JP6262652B2 - 高度なガム形成 - Google Patents
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Description
チューインガムは、通常は決して飲み込まれない要素の大部分として、ゴムのような咀嚼要素であるガムベースを含む。チューインガムは、甘味料、香料などを含む消費される部分をも含み、また層状にまたは成分としてチューインガムに組み込まれる他のキャンディーまたは食品も含む。このガムベースは、ガムベースが、その材料に加工に対する弾力性および弾性を導入し、また、熱をあまりよく伝えない比較的非伝導性のまたは絶縁性の材料を与えるという点で、食品加工において比較的独特である。これは、特有の加工の困難さをもたらす。加工に対して、加工されるガム製品の温度は、粘度に、ならびに弾性および弾力性などの他の加工の特徴に大きい影響を及ぼす。
ガム構造物は、種々のカテゴリーの非常に多くの成分を含んでもよい。本発明の種々の実施形態に係るガム混合システムおよび方法は、以下の成分カテゴリー、すなわちエラストマー、増量剤、エラストマー可塑剤(樹脂を含む)、エラストマー溶剤、可塑剤、脂肪、ワックス、充填剤、抗酸化物質、甘味料(例えば増量甘味料および高甘味度甘味料)、シロップ/液体、香料、感覚剤(センセート)、増強剤、酸、乳化剤、着色料、および機能性成分、の中の成分を含む(これらに限定されない)、いずれかおよびすべての公知の成分を混合するために使用されてもよい。
ガム構造物に用いられるエラストマー(ゴム類)は、所望のガム構造物のタイプ、所望のガム構造物の粘稠度、およびガム構造物で使用される他の成分などの様々な因子に応じて大幅に変更されよう。エラストマーは、当該技術分野で公知のいずれの水不溶性ポリマーでもよく、チューインガムおよび風船ガムに利用されるような水不溶性ポリマーが含まれる。ガム構造物、特にガムベースに好適なポリマーの具体例としては、天然のエラストマーおよび合成エラストマーの両方が挙げられる。例えば、ガム構造物で好適なそれらポリマーとしては、カプシ(caspi)、チクル、天然ゴム、クラウンガム、ニスペロ(nispero)、ロシジンハ(rosidinha)、ジェルトング(jelutong)、グアユール、ペリーロ(perillo)、ニガーグッタ(niger gutta)、ツヌ(tunu)、バラタ(balata)、ガッタパーチャ、レチカプシ(lechi capsi)、ソルヴァ(sorva)、グッタカイ(gutta kay)などの(植物由来の)天然物、およびこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。合成エラストマーの例としては、スチレン−ブタジエンコポリマー(SBR)、ポリイソブチレン、イソブチレン−イソプレンコポリマー、ポリエチレン、ポリ酢酸ビニルなど、およびこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。エラストマーは、当該ガム構造物の約10%〜約60重量%、より一般的には約35〜40重量%を構成する。
ガム構造物は、エラストマー物質の軟化を補助するエラストマー溶剤(本願明細書中ではエラストマー可塑剤とも呼ばれる)を含有してもよい。このようなエラストマー溶剤として、当該技術分野で公知のエラストマー溶剤、例えば、α−ピネン、β−ピネンまたはd−リモネンのポリマーなどのテルピネン樹脂、ロジンのメチル、グリセロールおよびペンタエリスリトールエステルならびに水素化、二量化および重合ロジンなどの変性されたロジンおよびガム、ならびにそれらの混合物を挙げることができる。本発明での使用に適切なエラストマー溶剤の例として、部分的に水素化したウッドおよびガムロジンのペンタエリスリトールエステル、ウッドおよびガムロジンのペンタエリスリトールエステル、ウッドロジンのグリセロールエステル、部分的に二量体化したウッドおよびガムロジンのグリセロールエステル、重合したウッドおよびガムロジンのグリセロールエステル、トール油ロジンのグリセロールエステル、ウッドおよびガムロジンならびに部分的に水素化したウッドおよびガムロジンのグリセロールエステル、ならびにウッドおよびロジンの部分的に水素化したメチルエステルなど、ならびにそれらの混合物を挙げてもよい。エラストマー溶剤は、ガム構造物の約2重量%〜約15重量%、好ましくは約7重量%〜約11重量%の量でガム構造物の中で用いてもよい。
ガム構造物はまた、様々な望ましい質感と粘稠特性をもたらすように、下記のワックスのカテゴリーにも該当する、可塑剤または軟化剤を含んでもよい。これらの成分が低分子量であることから、可塑剤および軟化剤はガム構造物の基本構造に侵入でき、これを可塑性、かつ低粘度にすることになる。有用な可塑剤および軟化剤としては、トリアセチン、水素化されていない中鎖トリグリセリド、部分的に水素化された綿実油、大豆油、パーム油、パーム核油、ヤシ油、サフラワー油、獣脂油、カカオバター、α−ピネンから誘導されるテルペン(terepene)樹脂、ラノリン、パルミチン酸、オレイン酸、ステアリン酸、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、グリセリルトリアセテート、グリセリルレシチン、グリセリルモノステアレート、プロピレングリコールモノステアレート、アセチル化モノグリセリド、グリセリンなど、およびこれらの混合物が挙げられる。ワックス、例えば、天然および合成のワックス、硬化植物油、ポリウレタンワックス、ポリエチレンワックスなどの石油ワックス、パラフィンワックス、ソルビタンモノステアレート、獣脂、プロピレングリコール、それらの混合物なども、ガム構造物に組み込んでよい。可塑剤および軟化剤は通常、ガム構造物の約20重量%までの量、さらに具体的にはガム構造物の約9重量%〜約17重量%の量でガム構造物に用いられる。
好適な油脂としては、部分的に水素化された植物性または動物性の脂肪、とりわけヤシ油、パーム核油、牛脂、およびラードなどが挙げられる。これらの成分を使用する場合、一般に、ガム構造物の重量の約7重量%まで、好ましくは約3.5重量%までの量で存在する。
いくつかの実施形態では、当該ガム構造物はワックスを含んでよい。使用されるワックスとしては、合成ワックス(分枝状のアルカンを含有し単量体と共重合されたワックスなど。例えば、限定されないが、ポリプロピレンおよびポリエチレンおよびFischer−Tropschタイプのワックス、石油ワックス(パラフィンなど))、ならびに微結晶性ワックス、ならびに天然ワックス(ビーズワックス、カンデリラ、カルナウバ)、およびポリエチレンワックスなど、米糠ならびに石油を挙げてもよい。
いくつかの実施形態では、本発明の教示に係るシステムおよび方法を使用して形成されるガム構造物は、有効量の、充填剤および質感付与剤(textural agent)として働きうる無機質アジュバントなどの増量剤も含んでよい。有用な無機質アジュバントとしては、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、ケイ酸アルミニウム、タルク、クレー、酸化チタン、微粉砕石灰石、リン酸一カルシウム、リン酸三カルシウム、リン酸二カルシウム、硫酸カルシウムなど、およびそれらの混合物が挙げられる。これらの充填剤またはアジュバントは、ガム構造物において様々な量で使用してよい。充填剤の量は、ガム構造物の約0〜約40重量%まで、さらに具体的には約0〜約30重量%の量で存在してよい。いくつかの実施形態では、充填剤の量は、約0〜約15%まで、さらに具体的には約3%〜約11%とされよう。
抗酸化物質としては、フリーラジカルを捕捉除去する物質を挙げることができる。いくつかの実施形態では、抗酸化物質としては、アスコルビン酸、クエン酸(クエン酸は封入されてもよい)、ローズマリー油、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンE リン酸エステル、ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、没食子酸プロピル、トコフェロール、ジ−α−トコフェリルホスフェート、トコトリエノール、αリポ酸、ジヒドロリポ酸、キサントフィル、βクリプトキサンチン、リコピン、ルテイン、ゼアキサンチン、アスタキサンチン、β−カロチン、カロチン、混合カロテノイド、ポリフェノール、フラボノイド、およびこれらの組み合わせを挙げることができるが、これらに限定されない。
当該ガム構造物は、ある量の、甘味剤(増量甘味料および高甘味度甘味料)、軟化剤、乳化剤、充填剤、増量剤(担体、増量剤(エクステンダー)、増量甘味料)、着香剤(香料、香味物質)、着色剤(着色料、着色剤(coloring))、機能性成分など、ならびにこれらの混合物からなる群から選択される従来の添加剤も含んでよい。これらの添加剤のうちのいくつかは、複数の目的を果たしてもよい。例えば、シュガーレスガム構造物では、マルチトールまたは他の糖アルコールなどの甘味料は、増量剤、特に水溶性の増量剤としても機能してもよい。
好適な増量剤としては、キシロース、リブロース、グルコース(デキストロース)、ラクトース(乳糖)、マンノース、ガラクトース、フルクトース(果糖)、スクロース(砂糖)、マルトース、転化糖、部分的に加水分解したデンプンおよびコーンシロップ固形物などの単糖、二糖、多糖、糖アルコール類、ポリデキストロースに対する商品名Litesse(商標)として流通しており、41−51 Brighton Road、Redhill、Surryey、RHl 6YS、イギリスのDanisco Sweeteners,Ltd.により製造されているポリマーなどの無秩序に結合したグルコースポリマー、イソマルト(Gotlieb−Daimler−Strause 12 a、68165 Mannheim、ドイツのPalatinit Sussungsmittel GmbHにより商品名PALATINIT(商標)として製造されているα−D−グルコピラノシル−1,6−マンニトールおよびα−D−グルコピラノシル−1,6−ソルビトールのラセミ混合物)、マルトデキストリン類、水素化デンプン加水分解物、水素化ヘキソース類、水素化二糖、炭酸カルシウム、タルク、二酸化チタン、リン酸二カルシウムなどのミネラル、セルロース類、およびそれらの混合物が挙げられる。
望ましくは、甘味料は、アスパルテーム、ネオテーム、スクラロース、モナチン、およびアセスルファムカリウム(Ace−K)などの高甘味度甘味料である。高甘味度甘味料は、封入型、遊離型、またはこれらの両方の形態にあることができる。
(b)可溶性サッカリン塩、すなわちナトリウムまたはカルシウムサッカリン塩、シクラメート塩、3,4−ジヒドロ−6−メチル−1,2,3−オキサチアジン−4−オン−2,2−ジオキシドのナトリウム、アンモニウムまたはカルシウム塩、3,4−ジヒドロ−6−メチル−1,2,3−オキサチアジン−4−オン−2,2−ジオキシドのカリウム塩(アセスルファム−K)、サッカリンの遊離酸型、およびこれらの混合物などの水溶性人工甘味料、
(c)L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル(アスパルテーム)、N−[N−(3,3−ジメチルブチル)−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン 1−メチルエステル(ネオテーム)、および米国特許第3,492,131号に記載の物質、L−α−アスパルチル−N−(2,2,4,4−テトラメチル−3−チエタニル)−D−アラニンアミド水和物(アリテーム)、L−アスパルチル−L−フェニルグリセリンおよびL−アスパルチル−L−2,5−ジヒドロフェニル−グリシンのメチルエステル、L−アスパルチル−2,5−ジヒドロ−L−フェニルアラニン、L−アスパルチル−L−(1−シクロヘキセン)−アラニン、およびこれらの混合物などのL−アスパラギン酸由来甘味料などのジペプチド系甘味料、
(d)普通の砂糖(スクロース)の塩素化誘導体、例えば、スクラロースの品名で知られている、例えばクロロデオキシスクロースまたはクロロデオキシガラクトスクロースの誘導体などといったクロロデオキシ糖誘導体などの天然由来の水溶性甘味料から誘導される水溶性甘味料、クロロデオキシスクロースおよびクロロデオキシガラクトスクロース誘導体の例として、限定しないが、以下のものが挙げられる:1−クロロ−1’−デオキシスクロース、4−クロロ−4−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシル−α−D−フルクトフラノシド、または4−クロロ−4−デオキシガラクトスクロース、4−クロロ−4−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシル−1−クロロ−1−デオキシ−β−D−フルクトフラノシド、または4,1’−ジクロロ−4,1’−ジデオキシガラクトスクロース、1’,6’−ジクロロ−1’,6’−ジデオキシスクロース、4−クロロ−4−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシル−1,6−ジクロロ−1,6−ジデオキシ−β−D−フルクトフラノシド、または4,1’,6’−トリクロロ−4,1’,6’−トリデオキシガラクトスクロース、4,6−ジクロロ−4,6−ジデオキシ−α−D−ガラクトピラノシル−6−クロロ−6−デオキシ−β−D−フルクトフラノシド、または4,6,6’−トリクロロ−4,6,6’−トリデオキシガラクトスクロース、6,1’,6’−トリクロロ−6,1’,6’−トリデオキシスクロース、4,6−ジクロロ−4,6−ジデオキシ−α−D−ガラクト−ピラノシル−1,6−ジクロロ−1,6−ジデオキシ−β−D−フルクトフラノシド、または4,6,1’,6’−テトラクロロ−4,6,1’,6’−テトラデオキシガラクト−スクロース、および4,6,1’,6’−テトラデオキシ−スクロース、ならびにこれらの混合物、
(e)タウマッコスダニエリ(thaumaoccous danielli)(タウマチンIおよびII)ならびにタリンなどのタンパク質系甘味料、ならびに
(f)甘味料モナチン(2−ヒドロキシ−2−(インドール−3−イルメチル)−4−アミノグルタル酸)およびその誘導体。
市販の米国薬局方(USP)等級のグリセリンなどの無水グリセリンもまた、軟化剤として用いてよい。グリセリンは、甘く好ましい味のシロップ状の液体であり、甘蔗糖の約60%の甘味を有する。グリセリンは吸湿性であるため、無水グリセリンはガム構造物の調製の間中、無水条件下に保たれてもよい。他のシロップとして、コーンシロップおよびマルチトールシロップを挙げてもよい。
いくつかの実施形態では、香料としては天然および人工の香料などの当業者に公知の香料を挙げることができる。これらの香味物質は、合成香味油および香味のある芳香物質および/または油、植物、葉、花、果実など由来のオレオレジンおよびエキス、ならびにこれらの組み合わせから選ばれてもよい。非限定的な代表的な香味油としては、スペアミント油、シナモン油、ウィンターグリーンの油(サリチル酸メチル)、ペパーミント油、和種はっか油、チョウジ油、ベイ油、アニス油、ユーカリ油、タイム油、ニオイヒバ油、ナツメグの油、オールスパイス、セージの油、メース、クヘントウの油、およびケイヒ油が挙げられる。バニラ、およびレモン、オレンジ、ライム、グレープフルーツ、ユズ、スダチを含めた柑橘油、ならびにリンゴ、西洋ナシ、モモ、ブドウ、ブルーベリー、イチゴ、ラズベリー、サクランボ、プラム、パイナップル、アプリコット、バナナ、メロン、アプリコット、ウメ、サクランボ、ラズベリー、ブラックベリー、トロピカルフルーツ、マンゴー、マンゴスチン、ザクロ、パパイヤなどを含めたフルーツエッセンスなどの人工、天然および合成のフルーツ香料も有用な香味物質である。放出プロファイルを管理することができる他の可能性のある香料としては、ミルクフレーバー、バターフレーバー、チーズフレーバー、クリームフレーバー、およびヨーグルトフレーバー、バニラフレーバー、緑茶フレーバー、ウーロン茶フレーバー、紅茶フレーバー、ココアフレーバー、チョコレートフレーバー、およびコーヒーフレーバーなどのティまたはコーヒー香料、ペパーミントフレーバー、スペアミントフレーバー、および和種はっかフレーバーなどのミント香料、アサフェティーダフレーバー、アジョワンフレーバー、アニスフレーバー、アンゼリカフレーバー、フェンネルフレーバー、オールスパイスフレーバー、シナモンフレーバー、カモミールフレーバー、マスタードフレーバー、カルダモンフレーバー、キャラウェーフレーバー、クミンフレーバー、チョウジフレーバー、コショウフレーバー、コリアンダーフレーバー、サッサフラスフレーバー、セイボリーフレーバー、山椒フレーバー、エゴマフレーバー、ジュニパーベリーフレーバー、ショウガフレーバー、スターアニスフレーバー、セイヨウワサビフレーバー、タイムフレーバー、タラゴンフレーバー、ディルフレーバー、トウガラシフレーバー、ナツメグフレーバー、バジルフレーバー、マジョラムフレーバー、ローズマリーフレーバー、ベイリーフフレーバー、およびワサビ(日本ワサビ)フレーバーなどの香辛香料、ワインフレーバー、ウィスキーフレーバー、ブランディフレーバー、ラムフレーバー、ジンフレーバー、およびリキュールフレーバーなどのアルコール香料、フローラル香料、ならびにオニオンフレーバー、ガーリックフレーバー、キャベツフレーバー、ニンジンフレーバー、セロリフレーバー、マッシュルームフレーバー、およびトマトフレーバーなどの植物香料、が挙げられる。これらの着香剤は液体または固体の形態で使用されてもよく、個々にまたは混合物として使用されてもよい。一般に使用される香料としては、個々に用いられるかまたは混合物として用いられるかにかかわらず、ペパーミント、メントール、スペアミント、人工バニラ、シナモン誘導体などのミント類、および種々のフルーツ香料が挙げられる。香料、特にこのミント香料は、本願明細書で以下に記載される冷感剤と組み合わせて使用される場合、呼気清涼化特性をももたらしてよい。いくつかの実施形態では、香料は、ゲラニオール、リナロール、ネロール、ネロリドール、シトロネロール、ヘリオトロピン、メチルシクロペンテロン、エチルバニリン、マルトール、エチルマルトール、フラネオール、ネギ系化合物、バラのタイプの化合物(フェネタノール、フェニル酢酸、ネロール、リナリルエステルなど)、ジャスミン、サンドルウッド(sandlewood)、パチョリ、および/またはシダーウッドから選ばれてもよい。
感覚剤化合物としては、冷感剤、温感剤、刺激剤、発泡剤、およびこれらの組み合わせを挙げることができる。様々な周知の冷感剤を用いてよい。例えば、とりわけ有用な冷感剤として、キシリトール、エリスリトール、デキストロース、ソルビトール、メンタン、メントン、ケタール、メントンケタール、メントングリセロールケタール、置換p−メンタン、非環状カルボキシアミド、グルタル酸モノメンチル、置換シクロヘキサンアミド、置換シクロヘキサンカルボキシアミド、置換尿素およびスルホンアミド、置換メンタノール、p−メンタンのヒドロキシメチルおよびヒドロキシメチル誘導体、2−メルカプトシクロデカノン、2〜6個の炭素原子を有するヒドロキシカルボン酸、シクロヘキサンアミド、酢酸メンチル、サリチル酸メンチル、N,2,3−トリメチル−2−イソプロピルブタンアミド(WS−23)、N−エチル−p−メンタン−3−カルボキシアミド(WS−3)、イソプレゴール、3−(l−メントキシ)プロパン−1,2−ジオール、3−(l−メントキシ)−2−メチルプロパン−1,2−ジオール、p−メンタン−2,3−ジオール、p−メンタン−3,8−ジオール、6−イソプロピル−9−メチル−1,4−ジオキサスピロ[4,5]デカン−2−メタノール、コハク酸メンチルおよびそのアルカリ土類金属塩、トリメチルシクロヘキサノール、N−エチル−2−イソプロピル−5−メチルシクロヘキサンカルボキシアミド、和種はっか油、ペパーミント油、3−(l−メントキシ)エタン−1−オール、3−(l−メントキシ)プロパン−1−オール、3−(l−メントキシ)ブタン−1−オール、1−メンチル酢酸N−エチルアミド、4−ヒドロキシペンタン酸l−メンチル、3−ヒドロキシ酪酸l−メンチル、N,2,3−トリメチル−2−(1−メチルエチル)−ブタンアミド、n−エチル−t−2−c−6−ノナジエンアミド、N,N−ジメチルメンチルスクシンアミド、置換p−メンタン、置換p−メンタン−カルボキシアミド、2−イソプロパニル−5−メチルシクロヘキサノール(久光製薬株式会社製、以下「イソプレゴール」)、メントングリセロールケタール(FEMA3807、商品名FRESCOLAT(登録商標)タイプMGA)、3−l−メントキシプロパン−1,2−ジオール(Takasago製、FEMA3784)、および乳酸メンチル、(Haarman&Reimer製、FEMA3748、商品名FRESCOLAT(登録商標)タイプML)、WS−30、WS−14、ユーカリエキス(p−メンタ−3,8−ジオール)、メントール(その天然もしくは合成の誘導体)、メントールPGカーボネート、メントールEGカーボネート、メントールグリセリルエーテル、N−tertブチル−p−メンタン−3−カルボキシアミド、p−メンタン−3−カルボン酸グリセロールエステル、メチル−2−イソプロピル−ビシクロ(2.2.1)、ヘプタン−2−カルボキシアミド、メントール メチルエーテル、およびメンチルピロリドンカルボキシレートが挙げられる。これらのおよび他の適切な冷感剤は、以下の米国特許(それらのすべては、参照によりその全体を援用したものとする)にさらに記載されている:米国特許第4,230,688号、同第4,032,661号、同第4,459,425号、同第4,136,163号、同第5,266,592号、同第6,627,233号。
増強剤は、それら自体の特徴的な食味および/または芳香の知覚を導くことなく、原材料の食味および/または芳香の知覚を増感、補充、改変または増強しうる物質からなることができる。いくつかの実施形態では、香味、甘味、酸味、旨み、コクみ、塩味およびそれらの組み合わせの知覚を増感、補充、改変または増強するように設計された増強剤を含むことができる。
酸としては、酢酸、アジピン酸、アスコルビン酸、酪酸、クエン酸、ギ酸、フマル酸、グリコン酸、乳酸、リン酸、リンゴ酸、シュウ酸、コハク酸、酒石酸、アスパラギン酸、安息香酸、カフェオタンニン酸(caffeotannic acid)、イソ−クエン酸、シトラマル酸、ガラクツロン酸、グルクロン酸、グリセリン酸、グリコール酸、ケトグルタル酸、α−ケトグルタル酸、ラクトイソクエン酸(lactoisocitric acid)、オキサル酢酸、ピルビン酸酸、キナ酸、シキミ酸、コハク酸、タンニン酸、ヒドロキシ酢酸、スベリン酸、セバシン酸、アゼライン酸、ピメリン酸、カプリン酸およびこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。
当該ガム構造物は、単一安定系に非混和性の構成成分を分散させる補助をする乳化剤をも含んでもよい。本発明で有用な乳化剤としては、単独でまたは混合物として使用されるグリセリルモノステアレート、レシチン、脂肪酸モノグリセリド、ジグリセリド、プロピレングリコールモノステアレート、メチルセルロース、アルギン酸塩もしくはアルギン酸エステル、カラギーナン、キサンタンガム、ゼラチン、イナゴマメ、トラガント、ローカストビーンガム、ペクチン、アルギン酸塩もしくはアルギン酸エステル、ガラクトマンナン(グアーガム、イナゴマメガム、グルコマンナンなど)、ゼラチン、デンプン、デンプン誘導体、デキストリン類およびセルロース誘導体(カルボキシメチルセルロースなど)、酸味料(リンゴ酸、アジピン酸、クエン酸、酒石酸、フマル酸など)などが挙げられる。乳化剤は、ガム構造物の約2重量%〜約15重量%、さらに具体的には、約7重量%〜約11重量%の量で用いてよい。
着色剤は、所望の色を生じさせるのに有効な量で使用してよい。着色剤として色素を挙げてもよく、これは当該ガムの重量の約6重量%を上限とする量で配合してもよい。例えば、二酸化チタンは、当該ガム構造物の約2重量%を上限とする量で、好ましくは約1重量%未満の量で配合してもよい。着色剤は、天然食品着色料、ならびに食品、薬物および化粧品での適用に適切な染料も含んでよい。これらの着色剤は、F.D.&C.染料およびレーキ類として公知である。上記の使用に許容できる物質は、好ましくは水溶性である。例示できる限定的でない例として、5,5−インジゴスズジスルホン酸の二ナトリウム塩である、F.D.&C.Blue No.2として公知のインジゴイド染料が例示される。同様に、F.D.&C.Green No.1として公知の染料は、トリフェニルメタン染料を含み、これは4−[4−(N−エチル−p−スルホニウムベンジルアミノ)ジフェニルメチレン]−[1−(N−エチル−N−p−スルホニウムベンジル)−δ−2,5−シクロヘキサジエンイミン]の一ナトリウム塩である。F.D.&C.着色剤、およびそれらの対応する化学構造のすべての完全な詳説は、Kirk−Othmer Encyclopedia of Chemical Technology、第3版、第5巻、857〜884頁に見出すことができ、この本文を本願明細書に引用して援用する。
機能性成分を含むさらなる添加剤としては生理的冷感剤、咽頭無痛化剤、スパイス、温感剤、歯白色化剤または他の歯科ケア成分、呼気清涼化剤、ビタミン、栄養補助食品、植生化学物質、ポリフェノール、抗酸化物質、活性成分、ミネラル、カフェイン、薬物が挙げられ、そして他の活性物も当該ガム組成物の中に含まれてもよい。このような成分は、それらの意図された効果を成し遂げるのに十分な量で使用されてもよく、これらは、このあと、より十分に論じられることになる。
呼気清涼化剤としては、精油、ならびに種々のアルデヒド、アルコール、および類似物質を挙げることができる。いくつかの実施形態では、精油としては、スペアミント、ペパーミント、ウィンターグリーン、サッサフラス、クロロフィル、シトラール、ゲラニオール、カルダモン、チョウジ、セージ、カルバクロール、ユーカリ、カルダモン、コウボクエキス、マジョラム、シナモン、レモン、ライム、グレープフルーツ、およびオレンジのオイルを挙げることができる。いくつかの実施形態では、ケイ皮アルデヒドおよびサリチルアルデヒドなどのアルデヒドを使用することができる。加えて、メントール、カルボン、イソ−ガリゴール(iso−garrigol)、およびアネトールなどの化学物質は、呼気清涼化剤として機能することができる。これらのうちで、最も一般に用いられるものは、ペパーミント、スペアミントおよびクロロフィルのオイルである。
歯科ケア成分(口腔ケア成分としても知られる)としては、歯の白色化剤、汚れ除去剤、口腔洗浄剤、漂白剤、減感剤、歯科再石灰化剤、抗菌剤、虫歯予防剤、プラーク酸緩衝剤、界面活性剤および歯石予防剤を挙げてもよいが、これらに限定されない。このような成分の非限定例として、タンパク質分解酵素を含む加水分解剤、水和シリカ、炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウムおよびアルミナなどの研磨剤、限定しないがステアリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム、硫酸化ブチルオレエート、オレイン酸ナトリウム、フマル酸の塩、グリセロール、ヒドロキシル化レシチン、ラウリル硫酸ナトリウムなどの陰イオン界面活性剤を含む表面活性剤、および一般に歯石コントロール成分として用いられるポリリン酸塩などのキレート剤などといった他の活性汚れ除去構成成分を挙げることができる。いくつかの実施形態では、歯科ケア成分は、ピロリン酸四ナトリウムおよびトリ−ポリリン酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、ピロリン酸二水素二ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、キシリトール、ヘキサメタリン酸ナトリウムも含むことができる。
活性物とは一般に、使用者にそれらがもたらす所望の有益な結果のためにチューインガム組成物に配合される成分をいう。いくつかの実施形態では、活性物は、薬品、栄養素、栄養補給剤、ハーブ類、栄養補給剤、医薬品、薬物など、およびそれらの組み合わせを含むことができる。
発泡システムは、1以上の食用酸および1以上の食用アルカリ性物質を含んでよい。食用酸(複数可)および食用アルカリ性物質(複数可)は、一緒に反応して発泡しうる。
食欲抑制薬は、食品を摂取したいという欲求を抑圧するように機能する、繊維およびタンパク質などの成分であることができる。食欲抑制薬はまた、ベンズフェタミン、ジエチルプロピオン、マジンドール、フェンジメトラジン、フェンテルミン、フーディア(P57)、オリブラ(Olibra)(商標)、エフェドラ、カフェインおよびそれらの組み合わせも含むことができる。食欲抑制薬は、以下の商品名でも知られている:アディペックス(Adipex)(商標)、アディポスト(Adipost)(商標)、ボントリル(Bontril)(商標)PDM、ボントリル(Bontril)(商標)スローリリース(Slow Release)、ディドレックス(Didrex)(商標)、ファスティン(Fastin)(商標)、アイオナミン(Ionamin)(商標)、マザノール(Mazanor)(商標)、メルフィアット(Melfiat)(商標)、オベニックス(Obenix)(商標)、フェンダイエット(Phendiet)(商標)、フェンダイエット(Phendiet)−105(商標)、フェンテルコット(Phentercot)(商標)、フェノトリド(Phentride)(商標)、プレギン(Plegine)(商標)、プレル(Prelu)−2(商標)、プロ−ファスト(Pro−Fast)(商標)、PT105(商標)、サノレックス(Sanorex)(商標)、テヌエート(Tenuate)(商標)、サノレックス(Sanorex)(商標)、テヌエート(Tenuate)(商標)、テヌエートドスパン(Tenuate Dospan)(商標)、テパニル(Tepanil)Ten−Tab(商標)、テラミン(Teramine)(商標)およびザントリル(Zantryl)(商標)。以上およびその他の好適な食欲抑制薬はさらに、以下の米国特許に記載されており、すべてを本願に引用してその全体を援用する:Portmanの米国特許第6,838,431号、Portmanの米国特許第6,716,815号、Portmanの米国特許第6,558,690号、Portmanの米国特許第6,468,962号、Portmanの米国特許第6,436,899号。
微量栄養素は、タンパク質、炭水化物、および脂肪などの多量栄養素と比較して、所望の効果をもたらすのに生物が要求する量が少なくても、生物の栄養上の健康状態に対する影響を有する物質を含むことができる。微量栄養素には、限定しないが、ビタミン、ミネラル、酵素、植生化学物質、抗酸化物質、およびそれらの組み合わせを含むことができる。
口内湿潤剤は、限定しないが、酸および塩ならびにそれらの組み合わせなどの唾液刺激剤を含むことができる。いくつかの実施形態では、酸は、酢酸、アジピン酸、アスコルビン酸、酪酸、クエン酸、ギ酸、フマル酸、グリコン酸、乳酸、リン酸、リンゴ酸、シュウ酸、コハク酸、酒石酸およびそれらの組み合わせを含むことができる。いくつかの実施形態では、塩としては、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、海塩、クエン酸ナトリウム、およびこれらの組み合わせを挙げることができる。
咽頭無痛化成分は、鎮痛薬、麻酔薬、粘滑薬、防腐剤、およびそれらの組み合わせを含むことができる。いくつかの実施形態では、鎮痛薬/麻酔薬は、メントール、フェノール、ヘキシルレゾルシノール、ベンゾカイン、ジクロニン塩酸塩、ベンジルアルコール、サリチルアルコール、およびそれらの組み合わせを含むことができる。いくつかの実施形態では、粘滑薬としては、限定しないが、スリッペリーニレ樹皮、ペクチン、ゼラチン、およびそれらの組み合わせを含むことができる。いくつかの実施形態では、防腐剤成分は、塩化セチルピリジニウム、臭化ドミフェン、塩化デカリニウム、およびそれらの組み合わせを含むことができる。
本発明は、種々の成分を含むガム構造物を形成および/または冷却もしくは加熱するために使用してもよい。いずれの従来の混合機も、当該ガム構造物を混合するために使用することができるが、使用される異なるタイプの混合機が、図1の新しいガム形成システム106への供給特性に影響を及ぼす可能性がある。例えば、異なるタイプの前調節(プレコンディショニング)および低せん断押出機が、生の混合機産出物を改変し、定期的な流れおよび/または連続的な流れを生成するために用いられてもよい。いずれの場合も、新しいガム形成システム106は、工業的に用いられる様々な混合システムと直ぐに使用できるということが企図される。
本発明の第1の実施形態に関する上記の考察の中で触れたように、本発明のガム形成システムを含めたガム製造システムの多くの他の実施形態があり、そのうちのいくつかが、このあと紹介される。これらの他の実施形態は、詳細は第1の実施形態の構成要素を参照することにし、あまり詳細には説明されない。形成システム106および全体のシステム100についての選択肢、説明、および考察は、以下で記載される実施形態でも当てはまるということは理解されよう。
実験室システムでは、別個のモーターがローラーの各々を駆動する。上側および下側形成ローラーの間の間隙はサーボシステムにより調節される。使用される任意のローラーは入念に研磨されたステンレス鋼から形成されている。上側形成ローラーは約464mmの直径を有し、下側形成ローラーは約650mmの直径を有する。ローラーは、約230mmよりもわずかに大きい同じ幅を有し、この幅で9インチ(228.6mm)幅のシートのガムを形成することができる。ローラーの各々は、冷却流体または加熱流体を循環させるため、またはガムに温度変化を与えるために構成されている。
Claims (27)
- ガムの形成方法であって、
ホッパー、ならびに第1の壁および第2の壁を備える一対の移動する壁を提供する工程、
前記ホッパーに蓄積されたガムの塊を前記一対の移動する壁に連続的かつ直接供給する工程、および
前記一対の移動する壁を用いて0.3mm〜10mmの実質的に均等な厚さを有するガムシートに前記ガムの塊をサイズ決定する工程を含み、
前記ガムの塊は、前記サイズ決定する工程の前後で前記一対の移動する壁のうちの少なくとも1つと実質的に連続的に接触し続けている、ガムの形成方法。 - 前記ガムの塊が、前記一対の移動する壁のうちの少なくとも1つの下流において前記一対の移動する壁のうちの少なくとも1つと実質的に連続的に接触し続けている、請求項1に記載のガムの形成方法。
- ホッパー、ならびに第1の壁および第2の壁を備える一対の移動する壁を提供する工程、
前記ホッパーに蓄積されたガムの塊を前記一対の移動する壁に連続的かつ直接供給する工程、および
前記一対の移動する壁を用いて0.3mm〜10mmの実質的に均等な厚さを有するガムシートに前記ガムの塊をサイズ決定する工程を含み、
前記一対の移動する壁の少なくとも1つは実質的に平面を包含している、ガムの形成方法。 - 前記第1の壁が前記実質的に周面を備え、および前記第2の壁が実質的に平面を備える、請求項3に記載のガムの形成方法。
- 前記第1の壁がローラーであり、および前記第2の壁がコンベヤーベルトである、請求項1から4のいずれかに記載のガムの形成方法。
- 前記ガムの塊が不均一な厚さのガムの塊の形態にあり、
前記サイズ決定する工程は、前記一対の移動する壁を同じ方向に走らせ、前記一対の移動する壁の間の間隔を通して前記不均一な厚さのガムの塊を引っ張り、前記不均一な厚さのガムの塊を変形させて前記ガムシートを形成させる工程を含む、請求項1から5のいずれかに記載のガムの形成方法。 - 前記一対の移動する壁を構築する工程をさらに含み、
前記構築する工程は、
前記第1の壁を前記第2の壁の垂直方向上方に配置し、ここでガム注入口の領域は前記一対の移動する壁の上流に提供される工程、
連続的なガムシートの所望の厚さに対応する前記第1の壁と第2の壁との間の間隔を提供する工程、
5馬力未満のエネルギー投入量を有する少なくとも1つのモーターを用いて前記一対の移動する壁に動力を与える工程、ならびに
前記第1の壁および前記第2の壁を同方向に動かして、前記ガム注入口領域の中の前記ガムの塊を前記一対のローラーの間の前記間隔に向かって運搬する工程、
を含む、請求項1から6のいずれかに記載のガムの形成方法。 - サイズ決定する工程が、0.6m〜1.2mの幅および2mm〜6mmの厚さを有する前記連続的なガムシートを生産する、請求項1から7のいずれかに記載のガムの形成方法。
- 液体潤滑剤を用いて前記ガムシートを潤滑化し、これにより粉末ダスティング材料を含まない前記ガムシートを生産する工程をさらに包含する、請求項1から8のいずれかに記載のガムの形成方法。
- 第1の壁および第2の壁のうちの少なくとも1つを加熱することにより、前記ガムの塊を加熱する工程をさらに含み、前記ガムの塊の粘度を低くし、かつ前記サイズ決定の間の前記ガムの塊の変形能を増加させる、請求項1から9のいずれかに記載のガムの形成方法。
- 前記サイズ決定する工程が、前記第1の壁および前記第2の壁を異なる線速度で稼働させることを包含する、請求項1から10のいずれかに記載のガムの形成方法。
- 前記第1の壁および前記第2の壁のうちの少なくとも1つを用いて、前記ガムの塊の温度を少なくとも5℃変更する工程をさらに含む、請求項1から11のいずれかに記載のガムの形成方法。
- 前記ガムシートが前記壁を出るとき、前記一対の移動する壁のうちの少なくとも1つが前記ガムシートの50%〜150%の速度で移動し、前記一対の移動する壁の線速度は5m/分〜40m/分である、請求項1から12のいずれかに記載のガムの形成方法。
- ガムの形成システムであって、
ガムの塊を受け、形作られていない前記ガムの塊を前記システムに連続的に供給するように構築されたホッパーと、
前記ホッパーの直接的に下流の一対の移動する壁であって、第1の壁および第2の壁を有する一対の移動する壁とを備え、
前記第1の壁および第2の壁の間の間隔は、実質的に0.3mm〜10mmの幅を包含しているガムシートに形作られていないガムの塊をサイズ決定するように構築され、
前記一対の移動する壁のうちの少なくとも1つは、実質的に連続的かつ前記間隔の上流および下流のガムシートを接触して運搬するように構築されている、ガムの形成システム。 - 前記壁のうちの少なくとも1つが、実質的に連続的に構築され、前記壁の下流のスコアリング装置およびローラーのうちの少なくとも1つへの前記ホッパーから前記ガムシートを接触して搬送する、請求項14に記載のガムの形成システム。
- ガムの形成システムであって、
ガムの塊を受け、形作られていない前記ガムの塊を前記システムに連続的に供給するように構築されたホッパーと、
前記ホッパーの直接的に下流の一対の移動する壁であって、第1の壁および第2の壁を有する一対の移動する壁とを備え、
前記第1の壁および第2の壁の間の間隔は、実質的に0.3mm〜10mmの幅を包含しているガムシートに形作られていないガムの塊をサイズ決定するように構築され、
前記一対の移動する壁の少なくとも1つは実質的に平面を包含している、ガムの形成システム。 - 前記第1の壁が前記実質的に周面を備え、および前記第2の壁が実質的に平面を備える、請求項16に記載のガムの形成システム。
- ガムの形成方法であって、
ホッパー、ならびに第1の壁および第2の壁を備える一対の移動する壁を提供する工程、
前記ホッパーに蓄積された形作られていないガムの塊を前記一対の移動する壁に連続的かつ直接供給する工程、および
前記一対の移動する壁を用いて0.3mm〜10mmの実質的に均等な厚さを有するガムシートに前記形作られていないガムの塊をサイズ決定する工程を含み、
前記形作られていないガムの塊は、前記サイズ決定する工程の直前に実質的に不均一な厚さを有する、ガムの形成方法。 - ガムの形成システムであって、
ガムの塊を受け、形作られていない前記ガムの塊を前記システムムに連続的に供給するように構築されたホッパーと、
前記ホッパーの下流の一対の移動する壁であって、第1の壁および第2の壁を有する一対の移動する壁とを備え、
前記第1の壁および第2の壁の間の間隔は、実質的に0.3mm〜10mmの幅を包含しているガムシートに形作られていないガムの塊をサイズ決定するように構築され、
前記ホッパーは、前記間隔に直接的にかつそのすぐ上流に実質的に不均一な厚さで前記形作られていないガムの塊を提供するように構築されている、ガムの形成システム。 - 前記形作られていないガムの塊が前記ガムシートの少なくとも10倍の厚さ寸法を有する、請求項1から13または18のいずれかに記載のガムの形成方法。
- 前記形作られていないガムの塊が、前記一対の移動する壁によって前記サイズ決定をする直前に蓄積される、請求項1から13または18のいずれかに記載のガムの形成方法。
- 菓子類の形成方法であって、
ホッパー、ならびに第1の壁および第2の壁を備える一対の移動する壁を提供する工程、
前記ホッパーに蓄積された菓子類の塊を前記一対の移動する壁に連続的にかつ直接供給する工程、および
前記一対の移動する壁を用いて0.3mm〜10mmの実質的に均等な厚さを有する菓子類のシートに前記菓子類の塊をサイズ決定する工程を含み、
前記菓子類の塊は、前記サイズ決定する工程の前後で前記一対の移動する壁のうちの少なくとも1つと実質的に連続的かつ直接的に接触し続けている、菓子類の形成方法。 - 菓子類の形成方法であって、
ホッパー、ならびに第1の壁および第2の壁を備える一対の移動する壁を提供する工程、
前記ホッパーに蓄積された菓子類の塊を前記一対の移動する壁に連続的かつ直接供給する工程、および
前記一対の移動する壁を用いて0.3mm〜10mmの実質的に均等な厚さを有する菓子類のシートに菓子類の塊をサイズ決定する工程を含み、
前記一対の移動する壁の少なくとも1つは実質的に平面を包含している、菓子類の形成方法。 - 菓子類の形成システムであって、
菓子類の塊を受け、形作られていない前記菓子類の塊を前記システムに連続的に供給するように構築されたホッパーと、
前記ホッパーの直接的に下流の一対の移動する壁であって、第1の壁および第2の壁を有する前記一対の移動する壁とを備え、
前記第1の壁および第2の壁の間の間隔は、実質的に0.3mm〜10mmの幅を包含している菓子類のシートに菓子類の塊をサイズ決定するように構築され、
前記一対の移動する壁のうちの少なくとも1つは、実質的に連続的かつ前記間隔の上流および下流の菓子類のシートを接触して運搬するように構築されている、菓子類の形成システム。 - 菓子類の形成システムであって、
菓子類の塊を受け、形作られていない前記菓子類の塊を前記システムに連続的に供給するように構築されたホッパーと、
前記ホッパーの直接的に下流の一対の移動する壁であって、第1の壁および第2の壁を有する一対の移動する壁とを備え、
前記第1の壁および第2の壁の間の間隔は、実質的に0.3mm〜10mmの幅を包含している菓子類のシートに菓子類の塊をサイズ決定するように構築され、
前記一対の移動する壁の少なくとも1つは実質的に平面を包含している、菓子類の形成システム。 - 菓子類の形成方法であって、
ホッパー、ならびに第1の壁および第2の壁を備える一対の移動する壁を提供する工程、
前記ホッパーに蓄積された菓子類の塊を前記一対の移動する壁に連続的かつ直接供給する工程、および
前記一対の移動する壁を用いて0.3mm〜10mmの実質的に均等な厚さを有する菓子類のシートに菓子類の塊をサイズ決定する工程を含み、
前記菓子類の塊は、前記サイズ決定する工程の直前に実質的に不均一な厚さを有する、菓子類の形成方法。 - 菓子類の形成システムであって、
菓子類の塊を受け、形作られていない前記菓子類の塊を前記システムに連続的に供給するように構築されたホッパーと、
前記ホッパーの直接的に下流の一対の移動する壁であって、第1の壁および第2の壁を有する一対の移動する壁とを備え、
前記第1の壁および第2の壁の間の間隔は、実質的に0.3mm〜10mmの幅を包含している菓子類のシートに菓子類の塊をサイズ決定するように構築され、
前記ホッパーは、前記間隔のすぐ上流に実質的に不均一な厚さで前記菓子類の塊を提供するように構築されている、菓子類の形成システム。
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