JP6255779B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、物品を収納・陳列する棚やケースに設けられたり、店頭のショーウインドゥや建屋の天井面・壁面等に設けられて、前記物品を照明する照明装置に関する。
従来、物品を陳列する棚やケースの照明は、スポットライトが主流であり、棚全体を明るく照らすことができないという問題があった。また、前記スポットライトに変えて例えば低電圧で駆動する蛍光灯のような照明器具で棚全体を照明することも行われているが、照明器具自体が大きく、せっかくの陳列範囲を狭めてしまうという問題点があるほか、照明器具が目立つという問題があった。特に、オープン形式の陳列棚の他にガラスショーケースのような美観を重要視する陳列棚には不向きであった。
かかる問題点を解決するために、本発明の発明者は、棚やケースに設けられ、棚板を受ける棚受金具等に載置するだけで複数の発光体(LED)を点灯させることのできる照明器具を提案した(特許文献1,2参照)。
特開2012−134040号公報 特開2012−40334号公報
上記した先の出願の照明器具は、従来の陳列棚やショーケースの概念を変えるものとして、種々の展示会や商談会で好評を得ている。
しかし、上記の照明器具においても陳列棚やショーケース等において物品等の収納・陳列のバリエーションをさらに増やしたいという要求が高い。また、収納・陳列する物品等に合わせて、照明器具の位置を簡単かつ自在に変更できるようにしたいという要求もある。
上記の要求を満たすために本発明の照明装置は、請求項1に記載するように、装置本体と、この装置本体に設けられたプラス端子及びマイナス端子と、前記プラス端子及び前記マイナス端子と導通するように接続された光源と、前記プラス端子又は前記マイナス端子に通電する一対の電源供給端子とを有する照明器具を備えるとともに、棚台を設置する棚台設置部に前記一対の電源供給端子と導通する導通部を備え、前記棚台に収納・陳列された物品を照明する照明装置において、前記装置本体の少なくとも一端には、前記棚台設置部に形成された孔又は溝に嵌め込まれる嵌合凸部を有し、一つの前記嵌合凸部に前記一対の電源供給端子を設け、前記棚台設置部に、一対の板状の導通部をそれぞれプラス端子又はマイナス端子とするとともに、一方の前記導通部に前記孔又は前記溝を形成して、前記嵌合凸部を前記孔又は溝に嵌合させたときに、前記嵌合凸部の前記一対の電源供給端子と接触するように前記一対の導通部を対向して配置し、前記照明器具は前記棚台を載置可能な棚受けとして構成されている。
ここで、「棚台」は、前記照明器具を棚受けとして載置され、その上下又は内部に物品を収納・陳列できるものであればその形態は不問である。「棚台」には、通常の棚板のような板状のもののほか、台状や椀状、球状、半球状のもの、箱状のものなど立体状のものも含まれる。さらにその形状も、矩形、円形、楕円形、不定形のものなど種々のものが含まれる。また、このような棚台を設置できるのであれば棚台設置部の形態も不問で、箱状のショーケースの壁面や建屋の天井、床又は壁面、棚柱、アームなどあらゆるものが含まれる。
前記照明器具を上記したような棚台を載置できる棚受けとして構成することで、照明器具と棚台とを一体化でき、陳列棚やショーケース等の外観を高めることができる。
請求項2に記載するように、前記棚台設置部の前記孔又は溝の底部にプラス端子又はマイナス端子を設け、前記孔又は溝の内周面にマイナス端子又はプラス端子を設け、前記嵌合凸部の先端及び途中部位に前記一対の電源供給端子を設けるようにしてもよい。
このようにすれば、照明装置の装置本体の嵌合凸部を前記孔又は溝に差し込むことで、一対の電源供給端子がプラス端子及びマイナス端子に導通する。
請求項3に記載するように、プラス端子とした前記導通部は前記棚台設置部の内部に絶縁状態で設け、マイナス端子の前記導通部は前記棚台設置部の表面を構成していてもよい。
請求項に記載するように、前記嵌合凸部の前記一対の電源供給端子のうち、少なくとも一方を磁石で形成し、前記一対の導通部のうち、磁石で形成した前記電源供給端子と接触するほうの前記導通部を磁着性の材料で形成するとよい。磁石で形成された電源供給端子は、前記嵌合凸部に固定的に設けてもよいが、請求項に記載するように前記嵌合凸部の軸線方向に摺動自在に設けてもよい。請求項に記載するように、前記電源供給端子をリング状の磁石で形成して前記嵌合凸部に嵌装してもよい。
また、請求項に記載するように、前記棚台は、前記棚台設置部に形成された孔又は溝に嵌め込まれる棚台嵌合凸部と、一つの前記棚台嵌合凸部に設けられた一対の電源供給端子と、前記照明器具の前記嵌合凸部を嵌め込む孔又は溝と、前記孔又は溝に前記照明器具の嵌合凸部を嵌め込んだときに前記嵌合凸部の前記一対の電源供給端子と接触する一対の導通部とを有する構成としてもよい。このように構成することで、棚台が棚台設置部として機能し、棚台に前記照明器具を取り付けることが可能になる。
本発明は上記のように構成されているので、棚台を設ける位置や状況に合わせて自在に棚台設置部を設置することが可能で、かつ、照明器具によって照明する陳列棚やショーケース等に載置等する物品の収納・陳列のバリエーションをさらに増大させることができる。また、収納・陳列する物品に合わせて、照明器具の位置を自在に変更することができる。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の棚照明装置に用いられる照明器具の一実施形態にかかり、(a)はその全体構成を説明する一部を破断した分解斜視図、(b)は棚台設置部の例及びこの棚台設置部に照明器具を取り付ける様子を示す斜視図である。なお、図1の照明器具は長尺棒状のものであるから、各図において長手方向の一部を省略している。
図1に示すように照明器具2は、一面が開口した断面円形状に形成された装置本体としての器具本体20と、この器具本体20の底部に平行に配設された一対の端子21,21と、この端子21,21の上に載置される回路基板22と、器具本体20の両端に設けられた嵌合凸部24とを有する。
[器具本体]
器具本体20は、ショーケース等の幅に合わせた寸法でカットされた樹脂又は金属の棒状体で形成される。器具本体20をアルミや真鍮、銅、ステンレス等の導電性の金属で形成する場合は、後述の端子21,21や嵌合凸部24に設けた電源供給端子29a,29bとの間で短絡を生じないように、内面や外面に絶縁被覆を形成する。非導電性の樹脂で形成する場合は、光源等の発する熱によって容易に変形等を起こさない耐熱性の高い樹脂、例えば、ポリカーボネート(PC)やポリアミド(PA)、高分子ポリエチレン(HPE)、ポリアセタール(POM)などのエンジニアリングプラスチックを用いるのが好ましい。また、照明器具2は棚台を受ける棚受けとしても機能するため、器具本体20は載置する棚台や物品の重量によって容易に変形したり破損したりしないように、その材質及び断面形状を選択する。
器具本体20の長さは、この照明器具2を設置する一対の棚台設置部の間隔に合わせた長さで、例えばショーケースに本発明の照明器具2を用いる場合は、通常は30cm〜1.2m程度である。また、外観性の観点から、器具本体20の直径は、後述の回路基板22や光源23を収容できる範囲内で可能な限り小さいものであるのが好ましい。
器具本体20には、光源23の光を拡散させたり、外部から回路基板22を保護又は見えにくくしたりする透光性のカバー28を設けてもよい。
[光源及び回路基板]
光源23は、物品を照明するのが可能なものであれば特に限定はされず、電球や蛍光灯、発光ダイオード等であってもよいが、可能な限り小型又は薄肉で輝度の高く消費電力の小さいものが好ましく、LEDとするのが好適である。
回路基板22はこの光源23を点灯させるための回路を組み込んだもので、板状のものの他、回路をプリントしたテープ状のものやフィルム状のものも含まれる。
なお、回路基板22と器具本体20とは別体であってもよいが一体であってもよい。例えば、前記回路を器具本体20の内面に形成又はプリントすることで、器具本体20を回路基板として利用することが可能である。
[端子]
回路基板22を介して光源23に電源を供給する一対の端子21a,21bは、器具本体20の底面に互いに絶縁状態で配置される。端子21a,21bの一端は、後述するように一方の嵌合凸部24に設けられた一対の電源供給端子29a,29bに電気的に接続される。なお、端子21a,21bは器具本体20の底部に限らず側壁や底部と側壁の境界部分に設けてもよいし、器具本体20と別体に形成された回路基板22に端子21a,21bを設けてもよい。端子21a,21bは、図示するような一定の幅を有する帯状のものであってもよいし、線状のものであってもよい。
[電源供給端子]
器具本体20の両端には、後述のスライドガイド25を介して、器具本体20の軸線Cと平行方向にスライド自在な嵌合凸部24,24が挿入して設けられている。この嵌合凸部24,24は、装置本体20とともに棚受けを構成するので、装置本体20への取付は載置する棚台や物品の重量によって容易に変形や破損が生じないようにする必要がある。なお、嵌合凸部24,24は、棚台や物品を載置してもその重量により容易に変形したり破損したりしないものであればその材質は不問で、金属等の導通性の部材で形成してもよいし樹脂で形成してもよい。
嵌合凸部24,24にはそれぞれに有底の孔24aが形成され、この孔24aにばね27が嵌装される。嵌合凸部24,24から突出するばね27の一端は、器具本体20の両端の近傍に配置されたばね受け26,26に当接している。これにより、嵌合凸部24,24はそれぞればね27の付勢力により器具本体20から突出する方向に常に付勢される。
二つの嵌合凸部24,24のうちの一方の嵌合凸部24には、棚台設置部の導通部と接触することで端子21a,21bを介して回路基板22及び光源13に電源を供給する一対の電源供給端子29a,29bが設けられる。一方の電源供給端子29aは嵌合凸部24の先端に形成された小径部24cの先端面から突起状に突出し、嵌合凸部24の内部に配線された導線29cによって端子21aに接続される。また、他方の電源供給端子29bはリング状に形成されていて小径部24cに外嵌され、嵌合凸部24の内部に配線された導線29dによって端子21bに接続される。一方の嵌合凸部24を金属等の導通性の部材で形成する場には、電源供給端子29a,29b間で短絡が生じないように絶縁コーティング等の処理を施す。
[棚台設置部]
棚台設置部の一例を図1(b)に示す。棚台設置部は、棚受けとしての照明器具2を支持するとともに、この照明器具2に電源を供給する機能を備える。
棚台設置部は、ショーケースや棚等の側板、建屋の天井や床面,壁面等(これらを総称して壁面等Wとする)の内部に配置され金属で形成された板状の導通部35aと、これと向き合うように金属で形成された板状の導通部35bとが配置されている。導通部35bは壁面等Wの表面を構成していて、嵌合凸部24を差し込むための貫通孔32が多数形成された多孔板として形成されている。貫通孔32の直径は、嵌合凸部24,24の先端に設けた小径部24cの直径とほぼ同じか若干大きくしてあり、小径部24cを貫通孔32に差し込みやすいようになっている。
対向配置された二つの導通部35a,35bの間には、導通部35a,35bが接触しないようにする絶縁性のスペーサ35cが介在している。そして、内側の導通部35aが外部電源のプラス側に接続され、外側の導通部35bが外部電源のマイナス側に接続される。
導通部35a又は導通部35bを鋼板のような磁着性の金属で形成した場合には、これと接触する電源供給端子29a又は電源供給部29bは磁石で形成してもよい。このようにすることで、導通部35a,35bと電源供給端子29a,29bとの接触性を高めることができる。
図2は、棚板設置部の部分断面図で、(a)は小径部24cを貫通孔32に差し込む前を、(b)は同差し込んだ後を示している。また、図3は電源供給端子の他の実施形態を説明する部分拡大正面図、図4は照明器具が回転自在であることを示す側面図である。
図2及び図3に示すように、照明器具2は壁面等Wを構成する導通部35bの貫通孔32に、嵌合凸部24,24の小径部24cを差し込むだけで取り付けることができる。
電源供給端子29a,29b間の距離L(図2(a)参照)を、二つの導通部35a,35bの表面間の距離Sに合わせておけば、小径部24cを貫通孔32に差し込むことで、電源供給端子29aが導通部35aの表面に接触し、電源供給端子29bが導通部35bの表面に接触する。また、図4に示すように、小径部24cを軸として器具本体20を回転させることができることから、光源23による照明の向きを自在に調整できる。
なお、距離Lと距離Sの誤差による接触不良を防止するには、例えば図3(a)に示すように、電源供給端子29aをばね等により小径部24cの先端面に対して軸線方向に進退自在とするか、同(b)に示すように、電源供給端子29bを小径部24cの軸線方向に進退移動自在とすればよい。図3(b)に示す例では、電源供給端子29bを磁石で形成し、小径部24cの一部(斜線で示す部分)を磁着性の金属で形成するとよい。また、上記の他に、例えば小径部24cの周方向に溝を設けて、この溝の中にリング状の電源供給端子29bを嵌め込むようにしてもよい。
[スライドガイド]
嵌合凸部24,24(図1参照)をスライド自在に嵌装した状態で支持する筒状のスライドガイド25は、器具本体20の両端に嵌め込んで取り付けられる。この実施形態においてもスライドガイド25は非導電性の材料で形成され、シリコン樹脂又はこれと同等の滑り摩擦係数を有する樹脂で形成するのが好ましい。
スライドガイド25には、嵌合凸部24,24のスライド方向と同方向に溝25aが形成され、この溝25aに嵌合凸部24,24を手動でスライドさせるためのレバー24bが係合し、溝25aの端部にレバー24bが当接することで、ばね27に付勢されても嵌合凸部24がスライドガイド25から脱出しないようにしている。
[棚装置]
図5は、本発明の棚照明装置を設置する棚装置の一例を示す図で、天板側の一部を破断した斜視図である。
図5の例において棚装置3の本体30は箱状のもので、天板(図略)と底板の他に左右の側板31,31及び奥側の背板34とを有している。
左右の側板31,31の内部には、金属製の導通部35aが配置され、これと向き合うように金属製の導通部35bが配置されている。貫通孔32が形成された多孔板の導通部35bは棚装置3の内壁面を構成する。これら導通部35a,35b及びスペーサ35cの材質や構成は先に説明したものと同じである。左右の側板31,31の間に照明器具2を差し込み、嵌合凸部24,24を導通部35bの貫通孔32に差し込むことで、照明器具2,2の両端が側板31,31によって支持される。図示の例の棚装置3では、導通部35a,35bを備えた側板31が棚台設置部を構成する。
二つの照明器具2を前後に配置して棚板33を載せることで、物品の収納や陳列が可能になる。もちろん、棚装置3の底板の上にも物品を陳列・収納することができる。前記底板の上の物品は上方に配置された照明器具2を使って照明することができるが、棚板33の上の物品については、棚板33を透明なガラスやアクリル板で形成することで、棚受けである照明器具2によって下方から照明することが可能であるし、棚板33の上方に別の照明器具2を取り付けることで、上方からの照明も可能である。
[他の実施形態]
次に上記構成の照明器具の他の実施形態について、図6、図7を参照しながら説明する。なお、図1に示した先の実施形態と同一部位及び同一部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略して先の実施形態のものを援用する。
図6(a)は照明器具の他の実施形態にかかる分解斜視図、図6(b)は棚台設置部に照明器具を取り付ける様子を示す斜視図、図7は、この実施形態における照明器具を取り付ける棚装置の一例を示す部分断面斜視図である。
この実施形態の照明器具4における器具本体40は、細幅又は短尺の棚台等を受けることができるように短尺な寸法でカットされていて、その材質は先の実施形態の照明器具2の装置本体20と同じである。装置本体40の長さの目安は、数cm〜数十cm程度である。器具本体40には、光源23の光を拡散させたり、外部から回路基板42を保護又は見えにくくしたりする透光性のカバー48を設けてもよい。
[電源供給端子]
器具本体40の一端には嵌合凸部44が設けられている。嵌合凸部44の材質は先の実施形態の嵌合凸部24と同じである。この嵌合凸部44には、棚台設置部の導通部35a,35bと接触することで回路基板42及び光源23に電源を供給する一対の電源供給端子49a,49bが設けられる。一方の電源供給端子49aは嵌合凸部44の先端に形成された小径部44cの先端面から突起状に突出し、他方の電源供給端子49bはリング状に形成されて小径部44cに外嵌される。嵌合凸部44を金属等の導通性の部材で形成する場合には、電源供給端子49a,49b間で短絡が生じないように、絶縁コーティング等の処理を施す。これら嵌合凸部44、小径部44c及び電源供給端子49a,49bの他の態様については、図2〜図4を参照しつつ説明した先の実施形態の嵌合凸部24、小径部24c及び電源供給端子29a,29bと同様である。
この実施形態の照明器具40は、図6(b)に示すように片持ち形となる。そのため、照明器具40をぐらつくことなく安定的に壁面等Wに取り付け、かつ、容易に脱落しないようにするための対策が必要になる。
例えば、貫通孔32の径と小径部44cの径とをほぼ一致させ、小径部44cがぐらつきなくしっかりと貫通孔32に嵌め込まれるようにしてもよい。また、導通部35bを磁着性の金属で形成し、これと接触する電源供給端子49bを磁石で形成してもよい。磁石を用いることで天板側にも前記棚台設置部を設けて照明器具40を下向きに取り付けることが可能になる。
[棚装置の例]
この実施形態の棚装置3は、図7に示すように、左右の側板31,31の他に背板34にも導通部35a,35bが設けられ、棚装置3の内壁面を構成する導通部35bには多数の貫通孔32が形成されている。この実施形態においても照明器具4の嵌合凸部44の小径部44cを貫通孔32に差し込むことで、照明器具4を側板31,31や背板34に取り付けることができる。なお、照明器具4は先の実施形態の照明器具2と異なり片持ち式であるため、側板31,31や背板34に取り付けた際に容易に脱落しないように、導通部35a及び導通部35bの少なくとも一方、好ましくは前記内壁面を構成する導通部35bを磁着性の金属で形成し、電源供給端子49a,49bの少なくとも一方、好ましくは電源供給端子49bを磁石で形成するとよい。このようにすることで、照明器具4が側板31,31や背板34に磁着して容易に脱落しなくなる。
棚板33′は、照明器具4を棚受として支持されるものであればよく、図示するような細幅のものの他、短尺のもの、箱状のものであってもよい。
[棚台の配置のバリエーション]
図8は、棚台設置の種々の形態を示す一例にかかり、その正面図である。図8の例では、照明器具2と照明器具4を組み合わせることで種々の棚台の配置が可能になる。
なお、図8の例では箱状の棚装置を例に挙げているが、このような配置の形態は、棚台設置部の形態(高さ、幅、形状、設置位置等を含む)と棚台設置部に取り付ける照明器具の配置位置によって種々に変更することが可能である。また、符号33″に示すような立体的な棚台を利用することも可能である。
[棚台の他の実施形態]
本発明においては、棚台に前記棚台設置部に形成された孔又は溝に嵌め込まれる棚台嵌合凸部と、一つの前記棚台嵌合凸部に設けられた一対の電源供給端子と、前記照明器具の前記嵌合凸部を嵌め込む孔又は溝と、前記孔又は溝に前記照明器具の嵌合凸部を嵌め込んだときに前記嵌合凸部の前記一対の電源供給端子と接触する一対の導通部とを有する構成としてもよい。このように構成することで、棚台が棚台設置部として機能し、棚台に前記照明器具を取り付けることが可能になる。
図9(a)(b)は、棚台の実施形態にかかり、(a)は両持ち形のものを、(b)は片持ち形のものを示す斜視図である。
なお、図9において図1及び図6に示した先の実施形態と同一部位については同一の符号を付し、詳細な説明は省略して先の実施形態のものを援用する。また、図9では、図示及び説明の便宜上棚台(棚板)の下面を上にして示している。
棚台である棚板53,54は、例えば図5の棚装置3の側板31や建屋の天井、床面,壁面等の棚板設置部に形成された孔や溝に差し込まれる棚台嵌合凸部を有している。図示の例では前記棚台嵌合凸部は先の実施形態の嵌合凸部24,44と同じ構成であるので、図9において符号24,44を用いて表す。棚板53,54の表裏両面は多数の貫通孔32を有する板状の導通部35b,35bで形成され、表裏二つの導通部35b,35bの間に、図示しない絶縁性のスペーサを介して導通部35aが配置される。なお、特に図示はしないが、棚板53,54の表裏面のうち一方の面のみを導通部35bで形成するようにしてもよい
この実施形態によれば、棚板53,54の表裏又はその一方にに照明器具2,4を取り付けることが可能になり。照明器具配置のバリエーションをさらに高めることが可能になる。
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない限り、様々な態様で実施し得るものである。
例えば、器具本体20,40の形状は図示するような直線状に限らず、円弧状、波状、屈曲状等の種々の形状を選択することが可能で、断面形状もコの字状に限らずC字状やJ字状、U字状等の種々の形態を選択することが可能である。
また、器具本体20の全体又は一部を透明又は半透明な樹脂やガラスで形成することも可能である。
さらに、先の実施形態において一対の嵌合凸部24,24のうちスライド自在にするのはいずれか一方だけでもよい。
また、図2及び図7の棚装置3において、側板31,31及び背板34の他に、天板及び底板も棚台設置部として構成し、貫通孔を多数形成して照明器具2,4を取り付けることができるようにしてもよい。
本発明の棚照明装置は、物品を陳列する棚やショーケース、ショーウィンドウのほか、室内外の壁面や天井、梁、柱等に設けることが可能である。また、照明器具は棚受けとして利用してもよいが、棚台を載置せずに照明器具としての利用も可能である。
本発明の棚照明装置に用いられる照明器具の一実施形態にかかり、(a)はその全体構成を説明する一部を破断した分解斜視図、(b)は棚台設置部の例及びこの棚台設置部に照明器具を取り付ける様子を示す斜視図である。 棚板設置部の一例にかかり、その部分断面図で、(a)は小径部24cを貫通孔32に差し込む前を、(b)は同差し込んだ後を示している。 電源供給端子の他の実施形態を説明する部分拡大正面図である。 小径部を軸として器具本体を回転させることができる様子を説明する側面図である。 本発明の棚照明装置を設置する棚装置の一例を示す図で、天板側の一部を破断した斜視図である。 図6(a)は照明器具の他の実施形態にかかる分解斜視図、図6(b)は棚台設置部の例及びこの棚台設置部に照明器具を取り付ける様子を示す斜視図である。 この実施形態における照明器具を取り付ける棚装置の一例を示す部分断面斜視図である。 棚台設置の種々の形態を説明する正面図である。 棚台(棚板)の他の形態を説明する斜視図である。
2,4 照明器具
20,40 器具本体(装置本体)
21a,21b 端子
22,42 回路基板
23 光源
24,44 嵌合凸部
24a 孔
24c,44c 小径部
29a,29b,49a,49b 電源供給端子
25 スライドガイド
25a 溝
26 ばね受け
27 ばね
3 棚装置
31 側板
32 貫通孔
33,33′ 棚板(棚台)
33″ 棚板(棚台)
35a,35b 導通部
53,54 棚板(棚台)

Claims (7)

  1. 装置本体と、この装置本体に設けられたプラス端子及びマイナス端子と、前記プラス端子及び前記マイナス端子と導通するように接続された光源と、前記プラス端子又は前記マイナス端子に通電する一対の電源供給端子とを有する照明器具を備えるとともに、棚台を設置する棚台設置部に前記一対の電源供給端子と導通する導通部を備え、前記棚台に収納・陳列された物品を照明する照明装置において、
    前記装置本体の少なくとも一端には、前記棚台設置部に形成された孔又は溝に嵌め込まれる嵌合凸部を有し、
    一つの前記嵌合凸部に前記一対の電源供給端子を設け、
    前記棚台設置部に、一対の板状の導通部をそれぞれプラス端子又はマイナス端子とするとともに、一方の前記導通部に前記孔又は前記溝を形成して、前記嵌合凸部を前記孔又は溝に嵌合させたときに、前記嵌合凸部の前記一対の電源供給端子と接触するように前記一対の導通部を対向して配置し、
    前記照明器具は前記棚台を載置可能な棚受けとして構成されていること、
    を特徴とする照明装置。
  2. 前記孔又は溝の底部にプラス端子又はマイナス端子が設けられ、前記孔又は溝の内周面にマイナス端子又はプラス端子が設けられ、前記嵌合凸部の先端及び途中部位に前記一対の電源供給端子が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. プラス端子とした前記導通部を前記棚台設置部の内部に絶縁状態で設け、マイナス端子とした前記導通部を前記棚台設置部の表面として構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記嵌合凸部の前記一対の電源供給端子のうち少なくとも一方を磁石で形成し、前記一対の導通部のうち、磁石で形成した前記電源供給端子と接触するほうの前記導通部を磁着性の材料で形成したことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の照明装置。
  5. 磁石で形成された前記電源供給端子を前記嵌合凸部の軸線方向に摺動自在に設けたことを特徴とする請求項に記載の照明装置。
  6. 前記電源供給端子がリング状の磁石で形成されていて、前記嵌合凸部に嵌装されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の照明装置。
  7. 前記棚台が、前記棚台設置部に形成された孔又は溝に嵌め込まれる棚台嵌合凸部と、一つの前記棚台嵌合凸部に設けられた一対の電源供給端子と、前記照明器具の前記嵌合凸部を嵌め込む孔又は溝と、前記孔又は溝に前記照明器具の嵌合凸部を嵌め込んだときに前記嵌合凸部の前記一対の電源供給端子と接触する一対の導通部とを有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の照明装置。
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