JP6256280B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、一定速の圧縮機を備えた空気調和機に関するものである。
従来、一定の回転数で回転する一定速の圧縮機を備えた空気調和機では、特許文献1に示すダクト型空気調和機のように、暖房運転時、室内の温度を設定温度に調節するために、以下の制御を行う。室内の温度が設定温度より所定温度高く定められる温度である目標温度にまで上昇したら、圧縮機を停止させる。圧縮機を停止させた後に室内の温度が設定温度より所定温度低く定められる温度、つまり暖房を再運転する運転開始温度以下にまで降下したら、圧縮機を再起動する。これにより、一定速の圧縮機を備えた空気調和機でも室内の温度を設定温度から所定の範囲内の温度で空調できる。
通常、圧縮機は故障を防ぐために、圧縮機から吐出された冷媒の圧力と温度のいずれかが予め決められた値を上回った場合、停止する。なお、圧縮機は、圧縮機を保護するために停止した後に所定時間経過するまで再起動することが出来ない。暖房運転中に圧縮機が停止すると、高温高圧の冷媒が室内熱交換器に流入しないため、室内熱交換器の温度が下がり室内の温度も下がる。
もし、室内の温度が目標温度に到達する前に圧縮機が故障防止により停止した場合、室内の温度が運転開始温度以下にまで降下しても、圧縮機が停止してから所定時間経過しないと、圧縮機を再起動できない。よって、室内の温度を設定温度から所定の範囲内に保つことができず、使用者に不快感を与える問題があった。
特開平10−148383号公報
そこで、上述の問題をなくすために、室内の温度を目標温度にまで上げる暖房運転中に、圧縮機から吐出された冷媒の圧力と温度のいずれかが、故障防止により停止させる冷媒の圧力と温度である停止圧力および停止温度よりも低い予め決められた保護圧力または保護温度を上回った場合、室外ファンを止める方法がある。この方法では、室外ファンを止めることで、室外空気(以下、外気と記載)が室外熱交換器と熱交換されず、冷媒が外気から吸熱しにくくなり、圧縮機に吸入される冷媒の温度および圧力が下がる。よって、圧縮機から吐出される冷媒の温度および圧力も下がり、圧縮機の運転停止を回避することができる。しかし、この方法でも、圧縮機から吐出される冷媒の温度および圧力を下げるには不十分であった。そのため、圧縮機より吐出された冷媒の温度と圧力のいずれかが保護温度または保護圧力を上回り、圧縮機が停止する。よって、室内の温度を設定温度から所定の範囲内の温度に保つことができず、使用者に不快感を与える問題があった。
そこで、本発明は、暖房運転中に室温を目標温度にまで上げるために、一定速の圧縮機を停止させることなく、圧縮機から吐出される冷媒の温度および圧力を下げることを目的としたものである。
上記目的を達成するために、本発明は、一定速の圧縮機、室外熱交換器および室外送風機を備えた室外ユニットと、室内熱交換器、室内送風機を備えた室内ユニットとを冷媒配管により接続して冷凍サイクルを形成した空気調和機において、室内ユニット内に、外気を取り込む外気取込口と、外気取込口に設けられ、外気の取り込みや遮断を行うダンパと、外気温を検出する外気温センサと、室温を検出する室温センサと、室内熱交換器の温度を検出する室内熱交温度センサと、上記各構成を制御する制御部とを備え、暖房運転時に、室温が暖房運転時に設定される設定温度より所定温度高く定められる温度である目標温度よりも低く、室内熱交換器の温度が圧縮機の故障防止により予め記憶された上限温度よりも高くなった時、制御部が、外気温センサより取得した外気温と、室温センサより取得した室温を比較し、温度が低い方の空気を室内ユニット内に導入できるよう、ダンパを制御する。
また、外気温が室温よりも低い場合、制御部は、ダンパを開けて、外気を導入させ、外気温が室温よりも高い場合、制御部は、ダンパを閉じて、外気を遮断する。
本発明の空気調和機は、外気と室内空気のうち温度が低い方の空気と室内熱交換器内を流通する冷媒を熱交換させることで、冷媒を冷やし、圧縮機に吸入される冷媒の温度を下げることで、圧縮機から吐出される冷媒の圧力を下げることができるものである。これにより、暖房運転中に一定速の圧縮機を停止させることなく室温を目標温度にまで上げることが出来る。
本発明における空気調和機の室内機を示した図である。 本発明における空気調和機の冷凍サイクルを示した図である。 本発明における空気調和機の制御を示したフローチャートである。 本発明における別実施例の空気調和機の室内機を示した図である。
本発明に係わる空気調和機は、屋外に設置された室外機200と、空調室内に設置される室内機100とが冷媒配管を介して接続されて冷凍サイクル1を構成する。図1(a)は空調室の天井内に取り付けられる室内機100と、空調室の空気を室内機100にまで導く吸込ダクト300と、室内機100で調和された調和空気を空調室にまで導く吹出ダクト400を示した正面図であり、図1(b)は室内機100と、吸込ダクト300と、吹出ダクト400を示した上面図である。図2は本発明に係わる空気調和機の冷凍サイクル1を示した図である。室内機100は、図1に示すように、横長の直方体状に形成された筐体からなり、筐体の前後には吸込ダクト300と吹出ダクト400が接続される。また、室内機100には室外の空気(以下、外気と記載)を取り入れるために、外気ダクト310が室内機の吸込みダクト300と接続される側にある外気取込口120に接続される。この外気ダクト310は吸込ダクト300と外気取込口120で接続され、外気取込口120には、ダンパである切替ダンパ311が設けられている。この切替ダンパ311を開閉することで、外気ダクト310より外気を室内機100内に導入する、または外気を遮断するかを選択することが出来る。なお、この切替ダンパ311を用いて、外気ダクト310から流入する外気の量と、吸込ダクト300から流入する室内空気の量を調整できるようにしても良い。また、この切替ダンパ311は図示しないモータによって開閉されている。なお、黒塗りの矢印は空気の流れを示したものである。
室外機200には、図2に示すように、圧縮機201と四方弁202と室外熱交換器203と室外ファン204と膨張弁205が設けられている。圧縮機201は低温低圧の冷媒を吸入して圧縮し、高温高圧の冷媒を吐出するものである。本発明の圧縮機201は一定速型であり、圧縮機201内にある図示しないモータの回転数は予め決められた一定の回転数である。また、圧縮機201の故障を防止するために、圧縮機201から吐出された冷媒の温度または圧力が所定の値以上になった場合、圧縮機201は自動的に停止する。四方弁202は冷凍サイクル1の運転状態を暖房運転と冷房運転に切替えるものである。四方弁202を切り替えることで、冷房運転時は、圧縮機201の吐出側と室外熱交換器203を接続し、後述する室内熱交換器102と圧縮機201の吸入側を接続し、暖房運転時は、圧縮機201の吐出側と後述する室内熱交換器102を接続し、室外熱交換器203と圧縮機201の吸入側を接続させる。室外熱交換器203は冷媒配管を介して四方弁202や室内機100と接続する。室外熱交換器203に冷媒が流入すると、冷媒は外気と熱交換する。熱交換された外気は室外ファン204によって、室外機200の外に排出される。膨張弁205は通過する冷媒の圧力を下げるものであり、冷房運転時は室外熱交換器203を通過した高圧の冷媒を低圧に減圧し、暖房運転時は後述する室内熱交換器102を通過した高圧の冷媒を低圧に減圧する。さらに、室外機200の室外熱交換器203の近傍には、外気の温度を検出する外気温センサ210が設けられている。
室内機100には、図2に示すように、室内熱交換器101と室内ファン102と室内熱交換センサ103が設置されている。室内熱交換器101は冷媒配管を介して室外機200にある膨張弁205と四方弁202に接続される。室内熱交換器101に冷媒が流入すると、冷媒は吸込ダクト300と外気ダクト310を通過した空気と熱交換し、熱交換された空気は調和空気となる。室内熱交換器101で生成された調和空気は室内ファン102によって、吹出ダクト400を通って、空調室内に吹出される。また、室内熱交換器101には室内熱交換器101の温度を検出する室内熱交温度センサ103が設けられている。さらに、室内機100は、室内空気の温度(以下、室温と記載)を検出する室温センサ110を備えている。室温センサ110は室内機100とワイヤーで接続されているリモコン111内に設けられている。なお、室内機100とリモコン111はワイヤレスで接続されていても良い。
また、本発明の空気調和機には、上述の構成を制御する制御部500が設けられている。この制御部500には、圧縮機201より吐出された冷媒の圧力が保護圧力に達した時の室内熱交換器101の温度を上限温度として予め記憶している。なお、この上限温度は圧縮機201の保護圧力を基にモリエル線図から導くことが出来る。また、制御部500で、室内熱交温度センサ103の温度や、外気温センサ210の温度、室温センサ110の温度を基に、後述する切替ダンパ311の開閉を制御する。
次に、前述のように構成された冷凍サイクル1における冷房運転と暖房運転の動作について、図2を基に以下に説明する。
初めに、冷房運転時の冷凍サイクル1の動作について説明する。なお、実線の矢印は冷房運転時の冷媒の流れを示したものである。まず、リモコン111の指示により制御部500は冷房運転を開始する。圧縮機201は低温低圧の冷媒を吸入して圧縮し、高温高圧の冷媒を吐出する。吐出された高温高圧の冷媒は冷媒配管を通って四方弁202を介し、室外熱交換器203に流入する。室外熱交換器203に流入した冷媒は外気と熱交換して放熱し、室外熱交換器203から流出する。室外熱交換器203から流出した冷媒は冷媒配管を通って、膨張弁205に流入する。膨張弁205に流入した冷媒は減圧される。減圧された冷媒は、冷媒配管を通って、室外機200から流出する。室外機200から流出した冷媒は冷媒配管を通って室内機100に流入する。室内機100に流入した冷媒は冷媒配管を通って、室内熱交換器101に流入する。室内熱交換器101に流入した冷媒は室内熱交換器101を通過した空気を冷却し、室内熱交換器101から流出する。室内熱交換器101から流出した冷媒は、冷媒配管を通って室内機100から流出する。室内機100から流出した冷媒は、冷媒配管を通って室外機200に流入する。室外機200に流入した冷媒は冷媒配管を通って四方弁202を介し、圧縮機201に戻る。これにより、空調室内の空気を冷却することができる。
次に、暖房運転時の冷凍サイクル1の動作について説明する。なお、点線の矢印は暖房運転時の冷媒の流れを示したものである。まず、リモコン111の指示により制御部500は暖房運転を開始する。圧縮機201は低温低圧の冷媒を吸入して圧縮し、高温高圧の冷媒を吐出する。吐出された高温高圧の冷媒は冷媒配管を通って四方弁202を介し、室外機200から流出する。室外機200から流出した冷媒は冷媒配管を通って室内機100に流入する。室内機100に流入した冷媒は冷媒配管を通って、室内熱交換器101に流入する。室内熱交換器101に流入した冷媒は室内熱交換器101を通過した空気を加熱し、室内熱交換器101から流出する。室内熱交換器101から流出した冷媒は、冷媒配管を通って室内機100から流出する。室内機100から流出した冷媒は、冷媒配管を通って室外機200に流入する。室外機200に流入した冷媒は冷媒配管を通って、膨張弁205に流入する。膨張弁205に流入した冷媒は減圧される。減圧された冷媒は、冷媒配管を通って室外熱交換器203に流入する。室外熱交換器203に流入した冷媒は外気と熱交換して吸熱し、室外熱交換器203から流出する。室外熱交換器203から流出した冷媒は冷媒配管を通って四方弁202を介し、圧縮機201に戻る。これにより、空調室内の空気を加熱することができる。
次に、暖房運転時に、室温が設定温度よりも高い温度である目標温度に到達する前に、圧縮機201から吐出される冷媒の圧力が予め決められた保護圧力に到達したと制御部500が判断し、切替ダンパ311を開閉する制御について、図3のフローチャートを基に説明する。
制御部500は、リモコン111から暖房運転を開始する信号を受信すると、外気温センサ210より外気温を取得する(S1)。次に、制御部500は、室温センサ110より室温を取得する(S2)。そして、制御部500は、取得した外気温と室温を比較し、外気温が室温よりも低いか否かを判断する(S3)。もし、外気温が室温よりも低い場合(S3−Yes)は、制御部500は切替ダンパ311を閉じるよう制御する(S4)。もし、外気温が室温以上の場合(S3−No)は、制御部500は切替ダンパ311を開けるよう制御する(S5)。そして、制御部500は圧縮機201を起動させ(S6)、暖房運転を開始する。
次に、制御部500は、室内熱交温度センサ103で検出した室内熱交換器101の温度(以下、室内熱交温度と記載)を取得する(S7)。制御部500は取得した室内熱交温度が圧縮機201の故障防止として予め決められた上限温度よりも低いか否かを判断する(S8)。
S8で、もし、算出した冷媒の温度が上限温度よりも低い場合(S8−Yes)は、制御部500は室温センサ110より室温を取得する(S9)。そして、取得した室温と目標温度を比較し、室温が目標温度よりも低いか否かを判断する(S10)。もし、室温が目標温度よりも低い場合(S10−Yes)は、S7に戻る。もし、室温が目標温度以上の場合(S10−No)は、制御部500は圧縮機201を停止させる(S11)。次に、制御部500は室温センサ110より室温を取得する(S12)。そして、取得した室温が暖房を再運転する運転開始温度よりも低いか否かを判断する(S13)。もし、室温が運転開始温度よりも低い場合(S13−Yes)は、S6に戻る(S14)。もし、室温が運転開始温度以上の場合(S13−No)は、S12に戻る。
S8で、もし、算出した冷媒の温度が上限温度よりも高い場合(S8−No)は、制御部500は外気温センサ210より外気温を取得する(S15)。次に、制御部500は室温センサ110より室温を取得する(S16)。そして、制御部500は、取得した外気温と室温を比較し、外気温が室温よりも低いか否かを判断する(S17)。
S17で、もし、外気温が室温よりも低い場合(S17−Yes)は、制御部500は、内部に記憶している切替ダンパ311の開閉されている度合い(以下、開閉度と記載)を再度取得し(S18)、取得した切替ダンパ311の開閉度が全開になっているか否かを判断する(S20)。もし、切替ダンパ311の開閉度が全開でなかった場合(S20−No)は、制御部500は切替ダンパ311の開閉度を大きくし(S22)、開閉度を記憶した後S7に戻る。もし、切替ダンパ311の開閉度が全開であった場合(S20−Yes)は、制御部500は圧縮機201を停止させる(S21)。次に、制御部500は、室内熱交温度センサ103より室内熱交温度を取得する(S23)。制御部500は取得した室内熱交温度が上限温度より低いか否かを判断する(S24)。もし、算出した冷媒の温度が上限温度以上の場合(S24−No)は、S23に戻る。もし、算出した冷媒の温度が上限温度よりも低い場合(S24−Yes)は、制御部500は室温センサ110より室温を取得する(S25)。そして、制御部500は、取得した室温が運転開始温度よりも低いか否かを判断する(S26)。もし、室温が運転開始温度よりも低い場合(S26−Yes)は、S6に戻る(S27)。もし、室温が運転開始温度以上の場合(S26−No)は、S25に戻る。
S17で、もし、外気温が室温以上の場合(S17−No)は、制御部500は、内部に記憶している切替ダンパ311の開閉度を再度取得し(S19)、取得した切替ダンパ311の開閉度が全閉になっているか否かを判断する(S28)。もし、切替ダンパ311の開閉度が全閉でなかった場合(S28−No)は、制御部500は切替ダンパ311の開閉度を小さくし(S30)、開閉度を記憶した後S7に戻る。もし、切替ダンパ311の開閉度が全閉であった場合(S28−Yes)は、制御部500は圧縮機201を停止させる(S29)。次に、制御部500は、室内熱交温度センサ103より室内熱交温度を取得する(S31)。制御部500は取得した室内熱交温度が上限温度より低いか否かを判断する(S32)。もし、算出した冷媒の温度が上限温度以上の場合(S32−No)は、S31に戻る。もし、算出した冷媒の温度が上限温度よりも低い場合(S32−Yes)は、制御部500は室温センサ110より室温を取得する(S33)。そして、制御部500は、取得した室温が運転開始温度よりも低いか否かを判断する(S34)。もし、室温が運転開始温度よりも低い場合(S34−Yes)は、S6に進む(S35)。もし、室温が運転開始温度以上の場合(S34−No)は、S33に戻る。
以上の制御により、外気と室内空気のうち温度が低い方の空気と冷媒を室内熱交換器101で熱交換させることで、室内熱交換器101内を流通する冷媒を冷却できる。これにより、圧縮機201に吸入される冷媒の温度を下げることができ、圧縮機201から吐出される冷媒の圧力も下げることで、吐出される冷媒の圧力が保護圧力以上となることを防ぐことができる。よって、圧縮機201を止めることなく室温を目標温度にまで上げることができるため、室温を設定温度より所定の範囲内に収めることが出来る。
なお、本実施例では室内熱交換器101の室内熱交温度が保護温度よりも高くなった場合、切替ダンパ311を制御して、外気または、室内空気を取り込んでいるが、本発明はこれに限定したものではなく、室内熱交換器101の室内熱交温度が保護温度よりも高くなった場合に、室外ファン204を停止させる方法を併用しても良い。これにより、圧縮機201に吸入される冷媒の圧力がより一層下がるため、圧縮機201より吐出される冷媒の圧力も下がる。よって、吐出される冷媒の圧力が保護圧力以上となることを防ぐことができる。
さらに、本実施例の空気調和機では、切替ダンパ311が外気ダクト310の出口を開閉するだけであったが、外気ダクト310を開けるときに、切替ダンパ311が吸込ダクト300の通路を遮断して、外気だけを導入し、室内熱交換器101で冷媒と熱交換させても良い。
なお、本実施例ではダクト型の空気調和機を一例に説明したが、本発明はこれに限定したものではない。例えば、図4に示すように、本発明は、天井埋込型の空気調和機に用いることができる。この別実施例について、以下に説明する。室内ファン102と吸込グリル130の間に、室内空気と外気を混合させる外気導入用スペーサー140を設けている。この外気導入用スペーサー140に外気を導入するための導入配管150が外気導入用スペーサー140の側面に接続されている。この外気導入用スペーサー140と導入配管150の接する箇所に、切替ダンパ311が設けられている。この切替ダンパ311を開けることで外気導入用スペーサー140内に外気を導入でき、切替ダンパ311を閉めることで外気導入用スペーサー140内への外気の導入を遮断できる。これにより、上記実施例と同様に、圧縮機201を止めることなく室温を目標温度にまで上げることができるため、室温を設定温度より所定の範囲内に収めることが出来る。
100 室内機
200 室外機
300 吸込ダクト
310 外気ダクト
311 切替ダンパ
400 吹出ダクト

Claims (2)

  1. 一定速の圧縮機、室外熱交換器および室外送風機を備えた室外ユニットと、
    室内熱交換器、室内送風機を備えた室内ユニットとを冷媒配管により接続して冷凍サイクルを形成した空気調和機において、
    前記室内ユニット内に、外気を取り込む外気取込口と、
    前記外気取込口に設けられ、外気の取り込みや遮断を行うダンパと、
    外気温を検出する外気温センサと、
    室温を検出する室温センサと、
    前記室内熱交換器の温度を検出する室内熱交温度センサと、
    上記各構成を制御する制御部とを備え、
    暖房運転時に、室温が暖房運転時に設定される設定温度より所定温度高く定められる温度である目標温度よりも低く、室内熱交換器の温度が圧縮機の故障防止により予め記憶された上限温度よりも高くなった時、
    前記制御部が、前記外気温センサより取得した外気温と、前記室温センサより取得した室温を比較し、
    温度が低い方の空気を前記室内ユニット内に導入できるよう、前記ダンパを制御することを特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1に記載の空気調和機において、
    前記外気温が前記室温よりも低い場合、
    前記制御部は、前記ダンパを開けて、外気を導入させ、
    前記外気温が前記室温よりも高い場合、
    前記制御部は、前記ダンパを閉じて、外気を遮断することを特徴とする空気調和機。
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