはデジタル信号を生成し得る。
[00109]処理ユニット1002は、ネットワークインターフェースユニット1008の受信機1010またはSPS受信機1018において獲得およびダウンコンバートされた信号のベースバンド処理を実行することが可能であり得る専用モデムプロセッサなどを備え得る。同様に、モデムプロセッサなどは、(ワイヤレス)送信機1012による送信のためにアップコンバートされるべき信号のベースバンド処理を実行し得る。代替実装形態では、専用モデムプロセッサを有する代わりに、ベースバンド処理が汎用プロセッサまたはDSP(たとえば、汎用/アプリケーションプロセッサ)によって実行され得る。ただし、これらはベースバンド処理を実行し得る構造の例にすぎず、特許請求される主題がこの観点について限定されないことを理解されたい。さらに、本明細書で提供される例示的な技法は、種々の異なる電子デバイス、モバイルデバイス、送信デバイス、環境、位置決定モードなどに関して適合され得ることを理解されたい。
[00110]ロングタームエボリューション(LTE)は、GSM(モバイル通信用グローバルシステム、当初、Groupe Special Mobile)および/もしくはCDMA(符号分割多元接続)ならびに/またはWCDMA技術をやはり使用することができるワイヤレスネットワーク/システムオペレータによって展開され得るモバイルネットワーク無線技術である。LTE測位プロトコル(LPP)およびより最近のLPP拡張(LPPe)標準は、本明細書で説明される例示的な技法のうちの少なくともいくつかをサポートするために、少なくとも一部、使用および/または適合され得る例示的な測位プロトコルを表す。
[00111]例として、いくつかの実装形態では、たとえば、LPP、LPPeなどのプロビジョニングプロトコル(a provisioning protocol)は、1つまたは複数のメッセージを介した遠隔デバイスからモバイルデバイスへの情報の交換をサポートすることができ、その情報の少なくともいくつかは、本明細書の例で基準データ報告として示される情報の少なくとも一部分に対応し得る。たとえば、いくつかの事例では、以下のうちの1つまたは複数を示すことが可能な、1つまたは複数のLPPeAtmosphericPressureADメッセージが使用され得る:
(1)基準高度に対応する基準Pressure(a referencePressure)、
(2)圧力ValidityArea(a pressureValidityArea)(たとえば、矩形、円、楕円、または多角形)、
(3)圧力ValidityPeriod(a pressureValidityPeriod)、
(4)基準PressureRate(a referencePressureRate)、
(5)gN圧力(a gN-pressure)(たとえば、北向きの圧力勾配(a northward pressure gradient))および/または、
(6)gE圧力(a gE-pressure)(たとえば、東向き圧力勾配(an eastward pressure gradient))。
[00112]ここでは、たとえば、基準Pressureは、WGS84基準ジオイドで、または地球重力モデル1996(EGM96:Earth Gravitational Model 1996)基準ジオイドで、ゼロレベルの大気圧(hPa)を指定し得る。圧力ValidityAreaが提供される場合、基準Pressureは、圧力ValidityAreaの中心を指す場合がある。中心外の圧力ValidityArea内の圧力は、提供される場合、圧力勾配(たとえば、gN圧力および/またはgE圧力)を使用して計算され得る。北向きまたは東向きの圧力勾配が提供されない場合、圧力は、圧力ValidityAreaを通して一定であると仮定され得る。基準PressureRateが提供されない場合、圧力は、圧力ValidityPeriodを通して各ロケーションにおいて一定(たとえば、時間的に変化しない)と仮定され得る。そうでない場合、提供される基準PressureRateは、提供される場合、圧力ValidityPeriodの初めに開始して、あるいは基準データ報告の送信時に開始して、圧力ValidityArea内の任意のロケーションにおいて時間ともに圧力の変化の率を提供することができる。例として、いくつかの事例では、基準Pressureおよび基準Pressure勾配に関するスケール係数は0.1hPaであってよく、他の提供された値が加算または減算される1013hPaの公称圧力(nominal pressure)が使用され得る。圧力ValidityPeriodは、たとえば、基準圧力有効期間の開始時間および持続期間を指定することができる。圧力ValidityPeriodが存在しない場合、基準データ報告内で提供されるそのような大気圧支援データは、その支援データがモバイルデバイスにおいて受信されたまさにその時間においてだけ有効であり得る。圧力ValidityAreaは、たとえば、提供される基準大気圧力がその中で有効である領域(たとえば、矩形、円、楕円、または多角形)を指定することができる。そのような情報が存在しない場合、提供される大気基準圧力は、その大気基準圧力が提供される瞬間におけるモバイルデバイスの位置においてだけ有効であり得る。圧力有効領域は、たとえば、それの中心点(中心Point(centerPoint))、幅(有効AreaWidth(validityAreaWidth))、および高さ(有効AreaHeight(validityAreaHeight))によって定義される矩形を指定することができる。ここでは、たとえば、幅は、緯度に沿って中心から測定されてよく、高さは経度に沿って中央から測定されてよい。幅および高さは、たとえば、矩形の全幅および高さとして測定され得る。ここでは、たとえば、スケール係数はKmであり得る。gN圧力は、たとえば、圧力ValidityAreaの中心から計算された基準大気圧の北向き勾配を指定することができる。ここでは、たとえば、スケール係数は10Pa/Kmであり得る。そのような情報が提供されない場合、そのような勾配はゼロになると仮定され得る。gE圧力は、たとえば、圧力ValidityAreaの中央から計算された基準大気圧の東向き勾配を指定することができる。ここでは、たとえば、スケール係数は10Pa/Kmであり得る。そのような情報が提供されない場合、そのような勾配はゼロになると仮定され得る。
[00113]本明細書で説明された技法は、特定の特徴および/または例に従ってアプリケーションに応じて様々な手段によって実装され得る。たとえば、そのような方法は、ソフトウェアとともに、ハードウェアで、ファームウェアで、および/またはそれらの組合せで実装され得る。ハードウェア実装の場合、たとえば、処理ユニットは、1つもしくは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書で説明する機能を実施するように設計された他のデバイスユニット、および/またはそれらの組合せの中で実装され得る。
[00114]上記の詳細な説明では、特許請求される主題の完全な理解を与えるために多数の具体的な詳細が記載されている。ただし、特許請求される主題は、これらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には理解されよう。他の事例では、特許請求される主題を不明瞭にしないように、当業者には既知であろう方法および装置については詳細に説明していない。
[00115]この特定の明細書の文脈では、特定の装置などの用語は、プログラムソフトウェアからの命令に従って特定の機能を実行するようにプログラムされた後の汎用コンピュータを含む。アルゴリズムの説明または記号表現は、信号処理または関連技術における当業者が、彼らの仕事の本質を他の当業者に伝達するために使用する技法の例である。アルゴリズムは、本明細書では、また一般に、所望の結果をもたらす自己無撞着な(self-consistent)一連のオペレーションまたは同様の信号処理であると考えられる。この文脈では、オペレーションまたは処理は物理量の物理的操作を伴う。必ずしもそうとは限らないが、一般に、電子信号は情報を表すので、そのような量は、記憶、転送、組合せ、比較、あるいは他の操作が可能な、電気信号または磁気信号の形態をとり得る。主に一般的な用法という理由で、そのような信号をビット、データ、値、要素、記号、文字、項、数、数字、情報などと呼ぶことは時々便利であることがわかっている。ただし、これらまたは同様の用語はすべて、適切な物理量に関連すべきものであり、便利なラベルにすぎないことを理解されたい。別段に動きが明記されていない限り、以下の説明から明らかなように、本明細書全体にわたって、「処理する」、「算出する」、「計算する」、「判断する」、「生成する」、「取得する」、「修正する」、「選択する」、「識別する」などの用語を利用する説明は、専用コンピュータまたは同様の専用電子コンピューティングデバイスのような、特定の装置の動作または処理を指すことを理解されたい。したがって、本明細書の文脈では、専用コンピュータあるいは同様の専用電子コンピューティングデバイスは、専用コンピュータまたは同様の専用電子コンピューティングデバイスのメモリ、レジスタ、もしくは他の情報記憶デバイス、送信デバイス、もしくはディスプレイデバイス内の物理電子的または磁気的な物理量として一般に表される信号を操作あるいは変換することが可能である。この特定の特許出願の文脈では、「特定の装置」という用語は、プログラムソフトウェアからの命令に従って特定の機能を実行するようにプログラムされた後の汎用コンピュータを含み得る。
[00116]明細書で使用する「および」、「または」、および「および/または」という用語は、そのような用語が使用される文脈に少なくとも部分的に依存することも予想される様々な意味を含み得る。一般に、「または」がA、BまたはCなどのリストを関連付けるために使用される場合、ここで包含的な意味で使用されるA、B、およびCを意味し、ならびにここで排他的な意味で使用されるA、BまたはCを意味するものとする。さらに、本明細書で使用する「1つまたは複数」という用語は、単数形の任意の特徴、構造、もしくは特性について説明するために使用され得るか、または複数の特徴、構造、もしくは特性、または特徴、構造、もしくは特性の何らかの他の組合せについて説明するために使用され得る。しかし、これは例示的な例にすぎないこと、および特許請求される主題がこの例に限定されないことに留意されたい。
[00117]現在例示的な特徴と考えられていることが例示され説明されたが、特許請求される主題から逸脱することなく、他の様々な変更が行われてよく、等価物が置換されてよいことが、当業者には理解されよう。さらに、本明細書で説明された中心概念から逸脱することなく、特許請求される主題の教示に特定の状況を適合させるために多くの変更が行われ得る。
[00118]したがって、特許請求される主題は、開示された特定の例に限定されず、そのような特許請求される主題は、添付の特許請求の範囲の中に入るすべての態様、およびその等価物も含み得るものとする。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
モバイルデバイスの高度を判断するための方法であって、前記モバイルデバイスにおいて、
前記モバイルデバイスに供給された環境センサーを介して取得された第1の測定値と前記モバイルデバイスのロケーションとを示す環境報告を生成することと、
遠隔デバイスに前記環境報告を送信することと、
異なる時点で、前記遠隔デバイスから基準データ報告を受信することと、
前記環境センサーを使用して、第2の測定値を取得することと、
前記基準データ報告と前記第2の測定値とに少なくとも一部基づいて、前記モバイルデバイスの前記高度および/または前記モバイルデバイスに関する較正パラメータのうちの少なくとも1つを判断することと
を備える方法。
[C2]
前記環境センサーが気圧計を備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記第1の測定値および/または前記第2の測定値のうちの少なくとも1つが局所大気圧に少なくとも一部基づく、C1に記載の方法。
[C4]
前記環境報告が、前記モバイルデバイスの水平位置、前記モバイルデバイスに関する水平位置履歴、前記モバイルデバイスの移動、前記モバイルデバイスに関する移動履歴、前記モバイルデバイスの前記高度、前記モバイルデバイスに関する高度履歴、前記モバイルデバイスの相対高度、前記モバイルデバイスに関する相対高度履歴、局所大気圧、大気圧履歴、局所大気温度、大気温度履歴、局所大気湿度、大気湿度履歴、屋内環境の表示、屋外環境の表示、屋内と屋外環境との間の大気圧差のうちの少なくとも1つをさらに示す、C1に記載の方法。
[C5]
前記環境報告が、特定の環境に対応するユーザ供給観測に少なくとも一部基づく、C1に記載の方法。
[C6]
前記モバイルデバイスに関する前記ロケーションが、アシスト型全地球航法衛星システム(A−GNSS)、観測到着時間差(OTDOA)、アドバンストフォワードリンク三辺測量(AFLT)、拡張セルID(E−CID)、および/または慣性センサーのうちの少なくとも1つを使用して少なくとも一部判断される、C1に記載の方法。
[C7]
前記モバイルデバイスの前記ロケーションが、高度成分および相対高度成分のうちの少なくとも1つを備える、C1に記載の方法。
[C8]
前記高度成分が、アシスト型全地球航法衛星(A−GNSS)、観測到着時間差(OTDOA)、アドバンストフォワードリンク三辺測量(AFLT)、拡張セルID(E−CID)、慣性センサー、および/または地形図もしくは等高線図のうちの少なくとも1つを使用して少なくとも一部判断される、C7に記載の方法。
[C9]
前記モバイルデバイスに関する前記較正パラメータを判断することが、
前記モバイルデバイスに関する測定された高度にさらに少なくとも一部基づいて、前記モバイルデバイスに関する前記較正パラメータを判断することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C10]
前記測定された高度が、アシスト型全地球航法衛星システム(A−GNSS)、および/または地形図もしくは等高線図のうちの少なくとも1つを使用して少なくとも一部判断される、C9に記載の方法。
[C11]
前記基準データ報告が前記環境報告に少なくとも一部基づく、C1に記載の方法。
[C12]
モバイルデバイスの高度を判断するための装置であって、
前記モバイルデバイスに供給された環境センサーを介して取得された第1の測定値と前記モバイルデバイスのロケーションとを示す環境報告を生成するための手段と、
遠隔デバイスに前記環境報告を送信するための手段と、
異なる時点で、前記遠隔デバイスから基準データ報告を受信するための手段と、
前記環境センサーを使用して、第2の測定値を取得するための手段と、
前記基準データ報告と前記第2の測定値とに少なくとも一部基づいて、前記モバイルデバイスの前記高度および/または前記モバイルデバイスに関する較正パラメータのうちの少なくとも1つを判断するための手段と
を備える、装置。
[C13]
前記環境センサーが気圧計を備える、C12に記載の装置。
[C14]
前記第1測定値および/または前記第2の測定値のうちの少なくとも1つが局所大気圧に少なくとも一部基づく、C12に記載の装置。
[C15]
前記環境報告が、前記モバイルデバイスの水平位置、前記モバイルデバイスに関する水平位置履歴、前記モバイルデバイスの移動、前記モバイルデバイスに関する移動履歴、前記モバイルデバイスの前記高度、前記モバイルデバイスに関する高度履歴、前記モバイルデバイスの相対高度、前記モバイルデバイスに関する相対高度履歴、局所大気圧、大気圧履歴、局所大気温度、大気温度履歴、局所大気湿度、大気湿度履歴、屋内環境の表示、屋外環境の表示、屋内と屋外環境との間の大気圧差のうちの少なくとも1つをさらに示す、C12に記載の装置。
[C16]
前記環境報告が、特定の環境に対応するユーザ供給観測に少なくとも一部基づく、C12に記載の装置。
[C17]
前記モバイルデバイスに関する前記ロケーションが、アシスト型全地球航法衛星システム(A−GNSS)、観測到着時間差(OTDOA)、アドバンストフォワードリンク三辺測量(AFLT)、拡張セルID(E−CID)、および/または慣性センサーのうちの少なくとも1つを使用して少なくとも一部判断される、C12に記載の装置。
[C18]
前記モバイルデバイスの前記ロケーションが、高度成分および相対高度成分のうちの少なくとも1つを備える、C12に記載の装置。
[C19]
前記高度成分が、アシスト型全地球航法衛星(A−GNSS)、観測到着時間差(OTDOA)、アドバンストフォワードリンク三辺測量(AFLT)、拡張セルID(E−CID)、慣性センサー、および/または地形図もしくは等高線図のうちの少なくとも1つを使用して少なくとも一部判断される、C18に記載の装置。
[C20]
前記モバイルデバイスに関する前記較正パラメータを判断するための前記手段が、
前記モバイルデバイスに関する測定された高度にさらに少なくとも一部基づいて、前記モバイルデバイスに関する前記較正パラメータを判断するための手段をさらに備える、C12に記載の装置。
[C21]
前記測定された高度が、アシスト型全地球航法衛星システム(A−GNSS)、および/または地形図もしくは等高線図のうちの少なくとも1つを使用して少なくとも一部判断される、C20に記載の装置。
[C22]
前記基準データ報告が前記環境報告に少なくとも一部基づく、C12に記載の装置。
[C23]
モバイルデバイスであって、
環境センサーと、
ネットワークインターフェースユニットと、
前記環境センサーを介して取得された第1の測定値と前記モバイルデバイスのロケーションとを示す環境報告を生成し、
前記ネットワークインターフェースユニットを介した遠隔デバイスに対する前記環境報告の送信を開始し、
異なる時点で、前記ネットワークインターフェースユニットを介して前記遠隔デバイスから基準データ報告を受信し、
前記環境センサーを介して第2の測定値を取得し、
前記基準データ報告と前記第2の測定値とに少なくとも一部基づいて、前記モバイルデバイスの高度および/または前記モバイルデバイスに関する較正パラメータのうちの少なくとも1つを判断する
ための処理ユニットと
を備えるモバイルデバイス。
[C24]
前記環境センサーが気圧計を備える、C23に記載のモバイルデバイス。
[C25]
前記第1の測定値および/または前記第2の測定値のうちの少なくとも1つが局所大気圧に少なくとも一部基づく、C23に記載のモバイルデバイス。
[C26]
前記環境報告が、前記モバイルデバイスの水平位置、前記モバイルデバイスに関する水平位置履歴、前記モバイルデバイスの移動、前記モバイルデバイスに関する移動履歴、前記モバイルデバイスの前記高度、前記モバイルデバイスに関する高度履歴、前記モバイルデバイスの相対高度、前記モバイルデバイスに関する相対高度履歴、局所大気圧、大気圧履歴、局所大気温度、大気温度履歴、局所大気湿度、大気湿度履歴、屋内環境の表示、屋外環境の表示、屋内と屋外環境との間の大気圧差のうちの少なくとも1つをさらに示す、C23に記載のモバイルデバイス。
[C27]
前記環境報告が、特定の環境に対応するユーザ供給観測に少なくとも一部基づく、C23に記載のモバイルデバイス。
[C28]
前記モバイルデバイスに関する前記ロケーションが、アシスト型全地球航法衛星システム(A−GNSS)、観測到着時間差(OTDOA)、アドバンストフォワードリンク三辺測量(AFLT)、拡張セルID(E−CID)、および/または慣性センサーのうちの少なくとも1つを使用して少なくとも一部判断される、C23に記載のモバイルデバイス。
[C29]
前記モバイルデバイスの前記ロケーションが、高度成分および相対高度成分のうちの少なくとも1つを備える、C23に記載のモバイルデバイス。
[C30]
前記高度成分が、アシスト型全地球航法衛星(A−GNSS)、観測到着時間差(OTDOA)、アドバンストフォワードリンク三辺測量(AFLT)、拡張セルID(E−CID)、慣性センサー、および/または地形図もしくは等高線図のうちの少なくとも1つを使用して少なくとも一部判断される、C29に記載のモバイルデバイス。
[C31]
前記処理ユニットはさらに、
前記モバイルデバイスに関する測定された高度にさらに少なくとも一部基づいて、前記モバイルデバイスに関する前記較正パラメータを判断する、C23に記載のモバイルデバイス。
[C32]
前記測定された高度が、アシスト型全地球航法衛星システム(A−GNSS)、および/または地形図もしくは等高線図のうちの少なくとも1つを使用して少なくとも一部判断される、C31に記載のモバイルデバイス。
[C33]
前記基準データ報告が前記環境報告に少なくとも一部基づく、C23に記載のモバイルデバイス。
[C34]
モバイルデバイスに供給された環境センサーを介して取得された第1の測定値と、前記モバイルデバイスのロケーションとを示す環境報告を生成し、
遠隔デバイスに対する前記環境報告の送信を開始し、
異なる時点で、前記遠隔デバイスから基準データ報告を受信し、
前記環境センサーを使用して、第2の測定値を取得し、
前記基準データ報告と前記第2の測定値とに少なくとも一部基づいて、前記モバイルデバイスの高度および/または前記モバイルデバイスに関する較正パラメータのうちの少なくとも1つを判断する
ための、モバイルデバイスの処理ユニットによって実行可能なコンピュータ実装可能命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体
を備える物品。
[C35]
前記環境センサーが気圧計を備える、C34に記載の物品。
[C36]
前記第1の測定値および/または前記第2の測定値のうちの少なくとも1つが局所大気圧に少なくとも一部基づく、C34に記載の物品。
[C37]
前記環境報告が、前記モバイルデバイスの水平位置、前記モバイルデバイスに関する水平位置履歴、前記モバイルデバイスの移動、前記モバイルデバイスに関する移動履歴、前記モバイルデバイスの前記高度、前記モバイルデバイスに関する高度履歴、前記モバイルデバイスの相対高度、前記モバイルデバイスに関する相対高度履歴、局所大気圧、大気圧履歴、局所大気温度、大気温度履歴、局所大気湿度、大気湿度履歴、屋内環境の表示、屋外環境の表示、屋内と屋外環境との間の大気圧差のうちの少なくとも1つをさらに示す、C34に記載の物品。
[C38]
前記環境報告が、特定の環境に対応するユーザ供給観測に少なくとも一部基づく、C34に記載の物品。
[C39]
前記モバイルデバイスに関する前記ロケーションが、アシスト型全地球航法衛星システム(A−GNSS)、観測到着時間差(OTDOA)、アドバンストフォワードリンク三辺測量(AFLT)、拡張セルID(E−CID)、および/または慣性センサーのうちの少なくとも1つを使用して少なくとも一部判断される、C34に記載の物品。
[C40]
前記モバイルデバイスの前記ロケーションが、高度成分および相対高度成分のうちの少なくとも1つを備える、C34に記載の物品。
[C41]
前記高度成分が、アシスト型全地球航法衛星(A−GNSS)、観測到着時間差(OTDOA)、アドバンストフォワードリンク三辺測量(AFLT)、拡張セルID(E−CID)、慣性センサー、および/または地形図もしくは等高線図のうちの少なくとも1つを使用して少なくとも一部判断される、C40に記載の物品。
[C42]
前記モバイルデバイスに関する測定された高度にさらに少なくとも一部基づいて、前記モバイルデバイスに関する前記較正パラメータを判断する
ためのコンピュータ実装可能命令をさらに備える、C34に記載の物品。
[C43]
前記測定された高度が、アシスト型全地球航法衛星システム(A−GNSS)、および/または地形図もしくは等高線図のうちの少なくとも1つを使用して少なくとも一部判断される、C42に記載の物品。
[C44]
前記基準データ報告が前記環境報告に少なくとも一部基づく、C34に記載の物品。
[C45]
電子デバイスにおいて、
モバイルデバイスから環境報告を受信することと、前記環境報告は、前記モバイルデバイスに供給された環境センサーを介して取得された測定値と前記モバイルデバイスのロケーションとを示し、
前記環境報告に少なくとも一部基づいて、基準データ報告を生成することと、前記基準データ報告は、前記モバイルデバイスの前記ロケーションに対応する特定の環境の基準高度に対応する基準大気圧を示し、
前記モバイルデバイスに前記基準データ報告を送信することと
を備える方法。
[C46]
前記環境センサーが気圧計を備え、前記測定値が局所大気圧に少なくとも一部基づく、C45に記載の方法。
[C47]
前記環境報告が、前記モバイルデバイスの水平位置、前記モバイルデバイスに関する水平位置履歴、前記モバイルデバイスの移動、前記モバイルデバイスに関する移動履歴、前記モバイルデバイスの高度、前記モバイルデバイスに関する高度履歴、前記モバイルデバイスの相対高度、前記モバイルデバイスに関する相対高度履歴、局所大気圧、大気圧履歴、局所大気温度、大気温度履歴、局所大気湿度、大気湿度履歴、屋内環境の表示、屋外環境の表示、屋内と屋外環境との間の大気圧差のうちの少なくとも1つをさらに示す、C45に記載の方法。
[C48]
前記環境報告が、前記特定の環境に対応するユーザ供給観測に少なくとも一部基づく、C45に記載の方法。
[C49]
前記モバイルデバイスに関する前記ロケーションが、アシスト型全地球航法衛星システム(A−GNSS)、観測到着時間差(OTDOA)、アドバンストフォワードリンク三辺測量(AFLT)、拡張セルID(E−CID)のうちの少なくとも1つを使用して少なくとも一部判断される、C45に記載の方法。
[C50]
前記基準データ報告が、前記基準大気圧に対応する圧力有効領域、前記基準大気圧に対応する圧力有効期間、前記基準大気圧に対応する基準圧力比、前記基準大気圧に対応する方向性圧力勾配、および/または前記基準大気圧に対応する温度のうちの少なくとも1つをさらに示す、C45に記載の方法。
[C51]
モバイルデバイスから環境報告を受信するための手段と、前記環境報告は、前記モバイルデバイスに供給された環境センサーを介して取得された測定値と前記モバイルデバイスのロケーションとを示し、
前記環境報告に少なくとも一部基づいて、基準データ報告を生成するための手段と、前記基準データ報告は、前記モバイルデバイスの前記ロケーションに対応する特定の環境の基準高度に対応する基準大気圧を示し、
前記モバイルデバイスに前記基準データ報告を送信するための手段と
を備える装置。
[C52]
前記環境センサーが気圧計を備え、前記測定値が局所大気圧に少なくとも一部基づく、C51に記載の装置。
[C53]
前記環境報告が、前記モバイルデバイスの水平位置、前記モバイルデバイスに関する水平位置履歴、前記モバイルデバイスの移動、前記モバイルデバイスに関する移動履歴、前記モバイルデバイスの高度、前記モバイルデバイスに関する高度履歴、前記モバイルデバイスの相対高度、前記モバイルデバイスに関する相対高度履歴、局所大気圧、大気圧履歴、局所大気温度、大気温度履歴、局所大気湿度、大気湿度履歴、屋内環境の表示、屋外環境の表示、屋内と屋外環境との間の大気圧差のうちの少なくとも1つをさらに示す、C51に記載の装置。
[C54]
前記環境報告が、前記特定の環境に対応するユーザ供給観測に少なくとも一部基づく、C51に記載の装置。
[C55]
前記モバイルデバイスに関する前記ロケーションが、アシスト型全地球航法衛星システム(A−GNSS)、観測到着時間差(OTDOA)、アドバンストフォワードリンク三辺測量(AFLT)、拡張セルID(E−CID)、および/または慣性センサーのうちの少なくとも1つを使用して少なくとも一部判断される、C51に記載の装置。
[C56]
前記基準データ報告が、前記基準大気圧に対応する圧力有効領域、前記基準大気圧に対応する圧力有効期間、前記基準大気圧に対応する基準圧力比、前記基準大気圧に対応する方向性圧力勾配、および/または前記基準大気圧に対応する温度のうちの少なくとも1つをさらに示す、C51に記載の装置。
[C57]
ネットワークインターフェースユニットと、
前記ネットワークインターフェースユニットを介してモバイルデバイスから環境報告を受信することと、前記環境報告は、前記モバイルデバイスに供給された環境センサーを介して取得された測定値と前記モバイルデバイスのロケーションとを示し、
前記環境報告に少なくとも一部基づいて、基準データ報告を生成することと、前記基準データ報告は、前記モバイルデバイスの前記ロケーションに対応する特定の環境の基準高度に対応する基準大気圧を示し、
前記ネットワークインターフェースユニットを介した前記モバイルデバイスに対する前記基準データ報告の送信を開始することと
を行うための処理ユニットと
を備えるデバイス。
[C58]
前記環境センサーが気圧計を備え、前記測定値が局所大気圧に少なくとも一部基づく、C57に記載のデバイス。
[C59]
前記環境報告が、前記モバイルデバイスの水平位置、前記モバイルデバイスに関する水平位置履歴、前記モバイルデバイスの移動、前記モバイルデバイスに関する移動履歴、前記モバイルデバイスの高度、前記モバイルデバイスに関する高度履歴、前記モバイルデバイスの相対高度、前記モバイルデバイスに関する相対高度履歴、局所大気圧、大気圧履歴、局所大気温度、大気温度履歴、局所大気湿度、大気湿度履歴、屋内環境の表示、屋外環境の表示、屋内と屋外環境との間の大気圧差のうちの少なくとも1つをさらに示す、C57に記載のデバイス。
[C60]
前記環境報告が、前記特定の環境に対応するユーザ供給観測に少なくとも一部基づく、C57に記載のデバイス。
[C61]
前記モバイルデバイスに関する前記ロケーションが、アシスト型全地球航法衛星システム(A−GNSS)、観測到着時間差(OTDOA)、アドバンストフォワードリンク三辺測量(AFLT)、拡張セルID(E−CID)、および/または慣性センサーのうちの少なくとも1つを使用して少なくとも一部判断される、C57に記載のデバイス。
[C62]
前記基準データ報告が、前記基準大気圧に対応する圧力有効領域、前記基準大気圧に対応する圧力有効期間、前記基準大気圧に対応する基準圧力比、前記基準大気圧に対応する方向性圧力勾配、および/または前記基準大気圧に対応する温度のうちの少なくとも1つをさらに示す、C57に記載のデバイス。
[C63]
モバイルデバイスから環境報告を受信することと、前記環境報告は、前記モバイルデバイスに供給された環境センサーを介して取得された測定値と前記モバイルデバイスのロケーションとを示し、
前記環境報告に少なくとも一部基づいて、基準データ報告を生成することと、前記基準データ報告は、前記モバイルデバイスの前記ロケーションに対応する特定の環境の基準高度に対応する基準大気圧を示し、
前記モバイルデバイスに対する前記基準データ報告の送信を開始することと
を行うための、電気デバイスの処理ユニットによって実行可能なコンピュータ実装可能命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体
を備える物品。
[C64]
前記環境センサーが気圧計を備え、前記測定値が局所大気圧に少なくとも一部基づく、C63に記載の物品。
[C65]
前記環境報告が、前記モバイルデバイスの水平位置、前記モバイルデバイスに関する水平位置履歴、前記モバイルデバイスの移動、前記モバイルデバイスに関する移動履歴、前記モバイルデバイスの高度、前記モバイルデバイスに関する高度履歴、前記モバイルデバイスの相対高度、前記モバイルデバイスに関する相対高度履歴、局所大気圧、大気圧履歴、局所大気温度、大気温度履歴、局所大気湿度、大気湿度履歴、屋内環境の表示、屋外環境の表示、屋内と屋外環境との間の大気圧差のうちの少なくとも1つをさらに示す、C63に記載の物品。
[C66]
前記環境報告が、前記特定の環境に対応するユーザ供給観測に少なくとも一部基づく、C63に記載の物品。
[C67]
前記モバイルデバイスに関する前記ロケーションが、アシスト型全地球航法衛星システム(A−GNSS)、観測到着時間差(OTDOA)、アドバンストフォワードリンク三辺測量(AFLT)、拡張セルID(E−CID)、および/または慣性センサーのうちの少なくとも1つを使用して少なくとも一部判断される、C63に記載の物品。
[C68]
前記基準データ報告が、前記基準大気圧に対応する圧力有効領域、前記基準大気圧に対応する圧力有効期間、前記基準大気圧に対応する基準圧力比、前記基準大気圧に対応する方向性圧力勾配、および/または前記基準大気圧に対応する温度のうちの少なくとも1つをさらに示す、C63に記載の物品。

Claims (13)

  1. モバイルデバイスの高度を判断するための方法であって、前記モバイルデバイスにおいて、
    前記モバイルデバイスに供給された環境センサーを介して取得された第1の測定値と前記モバイルデバイスのロケーションとを示す環境報告を生成することと、
    遠隔デバイスに前記環境報告を送信することと、
    異なる時点で、前記遠隔デバイスから基準データ報告を受信することであって、前記基準データ報告が前記環境報告に少なくとも一部基づき、前記環境報告が、特定の環境に対応するユーザ供給観測に少なくとも一部基づく、受信することと、
    前記環境センサーを使用して、第2の測定値を取得することと、
    前記基準データ報告と前記第2の測定値とに少なくとも一部基づいて、前記モバイルデバイスの前記高度および前記モバイルデバイスに関する較正パラメータを判断することとを備え、
    前記環境センサーが気圧計を備え、
    前記第1の測定値および/または前記第2の測定値のうちの少なくとも1つが局所大気圧に少なくとも一部基づく、
    方法。
  2. 前記環境報告が、前記モバイルデバイスの水平位置、前記モバイルデバイスに関する水平位置履歴、前記モバイルデバイスの移動、前記モバイルデバイスに関する移動履歴、前記モバイルデバイスの前記高度、前記モバイルデバイスに関する高度履歴、前記モバイルデバイスの相対高度、前記モバイルデバイスに関する相対高度履歴、局所大気圧、大気圧履歴、局所大気温度、大気温度履歴、局所大気湿度、大気湿度履歴、屋内環境の表示、屋外環境の表示、屋内と屋外環境との間の大気圧差のうちの少なくとも1つをさらに示す、請求項1に記載の方法。
  3. 前記モバイルデバイスに関する前記ロケーションが、アシスト型全地球航法衛星システム(A−GNSS)、観測到着時間差(OTDOA)、アドバンストフォワードリンク三辺測量(AFLT)、拡張セルID(E−CID)、および/または慣性センサーのうちの少なくとも1つを使用して少なくとも一部判断される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記モバイルデバイスの前記ロケーションが、高度成分および相対高度成分のうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記高度成分が、アシスト型全地球航法衛星(A−GNSS)、観測到着時間差(OTDOA)、アドバンストフォワードリンク三辺測量(AFLT)、拡張セルID(E−CID)、慣性センサー、および/または地形図もしくは等高線図のうちの少なくとも1つを使用して少なくとも一部判断される、請求項に記載の方法。
  6. 前記モバイルデバイスに関する前記較正パラメータを判断することが、
    前記モバイルデバイスに関する測定された高度にさらに少なくとも一部基づいて、前記モバイルデバイスに関する前記較正パラメータを判断すること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記測定された高度が、アシスト型全地球航法衛星システム(A−GNSS)、および/または地形図もしくは等高線図のうちの少なくとも1つを使用して少なくとも一部判断される、請求項に記載の方法。
  8. モバイルデバイスの高度を判断するための装置であって、
    前記モバイルデバイスに供給された環境センサーを介して取得された第1の測定値と前記モバイルデバイスのロケーションとを示す環境報告を生成するための手段と、
    遠隔デバイスに前記環境報告を送信するための手段と、
    異なる時点で、前記遠隔デバイスから基準データ報告を受信するための手段であって、前記基準データ報告が前記環境報告に少なくとも一部基づき、前記環境報告が、特定の環境に対応するユーザ供給観測に少なくとも一部基づく、受信するための手段と、
    前記環境センサーを使用して、第2の測定値を取得するための手段と、
    前記基準データ報告と前記第2の測定値とに少なくとも一部基づいて、前記モバイルデバイスの前記高度および前記モバイルデバイスに関する較正パラメータを判断するための手段と
    を備え、
    前記環境センサーが気圧計を備える、
    装置。
  9. 前記環境報告が、前記モバイルデバイスの水平位置、前記モバイルデバイスに関する水平位置履歴、前記モバイルデバイスの移動、前記モバイルデバイスに関する移動履歴、前記モバイルデバイスの前記高度、前記モバイルデバイスに関する高度履歴、前記モバイルデバイスの相対高度、前記モバイルデバイスに関する相対高度履歴、局所大気圧、大気圧履歴、局所大気温度、大気温度履歴、局所大気湿度、大気湿度履歴、屋内環境の表示、屋外環境の表示、屋内と屋外環境との間の大気圧差のうちの少なくとも1つをさらに示す、請求項に記載の装置。
  10. 前記モバイルデバイスに関する前記ロケーションが、アシスト型全地球航法衛星システム(A−GNSS)、観測到着時間差(OTDOA)、アドバンストフォワードリンク三辺測量(AFLT)、拡張セルID(E−CID)、および/または慣性センサーのうちの少なくとも1つを使用して少なくとも一部判断される、請求項に記載の装置。
  11. 前記モバイルデバイスの前記ロケーションが、高度成分および相対高度成分のうちの少なくとも1つを備え、および、オプションで、
    前記高度成分が、アシスト型全地球航法衛星(A−GNSS)、観測到着時間差(OTDOA)、アドバンストフォワードリンク三辺測量(AFLT)、拡張セルID(E−CID)、慣性センサー、および/または地形図もしくは等高線図のうちの少なくとも1つを使用して少なくとも一部判断される、
    請求項10に記載の装置。
  12. 前記モバイルデバイスに関する前記較正パラメータを判断するための前記手段が、
    前記モバイルデバイスに関する測定された高度にさらに少なくとも一部基づいて、前記モバイルデバイスに関する前記較正パラメータを判断するための手段
    をさらに備え、および、オプションで、
    前記測定された高度が、アシスト型全地球航法衛星システム(A−GNSS)、および/または地形図もしくは等高線図のうちの少なくとも1つを使用して少なくとも一部判断される、
    請求項10に記載の装置。
  13. 請求項1乃至のうちのいずれか1項の方法を実行するためにモバイルデバイスの処理ユニットによって実行可能なコンピュータ実装可能命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体。
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