JP6257536B2 - 電流出力装置および電流出力方法 - Google Patents

電流出力装置および電流出力方法 Download PDF

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Description

本発明は、入力信号を増幅して外部負荷に電流を出力する電流出力装置および電流出力方法に関するものである。
電流出力装置は、外部から入力される入力信号を増幅して外部負荷に電流を出力する装置であり、主にプログラマブルコントローラや信号変換装置等のFA(Factory Automation)機器に使用される。
電流出力装置は、外部から入力される入力信号を増幅するための増幅用トランジスタを備えており、外部から入力される入力信号を増幅して外部負荷に電流を出力する装置である。ここで、トランジスタの消費電力は、ほぼトランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧と外部負荷に流れる電流の積で表されるが、入力信号の値が大きくて外部負荷の抵抗値が小さい場合には、トランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧が上昇し、かつコレクタ−エミッタ間電流が大きくなるので、トランジスタの消費電力が増大してしまう。
このような課題を解決するための従来の電流出力装置として、電源から供給される電源電圧を降圧してからトランジスタのコレクタ端子に出力するスイッチングレギュレータ等の電圧制御部を備えるものがある(例えば、特許文献1−3参照)。これにより、入力信号の値が大きくて外部負荷の抵抗値が小さい場合でも、トランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧が大きくならないように、トランジスタのコレクタ電圧を制御することができる。
例えば、特許文献1では、新たに別のオペアンプを用意し、このオペアンプを用いてトランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧を検出するとともに、トランジスタのコレクタ電圧を制御することで、トランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧を一定に保持している。
また、特許文献2では、新たに別の電源である電圧発生器と別の加算器とを用意し、この電圧発生器の出力信号に、トランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧を加算器で加算して、トランジスタに供給される電源電圧とすることで、トランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧を一定に保持している。
また、特許文献3では、新たに別のオペアンプおよび直流電源を用意し、この直流電源の電圧をトランジスタのエミッタ電圧に加算した値と、トランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧の値とを、オペアンプにより比較してトランジスタのコレクタ電圧を制御することにより、トランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧を一定に保持している。
特開昭62−152203号公報 実開平4−135010号公報 特開2000−252754号公報
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
特許文献1−3では、トランジスタのコレクタ電圧を制御するために、新たに別の電源、加算器、またはオペアンプを追加する必要があるので、電流出力装置の回路が複雑化し高コスト化してしまうという課題があった。
また、特許文献3では、既存の回路内電源が供給する電源電圧を分圧抵抗で分圧した分圧電圧とトランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧とを、オペアンプにより比較している。このため、たとえ入力信号が0であったとしても、トランジスタのエミッタ側に分圧抵抗を通って電流が流れてしまうので、トランジスタがオフしている時でも外部負荷に電流が流れてしまうという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、従来のように、新たに別の電源、加算器、またはオペアンプを追加することによって、増幅用トランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧を一定に保持するのではなく、より簡素な構成によって、増幅用トランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧の上昇を抑制することができる電流出力装置および電流出力方法を得ることを目的とする。
本発明に係る電流出力装置は、外部から電圧信号または電流信号として入力される入力信号を、電源から供給される電源電圧を用いて増幅して外部負荷に出力する電流変換装置と、電源とを備えた電流出力装置であって、電流変換装置は、電源から供給される電源電圧を降圧するように制御し、降圧された電圧を出力する電圧制御部と、トランジスタを有し、入力信号を、トランジスタのコレクタ端子に入力される降圧された電圧を用いて増幅し、外部負荷に負荷電流を出力する電流制御部と、ソース端子に降圧された電圧が入力されるとともにゲート端子にトランジスタのエミッタ端子の電圧が入力され、ゲート−ソース間電圧が閾値電圧を超えたときにオン状態となってドレイン端子にドレイン電流を出力するFETと、降圧された電圧およびドレイン電流に比例する基準電圧を生成して電圧制御部に出力する電圧検出部と、を有し、電圧制御部は、電圧検出部が出力する基準電圧が一定に保持されるように降圧された電圧を制御するものである。
また、本発明に係る電流出力方法は、外部から電圧信号または電流信号として入力される入力信号を、電源から供給される電源電圧を用いて増幅して外部負荷に出力する電流出力方法であって、電源から供給される電源電圧を降圧するように制御し、降圧された電圧を出力する電圧制御ステップと、トランジスタのコレクタ端子に降圧された電圧を入力させることで、入力信号をトランジスタを用いて増幅し、外部負荷に負荷電流を出力する電流制御ステップと、ソース端子に降圧された電圧が入力され、外部負荷が接続されたゲート端子にトランジスタのエミッタ端子の電圧が入力され、ゲート−ソース間電圧が閾値電圧を超えたときにオン状態となってドレイン端子にドレイン電流を出力するFETを用いて、降圧された電圧およびドレイン電流に比例する基準電圧を生成して電圧制御ステップに出力する電圧検出ステップと、を有し、電圧制御ステップは、電圧検出ステップが出力する基準電圧が一定に保持されるように降圧された電圧を制御し、電圧検出ステップは、ゲート−ソース間電圧が閾値電圧を超えない場合は、降圧された電圧に基づいて基準電圧を生成し、ゲート−ソース間電圧が閾値電圧を超えた場合は、降圧された電圧およびドレイン電流に基づいて基準電圧を生成するものである。
本発明では、入力信号を増幅して外部負荷に電流を出力する電流出力装置において、電源から供給される電源電圧を降圧して増幅用トランジスタに出力する電圧制御部と、増幅用トランジスタのコレクタ−エミッタ間にソース及びゲート端子が接続され、増幅用トランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧がゲート−ソース間の閾値電圧を超えたときにオン状態となりドレイン電流を出力するFETと、降圧された電圧およびドレイン電流に比例する基準電圧を生成して電圧制御部に出力する電圧検出部とを有し、電圧制御部は、電圧検出部が出力する基準電圧が一定に保持されるように降圧された電圧を制御している。
この結果、増幅用トランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧の上昇を抑制して消費電力を低減できる簡素で低コストな電流出力装置および電流出力方法を得ることができる。
従来の電流出力装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態1に係る電流出力装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態1に係る電流出力装置における、FETのドレイン電流IDとゲート−ソース間電圧の関係を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る電流出力装置における電流制御部および電圧検出部の内部構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態2に係る電流出力装置における、降圧された電圧Vcおよびトランジスタ消費電力の負荷電流ILに対する関係を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る電流出力装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態4に係る電流出力装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態5に係る電流出力装置の構成を示す概略図である。
以下、本発明における、電流出力装置および電流出力方法の好適な実施の形態について図面を用いて説明する。なお、各図において同一、または相当する部分については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1は、従来の電流出力装置1Aの構成を示す概略図である。図1に示す電流出力装置1Aは、電流変換装置2Aおよび電源3を備えて構成される。
電流変換装置2Aは、外部から入力される入力信号Vsを、電源3から供給される電源電圧Vddを用いて増幅して外部負荷RLに出力するものである。図1に示す従来の電流変換装置2Aは、差動増幅器8およびトランジスタ9を備えて構成される。以下、従来の電流変換装置2Aの各構成要素の機能について説明する。
差動増幅器8は、(+)端子に入力される入力信号Vsと(−)端子に入力されるフィードバック信号との差分信号を、トランジスタ9のベース端子に出力する。
トランジスタ9は、ベース端子に入力される差分信号を、コレクタ端子に入力される電源電圧Vddを用いて増幅し、エミッタ端子に接続された外部負荷RLに対して負荷電流ILを出力する。この結果、トランジスタ9のエミッタ端子の電圧は負荷電圧VLとなる。
外部負荷RLの一端は、トランジスタ9のエミッタ端子に接続され、外部負荷RLの他端は、第1の電流検出抵抗部Rs1を介して電源3のグランドに接地されるとともに、差動増幅器8の(−)端子にフィードバック信号線として接続される。
しかしながら、図1に示す従来の電流出力装置1Aは、電源3から供給される電源電圧Vddを降圧したうえで電流制御部4に出力するスイッチングレギュレータ等を備えていないので、前述のように、入力信号Vsが大きくて外部負荷RLの抵抗値が小さい場合には、トランジスタ9のコレクタ−エミッタ間電圧Vceが上昇して、且つ負荷に流れる電流ILが増加するため、Vce×ILで計算されるトランジスタ9の消費電力が増大してしまう。
具体的に図1に示す従来の電流出力装置1Aでは、トランジスタ9のコレクタ−エミッタ間電圧Vceは、電源電圧Vddから外部負荷RLおよび第1の電流検出抵抗部Rs1に発生する電圧を差し引いたVce=Vdd−VLで表される電圧値となる。
このため、従来の電流出力装置1Aでは、トランジスタ9の表面積を大きくして放熱しやすくしたり、トランジスタ9に発生する熱を冷却するためのフィン等を設けたりする必要があり、電流出力装置1Aが大きくなってしまうという課題があった。
図2は、本発明の実施の形態1に係る電流出力装置1の構成を示す概略図である。図2に示す本実施の形態1の電流出力装置1は、電流変換装置2および電源3を備えて構成される。また、電流変換装置2は、電流制御部4、電圧制御部5、電圧検出部6、およびFET7を備えて構成される。以下、本実施の形態1の電流変換装置2の各構成要素の機能について説明する。
電圧制御部5は、電源3から供給される電源電圧Vddを降圧し、降圧された電圧Vcとして電流制御部4に出力する。このとき、電圧制御部5は、後述の電圧検出部6が出力する基準電圧Vrefの値が一定に保持されるように、予め定めた最低電圧から電源電圧Vddまでの範囲で降圧された電圧Vcを制御する。
電流制御部4は、増幅用トランジスタを有し、外部から(+)端子に入力される入力信号Vsと(−)端子に入力されるフィードバック信号との差分信号を、増幅用トランジスタのコレクタ端子に入力される降圧された電圧Vcを用いて増幅し、外部負荷RLに負荷電流ILを出力する。この結果、トランジスタ9のエミッタ端子の電圧は負荷電圧VLとなる。
FET7は、ソース端子に降圧された電圧Vcが入力されるとともにゲート端子に負荷電圧VLが入力される。そして、ゲート−ソース間電圧がFET7の閾値電圧Vthを超えたときにオン状態となり、ドレイン端子に接続された電圧検出部6に対してドレイン電流IDを出力する。FET7としては、例えば、PチャンネルMOSFETを用いることができる。
図3は、本発明の実施の形態1に係る電流出力装置1における、FET7のドレイン電流IDとゲート−ソース間電圧の関係を示す図である。なお、図3は、縦軸が対数表示で示される片対数グラフとなっている。
FET7は、図3に示すように、ゲート−ソース間電圧が閾値電圧Vthを超えたときにオン状態となり、ドレイン電流IDを出力する。このドレイン電流IDは、ゲート−ソース間電圧がマイナス方向に大きくなるに従って増加する。
電圧検出部6は、電圧制御部5が出力する降圧された電圧Vcと、FET7が出力するドレイン電流IDとの両方に比例する(1)式で表される基準電圧Vrefを生成して電圧制御部5に出力する。
Vref=α×Vc+β×ID ・・・(1)
ここで、α、βは比例定数である。例えば、電源電圧Vddが15(V)であるとして、FET7がオフ状態(すなわちID=0)で基準電圧Vref=1(V)であるときに、ちょうど降圧された電圧Vcが電源電圧Vdd=15(V)となるように、基準電圧Vrefと降圧された電圧Vcの関係を設定したい場合には、α=1/15と設定すればよい。また、βについても同様にして、FET7がオン状態(すなわちID≠0)時のドレイン電流IDに対する基準電圧Vrefの比例定数βを設定できる。
(1)式によれば、電流制御部4の増幅用トランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧Vce=Vc−VLが大きくなると、この電位差Vc−VLと大きさが等しいFET7のゲート−ソース間電圧が、閾値電圧Vthを超えるとドレイン電流IDが流れるので、基準電圧Vrefが大きくなる。
一方で、電圧制御部5は、前述のように、基準電圧Vrefの値が一定に保持されるように降圧された電圧Vcを制御するので、ドレイン電流IDが流れると、(1)式において、降圧された電圧Vcがβ/α×IDだけ減少することにより、電流制御部4の両端の電位差Vc−VLの上昇が抑制される。
具体的には、例えば、図1に示す従来の構成において、トランジスタ9のコレクタ−エミッタ間電圧VceがΔV増加するような場合でも、図3に示す本実施の形態1の構成では、コレクタ−エミッタ間電圧Vceは単純にΔV増加するのではなく、ΔV−β/α×ΔIに増加幅が抑制される。ここで、FET7は、ゲート−ソース間電圧がΔV増加したときにドレイン電流がΔI増加するものを用いるとした。
このように、本実施の形態1の電流出力装置1によれば、入力信号Vsが大きくて外部負荷RLが小さい場合でも、トランジスタ9のコレクタ−エミッタ間電圧Vce=Vc−VLの上昇が抑制されるので、(Vc−VL)×ILで表される電流制御部4の消費電力を低減することができる。
また、本実施の形態1の電流出力装置1では、電圧制御部5は、電圧検出部6が出力する基準電圧Vrefの値が一定に保持されるように、降圧された電圧Vcを制御するだけなので、増幅用トランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧Vceとの比較電圧を生成するために電源、および比較用のオペアンプを別に用意する必要がなく、簡素で低コストに電流出力装置1を構成することができる。
以上のように、実施の形態1では、入力信号を増幅して外部負荷に電流を出力する電流出力装置において、電源から供給される電源電圧を降圧して増幅用トランジスタに出力する電圧制御部と、増幅用トランジスタのコレクタ−エミッタ間にソース及びゲート端子が接続され、増幅用トランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧がゲート−ソース間の閾値電圧を超えたときにオン状態となりドレイン電流を出力するFETと、降圧された電圧Vcとドレイン電流IDの値を基に、α、βを比例定数として、基準電圧Vref=α×Vc+β×IDを生成して電圧制御部に出力する電圧検出部とを有し、電圧制御部は、電圧検出部が出力する基準電圧が一定に保持されるように降圧された電圧を制御している。
この結果、増幅用トランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧の上昇を抑制して消費電力を低減できる簡素で低コストな電流出力装置および電流出力方法を得ることができる。
また、本実施の形態1では、オフ状態のFET7が出力するドレイン電流IDは1(μA)程度であり、入力信号Vsが0である場合のトランジスタ9のコレクタ−エミッタ間漏れ電流は数百(nA)程度なので、入力信号Vsが0である場合には、外部負荷RLに流れる負荷電流ILをほぼ0にすることができる。
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2に係る電流出力装置1における電流制御部4および電圧検出部6の内部構成を示す概略図である。以下、図4を用いて、より具体的な電流制御部4および電圧検出部6の構成について説明する。
本実施の形態2の電圧制御部5は、降圧型のスイッチングレギュレータを用いて構成される。このように、電圧制御部5として降圧型のスイッチングレギュレータを用いることで、電源3から供給される電源電圧Vddを降圧するように制御することができる。
なお、電圧制御部5として、降圧形のスイッチングレギュレータを電圧制御部5として用いる替わりに、降圧および昇圧の両方の機能を有する昇降圧型スイッチングレギュレータを用いてもよい。これにより、電源3の電圧が低い場合や外部負荷RLの抵抗値が大きい場合でも入力信号Vsに見合った負荷電流ILを、電圧制御部5の出力電圧を昇圧させて流すことができる。
本実施の形態2の電流制御部4は、差動増幅器8およびトランジスタ9を備えて構成される。
差動増幅器8は、(+)端子に入力される入力信号Vsと(−)端子に入力されるフィードバック信号との差分信号を、トランジスタ9のベース端子に出力する。
トランジスタ9は、ベース端子に入力される差分信号を、コレクタ端子に入力される降圧された電圧Vcを用いて増幅し、エミッタ端子に接続された外部負荷RLに対して負荷電流ILを出力する。この結果、トランジスタ9のエミッタ端子の電圧は負荷電圧VLとなる。
外部負荷RLの一端は、トランジスタ9のコレクタ端子に接続され、外部負荷RLの他端は、第1の電流検出抵抗部Rs1を介して電源3のグランドに接地されるとともに、差動増幅器8の(−)端子に、フィードバック信号線として接続される。
本実施の形態2の電圧検出部6は、抵抗部Raおよび抵抗部Rbを備えて構成される。具体的には、図4に示すように、抵抗部Raは、FET7のドレイン端子とFET7のソース端子間に接続され、抵抗部Rbは、FET7のドレイン端子と電源3のグランド間に接続される。そして、FET7のドレイン端子の電圧値が、基準電圧Vrefとして電圧制御部5に対して出力される。
まず、FET7がオフ状態の場合、すなわちFET7のゲート−ソース間電圧が、閾値電圧Vthを超えていない場合には、FET7が出力するドレイン電流IDは1μA程度で極めて小さく無視できる。従って、このときの基準電圧Vrefは、抵抗部Ra、抵抗部Rbの抵抗値をそれぞれRaa、Rbbとすると、(2)式で表される。
Vref=Rbb/(Raa+Rbb)×Vc ・・・(2)
一方、FET7がオン状態の場合、すなわちFET7のゲート−ソース間電圧が、閾値電圧Vthを超えている場合には、FET7のドレイン電流IDが抵抗部Rbに流れる。従って、このときの基準電圧Vrefは、抵抗部Ra、抵抗部Rbに流れる電流値をそれぞれIa、Ibとすると、(3)式で表される。
Vref=Rbb×Ib=Rbb×(Ia+ID) ・・(3)
ここで、図4より、
Ia=(Vc−Vref)/Raa ・・・(4)
であるので、(3)式および(4)式からIaおよびIbを消去することにより、(5)式が得られる。
Vref=Rbb/(Raa+Rbb)×Vc+(Raa×Rbb)/(Raa+Rbb)×ID
・・・(5)
(2)式と(5)式とを比較することにより、FET7がオン状態においては、FET7のドレイン電流IDに比例する(5)式の第2項が現れることが分かる。また、(1)式と(5)式とを比較することにより、本実施の形態2の基準電圧Vrefは、先の実施の形態1の基準電圧Vrefにおいて、αおよびβを、
α=Rbb/(Raa+Rbb)
β=(Raa×Rbb)/(Raa+Rbb) ・・(6)
としたものとなっていることが分かる。すなわち、本実施の形態2においては、基準電圧Vrefの比例定数αおよびβは、抵抗部Ra、抵抗部Rbの抵抗値Raa、Rbbにより設定される。
例えば、Raa=14(kΩ)、Rbb=1(kΩ)と設定して、α=1/15、β=14/15(kΩ)とすることにより、前述のように、FET7がオフ状態(すなわちID=0)で基準電圧Vref=1(V)であるときに、ちょうど降圧された電圧Vcが電源電圧Vdd=15(V)となるように基準電圧Vrefと降圧された電圧Vcの関係を設定することができる。
このように、本実施の形態2の電流出力装置1では、電圧検出部6は抵抗部Raおよび抵抗部Rbを用いて構成され、電圧制御部5はスイッチングレギュレータを用いて構成されるので、従来の電流出力装置1のように、増幅用トランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧Vceとの比較電圧を生成するための電源、および比較用のオペアンプを別に用意する必要がなく、簡素で低コストに電流出力装置1を構成することができる。
図5は、本発明の実施の形態2に係る電流出力装置1における、降圧された電圧Vcおよびトランジスタ9消費電力の負荷電流ILに対する関係を示す図である。図5は、電源電圧Vdd=15(V)、外部負荷RL=100(Ω)である場合に、外部負荷RLに流す負荷電流ILを0(mA)から20(mA)の範囲で変化させた場合の図である。
本実施の形態2における電流出力装置1では、図5(a)に示すように、電圧制御部5が出力される降圧された電圧Vcが、負荷電流ILに対して比例して上昇するものの、降圧された電圧Vcの上昇値が抑制されるので、図5(b)の実線に示すように、一点鎖線で示す電圧制御部5を備えない従来の構成と比較して、トランジスタ9の消費電力を低減することができる。
なお、図5には示していないが、トランジスタ9の消費電力は、更に負荷電流ILが大きくなると、ピ−クを持った曲線を描くことになるので、実際には、トランジスタ9の消費電力は、負荷電流ILの増加に対して単調増加するわけではなく上限値が存在する。従って、トランジスタ9の消費電力は、この上限値を上限とする一定範囲に抑制される。
以上のように、実施の形態2では、電流制御部は、トランジスタのベース端子に入力される入力信号とフィードバック信号との差分信号を、コレクタ端子に入力される降圧された電圧を用いて増幅し、外部負荷に対して負荷電圧および負荷電流として出力している。
また、電圧検出部は、抵抗部Raおよび抵抗部Rbを備え、抵抗部Raは、FETのドレイン端子とFETのソース端子間に接続され、抵抗部Rbは、FETのドレイン端子と電源のグランド間に接続され、基準電圧として、FETのドレイン端子の電圧値であるRbb/(Raa+Rbb)×Vc+(Raa×Rbb)/(Raa+Rbb)×IDを、電圧制御部に出力している。
また、電圧制御部は、降圧型または昇降圧型のスイッチングレギュレータを用いて構成される。
この結果、増幅用トランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧の上昇を抑制して消費電力を低減できる簡素で低コストな電流出力装置および電流出力方法を得ることができる。
実施の形態3.
先の実施の形態1、2では、外部から入力電圧信号Vsが電圧信号として入力される構成を示したが、本実施の形態3では、外部から入力電流信号Isが電流信号として入力される構成について説明する。
図6は、本発明の実施の形態3に係る電流出力装置1の構成を示す概略図である。図6に示す本実施の形態3の電流出力装置1は、先の実施の形態2の図4と比較して、外部から入力される入力電流信号Isを電圧信号に変換するための第2の電流検出抵抗部Rs2を、入力端子と電源3のグランド間に更に備えている点が異なっている。
このような本実施の形態3の構成によれば、外部からの入力信号として、入力電圧信号Vsの替わりに入力電流信号Isが入力される場合でも、入力電流信号Isと電流検出抵抗部Rs2の抵抗値Rs2aで表される電圧信号として扱うことができるので、先の実施の形態1、2と同様の効果を得ることができる。
実施の形態4.
先の実施の形態1−3では、外部から接続線を介して、入力信号Vsが入力される構成を示したが、本実施の形態4では、外部から絶縁部20を介して、入力信号Vsが入力される構成について説明する。
図7は、本発明の実施の形態4に係る電流出力装置1の構成を示す概略図である。図7に示す本実施の形態4の電流出力装置1は、先の実施の形態2の図4と比較して、外部からの入力信号Vsを絶縁して電流制御部4に出力する絶縁部20を、入力端子と電流制御部4との間に更に備えている点が異なっている。このような絶縁部20としては、例えば、パルストランスを使用した変調、復調回路や絶縁型DC−DCコンバータ等を用いることができる。
このような本実施の形態4の構成によれば、外部から入力される入力信号Vsと電流変換装置2内の信号とを絶縁できるので、入力側の装置と電流出力装置1のグランド電位を考慮する必要がなく、より簡素で低コストに電流出力装置1を構成することができる。
実施の形態5.
先の実施の形態4では、電流出力装置1がただ1つの電流変換装置2を備える構成を示したが、本実施の形態5では、電流出力装置1が複数の電流変換装置2a、2bを備える構成について説明する。
図8は、本発明の実施の形態5に係る電流出力装置1の構成を示す概略図である。図8に示す本実施の形態5の電流出力装置1は、先の実施の形態4の図7と比較して、電流変換装置2と、電源3と、絶縁部20とを備えて構成される電流変換ユニットを複数有している点が異なっている。
このような本実施の形態5の構成によれば、外部から入力される複数の入力信号Vsa、Vsbと電流変換装置2a、2b内の信号とを絶縁できるので、複数の入力側の装置と電流出力装置1とのグランド電位を考慮する必要がなく、より簡素で低コストに電流出力装置1を構成することができる。更に、電源3の電圧値Vddも3aと3bで同一、または異なる電圧なるようにしておけば、電流変換装置毎に外部負荷に見合った電圧値とすることができる。
なお、以上の実施の形態1−5の説明では、トランジスタ9はNPN型としたが、PNP型でもよく、PNP型の場合は、例えば、図4の差動増幅器8の(+)端子と(−)端子とを逆に接続すればよい。
また、差動増幅器8の出力電流容量が小さくてトランジスタ9を駆動できないような場合には、差動増幅器8とトランジスタ9との間に別のトランジスタをダーリントン接続すればよい。一方、差動増幅器8の出力電流容量に余裕がある場合には、トランジスタ9と同等の電流増幅率を有する別のトランジスタをトランジスタ9と並列に接続してもよい。
また、外部負荷RLは抵抗でもよいし、抵抗以外のランプやコイル等の誘導負荷等でもよい。また、差動増幅器8は通常のオペアンプを用いてもよい。
1、1A 電流出力装置、2、2A 電流変換装置、3 電源、4 電流制御部、5 電圧制御部、6 電圧検出部、7 FET、8 差動増幅器、9 トランジスタ、20 絶縁部。

Claims (7)

  1. 外部から電圧信号または電流信号として入力される入力信号を、電源から供給される電源電圧を用いて増幅して外部負荷に出力する電流変換装置と、前記電源とを備えた電流出力装置であって、
    前記電流変換装置は、
    前記電源から供給される前記電源電圧を降圧するように制御し、降圧された電圧を出力する電圧制御部と、
    トランジスタを有し、前記入力信号を、前記トランジスタのコレクタ端子に入力される前記降圧された電圧を用いて増幅し、前記外部負荷に負荷電流を出力する電流制御部と、
    ソース端子に前記降圧された電圧が入力されるとともにゲート端子に前記トランジスタのエミッタ端子の電圧が入力され、ゲート−ソース間電圧が閾値電圧を超えたときにオン状態となってドレイン端子にドレイン電流を出力するFETと、
    前記降圧された電圧および前記ドレイン電流に比例する基準電圧を生成して前記電圧制御部に出力する電圧検出部と、
    を有し、
    前記電圧制御部は、前記電圧検出部が出力する前記基準電圧が一定に保持されるように前記降圧された電圧を制御する
    電流出力装置。
  2. 前記電流制御部は、
    (+)端子に入力される前記入力信号と(−)端子に入力されるフィードバック信号との差分信号を、前記トランジスタのベース端子に出力する差動増幅器を有し、
    前記トランジスタは、ベース端子に入力される前記差分信号を、コレクタ端子に入力される前記降圧された電圧を用いて増幅し、エミッタ端子に接続された前記外部負荷に対して負荷電流を出力し、
    前記外部負荷の一端は、前記トランジスタのエミッタ端子に接続され、前記外部負荷の他端は、第1の電流検出抵抗部を介して前記電源のグランドに接地されるとともに、前記差動増幅器の(−)端子にフィードバック信号線として接続される
    請求項1に記載の電流出力装置。
  3. 前記電圧検出部は、
    抵抗部Raおよび抵抗部Rbを備え、前記抵抗部Raは、前記FETのドレイン端子と前記FETのソース端子間に接続され、前記抵抗部Rbは、前記FETのドレイン端子と前記電源のグランド間に接続され、
    前記降圧された電圧をVc、前記ドレイン電流をID、前記抵抗部Ra、前記抵抗部Rbのそれぞれの抵抗値をRaa、Rbb、とした場合に、前記基準電圧として、前記FETのドレイン端子の電圧値=Rbb/(Raa+Rbb)×Vc+(Raa×Rbb)/(Raa+Rbb)×IDを、前記電圧制御部に出力する
    請求項1または2に記載の電流出力装置。
  4. 前記電圧制御部は、降圧型または昇降圧型のスイッチングレギュレータを用いて構成され、昇降圧型のスイッチングレギュレータを用いる場合には、前記電圧制御部から出力される電圧は降圧だけで無く昇圧することもできる
    請求項1から3のいずれか1項に記載の電流出力装置。
  5. 入力端子と前記電流制御部との間に設けられ、外部から入力される前記入力信号を絶縁したうえで前記電流制御部に出力する絶縁部を更に有し、
    前記電流変換装置は、前記絶縁部を介して前記入力信号を入力する
    請求項1から4のいずれか1項に記載の電流出力装置。
  6. 前記電流変換装置と、
    前記電流変換装置に異なった、または同一の複数の電源電圧を供給する前記電源と、
    入力信号を絶縁したうえで前記電流変換装置に出力する前記絶縁部と、
    を備えて構成される電流変換ユニットを複数有する
    請求項5に記載の電流出力装置。
  7. 外部から電圧信号または電流信号として入力される入力信号を、電源から供給される電源電圧を用いて増幅して外部負荷に出力する電流出力方法であって、
    前記電源から供給される前記電源電圧を降圧するように制御し、降圧された電圧を出力する電圧制御ステップと、
    トランジスタのコレクタ端子に前記降圧された電圧を入力させることで、前記入力信号を前記トランジスタを用いて増幅し、前記外部負荷に負荷電流を出力する電流制御ステップと、
    ソース端子に前記降圧された電圧が入力され、前記外部負荷が接続されたゲート端子に前記トランジスタのエミッタ端子の電圧が入力され、ゲート−ソース間電圧が閾値電圧を超えたときにオン状態となってドレイン端子にドレイン電流を出力するFETを用いて、前記降圧された電圧および前記ドレイン電流に比例する基準電圧を生成して前記電圧制御ステップに出力する電圧検出ステップと、
    を有し、
    前記電圧制御ステップは、前記電圧検出ステップが出力する前記基準電圧が一定に保持されるように前記降圧された電圧を制御し、
    前記電圧検出ステップは、前記ゲート−ソース間電圧が閾値電圧を超えない場合は、前記降圧された電圧に基づいて前記基準電圧を生成し、前記ゲート−ソース間電圧が閾値電圧を超えた場合は、前記降圧された電圧および前記ドレイン電流に基づいて前記基準電圧を生成する
    電流出力方法。
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