JP6253938B2 - 環状接触するピストンを有する粘性材料収容容器 - Google Patents

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Description

本発明は、粘性材料を収容し、適量を排出する粘性材料収容容器に関するものである。
歯科分野において、粘度の高い歯科用充填材料や人工歯用材料、歯冠作製用材料等の歯科用粘性材料を取り扱う場合には、歯科用粘性材料が充填された使い捨ての容器である歯科用粘性材料収容容器等の粘性材料収容容器を専用のハンドル型の押し出し装置にセットし、押し出し装置のハンドルを操作することにより、歯科用粘性材料収容容器から歯科用粘性材料を適量排出する。
特許文献1には、従来の粘性材料収容容器の一例が示されている。この粘性材料収容容器は、一端に挿入口を有し該挿入口から仮想中心線に沿って延び且つ横断面形状が仮想中心線を中心とする円形をなす第1の通路を囲む第1の内壁面を備えた第1のセクションと、一端に排出口を有し該排出口から延びる第2の通路を囲む第2の内壁面を備えた第2のセクションと、第1のセクションと第2のセクションとの間に位置して、第1の通路と第2の通路とを連通する第3の通路を囲む第3の内壁面を備えた第3のセクションとを備えたハウジングを備えている。そして第1の通路内には、第1の通路内に収容された粘性材料を第2及び第3の通路を通して排出口から押し出すピストンが挿入されている。そして特許文献1の図1に示されたピストン(13)は、第1の内壁面と接触する1つのシールリング(14)と、第1の通路に挿入された状態でシールリング(14)を中心にして仮想中心線が延びる方向の両側にシールリング(14)の外径寸法よりも外径寸法が小さい一対の非接触部(13)を備えている。そしてピストン7の一対の非接触部(13)は、シールリング14を面内に含み且つ仮想中心線と直交する仮想面に対して面対称となる形状を有している。
特開平10−179608号公報 図1
しかしながら、特許文献1に示された構造では、ハウジングの挿入口からピストンを挿入する際に、ハウジング内に空気を残留させてしまうという問題がある。ハウジング内に空気が残留すると、粘性材料が排出口から押し出される際に、粘性材料中に気泡が混ざるおそれがある。特に、歯科分野においては、このような気泡が入り込むと、粘性材料の見た目の色が変わったり、気泡から細菌が繁殖するといった問題が生じる。また、空気が残留することにより、ピストンを押し込む際のハウジングの内部からの抵抗力が弱くなる。そのため、ピストンを押し込む際の感触(手応え)に変化が生じ、ピストンを押し込む力加減が難しくなるという問題もある。
本発明の目的は、ハウジングの挿入口からピストンを挿入する際に、ハウジング内に空気が残留し難い粘性材料収容容器を提供することにある。
本発明が対象とする粘性材料収容容器は、ハウジングとピストンとを有している。ハウジングは、一端に挿入口を有し該挿入口から第1の仮想中心線に沿って延び且つ横断面形状が第1の仮想中心線を中心とする円形をなす第1の通路を囲む第1の内壁面を備えた第1のセクションと、一端に排出口を有し該排出口から第1の仮想中心線と交差する第2の仮想中心線に沿って延び且つ横断面形状が第2の仮想中心線を中心とする円形をなす第2の通路を囲む第2の内壁面を備えた第2のセクションと、第1のセクションと第2のセクションとの間に位置して、第1の通路と第2の通路とを連通する第3の通路を囲む第3の内壁面を備えた第3のセクションとを備えたハウジングと、少なくとも第1の通路内を移動して、少なくとも第1の通路内に収容された粘性材料を第2及び第3の通路を通して排出口から押し出すピストンとを備えている。そしてピストンは、第1の内壁面と接触する1つの円環状接触部と、第1の通路に挿入された状態で円環状接触部を中心にして第1の仮想中心線が延びる方向の両側に円環状接触部の外径寸法よりも外径寸法が小さい一対の非接触部を備えており、一対の非接触部は、円環状接触部を面内に含み且つ第1の仮想中心線と直交する第1の仮想面に対して面対称となる形状を有している。本発明においては、特に、ハウジングの第1のセクションに、挿入口からピストンを挿入する際に第1の通路内の空気を排出する少なくとも1本の溝部が第1の通路と連通するように形成されている。少なくとも1本の溝部は、挿入口と連通して第1の仮想中心線に沿って延びている。そして、少なくとも1本の溝部の第1の仮想中心線に沿う長さ寸法並びにピストンの非接触部の長さ寸法は、円環状接触部が溝を越える位置まで挿入された時点で、ハウジング内の空気が少なくとも1本の溝を通して外部に排出されるように定められている。本発明のように、少なくとも1本の溝を形成すると、挿入口からピストンを挿入する際に第1の通路内の空気を溝に誘導することができ、確実にハウジング内の空気を排出することができる。
ピストンに一対の非接触部を設けることにより、挿入時のピストンの仮配置をすることができる。さらに、一対の非接触部を面対称となる形状に形成することにより、挿入口からピストンを挿入する際に、どちらの非接触部側からでも挿入することができる。なおピストンとハウジングとの接触面積が少ないため、ハウジングとピストンとは、同じ樹脂材料によって、それぞれ一体に形成しても、ピストンの滑りが悪くなることはない。
また、一対の非接触部は、円環状接触部に隣接して、直径寸法が第1の内壁面の径寸法の90%以上ある環状の非接触面を有する形状とすることが好ましい。このように環状の非接触面を形成することにより、第1の内壁面への収まりがよくなり、確実にピストンの仮配置ができるようになる。
さらに、少なくとも1本の溝部の第1の通路側の端部と第1のセクションの挿入口側の端部との間の距離は、ピストンの第1の通路に挿入される側の端面から環状接触部との間の距離に等しいことが好ましい。このように構成することにより、ピストンが完全に第1の通路内に挿入された時点において、空気の排出を完了することができる。
また、第1の仮想中心線を面内に含み且つ第1の仮想面と直交する第2の仮想面に沿ってピストンを切断したときに、円環状接触部が円弧形状の頂点に位置するように一対の非接触部の形状が定められていることが好ましい。このように一対の非接触部を形成することにより、ピストンとハウジングの接触面積を減らすことができ、少ない力で粘性材料を押し出すことができる。
さらに、一対の非接触部の端部の形状は、第3の通路を囲む第3の内壁面と面接触するように定められていることが好ましい。このように非接触部の端部の形状を形成することにより、より多くの量の粘性材料を排出することができる。
本発明の実施の形態の粘性材料収容容器の一種である歯科用粘性材料収容容器の正面図である。 図1のA−A線断面図である。 ピストンを押し込んだ状態のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。 本発明の実施の形態におけるピストンの側面図である。 ピストンの正面図である。 第2の仮想面に沿ってピストンを切断し、円環状接触部の一部とその周囲を拡大した断面図である。
以下、図面を参照して、本発明を粘性材料収容容器の一種である歯科用粘性材料収容容器に適用した場合の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態の歯科用粘性材料収容容器1の正面図であり、図2は、図1のA−A線断面図であり、図3は、ピストンを押し込んだ状態のA−A線断面図であり、図4は、図2のB−B線断面図である。歯科用粘性材料収容容器1は図示しない歯科用粘性材料を収容するハウジング3と歯科用粘性材料を押し出すためのピストン5を有している。ハウジング3とピストン5は、同じ樹脂材料によってそれぞれ一体に形成されている。樹脂材料としては、例えば、ポリエチレン,ポリアセタール,ポリプロピレン,ポリアミド,塩化ビニル樹脂,ナイロン,フェノール樹脂,ポリウレタン,飽和ポリエステル樹脂,メラミン樹脂,ポリ塩化ビニリデン,不飽和ポリエステル樹脂,ポリブタジエン,ポリスチレン,EVA(エチレン−酢酸ビニル共重合)樹脂,スチロール樹脂,ポリメチルペンテン,メタクリルスチレン,ABS(アクロルニトリル,ブタジエン,スチレン)樹脂,ポリカーボネート等が用いられる。本実施の形態では、ポリプロピレンが用いられている。また、ハウジング3は、可視光線に対して不透過性を有する材料を用いて形成されている。こうすることにより、光硬化性の歯科用粘性材料をハウジング3に収容した場合であっても、保存時に歯科用粘性材料が硬化してしまうことを防ぐことができる。
ハウジング3は、ピストン5を挿入し、図示しない専用のハンドル型の押し出し装置を接続する挿入口7と、歯科用粘性材料を排出する排出口9とを備えている。ハウジング3は、一端に挿入口7を有する第1のセクション11と、一端に排出口9を有する第2のセクション13と、第1のセクション11と第2のセクション13との間に位置する第3のセクション15とから構成されている。第1のセクション11は、挿入口7から第1の仮想中心線L1に沿って延び且つ横断面形状が第1の仮想中心線L1を中心とする円形をなす第1の通路17を囲む第1の内壁面19を備えている。第2のセクション13は、排出口9から第1の仮想中心線L1と交差する第2の仮想中心線L2に沿って延び且つ横断面形状が第2の仮想中心線L2を中心とする円形をなす第2の通路21を囲む第2の内壁面23を備えている。第3のセクション15は、第1の通路17と第2の通路21とを連通する第3の通路25を囲む第3の内壁面27を備えている。
第2の内壁面23と第3の内壁面27との境界部には、第1の仮想中心線L1と第2の仮想中心線L2を含む仮想面S内に第1の仮想中心線L1と第2の仮想中心線L2との交差角に等しい角度を有する角部分29aを中心にして周方向両側に延びる連続した角部29が所定の角度範囲にわたって形成されている。
第1のセクション11には、挿入口7からピストン5を挿入する際に第1の通路17内の空気を排出する2本の溝部35及び37が第1の通路17と連通するように形成されている。2本の溝部35及び37は挿入口7と連通して第1の仮想中心線L1に沿って延びている。また、溝部35及び37の第1の仮想中心線L1に沿う長さ寸法と、後述するピストン5の非接触部39の長さ寸法とは、ピストン5の円環状接触部43が溝部35及び37を越える位置まで挿入された時点で、ハウジング3内の空気が溝部35及び37を通して外部に排出されるように定められている。このように溝部35及び37を形成すると、挿入口7からピストン5を挿入する際に、第1の通路17内の空気を溝部35及び37に誘導することができ、確実にハウジング3内の空気を排出することができる。なお、本実施の形態では、2本の溝部を形成しているが、ハウジング内の空気を確実に排出できるのであれば、溝部は1本でも3本以上でもよいのはもちろんである。
次に、ピストン5の形状について説明する。図5はピストン5の側面図であり、図6はピストン5の正面図であり、図7は第2の仮想面S2に沿ってピストン5を切断し、円環状接触部43の一部とその周囲を拡大した断面図である。ピストン5は、円環状接触部43と一対の非接触部39及び41とを備えている。円環状接触部43は、第1の通路17に挿入された状態で第1の内壁面19と接触する。一対の非接触部39及び41は、円環状接触部43の外径寸法よりも外径寸法が小さく形成されており、第1の通路17に挿入された状態で円環状接触部43を中心にして第1の仮想中心線L1が延びる方向に形成されている。ピストン5に一対の非接触部39及び41を設けることにより、挿入時のピストン5の仮配置をすることができる。さらに、一対の非接触部39及び41を面対称となる形状に形成することにより、挿入口7からピストン5を挿入する際に、どちらの非接触部側からでも挿入することができる。なおピストン5とハウジング3との接触面積が少ないため、ハウジング3とピストン5とは、同じ樹脂材料によって、それぞれ一体に形成しても、ピストン5の滑りが悪くなることはない。
一対の非接触部39及び41は、円環状接触部43に隣接する環状の非接触面45を有している。環状の非接触面45は、その直径寸法が、第1の内壁面19の径寸法の90%以上になっている。このように環状の非接触面45を形成することにより、第1の内壁面19への収まりがよくなり、確実にピストン5の仮配置ができるようになる。一対の非接触部39及び41の端部47の形状は、第3の通路25を囲む第3の内壁面27と面接触するように定められている。このように一対の非接触部39及び41の端部47の形状を定めることにより、より多くの量の歯科用粘性材料を無駄なく排出することができる。本実施の形態では、端部47は截頭円錐形状に形成されており、図3に示すように、ピストン5を排出口9側に完全に押し込んだ状態において、第3の内壁面27の上側(角部分29aと向かい合う側)の面27aと、端部47の円錐面の上側の面47aとが面接触をしている。
ピストン5の第1の通路17に挿入される側の端面49から円環状接触部43との間の距離は、溝部35及び37の第1の通路17側の端部51及び53と第1のセクション11の挿入口7側の端部55との間の距離と等しい。このように構成することにより、ピストン5が完全に第1の通路17内に挿入された時点において、空気の排出を完了することができる。また、第1の仮想中心線L1を面内に含み且つ第1の仮想面S1と直交する第2の仮想面S2に沿って前記ピストンを切断したときに、円環状接触部43が円弧形状の頂点に位置するように一対の非接触部39及び41の形状が定められている。このように一対の非接触部39及び41を形成することにより、ピストン5とハウジング3の接触面積を減らすことができ、少ない力で歯科用粘性材料を押し出すことができる。
上記実施の形態では、ハウジング3とピストン5を同じ材質で形成したが、両者を異なる材質で形成してもよいのは勿論である。
また上記実施の形態では、排出口9を露出させた状態にしてあるが、排出口9を塞ぐことができるキャップを第3のセクション15に嵌めるようにしてもよいのは勿論である。その場合、キャップの脱落を防止するために、第3のセクション15の外周部とキャップとの間に係合構造を設けてもよい。
本発明によれば、挿入口からピストンを挿入する際に第1の通路内の空気を排出する溝部を形成したので、挿入口からピストンを挿入する際に第1の通路内の空気を溝に誘導することができる。その結果、確実にハウジング内の空気を排出することができる。
1 歯科用粘性材料収容容器
3 ハウジング
5 ピストン
7 挿入口
9 排出口
11 第1のセクション
13 第2のセクション
15 第3のセクション
17 第1の通路
19 第1の内壁面
21 第2の通路
23 第2の内壁面
25 第3の通路
27 第3の内壁面
27a 面
29 連続した角部
29a 角部分
31 壁部分
33 凹部
35,37 溝部
39,41 非接触部
43 円環状接触部
45 環状の非接触面
47 端部
47a 面
49 端面
51,53 端部
55 端部
L1 第1の仮想中心線
L2 第2の仮想中心線
S 仮想面
S1 第1の仮想面
S2 第2の仮想面

Claims (4)

  1. 一端に挿入口を有し該挿入口から第1の仮想中心線に沿って延び且つ横断面形状が前記第1の仮想中心線を中心とする円形をなす第1の通路を囲む第1の内壁面を備えた第1のセクションと、
    一端に排出口を有し該排出口から前記第1の仮想中心線と交差する第2の仮想中心線に沿って延び且つ横断面形状が前記第2の仮想中心線を中心とする円形をなす第2の通路を囲む第2の内壁面を備えた第2のセクションと、
    前記第1のセクションと前記第2のセクションとの間に位置して、前記第1の通路と前記第2の通路とを連通する第3の通路を囲む第3の内壁面を備えた第3のセクションとを備えたハウジングと、
    少なくとも前記第1の通路内を移動して、少なくとも前記第1の通路内に収容された粘性材料を前記第2及び第3の通路を通して前記排出口から押し出すピストンとを備えた粘性材料収容容器であって、
    前記ピストンは、前記第1の内壁面と接触する1つの円環状接触部と、前記第1の通路に挿入された状態で前記円環状接触部を中心にして前記第1の仮想中心線が延びる方向の両側に前記円環状接触部の外径寸法よりも外径寸法が小さい一対の非接触部を備えており、
    前記一対の非接触部は、前記円環状接触部を面内に含み且つ前記第1の仮想中心線と直交する第1の仮想面に対して面対称となる形状を有しており、
    前記ハウジングの前記第1のセクションには、前記挿入口から前記ピストンを挿入する際に前記第1の通路内の空気を排出する少なくとも1本の溝部が前記第1の通路と連通するように形成されており、
    前記少なくとも1本の溝部は前記挿入口と連通して前記第1の仮想中心線に沿って延びており、
    前記少なくとも1本の溝部の前記第1の仮想中心線に沿う長さ寸法並びに前記非接触部の長さ寸法は、前記円環状接触部が前記溝部を越える位置まで挿入された時点まで、前記ハウジング内の空気が前記少なくとも1本の溝部を通して外部に排出されるように定められており、
    前記一対の非接触部は、前記円環状接触部に隣接して、直径寸法が前記第1の内壁面の径寸法の90%以上である環状の非接触面を有しており、
    前記第1の仮想中心線を面内に含み且つ前記第1の仮想面と直交する第2の仮想面に沿って前記ピストンを切断したときに、前記円環状接触部が円弧形状の頂点に位置するように前記一対の非接触部の形状が定められていることを特徴とする粘性材料収容容器。
  2. 前記少なくとも1本の溝部の前記第1の通路側の端部と前記第1のセクションの前記挿入口側の端部との間の距離が、前記ピストンの前記第1の通路に挿入される側の端面から前記円環状接触部との間の距離に等しい請求項1に記載の粘性材料収容容器。
  3. 前記一対の非接触部の端部の形状は、前記第3の通路を囲む前記第3の内壁面と面接触するように定められている請求項1または2に記載の粘性材料収容容器。
  4. 前記ハウジングと前記ピストンとは、同じ樹脂材料によって一体に形成されている請求項1に記載の粘性材料収容容器。
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