JP6256900B2 - バリ検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、分割型の成形金型により成形された円筒部を有する成形品において、金型分割面で発生したバリを検出するためのバリ検査装置およびバリ検査方法に関する。
産業用ロボット、輸送機械など、移動・動作を伴う機械においては、軽量化が求められており、使用される部品は金属製の部品から樹脂製の部品へと可能な限り転換が図られている。さらに、樹脂製の部品としては、切削加工品と射出成形品とが挙げられるが、切削加工品よりも射出成形品の方が大量に生産できるので、低コストで生産可能な射出成形品がコスト面から好ましい。
ところで、上記機械に用いられる部品として円筒部を有する成形品があり、例えば、図8に示すような液体流路を形成するための円筒形継手パイプAが挙げられる。そして、この円筒形継手パイプAには、外周面に周方向に延びる環状溝Bが形成され、これら環状溝B内にゴム製OリングCを嵌め込んで、流体のシールを行なうようになっている。
このような円筒形継手パイプAも、樹脂で射出成形されるようになってきており、分割される成形金型を用いて成形される。この場合、円筒形継手パイプAは、図9に示すように、円筒部を縦半分にしたときの一方の半分の成形品部分a1が成形される金型と、円筒部の他方の半分の成形品部分a2が成形される金型とによって成形される。従って、図9に示すように、成形品部分a1と成形品部分a2とが接合される面Dが金型の合わせ面と同一平面となる。
特開平11−201739号公報
しかしながら、樹脂製成形品は、強度及び耐熱性は確保できるが、円筒形継手パイプAのように円筒状成形品を射出成形により成形する場合、分割される金型を用いて成形するため、金型の合わせ面において成形品にバリが発生する虞がある。
特に、図8に示す円筒形継手パイプAは、外周面に周方向に延びる環状溝Bが形成されているので、円筒形継手パイプAを分割金型を用いて射出成形する場合、金型の合わせ面が成形品である円筒形継手パイプAの円筒部を縦割りするように配置される。従って、円筒形継手パイプAは、分割金型の合わせ面に対応する部分であって環状溝B内にバリが発生してしまうと、バリがゴム製OリングCに食い込んでしまい、OリングCが損傷して断裂する虞がある。特に、樹脂の中でも、PPS樹脂は流動性が高いため、金型の連続開閉によって突発的に金型合わせ面に隙間が発生するとバリが発生することが多い。
さらに、環状溝Bを有する円筒形継手パイプAを射出成形する場合、バリの発生を回避するために環状溝Bの部分をアンダーカットにより成形することは困難であり、環状溝B内にバリが形成されることを回避することはできない。特に、環状溝Bを有する円筒形継手パイプAを複数連結したタイプのものでは、金型構造が複雑になり、環状溝B内に金型合わせ面を位置せざるを得ない。
そこで、成形品にバリが形成されてしまった場合を考慮して、成形品の全数に対してバリの有無に関係なく金型合わせ面となる位置において削り加工をすることが考えられる。
しかしながら、成形品の全数に対して削り加工を施していたのでは、外周面の一部を削り過ぎたり、反対にバリが形成されたりする問題がある。さらに、全数加工することにより、金属切削加工に対する生産コストの優位性が無くなってしまう。
また、成形品の全数に対してバリの高さを検査することも考えられる(特許文献1参照)。特許文献1に開示されている検査方法は、発光部としてLEDを用いた透過光方式の測定器を用いて成形品の外観画像を撮像し、予め撮像して保存してある正常な成形品の画像と検査対象画像とを比較してバリの有無を判定するものである。
しかしながら、検査対象物が筒状体であり、この筒状体の外周面の周方向2箇所にバリが発生する可能性がある場合には、バリが曲面の外周面から突出するように形成される。そのため、特許文献1に開示されているバリ検査装置を用いる場合には、検査対象物を所定角度ずつ360°回転するまで何度も撮像しては基準画像と比較してバリ判定を行なう必要がある。
このように成形品を少しずつ回転させながら撮像する場合、バリ形成位置で確実に撮像するためには所定回転角度を細かく設定しなくてはならないので、1つの検査対象物に対する撮像回数が非常に多くなって判定に要する時間が長くなる問題がある。
また、通常サンプリングと言われる抜取り検査では、完全にバリ不良品の流出を防ぐ保証はできない。
さらに、樹脂製の筒状体を複数のキャビティで大量に生産する場合、各キャビティ間で個体差があり、環状溝内に発生するバリの大きさにおいて、亀裂を生まないとされるバリ高さが50μm以内であるのに対して、個々の筒状体の寸法バラつきが±0.1mmである場合には、筒状体の寸法バラツキの方が許容バリ高さよりも範囲が大きくなってしまい、バリ高さが50μmを超えていても、筒状体の寸法バラツキの範囲内であれば、不良品と判定できない場合がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、円筒状成形品の個々の寸法バラツキに関係なく各成形品のバリ高さを測定して、短時間でバリによる成形品の良否判定を確実に行なうことができるバリ検査装置及びバリ検査方法を提供することを目的とする。
本発明に係るバリ検査装置は、
円筒部を有する成形品のバリを検出するバリ検査装置であって、
成形品は、円筒部を成形するキャビティが円筒部軸方向で分割される成形金型により成形され、
投光する発光部と発光部から投光された光を撮像素子により受光する受光部とをそれぞれ有する第1ヘッド部及び第2ヘッド部と、
成形品が取り付けられる取付ステージと、
取付ステージを成形品取付位置から第1ヘッド部及び第2ヘッド部の投光が重複する範囲内の撮像位置へ直線搬送する搬送手段と、
第1ヘッド部及び第2ヘッド部の受光部の撮像素子により光電変換された光電変換信号を演算処理して成形品の外形寸法を算出する制御部とを備え、
第1ヘッド部及び第2ヘッド部は、第1ヘッド部の発光部中心を通る光軸と、第2ヘッド部の発光部中心を通る光軸とが同一平面内で交差した状態でそれぞれの発光部と受光部とが直線状に対向配置されると共に、成形品における成形金型の合わせ面に対応する円筒部のバリが出る断面が第1ヘッド部の光軸と直交し且つ円筒部のバリが出ない断面が第2ヘッド部の光軸と直交するように円筒部を各ヘッド部の投光が重複する範囲内に配置した状態で撮像可能とするために、取付ステージには成形品における成形金型の合わせ面に対応する円筒部のバリが出る断面が搬送手段の搬送方向と平行するように成形品が取り付けられ、第1ヘッド部は、光軸が円筒部のバリが出る断面と平行する搬送方向と直交するように配置され、第2ヘッド部は、光軸が円筒部のバリが出ない断面と直交するように配置され、
制御部は、第1ヘッド部及び第2ヘッド部で同時に撮像した成形品における円筒部の異なる径方向から見た画像として第1ヘッド部により撮像した円筒部のバリが出る断面位置の画像と第2ヘッド部により撮像した当該円筒部のバリが出ない断面位置の画像との外形寸法を比較することにより成形金型の合わせ面におけるバリ高さを求めてバリを検出する構成としていることを特徴とする。
本発明のバリ検査装置によれば、円筒部の外周面に軸方向に延びるバリが形成された場合でも、第1ヘッド部及び第2ヘッド部によりバリ発生箇所と正常箇所の外観を同時に撮像してこれら撮像画像の寸法を制御部により比較するので、簡単に、かつ、個々の成形品の寸法にバラツキがあっても、正確にバリを検出することができる。
このように、個体差が大きい樹脂成形品であっても、予め決められた基準寸法との対比測定ではなく、その都度、成形品の正常部分とバリ発生位置とを比較するので、寸法バラツキに左右されず、成形品全数に対して短時間でバリ高さを算出して確実にバリ検査することができ、良品または不良品の判定を容易に、かつ、確実に行なうことができる。
また、本発明のバリ検査装置は、
成形品の円筒部における外周面に環状溝が形成されている場合、
制御部で算出する第1ヘッド部及び第2ヘッド部で撮像した円筒部の画像の外形寸法には環状溝の溝幅及び溝深さが含まれ、
制御部は、算出された異なる方向から見た溝幅及び溝深さを比較することにより環状溝内で発生したバリを検出する構成とすることができる。
このように、円筒部の外周面に環状溝が形成され、この環状溝内にバリが形成される虞がある場合でも、成形品の全数に対して正確に環状溝内のバリの検出を行なうことができるので、環状溝内にゴム製Oリングを装着する場合でも、バリが発生した成形品を確実に排除することが可能となり、成形品の環状溝内に装着されるゴム製Oリングがバリにより破断されることを確実に防止することができる。
以上のように、本発明のバリ検査装置及びバリ検査方法によれば、円筒部の外周面に軸方向に延びるバリが形成された場合でも、第1ヘッド部及び第2ヘッド部によりバリ発生箇所と正常箇所の外観を同時に撮像してこれらの画像の寸法を比較することにより、個々の成形品の寸法のバラツキに関係なく、簡単、かつ、確実にバリを検出することができる。
このように抜取り検査ではなく、成形品全数に対してバリ検出を簡単に、かつ、迅速に検査することができるので、良品と不良品の判定を容易かつ確実に行なうことができる。
さらに、本発明のバリ検査装置は、個体差の大きい樹脂成形品において予め設けられた基準との対比測定では無く、個々の成形品について正常部分とバリ形成部分とを測定して比較するので、量産に適し、短時間での連続処理が可能となる。
本発明の実施形態に係るバリ検査装置の全体構成を示す平面図である。 本実施形態に係るバリ検査装置の正面である成形品取付位置側から見た部分正面図である。 本実施形態に係るバリ検査装置に用いる第1ヘッド部と第2ヘッド部の搬送方向に対する位置関係と撮像領域を示す説明図である。 本実施形態に係るバリ検査装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るバリ検査装置の画像表示モニタに表示されたシルエット画像の一例である。 成形品の円筒部に形成された環状溝内で発生したバリ高さを算出するための説明図である。 本実施形態に係るバリ検査装置で測定する成形品の正面図である。 円筒部に環状溝を有し、環状溝にOリングが装着された状態を示す成形品の正面図である。 円筒部に環状溝を有する成形品を軸方向に分断した状態を示す斜視図である。
以下に、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は本発明のバリ検査装置1の概略全体平面図である。本実施形態に係るバリ検査装置1は、成形品にバリが発生しているかどうかを検出し、バリが検出された場合には、その成形品を不良品と判定して、良品とは区別して不良品を自動的に選別する装置である。
本実施形態でバリが検査される成形品2は、図7に示すような円筒部21が3つ連結された樹脂製のパイプであり、この成形品2は射出成形により成形される。
成形品2は、水・オイル等の流体を流通させるために用いられるパイプであって、各円筒部21の外周面の軸方向上下端部位置には、流体をシールするためのOリングが装着される環状溝22が形成されている。
成形品2は分割金型によって成形されるため、3つの円筒部21のそれぞれの軸線が同一平面上に位置する面が金型の合わせ面となる。従って、バリはこの金型合わせ面に発生するため、Oリングが装着される環状溝22内にもバリが発生する虞がある。本実施形態のバリ検査装置1は、成形品2の環状溝22内にバリが発生しているかどうかを成形品2の全数に対して検査して、良品と不良品とを選別する。
本実施形態に係るバリ検査装置1は、図1に示すように、成形品2を配置させる取付ステージ3と、この取付ステージ3を直線移動させる搬送装置4とを備える。搬送装置4は、成形品2が投入される成形品取付位置51と、成形品2を撮像する撮像位置52と、成形品2を良品と不良品とに振り分ける振り分け位置53とに取付ステージ3を停止させながら間欠的に直線往復移動させる構成となっている。
さらに、バリ検査装置1は、撮像位置52に到達した取付ステージ3上の成形品2のシルエット画像を撮像するための撮像装置である第1ヘッド部6及び第2ヘッド部7を備えると共に、振り分け位置53に到達した取付ステージ3上の成形品を良品仕分け箱81または不良品仕分け箱82に振り分ける振り分け装置8を備える。
これら搬送装置4、第1ヘッド部6、第2ヘッド部7及び振り分け装置8は制御装置9により駆動制御される。
取付ステージ3は、図1及び図2のバリ検査装置1の部分正面図に示すように、成形品2の円筒部21内に挿入されるピン部31が複数突設されており、これらピン部31に成形品2の円筒部21を挿入することで取付ステージ3上に成形品2が固定されるようになっている。本実施形態では、成形品2は3つの円筒部21が連結されているので、取付ステージ3のピン部31に各円筒部21を嵌めることにより、円筒部21のバリが出る断面が取付ステージ3の搬送方向と平行になる。
なお、図2では、分かり易くするために、図の手前に成形品2が取り付けられていないピン部31が表示された状態を示している。
そして、搬送装置4は、図1に示すように、長尺なガイドカバー41と、このガイドカバー41の内部に配置されるボールネジを駆動させるサーボモータ42とを備え、ボールネジにスライダ43が接続されている。このスライダ43は、サーボモータ42の駆動によりボールネジが回転駆動すると、ガイドカバー41の長手方向に沿って直線的に往復移動するようになっている。そして、このスライダ43に取付ステージ3が固定され、制御装置9の搬送制御部91によりサーボモータ42が駆動制御されることで、取付ステージ3が間欠送りされる構成となっている。
さらに、バリ検査装置1は、搬送装置4のガイドカバー41における撮像位置52の近くに、成形品2を撮像する第1ヘッド部6及び第2ヘッド部7が配置されている。第1ヘッド部6及び第2ヘッド部7は、撮像したシルエット画像から成形品2の外形寸法を測長する測長器を構成するものであって、LEDを用いた透過光方式の撮像装置である。本実施形態では、第1ヘッド部6は、ガイドカバー41を挟んで配置される第1発光部61と第1受光部62とを有し、第2ヘッド部7も、同じくガイドカバー41を挟んで配置される第2発光部71と第2受光部72とを有する。これら第1ヘッド部6と第2ヘッド部7とは、制御装置9に接続されており、この制御装置9の撮像制御部92により撮像動作が制御される。
第1発光部61と第2発光部71とは、図示していないが、それぞれLEDと、LED光を均一に拡散する拡散ユニットと、平行光に変えるコリメータレンズとを備える。また、第1受光部62と第2受光部72とは、図示していないが、平行光を結像させるテレセントリックレンズと、撮像素子であるCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサとを備える。CMOSイメージセンサ上で結像されたシルエット画像は、光電変換されて光電変換信号として制御装置9の撮像制御部92に送られる。
さらに、第1ヘッド部6及び第2ヘッド部7は、図1及び図3に示すように、第1ヘッド部6の第1発光部61の中心を通る光軸(A-A’)と、第2ヘッド部7の第2発光部71の中心を通る光軸(B-B')とが地面に平行な同一平面内で交差するように、第1発光部61と第1受光部62、そして、第2発光部71と第2受光部72がガイドカバー41及び撮像位置52に到達した取付ステージ3を挟んで直線状に対向配置される。
具体的には、第1ヘッド部6の第1発光部61と第1受光部62とは、その光軸(A-A’)が搬送装置4の搬送方向と直交するように配置され、第1ヘッド部6により円筒部21のバリが出る断面でのシルエット画像を撮像する。また、第2ヘッド部7の第2発光部71と第2受光部72とは、その光軸(B-B')が第1ヘッド部6の光軸(A-A’)に対し円筒部21のバリが撮像されない角度となるように配置され、第2ヘッド部7により確実に円筒部21のバリが出ない断面でのシルエット画像を撮像する。
そして、成形品2における成形金型の合わせ面での断面が第1ヘッド部6の光軸(A-A’)と直交するように成形品2が成形品取付位置51において取付ステージ3に取付けられると、搬送装置4は、取付ステージ3を撮像位置52まで搬送する。取付ステージ3には、前述したように、成形品2における成形金型の合わせ面での断面が搬送装置4の搬送方向と平行するように成形品2が取り付けられることになる。
ここで、図3に示すように、第1発光部61の投光と、第2発光部71の投光が重複する範囲内(図3に示すクロスハッチングの部分X)が撮像領域(X)となり、この撮像領域(X)内において成形品2の1つの円筒部21が完全に収まるようにした時の円筒部21の中心軸が撮像位置52となるように設定される。このように成形品の撮像対象となる円筒部21を撮像位置52に位置させることで、円筒部21全体のシルエット画像が、第1ヘッド部6と第2ヘッド部7とにより同時に撮像できるようになっている。
本実施形態では、図3に示すように、第1ヘッド部6の光軸(A-A’)と第2ヘッド部7の光軸(B-B’)の交差する中心に成形品2の1つの円筒部21の中心軸を配置させるようになっている。第1ヘッド部6で撮像されるシルエット画像はバリが出る断面に対応し、第2ヘッド部7で撮像されるシルエット画像はバリの出ない正常な断面に対応するのであって、異なる角度からのそれぞれのシルエット画像に対して測長を行なう。
本実施形態では、撮像対象となる成形品2が3つの円筒部21が連結されたものであるので、まず、振り分け位置53に向かう搬送方向先頭の円筒部21を、撮像位置52に位置させるように取付ステージ3を搬送させ、第1ヘッド部6及び第2ヘッド部7による同時撮像が完了すると間欠送りして、次の円筒部21の撮像を行なうようになっている。
成形品2の全ての円筒部21の撮像が完了すると、取付ステージ3が撮像位置52から振り分け位置53まで搬送される。振り分け位置53に到達した成形品2は、各円筒部21に対して2方向から撮像したシルエット画像から後述する制御装置9によって判定された環状溝22内のバリ判定結果に基づいて、振り分け装置8により良品仕分け箱81または不良品仕分け箱82へ仕分けされる。
なお、図1において、搬送装置4における成形品取付位置51の近くには、成形品取付位置51に配置された取付ステージ3に装着された成形品2の有無の検出及び成形品2の上下方向の位置検出を行なうための位置センサ32が設けられている。位置センサ32はレーザーセンサにより構成されている。
さらに、バリ検査装置1における成形品取付位置51の近くに、搬送装置4、第1ヘッド部6、第2ヘッド部7、そして、振り分け装置8を始動させる始動スイッチ11と、撮像した成形品2のシルエット画像を表示するための画像表示モニタ12とが設けられ、制御装置9には、成形品2の形状などの条件を設定するための操作モニタ97が設けられている。
そして、制御装置9は、図4に示すように、成形品2が支持された取付ステージ3を成形品取付位置51から撮像位置52まで搬送し、撮像後に撮像位置52から振り分け位置53まで搬送するように搬送装置4を制御する搬送制御部91を備える。
さらに、制御装置9は、撮像位置52まで搬送された成形品2に対して第1ヘッド部6及び第2ヘッド部7を同時に撮像動作させる撮像制御部92と、第1ヘッド部6及び第2ヘッド部7で撮像した画像を画像表示モニタ12に表示させる画像出力部93と、異なる径方向から見た円筒部21のシルエット画像データから外形寸法を算出する寸法算出部94と、寸法算出部94で算出した外形寸法を比較してバリを判定するバリ判定部95と、振り分け位置53まで搬送された成形品2をバリ判定部95の判定結果に基づいて良品または不良品に振り分けるように振り分け装置8を制御する振り分け制御部96とを備える。
搬送制御部91は、成形品取付位置51に配置されている取付ステージ3上に成形品2が設置され、成形品2の上下方向の位置が正常であることが位置センサ32により確認されて、始動スイッチ11が入力されると、取付ステージ3の搬送を開始するように搬送装置4を制御する。
搬送制御部91は、搬送装置4のサーボモータ42の回転数から取付ステージ3の搬送距離を算出し、取付ステージ3上の成形品2の最初の円筒部21が撮像位置52まで到達すると取付ステージ3を一端停止させ、撮像制御部92から第1ヘッド部6及び第2ヘッド部7による1回目の同時撮像が完了した信号が送られてくるまで取付ステージ3を停止させる制御を行なう。そして、1回目の同時撮像が完了すると、次の円筒部21を撮像位置52まで搬送させて同様な搬送制御を行なう。さらに、三番目の円筒部21も同様な搬送制御を行なう。
搬送制御部91は、全ての円筒部21の撮像が完了すると取付ステージ3を振り分け位置53まで搬送させる制御を行なう。そして、搬送制御部91は、振り分け制御部96から振り分け装置8による成形品2の振分けが完了した信号が送信されると取付ステージ3を成形品取付位置51まで搬送するように搬送装置4を制御する。
撮像制御部92は、始動スイッチ11の入力操作により取付ステージ3上の成形品2のそれぞれの円筒部21が撮像位置52まで搬送される毎に、成形品2を同時に撮像するように第1ヘッド部6及び第2ヘッド部7を制御する。撮像制御部92は、第1ヘッド部6及び第2ヘッド部7で撮像が完了する毎に、撮像完了の信号を搬送制御部91に出力する。
さらに、撮像制御部92は、第1ヘッド部6及び第2ヘッド部7から光電変換信号を受信し、光電変換信号を制御装置9内の記憶部98に撮像データとして保存させる。
画像出力部93は、図5に示すように、第1ヘッド部6及び第2ヘッド部7で撮像した成形品の投影イメージであるシルエット画像を隣り合わせで画像表示モニタ12に表示させる。
寸法算出部94は、記憶部98に保存されている撮像データから、同一の円筒部21に対する2方向から撮像したシルエット画像から、環状溝22の溝深さと溝幅とを算出する。
円筒部21のシルエット画像は光電変換信号をX−Yで画素化して得られ、寸法算出部94は、シルエット画像の輪郭部をピンポイントで抽出してサブピクセル処理を行い、シルエット画像のうち環状溝22の範囲を指定して、環状溝22の溝深さと溝幅の寸法を算出する。
環状溝22の溝深さを算出するにあたり、まず、図6に示すように、第1ヘッド部6で撮像したバリが発生する断面に対応するシルエット画像から環状溝22の外径(A1)を算出すると共に、第2ヘッド部7で撮像したバリが発生しない正常部分の断面に対応するシルエット画像から環状溝22の外径(B1)を算出する。
また、環状溝22の溝幅は、図6に示すように、第1ヘッド部6で撮像したバリが発生する断面に対応するシルエット画像から環状溝22の幅(A2)を算出すると共に、第2ヘッド部7で撮像したバリが発生しない正常部分の断面に対応するシルエット画像から環状溝22の幅(B2)を算出する。
なお、発光部としてLEDを用いた透過光方式の側長器は、環状溝22の溝深さ及び溝幅だけでなく、1つの円筒部21全体を座標として同時に測定できるので、寸法算出部94は、環状溝22以外の円筒部21のその他の部分の外径の寸法や、軸方向長さなど全ての部位の寸法を算出することができる。
バリ判定部95は、第1ヘッド部6及び第2ヘッド部7で撮像した成形品における円筒部21の異なる径方向から見たシルエット画像の外形寸法を比較することにより成形金型の合わせ面におけるバリの有無を判定する。
本実施形態では、算出された異なる方向から見た環状溝22の溝深さ及び溝幅を比較することにより環状溝22内で発生した溝深さ及び溝幅それぞれのバリ高さを算出し、算出された各バリ高さが許容範囲内にあるか否かを判定して、バリによる成形品の良品または不良品の判定を行なう。
まず、環状溝22の溝深さの比較する場合、成形品2の円筒部21の真円度は金型の加工形状による影響が大きいため、本実施形態では、真円度による影響を少なくして検査精度を向上させるために、キャビティ毎に各円筒部21の円周の真円度による寸法差、例えば[(測定した最大外径)−(設定した真円の外径)]を事前に測定して、これら寸法差の平均値を真円度のズレ幅、即ち補正値Cとして登録している。
そして、2方向から見た環状溝22の外径寸法を比較してバリ高さを算出するのであって、前記補正値Cを用いた
バリ高さ=(A1)−(B1)−(補正値C)
の式を用いて、環状溝22の溝深さでのバリ高さを算出する。このバリ高さが例えば許容バリ高さである50μmよりも小さい場合には、バリは発生していてもバリ無しで良品と判定され、50μm以上であればバリ有りで不良品と判定される。
また、環状溝22の溝幅方向におけるバリ高さは、
バリ高さ=(B2)−(A2)
の式により算出する。この場合も、バリ高さが例えば許容バリ高さである50μmよりも小さい場合には、バリは発生していてもバリ無しで良品と判定され、50μm以上であればバリ有りで不良品と判定される。
なお、本実施形態では、成形品2は3つの円筒部21を備えるため、何れか1つの円筒部21において不良品と判定されると、その成形品は不良品と判定される。
振り分け制御部96は、搬送装置4により振り分け位置53まで搬送された成形品2をバリ判定部95の判定結果に基づいて良品または不良品に振り分けるように振り分け装置8を制御する。
具体的には、バリ判定結果がバリ判定部95から振り分け制御部96に出力されると、振り分け制御部96は、取付ステージ3が振り分け位置53まで到達した信号を搬送装置4から受けた後、判定結果が良品の場合には、振り分け装置8により成形品を良品仕分け箱81に振り分け、判定結果が不良の場合には、成形品2を不良品仕分け箱82に振り分ける。
なお、バリ判定結果は、取付ステージ3が振り分け位置53に到着するまでは、内部記憶として制御装置9の記憶部98に保存され、振り分け装置8による振り分け動作が完了すると、記憶部98に記憶させている判定結果がクリアされ、搬送装置4のスライダ43を成形品取付位置51まで戻して1つの成形品のバリ判定が終了する。
このように、本実施形態のバリ検査装置1は、制御装置9において、撮像した2方向からのシルエット画像から寸法算出部94により各円筒部21の外形寸法を算出し、算出された各外形寸法からバリ判定部95により2方向の寸法を比較して環状溝22内のバリの有無を判定する。振り分け制御部96により、バリ判定結果に基づいて成形品2を良品仕分け箱81、または、不良品仕分け箱82へ仕分けするように振り分け装置8が制御される。
以上のように、本実施形態のバリ検査装置1は、測定対象が円筒であるので、異なる径方向2方向から同一円周上の外径寸法を比較するだけで、容易にバリの有無の測定を行なうことができる。即ち、成形品2の円筒部21のバリが形成されない断面部分の環状溝22の外形とバリが形成される虞のある断面部分(分割金型の合わせ面)の環状溝22の外形との寸法を比較するので、個々の成形品2の寸法バラツキや成形品の収縮による個体差などに関係なく純粋に個々の成形品2のバリ高さの寸法を取得して、精度の高いバリ判定を確実に、かつ、容易に行なうことができる。その結果、成形品2の全数に対してバリ検査を短時間で確実に行なうことができる。
さらに、本実施形態のバリ検査装置1は、スライダ43を直進させ、スライダ43に接続した取付ステージ3に成形品2を取り付けて、始動スイッチ11を押すだけの簡単な操作で、取付ステージ3を検査領域である撮像位置52まで移動させて、成形品2の外形寸法の測長、バリの判定、良品・不良品の振分けを行なうので、シンプルな構成で、短時間で確実にバリ判定を行なうことができる。
また、本実施形態のバリ検査装置1は、作業者は、検査対象となる成形品2のデータ入力、成形品2を取付ステージ3に取り付ける作業、そして、始動開始のための始動スイッチ11の動作以外は行なわないので、成形品が傷つくことなくバリ判定を行なって、良品のみを確実に振り分けることができる。
また、バリ検査装置1は、成形品2の外形の測長前と測長によるバリ判定後とでは、成形品2の外観上なんら変化が無く、バリ検査後の良品または不良品の振り分けを振り分け装置8を用いて自動的に行なっているので、手動により振分けを行なう場合のように良否混在する人的ミスを防ぐことができる。
本実施形態では、第1ヘッド部6及び第2ヘッド部7に用いた撮像素子は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor、相補性金属酸化半導体)を用いたが、CCD(Charge Coupled Device、電荷転送素子)を用いてもよい。
尚、本発明のバリ検査装置は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変更を施すことが可能である。
さらに、本実施形態のバリ検査装置1は、図7に示した3つ円筒部21が連結されたパイプだけでなく、1つの円筒部21のみからなるパイプ、2つ円筒部21が連結されたパイプなどでもバリを検査することができる。このように、バリ検査装置1は、位置決めの自由度が高いので、特定の品種のみではなく、多品種対応に適している。
なお、1つの円筒部のみを備える成形品の場合には、取付ステージ3の位置合わせ用に、円筒部の一部に位置合わせ用のマークを射出成形により形成する。位置合わせマークにより確実に成形品を取付ステージ上の所定の位置に設置させることができるので、バリ発生箇所のシルエット画像が確実に得られる。
そして、本実施形態のように複数の円筒部が連結されている場合には、バリ発生位置は、筒状部が並ぶ平面部に発生するのでバリ位置を直ぐに特定できる。
本発明のバリ検査装置は、バリが発生する虞のある箇所に他のバリによって損傷し易い部材が装着される成形品であっても、バリの発生していない良品を確実に選別できるので、安全性を必要とする樹脂成形品に適している。
1 バリ検査装置
2 成形品
21 円筒部
22 環状溝
3 取付ステージ
31 ピン部
32 位置センサ
4 搬送装置
41 ガイドカバー
42 サーボモータ
43 スライダ
51 成形品取付位置
52 撮像位置
53 振り分け位置
6 第1ヘッド部
61 第1発光部
62 第1受光部
7 第2ヘッド部
71 第2発光部
72 第2受光部
8 振り分け装置
81 良品仕分け箱
82 不良品仕分け箱
9 制御装置
91 搬送制御部
92 撮像制御部
93 画像出力部
94 寸法算出部
95 バリ判定部
96 振り分け制御部
97 操作モニタ
98 記憶部
11 始動スイッチ
12 画像表示モニタ

Claims (2)

  1. 円筒部を有する成形品のバリを検出するバリ検査装置であって、
    成形品は、円筒部を成形するキャビティが円筒部軸方向で分割される成形金型により成形され、
    投光する発光部と発光部から投光された光を撮像素子により受光する受光部とをそれぞれ有する第1ヘッド部及び第2ヘッド部と、
    成形品が取り付けられる取付ステージと、
    取付ステージを成形品取付位置から第1ヘッド部及び第2ヘッド部の投光が重複する範囲内の撮像位置へ直線搬送する搬送手段と、
    第1ヘッド部及び第2ヘッド部の受光部の撮像素子により光電変換された光電変換信号を演算処理して成形品の外形寸法を算出する制御部とを備え、
    第1ヘッド部及び第2ヘッド部は、第1ヘッド部の発光部中心を通る光軸と、第2ヘッド部の発光部中心を通る光軸とが同一平面内で交差した状態でそれぞれの発光部と受光部とが直線状に対向配置されると共に、成形品における成形金型の合わせ面に対応する円筒部のバリが出る断面が第1ヘッド部の光軸と直交し且つ円筒部のバリが出ない断面が第2ヘッド部の光軸と直交するように円筒部を各ヘッド部の投光が重複する範囲内に配置した状態で撮像可能とするために、取付ステージには成形品における成形金型の合わせ面に対応する円筒部のバリが出る断面が搬送手段の搬送方向と平行するように成形品が取り付けられ、第1ヘッド部は、光軸が円筒部のバリが出る断面と平行する搬送方向と直交するように配置され、第2ヘッド部は、光軸が円筒部のバリが出ない断面と直交するように配置され、
    制御部は、第1ヘッド部及び第2ヘッド部で同時に撮像した成形品における円筒部の異なる径方向から見た画像として第1ヘッド部により撮像した円筒部のバリが出る断面位置の画像と第2ヘッド部により撮像した当該円筒部のバリが出ない断面位置の画像との外形寸法を比較することにより成形金型の合わせ面におけるバリ高さを求めてバリを検出する構成としていることを特徴とするバリ検査装置。
  2. 請求項1に記載のバリ検査装置において、
    成形品の円筒部は、外周面に環状溝が形成されており、
    制御部で算出する第1ヘッド部及び第2ヘッド部で撮像した円筒部の画像の外形寸法には環状溝の溝幅及び溝深さが含まれ、
    制御部は、算出された異なる方向から見た溝幅及び溝深さを比較することにより環状溝内で発生したバリを検出する構成としている成形品のバリ検査装置。
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