JP6266604B2 - 人間工学的な乳児おくるみ用ブランケット - Google Patents

人間工学的な乳児おくるみ用ブランケット Download PDF

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Description

関連出願
本出願は、Daruni M. Gotel, Rodney Telford、および、Carol J. Lubickによる米国仮特許出願第61/660,497号(2012年6月15日出願、発明の名称「ERGONOMIC BABY SWADDLING BLANKET」)と、Daruni M. Gotel, Rodney Telford、および、Carol J. Lubickによる米国特許仮出願第61/728,493号(2012年11月20日出願、発明の名称「ERGONOMIC BABY SWADDLING BLANKET」)とに対する35 U.S.C. 119(e)の下での優先権を主張し、それらの両方は、参照によって本明細書で完全に援用される。
実施形態は、乳児用のケア製品に関する。より具体的には、実施形態は、乳児をくるむためのおくるみ用ブランケットに関する。
おくるみ用ブランケットは、乳児が安全および安心を感じる状態を保つ一方、乳児にぬくもりおよび保護を提供し、かつ世話を行う者にとって乳児をより管理しやすくするために使用される。乳児をくるむ従来の方法は、乳児を長方形のブランケットで包み、乳児の脚および腕を拘束することを伴う。乳児をくるむことは、誰にでもできることではない。乳児の腕が固定されていない、または適切に固定されていない場合、乳児は、驚愕反射を引き起こす、あるいは体をくねらせる、または別様にその腕を自由にさせ、乳児を目覚めさせ得る。加えて、世話を行う者は、長方形のブランケットを使用して、動いている乳児を正しくくるむのに苦労し得る。
容易にくるむことができるように、いくつかのおくるみ用デバイスが、開発されている。これらのデバイスの多くは、乳児の腕を乳児の側面に拘束し、乳児の脚をともに拘束し、および/または乳児の脚および腕を単一おくるみ内に拘束し、乳児の腕がおくるみから脱がされずに、乳児の脚を露出させる(例えば、おむつ交換、冷却のため)ことを困難にするという点において、類似欠点に悩まされる。
いくつかの従来のアプローチは、乳児の腕を不自然な位置において身体の側面または身体の背後に抑制する。そのような位置は、不快であって、かつ乳児を目覚めさせ得る。さらに、乳児の腕を身体の側面または背後に固定することは、乳児がその腕を自由にすることができない(同様に、乳児を不快にさせ得る)ことを保証するものではない。加えて、従来のおくるみ用ブランケットを使用して、乳児の腕をその側面に拘束するために使用される技法は、乳児の脚が抑制され、完全に広げることができない結果をもたらし得る。
乳児の腕の固定に加え、くるむ技法は、乳児の脚も同様に固定することを伴い得る。例えば、乳児の脚をくるむアプローチは、脚をともにブランケット内に包み、バッグ、包み、または同等物の内側に脚を置くことを伴い得る。しかしながら、そのようなアプローチは、乳児の臀部および脚を適切な人間工学的拡開位置に保つことを助長せず、むしろ、多くの場合、乳児の臀部および膝を伸展位置に保ち、股関節形成不全および股関節脱臼のリスクを増加させ得る。
さらに、多くの現在のおくるみデバイスでは、脚および腕がともに取り扱われるため、上半身を緩めずに、下半身をおくるみから脱がすことができない。その結果、おむつ交換および同等物は、乳児を再度完全にくるむことを要求し得る。
おくるみ用ブランケットの実施形態は、乳児または小児に安心感および快適性を提供する一方、乳児の大腿部および臀部のための人間工学的位置決めを提供し、乳児の腕を所望の位置に固定するように構成されてもよい。いくつかの実施形態によると、腕は、適切な臀部および脚の位置決めを提供するステップから独立してくるまれることができる。さらに、下半身は、適切な臀部および脚の位置決めを提供し、乳児の胴体をくるむステップから独立して覆われることができる。
おくるみ用ブランケットの1つの実施形態は、胴体部分および臀部を有する中央区画および/または位置決め区画と、中央区画から第1の方向に延びる第1の腕用の翼状部と、中央区画から第2の方向に延びる第2の腕用の翼状部と、臀部区画から延び、乳児の大腿部を持ち上げて分離することによって、使用時、乳児を人間工学的位置に促すように構成された臀部位置決めフラップとを含む。おくるみ用ブランケットはまた、乳児の脚を覆うための脚用の袋状部を含んでもよい。
第1の腕用の翼状部は、乳児に巻き付くように適合させられることができ、第2の腕用の翼状部は、第1の腕用の翼状部を覆って包むように適合させられることができる。第2の腕用の翼状部は、おくるみ用ブランケットの裏に固定するための固定機構を含んでもよい。臀部フラップは、臀部フラップがおくるみ用ブランケットに固定されることを可能にするための固定機構を含んでもよい。1つの実施形態によると、臀部位置決めフラップは、第2の腕用の翼状部を固定することから独立して、第2の腕用の翼状部の裏に固定するように適合させられることができる。
臀部位置決めフラップは、乳児の大腿部の一部に沿って、乳児の臀部より広く、乳児の脚間に巻き付くように適合させられ得る、部分を含んでもよい。例えば、臀部位置決めフラップは、第2の翼状部の裏面に固定してもよい。臀部位置決めフラップは、詰め物が増加しているエリアを備えてもよい。一例として、臀部位置決めフラップは、第1の大腿部接触エリア内の臀部位置決めフラップの第1の縁における詰め物が増加している第1のエリアと、第2の大腿部接触エリア内の臀部位置決めフラップの第2の縁における詰め物が増加している第2のエリアとを備えてもよい。
臀部位置決めフラップまたは他の位置決め装置は、乳児の脚を人間工学的「カエル脚」位置等の所望の人間工学的拡開蹲坐位置に保ち、健康な臀部発達を冗長するように適合させられることができる。さらに、乳児の脚は、まっすぐに固定される、またはともに圧迫されない位置にあることができ、乳児がだっこひもまたは類似製品の中に固定されることを可能にし、股関節形成不全または股関節脱臼のリスクを防止あるいは少なくとも低減させ得る。臀部位置決めフラップは、腕から独立して固定解除され、より容易なおむつ交換を可能にし得る。
おくるみ用ブランケットは、脚用の袋状部を含んでもよい。1つの実施形態によると、脚用の袋状部は、おくるみ用ブランケットの裏面に継合されてもよい。袋状部は、臀部フラップが固定解除された(下方位置)にあるとき、袋状部への開口部が閉塞されるが、臀部フラップが固定された位置にあるとき、アクセス可能である場所に取着される。袋状部は、乳児の脚を受け取るように適合させられることができる。脚用の袋状部は、乳児の脚が、腕用のおくるみの完全性を低減することなく、露出されることを可能にするように構成されることができる。
おくるみ用ブランケットは、第1の翼状部上に配置された第1のポケットと、第2の翼状部上に配置された第2のポケットとを含んでもよい。第1のポケットは、第1のポケットの内側端に第1のポケット開口部を有してもよく、第2のポケットは、第2のポケットの内側端に第2のポケット開口部を有してもよい。第1のポケットは、第1の腕を受け取るように適合させられ、第2のポケットは、第2の腕を受け取るように適合させられることができる。1つの実施形態によると、第1および第2のポケットは、幼児が、右拳が乳児の右側に固定され、左拳が乳児の左側に固定された状態で誕生するとき、乳児の拳が乳児の胸部上に静置し、「心臓に手を置いた」位置を可能にするように位置決めされることができる。乳児がより大きく成長するにつれて、実施形態は、乳児が、完全に腕用のポケットの中に進め、その腕を腕用の袖の長さの内側に完全に伸展させることを可能にする。腕用の翼状部が閉鎖されるように折り畳まれると、第2の腕は、第1の腕の直上に位置決めされ、両腕は、「抱擁」位置に胸部を覆って/それを交差して折り重ねられる。言い換えると、腕は、相互に重なるように位置決めされない。代わりに、一方の腕が、他方の上方に静置する。
おくるみ用ブランケットはまた、第1のポケット開口部に近接する第1の腕用のフラップと、第2のポケット開口部に近接する第2の腕用のフラップとを含んでもよい。第1の腕用のフラップは、第1の腕が第1のポケット内に受け取られるとき、第1の腕が第1の腕用のフラップの第1の部分と第1の翼状部の正面との間を通過するように、第1の腕用の翼状部の正面に面した裏面を有する、第1の腕用のフラップの第1の部分を含むことができる。第1の腕用のフラップはまた、第1の腕用のフラップの第1の部分から延びる第1の腕用の巻き付き部分であって、第1の腕が第1のポケット内に受け取られると、第1の腕の一部の下に挟み込むように適合させられる、第1の腕用の巻き付き部分を含んでもよい。第1の腕用の巻き付き部分は、第1のポケットの遠位端に向かって上向きに第1の腕に優しい力を提供するように適合させられてもよい。
おくるみ用ブランケットはまた、第2のポケット開口部に近接する第2の腕用のフラップを含んでもよい。第2の腕用のフラップは、第2の腕が第2のポケット内に受け取られるとき、第2の腕が第2の腕用のフラップの第1の部分と第2の翼状部の正面との間を通過するように、第2の腕用の翼状部の正面に面した裏面を有する、第2の腕用のフラップの第1の部分を含むことができる。第2の腕用のフラップはまた、第2の腕用のフラップの第1の部分から延びる第2の腕用の巻き付き部分を含んでもよい。第2の腕用の巻き付き部分は、第2の腕が第2のポケット内に受け取られると、第2の腕の一部の下に挟み込むように適合させられることができる。第2の腕用の巻き付き部分は、第2のポケットの遠位端に向かって上向きに第2の腕に優しい力を提供するように適合させられてもよい。1つの実施形態によると、第1および第2の腕用のフラップの腕用の巻き付き部分は、乳児の腕の下に挟み込み、少なくとも部分的に、肘の上方の乳児の腕の一部を包む。
第1の二次パネルが提供されることができ、第1の二次パネルは、主要パネル正面に面した第1の二次パネル裏面を有する。第1の二次パネルは、主要パネルと協働して第1のポケットを形成してもよい。第1の二次パネルはまた、主要パネルと協働して第2のポケットを形成してもよい。第1の腕用のフラップおよび第2の腕用のフラップは、第1の二次パネルの一部を構成してもよい。
第2の二次パネルが提供されてもよく、第2の二次パネル裏面は、主要パネル正面に面する。第2の二次パネルは、主要パネルと協働して第2のポケットを形成してもよい。第1の腕用のフラップは、第1の二次パネルの一部を構成してもよく、第2の腕用のフラップは、第2の二次パネルの一部を構成してもよい。
いくつかの実施形態は、乳児の腕が、脚から独立して、個々に位置決めされ、固定されることを可能にする。乳児の腕は、腕用のポケット内に個々に位置決めされることができる。腕用のポケットは、乳児の腕が、胎児の腕位置を模倣するような所望の配向に固定されることを確実にすることができる。腕用のポケットの利点はまた、乳児の下で緩む、または襞になり、乳児を不自然な位置に強要し得る過剰な布地が全くまたは殆どないことであり得る。
本明細書に開示される実施形態は、乳児が覆われ、安全にすることが可能な人間工学的おくるみ用ブランケットを提供する。実施形態は、乳児が未だ子宮の中にいたときの位置を模倣する位置/構成において腕を定位置に優しく固定する、構造化された袖/ポケットを提供する。乳児の腕は、種々の曲げられた腕位置に位置決めされることができる。実施形態はまた、自然な脚の移動を可能にする(脚をともに拘束するのではなく)臀部位置決めを提供する。
1つの実施形態は、乳児をくるむための方法を含んでもよく、本方法は、乳児をおくるみ用ブランケット内に位置決めするステップを含み、乳児の臀部は、臀部部分に対して位置決めされ、おくるみ用ブランケットは、第1の腕用の翼状部および第2の腕用の翼状部を有する。第1の腕用の翼状部は、中央区画から第1の方向に延びてもよく、第2の腕用の翼状部は、中央区画から第2の方向に延びてもよい。
本方法はさらに、乳児の周りに第1の腕用の翼状部および第2の腕用の翼状部を巻き付けるステップと、腕用の翼状部のうちの少なくとも1つを固定し、乳児の腕をくるむステップとを含んでもよい。本方法はさらに、乳児の脚を通して、臀部位置決めフラップを前進させ、乳児の脚を所望の位置に付勢するステップと、乳児の腕がくるまれた後、臀部位置決めフラップを固定し、乳児の脚を位置決めするステップとを含んでもよい。本方法はさらに、臀部位置決めフラップが固定された後、乳児の脚を袋状部で覆うステップを含んでもよい。ある場合には、乳児の脚は、乳児の腕のおくるみが固定解除されることなく、露出され、臀部位置決めフラップが固定解除され得る。
いくつかの実施形態では、第1の腕用の翼状部および第2の腕用の翼状部を巻き付けるステップに先立って、第1の腕は、第1の腕用の翼状部の第1のポケットの中に前進されてもよく、第2の腕は、第2の腕用の翼状部の第2のポケットの中に前進されてもよい。第1の腕用の翼状部および第2の腕用の翼状部を巻き付けるステップに先立って、第1の腕の一部は、第1の腕用のフラップで包まれ、第2の腕の一部は、第2の腕用のフラップで包まれてもよい。
1つの実施形態によると、腕用の翼状部のうちの少なくとも1つを固定するステップは、第1の腕用の翼状部上の第1の固定機構をおくるみ用ブランケットの胴体部分上の第2の固定機構に固定するステップを含むことができる。また、第2の腕用の翼状部上の第3の固定機構を人間工学的おくるみ用ブランケット上の第4の固定機構に固定するステップを含んでもよい。第4の固定機構は、胴体部分またはその他の場所にあってもよい。臀部位置決めフラップを固定するステップは、臀部位置決めフラップを腕用の翼状部の一方に固定するステップを含んでもよい。
本方法はさらに、乳児の頭部をおくるみ用ブランケットの中央区画と一体型のフード内に位置決めするステップを含んでもよい。フードは、少なくとも部分的に、同様に、第1および第2のポケットのうちの1つ以上の一部を形成する、二次パネルによって形成されてもよい。第1の腕用の翼状部を乳児の周りに巻き付け、第2の腕用の翼状部を乳児の周りに巻き付けるステップは、乳児の首近傍の間隙を減少させ得る。
実施形態は、独立するが、一体型設計において、(i)腕/胴体の固定と、(ii)脚および臀部の適切な位置決めとを可能にすることによって、利点を提供する。実施形態はさらに、乳児の脚を一体型ブランケット内に独立して覆うことを可能にしてもよい。
本開示およびその利点のより完全な理解のために、ここで、付随の図面(類似参照番号は、類似特徴を示す)と関連して検討される、以下の説明を参照する。
図1は、人間工学的おくるみ用ブランケットの1つの実施形態の正面図を描写する。
図2は、人間工学的おくるみ用ブランケットの1つの実施形態の背面図を描写する。
図3は、臀部フラップが立ち上げられた人間工学的おくるみ用ブランケットの別の図を図示する。
図4は、人間工学的おくるみ用ブランケットの別の実施形態の正面図を描写する。
図5および6は、異なる腕位置を図示する、おくるみ用ブランケットの実施形態の図を描写する。 図5および6は、異なる腕位置を図示する、おくるみ用ブランケットの実施形態の図を描写する。
図7は、いくつかの例示的寸法の範囲を図示する、おくるみ用ブランケットの1つの実施形態の正面図を描写する。
図8は、チョウ形状における人間工学的おくるみ用ブランケットの1つの実施形態の正面図を描写する。
図9および10は、開放および閉鎖構成における人間工学的おくるみ用ブランケットの1つの実施形態の正面図を描写する。 図9および10は、開放および閉鎖構成における人間工学的おくるみ用ブランケットの1つの実施形態の正面図を描写する。
図11は、人間工学的おくるみ用ブランケットの1つの実施形態を使用して、乳児をくるむためのプロセスの種々の段階を描写する。
システムおよび方法ならびにその種々の特徴および有利な詳細が、付随の図面に図示され、以下の説明に詳述される、非限定的実施形態をより完全に参照して説明される。周知の開始材料、処理技法、構成要素、および機器の説明は、詳細な説明を不必要に曖昧にしないように省略される。しかしながら、発明を実施するための形態および具体的実施例は、好ましい実施形態を示すが、限定としてではなく、例証として与えられるにすぎないことを理解されたい。本発明の根本概念の精神および/または範囲内にある種々の代用、修正、追加、および/または再配列は、本開示から、当業者に明白となるであろう。
本明細書で使用されるように、用語「comprises(備える)」、「comprising(備える)」、「includes(含む)」、「including(含む)」、「has(有する)」、「having(有する)」、またはその任意の他の変形例は、非排他的含有を網羅することが意図される。例えば、要素のリストを備える、プロセス、物品、または装置は、必ずしも、それらの要素のみに限定されず、明示的にリストされていない、あるいはそのようなプロセス、物品、または装置に固有の他の要素を含んでもよい。さらに、そうではないことが明示的に述べられない限り、「or(または)」は、排他的「or」ではなく、包含的「or」を指す。例えば、条件AまたはBは、以下のうちの任意の1つによって充足される:Aは、真(または、存在)であって、Bは、偽(または、不在)である、Aは、偽(または、不在)であって、Bは、真(または、存在)である、ならびにAおよびBの両方が、真の(または、存在)である。
加えて、本明細書に与えられる任意の実施例または例証は、いかようにも、それらがともに利用される任意の用語または複数の用語の制限、限定、またはその定義を表現するものとして、見なされない。代わりに、これらの実施例または例証は、ある特定の実施形態に関して説明されており、例証にすぎないものと見なされるべきである。当業者は、これらの実施例または例証とともに利用される任意の用語または複数の用語が、それとともに、または明細書のいずれかに与えられ得る、あるいは与えられない場合もある、他の実施形態を包含し、全てのそのような実施形態が、その用語または複数の用語の範囲内に含まれることが意図されることを理解するであろう。そのような非限定的実施例および例証を指定する用語として、「for example(例えば)」、「for instance(例えば)」、「e.g.(例えば)」、「in one embodiment(1つの実施形態では)」が挙げられるが、それらに限定されない。
おくるみにくるむことは、乳児の四肢の移動が制限されるが、必ずしも、排除されないように、ブランケット内に乳児を包むという実践である。本明細書に説明される実施形態は、子供をくるみ、乳児がしっかりと包まれることを可能にするための人間工学的ブランケットを提供する。おくるみ用ブランケットは、「一体型であるが、別個」の設計を有することができ、一体型ブランケットが、脚を覆い、適切な臀部位置決めを提供することを含め、腕/胴体および下半身を別個にくるむことを可能にする。親または世話を行う者は、おくるみ用ブランケット全体を緩め、おむつを交換したり、乳児の体温を確認したり等をする必要はない。代わりに、親または世話を行う者は、乳児の腕または脚あるいはおむつにアクセスするために必要とされるおくるみ用ブランケットの部分のみ緩めることが可能である。
腕用のポケットは、乳児の腕が種々の曲げられた腕位置に固定されることを可能にするように提供されてもよい。おくるみ用ブランケットは、上腕の周囲または乳児の腕の肘の上方に巻き付き、腕をポケット内に維持し、曲げられた腕位置を助長する、腕用のポケットの開口部に近接して巻き付き部分を含むことができる。
臀部位置決め装置もまた、「拡開蹲坐」、「蹲坐拡開」、「カエル脚」、または「カエル」位置等、自然な人間工学的臀部位置に乳児の臀部、大腿部、または脚を促すように構成されるように提供されてもよい。拡開蹲坐位置(また、「カエル脚」、「カエル」、または「蹲坐拡開」位置としても知られる)では、股関節における屈曲は、冠状面から少なくとも90°、好ましくは、約110°〜120°であって、拡開角度は、正中面から平均35〜55°であるべきである。これは、大腿骨頭を股関節窩または臼蓋窩内に正しく位置決めする。(股関節窩は、腸骨の関節面である。)新生児の場合、拡開は、必要なく、臀部屈曲の助長で十分である(内転および外転を低減する)。
図1および2は、おくるみ用ブランケット100の1つの実施形態の正面および背面を図示する。おくるみ用ブランケット100は、中央区画112と、第1の腕用の翼状部114と、第2の腕用の翼状部116とを有する、主要パネル110を含むことができる。主要パネル110は、ともに縫着または別様に継合される布地材料の1つ以上のサブパネルから形成されることができ、材料の1つ以上の層を構成してもよい。
中央区画112は、乳児の頭部が静置する頭部部分118と、乳児の身体を支持する胴体部分120と、乳児の臀部を受け取り、乳児の脚間に交差し、乳児の臀部および大腿部を位置決めする、臀部位置決めフラップ124を含む、臀部部分122とを有する、主要受け取り面積を提供する。第1の腕用の翼状部114および第2の腕用の翼状部116は、中央区画112から側方に外向きに延びる。翼状部114および116は、非対称または対称であってもよい。いくつかの実施形態では、翼状部114および116の形状または寸法は、相補的であってもよい。相補的形状または寸法を有する翼状部114および116は、容量を増やす、または乳児にとって不快となり得る、付加的材料を伴わずに、所望の人間工学的位置決めを提供し得る。腕用のポケット160は、翼状部114または116上に配置されることができる。翼状部114および116は、身体に近接して乳児の胸部を交差して巻き付き、乳児の手をその胸部または別の位置に置いた状態で乳児の腕を優しく固定する。この腕の位置は、乳児に安心感を与える。しっかりとした位置決めはまた、新生児の「驚愕反射」を止め、乳児がその顔を引っ掻くことがないように防止するのに役立つ。
好ましくは、腕用の翼状部114または116のうちの少なくとも1つは、乳児の胸部を交差して、かつ乳児の背中の周りに巻き付くために十分に長い。図示される実施形態によると、例えば、第1の腕用の翼状部114は、乳児の身体を交差して巻き付くことができる。第2の腕用の翼状部116は、第1の腕用の翼状部114を覆って、乳児の身体の裏まで巻き付くことができる。面ファスナ(hook and loop)材料等の固定機構115は、主要パネル110の裏の対応する固定機構117に固定され、第2の腕用の翼状部116を固定する。固定機構115/117はまた、ボタン、ひも、スナップ、または他の機構を含むことができる。一方のみの翼状部116が、図1の実施形態では、固定機構115を含むが、固定機構115は、所望に応じて、翼状部114および116の両方を固定するために使用されてもよい。第1の腕用の翼状部114は、第2の腕用の翼状部116より比較的に狭く、第1の腕用の翼状部114を第2の腕用の翼状部116の下に巻き付けることを容易にすることができることに留意されたい。第1の腕用の翼状部114は、左腕用の翼状部として図示され、第2の腕用の翼状部116は、右腕用の翼状部として図示されるが、翼状部は、反転または別様に構成されてもよいことに留意されたい。
主要パネル110に加え、1つ以上の材料の部品から形成される1つ以上の付加的パネルは、主要パネル110に継合され、おくるみ用ブランケット100を形成してもよい。例えば、図1の実施形態では、外側縁142および内側縁144を有する二次パネル140が、主要パネル110に継合される。二次パネル140の裏面は、主要パネル110の正面に面する。1つの実施形態によると、ポケット160は、二次パネル140と主要パネル110との間に形成されることができる。
二次パネル140の外側縁142の全部または一部は、主要パネル110の外側縁111の一部に近接する主要パネル110に縫合または別様に継合されることができる。いくつかの実施形態では、二次パネル140の内側縁144は、統合されたフード165の裏側縁を形成するために、主要パネルの外側縁111から、翼状部114および116に沿って、内向きに主要パネル110に縫合され、第1および第2の腕用のポケット160の上縁を形成することができる。1つの実施形態によると、図2において可視である単一連続縫目173は、フード裏側縁および各腕用のポケット160の上腕用のポケット縁を形成することができる。
二次パネル140の連続内側縁144は、第1の部分および第2の部分において、主要パネル110に継合され、翼状部114および116と協働する腕用のポケット160を形成することができる。乳児の腕は、二次パネル140および主要パネル110の一部を形成するポケット間のポケット160内に受け取られることができる。1つの実施形態によると、腕用のポケット160は、翼状部114および116の距離または幅全体に延びず、翼状部114および116より短く、かつ狭い。好ましくは、ポケット160のサイズおよび構成は、乳児の腕の移動を最小限にするように選択される。各ポケット160は、内側端(乳児の胴体により近い端部)で開放され、外側端(乳児胴体から離れた端部)で閉鎖される。図1に示される実施形態では、例えば、ポケット160は、主要パネル110の外側縁および二次パネル140の縁142が継合される場合、閉鎖される。他の実施形態では、ポケットは、両端で開放されてもよい。
乳児をくるむ問題の1つは、その腕が自由になるように「飛び出す」可能性である。腕が自由になる場合、乳児は、驚いて目を覚ましたり、自らを引っ掻いたり等をし得る。乳児の腕が自由にならないように防止するために、腕は、ポケット160内に維持されてもよい。腕用のポケット160の利点は、乳児の腕が、おくるみ用ブランケットを過度に緊締することなく、固定されることであり得る。
いくつかの実施形態では、腕用のフラップが、提供されることができる。この目的を達成するために、二次パネル140は、腕用のポケット160の開口部に近接して位置する、腕用のフラップ部分170を含むことができる。腕用のフラップ部分170は、乳児の腕をよりしっかりと保持するために使用されることができ、ポケット160内において、各腕の下に挿入され、乳児の腕(または、乳児の腕の大部分)を覆うことができる。各腕用のフラップは、乳児の腕が腕用のフラップの裏面と主要パネルの正面との間を通過する、第1の部分と、乳児の腕の一部の下に挟み込まれる腕用の巻き付き部分とを有してもよい。
1つの実施形態によると、腕用のフラップ170は、ポケットからブランケットの中心に向かって、乳児の腕が対応する腕用のポケット160内に挿入されるとき、乳児の腕に対して略垂直(または、他の角度)となるであろう方向に、二次パネル140の材料を延ばすことによって形成されることができる。図示される実施形態では、腕用のフラップ170は、略下向きに、腕用のポケット開口部に近接するおくるみ用ブランケット100の中線に向かって延びる。腕用のフラップ部分170は、乳児の腕の一部の下に挟み込まれる腕用の巻き付き部分を提供するために十分な長さであることができる。
作業時、乳児の腕の一部は、腕用のポケット160内に受け取られ、その部分は、腕用のフラップ170と主要パネル110との間に静置するであろう。腕用のフラップ170の残りは、腕用のフラップ170が、少なくとも部分的に、乳児の腕の上側部分を包むように、乳児の腕の下に挟み込まれることができる。腕用のフラップ170は、乳児の腕が腕用のポケット160から滑り出ることないように防止するのに役立つ。以下に論じられる図5および6は、腕用のポケットの実施形態をより詳細に図示する。
前述のように、おくるみ用ブランケットの1つの実施形態は、統合されたフード165を含むことができる。フード165は、乳児の頭部を覆って着用される、または乳児の頭部の背後に折り返されることができる。前述の図示される実施形態では、二次パネル140の内側縁の一部は、頭部部分および胴体部分が開放された開口部を形成するように成形されることができる。腕用のフラップ部分170を乳児の腕の下に挟み込むことは、内側縁を乳児の顔のより近くに引っ張るのに役立つことができる。縫い込まれたダーツ166は、乳児の頭部の周りにより優れた輪郭適合を提供することができる。統合されたフード165は、乳児の頭部からの熱損失を排除し、温もりを加え、従来のおくるみ用ブランケット設計と異なり、首筋における隙間を防止する。
おくるみ用ブランケットの実施形態は、健康な臀部位置決め装置を含み、乳児の臀部を健康な位置に促すことができる。例えば、おくるみ用ブランケット100は、図1の下方位置に図示される臀部位置決めフラップ124を含んでもよい。臀部位置決めフラップ124が下方位置にあることによって、乳児は、おくるみ用ブランケット100内に容易に位置決めされ得、おむつが、交換され得る、または同様なことが考えられる。臀部位置決めフラップ124は、乳児の膝を持ち上げて分離することによって、乳児の繊細かつ依然として形成中の軟股関節および骨盤を人間工学的位置に優しく位置決めし、支持するように構成されることができる。より自然な胎児の位置は、股関節形成不全を防止するのに役立つと考えられる。臀部位置決めフラップ124は、乳児が膝および臀部を曲げ、臀部が自然に収まる、または広がる(例えば、拡開蹲坐位置に)ことを可能にするように、大腿部を位置決めするために十分に広い。
いくつかの実施形態では、臀部位置決めフラップ124は、乳児の臀部が自然な拡開蹲坐位置に来るような位置に乳児の脚を促す。拡開蹲坐位置は、概して、膝の拡開および背骨の湾曲と連動し得る臀部の屈曲を指す。新生児の場合、膝の拡開は殆どまたは全くないことが望ましくあり得るが、背骨の湾曲および臀部の屈曲は、90〜120度が望ましくあり得る。より成長した乳児の場合、臀部位置決めフラップ124は、少なくとも90度、好ましくは、120度の臀部の屈曲を確実にし得、さらに、膝の拡開が、55度、好ましくは、35〜40度(各脚)を超えないことを確実にし得、さらに、背中の丸まりを助長し得る。臀部位置決めフラップ124は、乳児の臀部を自然位置に促し得るが、乳児が、ある他の理由から伸びまたは移動をするとき、その脚を移動および伸展させないように防止しない。
臀部位置決めフラップ124の両側の輪郭が付けられた詰め物は、大腿上部に内側支持を与えることができるが、乳児が、ある程度の移動自由度を有し、脚が自然な胎児の位置に戻るように促すことを可能にする。特に、詰め物が増加しているエリア175は、乳児の大腿部に接触する臀部位置決めフラップ124の面積に置かれることができる。詰め物175はまた、乳児の脚が折れ曲がらないように防止するために使用されてもよい。
1つの実施形態によると、おくるみ用ブランケット100は、乳児の尻が臀部部分122の一部上に静置するように成形される。臀部部分122は、乳児の臀部より広くなるように定寸されることができる。加えて、臀部位置決めフラップ124は、尻の下方の乳児の大腿部の裏に接触する、臀部位置決めフラップ124の一部に対して、乳児の臀部よりも広いままである。臀部位置決めフラップ124は、乳児の大腿部のさらに下方の面積において、乳児の臀部より狭くなるように内向きに先細になり、臀部位置決めフラップ124が乳児の脚間を通過することを可能にすることができる。好ましくは、臀部位置決めフラップ124は、乳児の脚間の距離が狭くなると(例えば、乳児がその脚を真っすぐにするため)、臀部位置決めフラップ124が乳児の大腿部を分離させるように促すように、乳児の大腿部が臀部位置決めフラップ124に圧接するように十分に広いままである。
臀部位置決めフラップ124は、臀部位置決めフラップ124が固定位置にあるとき、臀部位置決めフラップ124の端部部分をおくるみ用ブランケットに固定するための固定機構185を含んでもよい。1つの実施形態によると、臀部位置決めフラップ124は、第2の翼状部116の裏の面ファスナ固定機構187に固定する、面ファスナ固定機構185を含んでもよい。他の固定機構もまた、使用されてもよい。臀部位置決めフラップ124は、図示される実施形態では、乳児の胴体をおくるみから脱がさずに、固定解除されることができることに留意されたい。しかしながら、乳児の脚が露出されるときの臀部位置決めフラップ124の固定は、上部胴体のおくるみを係留し、乳児が移動する場合、おくるみ用ブランケットの上側部分が乳児の胴体にずり上がらないように防止するのに役立つ。
脚用の袋状部180が、主要パネルに継合されてもよく、乳児の脚および足のための付加的温もりを提供するために使用されることができる。1つの実施形態によると、脚用の袋状部180は、例えば、縫目線197に示されるように、主要パネル110に縫着または別様に継合されてもよい。脚用の袋状部180は、付加的温もりおよび脚の安定を提供する一方、脚移動の自由を可能にすることができる。しかしながら、1つの実施形態によると、脚用の袋状部180は、乳児の脚を支持する、または乳児の脚が任意の具体的位置に静置することを促すように設計されていない。代わりに、乳児の脚は、臀部位置決めフラップ124によって、自然な位置に向かって押勢される。伸縮素材開口部は、乳児の脚を内側に置くとき、世話を行う者が容易にアクセスすることを可能にすることができ、伸縮素材上部はまた、乳児の腹部を交差して優しく抱き込んでもよい。図示される実施形態では、乳児の脚は、臀部位置決めフラップ124を固定解除する、または乳児の腕上のおくるみを緩めることなく、袋状部180から取り出され得ることに留意されたい。したがって、乳児の脚は、臀部位置決め装置または乳児の腕のおくるみの完全性を損なうことなく、露出されることができる(例えば、快適性、軟膏の塗布、または他の目的のため)。
おくるみ用ブランケット100は、乳児の頭部が頭部部分118上に静置し、乳児の臀部が臀部部分122上に静置するように定寸されることができる。乳児は、サイズがばらばらであるため、おくるみ用ブランケット100は、平均サイズの乳児およびそれを中心とするサイズの範囲に適応するように定寸され得る。例えば、おくるみ用ブランケット100は、身長50パーセンタイル(および、ある身長の範囲、例えば、+−10%、20%、30%、40%)内の生後1ヶ月齢児、身長50パーセンタイル(および、ある身長の範囲、例えば、+−10%、20%、30%、40%)内の生後2ヶ月齢児、身長50パーセンタイル(および、ある身長の範囲、例えば、+−10%、20%、30%、40%)内の生後3ヶ月齢児等に適応するように定寸されることができる。おくるみ用ブランケット100は、可変サイズおよび年齢の乳児のために、ある範囲のサイズに適応することができるため、おくるみ用ブランケット100は、ある年齢の範囲の乳児に適応するように定寸されてもよい。さらに、異なるサイズのおくるみ用ブランケット100は、未熟児のためのより小型のおくるみ用ブランケット100およびより大きい乳児のためのより大型のおくるみ用ブランケット100を含む、異なるサイズ範囲内の乳児に対応するように適用されてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、おくるみ用ブランケット100は、3〜6ヶ月の子供のために定寸されてもよく、または20〜30ポンドの子供に対応するように定寸されてもよい。
図3は、臀部フラップ124が袋状部180を露顕させるために持ち上げられたおくるみ用ブランケット100の正面図を図示する。袋状部180上に縫い込まれたダーツ190は、移動の自由を可能にする。袋状部180は、袋状部の上端に開口部195を有してもよい。開口部195は、伸縮素材198によって囲繞されてもよい。
図4は、おくるみ用ブランケット200の1つの実施形態の正面図を描写する。図4に描写されるおくるみ用ブランケット200は、他の実施形態と関連して前述のように、腕用のポケット260と、臀部位置決め装置224と、袋状部280とを含む、類似特徴を含むことができるが、統合されたフードは、提供されず、乳児の首は、襟面積262上に静置することができる。
図4に描写されるおくるみ用ブランケット200等のいくつかの実施形態は、主要パネル210を含み、第1および第2の二次パネル240を含むことができる。主要パネル210および二次パネルはそれぞれ、材料の複数の部品から形成されてもよい。各二次パネル240の外側縁242の全部または一部は、主要パネルの外側縁にまたはそれに近接して、主要パネル210に継合され、腕用のポケット260の上縁を形成することができ、二次パネル240の内側縁244の一部は、主要パネル210に継合され、腕用のポケット260の底縁を形成することができる。付加的縫合は、腕用のポケットの上側縁を完成させることができる。例えば、単一連続縫目が、左および右腕用のポケットの上側縁を完成させるように、図4に示される。腕用のポケット260は、内側端(乳児の胴体により近い端部)上に開口部を有し、乳児の腕を受け取り、遠位側で閉鎖または開放することができる。
腕用のフラップ270が、腕用のポケットへの開口部に近接して提供されることができる。各腕用のフラップは、乳児の腕が腕用のフラップの裏面と主要パネルの正面との間を通過する第1の部分と、乳児の腕の一部の下に挟み込まれる腕用の巻き付き部分とを有してもよい。図示される実施形態では、腕用のフラップ270は、略下向きに、腕用のポケット開口部に近接するおくるみ用ブランケット200の中線に向かって延びる。腕用のフラップ部分270は、腕用のポケット260内に未だ受け取られていない乳児の腕の上側部分の下に挟み込まれ得るように、十分な長さであることができる。1つの実施形態によると、各腕用のフラップは、中央および内側縁に沿って縫合されない、対応する二次パネル240の一部によって形成されることができる。
作業時、乳児の腕の一部は、腕用のポケット260内に受け取られ、その部分は、腕用のフラップ270と主要パネル210との間に静置するであろう。腕用のフラップ270の残りは、腕用のフラップ270が、少なくとも部分的に、乳児の腕の上側部分を包むように、乳児の腕の下に挟み込まれることができる。腕用のフラップ270は、乳児の腕が腕用のポケット260から滑り出ないように防止するのに役立つ。
乳児は、サイズがばらばらであるため、おくるみ用ブランケット200は、平均サイズの乳児およびそれを中心とするサイズの範囲に適応するように定寸されることができる。例えば、おくるみ用ブランケット200は、身長50パーセンタイル(および、ある身長の範囲、例えば、+−10%、20%、30%、40%以上または以下の身長)内の生後1ヶ月齢児、身長50パーセンタイル(および、ある身長の範囲、例えば、+−10%、20%、30%、40%以上または以下の身長)内の生後2ヶ月齢児、身長50パーセンタイル(および、ある身長の範囲、例えば、+−10%、20%、30%、40%以上または以下の身長)内の生後3ヶ月齢児等に適応するように定寸されることができる。おくるみ用ブランケット200は、可変サイズおよび年齢の乳児のために、ある範囲のサイズに適応することができるため、おくるみ用ブランケット200は、ある年齢の範囲の乳児に適応するように定寸されてもよい。さらに、異なるサイズのおくるみ用ブランケット200は、未熟児のためのより小型のおくるみ用ブランケット200およびより大きい乳児のためのより大型のおくるみ用ブランケット200を含む、異なるサイズ範囲内の乳児に対応するように適用されてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、おくるみ用ブランケット200は、3〜6ヶ月の子供のために定寸されてもよく、または20〜30ポンドの子供に対応するように定寸されてもよい。
図5および6は、おくるみ用ブランケット200の実施形態の図を描写し、腕用のポケット260および腕用のフラップ270が、種々の曲げられた腕位置に適応し得ることを図示する。図5および6に描写されるように、乳児は、おくるみ用ブランケット200内に位置決めされてもよく、乳児の腕は、乳児の腕がある角度Θ(シータ)を有する状態で予備形成されたポケット260内に位置決めされてもよい。新生児の場合、シータは、90度未満であり得る。より成長した乳児の場合、シータは、90度を上回り得る。シータの選択は、乳児の年齢およびどの位置において乳児がより快適と感じるかに応じて、変動してもよい。腕用のフラップ270は、上腕の一部を含む乳児の腕の一部の周りに巻き付き、乳児の腕の下およびポケットの中に挟み込まれる、腕用の巻き付き部分を含むように提供される。各腕用のフラップ270は、優しい上向きかつ側方の力を乳児の上腕に印加し、曲げられた腕の位置において、乳児の腕を個別のポケット260内に維持する。当業者は、ポケットおよび腕用の巻き付き部分が、翼状部を伴う、または伴わないブランケットを含む、おくるみ用ブランケットの任意の好適な形状因子において組み込まれることができることを理解するであろう。一例として、限定ではないが、前述のようなポケットおよび腕用の巻き付き部分は、大型の長方形ブランケットまたは他の形状のブランケット上に組み込まれることができる。
さらに図6に図示されるように、臀部面積222は、乳児の臀部がブランケット上に静置する、乳児の臀部よりも広い部分226を有する。臀部位置決めフラップは、大腿部の一部に沿って、乳児の臀部よりも広いままである。臀部位置決めフラップは、次いで、乳児の臀部より若干狭くなるように先細になる。当業者は、臀部位置決め装置は、おくるみ用ブランケットの任意の好適な形状因子内に組み込まれることができることを理解するであろう。
おくるみ用ブランケットは、特定の寸法または寸法の範囲に限定されず、任意のサイズの着用児に適応するように定寸され得るが、図7は、おくるみ用ブランケット100の1つの実施形態の正面図を描写し、乳児をくるむためのいくつかの例示的寸法(および、寸法の比率)を図示する。乳児の大腿部のための位置決めを提供する、おくるみ用ブランケット100の部分の寸法は、ある年齢またはサイズの子供に適応するように変動してもよい。例えば、臀部面積122は、24〜35cmであって、乳児の大腿部を位置決めする、または支持するための詰め物を有する臀部位置決めフラップ124へと先細になってもよい。1つの実施形態では、臀部位置決めフラップは、7〜11cmまで先細になり得るが、乳児の大腿部の裏を横断する臀部位置決めフラップ124の一部に対して、乳児の臀部より大きいままであろう。図示される実施形態では、例えば、詰め物の面積内の臀部フラップの幅は、幅約19〜25cmから幅8〜12cmへと遷移してもよい。
図7に提供される寸法は、限定ではなく、一例として提供される。当業者は、例示的範囲を上回るまたは下回る寸法が、種々のサイズの乳児に適応するために使用されてもよく、必要に応じて、任意のサイズの着用児に適応するために十分に大きくまたは小さく作製されてもよいことを理解するであろう。例えば、いくつかの実施形態では、臀部面積122は、24cm未満または35cm超であってもよく、臀部位置決めフラップは、依然として、臀部位置決めを提供しながら、着用児に適応するために、7cm未満または11cm超のサイズに先細になってもよい。さらに、おくるみ用ブランケットの他の側面も、種々のサイズの着用児に適応するように適切に定寸されてもよい。
図8は、腕用の袖360が縫着され、左および右腕用の翼状部314および316が略対称であって、全体的形状が「チョウ」形状に類似する、人間工学的おくるみ用ブランケット300の1つの実施形態の正面図を描写する。本構成では、袖360は、乳児の腕を身体に対してある角度に維持することができ、二次パネル340の縁342は、乳児の腕が曲がらないように防止する。フード365は、ポケット360から別個に形成されてもよい。さらに、面ファスナ材料115が、翼状部314および316の片方または両方の長さに沿って延び、翼状部314および316を相互または主要パネル310に締結してもよい。臀部位置決めフラップ324は、乳児の脚間において、真下から折り畳まれ、主要パネル310にスナップ留めまたは別様に締結してもよい。
図9および10は、腕用のポケット460が、主要パネル410に対する乳児の腕の移動を制限するように縫着され得る、人間工学的おくるみ用ブランケット400の1つの実施形態の正面図を描写する。主要パネル410はまた、対称であって、さらに、「天使の翼」形状を有する、第1および第2の腕用の翼状部414および416とともに成形されてもよい。フード465は、ポケット460と別個に形成されてもよい。人間工学的おくるみ用ブランケット400は、乳児の脚が単一袋状部内に含有されず、脚を分離する、レギンス480を含んでもよい。レギンス480の別個の脚は、だっこひもへの乳児の位置決めを容易にし得、乳児の脚を通してストラップを通過させることを可能にし、おむつ交換または同等のことを容易にし得る。
図11は、おくるみ用ブランケットを乳児に装着するための1つの方法を図示する、一連の図を描写する。ステップ1では、乳児は、人間工学的おくるみ用ブランケット内に位置決めされる。乳児の位置決めは、乳児の臀部が、輪郭が付けられた着座面積、臀部位置決めフラップ、または同等物に対して位置決めされることを確実にすることを含んでもよい。ステップ2−4では、乳児の腕は、翼状部内の腕用のポケット内およびおくるみ用ブランケットの胴体部分に固定された翼状部内に位置決めされることができる。ステップ2−4に描写されるように、乳児の左腕は、右腕の前に固定される。しかしながら、いずれの腕が、最初に固定されてもよい。ステップ5では、臀部位置決めフラップが、乳児の脚間に前進され、おくるみ用ブランケットの胴体部分に取着されてもよい。随意に、ステップ6では、脚に温もりまたは保護を追加するために、乳児の脚が、脚用の袋状部内に封入されてもよい。
おくるみ用ブランケットが形成される材料は、乳児がその脚を伸ばすことができる一方、臀部位置決めフラップが、乳児の大腿部を曲げ臀部および膝位置に戻るように押勢するために十分な支持を提供するように、ある程度の伸縮性を有することができる。ブランケットは、軟質の柔軟性のあるブランケットであることができる。いくつかの実施形態では、ジャージニットは、おくるみ用ブランケット内の乳児にとって十分な快適性および伸縮性を提供する一方、依然として、乳児が安心かつ温もりを感じることを可能にし得る。他の材料として、綿(モスリンを含む)、フリース、およびスパンデックスが挙げられるが、それらに限定されない。編物および織物を含む、他の天然および合成繊維も可能性として考えられ得る。
本発明は、その具体的実施形態に関して説明されたが、これらの実施形態は、単に、例証であって、本発明の制限ではない。図示される実施形態の本明細書における説明は、包括的であること、または本発明を本明細書に開示される精密な形態に限定することを意図しない(および、特に、任意の特定の実施形態、寸法、特徴、または機能の包含は、発明の範囲をそのような実施形態、特徴、または機能に限定することを意図しない)。むしろ、説明は、当業者に、本発明を任意の特に説明される実施形態、特徴、または機能に限定せず、本発明を理解するための背景を提供するために、例証的実施形態、特徴、および機能を説明することを意図する。本発明の具体的実施形態およびその実施例は、例証目的のためだけに本明細書に説明されるが、種々の均等修正も、当業者が認識および理解するであろうように、本開示の精神および範囲内において可能である。示されるように、これらの修正は、図示される実施形態の前述の説明に照らして、本発明に行われてもよく、本発明の精神および範囲内に含まれるものとする。したがって、本発明は、その特定の実施形態を参照して、本明細書に説明されるが、様々な修正、種々の変更および代用が、前述の開示内で意図され、いくつかの事例では、記載されるような本発明の範囲および精神から逸脱することなく、本発明の実施形態のいくつかの特徴が、他の特徴の対応する使用を伴わずに、採用されるであろうことを理解されるであろう。したがって、多くの修正は、特定の状況または材料を本発明の本質的範囲および精神に適合させるために行われ得る。
本明細書全体を通しての「one embodiment(1つの実施形態)」、「an embodiment(ある実施形態)」、または「a specific embodiment(具体的実施形態)」、あるいは類似専門用語の参照は、実施形態に関連して説明される特定の特徴、構造、または特性が、少なくとも、1つの実施形態に含まれ、必ずしも、全実施形態に存在しなくてもよいことを意味する。したがって、語句「in one embodiment(1つの実施形態では)」、「in an embodiment(ある実施形態では)」、または「in a specific embodiment(具体的実施形態では)」、あるいは本明細書全体を通した種々の場所における類似専門用語の個別の表出は、必ずしも、同一の実施形態を参照するわけではない。さらに、任意の特定の実施形態の特定の特徴、構造、または特性は、任意の好適な様式において、1つ以上の他の実施形態と組み合わせられてもよい。本明細書に説明および図示される実施形態の他の変形例および修正も、本明細書の教示に照らして可能であって、本発明の精神および範囲の一部として見なされるべきであることを理解されたい。
さらに、本明細書で「随意」として特徴付けられる任意の特徴は、実施例として提供され、随意として特徴付けられない他の特徴が種々の実施形態でもまた随意ではないことを含意するように意図されるものではなく、かつそのように読まれるべきでもない。
本明細書の説明では、多数の具体的詳細が、構成要素および/または方法の実施例等、本発明の実施形態の完全理解を提供するために提供される。しかしながら、当業者は、実施形態が、具体的詳細のうちの1つ以上を伴わずに、あるいは他の装置、システム、アセンブリ、方法、構成要素、材料、部品、および/または同等物を伴って、実践可能であり得ることを認識するであろう。他の事例では、公知の構造、構成要素、システム、材料、または動作は、本発明の実施形態の側面を曖昧にすることを回避するために、具体的には、詳細に図示または説明されない。本発明は、特定の実施形態を使用することによって図示され得るが、これは、任意の特定の実施形態ではなく、本発明をそれに限定するわけでもなく、当業者は、付加的実施形態が、容易に理解可能であって、本発明の一部であることを認識するであろう。
例えば、本発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
おくるみ用ブランケットであって、前記おくるみ用ブランケットは、
中央区画であって、胴体部分および臀部部分を有する、中央区画と、
前記中央区画から第1の方向に延びる第1の腕用の翼状部と、
前記中央区画から第2の方向に延びる第2の腕用の翼状部と、
乳児の大腿部を持ち上げて分離することによって、使用時、前記乳児を人間工学的位置に促すように構成された臀部位置決めフラップと、
脚用の袋状部と
を備える、おくるみ用ブランケット。
(項目2)
前記第1の腕用の翼状部および前記第2の腕用の翼状部は、非対称であり、かつ、相補的である、項目1に記載のおくるみ用ブランケット。
(項目3)
前記第1の腕用の翼状部は、前記乳児の周りに巻き付くように適合させられ、前記第2の腕用の翼状部は、前記第1の腕を覆って巻き付き、かつ、前記おくるみ用ブランケットに固定するように適合させられる、項目1に記載のおくるみ用ブランケット。
(項目4)
前記臀部位置決めフラップは、前記第2の腕用の翼状部を固定することから独立して、前記第2の腕用の翼状部の裏に固定するように適合させられる、項目3に記載のおくるみ用ブランケット。
(項目5)
前記脚用の袋状部は、腕のおくるみの完全性を低減することなく、前記乳児の脚が露出されることを可能にするように構成される、項目4に記載のおくるみ用ブランケット。
(項目6)
前記臀部位置決めフラップは、前記乳児の大腿部に沿った部分について、前記乳児の臀部よりも広い、項目1に記載のおくるみ用ブランケット。
(項目7)
前記臀部位置決めフラップは、詰め物が増加しているエリアを備える、項目6に記載のおくるみ用ブランケット。
(項目8)
前記詰め物が増加しているエリアは、第1の大腿部接触エリア内の前記臀部位置決めフラップの第1の縁における詰め物が増加している第1のエリアと、第2の大腿部接触エリア内の前記臀部位置決めフラップの第2の縁における詰め物が増加している第2のエリアとを備える、項目7に記載のおくるみ用ブランケット。
(項目9)
前記おくるみ用ブランケットは、
前記第1の翼状部上に配置された第1のポケットであって、前記第1のポケットは、前記第1のポケットの内側端に第1のポケット開口部を有し、前記第1のポケットは、第1の腕を受け取るように適合させられる、第1のポケットと、
前記第2の翼状部上に配置された第2のポケットであって、前記第2のポケットは、前記第2のポケットの内側端に第2のポケット開口部を有し、前記第2のポケットは、第2の腕を受け取るように適合させられる、第2のポケットと、
前記第1のポケット開口部に近接する第1の腕用のフラップであって、前記第1の腕用のフラップは、
第1の腕用のフラップの第1の部分であって、前記第1の腕用のフラップの第1の部分は、前記第1の腕が前記第1のポケット内に受け取られるとき、前記第1の腕が前記第1の腕用のフラップの第1の部分と前記第1の翼状部の正面との間を通過するように、前記第1の腕用の翼状部の前記正面に面した裏面を有する、第1の腕用のフラップの第1の部分と、
前記第1の部分から延びる第1の腕用の巻き付き部分であって、前記第1の腕用の巻き付き部分は、前記第1の腕が前記第1のポケット内に受け取られるとき、前記第1の腕の一部の下に挟み込むように適合させられる、第1の腕用の巻き付き部分と
をさらに備える、第1の腕用のフラップと、
前記第2のポケット開口部に近接する第2の腕用のフラップであって、前記第2の腕用のフラップは、
第2の腕用のフラップの第1の部分であって、前記第2の腕用のフラップの第1の部分は、前記第2の腕が前記第2のポケット内に受け取られるとき、前記第2の腕が前記第2の腕用のフラップの第1の部分と前記第2の翼状部の正面との間を通過するように、前記第2の腕用の翼状部の前記正面に面した裏面を有する、第2の腕用のフラップの第1の部分と、
前記第2の腕用のフラップの第1の部分から延びる第2の腕用の巻き付き部分であって、前記第2の腕用の巻き付き部分は、前記第2の腕が前記第2のポケット内に受け取られるとき、前記第2の腕の一部の下に挟み込むように適合させられる、第2の腕用の巻き付き部分と
を備える、第2の腕用のフラップと
をさらに備える、項目1に記載のおくるみ用ブランケット。
(項目10)
おくるみ用ブランケットであって、前記おくるみ用ブランケットは、
乳児の胴体を受け取るための中央区画と、
前記中央区画から第1の方向に延びる第1の腕用の翼状部と、
前記中央区画から第2の方向に延びる第2の腕用の翼状部と、
前記第1の翼状部上に配置された第1のポケットであって、前記第1のポケットは、前記第1のポケットの内側端に第1のポケット開口部を有し、前記第1のポケットは、曲げられた腕の位置において、第1の腕を受け取るように適合させられる、第1のポケットと、
前記第2の翼状部上に配置された第2のポケットであって、前記第2のポケットは、前記第2のポケットの内側端に第2のポケット開口部を有し、前記第2のポケットは、曲げられた腕の位置において、第2の腕を受け取るように適合させられる、第2のポケットと、
前記第1のポケット開口部に近接する第1の腕用のフラップであって、前記第1の腕用のフラップは、
第1の腕用のフラップの第1の部分であって、前記第1の腕用のフラップの第1の部分は、前記第1の腕が前記第1のポケット内に受け取られるとき、前記第1の腕が前記第1の腕用のフラップの第1の部分と前記第1の翼状部の正面との間を通過するように、前記第1の腕用の翼状部の前記正面に面した裏面を有する、第1の腕用のフラップの第1の部分と、
前記第1の部分から延びる第1の腕用の巻き付き部分であって、前記第1の腕用の巻き付き部分は、前記第1の腕が前記第1のポケット内に受け取られるとき、前記第1の腕の一部の下に挟み込むように適合させられる、第1の腕用の巻き付き部分と
をさらに備える、第1の腕用のフラップと、
前記第2のポケット開口部に近接する第2の腕用のフラップであって、前記第2の腕用のフラップは、
第2の腕用のフラップの第1の部分であって、前記第2の腕用のフラップの第1の部分は、前記第2の腕が前記第2のポケット内に受け取られるとき、前記第2の腕が前記第2の腕用のフラップの第1の部分と前記第2の翼状部の正面との間を通過するように、前記第2の腕用の翼状部の前記正面に面した裏面を有する、第2の腕用のフラップの第1の部分と、
前記第2の腕用のフラップの第1の部分から延びる第2の腕用の巻き付き部分であって、前記第2の腕用の巻き付き部分は、前記第2の腕が前記第2のポケット内に受け取られるとき、前記第2の腕の一部の下に挟み込むように適合させられる、第2の腕用の巻き付き部分と
を備える、第2の腕用のフラップと
を備える、おくるみ用ブランケット。
(項目11)
前記第1の腕用の翼状部は、前記乳児の周りに巻き付くように適合させられ、前記第2の腕用の翼状部は、前記第1の腕を覆って巻き付き、かつ、前記おくるみ用ブランケットに固定するように適合させられる、項目10に記載のおくるみ用ブランケット。
(項目12)
前記第2の腕用の翼状部は、前記第2の腕用の翼状部の先端に近接して位置する固定機構を備える、項目10に記載のおくるみ用ブランケット。
(項目13)
前記おくるみ用ブランケットは、
主要パネルと、
主要パネル正面に面した第1の二次パネル裏面を有する第1の二次パネルであって、前記第1の二次パネルは、前記主要パネルと協働して前記第1のポケットを形成する、第1の二次パネルと
をさらに備える、項目10に記載のおくるみ用ブランケット。
(項目14)
前記第1の二次パネルは、前記主要パネルと協働して前記第2のポケットを形成する、項目13に記載のおくるみ用ブランケット。
(項目15)
前記第1の腕用のフラップおよび前記第2の腕用のフラップは、前記第1の二次パネルの一部を備える、項目14に記載のおくるみ用ブランケット。
(項目16)
前記おくるみ用ブランケットは、第2の二次パネルをさらに備え、前記第2の二次パネルは、前記主要パネル正面に面した第2の二次パネル裏面を有し、前記第2の二次パネルは、前記主要パネルと協働して前記第2のポケットを形成する、項目13に記載のおくるみ用ブランケット。
(項目17)
前記第1の腕用のフラップは、前記第1の二次パネルの一部を備え、前記第2の腕用のフラップは、前記第2の二次パネルの一部を備える、項目16に記載のおくるみ用ブランケット。
(項目18)
乳児をくるむための方法であって、前記方法は、
前記乳児をおくるみ用ブランケットの中央区画に位置決めすることであって、前記乳児の臀部は、臀部部分に対して位置決めされ、前記おくるみ用ブランケットは、第1の腕用の翼状部および第2の腕用の翼状部を有し、前記第1の腕用の翼状部は、前記中央区画から第1の方向に延び、前記第2の腕用の翼状部は、前記中央区画から第2の方向に延びる、ことと、
前記乳児の周りに前記第1の腕用の翼状部および前記第2の腕用の翼状部を巻き付けることと、
前記腕用の翼状部のうちの少なくとも1つを固定することにより、前記乳児の腕をくるむことと、
前記乳児の脚を通して、臀部位置決めフラップを前進させることにより、前記乳児の脚を所望の位置に付勢することと、
前記乳児の腕がくるまれた後、前記臀部位置決めフラップを固定することにより、前記乳児の脚を位置決めすることと
を含む、方法。
(項目19)
前記臀部位置決めフラップが固定された後、前記乳児の脚を袋状部で覆うことをさらに含む、項目18に記載の方法。
(項目20)
前記第1の腕用の翼状部および前記第2の腕用の翼状部を巻き付けることの前に、前記第1の腕用の翼状部のポケットの中に第1の腕を前進させ、前記第2の腕用の翼状部のポケットの中に第2の腕を前進させることをさらに含む、項目18に記載の方法。
(項目21)
前記第1の腕用の翼状部および前記第2の腕用の翼状部を巻き付けることの前に、前記第1の腕の一部を第1の腕用のフラップで包み、前記第2の腕の一部を第2の腕用のフラップで包むことをさらに含む、項目18に記載の方法。
(項目22)
上部胴体をくるむことから独立して、前記臀部位置決めフラップを固定解除することをさらに含む、項目18に記載の方法。
(項目23)
前記乳児の腕のおくるみから独立して、前記乳児の脚を露出させ、前記臀部位置決めフラップを固定解除することをさらに含む、項目18に記載の方法。

Claims (23)

  1. おくるみ用ブランケットであって、前記おくるみ用ブランケットは、
    中央区画であって、胴体部分および臀部部分を有する、中央区画と、
    前記中央区画から第1の方向に延びる第1の腕用の翼状部と、
    前記中央区画から第2の方向に延びる第2の腕用の翼状部と、
    乳児の大腿部を持ち上げて分離することによって、使用時、前記乳児を人間工学的拡開蹲坐位置に促すように構成された臀部位置決めフラップと、
    脚用の袋状部と
    前記第1の翼状部上に配置された第1のポケットであって、前記第1のポケットは、前記第1のポケットの内側端に第1のポケット開口部を有し、前記第1のポケットは、第1の腕を受け取るように適合させられる、第1のポケットと、
    前記第2の翼状部上に配置された第2のポケットであって、前記第2のポケットは、前記第2のポケットの内側端に第2のポケット開口部を有し、前記第2のポケットは、第2の腕を受け取るように適合させられる、第2のポケットと、
    前記第1のポケット開口部に近接する第1の腕用のフラップであって、前記第1の腕用のフラップは、
    第1の腕用のフラップの第1の部分であって、前記第1の腕用のフラップの第1の部分は、前記第1の腕が前記第1のポケット内に受け取られるとき、前記第1の腕が前記第1の腕用のフラップの第1の部分と前記第1の翼状部の正面との間を通過するように、前記第1の腕用の翼状部の前記正面に面した裏面を有する、第1の腕用のフラップの第1の部分と、
    前記第1の部分から延びる第1の腕用の巻き付き部分であって、前記第1の腕用の巻き付き部分は、前記第1の腕が前記第1のポケット内に受け取られるとき、前記第1の腕の一部の下に挟み込むように適合させられる、第1の腕用の巻き付き部分と
    をさらに備える、第1の腕用のフラップと、
    前記第2のポケット開口部に近接する第2の腕用のフラップであって、前記第2の腕用のフラップは、
    第2の腕用のフラップの第1の部分であって、前記第2の腕用のフラップの第1の部分は、前記第2の腕が前記第2のポケット内に受け取られるとき、前記第2の腕が前記第2の腕用のフラップの第1の部分と前記第2の翼状部の正面との間を通過するように、前記第2の腕用の翼状部の前記正面に面した裏面を有する、第2の腕用のフラップの第1の部分と、
    前記第2の腕用のフラップの第1の部分から延びる第2の腕用の巻き付き部分であって、前記第2の腕用の巻き付き部分は、前記第2の腕が前記第2のポケット内に受け取られるとき、前記第2の腕の一部の下に挟み込むように適合させられる、第2の腕用の巻き付き部分と
    を備える、第2の腕用のフラップと
    を備える、おくるみ用ブランケット。
  2. 前記第1の腕用の翼状部および前記第2の腕用の翼状部は、非対称である、請求項1に記載のおくるみ用ブランケット。
  3. 前記第1の腕用の翼状部は、前記乳児の周りに巻き付くように適合させられ、前記第2の腕用の翼状部は、前記第1の腕を覆って巻き付き、かつ、前記おくるみ用ブランケットに固定するように適合させられる、請求項1に記載のおくるみ用ブランケット。
  4. おくるみ用ブランケットであって、前記おくるみ用ブランケットは、
    乳児の胴体を受け取るための中央区画と、
    前記中央区画から第1の方向に延びる第1の腕用の翼状部と、
    前記中央区画から第2の方向に延びる第2の腕用の翼状部と、
    前記第1の翼状部上に配置された第1のポケットであって、前記第1のポケットは、前記第1のポケットの内側端に第1のポケット開口部を有し、前記第1のポケットは、曲げられた腕の位置において、第1の腕を受け取るように適合させられる、第1のポケットと、
    前記第2の翼状部上に配置された第2のポケットであって、前記第2のポケットは、前記第のポケットの内側端に第2のポケット開口部を有し、前記第2のポケットは、曲げられた腕の位置において、第2の腕を受け取るように適合させられる、第2のポケットと、
    前記第1のポケット開口部に近接する第1の腕用のフラップであって、前記第1の腕用のフラップは、
    第1の腕用のフラップの第1の部分であって、前記第1の腕用のフラップの第1の部分は、前記第1の腕が前記第1のポケット内に受け取られるとき、前記第1の腕が前記第1の腕用のフラップの第1の部分と前記第1の翼状部の正面との間を通過するように、前記第1の腕用の翼状部の前記正面に面した裏面を有する、第1の腕用のフラップの第1の部分と、
    前記第1の部分から延びる第1の腕用の巻き付き部分であって、前記第1の腕用の巻き付き部分は、前記第1の腕が前記第1のポケット内に受け取られるとき、前記第1の腕の一部の下に挟み込むように適合させられる、第1の腕用の巻き付き部分と
    をさらに備える、第1の腕用のフラップと、
    前記第2のポケット開口部に近接する第2の腕用のフラップであって、前記第2の腕用のフラップは、
    第2の腕用のフラップの第1の部分であって、前記第2の腕用のフラップの第1の部分は、前記第2の腕が前記第2のポケット内に受け取られるとき、前記第2の腕が前記第2の腕用のフラップの第1の部分と前記第2の翼状部の正面との間を通過するように、前記第2の腕用の翼状部の前記正面に面した裏面を有する、第2の腕用のフラップの第1の部分と、
    前記第2の腕用のフラップの第1の部分から延びる第2の腕用の巻き付き部分であって、前記第2の腕用の巻き付き部分は、前記第2の腕が前記第2のポケット内に受け取られるとき、前記第2の腕の一部の下に挟み込むように適合させられる、第2の腕用の巻き付き部分と
    を備える、第2の腕用のフラップと
    を備える、おくるみ用ブランケット。
  5. 前記第1の腕用の翼状部は、前記乳児の周りに巻き付くように適合させられ、前記第2の腕用の翼状部は、前記第1の腕を覆って巻き付き、かつ、前記おくるみ用ブランケットに固定するように適合させられる、請求項に記載のおくるみ用ブランケット。
  6. 前記第2の腕用の翼状部は、前記第2の腕用の翼状部の先端に近接して位置する固定機構を備える、請求項に記載のおくるみ用ブランケット。
  7. 前記おくるみ用ブランケットは、
    主要パネルと、
    主要パネル正面に面した第1の二次パネル裏面を有する第1の二次パネルであって、前記第1の二次パネルは、前記主要パネルと協働して前記第1のポケットを形成する、第1の二次パネルと
    をさらに備える、請求項に記載のおくるみ用ブランケット。
  8. 前記第1の二次パネルは、前記主要パネルと協働して前記第2のポケットを形成する、請求項に記載のおくるみ用ブランケット。
  9. 前記第1の腕用のフラップおよび前記第2の腕用のフラップは、前記第1の二次パネルの一部を構成する、請求項に記載のおくるみ用ブランケット。
  10. 前記おくるみ用ブランケットは、第2の二次パネルをさらに備え、前記第2の二次パネルは、前記主要パネル正面に面した第2の二次パネル裏面を有し、前記第2の二次パネルは、前記主要パネルと協働して前記第2のポケットを形成する、請求項に記載のおくるみ用ブランケット。
  11. 前記第1の腕用のフラップは、前記第1の二次パネルの一部を構成し、前記第2の腕用のフラップは、前記第2の二次パネルの一部を構成する、請求項10に記載のおくるみ用ブランケット。
  12. 乳児の大腿部を持ち上げて分離することによって、使用時、前記乳児を人間工学的拡開蹲坐位置に促すように構成された臀部位置決めフラップをさらに備える、請求項4に記載のおくるみ用ブランケット。
  13. 脚用の袋状部をさらに備える、請求項4に記載のおくるみ用ブランケット。
  14. 前記臀部位置決めフラップは、前記第2の腕用の翼状部を固定することから独立して、前記第2の腕用の翼状部の裏に固定するように適合させられる、請求項12に記載のおくるみ用ブランケット。
  15. 前記脚用の袋状部は、前記乳児の脚が露出されることを可能にするように構成される、請求項13に記載のおくるみ用ブランケット。
  16. 前記臀部位置決めフラップは、前記乳児の大腿部に沿った部分について、前記乳児の臀部よりも広い、請求項12に記載のおくるみ用ブランケット。
  17. 前記臀部位置決めフラップは、詰め物が増加しているエリアを備える、請求項16に記載のおくるみ用ブランケット。
  18. 前記詰め物が増加しているエリアは、第1の大腿部接触エリア内の前記臀部位置決めフラップの第1の縁における詰め物が増加している第1のエリアと、第2の大腿部接触エリア内の前記臀部位置決めフラップの第2の縁における詰め物が増加している第2のエリアとを備える、請求項17に記載のおくるみ用ブランケット。
  19. 乳児をくるむための方法であって、前記方法は、
    前記乳児を、臀部部分および臀部位置決めフラップを有する一体型おくるみ用ブランケットの中央区画に位置決めすることであって、前記乳児の臀部は、臀部部分に対して位置決めされ、前記おくるみ用ブランケットは、第1の腕用の翼状部および第2の腕用の翼状部を有し、前記第1の腕用の翼状部は、前記中央区画から第1の方向に延び、前記第2の腕用の翼状部は、前記中央区画から第2の方向に延びる、ことと、
    前記乳児の周りに前記第1の腕用の翼状部および前記第2の腕用の翼状部を巻き付けることと、
    前記腕用の翼状部のうちの少なくとも1つを固定することにより、前記乳児の腕をくるむことと、
    前記乳児の脚を通して、臀部位置決めフラップを前進させることにより、前記乳児の脚を所望の位置に付勢することと、
    前記乳児の腕がくるまれた後、前記臀部位置決めフラップを固定することにより、前記乳児の脚を位置決めすることと
    を含む、方法。
  20. 前記臀部位置決めフラップが固定された後、前記乳児の脚を袋状部で覆うことをさらに含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記第1の腕用の翼状部および前記第2の腕用の翼状部を巻き付けることの前に、前記第1の腕用の翼状部のポケットの中に第1の腕を前進させ、前記第2の腕用の翼状部のポケットの中に第2の腕を前進させることと、
    前記第1の腕用の翼状部および前記第2の腕用の翼状部を巻き付けることの前に、前記第1の腕の一部を第1の腕用のフラップで包み、前記第2の腕の一部を第2の腕用のフラップで包むことと
    をさらに含む、請求項19に記載の方法。
  22. 上部胴体をくるむことから独立して、前記臀部位置決めフラップを固定解除することと、
    前記乳児の腕のおくるみから独立して、前記乳児の脚を露出させ、前記臀部位置決めフラップを固定解除すること
    をさらに含む、請求項19に記載の方法。
  23. 前記臀部位置決めフラップが、乳児の大腿部を持ち上げて分離することによって、使用時、前記乳児を人間工学的拡開蹲坐位置に促すように構成される、請求項19に記載の方法。
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