JP6262000B2 - 衝撃緩衝体 - Google Patents

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Description

本発明は、車両後部に配置されるリアパネルに取付けられる衝撃緩衝体に関する。
例えばミニバンのように、車両後部においてリアバンパの剛性を強化するためのバンパーリインホースメントを備えていない車両においては、つぎのような車両後部構造が採用されている。すなわち、上下に配置されたロアバック(骨格部材)とフロアパンとに対して車両後方側から固定されたリアパネルの後面に衝撃緩衝体が取付けられ、衝撃緩衝体はリアバンパによって車両後方側から被われている。
衝撃緩衝体は、車両後方側からの衝突に伴う衝撃荷重をロアバックとフロアパンとに受け持たせることで、リアパネルが上下方向の中間部を支点に折れ曲がることを抑制する。なお、リアパネルは、その上下の両縁部がロアバックとフロアパンとで支持されているため、車幅方向に関する剛性は元々十分に確保されている。したがって、衝撃緩衝体を備えた車両においては、車両後方側からの衝撃荷重によるリアパネルの変形が抑えられ、フロアパンからスペアタイヤが取出不能となる事態を回避できる。
なお、車両後部構造に関する先行技術としては、例えば、特許文献1に開示された技術を挙げることができる。
特開2005−75082号公報
従来の衝撃緩衝体は、車両後方側からの衝撃荷重をロアバックとフロアパンとに受け持たせるための剛性を確保するために、低倍率の発泡材によって形成されている。そのため、重量が大きい。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、リアパネルが上下方向に関してその中間部を支点に折れ曲がることを抑制できる軽量化された衝撃緩衝体を提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのもので、以下のように構成されている。
車両後部において上下に配置されたロアバックとフロアパンとに対して後方側から固定されたリアパネルの後面に取付けられた衝撃緩衝体であって、リアパネルの後面を被う形状の基板と、この基板に対し、上下方向に関してロアバックとフロアパンとを跨いだ位置に配置された複数の補強リブとを備えている。
補強リブは上下方向に連続し、かつ、互いに間隔をおいて設けられ、車両後方側から衝撃荷重を受けた際、各補強リブが該衝撃荷重を上下に配置されたロアバックとフロアパンとに受け持たせるように構成されている。
本発明では、車両後方側からの衝突に伴う衝撃荷重を、複数の補強リブによって上下に配置されたロアバックとフロアパンとに受け持たせていることから、リアパネルが上下方向に関してその中間部を支点に折れ曲がることを抑制できる。また、各補強リブは基板に対し互いに間隔をおいて設けられているため、軽量化されている。
車両後部構造の外観斜視図である。 車両後部構造の上面図である。 図2のIII−III矢視方向の断面図である。 第一の実施形態に係る衝撃緩衝体の斜視図である。 図4と異なる方向から視た衝撃緩衝体の斜視図である。 図5のVI−VI矢視方向の断面図である。 第二の実施形態に係る衝撃緩衝体の斜視図である。 図7と異なる方向から視た衝撃緩衝体の斜視図である。 図7のIX−IX矢視方向の断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を用いて説明する。
まず、図1乃至6を用いて、本発明の第一の実施形態を説明する。
図1乃至3に示す車両後部構造1は、サイドメンバ10と、フロアパン20と、ロアバック30と、リアパネル40と、衝撃緩衝体50とを備えている。衝撃緩衝体50は、後方からリアバンパ60によって被われている。
サイドメンバ10は、前後方向に延びた左右一対の骨格部材である(図1参照)。両サイドメンバ10の間にフロアパン20が配置され、該両サイドメンバ10によってフロアパン20が支持されている。フロアパン20は、浅い凹状の底部22aと、底部22aの前辺および両側辺から立ち上る立壁とにより構成される凹部22を有している(図1乃至3参照)。凹部22にはスペアタイヤSTが適宜の支持構造(図示省略)によって支持された状態で収納可能である。
ロアバック30は、フロアパン20の上方に配置されている(図1乃至3参照)。ロアバック30の両端は両サイドメンバ10の外方に位置している。ロアバック30は、上下方向へ回転可能なバックドア(図視省略)の下方への回転を受け止める骨格部材である。ロアバック30と両サイドメンバ10とフロアパン20とに対して後方側からリアパネル40が固定されている。フロアパン20の凹部22の後面はリアパネル40によって塞がれている。
リアパネル40の後面には、2つの衝撃緩衝体50が取付けられている(図1乃至3参照)。両衝撃緩衝体50は左右に隣合い、かつ、ロアバック30とフロアパン20の底部22aとを跨いだ位置に配置されている。
両衝撃緩衝体50は互いに対となる形状に構成されている。図4乃至6においては、リアパネル40の右部に取付けられている衝撃緩衝体50が示されている。衝撃緩衝体50は耐衝撃性に優れた樹脂材で形成されている。
衝撃緩衝体50は、リアパネル40の後面を被う形状の基板52を備えている(図4,5参照)。基板52は周壁54と周壁54の後端同士を接続した後壁56とによって構成されている。
周壁54の内面の間には縦リブR1と横リブR2とが格子状に設けられている。縦リブR1と横リブR2とを設けることによって衝撃緩衝体50の剛性を向上させることができる。
縦リブR1は、左右方向にほぼ等間隔をおいて複数列設けられている(図4,6参照)。各縦リブR1は上下方向に連続し、その両端が周壁54の内面に連なっている。取付状態にある各縦リブR1はロアバック30とフロアパン20の底部22aとを跨いだ位置に配置され、車両後方側からの衝撃荷重をロアバック30とフロアパン20とに受け持たせる(図3参照)。
この縦リブR1が本発明の「補強リブ」に相当する。
横リブR2は、上下方向にほぼ等間隔をおいて複数列設けられている(図4参照)。各横リブR2は、縦リブR1と直行する方向に連続し、その両端が周壁54の内面に連なっている。各横リブR2は、縦リブR1の間に差し渡されて隣合う縦リブR1をつないでいる。
各縦リブR1および各横リブR2の後端は後壁56に連なっている(図6参照)。これにより、衝撃緩衝体50の剛性を向上させることができる。
各縦リブR1および各横リブR2の前端は、リアパネル40の後面形状に倣った形状となっている(図4参照)。
以上のように構成された車両後部構造1において、衝撃緩衝体50は、車両後方側からの衝突に伴う衝撃荷重を複数の縦リブR1によって上下に配置されたロアバック30とフロアパン20とに受け持たせることから、リアパネル40が上下方向に関してその中間部を支点に折れ曲がることを抑制できる。また、各縦リブR1は基板52に対し互いに間隔をおいて設けられているため、衝撃緩衝体50は軽量化されている。
つづいて、図7乃至9を主に用いて、本発明の第二の実施形態を説明する。
なお、図7乃至9において図4乃至6と同一もしくは均等な構成・機能を有すると考えられる部分には、図4乃至6と同一の符号を付すことで、重複する説明は省略する。
本実施形態においては、左右で対となる形状の衝撃緩衝体50aがリアパネル40(図1乃至3参照)の後面に取付けられている。図7乃至9においては、リアパネル40の左部に取付けられる衝撃緩衝体50aが示されている。
図9に示すように、衝撃緩衝体50aにおいては、隣合う縦リブR1の前端および後端が基板52を構成する前壁58と後壁56aとによって交互につながれている。後壁56aと縦リブR1と前壁58とは前方に凸となる段差部形状を成している。前壁58および後壁56aは縦リブR1とともに上下方向に連続し(図7,8参照)、これらの両端は周壁54に連続している。前壁58は、ロアバック30とフロアパン20の底部22aとを跨いだ位置に配置されている。
衝撃緩衝体50aは、車両後方側からの衝突に伴う衝撃荷重を複数の縦リブR1と前壁58とによって上下に配置されたロアバック30とフロアパン20とに受け持たせることから、リアパネル40が上下方向に関してその中間部を支点に折れ曲がることを抑制できる。また、各縦リブR1は基板52に対し互いに間隔をおいて設けられているため、衝撃緩衝体50aは軽量化されている。
以上は本発明を実施するための形態を図面に関連して説明したが、これらの実施の形態は本発明の趣旨から逸脱しない範囲で容易に変更または変形できるものである。
例えば、縦リブR1と横リブR2の配置、形状、数は適宜変更可能であり、図4および図6乃至9に示す配置、形状、数に限定されるものではない。縦リブR1と横リブR2とを部分的に省いて歯抜け状に格子が形成される構成としてもよい。
また、基板52の形状は、車種等に合わせて適宜変更することができ、図4乃至9に示す形状に限定されるものではない。前壁58および後壁56,56aを部分的に省いてもよい。
1 車両後部構造
20 フロアパン
30 ロアバック
40 リアパネル
50,50a 衝撃緩衝体
52 基板
R1 縦リブ
R2 横リブ

Claims (1)

  1. 車両後部において上下に配置されたロアバックとフロアパンとに対して後方側から固定されたリアパネルの後面に取付けられた衝撃緩衝体であって、
    リアパネルの後面を被う形状の基板と、この基板に対し、上下方向に関してロアバックとフロアパンとを跨いだ位置に配置された複数の補強リブとを備え、
    補強リブは上下方向に連続し、かつ、互いに間隔をおいて設けられ、
    車両後方側から衝撃荷重を受けた際、各補強リブが該衝撃荷重を上下に配置されたロアバックとフロアパンとに受け持たせるように構成されており、
    補強リブと交差する方向に連続し、かつ、互いに間隔をおいて設けられる横リブを有しており、補強リブと横リブとが格子状に設けられており、
    基板は、隣り合う補強リブの前端及び後端が前壁と後壁とによって交互につながれており、
    前壁は、上下方向に関してロアバックとフロアパンとを跨いだ位置に配置されている衝撃緩衝体。
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