JP6256198B2 - 階調制御装置、プリンタ、階調制御方法及び階調制御プログラム - Google Patents

階調制御装置、プリンタ、階調制御方法及び階調制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、プリンタの階調再現特性に関する処理を行う装置等に関する。
一般に、カラーマッチングを行う場合、カラーマッチング用カラーパッチを色校正プリンタと印刷機の双方に入力して出力させ、その出力結果から双方のプロファイルを作成し、両プロファイルを用いて両者のカラーマッチングを行う手法が採用されている。しかしながら、両者の階調が相違しているため、その状態で出力したカラーパッチからプロファイルを作成してカラーマッチングを行っても、階調の相違が要因となって良好なカラーマッチングが行えない。例えば、色校正プリンタはハイライトやシャドーの領域における色再現性が印刷機よりも劣っているため、印刷機の階調と色校正プリンタの階調が合っていない状態でカラーマッチング処理を行っても、両者の色合いを精度良く合わせることは容易ではない。
そうした中、特許文献1には、二つの出力装置間のカラーマッチングを行うカラーマッチング方法において、両出力装置のうちの一方には、一方の階調が他方の階調に合うようにデータを階調補正した階調補正済みデータを入力して出力させ、他方には、データを階調補正することなくそのまま入力して出力させ、該両出力結果に基づいて両出力装置間のカラーマッチングを行う技術が開示されている。
特開2003−274205号公報
一方で、壁紙など淡色で多彩なカラーバリエーションを持つ印刷物のプルーフには、ΔE=1.0を切る高いカラーマッチング精度が要求されるとともに、コスト削減のためにインクジェットプリンタやサーマルプリンタをプルーフとして使用することが求められている。しかしながら、特許文献1に記載された技術では、こうした高精度でのカラーマッチングは難しく、インクジェットプリンタやサーマルプリンタ等のプリンタをプルーフとして使用することは難しいと考えられる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その課題の一例は、色空間において淡色領域など所定領域に限定される色について高精度のカラーマッチングを実現することができる階調制御装置等を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、入力画像の色再現範囲を特定する入力画像色再現範囲特定手段と、プリンタの色再現範囲を特定するプリンタ色再現範囲特定手段と、前記入力画像色再現範囲特定手段が特定した色再現範囲と、前記プリンタ色再現範囲特定手段が特定した色再現範囲に基づいて、印刷時に使用するCMYK値の上限値及び下限値を決定する決定手段と、前記決定手段が決定した上限値及び下限値の範囲内で、入力画像の階調を表すCMYK値毎に出力画像の階調を表すCMYK値を割り当てる割当手段と、を備え、前記出力画像の階調を表すCMYK値を表現する最大ビット数は、前記入力画像の階調を表すCMYK値を表現する最大ビット数よりも大きいことを特徴とする。
当該発明によれば、印刷に使用する色空間内の所定領域についてのみ入力画像の階調を表すCMYK値毎に出力画像の階調を表すCMYK値の割り当てを行い、印刷に使用しない所定領域以外の領域について割り当てを行わないことから、所定領域において細かくCMYK値の割り当てを行うことができる。また、出力画像の階調を表すCMYK値を表現する最大ビット数は、入力画像の階調を表すCMYK値を表現する最大ビット数よりも大きいことから、入力画像の階調を表すCMYK値に対して、より高精度の出力画像の階調を表すCMYK値を割り当てることができる。これによって、色空間における所定領域に限定される色について高精度のカラーマッチングを実現することができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の階調制御装置であって、前記決定手段は、前記入力画像色再現範囲特定手段が特定した色再現範囲を3次元空間で表した入力画像色再現範囲立体が、前記プリンタ色再現範囲特定手段が特定した色再現範囲を3次元空間で表したプリンタ色再現範囲立体を飛び出ない範囲内で、前記上限値及び下限値の範囲を狭めていくことにより、前記上限値及び下限値の範囲を決定することを特徴とする。
当該発明によれば、CMYK値の割り当てを行う範囲を、プリンタの色再現が可能な範囲に設定することができ、色変換を行うことにより、プリンタで色再現できない部分が存在してしまうことを回避することができる。
更に、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の階調制御装置であって、前記割当手段は、前記入力画像の階調を表すCMYK値毎に出力画像の階調を表すCMYK値を割り当てたLUTを作成することを特徴とする。
当該発明によれば、印刷時にLUTを参照するようにすることにより、印刷を行う度に、入力画像の階調を表すCMYK値毎に出力画像の階調を表すCMYK値を割り当てる必要がなくなる。
更にまた、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の階調制御装置であって、前記割当手段による割当結果に基づいて、印刷対象として入力された印刷対象画像のCMYK値を出力画像のCMYK値に変換することにより前記プリンタが前記印刷対象画像を印刷するための制御信号を生成するプリンタ制御信号生成手段、を更に備えることを特徴とする。
当該発明によれば、出力画像のCMYK値に基づいて適切にインクを吐出することができるプリンタを使用することで、高精度の色変換効果を的確に反映させた印刷を行うことができる。
更にまた、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の階調制御装置を備えるプリンタであって、前記プリンタ制御信号生成手段が生成した制御信号に基づいて、プリンタヘッドからインキを吐出して印刷を行う印刷手段、を備えるプリンタ。
更にまた、請求項6に記載の発明は、入力画像の色再現範囲を特定する入力画像色再現範囲特定工程と、プリンタの色再現範囲を特定するプリンタ色再現範囲特定工程と、前記入力画像色再現範囲特定工程が特定した色再現範囲と、前記プリンタ色再現範囲特定工程が特定した色再現範囲に基づいて、前記入力画像の階調を表すCMYK値の上限値及び下限値を決定する決定工程と、前記決定工程が決定した上限値及び下限値の範囲内で、入力画像の階調を表すCMYK値毎に出力画像の階調を表すCMYK値を割り当てる割当工程と、を含み、前記出力画像の階調を表すCMYK値を表現する最大ビット数は、前記入力画像の階調を表すCMYK値を表現する最大ビット数よりも大きいことを特徴とする。
更にまた、請求項7に記載の発明は、コンピュータを、入力画像の色再現範囲を特定する入力画像色再現範囲特定手段、プリンタの色再現範囲を特定するプリンタ色再現範囲特定手段、前記入力画像色再現範囲特定手段が特定した色再現範囲と、前記プリンタ色再現範囲特定手段が特定した色再現範囲に基づいて、前記入力画像の階調を表すCMYK値の上限値及び下限値を決定する決定手段、前記決定手段が決定した上限値及び下限値の範囲内で、入力画像の階調を表すCMYK値毎に出力画像の階調を表すCMYK値を割り当てる割当手段、として機能させ、前記出力画像の階調を表すCMYK値を表現する最大ビット数は、前記入力画像の階調を表すCMYK値を表現する最大ビット数よりも大きいことを特徴とする。
本発明によれば、印刷に使用する色空間内の所定領域についてのみ入力画像の階調を表すCMYK値毎に出力画像の階調を表すCMYK値の割り当てを行い、印刷に使用しない所定領域以外の領域について割り当てを行わないことから、所定領域において細かくCMYK値の割り当てを行うことができる。また、出力画像の階調を表すCMYK値を表現する最大ビット数は、入力画像の階調を表すCMYK値を表現する最大ビット数よりも大きいことから、入力画像の階調を表すCMYK値に対して、より高精度の出力画像の階調を表すCMYK値を割り当てることができる。これによって、色空間における所定領域に限定される色について高精度のカラーマッチングを実現することができる。
インキ吐出量を制限しない場合における壁紙とプリンタの色再現範囲の一例を示す図である。 インキ吐出量を制限しない場合におけるL*とCMYK値の関係の一例を示す図である。 インキ吐出量を制限した場合における壁紙とプリンタの色再現範囲の一例を示す図である。 一般的なLUTの一例を示す図である。 インキ吐出量を制限した場合におけるLUTの一例を示す図である。 一例であるトーンカーブの一部分を示す図(入力:256階調、出力:256階調)である。 一例であるトーンカーブの一部分を示す図(入力:256階調、出力:1024階調)である。 インキ吐出量を制限した場合におけるL*とCMYK値の関係の一例を示す図である。 印刷システムSの構成例を示すブロック図である。 制御部11によるLUT作成処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、壁紙の素材であるオレフィンフィルムにインクジェットプリンタを用いて色や模様を印刷することにより、壁紙を生成する印刷システムについて本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.印刷システムの概要]
図1は、インクジェットプリンタの色再現範囲と壁紙の色再現範囲を比較したものである。壁紙の色再現範囲は、市場に流通する代表的な壁紙の測色値を分析して決定した。大多数の壁紙の色再現範囲は、明度L*は90以上、a*,b*は±10以内である。インクジェットプリンタと壁紙の色再現範囲を比較すると、インクジェットプリンタの色再現範囲のうち、極めて狭い領域しか使用されていないことがわかる。
図2は、淡色印刷物のプルーフをインクジェットプリンタで出力した際の明度方向の有効階調数を計算で求めたものである。L*a*b*値を、(90.0, 0.0, 0.0)から(100.0, 0.0, 0.0)まで変化させたときに、そのL*a*b*を再現するためのCMYK値を、L*値の0.1間隔でインクジェットプリンタのプリンタプロファイルを使用して計算した。CMYの階調数はそれぞれ、256階調中19、24、22であった。Kは、この明度領域では常に0なので分析から除外した。この結果は、彩度、色相を変化させずに明度を変化させたい場合、実質20階調程度しか階調が無く、L*値を0.5ずつしか変化させられないことを示しており、グラフの形状からも、階段状にCMY値が変化していることが分かる。したがって、一般的なICCプロファイルを使用したカラーマッチングを適用するだけでは、プリンタの変動や測色器の誤差を考慮すると、インクジェットプリンタをプルーフとして使用するのは困難と考えられる。
そこで、本実施形態の印刷システムでは、壁紙の色再現範囲がインクジェットプリンタの色再現範囲のうち、極めて狭い限定された領域しか使用されていないことに鑑みて、色再現範囲がインクジェットプリンタの色再現範囲の限られた領域となる壁紙のような入力画像については、入力画像と、インクジェットプリンタのプリンタヘッドに対する制御信号を生成するための出力画像とを対応付ける色空間を所定領域に限定することとした。そして、この限定された所定領域において、入力画像の階調を表すCMYK値毎に出力画像の階調を表すCMYK値を割り当てる。これにより、出力画像の有効階調数を増やすことができる。
入力画像と出力画像とを対応付ける色空間の領域を限定する方法は次の通りである。
(1)カラーマッチングの対象とする印刷物の色再現範囲を調べる。
(2)インクジェットプリンタの色再現範囲を調べる。
(3)印刷物の色再現範囲がプリンタの色再現範囲を超えないようにインク吐出量を変化させながら、プリンタの色再現範囲を狭めていく。
この方法では、印刷物の色再現範囲を3次元空間(L*a*b*色空間)で表した印刷物色再現範囲立体が、プリンタの色再現範囲を3次元空間(L*a*b*色空間)で表したプリンタ色再現範囲立体を飛び出ない範囲内で、インキ吐出量の上限値及び下限値の範囲(L*a*b*値に対応するCMYK値の上限値及び下限値の範囲)を狭めていくことにより、プリンタ色再現範囲立体を小さくしていく。そして、印刷物色再現範囲立体がプリンタ色再現範囲立体を飛び出ない範囲に収まるように、インキ吐出量の上限値及び下限値を決定する。なお、インク吐出量を変化させる場合には、CMY(淡色である壁紙を印刷する本実施形態ではKは使用しないため、ここではKを除く)のインキ吐出量を一律に所定%ずつ(例えば、10%ずつ)変化させていく。本実施形態では、淡色印刷を行うので、CMYのインキ吐出量を、濃色部を除くように、例えば、50%から10%ずつ一律に減らしていくこととする。
図3は、インク吐出量を0%から30%の範囲に制限した場合の色再現範囲と、壁紙の色再現範囲を比較したものである。図1と比較して、プリンタの色再現範囲が狭くなったことにより、淡色印刷物用プルーフで使用される領域の割合が増加したことがわかる。
次に、インキ吐出量の上限値及び下限値から求められるCMYK値の範囲に基づいて、8ビット(256階調)のCMYK値で表現される入力画像を、10ビット(1024階調)のCMYK値で表現する出力画像に変換する際に参照するLUT(Lookup Table)を作成する。このとき、入力画像に対応する格子点をインキ吐出量の上限値及び下限値から求められるCMYK値の範囲内の点に限定することにより所定領域内の格子点数を増やして、当該格子点毎に、対応する出力画像のCMYK値を規定する。
インキ吐出量の上限値及び下限値から求められるCMYK値の範囲に入力画像に対応する格子点を限定しない場合、従来の一般的なLUT作成方法では、図4に示すように、入力画像のC値、M値、Y値、K値についてそれぞれ「0」から「255」までの値をまんべんなく網羅するように「16」ずつ変化させた格子点分(すなわち、17^4個分)のLUTa121を作成することとなる。一方、本実施形態のように印刷物の色再現範囲が淡色部分に限定されており、インキ吐出量の上限値及び下限値から求められるCMYK値の範囲に入力画像に対応する格子点を、例えば、CMY値を一律に「0」から「40」に限定する場合には、図5に示すように、入力画像のC値、M値、Y値をそれぞれ「0」から「40」までの値をまんべんなく網羅するように「1」ずつ変化させた格子点分(すなわち、40^3個分)のLUTb122を作成することができる。ここで、LUTを参照して入力画像のCMYK値(5,20,22,0)から出力画像のCMYK値を求める場合について考えると、LUTa121を参照する場合、該当する格子点が規定されていないので補間演算により入力画像に対応する出力画像のCMYK値を算出して求めることとなり適切なCMYK値を求めることができない場合がある。一方、LUTb122を参照する場合、該当する格子点が規定されているため、LUTb122から直接的に入力画像に対応する出力画像のCMYK値を求めることができる。つまり、限定された所定領域内の格子点数を増やしたLUTb122を採用することにより、当該所定領域内において高精度のカラーマッチングを実現することができる。なお、LUTにおける格子点の間隔は均等にすることが好ましい。なぜなら、格子点の間隔を例えば色再現範囲に応じて異ならせると、LUTを参照して計算する際の計算量が増加するからである。
また、LUTb122は、8ビット(256階調)のCMYKで表現される入力画像を、10ビット(1024階調)のCMYKで表現する出力画像に変換するためのテーブルであるため、高精度のカラーマッチングを実現することができる。ここで、8ビット(256階調)のCMYKで表現される入力画像を8ビット(256階調)のCMYKで表現される出力画像に変換するLUT(図示しない)と、8ビット(256階調)のCMYKで表現される入力画像を10ビット(1024階調)のCMYKで表現する出力画像に変換するLUTb122について比較する。
図6及び図7は、入力画像のC値に対して出力画像のC値を示すトーンカーブの一例の一部(入力画像のC値が「15」から「18」である部分)を抜き出した図である。トーンカーブは、入力画像のC値に対する理想的な出力画像のC値の一例を規定したものである。
図6は、入力画像のC値及び出力画像のC値を8ビット(256階調)で表現している図である。一方、図7は、入力画像のC値を8ビット(256階調)で表現し、出力画像のC値を10ビット(1024階調)で表現している図であり、LUTb122に対応している。なお、ここでは、C値についてのみ説明するがM値、Y値についても同様であるので説明を省略する。
図6では、入力画像のC値が「15」から「18」である付近において、出力画像のC値は「14」から「17」程度となっている。入力画像のC値「15」の理想的な出力画像のC値は「14」でも「15」でもないが、出力画像のC値は256階調であるため「14」又は「15」より細かい単位での値を割り当てることができず、仕方なく、入力画像のC値「15」に対して出力画像のC値「15」を割り当てている。入力画像のC値「16」についても同様に、理想的な出力画像のC値は「15」でも「16」でもないが、より近い値である「15」を割り当てている。
一方、図7では、出力画像のC値は1024階調であるため、入力画像のC値が「15」から「18」である付近において、出力画像のC値は「56」から「68」程度である。これにより、256階調である場合よりもより細かく値を割り当てることができるようになる。つまり、図6では高精度に割り当てることのできなかった入力画像のC値「15」に対して出力画像のC値「59」を割り当てることができるようになる。同様に、入力画像のC値「16」に出力画像のC値「61」を割り当てることができ、入力画像のC値「18」に出力画像のC値「65」を割り当てることができる。なお、横軸の入力画像のC値について( )内に示した値は256階調での値である。
このように、LUTb122では、出力画像の階調を入力画像の階調よりも増加させていることから、256階調を256階調に変換するLUTを参照する場合よりも高精度に階調値を割り当てることができる。また、LUTb122を用いて補間演算を行う場合についても階調が増加しているため、256階調を256階調に変換するLUTを参照する場合よりも演算精度が向上する。なお、LUTb122を作成する場合には、入力画像のCMY値に対応する出力画像のCMY値を、所定のトーンカーブに基づいて、割り当てて作成する。
図8は、淡色印刷物のプルーフをインク吐出量を0%から30%に制限した場合について作成したLUTを参照してインクジェットプリンタで出力した際の明度方向の有効階調数を、図2と同様の方法で計算したものである。CMYの階調数はそれぞれ、256階調中39、54、47に増加した。これは、彩度、色相を変化させずに明度を変化させたい場合、階調数は50%増の40階調程度となり、L*値は0.25間隔で変化させられることを示している。グラフの形状も、図2と比較して階段のステップが小さくなっていることがわかる。また、実際に2種類の壁紙に対してプルーフを出力したところ、吐出量制限無しでは目標色との平均色差ΔE<1.0を達成するのが困難であったが、吐出量30%制限では平均ΔE=0.77でカラーマッチングすることができた。
[2.印刷システムSの構成]
次に、図9を用いて本実施形態における印刷システムSの構成について説明する。印刷システムSは、PC(Personal Computer)1、インクジェットプリンタ2及び分光測色器900を含んで構成される。
PC1は、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、表示部14と、操作部15とを含んでいる。
記憶部12は、例えば、ハードディスクドライブ等により構成されており、オペレーティングシステムや、LUTを作成するためのプログラム、プリンタドライバ等、各種プログラムを記憶する。各種プログラムは、例えば、他のサーバ装置等からネットワークを介して取得されるようにしても良いし、記録媒体に記録されてドライブ装置を介して読み込まれるようにしても良い。また、記憶部12は、LUTや印刷対象である画像を記憶する。なお、プリンタドライバはLUTを適宜参照して、印刷対象の画像のCMYK値を出力画像のCMYK値に色変換を行い、当該出力画像のCMYK値に基づいて、インクジェットプリンタ2に印刷を実行させるための制御信号を生成する。
通信部13は、他のデバイス等との通信を制御する。本実施形態では、通信部13はインクジェットプリンタ2及び分光測色器900との通信を制御し、分光測色器900から測色値を受け付けたり、インクジェットプリンタ2に対して制御信号を出力したりする。
表示部14は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ等により構成されており、文字や画像等の情報を表示するようになっている。
操作部15は、例えば、キーボード、マウス等により構成されており、オペレータからの操作指示を受け付け、その指示内容を指示信号として制御部11に出力するようになっている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成されている。そして、CPUが、ROMや記憶部12に記憶された各種プログラムを読み出し実行することにより各種機能を実現する。
また、制御部11は、操作部15から印刷開始の指示信号を受信すると、印刷処理を実行する。ここで、印刷処理について説明する。制御部11は、記憶部12に記憶されている印刷対象の画像を取得し、LUTを参照して、画素毎に印刷対象の画像のCMYK値を出力画像のCMYK値に色変換する。このとき、LUTに規定されていないCMYK値については補間演算を行う。次いで、制御部11は、出力画像のCMYK値に基づいて各画素についてハーフトーン処理を実行する。ハーフトーン処理では、出力画像のCMYK値を変換してインク滴の密度を算出する。次いで、制御部11は、算出したインク滴の密度でインキをオレフィンフィルムに付着させるための制御信号を生成する。次いで、制御部11は、制御信号に画像の解像度などの所定の情報を付加して印刷データを生成し、インクジェットプリンタ2に出力する。
分光測色器900は、壁紙や、インクジェットプリンタ2により印刷されたカラーチャートなどの測色対象を測色することにより得られた測色値(L*a*b*値)をPC1に出力する。PC1は、分光測色器900から入力された測色値(L*a*b*値)を記憶部12に記憶させる。
インクジェットプリンタ2は、制御部21と、記憶部22と、通信部23と、プリンタヘッド24と、紙送り部25とを含んでいる。
記憶部22は、例えば、不揮発性メモリ等により構成されており、PC1から受信した印刷データに基づいてプリンタヘッド24及び紙送り部25を制御するための制御プログラムを記憶する。
通信部23は、PC1との通信を制御する。本実施形態では、通信部23はPC1から受信した印刷データを受け付けて、制御部21の制御のもと、制御部21や記憶部23に受け渡す。
プリンタヘッド24は、制御部21の制御のもと、紙送り部25が印刷媒体であるオレフィンフィルムの位置を変位させることと連動して自らの位置も変位して、オレフィンフィルムの適切な位置に適切な量のインキを吹き付ける。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成されている。そして、CPUが、ROMや記憶部22に記憶された各種プログラムを読み出し実行することにより各種機能を実現する。
制御部21は、PC1から受信した印刷データに基づいて印刷を行う。具体的には、制御部21は、出力画像のCMYK値に基づいて生成された制御信号に基づいて、プリンタヘッド24を制御して、CMYK各色インクをオレフィンフィルムに付着させる。
[4.PC1の制御部11によるLUT作成処理]
次に、図10を用いて、制御部11のLUT作成処理の一例について説明する。
まず、制御部11は、インクジェットプリンタ2のインク吐出量の範囲を0%から100%に設定する(ステップS11)。
次に、制御部11は、見本の壁紙に含まれる各色を分光測色器900で測色して得られた測色値(L*a*b*値)を記憶部12から取得する(ステップS12)。なお、分光測色器900で測色して得られた測色値(L*a*b*値)は分光測色器900からPC1に入力され、PC1が測色値(L*a*b*値)を記憶部12に記憶させている(後述するステップS14の処理についても同様)。次いで、制御部11は、ステップS12の処理で取得した壁紙に含まれる各色の測色値(L*a*b*値)をL*a*b*色空間内にプロットすることにより、印刷物色再現範囲立体を形成し、壁紙の色再現範囲を特定する(ステップS13)。
次いで、制御部11は、インクジェットプリンタ2により、ステップS11の処理又は後述するステップS17の処理で設定されたインク吐出量の範囲で印刷された所定のカラーチャートに含まれる各パッチの色を分光測色器900で測色して得られた測色値(L*a*b*値)を記憶部12から取得する(ステップS14)。次いで、制御部11は、ステップS14の処理で取得した各パッチの測色値(L*a*b*値)をL*a*b*色空間内にプロットすることにより、プリンタ色再現範囲立体を形成し、インクジェットプリンタ2の色再現範囲を特定する(ステップS15)。
次に、制御部11は、印刷物色再現範囲立体がプリンタ色再現範囲立体を飛び出ているか否かを判定する(ステップS16)。このとき、制御部11は、印刷物色再現範囲立体がプリンタ色再現範囲立体を飛び出ていないと判定した場合には(ステップS16:NO)、印刷物色再現範囲立体がプリンタ色再現範囲立体を飛び出ない範囲で、プリンタ色再現範囲立体を縮小させるように、インク吐出量を制限し(ステップS17)、ステップS14の処理に移行する。一方、制御部11は、印刷物色再現範囲立体がプリンタ色再現範囲立体を飛び出ていると判定した場合には(ステップS16:YES)、直前のステップS17の処理でインク吐出量を制限する前のインク吐出量に基づいて、インク吐出量の上限値及び下限値を決定する(ステップS18)。ここで、直前のステップS17の処理でインク吐出量を制限する前のインク吐出量に基づいて、インク吐出量の上限値及び下限値を決定する理由は、印刷物色再現範囲立体がプリンタ色再現範囲立体を飛び出ない範囲でインク吐出量を制限するためである。
次に、制御部11は、ステップS18の処理で決定したインク吐出量の上限値及び下限値に対応するCMYK値の上限値及び下限値を決定する(ステップS19)。
次に、制御部11は、ステップS19の処理で決定したCMYK値の上限値及び下限値の範囲内で、LUTにおける入力画像のCMYK値(格子点)を設定する(ステップS20)。なお、LUTにおける格子点の間隔は均等にすることが好ましい。
次に、制御部11は、所定のトーンカーブ(従来、使用されている一般的なトーンカーブであってもよいし、ユーザが作成したトーンカーブであってもよい)に基づいて、ステップS20の処理で設定された入力画像のCMYK値(格子点)毎に、出力画像のCMYK値を設定し(ステップS21)、当該フローチャートに示す処理を終了する。これにより、入力画像のCMYK値(格子点)毎に、出力画像のCMYK値が定まりLUTが完成する。なお、LUTにおいて、出力画像の階調を表すCMYK値を表現する最大ビット数は、入力画像の階調を表すCMYK値を表現する最大ビット数よりも大きいものとする。例えば、入力側を8ビット(256階調)とし、出力側を10ビット(1024階調)とし、制御部11は、所定のトーンカーブに基づいて、入力画像のCMYK値に対応する出力画像のCMYK値を1024階調の中から選択して割り当てる。
以上説明したように、本実施形態のPC1(「階調制御装置」の一例)は、制御部11(「プリンタ色再現範囲特定手段」、「プリンタ色再現範囲特定手段」、「決定手段」、「割当手段」の一例)が、壁紙などの入力画像の色再現範囲とインクジェットプリンタ2の色再現範囲を特定し、これらに基づいて、印刷時に使用するCMYK値の上限値及び下限値を決定し、当該決定した上限値及び下限値の範囲内で、入力画像の階調を表すCMYK値毎に出力画像の階調を表すCMYK値を割り当てる。このとき、出力画像の階調を表すCMYK値を表現する最大ビット数は、入力画像の階調を表すCMYK値を表現する最大ビット数よりも大きいものとする。
したがって、本実施形態のPC1によれば、印刷に使用する色空間内の所定領域についてのみ入力画像の階調を表すCMYK値毎に出力画像の階調を表すCMYK値の割り当てを行い、印刷に使用しない所定領域以外の領域について割り当てを行わないことから、所定領域において細かくCMYK値の割り当てを行うことができる。また、出力画像の階調を表すCMYK値を表現する最大ビット数は、入力画像の階調を表すCMYK値を表現する最大ビット数よりも大きいことから、入力画像の階調を表すCMYK値に対して、より高精度の出力画像の階調を表すCMYK値を割り当てることができる。これによって、色空間における所定領域に限定される色について高精度のカラーマッチングを実現することができる。
また、本実施形態のPC1は、制御部11が、入力画像の色再現範囲を3次元空間で表した印刷物色再現範囲立体(「入力画像色再現範囲立体」の一例)が、インクジェットプリンタ2の色再現範囲を3次元空間で表したプリンタ色再現範囲立体を飛び出ない範囲内で、上限値及び下限値の範囲を狭めていくことにより、上限値及び下限値の範囲を決定する。したがって、本実施形態のPC1によれば、CMYK値の割り当てを行う範囲を、インクジェットプリンタ2の色再現が可能な範囲に設定することができ、色変換を行うことにより、インクジェットプリンタ2で色再現できない部分が存在してしまうことを回避することができる。
更に、本実施形態のPC1は、制御部11が、入力画像の階調を表すCMYK値毎に出力画像の階調を表すCMYK値を割り当てたLUTを作成する。したがって、本実施形態のPC1によれば、印刷時にLUTを参照するようにすることにより、印刷を行う度に、入力画像の階調を表すCMYK値毎に出力画像の階調を表すCMYK値を割り当てる必要がなくなる。
更にまた、本実施形態のPC1は、制御部11(「プリンタ制御信号生成手段」の一例)が、入力画像の階調を表すCMYK値毎に出力画像の階調を表すCMYK値を割り当てた結果に基づいて、印刷対象として入力された印刷対象画像のCMYK値を出力画像のCMYK値に色変換することによりインクジェットプリンタ2が印刷対象画像を印刷するための制御信号を生成する。したがって、本実施形態のPC1によれば、出力画像のCMYK値に基づいて適切にインクを吐出することができるインクジェットプリンタ2を使用することで、高精度の色変換効果を的確に反映させた印刷を行うことができる。
[5.変形例]
次に、上記実施形態の変形例について説明する。なお、以下に説明する変形例は適宜組み合わせることができる。
[5.1.変形例1]
上記実施形態では、色空間内の所定領域が、壁紙の色として広く使用されている淡色部領域である場合について説明したが、所定領域はこれに限られない。すなわち、所定領域は、濃色部領域であってもよいし、また、セピア調の画像や、温黒調の画像、冷黒調の画像など、色再現範囲が所定の色域に限定される画像については、その色域を含む領域とすることができる。
[5.2.変形例2]
上記実施形態では、図10のフローチャートに示す処理をPC1が行う場合について説明したが、これらの処理の全て又はその一部の処理を、インクジェットプリンタ2の制御部21が行うこととしてもよい。この場合、インクジェットプリンタ2の制御部21は、自らが色変換処理を行って生成した制御信号に基づいて、プリンタヘッド24からインキを吐出して印刷を行うこととする。
[5.3.変形例3]
上記実施形態では、LUTをPC1の記憶部12が記憶しておき、制御部11が当該LUTを参照して色変換を行う場合について説明したが、LUTをインクジェットプリンタ2の記憶部22に記憶させておき、インクジェットプリンタ2の制御部21が、PC1から印刷対象の画像とともに印刷命令を受信した場合に、当該印刷対象の画像を記憶部22に記憶されているLUTを参照して色変換を行い、その変換結果に基づいてプリンタヘッド24の動作を制御する制御信号を生成し、印刷を行うこととしてもよい。
S 印刷システムS
1 PC
11 制御部
12 記憶部
13 通信部
14 表示部
15 操作部
2 インクジェットプリンタ
21 制御部
22 記憶部
23 通信部
24 プリンタヘッド
25 紙送り部
900 分光測色器

Claims (7)

  1. 入力画像の色再現範囲を特定する入力画像色再現範囲特定手段と、
    プリンタの色再現範囲を特定するプリンタ色再現範囲特定手段と、
    前記入力画像色再現範囲特定手段が特定した色再現範囲と、前記プリンタ色再現範囲特定手段が特定した色再現範囲に基づいて、印刷時に使用するCMYK値の上限値及び下限値を決定する決定手段と、
    前記決定手段が決定した上限値及び下限値の範囲内で、入力画像の階調を表すCMYK値毎に出力画像の階調を表すCMYK値を割り当てる割当手段と、
    を備え、
    前記出力画像の階調を表すCMYK値を表現する最大ビット数は、前記入力画像の階調を表すCMYK値を表現する最大ビット数よりも大きいことを特徴とする階調制御装置。
  2. 請求項1に記載の階調制御装置であって、
    前記決定手段は、前記入力画像色再現範囲特定手段が特定した色再現範囲を3次元空間で表した入力画像色再現範囲立体が、前記プリンタ色再現範囲特定手段が特定した色再現範囲を3次元空間で表したプリンタ色再現範囲立体を飛び出ない範囲内で、前記上限値及び下限値の範囲を狭めていくことにより、前記上限値及び下限値の範囲を決定することを特徴とする階調制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の階調制御装置であって、
    前記割当手段は、前記入力画像の階調を表すCMYK値毎に出力画像の階調を表すCMYK値を割り当てたLUTを作成することを特徴とする階調制御装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の階調制御装置であって、
    前記割当手段による割当結果に基づいて、印刷対象として入力された印刷対象画像のCMYK値を出力画像のCMYK値に変換することにより前記プリンタが前記印刷対象画像を印刷するための制御信号を生成するプリンタ制御信号生成手段、
    を更に備えることを特徴とする階調制御装置。
  5. 請求項4に記載の階調制御装置を備えるプリンタであって、
    前記プリンタ制御信号生成手段が生成した制御信号に基づいて、プリンタヘッドからインキを吐出して印刷を行う印刷手段、
    を備えるプリンタ。
  6. 入力画像の色再現範囲を特定する入力画像色再現範囲特定工程と、
    プリンタの色再現範囲を特定するプリンタ色再現範囲特定工程と、
    前記入力画像色再現範囲特定工程が特定した色再現範囲と、前記プリンタ色再現範囲特定工程が特定した色再現範囲に基づいて、前記入力画像の階調を表すCMYK値の上限値及び下限値を決定する決定工程と、
    前記決定工程が決定した上限値及び下限値の範囲内で、入力画像の階調を表すCMYK値毎に出力画像の階調を表すCMYK値を割り当てる割当工程と、
    を含み、
    前記出力画像の階調を表すCMYK値を表現する最大ビット数は、前記入力画像の階調を表すCMYK値を表現する最大ビット数よりも大きいことを特徴とする階調制御方法。
  7. コンピュータを、
    入力画像の色再現範囲を特定する入力画像色再現範囲特定手段、
    プリンタの色再現範囲を特定するプリンタ色再現範囲特定手段、
    前記入力画像色再現範囲特定手段が特定した色再現範囲と、前記プリンタ色再現範囲特定手段が特定した色再現範囲に基づいて、前記入力画像の階調を表すCMYK値の上限値及び下限値を決定する決定手段、
    前記決定手段が決定した上限値及び下限値の範囲内で、入力画像の階調を表すCMYK値毎に出力画像の階調を表すCMYK値を割り当てる割当手段、
    として機能させ、
    前記出力画像の階調を表すCMYK値を表現する最大ビット数は、前記入力画像の階調を表すCMYK値を表現する最大ビット数よりも大きいことを特徴とする階調制御プログラム。
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