JP2016211556A - ガスタービンのためのロータブレード - Google Patents

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Abstract

【課題】より良好なスキーラ冷却性、安定性、耐用期間を有するロータブレードを提供すること。【解決手段】ガスタービン100のためのロータブレード1であって、圧力側壁2と吸引側壁4と、先端部キャップ6と、壁2,4および先端部キャップ6の内面20,22,24によって形成されるキャビティ18と、壁2,4から半径方向に延在するスキーラ8と、を備え、先端部キャップ6の外側表面とスキーラ8とによって半空間10が形成され、かつ、キャビティ18からスキーラ8の外側へ向かって冷却チャネル12が延びている、ロータブレード1は、より良好なスキーラ冷却性と安定性と耐用期間とを有するよう設計される。このために、先端部キャップ6は、半空間10から先端部キャップ6内に広がる凹部を有し、凹部16が、冷却チャネル12を、キャビティ18と連通する第1の部分28と、外側空間14と連通する第2の部分30とに区分する。【選択図】図2

Description

本発明は、ガスタービンのためのロータブレードであって、圧力側壁および吸引側壁と、先端部キャップと、圧力側壁の内面と吸引側壁の内面と先端部キャップの内面とによって形成されるキャビティと、圧力側壁および吸引側壁から半径方向に延在するスキーラと、先端部キャップの外面とスキーラの外面とによって形成される半空間と、キャビティからスキーラへ延びる冷却チャネルと、を備えるロータブレードに関するものである。
上述のタイプのロータブレードは、高温ガス流のエネルギーを回転エネルギーに変換するためのガスタービンで使用される。これらロータブレードは一般的にブレード翼形を有しており、冷却空気を供給するための1つ以上のキャビティが該ブレードエアフォイルを貫通する。ブレードエアフォイルは、圧力側壁と吸引側壁とを有しており、その先端部は先端部キャップによって閉じられる。多くの場合に、先端部キャップには(ガスタービンの軸に対して)半径方向に広がる周辺スキーラが設けられている。スキーラは、半径方向に圧力側壁および吸引側壁を延長する。
現在、タービンロータブレードは、一体構造となるように鋳造によって製造されており、1つの材料から形成される。これらタービンロータブレードは、ブレード材料を高温ガス温度から保護するためにかつブレード材料の酸化を防止するために、作動中は基本的に冷却されている。タービンブレードのための実績のある成功した冷却構造として内部冷却が挙げられる。これに関して、液体のまたは気体の冷却流体−通常はタービンの圧縮機から供給される空気−が、上述のキャビティ内を流動する。
これには、上記スキーラが、比較的薄手の壁を有しかつブレード内部の冷却空気から比較的遠くなると言う問題がある。こうした理由から、スキーラはとりわけ高温のガス流に曝されてしまう。先端部領域の冷却を確実にするために、冷却チャネルが、ブレード内のキャビティから先端部キャップを通ってスキーラの外側まで延びている。冷却流体はこれら冷却チャネルを通って流出し、それによってスキーラは冷却される。そうした構造は例えば特許文献1から公知となっている。
さらに特許文献2には、内面への、つまりスキーラのうち冷却チャネルを中断する凹部からなる半空間に面する側へ導入することが開示されている。これは実際に冷却効果を高める。しかしながら、スキーラの安定性を低減するとの欠点を有する。これによって凹部の利用可能な長さが制限される。
欧州特許第1057970号明細書 欧州特許第1267041号明細書
本発明は、ここでは、冒頭で述べたタイプの、スキーラのより良好な冷却性を有すると同時にさらに良好な安定性および耐用期間を有するロータブレードを特定することを目的とする。
この目的は、先端部キャップが、半空間から先端部キャップ内に延在する凹部を有しており、該凹部が、冷却チャネルを、キャビティと連通する第1の部分と外側空間と連通する第2の部分とに区分する、本発明によって達成される。
本発明は、冷却チャネルを中断するがスキーラの安定性を低減させない凹部を提供することによってロータブレードの耐用期間をさらに向上できるという考察に基づく。このため、凹部は先端部キャップへ向けて半径方向に広がっており、スキーラの厚さを低減させない。凹部は、ブレード内のキャビティからスキーラの外側へ向けて延びる冷却チャネルへ向けて広がっており、それにより冷却チャネルは第1の部分と第2の部分とに区分されている。
この場合、第1の部分は有利には凹部において流出開口を有しており、かつ/または第2の部分は有利にはスキーラの外側において流出開口を有する。そのためロータブレード内のキャビティからの冷却流体の流れは、初めに凹部に入り、半空間の内側を冷却する。ここでの冷却は非常に効率的である。冷却流体の流れは続いて第2の部分を通ってスキーラの外側まで流れる。運転中に優勢となる圧力差に起因して、逆流が発生するリスクつまり高温ガスが第2の部分を通って半空間に進入するリスクは存在しない。
ロータブレードの有利な1つの構造では、冷却チャネルは直線的なものである。この場合、冷却チャネル全体つまり第1および第2の部分は共通の直線上にある。これによって一方では、冷却チャネルの第1の部分から第2の部分への冷却流体の良好な貫流が可能となり、他方では、冷却チャネルをとりわけ簡単に導入でき、具体的には好ましくはレーザードリルを用いて第1および第2の部分の両方を1工程で導入できる。レーザーは、スキーラの外側に取り付けられ、ロータブレード内のキャビティへ向かう凹部に穴をあける。
ロータブレードの別の有利な実施形態では、凹部は、ロータブレードの圧力側壁に沿ってまたは吸引側壁に沿って溝の形態で延在する。冷却流体が冷却チャネルから溝の長さに沿って拡散可能となりかつスキーラの均等な冷却を提供できるため、とりわけ均一な冷却が実現される。凹部が吸引側壁に沿って延在することは、圧力状況に関して特に有利となる。
この場合、有利には、凹部の1つの側壁が圧力側壁または吸引側壁の内面へと直線的に移行する。これはとりわけ簡単な成形鋳造を可能にする一方で、凹部またはスキーラにおける溝における冷却流体の冷却作用をさらに向上させる。
1つの有利な構造において、ロータブレードは、キャビティからスキーラの外面まで延びる複数の冷却チャネルを有しており、凹部は、複数の冷却チャネルの各々を、キャビティと連通する第1の部分と、外側空間と連通する第2の部分とに区分する。このとき複数の冷却チャネルは同一である。こうしたタイプの複数の冷却チャネルを提供することによって冷却効果がさらに向上される。
ガスタービンのためのロータは有利にはそうしたロータブレードを備える。
ガスタービンは有利にはそうしたロータを備える。
発電施設は有利にはそうしたガスタービンを備える。
本発明によって得られる利点は特に、冷却チャネルをスキーラの外側へと分割する半径方向凹部を先端部キャップに導入することによって、とりわけ良好な冷却効果と同時にスキーラの高い安定性を実現するという点にある。凹部は、ロータブレードの製造中の発生し得るケーシングの格差もかかわらず、冷却流体流出部を保証するよう役立つ。加えて、冷却流体はより少ない圧力損失しか受けない。半空間に開口する冷却チャネルが凹部に開口し、それによって外部の高温ガスからさらに良好に保護されるため、耐用期間がさらに増大する。
本発明の例示的な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
第1の実施形態におけるロータブレードの先端部の、半径方向から見た図を示す。 図1による、ロータブレードの先端部領域の線I−Iに沿った断面図である。 第2の実施形態におけるロータブレードの先端部領域の断面図である。 ガスタービンを通る部分的な長手方向断面図を占めす。
すべての図面において同じ部分には同じ参照符号が付与される。
図1は、半径方向外側から見たロータブレード1の図である。このロータブレードは、圧力側壁2と、吸引側壁4と、ロータブレード1の半径方向端部における先端部キャップ6と、を有する。先端部キャップ6の内面と圧力側壁2の内面と吸引側壁4の内面とが、ロータブレード1内にキャビティを形成する(ここでは図示せず)。冷却流体(一般的にはタービンの圧縮機から供給される空気)が、キャビティ内を循環して、対流によって圧力側壁2および吸引側壁4を内側から冷却する。
図1には特に、ロータブレード1の先端部領域が、ガスタービンのケーシングとの接触時にブレードの先端部領域が破損することを防止するスキーラ8を備えることが示される。スキーラ8は、同じ周辺高さにおいて圧力側壁2および吸引側壁4から半径方向に延在する。スキーラ8は、先端部キャップ6とともに半空間10を形成する。
複数の冷却チャネル12が、ロータブレード内部のキャビティからスキーラ8を通って、スキーラ8のうち外側空間14に面する側まで延在する。これは図1には図示しないが、図2により明瞭に図示する。冷却流体は、これらチャネル12を通って流れ、内部冷却によってスキーラ8を冷却する。続いて冷却流体は、冷却チャネル12から外面における流出開口を通るように流れ、スキーラ8の外側周囲を流れることによってスキーラ8を冷却し、最終的にガスタービンの漏出流と混ざり合う。
吸引側壁4に平行な溝の様式で半径方向内側に延在する凹部16が、先端部キャップ6に導入される。凹部16は吸引側壁4に近接する冷却チャネル12を分割する。これについて以下では図2を参照して説明する。
図2には、圧力側壁2および吸引側壁4を備えるロータブレード1の先端部領域の、線I−Iに沿った断面図を示す。図2から明らかなように、ロータブレード1内のキャビティ18は、圧力側壁2の内面20と吸引側壁4の内面22と先端部キャップ6の内面24とによって形成される。冷却チャネル12は上述のようにキャビティ18からスキーラ8の外側まで延在する。冷却チャネル12は全体的に直線的でありかつレーザードリルによって導入される。冷却チャネル12は、凹部16によって、キャビティ18から凹部16における流出開口32まで延在する第1の部分28と、凹部16からスキーラ8の外側における流出開口34まで延在する第2の部分30とに分割されている。
図1に示される冷却チャネル12のすべてが同一であり、凹部16に向けて開口される。この場合には、凹部16は、ケーシングによって最も適切に製造される丸みのあるまたは湾曲した側壁を考慮して設計されている。
図3に示される第2の実施形態は、図2とは異なる部分に関してのみ説明すると、チップ除去形成法を用いて最も経済的に製造される矩形状の凹部16を有する。どちらの形状も冷却流体の流れおよび冷却の有効性の観点から見ると適切である。図3の実施形態では、凹部16の1つの側壁36が吸引側壁4におけるスキーラ8の内側38へと直線的に移行する。
最後に、図4にガスタービン100の部分的な長手方向断面図を示す。タービンは、流動する流体(液体または気体)の内部エネルギー(エンタルピー)を回転エネルギーへ、最終的には機械的な駆動エネルギーへと変換するターボ機械である。
その内部ではガスタービン100が、タービンロータとも称されるロータ103を有しており、ロータ103は、ロータ103が回転軸102(軸方向)の周りで回転可能なように取り付けられている。ロータ103に沿って、吸気ハウジング104、圧縮機105、複数の同軸状に配置されたバーナー107を備えるトロイダル燃焼チャンバ110(とりわけ環状燃焼チャンバ106)、タービン108、および排ガスハウジング109が連続的に配置される。
環状燃焼チャンバ106は環状高温ガスダクト111に連通している。そこでは例えば4つの直列接続されたタービン段112がタービン108を形成する。各タービン段112は2つのブレードリングから形成される。作動媒体113の流動方向から見ると、高温ガスダクト111内には、1列のステータブレード115に続いてロータブレード1から形成される列125が配置される。ブレード120、130は航空機翼形と同様のわずかに湾曲した形状を有する。
これに関して、ステータブレード130はステータ143に固定される一方で、列125のロータブレード120はタービンディスク133を用いてロータ103に係合されている。そのためロータブレード1はロータまたはスプール103の一部を構成する。発電機(図示せず)がロータ103に連結される。
ガスタービン100の運転中に、圧縮機105は吸気ハウジング104を介して空気135を吸入して圧縮する。圧縮機150のタービン側の端部に提供された圧縮空気は、バーナー107へ供給され、そこで燃料と混合される。続いてこの混合物は燃焼チャンバ110で燃焼されて、作動媒体113が形成される。そこから作動媒体113は高温ガスダクト111に沿って流動して、ステータブレード130およびロータブレード1を通過する。
流体の流れが−できる限り乱流のない層流となるように−タービンブレード1,130の周りを流れると、流体の流れの内部エネルギーの一部がそこから抽出されて、タービン108のロータブレード1によって取り出される。続いてこれらロータブレード1はロータ103を回転させ、それによって初めて圧縮機105が駆動される。利用可能なパワーが発電機(図示せず)に提供される。
ガスタービン100の運転中、高温の作動媒体113に曝される構成要素は熱応力を受ける。第1のタービン段112のステータブレード130およびロータブレード1は、作動媒体113の流れ方向から見て、環状燃焼チャンバ106のライニングである遮熱タイルとともに、最も大きな熱応力を受ける。高い負荷は非常に耐久性の高い材料を必要とする。そのためタービンブレード1,130はチタン合金、ニッケル超合金またはタングステン−モリブデン合金から形成される。これらブレードの温度に対する耐久性や孔食などのエロージョンに対する耐久性を高めるために、ブレードは、コロージョンに対するコーティング(MCrAlX;M=Fe,Co,Ni,レアアース)および熱に対するコーティング(熱バリアコーティング、例えばZrO2,Y2O4−ZrO2)を用いて保護される。熱保護のためのコーティングは熱バリアコーティングまたは略してTBCと称される。高い耐熱性を有するブレードを提供するための他の手段は高機能な冷却チャネルシステムで構成される。この技術はステータブレードおよびロータブレード1,130のいずれにも使用される。
ステータブレード130の各々は、タービン108の内側ケーシング138に面するプラットフォームとも称されるステータブレードの翼根(ここでは図示せず)と、ステータブレードの翼根とは反対側に位置するステータブレード先端部とを有する。ステータブレード先端部は、ロータ103に面しており、かつステータ143のシーリングリング140に固定される。シーリングリング140の各々がロータ103のシャフトを包囲する。さらに各ロータブレード1はそのようなロータブレード翼根を有するが、ロータブレード先端部で終端している。この先端部は、図1から図3に図示される実施形態に基づいて構成される。
1 ロータブレード
2 圧力側壁2
4 吸引側壁
6 先端部キャップ
8 スキーラ
10 半空間
14 外側空間
16 凹部
18 キャビティ
28 第1の部分
30 第2の部分
34 流出開口
36 側面
100 ガスタービン
103 ロータ
104 吸気ハウジング
105 圧縮機
106 環状燃焼チャンバ
107 バーナー
108 タービン
109 排ガスハウジング
110 トロイダル燃焼チャンバ
111 高温ガスダクト
113 作動媒体

Claims (10)

  1. ガスタービン(100)のためのロータブレード(1)であって、
    圧力側壁(2)および吸引側壁(4)と、先端部キャップ(6)と、前記圧力側壁(2)と前記吸引側壁(4)と前記先端部キャップ(6)との内面(20,22,24)によって形成されるキャビティ(18)と、前記圧力側壁および吸引側壁(2,4)から半径方向に延在するスキーラ(8)と、を備えており、
    前記先端部キャップ(6)の前記外側表面と前記スキーラ(8)とによって半空間(10)が形成され、かつ、
    前記キャビティ(18)から前記スキーラ(8)の前記外側へ向かって冷却チャネル(12)が延びており、
    前記先端部キャップ(6)は、前記半空間(10)から前記先端部キャップ(6)内に広がる凹部を有しており、前記凹部(16)は、前記冷却チャネル(12)を、前記キャビティ(18)と連通する第1の部分(28)と、前記外側空間(14)と連通する第2の部分(30)とに区分することを特徴とするロータブレード(1)。
  2. 前記第1の部分(28)は前記凹部(16)において流出開口(32)を有することを特徴とする請求項1に記載のロータブレード(1)。
  3. 前記第2の部分(30)は前記スキーラ(8)の前記外側に流出開口(34)を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のロータブレード(1)。
  4. 前記冷却チャネル(12)は直線状であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のロータブレード(1)。
  5. 前記凹部(16)は、前記ロータブレード(1)の前記圧力側壁(2)に沿ってあるいは前記吸引側壁(4)に沿って溝の様式で延在していることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のロータブレード(1)。
  6. 前記凹部(16)の1つの側面(36)は、前記スキーラの前記内面(38)に直線的に移行することを特徴とする請求項5に記載のロータブレード(1)。
  7. 前記キャビティ(18)から前記スキーラ(8)の前記外側へ延びる複数の冷却チャネル(12)を有しており、
    前記凹部(16)は、前記複数の冷却チャネル(12)の各々を、前記キャビティ(18)と連通する第1の部分(28)と、前記外側空間(14)と連通する第2の部分(30)とに区分することを特徴とする請求項5または請求項6に記載のロータブレード(1)。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のロータブレード(1)を備えることを特徴とするガスタービン(100)のためのロータ(103)。
  9. 請求項8に記載のロータ(103)を有することを特徴とするガスタービン(100)。
  10. 請求項9に記載のガスタービン(100)を有することを特徴とする発電施設。
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