JP6255765B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1に示すように、画像形成装置10は、カバー部材(図示省略)が外部に取り付けられるとともに内部に各構成部品が設けられる装置本体11を有している。また、画像形成装置10は、一例として、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のトナー(現像剤)による画像形成を行う画像形成ユニット12Y、12M、12C、12Kを有している。
画像形成ユニット12Y、12M、12C、12Kは、装置本体11内の中央でX方向に沿って配置されている。具体的には、画像形成ユニット12Y、12M、12C、12Kの配置順は、図1の−X側からX側へ向けて、Y、M、C、Kとなっている。なお、以後の説明では、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色を区別するときには、数字の後にY、M、C、Kの英字を付加した符号で説明するが、各色を区別する必要がない場合は、Y、M、C、Kの英字は省略する。
感光体22は、導電性で接地された円筒状の支持体の外周面に感光層を設けた構成とされており、静電潜像及びトナー像Tを保持すると共に、予め設定された回転速度でR方向(図示の時計回り方向)に回転するようになっている。また、感光体22は、後述する中間転写ベルト32の外周面と対向配置されている。
帯電ロール23は、一例として、導電性の軸部(図示省略)の周囲に導電性の弾性体層が形成された構成となっている。そして、帯電ロール23は、電圧印加部(図示省略)から軸部に放電可能となる電圧が印加され、接地された感光体22との間の電位差により放電が行われることで、感光体22の外周面を一例として負極性(トナー極性と同極性)に帯電させるようになっている。
露光ユニット24は、一例として、感光体22の−Y側に設けられたLED(Light Emitting Diode)ユニットであり、帯電ロール23によって帯電された感光体22の外周面を露光して静電潜像を形成する。
現像ロール25は、固定されたマグネットロール(図示省略)と、マグネットロールの外側で回転可能に設けられた筒状の現像スリーブ(図示省略)とを含んで構成されている。また、現像ロール25と感光体22との間には、現像時に電圧が印加されることで電界が形成されるようになっており、現像ロール25は、回転しながらトナーを感光体22の静電潜像に向けて移動させるようになっている。
除電ランプ26は、トナー像Tを中間転写ベルト32に一次転写した後の感光体22の外周面に光を照射して、除電を行う構成とされている。清掃部材27は、板状の部材であり、除電ランプ26で除電された感光体22の外周面に付着する転写残トナーや埃などを掻き落とすようになっている。
中間転写ベルト32は、一例として、ポリアミド樹脂にカーボンブラック等の帯電防止剤を適当量含有させた無端状(環状)ベルトで構成されている。また、中間転写ベルト32は、張架ロール34及び駆動ロール36に巻き掛けられることで感光体22Y、22M、22C、22KのY側(上側)に配置され、周回移動可能となっている。そして、中間転写ベルト32は、駆動ロール36が回転駆動されることにより、感光体22Y、22M、22C、22Kと接触しながら一方向(一例として、図1における反時計回りの移動方向(矢印A方向))へ周回移動するようになっている。
張架ロール34は、装置本体11内のX方向中央よりも−X側で且つY方向中央部において、X方向を軸方向として回転可能に設けられている。そして、張架ロール34は、中間転写ベルト32の移動により、図示の反時計回り方向に回転するようになっている。具体的には、張架ロール34は、感光体22Yの−X側で且つY側の位置に設けられている。また、張架ロール34は、軸部が中間転写ベルト32の外側へ向けてバネ(図示省略)で付勢されており、中間転写ベルト32に張力を付与している。
駆動ロール36は、装置本体11内のX方向中央よりもX側で且つY方向中央部において、X方向を軸方向として回転可能に設けられている。また、駆動ロール36の軸部には、駆動ロール36を回転駆動する駆動手段の一例としてのモータ39が接続されている。そして、駆動ロール36は、モータ39が制御部40によって動作制御されることにより、図示の反時計回り方向に回転するようになっている。
一次転写ロール38は、中間転写ベルト32を挟んで感光体22側とは反対側に配置されており、一次転写ロール38と感光体22との間が、感光体22に形成されたトナー像Tが中間転写ベルト32に転写される一次転写位置とされている。また、一次転写ロール38には、電圧印加部(図示省略)から、トナー極性とは逆極性(一例として、正極性)の電圧が印加されるようになっている。
二次転写ロール44は、中間転写ベルト32を挟んで駆動ロール36に対向しており、二次転写ロール44と駆動ロール36との間が、トナー像Tが記録媒体の一例としての用紙Pに転写される二次転写位置とされている。また、二次転写ロール44には、電圧印加部(図示省略)から、トナー極性とは逆極性(一例として、正極性)の電圧が印加されるようになっている。そして、二次転写ロール44は、接地された駆動ロール36との電位差により、中間転写ベルト32上のトナー像Tを用紙P上に転写(二次転写)させるようになっている。
装置本体11内で画像形成ユニット12の−Y側(下側)には、用紙Pが収容された用紙収容部46が設けられている。また、装置本体11内で用紙収容部46のX側の端部からY方向の上端部までには、用紙Pが搬送される搬送路50が設けられている。
搬送路50には、用紙Pを用紙収容部46から送り出す送出ロール48と、用紙Pを搬送する搬送ロール52と、中間転写ベルト32上のトナー像Tの移動タイミングと用紙Pの搬送タイミングとを合わせる位置合せロール54とが設けられている。そして、用紙収容部46から送出ロール48によって順次送り出された用紙Pは、搬送路50を経由して、位置合せロール54によって、二次転写位置まで搬送されるようになっている。また、搬送路50における用紙Pの搬送方向で、二次転写ロール44よりも下流側(Y側)には、定着ユニット60が設けられている。
定着ユニット60は、一例として、ハロゲンヒータ61で加熱される加熱ロール62と、加熱ロール62とで用紙Pを挟んでトナー像Tを加圧する加圧ロール64とを有している。また、搬送路50上で定着ユニット60よりも下流側には、トナー像Tを定着した後の用紙Pを装置本体11の外側へ排出する排出ロール66が設けられている。そして、排出ロール66により排出された用紙Pは、装置本体11の上面に形成された排出部67に載るようになっている。なお、装置本体11内で搬送路50とは反対側(−X側)には、画像形成装置10の各部の駆動制御を行う制御部40が設けられている。
次に、画像形成装置10の画像形成工程について説明する。
次に、感光体22及び一次転写ロール38の配置について説明する。
次に、本実施形態の作用について説明する。
22Y 感光体(像保持部材の一例)
22M 感光体(下流側像保持部材の一例)
22C 感光体(下流側像保持部材の一例)
22K 感光体(下流側像保持部材の一例)
32 中間転写ベルト(被転写部材の一例)
34 張架ロール(抑制手段の一例)
36 駆動ロール(支持部材の一例)
38Y 一次転写ロール(転写部材の一例)
38M 一次転写ロール(下流側転写部材の一例)
38C 一次転写ロール(下流側転写部材の一例)
38K 一次転写ロール(下流側転写部材の一例)
39 モータ(駆動手段の一例)
72 第1経路
74 第2経路
F1 第1荷重
F2 第2荷重
K 共通接線
T トナー像(現像剤像の一例)
Claims (3)
- 周回移動可能に設けられた被転写部材と、
回転可能に設けられ前記被転写部材が巻き掛けられた張架部材を、前記被転写部材が巻き掛けられた部分の下流端で、前記被転写部材の厚み方向に移動させることで、前記被転写部材の蛇行を抑制する抑制手段と、
前記被転写部材の移動方向における前記張架部材の下流側で、前記張架部材を離れた前記被転写部材が最初に接触する部材として回転可能に設けられ、前記被転写部材が外周面に巻き掛けられ、現像剤像を保持する像保持部材と、
前記像保持部材の現像剤像を前記被転写部材に転写させる転写部材と、
前記移動方向における前記像保持部材よりも下流側に回転可能に設けられ、前記像保持部材とは異なる現像剤像を保持する下流側像保持部材と、
前記移動方向における前記像保持部材よりも下流側に回転可能に設けられ、前記下流側像保持部材の現像剤像を前記被転写部材に転写する下流側転写部材と、
を有し、
前記被転写部材は、前記像保持部材の外周から前記下流側像保持部材の外周までの間で、前記像保持部材の外周と前記下流側像保持部材の外周とを結ぶ共通接線上を周回移動し、
前記被転写部材が前記張架部材から離れる位置が、前記共通接線に対して、前記下流側転写部材側とは反対側に位置し、
前記像保持部材から前記被転写部材を介して前記転写部材までの転写電流の第1経路の長さが、前記下流側像保持部材から前記被転写部材を介して前記下流側転写部材までの転写電流の第2経路の長さよりも長く、
且つ、前記転写部材に作用する第1荷重が、前記下流側転写部材に作用する第2荷重よりも大きくなっている画像形成装置。 - 周回移動可能に設けられた被転写部材と、
回転可能に設けられ前記被転写部材が巻き掛けられた張架部材を、前記被転写部材が巻き掛けられた部分の下流端で、前記被転写部材の厚み方向に移動させることで、前記被転写部材の蛇行を抑制する抑制手段と、
前記被転写部材の移動方向における前記張架部材の下流側で、前記張架部材を離れた前記被転写部材が最初に接触する部材として回転可能に設けられ、前記被転写部材が外周面に巻き掛けられ、現像剤像を保持する像保持部材と、
前記像保持部材の現像剤像を前記被転写部材に転写させる転写部材と、
前記移動方向における前記像保持部材よりも下流側に回転可能に設けられ、前記像保持部材とは異なる現像剤像を保持する下流側像保持部材と、
前記移動方向における前記像保持部材よりも下流側に回転可能に設けられ、前記下流側像保持部材の現像剤像を前記被転写部材に転写する下流側転写部材と、
前記移動方向における前記下流側像保持部材及び前記下流側転写部材よりも下流側に設けられ、前記被転写部材を周回移動可能に支持する支持部材と、
を有し、
前記下流側像保持部材は、前記像保持部材の外周と前記支持部材の外周との共通接線を越えないように前記被転写部材と接触し、
前記像保持部材から前記被転写部材を介して前記転写部材までの転写電流の第1経路の長さが、前記下流側像保持部材から前記被転写部材を介して前記下流側転写部材までの転写電流の第2経路の長さよりも長く、
且つ、前記転写部材に作用する第1荷重が、前記下流側転写部材に作用する第2荷重よりも大きくなっている画像形成装置。 - 前記支持部材を回転駆動する駆動手段が設けられた請求項2に記載の画像形成装置。
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JP2013152993A Active JP6255765B2 (ja) | 2013-07-23 | 2013-07-23 | 画像形成装置 |
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2013
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