JP6257119B1 - 送風機、排風機、温風機の自動運転電源制御盤 - Google Patents
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Abstract
Description
負荷の電源線が接続されているかどうかの検出手段は,負荷の電源線を接続する手段が多極の差し込み接続器であって,該差し込み接続器の刃受けに負荷の電源線のプラグ刃が差し込まれたことを検出するプラグ検出手段を設けて,該プラグ検出手段を介して負荷の電源線が接続されているかどうかの検出手段に電流を供給する電源供給装置(特許文献1)、
特許文献1と出願人は同じであるが、刃受けがプラグ刃に押圧されて刃受けが編寄し,該偏寄した刃受けに当接する少なくともひとつの接触子と他極間に電圧が発生することを検出する点が異なる電源供給装置(特許文献2)、
電源タップに接続された負荷装置に対する電源の供給遮断をシーケンス制御可能とし、かつこのシーケンス制御を電力線搬送通信により制御可能とする電源タップおよび遠隔制御方式(特許文献3)、等がある。
室内の空気を排気して室内の乾燥物を乾燥させる送風機と、温度を上げる加熱装置と、送風機と加熱装置をあらかじめ設定した作動シーケンスで運転・停止操作させる制御手段とを設け、前記加熱装置の運転時間を送風機の運転時間より短い時間に制御する構成とする換気乾燥機(先行技術文献4)、
電源盤の連動端子をマルチ接続すると共に、各電源盤の連動回路から出力される連動信号の論理和を取るように設定し、簡単な構成で複数の電源盤を一斉に起動又は停止させることを可能とした連動型電源開閉装置(先行技術文献5)
地下放水路と外部空間を連絡する開口部であるダンパの開口状態を検出する開口検出装置と、換気空気温度を検出する温度検出装置と、そして、立坑底部の温度を検出する温度検出装置からの検出信号を換気シミュレータに入力し、換気シミュレータによるシミュレーションの結果に基づいて換気運転の検討を行い、送・排風機のファンによる地下放水路の換気を行う地下放水路換気方法及びその制御装置(先行技術文献6)、
等がある。
供給される電源盤を100ボルトとしたのは、我が国では一般的に100ボルト電源が使用され、場所を問わずどこででも使用できる電源盤にするためである。電源が200ボルトの場合には、100ボルトに電圧を降下して使用する。
ここで、シーケンス制御とは「あらかじめ定められた順序または手続きに従って制御の各段階を逐次進めていく制御」であると日本工業規格(JIS)に定義されている。またシーケンス回路とはシーケンス制御ができる電気的な回路をいう。
そこには、一般的な送風機、排風機、温風機が使用される。送風機とは圧力をかけて空気を送り出す機器、排風機とは、施設内あるいは所定の空間内から空気を外に送り出す機器、温風機とは暖かい風を送り出す機器をいい、100ボルト電源により起動する機器であり、市販品で足りる。
前述のように外部の電源につなぐための電源コード13が入力電源端子台61に連絡している。
漏電ブレーカー31は、自動運転電源制御盤1又は後述の各機器等に何らかのトラブルが発生し、図面4に示すように20アンペア以上の電流が流れたときには、自動的に自動運転電源制御盤1の作動を遮断する安全装置である。また、ルーチン用遮断器32及びスポット用遮断器33は、ルーチン用又はスポット用回路の修理等の作業時には安全のため手動にてOFFとするためのものであり、常時にはONとしている。
なお、ルーチン用遮断器32からルーチン用ランプ54を介しルーチン用コンセント21に連絡する回路をルーチン用回路とし、スポット用遮断器33からスポット用ランプ58を介し、スポット用コンセント22に連絡している回路をスポット用回路とする。
電気信号が入ってきたときにONにする場合、逆にOFFにする場合、あるいはタイマーつきのもの(電気信号が来てから、指定した所定時間後にONあるいはOFFになるなど)などいろいろなケースがある。
ケース1:ルーチン用電源スイッチ52はON、スポット用電源スイッチ
56はOFFとし、ルーチン用切り替えスイッチ53が連続のケース(これをケース1−1とする)及び自動のケース(同じくケース1−2とする)がある。
ケース2:ルーチン用電源スイッチ52及びスポット用電源スイッチ56はいずれもONであり、ルーチン用切り替えスイッチ53が連続であって、スポット用切り替えスイッチ57が連続(ケース2−1)あるいは自動(ケース2−2)の場合、並びに、ルーチン用切り替えスイッチ53が自動であって、スポット用切り替えスイッチ57が連続(ケース2−3)あるいは自動(ケース2−4)の場合がある。
ケース3:ルーチン用電源スイッチ52がOFFであり、スポット用電源スイッチ56がONであって、スポット用切り替えスイッチ57が連続(ケース3−1)あるいは自動(ケース3−2)の場合がある。
ルーチン用コンセント21には常時100Vの電圧がかかり、ルーチン用コンセント21につながれた1の機器は、手動によりルーチン用電源スイッチ52をOFFにするまで連続してその作動を行う。ルーチン用ランプ54は、ルーチン用コンセント21につながれた1の機器が連続して作動している間点灯する。
ルーチン用コンセント21につながれた1の機器は、週間タイマー41に指定した曜日とその時間内はその作動を行い、その曜日と時間の経過後は自動的に停止する。
ルーチン用ランプ54は、週間タイマー41に指定した曜日と時間内点灯する。
ルーチン用コンセント21につながれた1の機器及びスポット用コンセント22につながれた1の機器は、それぞれ独立に作動し、手動でルーチン用電源スイッチ52及びスポット用電源スイッチ56をOFFにしない限り作動が継続する。
ルーチン用ランプ54、スポット用ランプ58は、ルーチン用コンセント21につながれた1の機器及びスポット用コンセント22につながれた1の機器が作動している間、ともに点灯する。
ルーチン用コンセント21につながれた1の機器は作動が継続し、スポット用コンセント22につながれた1の機器は、24時間タイマー42に指定した時間その作動が継続し、指定した時間を経過するとその作動は停止する。
ルーチン用ランプ54は、ルーチン用コンセント21につながれた1の機器の作動が継続している間点灯し、スポット用ランプ58は、24時間タイマー42に指定した時間点灯する。
ルーチン用コンセント21につながれた1の機器は、週間タイマー41に指定した曜日と時間内作動し、スポット用コンセント22につながれた1の機器は、週間タイマー41に指定した曜日と時間内は作動が継続し、その曜日と時間が経過すれば、作動は停止する。
ルーチン用ランプ54は、週間タイマー41に指定した曜日と時間内点灯し、スポット用ランプ58も、週間タイマー41に指定した曜日と時間内点灯する。
ルーチン用コンセント21につながれた1の機器は、週間タイマー41に指定した曜日と時間内作動し、スポット用コンセント22につながれた1の機器は、24時間タイマー42及び遅延起動タイマー43に指定した時間内その作動が継続する。
ルーチン用ランプ54は、週間タイマー41に指定した曜日と時間内点灯し、スポット用ランプ58は、24時間タイマー42及び遅延起動タイマー43に指定した時間内点灯する。
スポット用コンセント22につながれた1の機器は、手動によりスポット用電源スイッチ56をOFFにするまで作動する。スポット用ランプ58は、手動によりスポット用電源スイッチ56をOFFにするまで点灯する。
スポット用コンセント22には電圧が引加せず、スポット用コンセント22に1の機器がつながれても作動しない。
スポット用ランプ58も点灯しない。
12(自動運転電源制御盤の)開閉スイッチ 13 電源コード
21 ルーチン用コンセント 22 スポット用コンセント
23 一般コンセント
31 漏電ブレーカー 32 ルーチン用遮断器 33 スポット用遮断器 34 ルーチン用リレー 35 スポット用リレー
41 週間タイマー 42 (1日用)24時間タイマー
43 遅延起動タイマー
51 ルーチン用非常停止ボタン 52 ルーチン用電源スイッチ
53 ルーチン用切り替えスイッチ 54 ルーチン用ランプ
55 スポット用非常停止ボタン 56 スポット用電源スイッチ
57 スポット用切り替えスイッチ 58 スポット用ランプ
61 入力電源端子台
7 機器(送風機、排風機、温風機の総称)
8 一般電源
91 ダクト 92 貯水槽
Claims (4)
- 受水槽や貯水槽等の閉ざされた空間内において、作業者の酸欠を防ぎ、更に、受水槽や貯水槽等の内壁の下塗、中塗、上塗の作業時間を短縮させ塗膜性能を向上させる等の省力化のため、送風機、排風機、温風機の3つの機器のいずれか1つ又は2つに電力を供給する100ボルト電源を用い複数のコンセントを有する電源盤について、電源盤内の2つのコンセントには、シーケンス回路を設け、電源盤の1つまたは2つのコンセントにつなげられる送風機、排風機、温風機の3つの機器の内、いずれか1つあるいは2つの機器を作業目的により選択し、その選択された1つあるいは2つの機器のプラグを電源盤のコンセントに挿入すれば、1つあるいは2つの機器は、それぞれに起動、停止、起動時間、停止時間が制御できる、持ち運び可能な自動運転電源制御盤。
- 送風機、排風機、温風機の3つの機器のうち、いずれかの2つの機器を選択し、その2つの機器のプラグを電源盤のシーケンス回路が設けられた2つのコンセントに挿入すれば、その2つの機器が、相互に起動、停止、起動時間、停止時間を連動させて作動することができる請求項1の持ち運び可能な自動運転電源制御盤。
- シーケンス回路につながれていない一般のコンセントを有する請求項1又は請求項2のいずれかの持ち運び可能な自動運転電源制御盤。
- 防水保護を施した請求項1から請求項3までのいずれかの持ち運び可能な自動運転電源制御盤。
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JP2017125867A JP6257119B1 (ja) | 2017-06-28 | 2017-06-28 | 送風機、排風機、温風機の自動運転電源制御盤 |
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CN110541838A (zh) * | 2019-10-10 | 2019-12-06 | 淮北矿业股份有限公司 | 一种智能化风机控制装置 |
JP2020011217A (ja) * | 2018-07-22 | 2020-01-23 | 有限会社 コスモテクニカル | 貯水槽塗装修繕方法 |
JP2020012360A (ja) * | 2018-10-24 | 2020-01-23 | 有限会社 コスモテクニカル | 貯水槽塗装修繕方法 |
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JP2008197755A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Koyo Electronics Ind Co Ltd | 電源タップおよび遠隔制御方式 |
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- 2017-06-28 JP JP2017125867A patent/JP6257119B1/ja active Active
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