JP6255472B2 - 緩衝材を使用する保護パッド - Google Patents

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Description

保護パッドは、従来、人体または物体が受ける衝撃力を制限するために使用される。保護パディングは、例えば、保護面および衝撃点間にある発泡状材料に依存している。従来の発泡体は、高温洗濯等の繰り返し洗浄に関する制限、嵩高性および製造上の制限を引き起こす場合がある。
本発明の実施形態は、衝撃シェルおよび緩衝材を備える保護パッドに係る。緩衝材は、複数の接続部材によって形成可能であり、複数の延長部材によって衝撃シェルから離間し、緩衝格子および衝撃シェル間に延在する。緩衝材は、追加的または代替的にシート状形体によって形成可能であり、複数の延長部材によって衝撃シェルから離間し、固体シートおよび衝撃シェル間に延在する。緩衝材は、衝撃シェルによって緩衝材上に分散する衝撃力の一部を吸収する。緩衝材の幾何学的形状は、保護パッドの特定の位置において、所望のレベルの衝撃減衰性が達成されるよう、適切に設定することができる。緩衝材は、衝撃シェルに固着することができ、結合フレームを経由して、衝撃シェルの外周部沿いに組み込まれる。結合フレームは、衝撃シェル内にオーバーモールドしてもよく、衝撃シェルの外周部および外周部に近接する複数の穿孔に沿っている。
この概要は、特許請求の範囲に記載した本発明の特徴を要約するものではあるが、その主要な特徴や本質的な特徴を特定することを意図しておらず、本発明の技術的範囲を確定する手段として個別的に使用することを意図するものでもない。
本発明の実施態様に係る例示的な保護パッドを示す。 本発明の実施態様に係る保護パッドの内側斜視図を示す。 本発明の実施態様に係る保護パッドの正面側斜視図を示す。 本発明の実施態様に係る保護パッドの背面側斜視図を示す。 本発明の実施態様に係る緩衝格子の斜視図を示す。 本発明の実施態様に係る例示的な保護パッドの一部の側面輪郭図を示す。 本発明の実施態様に係る、接続部材の各交点において大きさが共通である延長部材および延長部材ボイドを有する緩衝格子構成を示す。 本発明の例示的な実施態様に係る、大きさが類似する四つの接続部材を備える緩衝格子構成を示す。 本発明の実施態様に係る、大きさが異なる複数の延長部材および延長部材ボイドを備える緩衝格子構成を示す。 本発明の実施態様に係る、複数の接続部材および複数の延長部材を備え、組み合わせてボイドを形成する緩衝格子構成を示す。 本発明の例示的実施態様に係る、湾曲した接続/接合部材を備える緩衝格子構成を示す。 本発明の例示的実施態様に係る有機形状の接続部材を備える緩衝格子構成を示す。 本発明の例示的実施態様に係る有機形状かつ直線形状の接続部材を備える緩衝格子構成を示す。 本発明の実施態様に係る保護パッド部分の天縁から底縁を向いて示す図である。 本発明の実施態様に係る、衝撃シェルにおいて例示的なチャンネルと嵌合して、部分間を結合する、緩衝格子上の例示的な突起を示す。 本発明の実施態様に係る、衝撃シェルにおいて一つ以上の受けチャンバを通じて結合部材として作用する緩衝格子上の例示的な突起を示す。 本発明の実施態様において、外周部に沿うガスケット状のフィット性を利用して衝撃シェルと結合する緩衝格子の断面図である。 本発明の実施態様に係る、緩衝格子との一体型ストラップを有する例示的な保護パッドを示す。 本発明の実施態様に係る、シート状形体で形成された緩衝材の斜視図を示す。 本発明の実施態様に係る衝撃シェルにおける代替実施形態の正面側斜視図を示す。 本発明の実施態様に係る保護パッドの例示的衝撃シェルにおける、他の正面側斜視図を示す。 本発明の実施態様に係る、衝撃シェルの外周部の周りにさらに結合フレームを備える、図21に示した衝撃シェルの正面側斜視図を示す。 本発明の実施態様に係る、図22における切断線23−23に沿った保護パッドの断面図である。 本発明に係る図22における切断線24−24に沿った衝撃シェルの水平断面図である。 本発明に係る、固着された保護パッドに加えて、図22に示した保護衝撃シェルを備える保護パッドの切断線24−24に沿った水平断面図である。 本発明の実施態様に係る、複数の長方形角柱の延長部材が相互接続型接合部材の格子から延在する、緩衝材の内表面を示す。 本発明の実施態様に係る、緩衝材の外層に結合するスキン層に沿った図26における緩衝材の内表面を示す。 本発明の実施態様に係る、位置を合わせて結合した図26の緩衝材および図27のスキン層における外表面斜視図である。 本発明の実施態様に係る図22に示した衝撃シェルおよび結合フレームの切断線29−29に沿った断面図である。
以下、添付図面に示す例示的実施形態について、本発明はさらに詳細に記述される。なお、これら図面は参照によって本明細書に組み入れられる。
本発明の実施形態の主題は、法定要件を満たす特異性をもって記載される。しかしながら、記述自体は本特許の範囲の限定を意図するものではない。むしろ、発明者らは、特許請求された主題を他の方法で具現化もして、異なる構成要件または他の本技術あるいは将来の技術と併せて、本書類に記載の構成要件に類似する構成要件の組み合わせを備えることを考えた。
本発明は、衝撃シェルおよび緩衝材を備える保護パッドに係るものである。緩衝材は、複数の接続部材から形成可能であり、複数の延長部材によって衝撃シェルから離間される。緩衝材は、追加的または代替的にシート状形体から形成可能であり、複数の延長部材によって衝撃シェルから離間され、固体シートおよび衝撃シェル間に延在する。緩衝材は、衝撃シェルによって緩衝材上に分散する衝撃力の一部を吸収する。緩衝材の幾何学的形状は、保護パッドの特定の位置において所望のレベルの衝撃減衰性が達成されるよう、適切に設定することができる。緩衝材は、衝撃シェルに固着することができ、結合フレームを経由して、衝撃シェルの外周部に沿って組み込まれる。結合フレームは、衝撃シェル内にオーバーモールドしてもよく、衝撃シェルの外周部および外周部に近接する複数の穿孔に沿っている。
したがって、一実施態様において、本発明は保護パッドを提供する。この保護パッドは、衝撃シェルを備え、外部表面と反対の内部表面とを有する。衝撃シェルは、外周部を有し、少なくとも部分的に、内側縁、反対の外側縁、天縁、および反対の底縁によって、定義される。衝撃シェルはさらに、(1)外部表面から内部表面まで延在し、衝撃シェルにおいて近接する一つ以上の外周部分の周辺にある複数の穿孔と、(2)少なくとも外周部の一部を囲み、衝撃シェルの複数の穿孔にわたって延在する結合フレームとを備える。保護パッドは、緩衝格子を備え、衝撃シェルの内部表面に近接して、結合フレームに固着している。緩衝格子は、エラストマ材料から形成される。緩衝格子は、(1)外表面および反対の内表面を有する複数の相互接続型接合部材と、(2)内表面を超えて延在し、衝撃シェルの内部表面に向かう複数の延長部材と、を備える。
他の実施態様において、本発明は、保護パッドを提供し、第一の材料から形成される衝撃シェルを備える。衝撃シェルは、外部表面および反対の内部表面を備える。衝撃シェルの内部表面は、外表面方向に向かって外方に、内側縁から外側縁に延在する曲線輪郭を有する。衝撃シェルはさらに、外周部を備え、少なくとも部分的に、内側縁、反対の外側縁、天縁および反対の底縁によって定義される。追加的に、衝撃シェルはさらに、複数の穿孔を備え、衝撃シェルの外周部周辺にある。
本例では、保護パッドはさらに、緩衝格子を備え、衝撃シェルの内部表面に近接する。
緩衝格子は、第二の材料から形成され、第一の材料とは異なる。緩衝格子は、(1)外表面と反対の内表面とを有する複数の相互接続型接合部材と、(2)外表面および内表面間に延在し、複数の接合部材によって形成される複数のボイドと、(3)緩衝格子の内表面および衝撃シェルの内部表面間に延在する複数の延長部材と、を備える。保護パッドはさらに、結合フレームを備え、少なくとも衝撃シェルの外周部の一部を囲み、外部表面から内部表面までの複数の穿孔を通過する。結合フレームは、第二の材料から形成される。緩衝格子は、結合フレームを経由して衝撃シェルに固着する。
本発明の第三の実施態様も、保護パッドを提供し、剛性の衝撃シェルを備え、外部表面および反対の内部表面を有し、内側縁および反対の外側縁間に湾曲する。衝撃シェルは、さらに、衝撃シェルの外周部周辺に複数の穿孔を備える。複数の穿孔は、複数の穿孔を含んだ結合フレームを受けるよう構成されるので、結合フレームは、熱可塑性エラストマから形成され、衝撃シェル上にオーバーモールドされる。結合フレームは、複数の穿孔を含むことで、衝撃シェルの外部表面から内部表面までの穿孔を通過する。保護パッドはさらに、緩衝格子を備え、結合フレームにおいて剛性の衝撃シェルの内部表面と結合する。緩衝格子は、結合フレームと同じ熱可塑性エラストマから形成される。緩衝格子は、(1)外表面および反対の内表面を有する複数の相互接続型接合部材と、(2)複数の円筒形状の延長部材とを備え、それぞれの複数の円筒形状延長部材は、相互接続型接合部材の内表面から、遠心端まで延在する。
本発明の実施形態の概要を簡潔に記述したので、以下により詳細に記述する。
保護パッドは、身体または物体の一つ以上の部分を保護するものである。例えば、本明細書で開示する一つ以上の実施態様を実行する保護パッドを利用して、保護および/または力緩衝機能を様々な体の部位に提供する。例えば、すね当て、ニーパッド、ヒップパッド、腹部パッド、チェストパッド、ショルダーパッド、アームパッド、エルボーパッド、および頭部の保護を実施するもの(ヘルメット等)があるが、これらには限定されない。加えて、本発明の概念は、無生物(ポスト、壁、車等)に利用される。それゆえ、本明細書で開示する実施態様は、様々な場所の様々な状況において役立つことができる。
保護パッドは、本明細書で開示するように、着用者の関連部分にかかる衝撃力の影響を減少するための製品である。例えば、本明細書で開示する特徴を利用するすね当てに関して、保護パッドを使用することで、使用者の脛部上に伝わるエネルギーの知覚レベルを減じることができる。知覚に関するこの変化は、様々な方法で達成することができる。例えば、衝撃点に加えられるエネルギーは、剛性の衝撃シェルを通す等して、より広い表面積にわたって分散することができる。さらに、散逸/吸収材料は、衝撃力の一部を吸収および/または散逸するための圧縮性機能を付与することができる。従来、発泡材料を用いて、この吸収型機能性を提供することができる。しかしながら、発泡状材料は、いくつかの欠点を有する可能性があり、例えば、洗濯に対する不良反応(繰り返し洗いをすると、壊れやすい、または防御性を失う傾向にある等)、内表面から外表面の水分および空気の移動不能、または重量の問題等である。
それゆえ、本発明の実施態様は、従来の保護パッドに関連するいくつかの欠点を減少しつつ、保護パッドの少なくともいつくかの利点(エネルギー分散またはエネルギー吸収等)を提供することを意図するものである。
図1は、本発明の実施態様に係る例示的な保護パッド100を示す。例えば、保護パッド100は、着用者の脚に装着時のひざ当てとして示されている。本例において、ひざ当て保護パッド100は、天縁110,底縁112,外側縁108および内側縁(図示せず)を有する。保護パッド100は、内側縁から外側縁108にかけて湾曲し、着用者の脚の脛部を中心に湾曲した外(および内部)表面を形成する。
図1に示される保護パッドは、さらに、第一のストラップ114および第二のストラップ116を備える。図18について詳細に後述されるように、ストラップは、緩衝材の一部として形成することができる。さらに、ストラップは、第一の側部(例えば内側側部)から延在し、反対の側部(例えば外側側部)上に結合することができる。ストラップの結合は、衝撃シェル101および/または緩衝材の一部で生じさせることができる。
図1の保護パッド100は、複数のストラップを利用して着用者の脚に固定しているように示されているが、代替的な固定機構を実行することができる。例えば、保護パッドは、他の衣類のポケットによって所定位置に維持され、恒久的/一時的に一つ以上の製品(ズボン、靴下、シャツおよびガードル等)、仮止接着剤およびスリーブ状製品等に結合される場合がある。以下で詳述されるように、保護パッド100が衝撃力でわずかに動く(滑る、移る、圧縮する、変形する等)ことができると、本明細書で開示する実施態様によって達成された利点を提供することができる。それゆえ、固定機構は移動型としてもよい。
図2は、本発明の実施態様に係る保護パッド100の内側側面図である。特に、衝撃シェル101を示している。衝撃シェル101は、少なくとも(多機能間における)分配機能を保護パッド100に提供する。例えば、衝撃シェル101は、ポリマー(ポリプロピレン、織製ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリアミド等)、炭素繊維、金属(アルミニウム、チタニウム等)、天然材料(竹等)およびその他の材料などの剛性の材料から形成される。さらに、複数の材料を使って、衝撃シェル101を形成することができる。例えば、シート状材料を積層することで、衝撃シェルを形成して様々な特性を有することができる。加えて、すね当ての様々な領域は、異なる材料で(外周部の領域に沿うよりも、密度が高い部分/種類の材料の中心線に沿って)形成することができる。さらに、複数の独立部分は、組み合わせて、衝撃シェルを形成することができる。各独立部分は、一種以上の材料から形成可能であり、これらは互いに類似する材料または異なる材料とすることができる。
衝撃シェル101は、本例において、湾曲した外部表面102を有して示されており、内側縁106から外側縁にかけて湾曲している。例示的な実施態様において、内部表面(図示せず)は湾曲するが、外部表面102(外表面)とほぼ平行状態である。しかしながら、曲線の長さに沿って衝撃シェル101の厚さが変化することを踏まえると、内部表面と外部表面102とは平行ではない(例えば、共通の半径を有する)場合がある。さらに、例示的な実施態様において、内側縁106および外側縁間に延在する長さにわたって、一貫性のある曲線輪郭は達成されず、装着時に下にある体の部位の有機形状に基づいている。それゆえ、本明細書で開示するように、衝撃シェル(および後述される緩衝材)の湾曲する性質は、連続的に不変である曲線に制限されないが、代わりに、一般的な曲線状の実施態様が、着用者の下にある部分に対する保護を実行する。
図3は、本発明の実施態様に係る保護パッド100の正面側斜視図である。保護パッド100は、前方に面する衝撃シェル101の外部表面102と共に描かれている。衝撃シェル101は、前述したように、外周部を有し、少なくとも部分的に、天縁110,外側縁108,底縁112および内側縁106によって定義されている。本明細書で使用されているように、内側および外側という用語は、相対用語であり、単に第一の側縁および第二の側縁の概念を伝えることを意図するに過ぎない。この専門用語を使って、左右対称化に対する認識をもたらし、身体の左側部分(例えば左脚)用の保護パッドや、身体の右側部分(例えば右脚)用の保護パッドに使用することができる。
図示されていないが、衝撃シェル(および/または保護パッドの他の部分)は、二つ以上の部分から形成可能である。例えば、第一の部分は衝撃シェルの外側部分を形成し、第二の部分は衝撃シェルの内側部分を形成する。二つの部分は、可撓性を有して結合可能であり、一つ以上の材料および/または機構を使用する。例示的な実施態様において、下にある緩衝材は、少なくとも結合機構の一部を形成することができ、所望の相対的な向きにおいて第一の部分および第二の部分を維持する。さらに、第一の部分は、第一の材料から形成可能であり、第二の部分は、第二の材料から形成可能である。例えば、保護パッド上の位置は、衝撃力に対してさらに大きな信頼性を要するので、衝撃位置になりにくい箇所に第二の部分を形成する第二の材料と比べ、信頼性があって密度が高い第一の材料から形成可能である。材料、大きさ、位置を調整することで、耐久性、軽量化、通気性等、様々な利益を達成可能である。
図4は、本発明の実施態様に係る保護パッド100の背面側斜視図である。本例において、緩衝材201を図示している。緩衝材201は、複数の接合部材202を備え、相互接続型部材の網状組織を形成し、組み合わせることで格子状構造を形成する。例えば、メッシュ状の幾何学的パターンは、接合部材によって形成可能である。接合部材の様々な幾何学的構成は、図7〜図10についてより詳細に後述される。
例示的な緩衝材201は、衝撃シェル101が受ける衝撃力に対して緩衝効果を発揮する。例えば、緩衝材201は、衝撃エネルギーが保護パッド100の着用者に伝達する前に、該エネルギーの一部を吸収および/または散逸することができる。この緩衝、散逸および/または吸収の効果は、様々な特性を通して到達することができる。例えば、エラストマ材料は、例示的な実施態様において、緩衝材201を形成する。エラストマ材料は、熱可塑性エラストマ、熱硬化性エラストマ、ゴム、合成ゴムおよび低ヤング率および高降伏ひずみを証明するその他の材料を含んでもよい。エラストマ材料の例として、オハイオ州エイボンレイクにあるポリワン株式会社製のGLS311−147という熱可塑性エラストマを含むが、これに制限されない。例示的なエラストマは、0.8〜8.7MPaの引張強度(降伏点23℃)、16〜56のショア硬度(A)、および最大1200%(約1000%、800%等)の破断伸度(23℃における)を発揮することができる。しかしながら、例示的な範囲を提供しつつも、追加的材料は、一つ以上の提供された特性において、一つ以上の提供された範囲よりも多くの、または少ない特性を発揮して、同様に/代替的に利用することができる。さらに、代替材料を使用することもできる。
材料の適切な選択により衝撃エネルギーを散逸、緩衝、および/または吸収するうえに、接合部材を幾何学的に組織化することで、衝撃力の知覚レベルを減じるよう促進することもできる。図7〜図10に関連して後述されるように、厚さ、長さ、ボイドの大きさおよびボイドの幾何学的形状は、いずれも衝撃エネルギーの知覚レベルに影響を及ぼすことがある。例えば、格子構造を形成する接合部材が長ければ長いほど、さらに可撓性を有して変形に対する耐性が弱い「よりルーズな」格子となり得る。同様に、接合部材間のダイヤモンド形状のボイドは、斜行する方向において、三角形状のボイドよりも変形し易い場合がある。格子の斜行は、軸線を持たない衝撃力(例えば、衝撃シェルへの接線方向の衝撃など)を吸収するのにより効果的であり得る。加えて、緩衝格子を形成する接合部材が厚ければ厚いほど、緩衝材は変形しにくくなり、それゆえ着用者が緩衝特性を知覚することが減る場合がある。さらに、後述されるように、延長部材のオフセット、延長部材の断面形状および/または延長部材ボイドの大きさ/形状は、いずれも衝撃力の知覚レベルに影響を及ぼすことがある。
図4の緩衝材201は、外表面204を示し、複数の相互接続型接合部材202によって形成される。接合部材202は、射出成型等、共通の製造過程において形成可能であるので、接合部材全体で、緩衝材201の格子網を形成する。接合部材202は、ボイド216等の複数のボイドを定義する。ボイド216は、接合部材の外表面204および内表面206(図示せず)にわたって延在する。例えば、二つ以上の接合部材が二次元形状を形成するとき、本質的な有機形状および/または本質的な直線形状であってもよく、複数のあるうちの一つの接合部材の一部にも占有されていない内部ボイドを、例示的なボイドとする。
二つ以上の接合部材の交点において、図5について詳細に後述されるように、延長部材208を配置することができる(が、全ての実施態様においてではない)。さらに、一つ以上の延長部材に関して、延長部材ボイド214は、延長部材および接合部材の外表面204にわたって延在してもよい。延長部材と同様に、延長部材ボイドは詳細に後述される。
外表面204は、例示的な実施態様において、使用者接触面を形成する。例えば、装着時に、外表面204は、(例えば、使用者の体に隣接して)使用者に接触している場合がある。しかしながら、一つ以上の追加的製品(例えば、靴下、ズボンの脚、スリーブ、裏地、吸水材料、接着剤、粘着材等)は、外表面204と、使用時の着用者の体との間に配設してもよい。それゆえ、「使用者接触面」という用語は、一般的に、使用状態時に向いている方向を説明するが、使用者の直接接触を要することには制限されない。
図4に示されているように、緩衝材201は、一般的に、衝撃シェル101の幾何学的形状である内部表面に適合することができる。例えば、衝撃シェル101が内部表面に曲線輪郭を有する場合、緩衝材201は、内部表面への結合時に、類似する曲線輪郭を呈する。しかしながら、緩衝材201における一つ以上の幾何学的属性は、図14において後述されるように、異なる輪郭(例えば、延長部材による可変オフセット、接合部材の可変厚さ、緩衝材および内部表面間の結合点、等)を取り入れることができる。
延長部材208は、緩衝材201の内表面(図6における206)から、外方に、衝撃シェル101の内表面(図6における104)に向かって延在することができる。延長部材ボイドは、少なくとも、延長部材の一部を通って延在することができる。例えば、延長部材ボイド214は、空間のキャビティであり、緩衝材201の外表面を通過し、延長部材のオフセット長を介して、延長部材の遠心端を出る。しかしながら、延長部材ボイドは、延長部材および/または接続部材の一部に延在するに過ぎない場合がある。さらに、延長部材ボイドは、一つ以上の延長部材には存在しない場合もある。延長部材に関して、延長部材ボイドは、任意の形状、大きさ、および/または向きを有することができる。例えば、延長部材ボイドは、関連する延長部材に類似する断面形状を有してもよい。加えて、延長部材ボイドは、関連する延長部材とは異なる断面形状を有してもよい。断面形状の例として、円形状、楕円形状、長方形状、本質的な有機形状、星形形状、三角形状または任意の他の形状を含むが、これらに限定されない。
延長部材ボイドは、クランブルゾーン型の機能性を導入して、衝撃減衰特性を向上させることができる。例えば、ボイド状の空間を含むことで、緩衝材201(延長部材および/または接続部材)の一部が変形して、衝撃力を吸収することのできる範囲を提供する。さらに、延長部材ボイドを含むことで、質量を低減するという選択肢の提供が可能となり、その結果生まれる保護パッドの有用性と望ましさを向上することができる。またさらに、延長部材ボイドは、チャンネルを提供し、ボンディング剤を衝撃シェルに導入することで、衝撃シェルおよび緩衝材を結合状態に維持することができる。
図4は、四つの例示的な結合点118,120,122および124を示す。結合点は、緩衝材が衝撃シェルに結合される位置を含んでもよい。例えば、結合点は、ボンディング剤、超音波溶接、メカニカルファスナ、圧縮管継手、衝撃シェルにわたって延在する突起等を表すことができる。四つの例示的な結合点を示しつつも、結合点はいずれの数および/または位置であっても利用可能である。さらに、結合点というよりは、むしろ結合範囲であり、様々な形状、大きさおよび方向に及ぶ(例えば、直線形状、外周部、輪郭形状等)ことが想定される。
例示的な実施態様において、緩衝材は、衝撃シェルと結合可能であり、一つ以上の結合点(または範囲)においてオーバーモールド過程を経て形成する。例えば、衝撃シェルと異なる材料(例えば熱可塑性エラストマ)は、緩衝材が結合されるべき範囲において、衝撃シェルにオーバーモールドしてもよい。例えば、衝撃シェルの内表面は、TPE膜(または緩衝材との結合に適する任意の材料)にてオーバーモールドされてもよい。緩衝材は、TPE材料から形成可能であり、衝撃シェルのTPE膜との超音波溶接が可能である。TPE膜は、下にある衝撃シェル材料の能力が衰退するときに、緩衝材と結合可能な材料を提供することができる。
図5は、本発明の実施態様に係る、格子で形成された緩衝材の斜視図である。内表面206は、多くの例示的な延長部材208,延長部材ボイド214および接合部材202間のボイド216に沿って露出されている。オフセット210の概念も図示されている。オフセット210は、延長部材が内表面206から延在する長さである。このオフセット距離は、緩衝格子の接続部材と衝撃シェルとの間に圧縮性ボイドを形成することができる。延長部材208は、円筒形状を有して図示されているが、いずれの形状でも実行可能である。例えば、格子またはシート状形体から延在する基底を有する円錐形状、基底によって形成された遠心端を有する円錐形状、(任意の位置に基底を有する)ピラミッド形状、球形状、角柱形状、直方体形状および任意数面体形状等である。さらに、有機形体とすることもできる。また、複数種の形状/形体を組み合わせることもできる。
図6は、本発明の実施態様に係る、例示的な保護パッドの一部における輪郭図である。衝撃シェル101は、図6の下位部分を形成して図示されている。例示的な実施態様において、少なくとも一つ以上の位置において、内表面104は、延長部材208等、延長部材の遠心端212を有して結合される。前述のように、衝撃シェルに接触することのできる緩衝材201の部分は、衝撃シェルに結合することはできない場合がある。例えば、緩衝材は、衝撃シェルの湾曲した内表面にわたって、張力の下に配置する(例えば延伸する)ことができるので、内表面は、緩衝材201から離れて湾曲する場合がある。本例において、延長部材208の遠心端は、衝撃力が緩衝材の弾性特性に打ち勝つ十分な力となるとき、衝撃シェルの内表面と接触してもよく、順番に追加的張力を付与することで、緩衝材を延伸させ、少なくとも部分的に、衝撃シェルの形状に適合させることを可能とする。さらに、遠心端以外の緩衝材の部分は、衝撃シェルと結合することが想定される(例えば、外周部の要素、延長部材の突起等)。
延長部材208は、衝撃シェル101の内表面104から、緩衝材201の接合部材202によって形成された内表面206に延在して図示されている。また、延長部材ボイド214は、緩衝材201の全厚にわたって延在するように図示されている。さらに、ボイドも、衝撃シェルにわたって延在してもよいので、通気チャンネルが形成されることができる。衝撃シェル101にわたって延在するボイド(図示せず)は、延長部材ボイドに対応する場合があり、および/または、該ボイドは延長部材ボイドに対応しない(位置を合わせない)場合もあるので、代わりに質量低減および/または通気性という選択肢を、外部表面102から内表面104にまで提供する。
オフセット210は、図示の延長部材間にばらつきのないまま示されている。しかしながら、オフセット距離は、図14について後述されるように、特別な延長部材に伴って可変とすることができる。
外部表面102および内表面104間の厚さは、衝撃シェル101に対して一定のままで図示されているが、厚さは可変とすることもできる。さらに、一種の連続材料で衝撃シェル101を形成する例が図示されているが、複数種の材料も使用可能である。同様に、緩衝材201の外表面204と内表面206との間に延在する厚さは、一定のままで図示されている。しかしながら、厚さは位置に応じて可変とすることもできる。さらに、延長部材208は、略平行な輪郭側部を有するものとして図示されている。しかしながら、任意の相対的な向きが使用可能である。例えば、テーパー状輪郭とすれば、屈撓距離を有しつつ耐圧縮性を高めることができる。
図27〜図28について詳細に後述されるように、スキン層602は、(図28で示されるように、)緩衝材201の一つ以上の部分上で、緩衝材201の外表面204に固着することができる。スキン層602は、外表面604および内表面606を有する。外表面604とは、例示的な装着実施態様において、皮膚接触(例えば着用者接触)面である。
スキン層602は、外表面204に適用される薄い層または膜であってもよく、装着時の着用者にとって、より好ましい皮膚接触面を提供する。例えば、スキン層は、熱可塑性エラストマ(TPE)から形成可能である。TPEの同種の例には、スチレンブロックコポリマ、ポリオレフィンブレンド、エラストマアロイ(TPE−vまたはTPV)、熱可塑性ポリウレタン、熱可塑性コポリエステルおよび熱可塑性ポリアミドを含む。加えて、スキン層は、フロッキング過程からか、または代替のラミネート、デカールおよび材料から形成可能である。
図7〜図13は、本発明の実施態様に係る、緩衝材の延長部材、延長部材ボイドおよび接続部材における例示的構成を示す。特に、図7においては、本発明の実施態様に係る、接続部材の各交点において共通の大きさを持つ延長部材208および延長部材ボイド214を有するダイヤモンド状の接合部材202(接続部材)の構成を示す。結果として生じるボイド216は、長方形状のボイドであり、四つの主要な縁を有し、接合部材202によって定義される。
図8は、本発明の例示的実施態様に係る、大きさが類似する四つの接続部材912,914,916および918を備える緩衝格子構成を示す。さらに、大きさ/形状が類似する延長部材(902,904,906および908)は、大きさが類似する接続部材の交点に配置される。緩衝格子はまた、二つの追加的接続部材920および922を備え、延長部材908および904から延在する。接続部材920および922は、延長部材910によって確認可能な位置に接合される。上記の構成の結果として、三角ボイド924は、接続部材912,914,920および922間に形成される。三角ボイドは、三角形の固有の幾何学的特性を長方形状と比較した結果、外側方向において、(例えば、保護パッドの接線方向の衝撃等)変形に対する耐性をさらに提供することができる。
二つの接続部材920および922が図示されているが、単一の接続部材でも延長部材904および908間の距離を広げることができる。同様に、延長部材は、一つ以上の接続部材に沿った任意の位置に配置することができる。さらに、接続部材は個別要素として記述されているが、緩衝格子の接続部材は、個別部分なしで連続形成された要素で構成することもできる。
図9は、本発明の実施態様に係る、大きさが異なる複数の延長部材と延長部材ボイドとを備える緩衝格子構成を示す。例えば、緩衝格子は、第一の延長部材1002,第二の延長部材1004および第三の延長部材1006を備えることができる。第一の延長部材1002および第二の延長部材1004は、共通の円筒形状を共有するが、直径は異なる。第一の延長部材1002は、第二の延長部材1004より大きい直径を有する。例示的な実施形態において、第一の延長部材は、直径がより大きいことで、圧縮に対するさらなる耐性を提供することができる。それゆえ、そのような特性が所望される保護パッド上の位置(例えば、縁、骨格構造付近、軟部組織構造付近、予想される衝撃点付近等)に適している場合がある。逆に言えば、第二の延長部材1004は、高い相対的衝撃吸収度が所望される位置にあることが望ましい場合がある。第一の延長部材1002および第二の延長部材1004はともに、大きさが類似する延長部材ボイド1008および1010を共有する。さらに、延長部材ボイドの深さも断面の大きさに影響を与えることなく可変とすることができる。
第三の延長部材1006の大きさは、第一の延長部材1002に類似する。しかしながら、第三の延長部材1006の延長部材ボイド1012は、延長部材ボイド1008および1010と比べて大きい。延長部材ボイドがより大きいと、延長部材が変形するための空間の容積をより大きく提供することができ、結果として衝撃力吸収度をさらに高めることができる。
要素(例えば、接続部材、延長部材、および延長部材ボイド等)の大きさ、形状および組み合わせは、任意の順序、方式、および/または関係であってもよい。それゆえ、特定例が図示されているが、これらの要素の任意の組み合わせを互いに関連して用いることで、緩衝材の一つ以上の部分を形成することができる。
図10は、本発明の実施態様に係る、複数の接続部材1100,1112,1116および1118と、複数の延長部材1102,1104,1106および1108を備え、組み合わせてボイド1120を形成する緩衝格子構成を示す。この例示的な構成において、接続部材1118および1116の長さは類似しており、接続部材1110および1112より長い。その結果、ボイド1120はダイヤモンド形状となる。
図11は、本発明の例示的実施態様に係る、湾曲した接続/接合部材を備える緩衝格子構成を示す。特に、図11は、二つの接続部材1122および1124を示し、延長部材208から延在して別の延長部材に終端するので、その結果ボイド1126となる。ボイド1126は、少なくとも部分的に、湾曲した接続部材によって定義される。接続部材1122は、接続部材1124と左右対称に湾曲して図示されているが、いずれの形状(例えば、直線形状、有機形状またはいずれの組み合わせ)であっても使用することができる。さらに、図13について後述されるように、直線形状と有機形状の接続部材同士を組み合わせて同時に使用することができる。本明細書で開示する他のボイドの形状および接続部材の形状について、任意の大きさ、向きおよび最終形状は、どんな組み合わせであっても、いずれかの位置において実行可能であり、衝撃力減衰等、所望の緩衝結果を達成する。
図12は、本発明の例示的実施態様に係る、有機形状の接続部材を備える緩衝格子構成を示す。図12は、接続部材1202,1204および1206等の様々な形状および大きさを有する複数の接続部材を備える。直線状の接続部材を利用して、第一の延長部材から第二の延長部材まで延在することができるが、接続部材1202等の有機的な接続部材は、一つ以上の湾曲、屈曲または、他の変動を取り入れ、純粋な直線状の実施態様を超えて接続部材の長さを延長することができる。有機形体を加えると、追加的緩衝特性を提供することができ、衝撃の際に緩衝格子における追加的な動きを可能にする。
図には明確に示されていないが、延長部材を、接続部材の厚さの増加として表すことができ、接続部材に沿った異なる位置における厚さと比較している。例えば、接続部材1204沿いでは、上方に湾曲した中心部分の真ん中等の部分において奥行きが増し、図6のオフセット210について前述したように、効果的にオフセットを形成する。換言すれば、接続部材の厚さが変化することで、少なくとも接続部材の内表面の一部は、衝撃シェルの内(例えば最も近い)表面からのオフセットが可能である。
図13は、本発明の例示的実施態様に係る、有機形状の接続部材、および直線形状の接続部材を備える緩衝格子構成を示す。特に、図13が示すことには、長さおよび形状が異なる接続部材は、組み合わせて使用することができる。例えば、接続部材1302は、直線形状であるが、最終的に延長する長さは、やや有機形状である接続部材1304に類似する。同様に、さらなる追加的接続部材1306は、共通の延長部材208からの距離をさらに延長することができる。さらに、いずれの幅、厚さ、長さ、形状、断面形状、材料、色およびそれらの組み合わせであっても、緩衝格子の例示的実施態様において実行可能である。
図14は、本発明の実施態様に係る、保護パッド部分の天縁から底縁を向いて示している。保護パッドは、衝撃シェル101および緩衝材201を備える。本例において、衝撃シェル101は、外部表面102に向かって外方に湾曲する。衝撃シェルの曲線は、半径1206によって定義可能であり、軸線1201上の虚点1212から延在する。
緩衝材201の形成は、延長部材を備え、異なるオフセット距離を与えることができる。例えば、第一のオフセット1402は、第二のオフセット1404より大とすることができる。衝撃シェルの形状に応じて、オフセットに変動を導入して、(例えば、不規則に湾曲している衝撃シェルを補う)緩衝材において、一定して湾曲している外表面204を提供することができる。代替的に、オフセット距離の変動を使って、不規則に湾曲する輪郭を緩衝材201の外表面204上に導入することで、着用者の有機形状をより良く形成することができる。さらに、オフセット距離を変えることで、所望の衝撃減衰特性を、(例えば、軟部組織接触範囲に沿った、骨領域に沿った、等の)効果的な位置で達成することができる。
さらに、図14で示すように、共通する曲線の中心を共有している衝撃シェル101および緩衝材201とは異なり、オフセットの中心(例えば1212および1210)を利用することができる。例示的な実施態様において、オフセットの中心は、延長部材(例えば1202)のオフセット長に対応している。さらなる例示的実施態様において、緩衝材201の半径1208は、位置に応じて可変である。例えば、回転時の軸線1201からの屈撓角度が大きくなるにつれて、半径は増大する場合がある。本例において、(たとえ)屈撓角度が同等でも半径1206をより小さくする場合には、オフセット1402は、オフセット1404より大とすることができる。
結果的に、接続部材、延長部材、延長部材ボイド、ボイド、オフセット、曲線輪郭、材料等における変動は、衝撃シェルおよび緩衝材を備える保護パッドにおいて実行される様々な実施態様に全面的に役立つことができる。保護パッド組織は特別な実施形態を参照して上述されているが、修正や変動によって、以下の請求項によって提供される意図された技術的保護範囲を逸脱することなく、上述した保護パッド組織を作ることができると理解されるべきである。
図15は、本発明の実施態様に係る、部分間結合をするための衝撃シェルにおいて、例示的なチャンネルと嵌合するために緩衝材上にある例示的な突起を示す。前述のように、緩衝材201は、様々な異なる機構および手段を通して、衝撃シェル101と結合することができる。例えば、図15に示されるように、一つ以上のチャンネルは、衝撃シェル101において形成可能であり、緩衝材から延在する一つ以上の突起を受けるのに機能的である。チャンネルは、衝撃シェル101の外周部に沿って、衝撃シェル101の内部部分に沿って、または衝撃シェルの内表面等、衝撃シェルの任意の他の部分に沿って延在することができる。長さ、形状(断面および衝撃シェルの表面沿いの両方)、大きさおよび位置は可変であり、選択肢の範囲を含んで実行される。例えば、第一の形状を有する第一のチャンネルは、衝撃シェルの第一の部分に沿って延在することができ、大きさ、形状および/または長さの異なる第二のチャンネルは、衝撃シェルの第二の部分に沿って、または通して延在することができる。
図15には、異なるチャンネルが例示されている。例えば、長方形断面チャンネル1504,T字形状断面チャンネル1508,とげ付断面チャンネル1512および拡大T字形状断面チャンネル1516が提供される。例示的実施態様において追加的形体を採択することも可能である。
異なる突起は、緩衝材から延在して例示されている。例えば、長方形断面突起1502,T字形状突起1506,とげ付突起1510および丸型突起1514が提供される。
突起とチャンネルとの組み合わせによって、異なる機能的利点を提供することができる。例えば、長方形突起1502および長方形チャンネル1504は、減結合実施態様を可能にしつつも、緩衝材および衝撃シェル間における左右動を防ぐべく移動調節することができる。T字形状突起1506およびT字形状チャンネル1508は、チャンネルと非平行である力による減結合に対して、高い耐性を提供することができる。しかしながら、この配置において、摺動動作による衝撃シェルから緩衝材の減結合が可能となり、突起をチャンネル内に誘導する。丸型突起1514を調節して、拡張/圧縮することで、とげ付断面チャンネル1512またはT字形状の断面チャンネル1516等の受けチャンネルの一部を塞ぐことができる。本例では、丸型突起を部分的に圧縮して、受けチャンネル1512のとげ状延長部に膨張することができる。同様に、丸型突起1514は、最終的に、T字状形状をとることができ、受けチャンネル形体1516内に圧縮される。この圧縮型フィットは、緩衝材と衝撃シェルとの間の減結合に対する耐性を提供することができる。
緩衝材から延在する突起と、衝撃シェルで形成されるチャンネルに関する記述が集中しているが、一つ以上の突起は衝撃シェルから延在可能であり、一つ以上のチャンネルは、緩衝材で形成可能である。さらに、突起は、延在するベース材料(例えば緩衝材料)と一体形成することができる。加えて、突起は、異なる材料からでも、または異なる過程においてでも形成することができる。
図16は、本発明の実施態様に係る、衝撃シェルにおいて一つ以上の受けチャンバを通して結合部材として作用するための緩衝材上の例示的な突起を示す。ある長さに亘って延在するチャンネルとは異なり、受けチャンバ1606および1610は、受け材料内にあるキャビティであり、受けた突起1608および/または1612を維持することができ、いくつかの例においてはリベット状接続に準ずる場合がある。例えば、受けチャンバ1606は、突起1608の埋込一体化を可能とし、衝撃シェル101を通して緩衝材201から延在してもよい。結合関係を維持するために、突起1608は、ステム1602で形成され、断面は突起の頭部より小さい。頭部は、本例においては、丸みを帯びているので、受けチャンバの挿入孔に挿入しやすくなっており、該挿入孔はステム1602によって占領されている。埋め込み型頭部が図示されているが、例示的実施態様において埋め込み型頭部は設けなくともよい。
突起1612の頭部分は、突起1608とは異なる断面形状を示している。ステム部分1604は、受けチャンバ挿入孔を通して、受けチャンバ1610の埋め込み部分に延在する。埋め込み部分は外表面に延在して図示されているが、受けチャンバは、代わりに衝撃シェル内のボイドであってもよく、外表面まで延在せず、その後衝撃シェルの均一な外表面を出現させることができる。
図15について前述したように、突起および受けチャンバは、例示的な実施態様において、緩衝材201または衝撃シェル101のどちらかにおいて形成可能である。
図17は、本発明の実施態様に係る、衝撃シェルに結合して、外周部沿いのガスケット状のフィット性を利用する緩衝材の断面図である。緩衝材201および衝撃シェル101の断面図は、ガスケット状結合を使用するための、少なくとも二つの異なる機構を表す。ガスケット状結合は、衝撃シェル101の内表面から外部表面102までの一部の緩衝材201の延長部を含む。これは、リップ部分1712によって達成可能であり、外周部等の緩衝材の一部に沿って延在し、縁外周部等の衝撃シェルの一部の周辺に延在する。緩衝材201は、受けチャンネル1714を形成可能であり、衝撃シェルの外周部縁が維持される。本例において、衝撃シェルの内表面は、緩衝材の内表面に近接してもよく、また衝撃シェルの外部表面102は外周部分に沿ったリップ部分1712に近接してもよい。結果として、この例示的な実施態様において、リップ部分は衝撃シェルの一部を包囲し、緩衝材と衝撃シェルとの間に結合を形成する。
追加的な例示的実施態様において、突起部分1704は衝撃シェル101を通して延在し、さらにリップ部分1708に嵌合することができる。例えば、突起部分の遠心端部分は、リップ部分1708の内部分1706に結合する(例えば、溶接、仮留めまたは化学的固定等)ことができる。突起1704は、リップ部分1708を通して延在し、メカニカルファスナを形成することができるとも考えられる。さらに、突起1704は、恒久的または一時的に衝撃シェルに結合され、衝撃シェルを通して延在することができる。
突起1704は、衝撃シェル(または緩衝材)に対して任意の位置に配置可能である。例えば、突起1704(および任意の数の類似する突起)は、外周部に沿って配置され、任意の位置で受けチャンネル1714を通過することができる。追加的に、突起は、(緩衝材と類似する、および/または異なる)いずれの形状、大きさ、長さ、材料であってもよく、任意の位置に配置することもできる。
図18は、本発明の実施態様に係る、緩衝材と一体型のストラップを有する例示的保護パッドを示す。衝撃シェル101の外部表面102は、外側側部108から延在する第一のストラップ1802および第二のストラップ1804を有して示されている。例示的な実施態様において、第一のストラップ1802および第二のストラップ1804は、モーション線1810および1820によって示されるように、保護パッドの反対側部(例えば内側側部)まで延在することができる。各ストラップは、保護パッドに固定可能であり、保護パッドを使用者の装着位置に維持する。
第一のストラップは、閉突起1806を含む。閉突起1806は、内表面等の表面を超えて延在するストラップ1802の一部として図示されている。衝撃シェルは、閉突起を受けるための受けキャビティ1808を有することができる。形状、大きさ、および突起、チャンネル、チャンバ等の類に関して図15および図16において記述された類似概念は、受けキャビティ1808および/または閉突起1806に適用することができる。閉突起は、受けキャビティ内でフィット可能であり、例えば分離可能な所望の結合状態でストラップ1802を維持する。
同様に、第二のストラップ1804は、代替配置を有して図示されており、第一の閉突起1812および第二の閉突起1814を有する。それぞれの受けキャビティ1816および1818は、(例えば、衝撃シェル上で、緩衝材上で、および/または組み合わせて形成された)保護パッドの反対側部上に形成され、閉突起を受ける。閉突起と受けキャビティとをどのように組み合わせても使用可能である。さらに、(例えば、面状材料、スナップ、ボタン、クリップ、レーシング等の)追加的成分を、同様に、または代替的に使って、ストラップを保護パッドに結合することができる。
ストラップ1802および1804に関して、ストラップは緩衝材の一部として形成することができる。例えば、共通する形成(例えば成型)作業において、各ストラップは、緩衝材の形成に使用されるものと同じ材料から形成される。さらに、ストラップは、接続部材として判断可能であり、保護パッドの縁部分から延在することができる。また、内側側部および外側側部による図18の説明が求められているが、ストラップは保護パッドのいずれの部分においても発端または終端することができる。さらには、ストラップは直線形状で図示されているが、任意の形状、大きさ、および向きとすることができる。
また、緩衝材から延在する突起を有するというよりは、むしろ、突起を代替的または追加的に衝撃シェル(内表面または外表面どちらでも)から延在させることができる。さらに、ストラップのサイズ調整は、一連の受けキャビティまたは突起によって達成可能であり、ストラップおよび/または衝撃シェルの一部に沿って延在させることができる。例えば、一連の受けキャビティは、衝撃シェルの外表面に沿って延在しており、ストラップの長さに沿って延在する二つ以上の突起によって合致可能なパターンを有することができる。
図19は、本発明の実施態様に係る、シート状形体1901で形成される緩衝材の斜視図である。シート状形体1901の内表面1906は、多くの例示的な延長部材1908および延長部材ボイド1914に沿って露出している。オフセット1910の概念も図示されている。オフセット1910は、延長部材が内表面1906から延在する長さである。
本例において、外表面1904は、内表面1906の反対側にある。内表面1906と外表面1904との間に延在する材料の厚さは、位置に応じて可変であり、弾性、衝撃力減衰性等の多様な物理的性質を達成する。本例において、シート状形体1901は、内表面1906と外表面1904との間に延在するボイドを含まなくてもよい。しかしながら、一つ以上の延長部材ボイド1914は、一つ以上の延長部材1908の遠心端から、延長部材を通して、さらにシート状形体1901を通して延在することができる。本例において、延長部材ボイドは、外表面1904を通して延在し、外表面1904において開口を形成することができる。この開口は、空気および/または水分の移動を促進するのに効果的であり得る。さらに、開口は、使用者と緩衝材との間におけるより良い接触面を促進するのに効果的であり得る。
図20は、本発明の実施態様に係る、保護パッドの衝撃シェルにおける追加的な例示的実施形態を示す正面側斜視図である。衝撃シェル2000は、前方に面する外部表面102を有して図示されている。衝撃シェル2000はまた、外周部を有し、少なくとも部分的に、天縁110,外側縁108,底縁112および内側縁106によって定義される。さらに、衝撃シェル2000は、衝撃シェル2000の外周部に沿った複数の穿孔または切欠を備える。穿孔は、外周部を通して形状および大きさを均一とし、または図示のとおり異ならせることができる。例えば、穿孔は、円状穿孔2002,三角形穿孔2006または長方形穿孔2004、あるいは適切な、または使用可能な他の所望の任意形状とすることができる。穿孔は、一貫して均一の大きさである場合もあれば、大きさに応じて衝撃シェル2000の外周部周辺の異なる範囲で使用される場合もある。さらに、穿孔は、図示のとおり均一に間隔を空けて配置される場合もあれば、衝撃シェル2000の外周部周辺において異なる間隔で配置される場合もある。本明細書で開示するように、穿孔は衝撃シェルを通して、外部表面から内部表面まで延在する。後述されるように、穿孔は、オーバーモールドされる材料が成型過程中に通過できる範囲を提供して、固着された結合フレームを形成することができる。
図21は、例示的な衝撃シェルの外部表面を示している。例えば、図21に示す衝撃シェル2100は、衝撃シェル2000の例示的実施形態である。衝撃シェル2100は、複数の穿孔を有して図示され、天縁110および底縁112沿いの穿孔2110,外側縁108および内側縁106沿いの穿孔2120,さらに衝撃シェル2100の四隅に対応する穿孔2130がある。衝撃シェル2100において提供される複数の穿孔は、一般的な長方形状を有して示される。加えて、複数の円状穿孔も、底縁に近接して図示されている。例示的な円状穿孔は2902である。前述のように、穿孔は、いずれの大きさ、形状、位置であってもよい。さらに、大きさ、形状、位置のいかなる組み合わせであっても、本発明の実施態様において利用可能である。
例示的な実施態様において、穿孔2110は、天縁2112,底縁2116,外側縁2114および内側縁2118を有して図示されている。複数の穿孔2110,2120および2130は、衝撃シェル2100の外周部に沿って、かつ近接して設けられる。複数の穿孔は、例示的な実施態様において、衝撃シェル2100の中心よりも、天縁110,外側縁108,底縁112および/または内側縁106の付近に設けてもよい。例えば、硬質シェルの天縁110付近の穿孔2110を見てみると、穿孔2110の天縁2112は、少なくとも1mmから1cmは、対応する硬質シェルの天縁110から離れていてもよい。さらに、天縁2112は、例示的実施態様において、底縁2116から少なくとも1mmから1cmは離れ、外側縁2114は、内側縁2118から少なくとも5mmから5cmは離れていてもよい。類似する長さであれば、代替的な穿孔(例えば、円状穿孔の周縁等)の他の縁に適用することができる。
衝撃シェル2100の例示的実施形態における複数の穿孔は、係止チャンネルとして作用し、衝撃シェル2100の全外周部(または、追加的な例示的実施態様における外周部の一部)周辺の場所において結合フレームの形成および係止を可能にする。衝撃シェル2100の外周部周辺の結合フレームは、別の適切な方法によって形成可能であり、射出成型または任意の他の適切な技術を含む。例えば、結合フレームは衝撃シェル2100の両側部上に形成可能であり、複数の穿孔2110,2120および2130を結合フレーム材料で塞ぎ、効果的に結合フレームを係止して穿孔を塞ぐ材料を、衝撃シェルと相互接続し、その結果衝撃シェル2100の両側部上に結合フレームを形成する。例えば、図22で後述されるように、衝撃シェル2100は、結合フレーム2210を有し、衝撃シェル2100の外周部周辺に形成され、図22において衝撃シェル2200として示される。
図22は、本発明の実施態様に係る、一体型結合フレームを有する衝撃シェルを示す。結合フレーム2210は、緩衝材(図示せず)と同じ弾性材料を備えることができる。代替的な実施態様において、結合フレームは、緩衝材と適合性のある材料で形成可能であるので、緩衝材および結合フレーム2210は互いに固着可能である。結合/固着をすることで、熱または超音波による融着を達成することができ、本発明の実施態様によると、熱または超音波で活性化された接着剤層、エポキシ、グルー、メカニカルファスナおよび他の結合機構は、緩衝材および結合フレーム2210を共に固着するために使用することができる。
結合フレーム2210を、衝撃シェル2100の外周部周辺に形成することで、例えば、衝撃シェルをモールド内に配置して、選択した弾性材料で所望範囲を塞ぐことで、衝撃シェル2200を形成することができる。図21の複数の穿孔2110,2120,2130および/または2909における各穿孔に、材料を通流させて塞ぐことができるので、層は、外部表面102および/または内部表面(図示せず)上の外周部周辺に形成可能である。穿孔を塞ぐことで、衝撃シェルに対する結合フレームのための効果的な係止機構を形成し、衝撃シェルの穿孔を通して結合フレームを組み込むことができる。換言すると、図24、図25および図29の断面図で示されるように、結合フレームを形成する材料は、穿孔を通って、天面から底面までの外周部周辺に延在し、一体型結合フレームを形成する。
さらに、いくつかの穿孔に近接して(例えば切断線23−23の近接で)複数の寸法的特徴が図示されているが、結合フレームは、一つ以上の表面上で(例えば寸法的特徴を欠いて)実質的に平坦とすることができる。この平坦な実施態様によれば、例示的な実施態様において、結合表面および/または外観を、均一性を持って提供することができる。切断線29−29は、図29で示される断面を特定しており、実質的な平表面であって、図21の円状穿孔2902に近接している。
図23は、本発明の実施態様に係る、図22における切断線23−23に沿う断面2300を示す。断面2300は、図22に示す衝撃シェル2200の天縁の部分であり、結合フレーム2210の構造を詳細に示している。例えば、一旦結合フレーム2210がモールドされるか、または衝撃シェル2100の外周部周辺に形成されると、結合フレーム2210は、内部面構造2310,外部面構造2330および頂面2320を有する。図23を参照すると、結合フレーム2210を備える弾性材料は、穿孔2110に通流し、本例において示された結合フレームを形成する際に使用する特別なモールドに応じて、結合フレーム2210は、内部面構造2310を形成可能とし、高さ2350および穿孔2110より幅広である幅2360を有する。さらに、結合フレーム2210は、外部面構造2330を形成可能であり、高さ2370および幅2390を有する。結合フレーム2210の総厚2395は、穿孔2110内の、または頂面2320におけるいずれの地点においても測定可能である。2395の総厚には、例示的な実施態様において、内部面構造2310の高さ2350,衝撃シェル2100の厚さおよび外部面構造の高さ2370を含んでもよい。
結合フレーム2210は、モールドすることで、山部と谷部を有するので、(図示のように)外部面構造2330上の見栄えが良くなり、訴求効果を生み出すことができ、または、モールドすることで、滑らかな様相を有し、均一な面構造を外部面構造2330および/または内部面構造2310に形成することができる。例示的な実施態様において、外部面構造は、材料が通過する下層穿孔に類似する形状である必要は無い。例えば、結合フレームは、一つ以上の幾何学的特徴を有し、表面上(例えば外部面構造)に可視的に形成され、大きさ、形状、および/または特徴に近接する衝撃シェル内の穿孔の数は異なる。例示的な実施態様において、複数の下層穿孔は、円状であってもよく、対応近接する結合フレームの特徴は非円状であってもよい。
図24は、本発明の実施態様に係る、図22における切断線24−24に沿う衝撃シェル2200の水平断面2400を示す。断面2400を参照すると、断面における衝撃シェル2200の外周部は、結合フレーム2210によって完全に囲まれており、材料が、衝撃シェル2100の外部表面102から、複数の穿孔2110,2120および2130を通して、内表面104にオーバーフローすることで、所定位置に係止される。
図25は、本発明の実施態様に係る、図22における切断線24−24に沿う衝撃シェル2200の水平断面2500と、表面2510において結合フレーム2210を経由して衝撃シェル2200に固着する緩衝材2550を示す。
図26は、本発明の実施態様に係る、複数の長方形角柱型延長部材2602が相互接続型接合部材の格子から延在する、緩衝材2600の内表面を示す。緩衝材2600は、天縁2610,底縁2612,外側縁2608および内側縁2606を備える。図4について前述したように、接合部材は、射出成型等の共通する製造過程において形成可能であるので、接合部材全体が、緩衝材2600の格子網を形成している。接合部材は、複数のボイドを定義する。ボイドは、接合部材の外表面および内表面にわたって延在する。
二つ以上の接合部材の交点において、延長部材2602等の延長部材を配置することができる。さらに、一つ以上の延長部材に関して、延長部材ボイドは、少なくとも延長部材の一部にわたって延在することができる。しかしながら、図示のように、延長部材ボイドは、例示的実施態様において、緩衝材の内表面にわたって延在しなくてもよい。
延長部材2602は、例示的実施態様において、緩衝材の内表面から、衝撃シェルの内表面に向かって外方に延在することができる。延長部材2602は、長方形角柱の形体で図示されており、格子構造から外方に延在している。前述したように、延長部材は、いずれの大きさ、形状および密度であってもよい。さらに、延長部材ボイドについても、いずれの大きさおよび形状であってもよい。前述のように、延長部材2602の延長部材ボイドは、延長部材2602の内表面から、緩衝材の外表面に向かって延在する。しかしながら、延長部材ボイドは、本例において、緩衝材の外表面にわたって延在しない。緩衝材の外表面を維持することによって、例示的な実施態様において、適切な表面を設けることができ、該表面上にスキン層を結合することも可能である。
図示の実施態様において、延長部材は、本質的には長方形角柱(例えば直方体)である。長方形角柱という幾何学的形状は、緩衝材の衝撃減衰性のための潜在的利益を提供しており、延長部材が長方形角柱であるがゆえに、様々な面にできた角度交点に基づいている。この面上にできた角度交点により、例示的な実施態様において、衝撃力を減衰するために意図的に変形する位置が設けられる。
図27は、本発明の実施態様に係り、緩衝材2600の外表面(図27には示さず)と結合されるスキン層2700に加えて、図26の緩衝材2600の内表面を示す。図6について前述したように、スキン層は、緩衝材2600等の緩衝材の外表面における一つ以上の部分と結合することができる。
スキン層2700は、いずれの大きさおよび/または形状においても形成可能である。例示的実施態様において、スキン層2700は、結合された格子の幾何学的形状に似せて形成される。それゆえ、一つ以上のボイドは、緩衝材2600の格子構造にわたって延在し、大きさの類似するボイドに対応させることができ、図28において後述されるように、スキン層2700にわたって延在する。
例示的なアライメント点は、例示的目的のために特定される。アライメント点は、スキン層2700と緩衝材2600の図示されていない表面とがどのようにして位置を合わせるのかについての理解を促進する。例えば、スキン層2700は、アライメント点2702,2704,2706,2708および2710を示す。緩衝材2600は、緩衝材2600の外表面(図27には示さず)上の固着点に関連する例示的固着点2703,2705,2707,2709および2711を示す。スキン層2700と緩衝材2600の外層(図27に示さず)との結合時に、例示的な実施態様において、固着点2702,2704,2706,2708および2710は、外表面に関連する固着点2703,2705,2707,2709および2711と相対的に位置合わせをする。
図28は、本発明の実施態様に係る、位置を合わせて結合した図26の緩衝材2600および図27のスキン層2700における外表面斜視図である。図27と同じ状況を設けるために、スキン層の固着点(2702,2704,2706,2708および2710等)が、図28において複製されている。位置合わせに基づき、接続部材間のボイドと、スキン層2700内のボイドとは位置が揃い、本例においては、ボイドを含んで関節を成すという利益を生む。さらに、スキン層2700は、緩衝材2600の表面全体にわたって延在しない。スキン層は、緩衝材2600の位置に配置可能であり、脛骨領域および/または装着時の着用者に接触する主要な部分に近接している。
図29は、図22における切断線29−29に沿う緩衝格子2550,衝撃シェル,結合フレーム2210における断面図である。図示のように、結合フレーム材料は穿孔2902(図21)にわたって延在し、衝撃シェルの外部表面102および内表面104の両方を囲む。結合フレーム2210は、衝撃シェルの外周縁を越えて、少なくとも穿孔2902から延在するので、結合フレーム2210は、外部表面から内部表面まで衝撃シェルの外周部を囲むことができる。
前述したように、結合フレーム2210は、緩衝材2550の材料と類似する材料から形成可能であり、緩衝材2550と結合する。続けて、衝撃シェルは、例示的な実施態様において、結合フレーム2210を経由して緩衝材2550と結合する。さらに前述したように、緩衝材2550と結合フレーム2550との結合は、接着剤、溶解過程または他の結合機構によって達成することができる。
本明細書に開示された概念は、パッドの概念について記述し、特にすね当てパッドを図示しているが、本概念は、あらゆる力減衰の応用に及ぶものである。例えば、前述のように、本明細書で開示した特徴は、ヘルメット、衣類、バリヤ、アーマおよびその他の応用に関して利用可能である。

Claims (20)

  1. 保護パッドであって、
    外部表面および反対の内部表面、内側縁および反対の外側縁、ならびに天縁および反対の底縁を有する衝撃シェルであって、前記の内側縁、外側縁、天縁および底縁は、少なくとも部分的に、前記衝撃シェルの外周部を定義し、さらに、少なくとも前記外周部の一部を囲結合フレームであって、前記衝撃シェルの前記反対の内部表面に対して配置された内部面構造を有する結合フレームを備える前記衝撃シェルと;
    前記衝撃シェルの前記内部表面に近接し、前記結合フレームに固着する緩衝格子であって、前記緩衝格子は弾性材料製であり、(1)外表面および反対の内表面を有する複数の相互接続型接合部材と、(2)前記内表面を超えて、前記衝撃シェルの前記内部表面に向かって延在する複数の延長部材であって、前記緩衝格子にわたって密度が変化する延長部材とを備える前記緩衝格子と;
    を備える保護パッド。
  2. 前記衝撃シェルは、a)剛性ポリマー材料、b)織成ポリマー材料およびc)炭素繊維系材料のうちから選択される少なくとも一種の材料から形成されている、請求項1に記載の保護パッド。
  3. 前記弾性材料は、熱硬化性または熱可塑性のエラストマである、請求項1に記載の保護パッド。
  4. 前記複数の相互接続型接合部材は、連続する部分として形成されている、請求項1に記載の保護パッド。
  5. 前記結合フレームは、前記緩衝格子と同じ弾性材料から形成されている、請求項1に記載の保護パッド。
  6. 前記緩衝格子は、熱融着および超音波溶接のうち少なくとも一つによって、前記結合フレームに固着されている、請求項5に記載の保護パッド。
  7. 前記緩衝格子は、接着剤層によって、前記衝撃シェルを囲む前記結合フレームに固着されている、請求項5に記載の保護パッド。
  8. 前記接着剤層は、圧力、化学物質、熱および/または光に反応して、前記緩衝格子および前記結合フレームに固着されている、請求項7に記載の保護パッド。
  9. 前記複数の相互接続型接合部材は、第一の長さを有する第一の部材と、第二の長さを有する第二の部材とを備え、前記第一の長さが前記第二の長さよりも長い、請求項1に記載の保護パッド。
  10. 前記複数の相互接続型接合部材の前記外表面に固着されたスキン層をさらに備える、請求項1に記載の保護パッド。
  11. 前記複数の延長部材は、円筒形状または長方形状の柱体である、請求項1に記載の保護パッド。
  12. 保護パッドであって:
    第一の材料から形成される衝撃シェルであって、(1)外部表面および反対の内部表面を備え、ここで、前記衝撃シェルの前記内部表面は、曲線輪郭を有しており、内側縁から反対の外側縁まで前記外表面の方向において外方に延在し、さらに、(2)少なくとも部分的に、前記内側縁、前記反対の外側縁、天縁および反対の底縁によって定義される外周部備える前記衝撃シェルと;
    前記衝撃シェルの前記内部表面に近接する緩衝格子であって、前記緩衝格子は、前記第一の材料とは異なる第二の材料で形成され、(1)外表面および反対の内表面を有する複数の相互接続型接合部材と、(2)前記外表面前記内表面との間に延在し、前記複数の接合部材によって形成される複数のボイドと、(3)前記緩衝格子の前記内表面前記衝撃シェルの前記内部表面との間に延在する複数の延長部材であって、前記複数の延長部材の各々は、前記緩衝格子が衝撃力によって前記衝撃シェルの前記曲線輪郭に適合するときに前記衝撃シェルの前記内部表面に接触する遠心端を有する、延長部材とを備える前記緩衝格子と;
    少なくとも前記外周部の一部を囲結合フレームであって、第二の材料から形成される前記結合フレームとを備え、前記緩衝格子は、前記結合フレームを経由して前記衝撃シェルと固着する保護パッド。
  13. 前記複数の相互接続型接合部材は均一の厚さで形成され、これら相互接続型接合部材から前記複数の延長部材が延在する、請求項12に記載の保護パッド。
  14. 前記複数のボイドのうち第一のボイドは、前記複数の相互接続型接合部材のうち少なくとも二つの相互接続型接合部材によって形成されている、請求項13に記載の保護パッド。
  15. 前記複数の延長部材は、第一の延長部材および第二の延長部材を備え、前記第一の延長部材は、前記第二の延長部材よりも断面積が小さい、請求項13に記載の保護パッド。
  16. 前記複数の延長部材は、第一の延長部材を備え、第一の延長部材ボイドを有して、前記第一の延長部材の遠心端から、前記複数の相互接続部材における前記内表面に向かって延在する、請求項13に記載の保護パッド。
  17. 前記複数の延長部材は、前記衝撃シェルの前記内部表面と接触する第一の遠心端を含む第一の延長部材と、前記衝撃シェルの前記内部表面に隣接する第二の遠心端を含む第二の延長部材とを含む、請求項12に記載の保護パッド。
  18. 保護パッドであって:
    外部表面および反対の内部表面を有し、内側縁反対の外側縁との間で湾曲する剛性の衝撃シェルであって、結合フレームが熱可塑性エラストマ製である、前記衝撃シェルと;
    前記衝撃シェルの前記結合フレームにおいて、前記剛性の衝撃シェルの前記内部表面と結合する緩衝格子であって、前記緩衝格子は、前記結合フレームと同じ熱可塑性エラストマ製であり、(1)外表面および反対の内表面を有する、複数の相互接続型接合部材と、(2)複数の延長部材とを備え、これら複数の延長部材がそれぞれ、前記相互接続型接合部材の前記内表面から、前記剛性の衝撃シェルの前記内部表面に隣接する遠心端まで延在する前記緩衝格子と;
    前記複数の相互接続型接合部材の外層の少なくとも一部と結合するスキン層と;
    を備える保護パッド。
  19. 前記結合フレームは、前記剛性の衝撃シェル上にオーバーモールドされている、請求項18に記載の保護パッド。
  20. 前記結合フレームは、前記剛性の衝撃シェルの前記内部表面で外周部の周辺に延在する、請求項18に記載の保護パッド。
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