JP6259424B2 - 植物栽培用ハウスの冷暖房装置 - Google Patents
植物栽培用ハウスの冷暖房装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6259424B2 JP6259424B2 JP2015136550A JP2015136550A JP6259424B2 JP 6259424 B2 JP6259424 B2 JP 6259424B2 JP 2015136550 A JP2015136550 A JP 2015136550A JP 2015136550 A JP2015136550 A JP 2015136550A JP 6259424 B2 JP6259424 B2 JP 6259424B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- plant cultivation
- bag
- house
- storage tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Greenhouses (AREA)
Description
しかしながら、寒冷地で冬季に例えば野菜や果実などの栽培を行う場合には、外気温が特に低いので、重油や軽油等の化石燃料を使用した暖房を行うことが必要であり、コストが大幅に上昇するとともに、地球温暖化や大気汚染をもたらす要因ともなっている。
しかしながら上記先行技術においては、くみ上げた地下水を太陽熱温水器で昇温した上で蓄熱槽に蓄えて利用することが主眼となっており、夏季の冷房に利用することについては何ら考慮されていない。
特に、冬季の場合水温が周囲の温度に合わせて大きく変動する場合もあり、特に寒冷地ではたとえ井戸水であっても水温が低く、一定温度まで温めないでそのまま散水すると、生育する植物に好ましくないという課題の解消を企図している。
したがって、植物栽培用ハウスの冷暖房装置というには程遠い内容である。
また、地中熱利用促進協会ホームページ(非特許文献1参照)には地中に埋設した熱交換器とヒートポンプとの間で水や不凍液を循環させ、昇温ないし冷却させた空気を室内に取り込むようにした地熱利用のヒートポンプシステムが提案されている。
しかしながら、ヒートポンプを用いたとしても、空気を用いて温室の空調を行うことには、その効率の面で大きな問題があることが判明した。
<流水量の検討>
次に、どのくらいの流水量で温調効果があるかを検討した。
表1は、水と空気の物性値データと熱容量の計算方法を示すものである。
縦横5m×10mで高さが3mの標準的なビニールハウスの体積(空気量)は150,000リットルになるので、ハウス内の温度を1℃上昇させるには約40リットルの水がいることになる。もし仮に外気温が0℃の時、ハウス内温度を15℃まで上昇させるとすると、40×15=600となり、600リットルの地下水が必要となる。この量を1分間に流すと(仮に熱交換が効率よく行われるとする)、計算上は1分間で0℃から15℃まで上がることになる。
流す量を10分の1にすると10分間となり、100分の1にすると100分間でハウス内は15℃に達することになる。早い遅いはさておき、いずれにせよハウス内温度は最終的には15℃になる計算である。外気温の気温変動はゆっくり緩慢に変わっていくので、流水量は多くする必要はない。ちなみに一般家庭の水道を例に考える。バケツに水を入れる時のように大きめに蛇口をひねった場合は水量が30リットル/分位なので、ハウス内を20分間で0℃から15℃まで上昇させることになる。この計算で、地下水による温度調節での使用水量が大量なものではなく、極めて現実的で容易に実現できることものであることが解った。
図21のように、冷たい部屋にお湯が置かれていると、お湯が放熱して部屋が暖まるものの、お湯はじきに冷めてしまう。
これに対し、図22のように冷たい部屋に流れるお湯があると、お湯が放熱して部屋は暖まる。
その際、図23のように室温の冷気を吸収したお湯は、図24のように流れ去るので、図25のように部屋は常に暖められた状態となる。
すなわち、図26のように流れるお湯によって部屋は常に暖められることとなり、流水(お湯)での温調は極めて優位なものである。
また、特願2014−238967号において、図19に示すような少なくとも床面には地下水循環パネルを、天井部には透明地下水循環パネルを配設した植物栽培用ハウスを備え、かつ前記地下水循環パネル内において地下水を循環させるようにした植物栽培用ハウスの冷暖房装置を提案した。
図20は、その際の温水とハウス内空気の熱交換による温度調節を説明するためのものである。
図1は、植物栽培用ハウス11の天井枠12上にフレキシブルフィルムからなる透明の導水袋13を並置した構造を示すものである。なお上記天井枠12としては、支え柵や透明板、金網などの光を透過して導水袋13を支持する素材が好適に使用できる。このような吹流し構造の導水袋13にその一端から地下水や水道水等を供給することにより、植物栽培用ハウス11内の室温を一定の温度に保持することができるのである。
なお導水袋13を形容する吹流し構造とは、風の方向や風量をみるために高速道路などに設置されている布製の筒状帯に似た構造をいい、フレキシブルフィルムで吹流し構造と類似する導水袋13を作製し、この導水袋13内に温水や冷水を流すようにしたものである。
図3は、植物栽培用ハウス11の床部14上にフレキシブルフィルムからなる導水袋13を並置した構造の別の例を示すものである。この例では前記導水溝15を掘ることなく、床部の栽培中の植物の列の間に可能な限り導水袋13を敷き詰めたものである。この方式は非常に低コストに施工できるという大きなメリットを有している。
暖房時において温度調節機構20は、前記植物栽培用ハウス11の断熱壁21に沿って上から湯沸かし器22、蓄湯槽23、温度調節のための制御装置24を設置し、地盤25の部分には蓄水槽26を埋設してある。
この蓄水槽26の地中における埋設位置は地面から下に10m以内であり、その間の地中熱を温度調整に利用しようとするものである。
そして、蓄水槽26と湯沸かし器22との間には給水管27が、湯沸かし器22と蓄湯槽23との間には給湯管28が、また蓄湯槽23と制御装置24との間には給湯管29が、そして制御装置24と蓄水槽26との間には給水管30がそれぞれ配設されている。
そして、蓄水槽26から給水管27を経由して湯沸かし器22に供給された例えば地下水は、湯沸かし器22で所定の温度に昇温され、蓄湯槽23を経由して温度調節のための制御装置24から所定の湯量がフレキシブルフィルムからなる導水袋13に供給される。
もちろん、この導水袋13に供給される湯量を調節して前記植物栽培用ハウス11内の室温を制御するのである。
なお、使用された水または湯は外部に棄却したり、蓄水槽26に循環させて回収し、再利用することもできる。
ちなみに、冷房時において温度調節機構20は、湯沸かし器22、蓄湯槽23は使用することはない。そして温度調節のための制御装置24と蓄水槽26との間の給水管30のみが使用される。
すなわち、例えば地下水は温度調節のための制御装置24から所定の水量が床部14および天井枠12上のフレキシブルフィルムからなる導水袋13に供給される。
もちろん、この導水袋13に供給される水量を調節して前記植物栽培用ハウス11内の室温を制御するのである。
なお、使用された水または湯は外部に棄却するが、蓄水槽26に循環させて回収し、再利用することもできる。
この冷房専用システムにおいては温度調節のための制御装置24のみが設置され、湯沸かし器22、蓄湯槽23は設置されていない。そして温度調節のための制御装置24へ蓄水槽26から給水管30を介して例えば地下水のみが供給される。
すなわち、例えば地下水は温度調節のための制御装置24から所定の水量が床部14および天井枠12上のフレキシブルフィルムからなる導水袋13に供給される。
もちろん、この導水袋13に供給される水量を調節して前記植物栽培用ハウス11内の室温を制御するのである。
なお、使用された水または湯は外部に棄却するが、蓄水槽26に循環させて回収し、再利用することもできる。
すなわち、導水袋13から排出された水を排水溝31を介して蓄水槽26へ回収できるようになっている。
暖房時において温度調節機構20は、前記植物栽培用ハウス11の断熱壁21に沿って上から湯沸かし器22、蓄湯槽23、温度調節のための制御装置24を備え、地盤25の部分には蓄水槽26を埋設してある。そして、蓄水槽26と湯沸かし器22との間には給水管27が、湯沸かし器22と蓄湯槽23との間には給湯管28が、また蓄湯槽23と制御装置24との間には給湯管29が、そして制御装置24と蓄水槽26との間には給水管30がそれぞれ配設されている。
そして、蓄水槽26から給水管27を経由して湯沸かし器22に供給された例えば地下水は、湯沸かし器22で所定の温度に昇温され、蓄湯槽23を経由して温度調節のための制御装置24から所定の湯量がフレキシブルフィルムからなる導水袋13に供給される。
もちろん、この導水袋13に供給される湯量を調節して前記植物栽培用ハウス11内の室温を制御するのである。
なお、使用された水または湯は、排水溝31を介して蓄水槽26に循環させて回収し、再利用することもできる。
図9および図10において、導水袋13から排出された水を排水溝31を介して蓄水槽26へ回収できるようになっている。
この温度調節機構20は冷暖房共用に係る装置を示すものであり、前記植物栽培用ハウス11の断熱壁21に沿って上から湯沸かし器22、蓄湯槽23、温度調節のための制御装置24を備え、地盤25の部分には蓄水槽26を埋設してある。そして、蓄水槽26と湯沸かし器22との間には給水管27が、湯沸かし器22と蓄湯槽23との間には給湯管28が、また蓄湯槽23と制御装置24との間には給湯管29が、そして制御装置24と蓄水槽26との間には給水管30がそれぞれ配設されている。
もちろん、この導水袋13に供給される湯量を調節して前記植物栽培用ハウス11内の室温を制御するのである。
使用された水または湯は、排水溝31を介して蓄水槽26に循環させて回収し、再利用する。その際、使用中に減少した水量を補うため、減った分だけ例えば地下水を補充すればよい。
また、図10に示す冷房時においては、湯沸かし器22と蓄湯槽23は使用しない。すなわち、蓄水槽26から給水管30を経由して温度調節のための制御装置24から所定の水量がフレキシブルフィルムからなる導水袋13に供給される。この場合、図示した点線部分のパーツは使用しない。
もちろん、この導水袋13に供給される水量を調節して前記植物栽培用ハウス11内の室温を制御するのである。
使用された水または湯は、排水溝31を介して蓄水槽26に循環させて回収し、再利用する。その際、使用中に減少した水量を補うため、減った分だけ例えば地下水を補充すればよい。
図11および図12において、導水袋13から排出された水を排水溝31を介して地下蓄水槽32へ回収できるようになっている。この地下蓄水槽32は地中熱と熱交換できるようになっており、地下蓄水槽32内を一定の温度に保持するとともに、水量が減った場合は必要に応じて地下水そのものも地下蓄水槽32へ供給することができる。
暖房時において温度調節機構20は、前記植物栽培用ハウス11の断熱壁21に沿って上から湯沸かし器22、蓄湯槽23、温度調節のための制御装置24を備え、地中には地下蓄水槽32を埋設してある。そして、地下蓄水槽32と湯沸かし器22との間には給水管27が、湯沸かし器22と蓄湯槽23との間には給湯管28が、また蓄湯槽23と制御装置24との間には給湯管29が、そして制御装置24と地下蓄水槽32との間には給水管30がそれぞれ配設されている。
もちろん、この導水袋13に供給される湯量を調節して前記植物栽培用ハウス11内の室温を制御するのである。
使用された水または湯は、排水溝31を介して地下蓄水槽32に循環させて回収し、再利用する。その際、使用中に減少した水量を補うため、減った分だけ例えば地下水を補充すればよい。
また、図12に示す冷房時においては、湯沸かし器22と蓄湯槽23は使用せず、地下蓄水槽32から給水管30を経由して温度調節のための制御装置24から所定の水量がフレキシブルフィルムからなる導水袋13に供給される。この場合、図示した点線部分のパーツは使用しない。
もちろん、この導水袋13に供給される水量を調節して前記植物栽培用ハウス11内の室温を制御するのである。
使用された水または湯は、排水溝31を介して地下蓄水槽32に循環させて回収し、再利用する。その際、使用中に減少した水量を補うため、減った分だけ例えば地下水を補充すればよい。
また、前記棚34の底部に金網や鉄格子を配置してその上に導水袋13を搭載し、導水袋13の底部をむき出しにして室内空気と接触する面積を増やし、より熱交換率を高めるようにしてもよい。
なお、前記壁面33の導水袋13への冷水や温水の供給も、床面や天井面への供給と併せて温度や水量を調整し、植物栽培用ハウス全体を統合的に温度調整することが望ましい。
このようにフレキシブルフィルムからなる導水袋42を作物を栽培する簡易畝カバー41内に栽培中の植物を避けて敷設すれば、大幅にコストを低下させることができ、メンテナンスや衛生面で非常に優れた熱交換方式となる。
もちろん、この簡易畝カバーも植物栽培用ハウスの定義の中に含まれるものである。
図16において地盤内の地下蓄水槽(a)に貯めた水を湯沸かし器(b)に送水して温め、蓄湯槽(c)および温度調節のための制御装置(d)を介してフレキシブルフィルムからなる導水袋(図示省略)に流し、この温水でハウス内の室温を上昇させるものである。
図17において地盤内の地下蓄水槽(a)に貯めた水を直接、温度調節のための制御装置(d)を介してフレキシブルフィルムからなる導水袋(図示省略)に流し、この冷水でハウス内の室温を低下させるものである。この場合、図示した点線部分のパーツは使用しない。
いずれの場合でも地下蓄水槽には植物栽培用ハウス内を還流してきた温水または冷水を貯めるものであり、それらの還流水は地下蓄水槽において四季を通じてほぼ一定の地中熱で約14〜16℃に戻され、その状態で流水による温調に利用されるものである。
前記地下水の給水管52に供給される水は、地下水のみならず、水道水、回収水であってもよい。
もちろん、地下水等の水温と植物栽培用ハウス内の室温とが大きい温度差を有する場合には、前記温度調節のための制御装置51から前記給水管52および給湯管53に取り付けた電磁弁55a,55bに指示して一定温度の温水または冷水の供給をオンオフ制御することにより、所望の温度の温水および冷水を前記フレキシブルフィルムからなる導水袋13に循環させたり、地下水等を加温した温水と混合して前記フレキシブルフィルムからなる導水袋13に循環させることにより、植物栽培用ハウス11内を適宜温度に制御することができる。
すなわち、前記湧水・地下水等を利用し、これを加温した温水と混合して前記植物栽培用ハウス11の室内空気と熱交換することにより暖房に用いるようにしたので、冬季や寒冷地であっても重油や軽油等を暖房用燃料として多量に使用せずに20℃から25℃前後に室温を保つことができ、果実、野菜、花等の各種の植物を良好に育てることができる。
もちろん、夏季においては前記植物栽培用ハウス11内に設置したフレキシブルフィルムからなる導水袋に湧水・地下水を循環させることにより、15℃から25℃前後に室温を冷却することができ、夏季においても果実、野菜、花等の各種の植物を良好に育てることができる。
先ず図27(a)のフレキシブルフィルムからなる導水袋13に、図27(b)のようにフランジ状のストッパ62を備えた塩ビパイプ61にフレキシブルフィルムからなる導水袋13の開口端13aを取り付け、その上から紐68で縛った状態を示す。しかしながら、このような構造では確実に水漏れを防止することは難しく、また確実に水漏れを防止するには手間がかかりすぎるという欠点があった。
その上で図29および図30に示すように、フレキシブルフィルムからなる導水袋13の側部に設けた取付孔13bに水流入用の接続部材63を取り付けるのである。
このような構造にすれば、前記取付孔13bとこれに取り付けた水流入用の接続部材63との間における漏水を確実に防止することができる。
図31はスーパーマーケットにおいて用いられている上面が解放されている冷凍食品の陳列ケース71を示すものであり、その内部に商品72が配置されている。このような陳列ケース71内においては、その上面が開放されていても中の商品が溶けることがない。
図32はその理由を示すものであり、上面が解放されている冷凍食品の陳列ケース71内には冷たい空気73が充填されているためである。そしてこの冷たい空気73は重いため、図33のように陳列ケース71内に冷たい空気が滞留して逃げない状態となっているのである。
したがって、暑さに弱い植物育成の場合、図37に示すように上面を開放した植物育成ケース91内にフレキシブルフィルムからなる導水袋92を配設して冷水93aを循環させれば、図38に示すように前記植物育成ケース91内には冷たい空気94aを滞留させることができるのである。図において90は植物ポットである。
図39は上面を開放した植物育成ケース91内にフレキシブルフィルムからなる導水袋92を配設して、冷水93aを循環させた状態を示す概略斜視図である。
12 天井枠
13 導水袋
13a 開口端
13b 取付孔
14 床部
15 導水溝
16 上部カバー
20 温度調節機構
21 断熱壁
22 湯沸かし器
23 蓄湯槽
24 温度調節のための制御装置
25 地盤
26 蓄水槽
27 給水管
28 給湯管
29 給湯管
30 給水管
31 排水溝
32 地下蓄水槽
33 植物栽培用ハウスの壁面
34 棚
41 簡易畝カバー
42 フレキシブルフィルムからなる導水袋
51 温度調節のための制御装置
52 給水管
53 給湯管
54a,54b,54c 温度計
55a,55b 電磁弁
56 三方弁
57 流量計
61 塩ビパイプ
62 フランジ状のストッパ
63 接続部材
64 連結管
65 フランジ部
66 抑え管
67 ゴムパッキング
68 紐
71 陳列ケース
72 商品
73 冷たい空気
74 暖かい空気
81 目張りの効いたケース
82 導水袋
83 冷水
84 冷たい空気
90 植物ポット
91 植物育成ケース
92 導水袋
93a 冷水
93b 温水
94a 冷たい空気
94b 暖かい空気
95 目張り
A 蓄水槽
B 湯沸かし器
C 導水袋
(a) 地下蓄水槽
(b) 湯沸かし器
(c) 蓄湯槽
(d) 温度調節のための制御装置
Claims (6)
- 植物栽培用ハウスの床面、天井面および\または各壁面に設置して冷暖房に使用する導水路が、複数のフレキシブルフィルムからなる変形自在の導水袋を床面、天井面および\または各壁面にそれぞれ並設してあり、
該導水袋内に、開口端を密閉した上、その側部に設けた取付孔に抜け止め用のフランジ部を一端に設けた連結管を導水袋の内部から外向きに取り付け、その外部から抑え管を取り付けて固定することによって、前記導水袋の端部に通水口を連結し、前記導水袋内に温水および\または冷水を通水することにより、流水で植物栽培用ハウス内を温調するようにしたことを特徴とする植物栽培用ハウスの冷暖房装置。 - 前記床面、天井面および\または各壁面に並設した複数のフレキシブルフィルムからなる変形自在の導水袋内に、温度制御装置を経由した温水および\または冷水を通水させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の植物栽培用ハウスの冷暖房装置。
- 前記床面、天井面および\または各壁面に並設した複数のフレキシブルフィルムからなる変形自在の導水袋内に、温度制御装置を経由して温水および\または冷水を通水させる通水路に湯沸かし器を配設したことを特徴とする請求項1または2に記載の植物栽培用ハウスの冷暖房装置。
- 前記床面、天井面および\または各壁面に並設した複数のフレキシブルフィルムからなる変形自在の導水袋内に、温度制御装置を経由して温水および\または冷水を通水させる通水路に蓄水槽を配設したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の植物栽培用ハウスの冷暖房装置。
- 前記植物栽培用ハウスが、上面を開放した容器状に形成されており、床面および\または各壁面に設置した導水路が、複数のフレキシブルフィルムからなる変形自在の導水袋を床面および\または各壁面にそれぞれ並設してあり、該導水袋の端部に通水口を連結して前記導水袋に温水および\または冷水を通水することにより、流水で植物栽培用ハウス内を温調するようにしたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の植物栽培用ハウスの冷暖房装置。
- 前記蓄水槽が、地下に埋設されており、地中熱との熱交換を可能としたことを特徴とする請求項4に記載の植物栽培用ハウスの冷暖房装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015018900 | 2015-02-02 | ||
JP2015018900 | 2015-02-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016144440A JP2016144440A (ja) | 2016-08-12 |
JP6259424B2 true JP6259424B2 (ja) | 2018-01-10 |
Family
ID=56685046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015136550A Active JP6259424B2 (ja) | 2015-02-02 | 2015-07-07 | 植物栽培用ハウスの冷暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6259424B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10242429B2 (en) | 2005-04-06 | 2019-03-26 | Sony Corporation | Reproducing device, setting changing method, and setting changing device |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6718634B1 (ja) * | 2019-10-03 | 2020-07-08 | エコエネルギーシステムズ株式会社 | 地温制御システムおよびこれを用いた栽培方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2296158A2 (fr) * | 1974-01-21 | 1976-07-23 | Commissariat Energie Atomique | Echangeur de chaleur a gaine souple pour la culture de plantes sur un sol |
JPS5917167Y2 (ja) * | 1978-10-17 | 1984-05-19 | 北芝電機株式会社 | 温室内及び温室内地中の雰囲気制御装置 |
-
2015
- 2015-07-07 JP JP2015136550A patent/JP6259424B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10242429B2 (en) | 2005-04-06 | 2019-03-26 | Sony Corporation | Reproducing device, setting changing method, and setting changing device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016144440A (ja) | 2016-08-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107484580A (zh) | 具有太阳能集蓄热系统的大棚式日光温室及其应用 | |
JP2011120569A (ja) | 植物栽培用温度制御方法、植物栽培用温度制御装置、植物栽培用ユニット、及び、植物栽培用プラント | |
JP2017012054A (ja) | 農業栽培施設の温度調節装置 | |
JP6259424B2 (ja) | 植物栽培用ハウスの冷暖房装置 | |
JP2014150757A (ja) | 植物栽培システム | |
JP2003189745A (ja) | 自然エネルギーを利用した栽培施設 | |
JP3295056B2 (ja) | 温 室 | |
KR20100052427A (ko) | 하우스의 난방장치 | |
Yang et al. | Heating and cooling system for utilization of surplus air thermal energy in greenhouse and its control logic | |
JP6547199B1 (ja) | 栽培施設用冷暖房装置 | |
KR101028827B1 (ko) | 비닐하우스의 냉난방시스템 | |
JP6259387B2 (ja) | 植物栽培用ハウスの冷暖房装置 | |
Popovski | Greenhouse heating | |
WO2012074519A1 (en) | Process for controlling the temperature of a horticultural product | |
KR101547020B1 (ko) | 수직방향으로 이격된 생산시설을 갖추고 있는 온실의 난방시스템 | |
Moritani et al. | Root-zone cooling evaluation using heat pump for greenhouse strawberry production | |
CN205431264U (zh) | 太阳能植物工厂温室 | |
RU2110171C1 (ru) | Устройство для стабилизации теплового режима в теплице | |
JP5848424B2 (ja) | 植物栽培用ハウスの冷暖房装置 | |
US20160150743A1 (en) | Temperature control system for greenhouses | |
KR200460818Y1 (ko) | 온실내 잉여열 이용시스템 | |
JP2010220486A (ja) | 植物栽培装置用局部断熱用囲い | |
KR20120063100A (ko) | 무가온 온실시스템 | |
JP6709128B2 (ja) | 熱交換システム | |
KR101742979B1 (ko) | 식물 근권부 냉난방을 위한 재배통 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20160502 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160627 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160803 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160914 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161213 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20161220 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20170217 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170926 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171208 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6259424 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |