JP6256296B2 - 冷却器 - Google Patents
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これによれば、例えば、第1の部材と第2の部材との間には第1の流路と第2の流路とを仕切るプレートが無いため、プレートを有する構成に比べると部品点数を削減することができる。また、プレートを位置決めすることや、プレートを接合することなく製造することができるため、第1の部材と第2の部材との組み付け作業を簡素化させることができる。
これによれば、例えば、シール層がゴム状のガスケットである場合に比べると、第1の部材と第2の部材とを組み付ける際に必要なシール層を押し潰す力が小さくて済むため、第1の部材と第2の部材との組み付け作業を簡素化させることができる。
図1に示すように、電子機器10は、半導体素子等の第1の発熱部品11及び第2の発熱部品12を冷却する冷却器20を有する。冷却器20は、第1の部材21と第2の部材22とを組み合わせてなる本体部23を有する。第1の部材21及び第2の部材22は、金属製(例えばアルミニウム製)である。
図3に示すように、供給配管25から供給される冷却媒体は、第1の開口部21hを介して第1の流路41に流れ込む。このとき、第1の流路41は、第1の開口部21hから遠ざかるほど流路断面積が狭くなっているため、第1の流路41から各連通路43に流入される流量が均一になり易い。そして、冷却媒体は、各連通路43を通過して第2の流路42に流入する。このとき、第2の流路42は、第2の開口部22hから遠ざかるほど流路断面積が狭くなっている。言い換えると、第2の流路42は、各連通路43から第2の開口部22hに向かうにつれて流路断面積が広くなっている。よって、各連通路43から第2の流路42に流入した冷却媒体は、第2の開口部22hに向かってスムーズに流れ易くなり、第2の開口部22hを介して排出配管26に排出され、本体部23の外部へ排出される。
(1)第1の流路41、第2の流路42及び複数の連通路43によって、本体部23の内部に冷却媒体が流れる流路40を形成した。これによれば、流路40を流れる冷却媒体が、本体部23の内部で不均一に流れてしまうことが抑制され易くなる。よって、第1の発熱部品11から生じる熱は、第1の底板21a及び第1のフィン31に伝達されて、流路40を流れる冷却媒体によって効率良く放熱されるとともに、第2の発熱部品12から生じる熱は、第2の底板22a及び第2のフィン32に伝達されて、流路40を流れる冷却媒体によって効率良く放熱される。よって、第1の発熱部品11と第2の発熱部品12とを効率良く冷却することができる。
○ 実施形態において、シール層として、例えば、ゴム状のガスケットを用いてもよい。
○ 実施形態において、複数のフィン34は、第3の側板22dから第4の側板22eに向けた長さがそれぞれ異なっていてもよい。
○ 実施形態において、フィン34を削除してもよい。
○ 実施形態において、第1のフィン31及び第2のフィン32の数は、特に限定されるものではない。
○ 実施形態において、例えば、第1の部材21が、一面に開口を有する有底箱状であるとともに、第2の部材22が、第1の部材21の開口を閉鎖する板状の蓋部材であってもよい。この場合、第2の部材22が、一方の面に第2の発熱部品12が配置されるとともに他方の面に第2のフィン32が立設される第2板である。そして、この場合、第1の部材21の第1の側板21b、第2の側板21c,第3の側板21d及び第4の側板21eの立設方向の長さは、複数の第1のフィン31の立設方向の長さよりも長くなっている。また、第1の開口部21hは、第1の側板21bの第1の底板21a寄りに形成され、第2の開口部22hは第2の側板21cの第2の部材22寄りに形成される。要は、第1の部材21及び第2の部材22の形状は特に限定されるものではなく、第1の部材21と第2の部材22とを組み合わせて内部に冷却媒体が流れる流路40が形成される本体部23を構成することができればよい。
○ 実施形態において、冷却器20は、車載用以外のものであってもよい。
Claims (5)
- 第1の部材と第2の部材とが組み合わされてなる本体部の内部に冷却媒体が流れる流路が形成された冷却器であって、
前記第1の部材は、一方の面に第1の発熱部品が配置されるとともに他方の面に複数の第1のフィンが立設される第1板を有し、前記第2の部材は、一方の面に第2の発熱部品が配置されるとともに他方の面に複数の第2のフィンが立設される第2板を有し、前記本体部における前記第2板よりも前記第1板寄りには、前記第1のフィンの並設方向に開口する第1の開口部が形成されるとともに、前記本体部における前記第1板よりも前記第2板寄りには、前記第2のフィンの並設方向に開口する第2の開口部が形成されており、
前記流路は、前記第1の開口部に連通するとともに前記第1の開口部から遠ざかるほど流路断面積が狭くなりながら前記第1のフィンの並設方向に延びる第1の流路と、前記第2の開口部に連通するとともに前記第2の開口部から遠ざかるほど流路断面積が狭くなりながら前記第2のフィンの並設方向に延びる第2の流路と、前記複数の第1のフィン及び前記複数の第2のフィンによって前記並設方向に間隔を置いて区画され、前記第1の流路と前記第2の流路とを連通する複数の連通路とを含むことを特徴とする冷却器。 - 前記第1の流路と前記第2のフィンとは直接対向し、前記第2の流路と前記第1のフィンとは直接対向することを特徴とする請求項1に記載の冷却器。
- 前記複数の第1のフィンは前記第1の流路の一部を形成するとともに、前記第2のフィンは前記第2の流路の一部を形成し、
前記複数の第1のフィンは、前記第1のフィンの並設方向において前記第1の開口部と重なる領域が、前記第1の開口部から遠ざかる位置に配置された第1のフィンほど多くなるようにそれぞれ前記第1板に立設されており、
前記複数の第2のフィンは、前記第2のフィンの並設方向において前記第2の開口部と重なる領域が、前記第2の開口部から遠ざかる位置に配置された第2のフィンほど多くなるようにそれぞれ前記第2板に立設されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の冷却器。 - 前記第1の部材における前記第2の部材に対しての組み合わせ面となる面と、前記第2の部材における前記第1の部材に対しての組み合わせ面となる面との間に、シール層が介在されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の冷却器。
- 前記シール層は、液状ガスケットであることを特徴とする請求項4に記載の冷却器。
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