JP6253489B2 - 軸流タービン - Google Patents
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Description
第1の実施形態に係る軸流タービンについて、図3〜図6を参照して説明する。図3は、第1の実施形態に係る軸流タービンにおける最上流のタービン段落の断面図を示している。
次に、本発明の第2の実施形態に係る軸流タービンについて図8を参照して説明する。第1の実施形態との相違点の一つは、第2の実施形態では、冷却室S1,S2から主流路に漏出する冷却媒体の量をさらに減らすためのシール構造が設けられる点である。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
次に、本発明の第3の実施形態に係る軸流タービンについて図11を参照して説明する。第2の実施形態との相違点の一つは、第3の実施形態では、シールピン等のシール部材を用いずに、冷却室S1,S2から主流路に漏出する冷却媒体の量をさらに減らすためのシール構造を形成する点である。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
Claims (13)
- 回転中心軸に沿って延びるロータ本体部、および、前記ロータ本体部の外周面に前記回転中心軸方向に所定の間隔で凸設された複数のロータディスク部を有するタービンロータと、
前記各ロータディスク部に設けられたタービン動翼と、
内部に前記タービンロータが回転自在に設けられたケーシングと、
互いに隣り合う前記タービン動翼の間に位置し、前記ケーシングの内周面に設けられたタービンノズルと、
前記タービンノズルと前記ロータ本体部との間に設けられ、前記ロータディスク部間における前記ロータ本体部の外周面を環状の冷却空間を介して包囲する遮熱板、および、前記遮熱板に一端部が接続され、前記ロータディスク部間のロータ本体部に他端部が接続され、前記環状の冷却空間を第1の冷却室と第2の冷却室に区画する区画壁を有する遮熱部材と、
を備え、
前記タービンロータには、前記第1の冷却室に冷却媒体を導入する導入流路、および、前記第2の冷却室から冷却媒体を排出する排出流路が設けられ、
前記遮熱板の内部には、前記第1の冷却室と前記第2の冷却室を連通させる冷媒流通孔が設けられていることを特徴とする軸流タービン。 - 前記遮熱板の外表面に設けられ、前記遮熱板よりも熱伝導率が低い熱絶縁層をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の軸流タービン。
- 前記タービン動翼の前記遮熱板に対向する側面、または前記遮熱板の側面には、前記回転中心軸の周方向に延びる第1のシール部材設置溝が形成され、前記第1のシール部材設置溝内にはシール部材が配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の軸流タービン。
- 前記第1のシール部材設置溝は、底部から前記ケーシング側に向かって広がるように傾斜した傾斜面を有し、前記第1のシール部材設置溝内には前記シール部材としてシールピンが配置されていることを特徴とする請求項3に記載の軸流タービン。
- 前記第1のシール部材設置溝内には前記シール部材としてシールピンが配置され、前記第1のシール部材設置溝と前記シールピンとの間に弾性部材が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の軸流タービン。
- 前記第1のシール部材設置溝内には前記シール部材として、自身が有する復元力により前記遮熱板の側面に当接するシールバネが配置されていることを特徴とする請求項3に記載の軸流タービン。
- 前記タービン動翼の前記遮熱板に対向する側面には、前記遮熱板の端部の外表面を覆う環状突起部が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の軸流タービン。
- 前記遮熱部材は、第1の遮熱板および第1の区画壁を有する第1の遮熱部材と、第2の遮熱板および第2の区画壁を有する第2の遮熱部材とを、前記タービンロータの回転中心軸方向に組み合わせたものとして構成され、
互いに隣り合う一対の前記タービン動翼のうちの一方のタービン動翼に設けられた環状突起部が前記第1の遮熱板の端部を覆い、他方のタービン動翼に設けられた環状突起部が前記第2の遮熱板の端部を覆うことを特徴とする請求項7に記載の軸流タービン。 - 前記遮熱板の前記端部には、タービンロータ回転時における前記端部に作用する遠心力を増大させるための重りが設けられていることを特徴とする請求項7または8に記載の軸流タービン。
- 前記遮熱部材は、各々が遮熱板構成部および区画壁構成部を有する複数の遮熱部材構成部材を、前記タービンロータの回転中心軸の周方向に組み合わせたものとして構成され、
互いに隣り合う前記遮熱板構成部間の対向面の一方の面には、前記回転中心軸の方向に延びる第2のシール部材設置溝が形成され、前記第2のシール部材設置溝内にはシール部材が配置されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の軸流タービン。 - 前記第2のシール部材設置溝は、底部から前記ケーシング側に向かって広がるように傾斜した傾斜面を有し、前記第2のシール部材設置溝内には前記シール部材としてシールピンが配置されていることを特徴とする請求項10に記載の軸流タービン。
- 前記第2のシール部材設置溝内には前記シール部材としてシールピンが配置され、前記第2のシール部材設置溝と前記シールピンとの間に弾性部材が設けられていることを特徴とする請求項10に記載の軸流タービン。
- 前記第2のシール部材設置溝内には前記シール部材としてシールバネが配置され、前記シールバネは自身が有する復元力により、互いに隣り合う前記遮熱板構成部間の対向面の他方の面に当接することを特徴とする請求項10に記載の軸流タービン。
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JP2014080398A JP6253489B2 (ja) | 2014-04-09 | 2014-04-09 | 軸流タービン |
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