JP6264187B2 - 無線通信装置 - Google Patents

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本発明は、所定の通信エリアを有する基地局と基地局の通信エリア内の端末局との間で無線通信を行う無線通信システムに関し、特に、前記無線通信システムに用いられる端末局としての無線通信装置に関する。
特許文献1に記載の無線通信システムは、ひとつの基地局と複数の無線局により構成され、前記基地局と前記無線局の中の通信相手の無線局との間で、送信元および宛先を示す識別子情報を記載した無線パケットをマルチホップで再送中継する。
特開2013−5178号公報
しかし、上記技術には次のような問題があった。すなわち、上記技術では、各無線局が、自局を管理する基地局宛の無線パケットであれば、再送中継が必要な状況か否かに関係なく、無線パケットを転送するため、無線通信システムが保有する周波数資源を効率的に使用できなかった。また、上記技術では、無線パケットを転送する際に転送先を指定しないために本来は不必要なパケット転送が行われ、この点からも無線通信システムが保有する周波数資源を効率的に使用できなかった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、無線通信システムが保有する周波数資源を効率的に使用可能な技術を提供することにある。
本発明の無線通信装置(10)によれば、無線通信における遅延の増加が予測された場合に、当該無線通信装置(10)との端末間直接通信における同期信号の受信品質が閾値以上である端末局(T)を通信エリア内にある他の端末局(T)の中から選択し、選択した端末局(T)の中から、経由して基地局(T)と無線通信を行う端末局(T)を転送端末として選定し、選定された転送端末を経由して基地局(K)と無線通信を行う。
このことにより、無線通信における遅延の増加が予測された場合に迂回通信を実行し、それ以外の期間には迂回通信を行わないので、本来は不必要な無線通信が行われない。また、当該無線通信装置(10)は、選定した端末局(T)のみを経由して基地局(T)と無線通信を行い、それ以外の端末局(T)を経由しないので、本来は不必要な無線通信がこの点からも行われない。したがって、無線通信システム(1)が保有する周波数資源を効率的に使用することができる。
無線通信システム1の概略を説明する概要説明図である。 無線通信装置10の構成を示すブロック図である。 無線通信装置10が実行する転送処理(1)を示すフローチャートである。 (a)は転送処理(1)のサブルーチンである選定処理を示すフローチャートであり、(b)は転送端末IDの通知方法を説明する説明図である。 無線通信装置10が実行する転送処理(2)を示すフローチャートである。 (a)は転送端末IDの検出方法を説明する説明図であり、(b)は選定処理を説明する説明図である。 選定処理を説明する説明図である。
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。本発明は下記実施形態に限定されるものではなく、様々な態様にて実施することが可能である。
[1.無線通信システム1の構成の説明)]
図1に示す無線通信システム1は、通信エリアを有する基地局Kと、通信エリア内の端末局Tとの間で無線通信を行うシステムである。端末局Tは、道路を走行する車両に搭載される。基地局KはセンタCとの間で有線通信を行う。基地局Kから端末局Tに対しては、セルラ下り回線(ブロードキャスト通信)を用いてデータが送信される。また、端末局Tから基地局Kに対しては、セルラ上り回線(ユニキャスト通信)を用いてデータが送信される。また、端末局Tと端末局Tとの間では、デバイス・ツー・デバイス(D2D)通信(端末間通信、ブロードキャスト通信)を用いてデータが送受信される。
次に、端末局Tの一例である無線通信装置10の構成について説明する。
無線通信装置10は、図2に示すように、セルラ送信RF部11と、送信アンテナ12と、D/A部13と、変調部14と、セルラ送信制御部15と、を有する。セルラ送信制御部15は、後述する転送制御部20からの指示に応じて、通信規格に従い基地局Kへのセルラ送信データの送信処理を行う。この送信処理では、変調部14による変調処理や、D/A部13によるD/A変換や、セルラ送信RF部11によるアップコンバート等がなされた後、送信アンテナ12を介して基地局Kにデータが送信される。
また、無線通信装置10は、セルラ受信RF部16と、受信アンテナ17と、A/D部18と、復調部19と、を有する。無線通信装置10は、通信規格に従い基地局Kからデータを受信する受信処理を行い、セルラ受信データを転送制御部20に提供する。この受信処理では、受信アンテナ17を介して基地局Kから受信したデータに対し、セルラ受信RF部16によるダウンコンバートや、A/D部18によるA/D変換や、復調部19による復調処理等がなされる。
また、無線通信装置10は、転送制御部20を有する。転送制御部20は、基地局Kからの受信データに基づき、無線通信装置10の無線通信における通信遅延の増大を予測する。また、転送制御部20は、無線通信における通信遅延の増大が予測された場合に転送の要否を判定し、転送が必要と判定された場合に、隣接する端末局T(隣接端末)の中から転送端末としての端末局Tを選定する。また、転送制御部20は、登録テーブルを記憶する。登録テーブルには、図6(b)に示すように、転送端末のランク、端末ID、D2D品質、速度、移動経路の見通し内か否かを示す情報、および転送端末までの距離が互いに関連付けられて記録されている。
なお、転送制御部20は、予測手段、選定手段、通信手段および検出手段に該当する。
また、無線通信装置10は、D2D送信RF部21と、D2D送信アンテナ22と、D/A部23と、変調部24と、D2D送信制御部25と、を有する。D2D送信制御部25は、転送制御部20からの指示に応じて、通信規格に従い他の無線通信装置10へのD2D送信データの送信処理を行う。この送信処理では、復調部19による変調処理や、D/A部23によるD/A変換や、D2D送信RF部21によるアップコンバート等がなされた後、D2D送信アンテナ22を介して他の無線通信装置10にデータが送信される。
また、無線通信装置10は、D2D受信RF部26と、D2D受信アンテナ27と、A/D部28と、復調部29と、D2D受信制御部30と、を有する。D2D受信制御部30は、転送制御部20からの指示に応じて、通信規格に従い他の無線通信装置10からのデータの受信処理を行い、D2D受信データを転送制御部20に提供する。この受信処理では、D2D受信アンテナ27を介して他の無線通信装置10から受信したデータに対し、D2D受信RF部26によるダウンコンバートや、A/D部28によるA/D変換や、復調部29による復調処理等がなされる。
[2.無線通信装置10が実行する各種処理の説明]
次に、無線通信装置10が実行する各種処理について説明する。
[2.1.転送処理(1)の説明]
まず、無線通信装置10が実行する転送処理(1)を、図3のフローチャートを参照して説明する。
本処理は、無線通信装置10に電源供給された場合に実行される。
まず、最初のステップS110では、通信遅延の増大が予測されたか否かを判断する。通信遅延の増大が予測されなかったと判断された場合には(S110:NO)、本S110を再度実行する。一方、通信遅延の増大が予測されたと判断された場合には(S110:YES)、S120に移行する。
S120では、自らを自端末(選定端末)として機能させ、後述する選定処理を実行して転送端末を選定する。その後、S130に移行する。
S130では、D2DSSのサイクリックシフト量を変更する。なお、D2DSSとは、端末間直接通信における同期信号を云う。また、サイクリックシフトとは、図4(b)に例示するように、無線通信を行う際に送信されるシンボル内で符号を巡回シフトさせることを云う。また、サイクリックシフト量とは、無線通信を行う際に送信されるシンボル内で符号を巡回シフトさせる量を云い、図4(b)の「M」に相当する。また、図6(a)中の変更前と変更後のD2DSS相関値が最大値を示す時間差にも相当する。なお、変更前は、図6(a)中のD2DSS相関値(サイクリックシフトなし)に相当し、変更後は、図6(a)中のD2DSS相関値(サイクリックシフトあり)に相当する。その後、S140に移行する。
S140では、D2DデータでセンタCに送る情報を送信する。その後、S150に移行する。
S150では、転送端末からD2D経由でセンタCからの情報を受信する。その後、S160に移行する。
S160では、通信遅延の増大が検出されたか否かを判断する。通信遅延の増大が検出されなかったと判断された場合には(S160:NO)、S170に移行する。一方、通信遅延の増大が検出されたと判断された場合には(S160:YES)、S180に移行する。
S170では、S110にて通信遅延の増大が予測されたと判断されてから所定時間が経過したか否かを判断する。所定時間が経過していないと判断された場合には(S170:NO)、S140に移行する。一方、所定時間が経過したと判断された場合には(S170:YES)、S180に移行する。
S180では、D2DSSのサイクリックシフト量を初期値に戻す。なお、初期値は、図4(b)中のサイクリックシフトなしに相当する。その後、本処理を終了する。
[2.2.選定処理の説明]
続いて、転送処理(1)のサブルーチンである選定処理を、図4(a)のフローチャートを参照して説明する。
本処理は、転送処理(1)の実行中にS120に移行した場合に実行される。
S1210では、隣接端末のD2DSSの品質を測定する。具体的には、当該無線通信装置10との端末間直接通信における同期信号の受信品質を測定する。その後、S1220に移行する。
S1220では、閾値以上のD2DSS品質の隣接端末IDを取得する。具体的には、当該無線通信装置10との端末間直接通信における同期信号の受信品質が閾値以上である端末局Tを通信エリア内にある他の端末局Tの中から選択する。次に、選択した端末局Tの中から、経由して基地局Kと無線通信を行う端末局Tを選定する。さらに、選定した端末局TのID(隣接端末ID)を取得する。取得した隣接端末IDは、登録テーブルに登録される。その後、S1230に移行する。
S1230では、取得した隣接端末IDの位置、速度、移動経路を取得する。取得した隣接端末IDの位置、速度、移動経路は、隣接端末IDに関連付けて登録テーブルに登録される。その後、S1240に移行する。
S1240では、転送端末を選定する。具体的には、予測した通信遅延増大期間内の移動経路が、自端末から見通し内で最も端末間距離が短い隣接端末、もしくは、全ての隣接端末が見通し外であれば、自端末との端末間距離が最も近い隣接端末を転送端末とする。より具体的には、まず、選択した端末局Tの位置、移動速度および移動経路を取得する。次に、取得した端末局Tの位置、移動速度および移動経路に基づき、選択した端末局Tが当該無線通信装置10から見通せる位置にあるか否かを判定する。選択した端末局Tの中に当該無線通信装置10から見通せる位置に端末局Tがあれば(図7(a)参照)、該当する端末局Tのうち当該無線通信装置10との間の端末間距離が最も小さい端末局Tを転送端末として選定する。選択した端末局Tすべてが当該無線通信装置10から見通せる位置にある端末局Tでなければ(図7(b)参照)、選択した端末局Tのうち当該無線通信装置10との間の端末間距離が最も小さい端末局を転送端末として選定する。その後、本処理を終了する。
[2.3.転送処理(2)の説明]
続いて、無線通信装置10が実行する転送処理(2)を、図5のフローチャートを参照して説明する。
本処理は、無線通信装置10に電源供給された場合に実行される。
まず、最初のステップS210では、隣接端末のD2DSSを受信する。その後、S220に移行する。
S220では、D2DSSのサイクリックシフトにより時間同期位置が一定量ずれたか 否かを判断する。具体的には、当該無線通信装置10と選定端末との間の端末間直接通信における同期信号の受信タイミングと当該無線通信装置10が基地局Kから受信データを受信する受信タイミングとを比較する。両者に差分がある場合、D2DSSのサイクリックシフトにより時間同期位置が一定量ずれたと判断する。D2DSSのサイクリックシフトにより時間同期位置が一定量ずれていないと判断された場合には(S220:NO)、S210に移行する。一方、D2DSSのサイクリックシフトにより時間同期位置が一定量ずれたと判断された場合には(S220:YES)、S230に移行する。
S230では、ズレ量は転送端末IDに対応した量であるか否かを判断する。なお、ズレ量とは、D2DSSのサイクリックシフトにより時間同期位置がずれた量である。ズレ量が転送端末IDに対応した量ではないと判断された場合には(S230:NO)、S210に移行する。一方、ズレ量が転送端末IDに対応した量であると判断された場合には(S230:YES)、S240に移行する。
S240では、該当する隣接端末のD2Dデータを受信する。その後、S250に移行する。
S250では、自らを転送端末として機能させ、該当する隣接端末のD2Dデータを含めてセンタCに情報を送信する。その後、S260に移行する。
S260では、センタCからのブロードキャスト情報を受信する。その後、S270に移行する。
S270では、受信した該当隣接端末情報をD2Dデータで送信する。その後、S280に移行する。
S280では、ズレ量は転送端末IDに対応した値か否かを判断する。ズレ量が転送端末IDに対応した値であると判断された場合には(S280:YES)、S240に移行する。一方、ズレ量が転送端末IDに対応した値ではないと判断された場合には(S280:NO)、本処理を終了する。
[3.実施形態の効果]
本実施形態の無線通信装置10によれば、無線通信における遅延の増加が予測された場合に、当該無線通信装置10との端末間直接通信における同期信号の受信品質が閾値以上である端末局Tを通信エリア内にある他の端末局Tの中から選択し、選択した端末局Tの中から、経由して基地局Kと無線通信を行う端末局Tを転送端末として選定し、選定された転送端末を経由して基地局Kと無線通信を行う。このことにより、無線通信における遅延の増加が予測された場合に迂回通信を実行し、それ以外の期間には迂回通信を行わないので、本来は不必要な無線通信が行われない。また、選定した端末局Tのみを経由して無線通信を行うので、それ以外の端末局Tを経由せずに済み、この点からも本来は不必要な無線通信が行われない。したがって、無線通信システム1が保有する周波数資源を効率的に使用することができる。
1…無線通信システム、10…無線通信装置、11…セルラ送信RF部、12…送信アンテナ、13…D/A部、14…変調部、15…セルラ送信制御部、16…セルラ受信RF部、17…受信アンテナ、18…A/D部、19…復調部、20…転送制御部、21…送信RF部、22…送信アンテナ、23…D/A部、24…変調部、25…D2D送信制御部、26…受信RF部、27…受信アンテナ、28…A/D部、29…復調部、30…D2D受信制御部、C…センタ、K…基地局、T…端末局。

Claims (7)

  1. 通信エリアを有する基地局(K)と前記通信エリア内の端末局(T)との間で無線通信を行う無線通信システム(1)に用いられる前記端末局としての無線通信装置(10)であって、
    前記基地局からの受信データに基づき、前記無線通信における遅延の増加を予測する予測手段(20)と、
    前記予測手段によって前記無線通信における遅延の増加が予測された場合に、当該無線通信装置との端末間直接通信における同期信号の受信品質が閾値以上である端末局を前記通信エリア内にある他の端末局の中から選択し、選択した端末局の中から、経由して前記基地局と前記無線通信を行う端末局を転送端末として選定する選定手段(20)と、
    前記選定手段によって選定された前記転送端末を経由して前記基地局と前記無線通信を行う通信手段(20)と、を備え
    前記選定手段は、選択した端末局の位置、移動速度および移動経路を取得し、取得した前記位置、前記移動速度および前記移動経路に基づき、選択した端末局が当該無線通信装置から見通せる位置にあるか否かを判定し、選択した端末局の中に当該無線通信装置から見通せる位置に端末局があれば該当する端末局のうち当該無線通信装置との間の端末間距離が最も小さい端末局を前記転送端末として選定し、選択した端末局すべてが当該無線通信装置から見通せる位置にある端末局でなければ選択した端末局のうち当該無線通信装置との間の端末間距離が最も小さい端末局を前記転送端末として選定すること
    を特徴とする無線通信装置。
  2. 請求項1に記載の無線通信装置において、
    前記通信手段は、当該無線通信装置と前記転送端末との間の端末間直接通信における同期信号に転送端末IDに相当するサイクリックシフトを加えること
    を特徴とする無線通信装置。
  3. 請求項に記載の無線通信装置において、
    前記通信手段は、選定端末と当該無線通信装置との間の端末間直接通信における同期信号の受信タイミングと当該無線通信装置が前記基地局から前記受信データを受信する受信タイミングとを比較し、両者の差分が当該無線通信装置IDに相当する値に一致するときには、当該無線通信装置を経由して前記選定端末と前記基地局との間で無線通信を行うこと
    を特徴とする無線通信装置。
  4. 通信エリアを有する基地局(K)と前記通信エリア内の端末局(T)との間で無線通信を行う無線通信システム(1)に用いられる前記端末局としての無線通信装置(10)であって、
    前記基地局からの受信データに基づき、前記無線通信における遅延の増加を予測する予測手段(20)と、
    前記予測手段によって前記無線通信における遅延の増加が予測された場合に、当該無線通信装置との端末間直接通信における同期信号の受信品質が閾値以上である端末局を前記通信エリア内にある他の端末局の中から選択し、選択した端末局の中から、経由して前記基地局と前記無線通信を行う端末局を転送端末として選定する選定手段(20)と、
    前記選定手段によって選定された前記転送端末を経由して前記基地局と前記無線通信を行う通信手段(20)と、を備え
    前記通信手段は、
    当該無線通信装置と前記転送端末との間の端末間直接通信における同期信号に転送端末IDに相当するサイクリックシフトを加え、
    選定端末と当該無線通信装置との間の端末間直接通信における同期信号の受信タイミングと当該無線通信装置が前記基地局から前記受信データを受信する受信タイミングとを比較し、両者の差分が当該無線通信装置IDに相当する値に一致するときには、当該無線通信装置を経由して前記選定端末と前記基地局との間で無線通信を行うこと
    を特徴とする無線通信装置。
  5. 請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載の無線通信装置において、
    前記無線通信における遅延の増加を検出する検出手段(20)を備え、
    前記通信手段は、前記予測手段によって前記無線通信における遅延の増加が予測された場合には前記サイクリックシフト量の値を初期値から前記転送端末に応じた値に変更し、前記検出手段によって前記無線通信における遅延の増加が検出された場合には前記サイクリックシフト量を初期値に戻すこと
    を特徴とする無線通信装置。
  6. 通信エリアを有する基地局(K)と前記通信エリア内の端末局(T)との間で無線通信を行う無線通信システム(1)に用いられる前記端末局としての無線通信装置(10)であって、
    前記基地局からの受信データに基づき、前記無線通信における遅延の増加を予測する予測手段(20)と、
    前記予測手段によって前記無線通信における遅延の増加が予測された場合に、当該無線通信装置との端末間直接通信における同期信号の受信品質が閾値以上である端末局を前記通信エリア内にある他の端末局の中から選択し、選択した端末局の中から、経由して前記基地局と前記無線通信を行う端末局を転送端末として選定する選定手段(20)と、
    前記選定手段によって選定された前記転送端末を経由して前記基地局と前記無線通信を行う通信手段(20)と、
    前記無線通信における遅延の増加を検出する検出手段(20)と、を備え、
    前記通信手段は、
    当該無線通信装置と前記転送端末との間の端末間直接通信における同期信号に転送端末IDに相当するサイクリックシフトを加え、
    前記予測手段によって前記無線通信における遅延の増加が予測された場合には前記サイクリックシフト量の値を初期値から前記転送端末に応じた値に変更し、前記検出手段によって前記無線通信における遅延の増加が検出された場合には前記サイクリックシフト量を初期値に戻すこと
    を特徴とする無線通信装置。
  7. 請求項5または請求項に記載の無線通信装置において、
    前記通信手段は、前記検出手段によって前記無線通信における遅延の増加が検出されなかった場合において、前記予測手段によって前記無線通信における遅延の増加が予測されてから所定時間が経過したときには、前記サイクリックシフト量の値を前記初期値に戻すこと
    を特徴とする無線通信装置。
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