JP6260122B2 - カセット及びシール作成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カセット及びシール作成装置に関わり、更に詳しくは、どのような状態や紋様にでも糊殺し部分を形成可能なカセット及びシール作成装置に関する。
従来、図1(a),(b)に示すような、剥離紙付き裏糊付きのシール製品が広く知られている。図1(a)に示すシール製品1は、シール基材等の第1の基材2と、粘着層3と、離型紙ともいわれる剥離紙等の第2の基材4が順次密着した形で出来上がっている。
剥離紙等の第2の基材4を剥がすと裏全面に粘着層3の付いた裏糊付きのシール5を得ることができる。シール5の表に任意のメモ等を書き付けて所望の場所に貼り付けることができる。剥がした第2の基材4は不要な部分であるので廃棄する。
図1(b)に示すシール製品6は、第1の基材2と、部分的粘着層7と、第2の基材4が順次密着した形で出来上がっている。部分的粘着層7が無い部分は糊殺しと呼ばれる部分である。例えば、薬局で処方箋に従った薬を買うと薬と共に健康手帳の半頁分ぐらいの大きさの処方明細書が患者に渡される。
通常のこの処方明細書には裏面の上、中、下の三箇所に粘着剤が塗布され、その上に剥離紙が貼着されている。つまり図1(b)と同様な側断面を有する処方明細書が患者に渡される。患者は上の糊部分を剥いだ処方明細書の上端を、健康手帳の空き頁の所定の位置に位置合わせして貼り付け、中と下の糊部分を順次剥いで全体を貼り付ける。
図1(b)のような部分糊殺し粘着シートについては、省資源化と共に製造コストを大幅に節減でき、かつ品質並びに印刷適性に優れた糊殺し粘着シートの製造方法及びその糊殺し粘着シートが提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
この特許文献1に記載の技術は、剥離剤面に糊殺し部を形成した長尺状の剥離紙と共に長尺状の表面基材(シート材)を走行させる過程において、シート材の内面に粘着剤を塗工した後、シート材の内面と剥離紙の剥離剤面とを貼り合わせる、又は、剥離紙の剥離剤面に粘着剤を塗工した後、剥離剤面とシート材の内面とを貼り合わせる、というものである。
特開2007−39484号公報
しかしながら、このような粘着層をシール材に部分的に塗布する部分糊殺し加工された粘着シートの製造は、特許文献1に記載のように、専門の会社において幅広のロール紙と粘着シートにより大量に生産されたものが、用途向きに細分されて市販されるのが一般的であり、個人で行う事は不可能であった。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであって、シールを剥がしやすくするためや、一部分だけを貼り付けて残りの部分は貼り付けないシールを作るために、シールの裏全面ではなく一部分に粘着性のある、つまり部分的に裏糊の無い糊殺しシールを個人レベルで作成できるカセット及びシール作成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のカセットは、
ケースと、
第1の基材と、前記第1の基材に設けられた粘着剤層と、前記粘着剤層の前記第1の基材側の面と反対側の面に配置され、熱により溶融されると前記粘着剤層に転写される未転写の感熱溶融材層と、前記感熱溶融材層の前記粘着剤層と反対側の面に配置された第2の基材と、を有し、印刷用のサーマルヘッドが挿入される前記ケースの凹部差し渡されているとともにリールに巻着されているシール部材と、
リールに巻着され、前記第1の基材側と対向するように前記シール部材と重なって前記ケースの凹部に差し渡されているインクリボンと、
を備える。
また、上記課題を解決するために、本発明のシール作成装置は、
第1の基材と、前記第1の基材に設けられた粘着剤層と、前記粘着剤層の前記第1の基材側の面と反対側の面に配置され、熱により溶融されると前記粘着剤層に転写される未転写の感熱溶融材層と、前記感熱溶融材層の前記粘着剤層と反対側の面に配置された第2の基材と、を有し、印刷用のサーマルヘッドが挿入されるケースの凹部差し渡されているとともにリールに巻着されているシール部材と、リールに巻着され、前記第1の基材側と対向するように前記シール部材と重なって前記ケースの凹部に差し渡されているインクリボンと、前記ケースと、を備えるカセットを装着するカセット装着部と、
前記シール部材の前記第2の基材の面側に配置される溶融用のサーマルヘッドと、
前記シール部材の前記第1の基材の面側に配置される前記溶融用のサーマルヘッドと対向するローラと、
前記シール部材を、前記溶融用のサーマルヘッドと、前記溶融用のサーマルヘッドと対向するローラと、で挟持して搬送しながら、前記溶融用のサーマルヘッドにて前記感熱溶融材層の所望の部位を前記第2の基材を介して加熱して、該加熱により感熱溶融した部分の前記感熱溶融材層を前記粘着材層に固着させる制御部と、を有する。
本発明は、どのような状態や紋様にでも糊殺し部分を形成できる糊殺しシールを個人レベルで作成可能なカセット及びシール作成装置を提供することができる。
(a),(b)は従来の剥離紙付き裏糊付きのシール製品の形状を示す図である。 (a)は実施例1に係る糊殺しシール部材を示す側面図、(b)はその糊殺しシール部材を巻回して保持するカセットの断面図、(c)はそのカセットを着脱自在にカセット装着部に装着した糊殺しシール作成装置の装着部の断面図である。 (a),(b),(c)は実施例1に係る糊殺しシール部材を用いて行う糊殺しの処理を更に詳しく説明する図である。 (a),(b),(c)はさまざまの異なる糊殺し処理された貼着用シールの例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
[実施例1]
図2(a)は、実施例1に係る糊殺しシール部材を示す側面図であり、図2(b)はその糊殺しシール部材を巻回して保持するカセットの断面図、図2(c)はそのカセットを着脱自在にカセット装着部に装着した糊殺しシール作成装置の装着部の断面図である。
図2(a)に示すように、本例の糊殺しのシール部材10は、長尺のシール基材等の第1の基材11に対し、粘着剤が形成された層を含む粘着層12と、感熱溶融材層13と、剥離紙等の第2の基材14とが、糊殺しのシール部材10の形状に合わせて順次積層されて構成されている。
なお、図2(a)では(図2(b),(c)も同様)、分かりやすくするために、各基材及び各層の間に間隙を設けて示しているが、実際には間隙等は無く、それぞれ密着している。
上記の第1の基材11は、例えば紙等の表面に印刷が可能な部材で形成されている。また、感熱溶融材層13は例えば融点が100度以上200度以下である蝋などを含む層である。この感熱溶融材層13は常温常圧では粘着しない。また、粘着層12は通常の粘着層である。また、第2の基材14は、ポリエステルフィルムや紙等から成る部材である。
図2(b)に示すように、カセット15は、シール用リール16に糊殺しのシール部材10を巻着し、インクリボンリール17には通常のインクリボン18を巻着している。カセット15の図では左下部となる部分に形成されている切欠凹部19の開口部には、糊殺しのシール部材10とインクリボン18が重ねて差し渡されている。
この差し渡し部において、インクリボン18は、インクリボンリール17から引き出され、リボン案内ローラ21とリボン案内ローラ22との間に掛け渡され、糊殺しのシール部材10と共に走行して、リボン巻取りリール23に巻き取られるようになっている。図では見えないが、上記のシール用リール16とリボン巻取りリール23は、ともに紙面奥行き方向向う側の軸端面が、カセット15の外面に沿って露出している。
このカセット15は、図2(c)に示すように、シール作成装置である装置本体25のカセット装着部26に装着される。装置本体25の図では左下部となる部分に、カセット15の切欠凹部19の開口部と連通する空間部27が設けられている。
この装置本体25には、特には図示しないが、キー入力部が設けられている。キー入力部は、カーソルキー、書式設定キー、印刷キー、取消しキー、機能キー、印刷倍率キー、大文字小文字選択キー、シフトキー、単漢字キー、変換キー、無変換キー、実行キー、かな入力と英数字入力を兼用する文字入力キー等からなる複数の操作キーを備えている。また、キー入力部に隣接して液晶表示装置からなる不図示の表示部が配設されている。
また、装置本体25のカセット装着部26の装着面には、図では陰になって見えないが、カセット15が装着されたとき、カセット15のシール用リール16に係合するリール軸支持ピンと、リボン巻取りリール23に係合するリボン巻取り駆動軸とが突設されている。
また、上記の空間部27は、カセット15が装着されたとき、カセット15の切欠凹部19に挿通されて、糊殺しのシール部材10の第1の基材11の面にインクリボン18を介して対向して配置される印刷用のサーマルヘッド28と、第2の基材14の面側に配置される、印刷用のサーマルヘッドと対向するローラ29を備えている。
印刷用のサーマルヘッド28は、不図示の支持軸に軸支され、これも不図示の付勢部材に付勢されて、インクリボン18を介し第1の基材11の面に圧接する方向と離隔する方向に回動する。
印刷用のサーマルヘッド28は、インクリボン18を介し第1の基材11の面に圧接したとき、印刷情報に応じて発熱素子を発熱させ、発熱で溶融させたインクリボン18のインクを第1の基材11の面に転写して、インクリボン18のインクによる印刷を行う。
印刷用のサーマルヘッドと対向するローラ29は、印刷用のサーマルヘッド28に対するプラテンローラと、矢印aで示す反時計回り方向に回転し、印刷された糊殺しのシール部材10をシール排出口30方向へ送出する搬送ローラを兼ねている。
また、上記の空間部27は、カセット15が装着されたとき、カセット15よりも外側となる部分において、糊殺しのシール部材10の第1の基材11の面側に配置される溶融用のサーマルヘッドと対向するローラ31と、第2の基材14の面側に配置される溶融用のサーマルヘッド32と、を備えている。
溶融用のサーマルヘッド32も、不図示の支持軸に軸支され、これも不図示の付勢部材に付勢されて、第2の基材14の面に圧接する方向と離隔する方向に回動する。
溶融用のサーマルヘッド32は、第2の基材14の面に圧接したとき、糊殺し情報に応じて発熱素子を発熱させ、第2の基材14を介して感熱溶融材層13を溶融させ、発熱で溶融させた感熱溶融材層13を第1の基材11の粘着層12に転写して、粘着層12に感熱溶融材層13による糊殺し部分を形成する。
溶融用のサーマルヘッドと対向するローラ31は、溶融用のサーマルヘッド32に対するプラテンローラと、矢印bで示す時計回り方向に回転し、印刷と糊殺しの処理が完了したシール部材10をシール排出口30方向へ送出する搬送ローラと、を兼ねている。
シール排出口30の内側近傍には、シール部材10の搬送路を挟んで対向する二枚の刃33a、33bを備えた裁断部33が配置されている。裁断部33は不図示の駆動系に駆動され、印刷と糊殺しの処理が完了してシール排出口30へ送出されてくるシール部材10を、糊殺しシールとして所定長に裁断する。裁断は、制御部によって自動で行われるか、手動で行われる。裁断された糊殺しシールはシール排出口30から機外に排出される。
図3(a),(b),(c)は、上記の糊殺しの処理を更に詳しく説明する図である。なお、図3(a),(b)では、溶融用のサーマルヘッドと対向するローラ31と溶融用のサーマルヘッド32とが図の右方に移動しているように示しているが、実際には図2(c)に示したように固定されていて、シール部材10のほうが、矢印dで示すように相対的に図の左方に搬送されている。
図3(a)には、粘着層12と感熱溶融材層13との間に間隙があるように示しているが、実際には両者は密着している。また、この図3(a)は、糊殺しの処理を開始すべく、溶融用のサーマルヘッド32が第2の基材14に圧接し、溶融用のサーマルヘッドと対向するローラ31が矢印bで示す時計回り方向に回転を開始した状態を示している。
図3(b)は、シール部材10が所定の長さ搬送された状態を示し、図3(a)の状態から図3(b)の状態まで、溶融用のサーマルヘッド32が発熱を続けて、第2の基材14側の感熱溶融材層13を溶融させ、溶融した感熱溶融材層13を粘着層12側に転写して、粘着層12に範囲cにわたる糊殺し部13−1を形成した状態を示している。
なお、以降、溶融した又は溶融し転写されて粘着層12側に固結した感熱溶融材層又は固結した感熱溶融材層からなる糊殺し部分をすべて同一の記号で、溶融した感熱溶融材層13−1、転写されて固結した感熱溶融材層13−1、糊殺し部分13−1と記載する。
図3(c)は、図3(b)のように糊殺し処理をされて、裁断され、シール排出口30から機外に排出された糊殺しシール34の第2の基材14をシールから剥がした状態を示している。第1の基材11と粘着層12から成る貼着用シール35には、粘着層12に転写された感熱溶融材層13−1による糊殺し部cが形成されている。
なお、図3(a),(b),(c)は、糊殺し処理の基本動作を説明したものであり、範囲cにわたる糊殺し部13−1の形成方法、又は形成態様は、制御部により、溶融用のサーマルヘッド32の発熱素子の発熱を制御することによって、どのようにでも変化させることができる。
図4(a),(b),(c)は、さまざまの異なる糊殺し処理された貼着用シール35(35a、35b、35c)の例を示す図である。図4(a)の貼着用シール35aは、単純に糊殺し部分13−1を形成し状態を示している。
この糊殺し部分13−1と粘着層12の部分を入れ替えるように形成すると、つまり粘着層12が上端部の狭い領域のみに露出して形状にすると、例えばメモ書きを一時的に文書・書籍等に貼り付けるために、剥がし易い糊を利用した紙片である付箋として使用可能なシールができる。
また、図4(b),(c)は、粘着層12の部分に、例えば、粉状の絵の具を振り掛けると、粘着層12の部分に従った形状の色模様を作成することができる。この場合、第1の基材11には、印刷するのではなく、適宜の糊を塗って、適宜の場所に貼り付けて、粘着層12側の面を飾りとして用いる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明は特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
第1の基材、粘着剤層、感熱溶融材層、の順に積層されている、
ことを特徴とするシール部材。
[付記2]
一方の面側に前記粘着剤層が積層されている前記感熱溶融材層の他方の面側には、第2の基材が積層されている、
ことを特徴とする付記1記載のシール部材。
[付記3]
前記第1の基材は一方の面に印刷が可能な部材であり、前記感熱溶融材層は蝋を含み、前記第2の基材はポリエステルフィルム又は紙を含む、
ことを特徴とする付記2記載のシール部材。
[付記4]
付記1〜3のいずれか一項に記載のシール部材と、
前記シール部材の前記第2の基材の面側に配置される溶融用のサーマルヘッドと、
前記シール部材の前記第1の基材の面側に配置される前記溶融用のサーマルヘッドと対向するローラと、
前記シール部材を、前記溶融用のサーマルヘッドと、前記溶融用のサーマルヘッドと対向するローラと、で挟持して搬送しながら、前記溶融用のサーマルヘッドにて前記感熱溶融材層の所望の部位を前記第2の基材を介して加熱して、該加熱により感熱溶融した部分の前記感熱溶融材層を前記粘着材層に固着させる制御部と、を有する、
ことを特徴とするシール作成装置。
[付記5]
前記シール部材を巻回して保持するカセットを着脱自在に装着するカセット装着部と、
前記カセットから引き出される前記シール部材の前記第1の基材の面側に配置される印刷用のサーマルヘッドと、
前記シール部材の前記第2の基材の面側に配置される印刷用のサーマルヘッドと対向するローラと、
前記シール部材を装置外に排出するシール排出口と、
前記シール部材を切断する裁断部と、
を有し、
前記制御部は、前記シール部材を前記印刷用のサーマルヘッドと前記印刷用のサーマルヘッドと対向するローラとで挟持して搬送しながら前記印刷用のサーマルヘッドにて前記第1の基材の面に印刷を行う、
ことを特徴とする付記4記載のシール作成装置。
[付記6]
前記制御部は、前記第1の基材の面への印刷と、感熱溶融した部分の前記感熱溶融材層の前記粘着材層への固着と、が完了した前記シール部材を、前記裁断部にて裁断し、裁断した前記シール部材を前記シール排出口から排出する、
ことを特徴とする付記5記載のシール作成装置。
本発明は、どのような状態や紋様にでも糊殺し部分を形成可能な糊殺しシールを個人レベルで作成可能なシール部材及びシール作成装置に利用することができる。
1 シール製品
2 第1の基材
3 粘着層
4 第2の基材
5 裏糊付きのシール
6 シール製品
7 部分的粘着層
10 シール部材
11 第1の基材
12 粘着剤層
13 感熱溶融材層
13−1 (溶融した又は溶融後固結した感熱溶融材層、糊殺し部分)
14 第2の基材
15 カセット
16 シール用リール
17 インクリボンリール
18 インクリボン
19 切欠凹部
21、22 リボン案内ローラ
23 リボン巻取りリール
25 シール作成装置(装置本体)
26 カセット装着部
27 空間部
28 印刷用のサーマルヘッド
29 印刷用のサーマルヘッドと対向するローラ
30 シール排出口
31 溶融用のサーマルヘッドと対向するローラ
32 溶融用のサーマルヘッド
33 裁断部
33a、33b 刃
34 糊殺しシール
35 貼着用シール

Claims (5)

  1. ケースと、
    第1の基材と、前記第1の基材に設けられた粘着剤層と、前記粘着剤層の前記第1の基材側の面と反対側の面に配置され、熱により溶融されると前記粘着剤層に転写される未転写の感熱溶融材層と、前記感熱溶融材層の前記粘着剤層と反対側の面に配置された第2の基材と、を有し、印刷用のサーマルヘッドが挿入される前記ケースの凹部差し渡されているとともにリールに巻着されているシール部材と、
    リールに巻着され、前記第1の基材側と対向するように前記シール部材と重なって前記ケースの凹部に差し渡されているインクリボンと、
    を備えることを特徴とするカセット。
  2. 前記第1の基材は一方の面に印刷が可能な部材であり、前記感熱溶融材層は蝋を含み、前記第2の基材はポリエステルフィルム又は紙を含む、
    ことを特徴とする請求項記載のカセット。
  3. 第1の基材と、前記第1の基材に設けられた粘着剤層と、前記粘着剤層の前記第1の基材側の面と反対側の面に配置され、熱により溶融されると前記粘着剤層に転写される未転写の感熱溶融材層と、前記感熱溶融材層の前記粘着剤層と反対側の面に配置された第2の基材と、を有し、印刷用のサーマルヘッドが挿入されるケースの凹部差し渡されているとともにリールに巻着されているシール部材と、リールに巻着され、前記第1の基材側と対向するように前記シール部材と重なって前記ケースの凹部に差し渡されているインクリボンと、前記ケースと、を備えるカセットを装着するカセット装着部と、
    前記シール部材の前記第2の基材の面側に配置される溶融用のサーマルヘッドと、
    前記シール部材の前記第1の基材の面側に配置される前記溶融用のサーマルヘッドと対向するローラと、
    前記シール部材を、前記溶融用のサーマルヘッドと、前記溶融用のサーマルヘッドと対向するローラと、で挟持して搬送しながら、前記溶融用のサーマルヘッドにて前記感熱溶融材層の所望の部位を前記第2の基材を介して加熱して、該加熱により感熱溶融した部分の前記感熱溶融材層を前記粘着材層に固着させる制御部と、を有する、
    ことを特徴とするシール作成装置。
  4. 前記カセットから引き出される前記シール部材の前記第1の基材の面側に配置される前記印刷用のサーマルヘッドと、
    前記シール部材の前記第2の基材の面側に配置される、前記印刷用のサーマルヘッドと対向するローラと、
    前記シール部材を装置外に排出するシール排出口と、
    を有し、
    前記制御部は、前記シール部材を前記印刷用のサーマルヘッドと前記印刷用のサーマルヘッドと対向するローラとで挟持して搬送しながら前記印刷用のサーマルヘッドにて前記第1の基材の面に印刷を行う、
    ことを特徴とする請求項記載のシール作成装置。
  5. 前記シール部材を切断する裁断部を有し、
    前記制御部は、前記第1の基材の面への印刷と、感熱溶融した部分の前記感熱溶融材層の前記粘着材層への固着と、が完了した前記シール部材を、前記裁断部にて裁断し、裁断した前記シール部材を前記シール排出口から排出する、
    ことを特徴とする請求項記載のシール作成装置。
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